ゲーミングPC選びの完全ガイド 2021
■2021.1.05 価格・パーツ情報を一部更新
ゲーマーのためのゲーミングPC選び
かれこれ10年以上もPCゲームに勤しんできた現役PCゲーマーである筆者が、これまで検証・テスト・レビューしてきた数あるデスクトップPC製品から、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
BTOパソコンから自作パソコンまで保有している筆者ですが、ここでは学生でも購入できそうな価格の安い製品から、コア向けのハイスペックな製品、購入して到着後すぐにゲームができるようなゲーミングPCを紹介しています。
軽いゲームだけならノートPCでも十分なタイトルはありますが、負荷の高いゲームを最高設定でプレイしたり、高解像度、高リフレッシュレート環境、さらには同時に実況、ライブ配信したりするには、冷却性と性能面に優れたデスクトップ型のゲーミングPCがおすすめです。
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G-Tune PM-B-TH

ミニタワー
Core i7-10700
RTX 2060 SUPER
12万円台~(税別)
ほとんどのゲームがプレイ可能なRTX 2060 SUPER搭載のミドルスペック構成。LEDのないシンプルなデザインで価格も安いです。
G-Tune HN-Z-TH

ミドルタワー
Core i7-10700
Core i7-10700K
RTX 2070 SUPER
14万円台~(税別)
WQHDや高リフレッシュレート液晶でゲームがしたい方に向けたハイミドル構成。RTX 2070 SUPERを搭載しつつ価格も抑えています。
最新レビュー製品
ドスパラ GALLERIA ミドルタワー

フルタワー
10th Core i9 / i7
3rd Ryzen 9 / 7
GTX 1660 SUPER ~
RTX 3090
11万円台~(税別)
デザイン性も機能性も進化した新筐体GALLERIAのミドルタワーモデル。RTX 3070搭載モデルを追記。
G-Tune フルタワーモデル

フルタワー
Core i9-10900K
Ryzen 7 3800XT
Ryzen 9 3950X
RTX 2070 SUPER ~
RTX 3090
22万円台~(税別)
デザイン性と性能に優れたハイエンド向けのゲーミングPC。RTX 3080搭載モデルを追記。
目次
はじめに
カテゴリ別おすすめゲーミングPC
メーカー・ブランド別
- ドスパラ GALLERIA(ガレリア) シリーズ
- マウス G-Tune シリーズ
- デル ALIENWAREシリーズ
- パソコン工房 LEVEL∞シリーズ
- レノボ Legionシリーズ
- サイコム Masterシリーズ
- ツクモ G-GEARシリーズ
- パソコンショップ SEVEN
その他
はじめに
ゲーミングPCとは?

ゲーミングPCとは3Dゲームができるグラフィックカードを搭載した高性能なPCのこと。グラフィックスはCPU内蔵ではなく、GeForceやRadeonなどの専用グラフィックスを搭載したPCのことです。このグラフィックカードが映像処理をし、画面に映像を映し出します。

CPUの性能によって処理速度も変わるため、ゲーミングPCにとってCPUも大事です。特に最近は高負荷なPCゲームが増えてきたので、求められるCPUも高性能なものが多いです。CPUのブランドは主に「Intel」と「AMD」の2種類があります。

高性能なグラフィックスは、ゲームをするとかなりの熱を発します。そのため、冷却機構が大事になってきます。ゲーミングPCの場合、ケース内の冷却性能を高めるためにファンを多く搭載していたり、通気性を高めるためにケース自体がメッシュ構造だったりなど、冷却性を高める構造になっているのがほとんどです。

最近のゲーミングPCと言えば、ケース自体がスタイリッシュなデザインで、筐体や内部パーツのLEDが発光したり、派手なデザインが多いです。それとは逆に、LEDが一切ないシンプルなデザインもあります。BTOでのゲーミングPCでは、サイドパネルを内部が見えるクリアパネルに変更したり、Alienwareのような、ケース自体が独特なデザインのゲーミングPCもあります。
グラフィックカードの選び方

初心者の方はどのグラフィックカードを選べばよいか迷うと思います。下表に、グラフィックカード選び方の目安を記載しますので、参考にしてください。使っている液晶と、どの程度のグラフィック設定(画質)でゲームをしたいかでグラフィックカードを決めるといいと思います。
価格を抑えるならGTX 1650 SUPERがおすすめです。特にPUBGやAPEX、フォートナイトなどの軽いeスポーツタイトルを中心にプレイしたい方、ゲーミングPC初心者の方におすすめです。
フルHD環境では GTX 1660 SUPER、高リフレッシュレート環境では、RTX 3060 Tiがおすすめです。ハイエンドGPUでは価格を抑えるならRTX 3070。4K環境でも高設定以上でプレイしたいなら、RTX 3080以上がおすすめです。
液晶 | グラフィック設定 | おすすめグラフィックカード |
---|---|---|
4K-UHD+レイトレーシング | 高設定 | GeForce RTX 3090 GeForce RTX 3080 |
4K-UHD | 高設定 | Radeon RX 6800 GeForce RTX 3070 GeForce RTX 2080 Ti |
フルHD+高リフレッシュレート液晶 | 高設定 | GeForce RTX 3060 Ti GeForce RTX 2080 SUPER GeForce RTX 2070 SUPER |
WQHD | 最高設定 | |
フルHD | 最高設定 | GeForce RTX 2060 SUPER GeForce GTX 1660 SUPER |
- 新世代グラフィックス
- 旧世代グラフィックス

下記の表は3Dベンチマークソフト「3DMARK - Time Spy」のスコアをグラフィックカード別に表にしたものです。「Time Spy」自体がそこそこ負荷があるので、スコアがおよそ3000以上もあれば、中程度の負荷のゲームも、高設定で快適に動作します。
:現在発売されている主流のグラフィックカード

:現在発売されている主流のグラフィックカード
その他のパーツの選び方

CPUのブランドは主にIntel製とAMD製の2種類があり、これまではインテル製がシェア率のおよそ9割を占めていましたが、AMDの第3世代Ryzenプロセッサーの登場により、現在AMD製のシェア率がぐんぐん伸びています。
新たに第10世代となるインテルプロセッサーが発売されましたが、最上位のCore i9-10900Kでも、マルチコア性能ではRyzen 9に軍配が上がります。ですが、ゲーミングでは確かにインテルプロセッサーの方がフレームレートが優位ですが、誤差の範囲でもあるので、安心してAMD Ryzenプロセッサーを選択しても大丈夫です。
CPUは性能が高いほどクロック、コア/スレッド数が多く価格も高くなります。特にゲーミングPCではインテル製ではCore i7-10700K、AMDではRyzen 7 3700X以上を選択するのがおすすめです。
価格で見ると、Ryzenの方が安価で性能も良いので、コスパが高く人気です。
下記の表は各CPUのCINEBENCH R20のスコア比較です。CPU選びの参考にしてください。

CPUクーラーは空冷式と水冷式があります。空冷式はファンで直接冷やす仕組みとなっており、価格が安く、メンテナンスもほとんど不要ですが、高い冷却性を求めるとなると、サイズは大きくなり、音も大きくなります。
水冷式はその名の通り、CPUを水の流動で冷やします。良く冷え、静音性も高いと言われていますが、最近だと空冷式とあまり変わりません。ただ、サイズが小さくヒートシンクがいらないので、CPU周りの見栄えがスッキリします。
静音性に関しては、CPUを冷やす冷却液も、ラジエータを通して結局はファンで冷やすことになるので、最近では空冷式も水冷式も、静音性ではどちらもあまり変わりません。内部が見えるケースなど、見栄えも気にするなら水冷式。特にこだわりがない方は価格の安い空冷式で全く問題ないです。
ただし、排熱量の多いハイエンドなグラフィックカードを搭載している方は、CPUとグラフィックカードのダブル水冷式が長時間のゲームプレイでも熱の心配がなくプレイに専念できます。

ゲーミングPCにおいて、ゲームをサクサク動かすには、メモリ容量は多い方が良いです。最近では16GBが主流ですが、予算がなければ8GBでも構わないと思います。
デュアルチャネル(同じサイズのメモリの2枚挿し)にしたほうがCPU性能や、内蔵グラフィック性能がやや向上しますが、専用グラフィックカードを搭載する場合は、それほど気にしなくてもいいです。交換しやすいパーツなので、容量・速度に不満が出たら、後から換装してもいいでしょう。

電源は搭載するグラフィックカードなどによります。ミドルクラスなら500Wでも足りると思います。ハイクラス以上を搭載するなら700Wは欲しいです。
あとは、80PLUS認定はもちろんですが、Bronzeなのかそれ以上なのかもチェックしましょう。今、BTOパソコンで標準搭載されているのはBronzeが多いと思いますが、SILVER、GOLDなど、より上の品質の電源がおすすめです。

ストレージではSSDの搭載を強くおすすめします。ゲームのロード時間がHDDに比べてSSDの方が圧倒的に速いです。またゲームだけでなく他の作業も快適です。
SSDの容量は、最低でも240GB以上は欲しいです。容量が足りないなら、SSD+HDDの構成にすると良いでしょう。ゲームのインストール用にSSDを1台追加するのもありです。筆者はゲームインストール用に500GBのSSDを後から追加しました。
予算があれば、より高速なPCIe-NVMe M.2 SSDを搭載するのも良いでしょう。

サイズの種類は大きい方からフルタワー、ミドルタワー、ミニタワー、スリムタワー、コンパクトタワーがあります。サイズが大きいほど、エアフロー効率が良く、拡張性、メンテナンス性が高いです。逆にサイズが小さいほどエアフロー効率が悪く、拡張性も低くなりますが、省スペースです。
人気なのはミドルタワーで、次にミニタワーです。ケースファンはフロント側にもあると、グラフィックカードを直接冷却しやすいです。あとは振動を吸収するゴム足の種類や、裏面配線できるか、掃除がしやすいかなどをチェックすると良いでしょう。また、騒音(動作音)がうるさいかどうかも各レビュー記事でチェックすると良いと思います。
デザインも重要です。PCケースにもファッションと同じで、流行があります。側面パネルがアクリルやガラスパネルになっていて、PC内部が見えるモデルがPCゲーマーには人気です。最近では光学ドライブを搭載するスペースのないドライブレスでスッキリした見た目のケースが増えてきています。
価格の安い初心者向けのゲーミングPC
ゲーミングPCを購入したことがないという方や、ゲーミングPCについてあまりよく分からないという、初心者の方におすすめのゲーミングPCの紹介です。大き過ぎず、小さ過ぎないミニタワーケース、価格も比較的安く、サポートもしっかりしているメーカーをおすすめします。フルHD(1920×1080)解像度で幅広くゲームがしたいということなら、GeForce GTX 1650 SUPERか、GTX 1660 SUPERがおすすめです。

サイズ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-10400F Ryzen 5 3500 / 3500X |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ GeForce RTX 3060 Ti |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
ケースがリニューアルした新筐体のGALLERIAミニタワーモデル。
ほんのり点灯するフロントパネルのLEDと斜めにカットされたコンソールが特徴的。
カラーはガンメタルとちょっとリッチなアルミカラー版の2種類。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i5-10400F ~ Core i7-10700KF |
GPU | GeForce GTX 1650 SUPER ~ GeForce RTX 2070 SUPER |
価格 | 10万円台(税抜)~ |
ストライプ状のフロントパネルが特徴的な、コストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。
奥行きが短くコンパクトで、メンテナンス性も高いです。クリアサイドパネルも選択可能です。

サイズ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i7-9700K / Core i7-10700K Ryzen 5 3500 / Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce GTX 1650 SUPER ~ GeForce RTX 3070 AMD Radeon RX 5700 |
価格 | 7万円台(税抜)~ |
ゲーマーの意見を全面的に採り入れて開発されたゲーミングPCです。
派手なLEDやエッジなど、無駄なものを省いたシンプルなデザインで、価格も安いです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-9400F Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660 Ti |
価格 | 11万円台(税抜)~ |
フロントパネルがかっこいい、レノボのミニタワーゲーミングPCです。
天面にはハンドルが付いており、無線LANも内蔵しているので、持ち運びが可能です。
細かいカスタマイズはできませんが、価格が安く、初心者にもおすすめです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i3-10100 ~ Core i7-10700 Ryzen 5 3500 ~ Ryzen 5 3600 |
GPU | GTX 1650 / GTX 1660 / GTX 1660 SUPER |
価格 | 6万円台(税抜)~ |
安価で購入できるコストパフォーマンスの高いミニタワーのデスクトップPC。
高性能ではないものの、外部グラフィックスを搭載でき、負荷の低いゲームなら快適にプレイが可能。
これからPCゲームに初めて触れるという学生さんにおすすめのゲーミングPCです。
Magnateのレビュー記事はこちら Lightningのレビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
---|---|
CPU | Core i5-10400 Core i7-10700 |
GPU | GeForce GTX 1650 SUPER ~ GeForce RTX 3070 |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
低価格で購入できるレノボのミニタワーゲーミングPC。
安価でもデザインが良く、性能の良いパーツを使用しているので安心して購入できます。
とにかく価格を抑えて購入したい方におすすめです。
レビュー記事はこちら
当サイトおすすめのゲーミングPC
多くのPCを見てきた筆者がおすすめするゲーミングPCです。ここでは最も人気の高いミドルタワーサイズのゲーミングPCが中心です。ミドルタワーだと程よい大きさでメンテナンスがしやすく、エアフロー効率の良いケースが多いので、ハイエンドで大きめのグラフィックカードも選択できます。120Hz以上の高リフレッシュレート環境にもおすすめです。

サイズ | ミドルタワー |
---|---|
CPU | 10th Core i9 / i7 3rd Ryzen 9 / 7 |
GPU | GeForce GTX 1660 SUPER ~ GeForce RTX 3090 |
価格 | 11万円台(税抜)~ |
新デザインケースへリニューアルし、デザイン性も機能性も進化した、ミドルタワーGALLERIAです。
ほんのり点灯するフロントパネルのLEDと斜めにカットされたコンソールが特徴的。
カラーはガンメタルとちょっとリッチなアルミカラー版の2種類。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
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CPU | 10th Core i9 / i7 3rd Ryzen 7 |
GPU | GeForce RTX 2060 SUPER GeForce RTX 2070 SUPER GeForce RTX 3070 AMD Radeon RX 5700 |
価格 | 12万円台(税抜)~ |
ゲーマーの要望を取り入れて生まれた筐体のゲーミングPCです。
シンプルで重厚なデザインに、天面にはUSB3.0が4ポート、HDMI出力が備わっていて、利便性に優れています。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
---|---|
CPU | Core i5-10400F ~ Core i9-10900KF |
GPU | GeForce GTX 1650 SUPER ~ GeForce RTX 3090 (SLIも可) |
価格 | 15万円台(税抜)~ |
近未来的でおしゃれなデザインに一新されたALIENWARE AURORAです。
奥行きが短くコンパクトで、工具不要で簡単に内部にアクセスでき、メンテナンス性も高いです。
グラフィックカードの選択肢も多いです。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i9-9900K |
GPU | GeForce RTX 2080 SUPER |
価格 | 26万円台(税抜)~ |
フロントパネルがかっこいい、レノボのミニタワーハイエンドゲーミングPCです。
天面にはハンドルが付いており、無線LANも内蔵しているので、持ち運びが可能です。
LEDライティングに対応しており、フロントパネルと透過サイドパネル内部が点灯します。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Core i9-10900KF Core i7-10700KF |
GPU | GeForce RTX 2080 SUPER ~ GeForce RTX 3090 |
価格 | 29万円台(税抜)~ |
パーツからケーブルに至るまで、ルックスにこだわったハイスペックゲーミングPCです。
内部の見える強化ガラス製のシースルーサイドパネルと、LEDライティングが特徴的です。
内部へはワンタッチでアクセスできるツールレス設計で、メンテナンス性も抜群です。
レビュー記事はこちら
サイズ | フルタワー |
---|---|
CPU | Core i9-10900K Ryzen 7 3800XT Ryzen 9 3950X |
GPU | GeForce RTX 2070 SUPER GeForce RTX 3070 GeForce RTX 3080 GeForce RTX 3090 |
価格 | 22万円台(税抜)~ |
デザイン性と性能に優れたハイエンド向けのフルタワーゲーミングPCです。
標準で水冷CPUクーラーを搭載しており、長時間のゲーミングにも安心。
高性能なので4Kや高リフレッシュレートモニターでも、安定してゲームがプレイできます。
レビュー記事はこちら
スリム・コンパクトなゲーミングPC
ミニタワーよりもさらに小さいスリム・コンパクトなゲーミングPCです。設置スペースが狭い方や、配信したり、イベントなどで持ち運ぶ場合にベストです。小さければ小さいほどカスタマイズ性や拡張性は落ちますが、下記で紹介するゲーミングPCは小さくても性能が高い製品ばかりです。

サイズ | コンパクト |
---|---|
CPU | Core i5-9400 Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 SUPER GeForce RTX 2070 SUPER AMD Radeon RX 5700 |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
コンパクトで省スペースながらも、大型で高性能なグラフィックカードを搭載することも可能なゲーミングです。
取っ手が付いており、持ち運びにも便利です。
レビュー記事はこちら
サイズ | スリムタワー |
---|---|
CPU | Core i3-9100 Core i5-9400 Core i7-9700F |
GPU | GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660 SUPER GeForce RTX 2070 SUPER |
価格 | 8万円台(税抜)~ |
スリムで省スペースなので設置場所に困らず、フルサイズのグラフィックカードも搭載可能です。
ケースの排熱構造がしっかりしているため、冷却性も高いです。

サイズ | スリムタワー |
---|---|
CPU | Core i5-9400 Core i7-9700 |
GPU | GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660 SUPER GeForce GTX 1660Ti |
価格 | 7万円台(税抜)~ |
フロントパネルが青く点灯するモダンなデザインが特徴のスリムタイプのゲーミングPC。
省スペースで価格も抑えられているのでコスパも高い。
レビュー記事はこちら
パーツ選びが豊富なカスタムゲーミングPC
パーツ選びが豊富なBTOメーカー・ゲーミングPCの紹介です。コアな方や玄人向け、前もってパーツを吟味したい方向けです。パーツの選択肢ではサイコムが圧倒的ですが、PCケースも画像付きで選択できるパソコンショップ SEVENもおすすめです。自作したいけど、自分で組み立てている時間がない方などにも適していると思います。

サイズ | ミドルタワー |
---|---|
CPU | 10th Core i9 / i7 / i5 3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3 |
GPU | ~ GeForce RTX 3090 ~ Radeon RX 5700 XT |
価格 | カスタムの内容による |
冷却性・拡張性・メンテナンス性に優れたCoolerMaster製のPCケースを使用し、信頼性の高い多くのパーツを選択可能です。
選択できるパーツには型番が明記されているため安心です。
レビュー記事はこちら
サイズ | ミドルタワー |
---|---|
CPU | 10th Core i9 / i7 / i5 3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3 |
GPU | ~ GeForce RTX 3090 ~ Radeon RX 5700 XT |
価格 | カスタムの内容による |
ツクモは他のBTOメーカーと違い、ストレージや電源などのパーツの型番がある程度分かります。
価格も比較的安いので、安心して購入することが出来ます。

サイズ | 選択可 |
---|---|
CPU | 10th Core i9 / i7 / i5 3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3 |
GPU | ~ GeForce RTX 3090 ~ Radeon RX 5700 XT |
価格 | カスタムの内容による |
パソコンショップ SEVENは、ほとんどのパーツを細かく指定することができます。
価格も比較的安く、各パーツが図解入りで表示されるため、とても選びやすいです。
レビュー記事はこちら
メーカー・ブランド別ゲーミングPC
ここでは、メーカー別、またはゲーミングPCブランド別に、特徴やおすすめのPCを紹介していきます。
ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア) 」は、BTOパソコンでありながら、カスタマイズしても2日で出荷(一部パーツを除く)される点が大きな特徴です。ちなみに、他社の場合は、7日前後が多いです。
ドスパラのサポートは、標準1年保証で、3年まで延長可能。電話対応は、9:00~21:00です。また、この他に、月額課金の「セーフティサービス」という保証も実施しており、ユーザー過失の保証や中古買い取り10%アップなどのサービスを受けられます。
GALLERIA(ミニタワー)

ミニタワー
Core i5-10400F
Ryzen 5 3500 / 3500X
GTX 1650 ~ RTX 3060Ti
8万円台(税抜)~
デザイン性も機能性も進化した新筐体のミニタワーGALLERIA。ライトゲーマーに最適。
GALLERIA(ミドルタワー)

ミドルタワー
10th Core i9 / i7
3rd Ryzen 9 / 7
GTX 1660 SUPER ~ RTX 3090
11万円台~(税別)
デザイン性も機能性も進化した新筐体のミドルタワーGALLERIA。ドスパラで最も人気。
マウスのゲーミングPC「G-Tune」は、品質、価格、デザイン、サポートのバランスが取れた製品です。
サポートにも力を入れており、2006年にコールセンター専門会社のウェルコムをグループに入れて、標準で24時間365日の電話対応を実施しています。
さらに、「安心パックサービス」という保証が用意されています。このサービスは、初期不良時に修理ではなく新品と交換してくれたり、加入者専用ダイヤルを用意し電話がつながりやすくしたりするサービスです。3,000円程度で受けられるサービスなので、是非加入したほうが良いです。
また、センドバック(送付時のみ送料負担)、ピックアップ(送料無料)修理に加え、オンサイト(技術者が自宅に訪問)修理も行っています。納期は7日前後で普通です。
G-Tune ミドルタワーモデル

ミドルタワー
10th Core i9 / i7
3rd Ryzen 7
RTX 2060 SUPER
RTX 2070 SUPER
RTX 3070
Radeon RX 5700
12万円台~(税別)
シンプルなデザインと利便性に優れた新筐体のゲーミングPC。エントリーからハイエンドまでカバーできる。
G-Tune フルタワーモデル

G-Tune フルタワーモデル
Core i9-10900K
Ryzen 7 3800XT
Ryzen 9 3950X
RTX 2070 SUPER
RTX 3070
RTX 3080
RTX 3090
22万円台~(税別)
強化ガラス素材のフロントパネルで高級感のあるデザイン。ハイエンドな性能で水冷CPUクーラーを標準搭載。
近未来的なデザインに、LEDイルミネーションが綺麗なデスクトップPCです。
ALIENWAREは、もともとゲーミングPCを専門に扱っていたメーカーPCでした。それをDELLが買収して販売しています。もともとはゲーム専門PCであるだけに、ゲーマーの物欲を刺激するデザインになっています。
通常のサポートの場合は中国人が対応しますが、Premium Supportに加入すれば日本人が対応してくれ、24時間365日の電話サポートが受けられます。ただし、価格は高いです。
Dell G5 ゲーミング デスクトップ

ミニタワー
Core i5-10400F ~
Core i7-10700KF
GTX 1650 SUER ~ RTX 2070 SUPER
10万円台~(税別)
ストライプ状のフロントパネルが特徴的。奥行きが短くコンパクト。クリアサイドパネルも選択可能。
NEW ALIENWARE AURORA (R11)

ミドルタワー
Core i5-10400F ~
Core i9-10900KF
GTX 1650 SUPER~ RTX 3090 / SLI
15万円台~(税別)
近未来的でおしゃれなデザインのALIENWARE AURORA。奥行きが短くコンパクトで、メンテナンス性も高い。
カスタマイズできるパーツは少ないですが、価格は非常に安いゲーミングPCです。
自分が欲しい構成にピタリとはまったらお買い得だと思います。
基本保証が1年あり、3年間まで保証を延長することができます。ただし、落下や水濡れなどに対応した保証サービスはありません。
Legion T550i

ミニタワー
Core i5-10400
Core i7-10700
GTX 1650 SUPER~
RTX 3070
8万円台~(税別)
とにかく安価で購入できるゲーミングPC。。無線LAN内蔵で持ち運びも可能。
IdeaCentre T540 Gaming

スリムタワー
Core i5-9400
Core i7-9700
GTX 1650
GTX 1660 SUPER / Ti
7万円台~(税別)
フロントパネルが青く点灯するモダンなデザインが特徴的なスリムタイプのゲーミングPC。
パーツの選択肢が圧倒的に多く、1つ1つのパーツに型番が書かれています。PCケースの種類も豊富で、多くのデザインを取り揃えています。品質の高いパーツを使用しており、信頼性が高いです。
ワンランク上の品質のゲームPCが欲しい方、パーツやPCケースにこだわりがある方などにおすすめの玄人向けのPCショップです。
品質が高い割には価格もそれほど高くはなく、さらに延長保証(3年)の価格も安いです。
G-Master Spear

ミドルタワー
10th Core i9 / i7 / i5
3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3
~ GeForce RTX 3090
~ Radeon RX 5700 XT
カスタムの内容による
冷却性・拡張性・メンテナンス性に優れたCoolerMaster製のケースを使用。選択できるパーツには型番が明記されているため安心。

レビュー |
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G-GEAR |
ツクモ電機は2009年にヤマダ電機子会社へ事業を譲渡し、現在はヤマダ電機グループとして営業をしています。
サイコムほどではありませんが、ストレージや電源などのパーツの型番がある程度分かるので、安心して購入することが出来ます。それでいて、価格も比較的安いです。
自然故障以外の損害にも対応した3年の延長保証の金額も、比較的安いです。
ツクモ G-GEAR

ミドルタワー
10th Core i9 / i7 / i5
3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3
~ GeForce RTX 3090
~ Radeon RX 5700 XT
カスタムの内容による
シンプルでオーソドックスな筐体のツクモ G-GEAR。通気性が良く価格も安い。

レビュー |
---|
SEVENのゲーミングPC |
数多くのPCパーツを選択することが可能で、カスタマイズ画面では、1つ1つのパーツについて画像が掲載されており、とても選びやすく、価格もかなり安いです。
サポートではメールでの問い合わせや電話での問い合わせも迅速丁寧に対応してくれます。
ゲーミングPC構成例

選択可
10th Core i9 / i7 / i5
3rd Ryzen 9 / 7 / 5 / 3
~ GeForce RTX 3090
~ Radeon RX 5700 XT
カスタムの内容による
PCケースからマザーボードまで、画像つきで細かく選択できる数少ないBTOメーカー。当サイトのベンチマーク機として購入したゲーミングPCの構成例およびレビューはこちら。
自作PCのメリット・デメリット
BTOで購入する以外でも自作するという方法があります。メリットは自分でパーツを細かく選定できるという点と、パーツ費用だけで済むので価格を自由に抑えることができるという点です。デメリットとしては、サポートがないのでトラブルがあった場合は全て自分で解決しないといけません。
そのため自作するにはある程度PCに関しての知識が必要になりますが、最近のPCパーツは説明書が丁寧に日本語で書かれていて分かりやすいのと、トラブルに見舞われも、ネットで検索すれば、大体は解決する時代です。興味がある方は勇気を出して自作してみるのもいいかも知れません。
逆に知識があっても、社会人で時間が無くて面倒だという理由で、BTO製品を購入する方もたくさんいます。
中古ゲーミングPCの注意点
中古ゲーミングPCの注意点ですが、よく見かけるのが、フリーマーケットサイトなどで出品されている中古PC。外観は格好良くていかにもゲーミングPCらしい高性能っぽい情報を羅列しているのですが、実は何年も前の古いパーツをかき集めて、OSだけ最新のものをインストールしたPCが多いです。いわゆる情報弱者を騙すような売り方をしているPCが目立ちます。
また中古ゲーミングPCにはサポートもなく、すぐに故障してしまう可能性も高いので、個人的には中古製品はおすすめしません。少し価格が張ってでも、サポートもしっかりした評価の高いゲーミングPCを購入するのをおすすめします。
ただし、ドスパラなどで販売されている余ったパーツを利用した「リノベーションPC」は、ビデオカードは新品のものを搭載しており、動作テストも行われているので、安心して購入できます。中には本当にお買い得な製品もあるので、店頭に直接行ってみるのもいいでしょう。
PCゲームベンチマーク一覧
各PCゲームの紹介や、ベンチマークスコアを掲載しています。やりたいゲームが決まっているときは、こちらもご覧ください。
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