ゲーミングPC選びの完全ガイド 2019
2019.12.03 価格・パーツ情報を更新(Ryzen 9 3950X搭載可能PCなど)
ゲーマーのためのゲーミングPC選び
かれこれ10年以上もPCゲームに勤しんできた現役PCゲーマーである筆者が、これまで検証・テスト・レビューしてきた数あるデスクトップPC製品から、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
BTOパソコンから自作パソコンまで保有している筆者ですが、ここでは学生でも購入できそうな価格の安い製品から、コア向けのハイスペックな製品、購入して到着後すぐにゲームができるようなゲーミングPCを紹介しています。
軽いゲームだけならノートPCでも十分なタイトルはありますが、負荷の高いゲームを最高設定でプレイしたり、高解像度、高リフレッシュレート環境、さらには同時に実況、ライブ配信したりするには、冷却性と性能面に優れたデスクトップ型のゲーミングPCがおすすめです。
ピックアップ人気製品
目次
ゲーミングPCとは?
グラフィックカードを搭載している
ゲーミングPCとは、3Dゲームができるほど性能が高いPCのことで、具体的にはCPU内蔵のグラフィックスではなく、GeForce GTXシリーズなどの"専用"グラフィックスを搭載したPCのことです。このグラフィックカードが映像処理をし、画面に映像を映し出します。CPUも性能の高いものを搭載していることがほとんどです。
冷却性能が高い
高性能なグラフィックスは、ゲームをするとかなりの熱を発します。そのため、冷却機構が大事になってきます。ゲーミングPCの場合、ケース内の冷却性能を高めるためにクーラーを多く搭載していたり、通気性を高めるためにケース自体がメッシュ構造だったりなど、冷却性を高める構造になっているのがほとんどです。グラフィックカード自体にも性能の高い冷却ファンが搭載されています。
デザインがかっこいい
最近ではゲーミングPCと言えば、ケース自体がスタイリッシュなデザインで、LEDがギラギラと発光したり、グラフィックカードやマザーボードなどのパーツ自体が発光したり、ド派手なデザインが多いです。それとは逆に、LEDが一切ないシンプルなデザインもあります。BTOでのゲーミングPCでは、サイドパネルを内部が見えるクリアパネルに変更したり、エイリアンウェアのような、ケース自体が独特なデザインのゲーミングPCもあります。
おすすめのグラフィックカード
最近ではフルHDを超えたプレイ環境が当たり前になりつつある
最近では、フルHD(1920×1080)解像度だけでなく、QHD(2560x1440)解像度や4K UHD(3840×2160)、さらにはウルトラワイド(3440×1440)など、フルHDを超えた高解像度環境でのゲームをプレイすることが多くなってきました。
さらには、シューティングゲームに至っては、モニターの60Hzを超え、120Hzや144Hzなどの高リフレッシュレート環境も当たり前になってきています。それに伴い、グラフィックカードの性能もどんどん上がり、新世代のRTX SUPERシリーズや、高性能なミドルクラスのGTX 1660 SUPERが登場し、数も多くなってきています。
現在のおすすめのグラフィックカードはこれ
現在のおすすめのグラフィックカードですが、価格を抑えたいならGTX 1650 SUPER、性能を求めるならGTX 1660 SUPERか、GTX 1660Tiがおすすめです。特にPUBGやAPEX、フォートナイトなどの軽いeスポーツタイトルを中心にプレイしたい方、ゲーミングPC初心者の方にはGTX 1650 SUPERがおすすめです。
今のところGTX 1660 SUPERがあれば、フルHD(1920×1080)環境ならほとんどのゲームが最高設定で快適に動作するので、まず困ることはありません。ほとんどの人気タイトルがプレイできます。
高リフレッシュレート環境や高解像度環境、グラフィックに妥協をしたくないなら、、リアルタイム レイトレーシングやDLSSに対応した、RTXシリーズがおすすめです。ただし、価格もそれなりに高くなります。
グラフィックカードの選び方
下記の表は新世代の各グラフィックカードをクラス、性能順に並べたものです。すべてがNVIDIAのGeForceシリーズですが、AMD Radeonシリーズもレビューする機会があれば、下表に掲載します。表でのグラフィックカードは上にいくほど性能は高く、発熱や消費電力、価格も高くなります。ゲーム解像度別でプレイ快適度も個人的に評価しているので、グラフィックカード選びの参考にしてください。
グラフィックカードを実際に触ってきた筆者が、独自でクラス分けをし、解像度ごとに快適にプレイできるか否かを判断したものになります。特に「バトルフィールドV」などの中程度くらいの負荷のゲームをプレイする場合を想定した表になります。
クラス | グラフィックカード | 1920×1080 | 2560x1440 | 3840×2160 |
---|---|---|---|---|
ハイエンド | RTX 2080Ti |
◎ | ◎ | ◎ |
RTX 2080 SUPER | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 2080 | ◎ | ◎ | ◎ | |
RTX 2070 SUPER | ◎ | ◎ | ○ | |
RTX 2070 | ◎ | ◎ | ○ | |
ハイ | RTX 2060 SUPER | ◎ | ◎ | △ |
RTX 2060 | ◎ | ◎ | △ | |
ミドルハイ | GTX 1660Ti | ◎ | ○ | ☓ |
GTX 1660 SUPER | ◎ | ○ | ☓ | |
ミドル | GTX 1660 | ◎ | △ | ☓ |
GTX 1650 SUPER New! | ◎ | ☓ | ☓ | |
ミドルロー | GTX 1650 | ○ | ☓ | ☓ |
△・・・設定を下げれば何とかプレイ可能 ☓・・・ほぼプレイ不可能
3Dベンチマークソフト「3DMARK - Time Spy」のスコアをグラフィックカード別に表にしたものです。「Time Spy」自体がそこそこ負荷があるので、スコアがおよそ3000以上もあれば、中程度の負荷のゲームも、高設定で快適に動作します。
ゲーミングPCの選び方
ゲーミングPCのパーツの選び方を簡単に解説します。
CPUの選び方
CPUにはインテル製とAMD製があり、これまではインテル製がシェア率のおよそ9割を占めていましたが、AMDの第3世代Ryzenプロセッサーの登場により、現在AMD製のシェア率がぐんぐん伸びています。
性能の高いCPUほどコア/スレッド数が多いですが、多いほどゲームでのパフォーマンスが上がるというわけではありません。特にゲーミングPCではインテル製ではCore i7-9700K、AMDではRyzen 7 3700Xを選択するのがおすすめです。
下記の表は各CPUのCINEBENCH R15のスコア比較です。CPU選びの参考にしてください。
グラフィックカードの選び方
前述しましたが、初心者ならGeForce GTX 1660がおすすめです。1920x1080の解像度でプレイするならこれで十分でしょう。余裕をもって選ぶならGTX 1660Tiが良いと思います。価格を抑えたい方は、エントリーモデルのGTX 1650でもいいでしょう。
マルチモニターや4K液晶、高リフレッシュモニターでプレイするなら、RTX 2080TiやSLIなどのマルチGPU構成がいいと思います。プレイしたいタイトルが決まっているなら、ゲームレビュー記事からおすすめのグラフィックカードを紹介していますので、そちらを参考にしてください。
負荷の高いゲームを高画質でライブ配信したいという方は、ライブ配信ソフト「Xsplit」の場合、NVIDIAのグラフィックカードを2枚搭載していると、1枚をエンコードに割り当てることが最近のアップデートで可能になったので、SLI構成もおすすめです。
CPUクーラーの選び方
CPUクーラーは空冷式と水冷式があります。空冷式はファンで直接冷やす仕組みとなっており、価格が安く、メンテナンスもほとんど不要ですが、高い冷却性を求めるとなると、サイズは大きくなり、音も大きくなります。
水冷式はその名の通り、CPUを水の流動で冷やします。良く冷え、静音性も高いと言われていますが、最近だと空冷式とあまり変わりありません。ただ、サイズが小さくヒートシンクがいらないので、CPU周りの見栄えがスッキリします。また、BTOで選択できる水冷式は簡易水冷というメンテナンス不要の使い切りのもので、物にもよりますが、約3年程で中の冷却水が無くなり、交換になる場合が多いです。
静音性に関しては、CPUを冷やす冷却液も、ラジエータを通して結局はファンで冷やすことになります。自作経験のある筆者に言わせると、空冷式も水冷式も、静音性ではどちらもあまり変わりません。
ケース内部が見えるケースなど、見栄えも気にするなら水冷式。特にこだわりがない方は価格の安い空冷式で全く問題ないです。
ただし、排熱量の多いハイエンドなグラフィックカードを搭載している方は、CPUとグラフィックカードのダブル水冷式が長時間のゲームプレイでも熱の心配がなくプレイに専念できます。

メモリの選び方
ゲーミングPCにおいて、ゲームをサクサク動かすには、メモリ容量は多い方が良いです。16GBがおすすめですが、予算がなければ8GBでも構わないと思います。
デュアルチャネル(同じサイズのメモリの2枚挿し)にしたほうがCPU性能や、内蔵グラフィック性能がやや向上しますが、専用グラフィックカードを搭載する場合は、それほど気にしなくてもいいです。交換しやすいパーツなので、容量・速度に不満が出たら、後から換装してもいいでしょう。
電源ユニットの選び方
電源は搭載するグラフィックカードなどによります。ミドルクラスなら500Wでも足りると思います。ハイクラス以上を搭載するなら700Wは欲しいです。
あとは、80PLUS認定はもちろんですが、Bronzeなのかそれ以上なのかもチェックしましょう。今、BTOパソコンで標準搭載されているのはBronzeが多いと思いますが、SILVER、GOLDなど、より上の品質の電源がおすすめです。
ストレージの選び方
ストレージではSSDの搭載を強くおすすめします。ゲームのロード時間がHDDに比べてSSDの方が圧倒的に速いです。またゲームだけでなく他の作業も快適です。
SSDの容量は、最低でも240GB以上は欲しいです。容量が足りないなら、SSD+HDDの構成にすると良いでしょう。ゲームのインストール用にSSDを1台追加するのもありです。筆者はゲームインストール用に500GBのSSDを後から追加しました。
予算があれば、より高速なPCIe-NVMe M.2 SSDを搭載するのも良いでしょう。
PCケースの選び方
サイズの種類は大きい方からフルタワー、ミドルタワー、ミニタワー、スリムタワー、コンパクトタワーがあります。サイズが大きいほど、エアフロー効率が良く、拡張性、メンテナンス性が高いです。逆にサイズが小さいほどエアフロー効率が悪く、拡張性も低くなりますが、省スペースです。
人気なのはミドルタワーで、次にミニタワーです。ケースファンはフロント側にもあると、グラフィックカードを直接冷却しやすいです。あとは振動を吸収するゴム足の種類や、裏面配線できるかや、掃除がしやすいかなどをチェックすると良いでしょう。また、騒音(動作音)がうるさいかどうかも各レビュー記事でチェックすると良いと思います。

デザインも重要です。PCケースにもファッションと同じで、流行があります。側面パネルがアクリルやガラスパネルになっていて、PC内部が見えるモデルがPCゲーマーには人気です。最近では光学ドライブを搭載するスペースのないドライブレスでスッキリした見た目のケースが増えてきています。

価格の安い初心者向けのゲーミングPC
ゲーミングPCを購入したことがないという方や、ゲーミングPCについてあまりよく分からないという、初心者の方におすすめのゲーミングPCの紹介です。大き過ぎず、小さ過ぎないミニタワーケース、価格も比較的安く、サポートもしっかりしているメーカーをおすすめします。フルHD(1920×1080)解像度で幅広くゲームがしたいということなら、GeForce GTX 1660がおすすめです。

サイズ | ミニタワー |
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CPU | ~ Core i7-9700 ~ Ryzen 5 3600X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2070 SUPER |
価格 | 6万円台(税抜)~ |
ミニタワーのKTMケースを採用したGALLERIAは、長いグラフィックカードも搭載可能な高性能なゲーミングPCです。
注文してから出荷されるまで2日という短納期も魅力です。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i5-8400 |
GPU | GeForce GTX 1050Ti |
価格 | 12万円台(税抜)~ |
GALLERIA GAMEMASTERのミニタワーモデルです。デザイン性、冷却性、静音性、利便性に優れた新筐体のゲーミングPCです。
40タイトル以上のゲームの動作をサポートしており、24時間365日のサポートも完備しているので、PCゲーム初心者も安心です。

サイズ | ミニタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900K ~ Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
ゲーマーの意見を全面的に採り入れて開発された、新筐体のゲーミングPCです。
派手なLEDやエッジなど、無駄なものを省いたシンプルなデザインで、価格も安いです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | ~ Core i7-9700K ~ Ryzen 7 3700X |
GPU | CPU内蔵 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 5万円台(税抜)~ |
パソコン工房のミニタワーPCケースを採用した安価なゲーミングPCです。
ケース内部は安っぽいものの、CPUやグラフィックカードの選択肢が多く、ハイクラスのスペックの構成を組むことも可能です。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i5-8400 ~ Core i7-9700 |
GPU | CPU内蔵~ GeForce GTX 1660 Ti |
価格 | 6万円台(税抜)~ |
フロントパネルがかっこいい、レノボのミニタワーゲーミングPCです。
天面にはハンドルが付いており、無線LANも内蔵しているので、持ち運びが可能です。
細かいカスタマイズはできませんが、価格が安く、初心者にもおすすめです。
レビュー記事はこちら
当サイトおすすめのゲーミングPC
多くのPCを見てきた筆者がおすすめするゲーミングPCです。ここでは最も人気の高いミドルタワーサイズのゲーミングPCが中心です。ミドルタワーだと程よい大きさでメンテナンスがしやすく、エアフロー効率の良いケースが多いので、ハイエンドで大きめのグラフィックカードも選択できます。

サイズ | ミドルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900KF ~ Ryzen 9 3950X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 10万円台(税抜)~ |
性能の割には価格が安く、コストパフォーマンスに長けた製品です。
高性能グラフィックスとCPUが選択でき、細かなカスタマイズも可能です。注文してから出荷されるまで2日という納期の短さも魅力です。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
---|---|
CPU | Core i5-8400 Core i7-8700 |
GPU | GeForce GTX 1050Ti ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 12万円台(税抜)~ |
GALLERIA GAMEMASTERのミドルタワーモデルです。デザイン性、冷却性、静音性、利便性に優れた新筐体のゲーミングPCです。
40タイトル以上のゲームの動作をサポートしており、24時間365日のサポートも完備しているので、PCゲーム初心者も安心です。

サイズ | ミドルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900X ~ Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 10万円台(税抜)~ |
ゲーマーの要望を取り入れて生まれた新筐体のゲーミングPCです。
シンプルで重厚なデザインに、天面にはUSB3.0が4ポート、HDMI出力が備わっていて、利便性に優れています。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | Core i5-9400 ~ Core i9-9900K |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti / GeForce RTX 2080 SUPER SLI |
価格 | 12万円台(税抜)~ |
PCケースは小さくても高性能で、エイリアンウェアらしい未来的なデザインです。
イルミネーションが綺麗で、工具不要で簡単に内部にアクセスできる、メンテナンス性が高いのもグッドです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | Core i5-9400 ~ Core i9-9900K |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti GeForce RTX 2070 SUPER SLI GeForce RTX 2080 SUPER SLI |
価格 | 13万円台(税抜)~ |
全体的に丸みを帯びた新デザインを採用したALIENWARE AURORAです。
奥行きが短くコンパクトで、工具不要で簡単に内部にアクセスでき、メンテナンス性も高いです。
グラフィックカードの選択肢も多いです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900KF ~ Ryzen 9 3900X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 7万円台(税抜)~ |
ミドルタワーとしては価格が比較的安く、デザインも良く、PCケースの拡張性、メンテナンス性も割と高い、バランスのとれたゲーミングPCです。
グラフィックカードの選択肢も多いです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i9-9900K |
GPU | GeForce RTX 2080 SUPER |
価格 | 26万円台(税抜)~ |
フロントパネルがかっこいい、レノボのミニタワーハイエンドゲーミングPCです。
天面にはハンドルが付いており、無線LANも内蔵しているので、持ち運びが可能です。
LEDライティングに対応しており、フロントパネルと透過サイドパネル内部が点灯します。
レビュー記事はこちら
高レートモニターにおすすめのゲーミングPC
ゲーミングモニターとも呼ばれる、120Hz以上の高リフレッシュレートモニターにおすすめのゲーミングPCの紹介です。120Hz以上の高リフレッシュレート環境でゲームを動作させるには、平均フレームレートが120 fpsを超える必要があります。
そうなるとかなりハイスペックなグラフィックカードが必要になりますし、発熱も高くなります。そのため、SLI構成や冷却性に優れたフルタワーサイズのゲーミングPCがおすすめです。負荷の高いゲームや4Kなどの高解像度でのゲームプレイに向いています。

サイズ | ミドルタワー |
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CPU | Core i9-9900X Core i9-9980XE |
GPU | GeForce RTX 2060 ~ GeForce RTX 2080Ti GeForce RTX 2080Ti SLI |
価格 | 26万円台(税抜)~ |
性能の割には価格が安く、コストパフォーマンスに長けた製品です。
高性能グラフィックスとCPUが選択でき、細かなカスタマイズも可能です。注文してから出荷されるまで2日という納期の短さも魅力です。
レビュー記事はこちら
サイズ | フルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9980XE Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce GTX 1660Ti ~ GeForce RTX 2080Ti RX 5700 GeForce RTX 2080Ti SLI |
価格 | 16万円台(税抜)~ |
デザイン性と冷却性に優れたフルタワーゲーミングPCです。
4Kや高リフレッシュレートモニターでも、安定してゲームがプレイできます。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | Core i5-9400 ~ Core i9-9900K |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti / GeForce RTX 2080 SLI |
価格 | 12万円台(税抜)~ |
PCケースは小さくても高性能で、エイリアンウェアらしい未来的なデザインです。
イルミネーションが綺麗で、工具不要で簡単に内部にアクセスできる、メンテナンス性が高いのもグッドです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | Core i5-9400 ~ Core i9-9900K |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti GeForce RTX 2070 SUPER SLI GeForce RTX 2080 SUPER SLI |
価格 | 13万円台(税抜)~ |
全体的に丸みを帯びた新デザインを採用したALIENWARE AURORAです。
奥行きが短くコンパクトで、工具不要で簡単に内部にアクセスでき、メンテナンス性も高いです。
SLI構成も可能です。
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スリム・コンパクトなゲーミングPC
ミニタワーよりもさらに小さいスリム・コンパクトなゲーミングPCです。設置スペースが狭い方や、配信したり、イベントなどで持ち運ぶ場合にベストです。小さければ小さいほどカスタマイズ性や拡張性は落ちますが、下記で紹介するゲーミングPCは小さくても性能が高い製品ばかりです。

サイズ | コンパクト |
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CPU | Core i5-9400 Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce GTX 1660Ti |
価格 | 9万円台(税抜)~ |
コンパクトで省スペースながらも、大型で高性能なグラフィックカードを搭載することも可能なゲーミングです。
取っ手が付いており、持ち運びにも便利です。
レビュー記事はこちら
サイズ | スリムタワー |
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CPU | ~ Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080 SUPER |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
スリムで省スペースなので設置場所に困らず、フルサイズのグラフィックカードも搭載可能です。
ケースの排熱構造がしっかりしているため、冷却性も高いです。

サイズ | コンパクト |
---|---|
CPU | ~ Core i9-9900 |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080 SUPER |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
コンパクトなPCケースでありながら、GeForce GTX 1080Tiなどの高性能なグラフィックスを搭載することもできます。
CPUには水冷式クーラーを搭載することも可能です。
レビュー記事はこちら
サイズ | コンパクト |
---|---|
CPU | Core i7-9700K |
GPU | GeForce RTX 2060 SUPER |
価格 | 17万円台(税抜)~ |
コンパクトで天面が透過パネルになっており、1680万色LEDが点灯。
天面にはハンドルが付いており、無線LAN内蔵で持ち運びが可能です。価格も手ごろです。
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サイズ | コンパクト |
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CPU | Core i5-9400F ~ Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce GTX 1660Ti |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
コンパクトで天面が透過パネルになっており、赤色LEDが点灯。
天面にはハンドルが付いており、無線LAN内蔵で持ち運びが可能です。価格も手ごろです。
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パーツ選びが豊富なゲーミングPC
パーツ選びが豊富なBTOメーカー・ゲーミングPCの紹介です。コアな方や玄人向け、前もってパーツを吟味したい方向けです。パーツの選択肢ではサイコムが圧倒的ですが、PCケースも画像付きで選択できるパソコンショップ SEVENもおすすめです。自作したいけど、自分で組み立てている時間がない方などにも適していると思います。

サイズ | ミドルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900KF ~ Ryzen 9 3950X |
GPU | CPU内蔵 ~ GeForce RTX 2080Ti NVIDIA TITAN RTX |
価格 | 12万円台(税込)~ |
冷却性・拡張性・メンテナンス性に優れたCoolerMaster製のPCケースを使用し、信頼性の高い多くのパーツを選択可能です。
選択できるパーツには型番が明記されているため安心です。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | ~ Core i9-9900KF ~ Ryzen 9 3950X |
GPU | GeForce GTX 1050Ti ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 7万円台(税抜)~ |
ツクモは他のBTOメーカーと違い、ストレージや電源などのパーツの型番がある程度分かります。
価格も比較的安いので、安心して購入することが出来ます。

サイズ | 選択可 |
---|---|
CPU | ~ Core i9-9900K ~ Ryzen 9 3900X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 2080Ti |
価格 | 7万円台(税抜)~ |
パソコンショップ SEVENは、ほとんどのパーツを細かく指定することができます。
価格も比較的安く、各パーツが図解入りで表示されるため、とても選びやすいです。
レビュー記事はこちら
メーカー・ブランド別ゲーミングPC
ここでは、メーカー別、またはゲーミングPCブランド別に、特徴やおすすめのPCを紹介していきます。
ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア) 」は、BTOパソコンでありながら、カスタマイズしても2日で出荷(一部パーツを除く)される点が大きな特徴です。ちなみに、他社の場合は、7日前後が多いです。
ドスパラのサポートは、標準1年保証で、3年まで延長可能。電話対応は、9:00~21:00です。また、この他に、月額課金の「セーフティサービス」という保証も実施しており、ユーザー過失の保証や中古買い取り10%アップなどのサービスを受けられます。
さらに、「GALLERIA Gamemaster」という多くのゲームの動作を保証するパソコンも用意されています。従来のゲーム推奨PCは1ゲームのみ動作保証されていましたが、GALLERIA Gamemasterは、現状40タイトル以上ものゲームの動作を保証します(今後も追加予定)。
GALLERIA(ミドルタワー)

ミドルタワー
~ Core i9-9900KF
~ Ryzen 9 3950X
GTX 1650 ~ RTX 2080Ti
10万円台(税抜)~
ドスパラで最も人気のミドルタワーGALLERIA。カスタマイズ性も幅広く、高性能で価格も手ごろ。
GALLERIA GAMEMASTER(ミドルタワー)

ミドルタワー
Core i5-8400
Core i7-8700
GTX 1050Ti ~ RTX 2080Ti
12万円台~(税別)
すぐにPCゲームを始めたいならこれ。40タイトル以上のゲーム動作サポートと、24時間365日のサポートを完備。
マウスのゲーミングPC「G-Tune」は、品質、価格、デザイン、サポートのバランスが取れた製品です。
サポートにも力を入れており、2006年にコールセンター専門会社のウェルコムをグループに入れて、標準で24時間365日の電話対応を実施しています。
さらに、「安心パックサービス」という保証が用意されています。このサービスは、初期不良時に修理ではなく新品と交換してくれたり、加入者専用ダイヤルを用意し電話がつながりやすくしたりするサービスです。3,000円程度で受けられるサービスなので、是非加入したほうが良いです。
また、センドバック(送付時のみ送料負担)、ピックアップ(送料無料)修理に加え、オンサイト(技術者が自宅に訪問)修理も行っています。納期は7日前後で普通です。
NEXTGEAR

ミドルタワー
~ Core i9-9900X
~ Ryzen 7 3700X
GTX 1650 ~ RTX 2080Ti
10万円台~(税別)
シンプルなデザインと利便性に優れた新筐体のゲーミングPC。エントリーからハイエンドまでカバーできる。
MASTERPIECE

フルタワー
~ Core i9-9980XE
Ryzen 7 3700X
GTX 1660Ti ~ RTX 2080Ti / SLI
19万円台~(税別)
強化ガラス素材のフロントパネルで高級感のあるデザイン。性能も高く、SLIなどのハイエンドな構成に対応する。
近未来的なデザインに、LEDイルミネーションが綺麗なデスクトップPCです。
ALIENWAREは、もともとゲーミングPCを専門に扱っていたメーカーPCでした。それをDELLが買収して販売しています。もともとはゲーム専門PCであるだけに、ゲーマーの物欲を刺激するデザインになっています。
通常のサポートの場合は中国人が対応しますが、Premium Supportに加入すれば日本人が対応してくれ、24時間365日の電話サポートが受けられます。ただし、価格は高いです。
ALIENWARE Aurora (R8)

ミドルタワー
Core i5-9400 ~ Core i9-9900K
GTX 1650 ~RTX 2080Ti / SLI
12万円台~(税別)
工具不要で内部にアクセスできる、高性能でメンテナンス性も高いゲーミングPC。イルミネーションも綺麗。
NEW ALIENWARE AURORA

フルタワー
Core i5-9400 ~ Core i9-9900K
GTX 1650 ~RTX 2080Ti / SLI
13万円台~(税別)
全体的に丸みを帯びた新デザインのALIENWARE AURORA。奥行きが短くコンパクトで、メンテナンス性も高い。
パソコン工房はTWO TOP、グッドウィル、BUY MOREなどを運営するユニットコムが販売するブランドの製品です。
全国に約70店舗あり、通販でも店舗でも購入したパソコンは、これらの店舗に持ち込んでサポートを受けることが可能です。
また、出張サポートが5,000円で受けられます。ただし、パソコン購入時に同時加入する必要があります。ハードに詳しくない方は、申し込んでおくことをおすすめします。
同じグラフィックスを搭載した製品でも、他メーカーのPCに比べて、価格が安いことが多く、コストパフォーマンスが高いです。
Level∞ M-Class

ミニタワー
~ Core i7-9700K
~ Ryzen 7 3700X
CPU内蔵 ~ RTX 2080Ti
5万円台~(税別)
5万円台から購入できる安価なゲーミングPC。内部は安っぽいが、CPUやグラフィックカードの選択肢が多い。
Level∞ R-Class

ミドルタワー
~ Core i9-9900KF
~ Ryzen 9 3900X
GTX 1650 ~ RTX 2080Ti
7万円台~(税別)
ミドルタワーの中でも価格が比較的安いゲーミングPC。デザインも良く、拡張性、メンテナンス性も割と高め。
カスタマイズできるパーツは少ないですが、価格は非常に安いゲーミングPCです。
自分が欲しい構成にピタリとはまったらお買い得だと思います。
基本保証が1年あり、3年間まで保証を延長することができます。ただし、落下や水濡れなどに対応した保証サービスはありません。
Legion C530

コンパクト
Core i5-9400F ~
Core i7-9700
GeForce GTX 1650 ~
GeForce GTX 1660Ti
8万円台~(税別)
天面が透過パネルでクールなデザインのゲーミングPC。ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能。
Legion T530

ミニタワー
Core i5-8400 ~
Core i7-9700
CPU内蔵~
GeForce GTX 1660 Ti
6万円台~(税別)
フロントパネルがかっこいいミニタワーゲーミングPC。ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能。
パーツの選択肢が圧倒的に多く、1つ1つのパーツに型番が書かれています。PCケースの種類も豊富で、多くのデザインを取り揃えています。品質の高いパーツを使用しており、信頼性が高いです。
ワンランク上の品質のゲームPCが欲しい方、パーツやPCケースにこだわりがある方などにおすすめの玄人向けのPCショップです。
品質が高い割には価格もそれほど高くはなく、さらに延長保証(3年)の価格も安いです。
G-Master Spear

ミドルタワー
~ Core i9-9900K
~ Ryzen 9 3950X
GTX 1650 ~ RTX 2080Ti
12万円台~(税別)
冷却性・拡張性・メンテナンス性に優れたCoolerMaster製のケースを使用。選択できるパーツには型番が明記されているため安心。
G-Master Mace

ミドルタワー
~ Core i9-9900K
~ Ryzen 9 3950X
GTX 1650 ~ RTX 2080Ti
12万円台~(税別)
コストを抑えながら、ワンランク上の品質にできるゲーミングPC。選択できるパーツには型番が明記されているため安心。

ツクモ電機は2009年にヤマダ電機子会社へ事業を譲渡し、現在はヤマダ電機グループとして営業をしています。
サイコムほどではありませんが、ストレージや電源などのパーツの型番がある程度分かるので、安心して購入することが出来ます。それでいて、価格も比較的安いです。
自然故障以外の損害にも対応した3年の延長保証の金額も、比較的安いです。

数多くのPCパーツを選択することが可能で、カスタマイズ画面では、1つ1つのパーツについて画像が掲載されており、とても選びやすいです。
価格もかなり安いです。
自作PCのメリット・デメリット
BTOで購入する以外でも自作するという方法があります。メリットは自分でパーツを細かく選定できるという点と、パーツ費用だけで済むので価格を自由に抑えることができるという点です。デメリットとしては、サポートがないのでトラブルがあった場合は全て自分で解決しないといけません。
そのため自作するにはある程度PCに関しての知識が必要になりますが、最近のPCパーツは説明書が丁寧に日本語で書かれていて分かりやすいのと、トラブルに見舞われも、ネットで検索すれば、大体は解決する時代です。興味がある方は勇気を出して自作してみるのもいいかも知れません。
逆に知識があっても、社会人で時間が無くて面倒だという理由で、BTO製品を購入する方もたくさんいます。
中古ゲーミングPCの注意点
中古ゲーミングPCの注意点ですが、よく見かけるのが、フリーマーケットサイトなどで出品されている中古PC。外観は格好良くていかにもゲーミングPCらしい高性能っぽい情報を羅列しているのですが、実は何年も前の古いパーツをかき集めて、OSだけ最新のものをインストールしたPCが多いです。いわゆる情報弱者を騙すような売り方をしているPCが目立ちます。
また中古ゲーミングPCにはサポートもなく、すぐに故障してしまう可能性も高いので、個人的には中古製品はおすすめしません。少し価格が張ってでも、サポートもしっかりした評価の高いゲーミングPCを購入するのをおすすめします。
ただし、ドスパラなどで販売されている余ったパーツを利用した「リノベーションPC」は、ビデオカードは新品のものを搭載しており、動作テストも行われているので、安心して購入できます。中には本当にお買い得な製品もあるので、店頭に直接行ってみるのもいいでしょう。
PCゲームベンチマーク一覧
各グラフィックスのPCゲーム毎のベンチマーク一覧は、下のページに移動しました。
各グラフィックスについて、FF15、フォーオナー、バトルフィールド、ウォッチドックスなどのフレームレートを一覧で掲載しています。
人気ゲームタイトルのベンチマークとおすすめPC
各PCゲームの紹介や、ベンチマークスコアを掲載しています。やりたいゲームが決まっているときは、こちらもご覧ください。どのくらいのグラフィックスを搭載していれば快適にプレイできるかや、おすすめのゲーミングPCも紹介しています。
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