モバイルノートPC おすすめ2022年モデル

最新モバイルノートを数多くテストし、用途別、性能別におすすめのモバイルノートPCを掲載しました。
モバイルノートとは、外出先に携帯できるようなノートパソコンのことで、一般的なPCよりも軽量・ロングバッテリー・頑丈に作られている点が特徴です。
カタログスペックだけで判断しているのではなく、実際に製品を購入または借用して時間をかけてテストし、おすすめのPCを判断しています。
目次
選び方
おすすめPC
ユーザーカテゴリ別
機能別
その他
モバイルノートパソコンの選び方
まずは、モバイルノートパソコンの選び方について、簡単に解説します。

モバイルノートPCには、通常のクラムシェル型と、タブレットへ変形可能な 2 in 1 PCがあります。どちらが良いのか決めておきましょう。
ペンを使うなら2 in 1 PCがいいと思いますが、それ以外はクラムシェル型でいいと思います。ペン使用時以外で、タブレットへ変形させる機会はあまりありません。
2 in 1 PCについては「2 in 1 PCの比較」に詳しくまとめています。

液晶サイズは、11~14型まであります。一般的なのは13.3型で、画面が大きいPCが良いなら14型、コンパクトなPCが良いなら11.6~12型が良いでしょう。
また、「IPS」または「広視野角」と書かれた製品は、少し斜めから見ても色合いが変わらず見やすいです。
さらに、sRGBカバー率という数値が100%近くあると、色も鮮やかで非常に見やすくなります。この数値は、各製品のレビュー記事をご覧ください。

軽さとバッテリー駆動時間はトレードオフの関係にあります。軽さ重視なのか、バッテリー駆動時間重視なのか、中間のバランス重視なのか決めておくと良いでしょう。
軽さは1kg以下であれば、かなり軽い部類に入ります。
バッテリーは使い方にもよりますが、8時間位もたせたいなら、50Wh前後のバッテリーを搭載した製品がいいと思います。

CPU、メモリ、ストレージのスペックはどの程度必要かを決めておきます。
迷ったら、Core i5、メモリ8GB、256GB SSDくらいのスペックが良いでしょう。後は予算に応じて変えて下さい。CPUについての詳細は後述します。
アプリをたくさん起動したり、ブラウザのタブを何十個も起動するような方は、16GBメモリでもいいです。
また、モバイルノートをメインPCとしても使うなら、512GBのSSDの容量があったほうが無難です。

LTEに対応していると、格安SIMを挿入すれば、どこでもすぐにインターネットに接続できます。
モバイルWi-Fiルーターを利用するのと違い、持ち出す機器が1台で済みます。また、スマホのテザリング機能を利用するのと違い、スマホのバッテリー切れを心配する必要もありません。
頻繁に外で使う方は、WWAN(LTE、5G)に対応した製品が非常におすすめです。
一方、外であまり使うことがない方や、テザリングでも面倒ではないという方は不要です。

フルサイズUSB、USB Type-C、メモリカードスロット、LAN、VGA、HDMIなど、必要なポートがあるか、確認しておきましょう。
USB Type-Cポートは、(充電できる)Power Deliveryや(外部モニターが使える)DisplayPortに対応していると便利です。USB Type-C対応のドックも使えます。また、USB Type-CポートがThunderbolt 3 or 4に対応していると、GPU BOXや高速ポータブルSSDなどを繋げられます。
下には、モバイルノートの平均的なスペックをまとめます。このくらの性能であれば、非常に快適に使えると思います。あとは予算次第で、妥協する点、スペックアップする点を考えるといいと思います。
CPU | Core i5-1135G7 |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
液晶 | 13.3型 フルHD IPS |
質量 | 約1.1kg |
バッテリー | 45Wh(JEITA2.0で約15時間) |
価格 | 13万円前後 |
モバイルノートに搭載されている主なCPUは下図の通りです。
無難なのはインテル第11世代のCore i5-1135G7です。一般的な作業であれば問題なくこなせる処理能力を持っており、相性の悪いアプリも少なく、Thuderboltに対応しています(機種によっては対応していないものもあります)。また、搭載機種も多いので選択性が広く、価格も安いです。予算があれば、Core i7-1165G7もいいと思います。
Ryzen 5 5500UやRyzen 7 5800UなどのAMDのRyzen 5000シリーズプロセッサーも、CPUとしてはおすすめです。マルチコア性能が高く、バッテリー駆動時間もインテルCPUより長い傾向があります。ただし、Thuderboltに対応していないという点や、Adobeソフトと相性があまり良くない点など、欠点があります。逆に、Thuderboltは必要とせず、特殊なソフトも使わないのであればおすすめです。ただ、モバイルノートは、Ryzenプロセッサーを搭載している機種が少なく、選択肢が狭いです。
価格面では、以前はRyzenプロセッサー搭載PCのほうが安かったですが、最近ではインテルCoreプロセッサー搭載PCとほとんど変わりません。
おすすめモバイルノート
高価格帯おすすめモバイルノート
まずは、高価格帯のモバイルノートの中で、筆者おすすめの製品を厳選して紹介します。
ここで紹介している全ての機種は、軽くて、頑丈で、バッテリー駆動時間も長くて、処理性能も十分で、画面も見やすい機種ばかりです。長く使おうと思っているなら、この中から選ぶと間違いないと思います。

CPU | 最大Core i7-1165G7 |
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液晶 | 13.3型 FHD 非光沢 |
質量 | 25Wh:約736g~、50Wh:約865g~ |
バッテリー | 25Wh:約11時間、50Wh:約22.5時間 |
WWAN | 5Gモデルあり |
価格 | 10万円台(税込)~ |
軽くて、最新CPUを搭載し、バッテリーも長く、液晶も見やすく、タイピングも比較的しやすく、インターフェースも豊富で欠点の少ない製品です。
色々パーツを選べますが、おすすめなのは、Core i5、8GBメモリ、256GB SSD、50Whバッテリーのモデルで、下のクーポンを使って144,137円です。
5Gモデルもありますが、19万円台からとやや高いです。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大Core i7-1195G7 |
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液晶 | 14型 FHD 非光沢 |
質量 | 約870g~ |
バッテリー | ?Wh / 44Wh(最大 約24時間) |
WWAN | 4G / 5G対応 |
価格 | 18万円台(税込)~ |
画面比16:9の14型液晶を搭載し、1kgを切る軽さで、バッテリー駆動時間も比較的長く、LTE/5Gにも対応した完成度の高いモバイルノートです。
国内に軸足を置いているメーカーだけあって、国内MVNOのLTEが安定して使えます。
バッテリーは2種類ありますが、大容量バッテリーがおすすめです。
テレワーク向けの機能も充実しています。
キーボードバックライトを搭載しているモデルと、搭載していないモデルがあるのでご注意下さい。
レビュー記事はこちら
CPU | Core i7-1165G7 |
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液晶 | 13.3型 1920x1200 / 3840x2400 |
質量 | 非タッチ:約1.2kg、タッチ:約1.27kg |
バッテリー | 52Wh |
WWAN | 非対応 |
価格 | 16万円台(税込)~ |
アルミとカーボンファイバー/グラスファイバーを採用したデザイン性の高いモバイルノートPCです。剛性も高くひねりにも強いです。
アスペクト比が16:10となっており、縦方向の情報量が広いのも特徴です。
ただし、この中では質量がやや重い部類に入ります。WWANにも非対応です。
レビュー記事はこちら当サイト経由でデル製パソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえます。詳細はこちら。

CPU | 最大Core i7-1185G7 |
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液晶 | 14型 1920x1200 / 3840x2400 |
質量 | 1.13kg~ |
バッテリー | 57Wh(最大 約26時間) |
WWAN | 4G LTE / 5G対応 |
価格 | 17万円台(税込)~ |
14型の大きめの液晶を搭載し、メイン兼モバイル機として使えるPCです。
タイピングしやすく、液晶の種類も多く、バッテリー駆動時間も長く、比較的軽量で、LTEにも対応し、トータルバランスに優れたモバイルノートです。
ただ、SDカードスロットがありません。
また、他機種よりはややタイピングしやすいですが、従来モデルよりは打ちにくくなっています。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大Core i7-1160G7 |
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液晶 | 13.3型 16:10 2K 非光沢 / タッチ |
質量 | 約907g~ |
バッテリー | 最大 約22.9時間 |
WWAN | 4G LTE / 5G対応 |
価格 | 18万円台(税込)~ |
ThinkPad史上最軽量の約907g~という質量が大きな一つの特徴です。
アスペクト比16:10の2K(2160x1350)液晶を搭載し、タイピングも比較的しやすく作業しやすいです。
5Gまたは4G LTEの通信モジュールも選択することが出来ます。
ただし、インターフェースが少ないです。
レビュー記事はこちら
CPU | Core i7-1165G7 |
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液晶 | 14型 FHD+ 広視野角 非光沢 |
質量 | 約985kg |
バッテリー | 約53Wh |
WWAN | 非対応 |
価格 | 14万円台(税込)~ |
16:10の画面比で作業がしやすいモバイルノートPCです。
ディスプレイの色域が広めで、SDカードスロットがあり、メモリも最大64GBまで搭載可能で、画像編集などの用途にも適しています。
ストレージも2基搭載可能です。
レビュー記事はこちらマウスコンピューター製PCを13万円以上ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!詳細はこちらをご覧下さい。

CPU | 最大Core i7-1185G7 |
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液晶 | 14.0型 QHD 非光沢 |
質量 | 30Wh:約999g~、56Wh:約1134g~ |
バッテリー | 30Wh / 56Wh |
WWAN | 対応 |
価格 | 27万円台(税込)~ |
ビジネスパーソンに人気の高いレッツノートシリーズの新機種です。
さらに、1kgを切る質量でとても軽いです。
アスペクト比3:2のQHD液晶、スリム化されたボディ、バックライト付きキーボード、5G対応モデルの登場など、時代にあった変化を遂げています。
ただし、価格が高いです。
レビュー記事はこちら
CPU | Apple M1チップ |
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液晶 | 13.3型 2560x1600 IPS |
質量 | 約1.29kg |
バッテリー | 49.9Wh |
WWAN | 非対応 |
価格 | 11万円台(税込)~ |
新たに搭載されたM1チップの性能が非常に高く、Final CutやDavinci Resolveといった動画編集ソフトも快適に動きます。こういったクリエイティブな作業をする方におすすめです。
ディスプレイの色域も広く、OSレベルでカラーマネジメントに対応しているのも特徴です。
ただし、この中では質量が重く、またWWANにも対応しておらず、携帯性はそこまで高くありません。
レビュー記事はこちら
CPU | Core i7-1165G7 |
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液晶 | 14型 FHD 非光沢 |
質量 | 約995g |
バッテリー | 63Wh(約21.9時間) |
WWAN | 非対応 |
価格 | 13万円台(税込)~ |
14型の大きな画面を搭載しつつ、1kgを切る軽いノートPCです。
63Whの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間の長い機種です。
また、タッチパッドがテンキーとして使える点も他にはない特徴です。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大Core i7-1195G7 |
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液晶 | 14型 FHD 非光沢 / 4K 非光沢 |
質量 | 999g~ |
バッテリー | 53Wh(最大 約30時間) |
WWAN | 対応 |
価格 | 13万円台(税込)~ |
999g~という軽さでLTEにも対応した機種です。
VAIOではオリジナルSIMも提供しており、VAIOノートとの相性が良くトラブルが少ないため、頻繁にLTE接続する方におすすめです。
従来モデルはバッテリー容量が少なかったのですが、新モデルでは改善しています。
レビュー記事はこちら
低価格帯おすすめモバイルノート
次に10万円以下で購入できる高価格帯のモバイルノートの中で、おすすめの製品を紹介します。質量がやや重かったり、WWANに対応していなかったり、液晶の質が悪かったり、バッテリー駆動時間が短めだったりと、高価格帯のモバイルノートよりも何か見劣りする部分はありますが、そのあたりを妥協して使える方にはおすすめです。

CPU | 最大Ryzen 7 5800U |
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液晶 | 13.3型 1920×1200 非光沢 |
質量 | 約957g |
バッテリー | 約44Wh |
WWAN | 非対応 |
価格 | 9万円台(税込)~ |
1kgを切る軽さで、9万円台から購入できる安さが魅力の製品です。
安くても、Zen 3のRyzen 5000シリーズに、十分なメモリ&ストレージ容量で、スペックは申し分ありません。
ただし、当サイトの購入機は、一部の特殊なアプリを起動すると、無線LANが切れるトラブルがありました。
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CPU | 最大Core i7-1165G7 |
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液晶 | 13.3型 1920x1200 非光沢など |
質量 | 約1.26kg |
バッテリー | 56Wh |
WWAN | 非対応 |
価格 | 9万円台(税込)~ |
画面比16:10の1920x1200または2560x1600の液晶を搭載することが出来ます。
デュアルファンで、しっかりとCPUを冷却できるのもポイントです。
レビュー記事はこちらまた、今なら、アウトレット品が安く販売されています。
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CPU | 最大Ryzen 7 5700U |
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液晶 | 13.3型 FHD 光沢 |
質量 | 約1.32kg |
バッテリー | 約60Wh(最大 約19.8時間) |
WWAN | 非対応 |
価格 | 8万円台(税込)~ |
天板はファブリック素材でカバーされており、外見が特徴的。手になじむので、日常的に持ち歩いての使用に適しています。
液晶の色域も広めで、ペンも使用でき、モバイルPCとしてなかなか使いやすい機種だと思います。
ただし、質量がやや思いです。また画面が光沢であるため、好みが分かれます。
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CPU | 最大Core i7-1165G7 |
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液晶 | 13.3型 2.5K 広視野角 非光沢 |
質量 | 966g |
バッテリー | 約50WhWh(約 14.0時間) |
WWAN | 非対応 |
価格 | 9万円台(税込)~ |
カーボン素材のホワイトのボディの美しいデザインです。
画面比16:10で、しかも2560x1600と高い解像度のディスプレイを搭載しています。
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CPU | 最大Core i7-1165G7 |
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液晶 | 14型 2.2K 広視野角 非光沢 |
質量 | 約1.38kg |
バッテリー | 約56.5Wh(最大約17時間) |
WWAN | 非対応 |
価格 | 8万円台(税込)~ |
アスペクト比16:10の2.2K(2240x1400)液晶を搭載している点が大きな特徴です。縦の比率の高いディスプレイで作業がしやすいです。色域も広めです。
ただし、モバイルノートとしてはやや重いです。
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ユーザーカテゴリ別のおすすめモバイルノート
ビジネスパーソンにおすすめモバイルノート
まずは、ビジネスパーソンにおすすめのモバイルノートパソコンを紹介します。ビジネスパーソンに求められるPCは、堅牢性が高く、故障時のサポートが迅速であることだと思います。また、タイピングすることが多いため、キーボードの打ちやすい製品が良いと思います。さらに、LANやVGA、フルサイズUSBなど、ビジネスシーンでよく使うポートが搭載しているとベストです。LTEに対応していれば、どこでもすぐにインターネットを始められるので便利でしょう。

サポートが手厚くビジネスパーソンにおすすめです。持っているだけでデキるビジネスパーソンに見えてしまうブランド力もあります。
新製品発表会などへ行くと、レッツノートを使っているライターは非常に多いです。
レッツノートは、LTE通信サービスも提供しており、LTE接続が安定しているのもメリットです。
ただし、高いです。
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LANポートやHDMIポートを搭載しており、ビジネスシーンでよく使うポートをたくさん搭載しています。
VAIOもLTE通信サービスを提供しており、VAIOノートパソコンとの相性が良く、LTE通信が安定しています。外出先でネットに繋がらないなどのトラブルは少ないでしょう。
比較的タイピングもしやすいと思います。
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ThinkPad X1 Carbonは、非常にタイピングしやすい製品で、文書をよく作成する方におすすめです。最新モデルよりも、2020年モデルのほうがタイピングしやすいです。
米軍調達基準であるMIL-SPECテストに合格するほどの堅牢性も持っています。
VGAやLANポートが無いのがデメリットです。
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キーボードを取り外してタブレットとして使えたり、ペンで画面上に書き込めたりする2 in 1 PCです。
お客様に画面を見せて説明するときや、立ちながらメモをとらなければならないときなどに便利でしょう。
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大学生におすすめのモバイルノート
大学生におすすめのノートPCは、以下のリンク先にまとめていますので、こちらをご覧ください。
以下には厳選したおすすめのモデルを掲載します。

非常に軽く、タイピングもしやすく、完成度の高い13.3型のモバイルノートです。
しかも、十分な数のUSBポートに、HDMIやLANポートを備えており、もちろんマイク、Webカメラもあり、大学から通知されるPCの要件を満たしやすいです。
個人的には、Core i5、8GBメモリ、256GB SSD、50Whバッテリーの構成がおすすめです。この構成で下のクーポンを使えば13万円台で購入できます。
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質量はそこまで軽くありませんが、安い製品です。
非常にタイピングしやすい製品なので、レポート作成がはかどります。
もし予算があれば、100% sRGBと書かれたディスプレイを選択することをおすすめします。
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クリエイターにおすすめのモバイルノート
動画編集、画像編集、イラスト制作を行うようなクリエイターにおすすめのモバイルノートを紹介します。
具体的には、色域の広い液晶で、しかも1.5kgを切り、出来れば外部グラフィックスも搭載しているようなような製品です。ただし、この質量だと、どうしてもスペックが抑えられた構成となっているため、本格的に動画編集をやるなら、もう少し重くてても性能の高いノートPCがいいのではないかと思います。

CPU | 最大Core i7-1165G7 |
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質量 | 14型 1920x1200 sRGB 約100% |
質量 | 約985g |
価格 | 15万円台(税込)~ |
CPUやグラフィック性能はそれほど高くありませんが、色域は比較的広く、軽量で持ち運びに適しています。Webコンテンツ用の画像編集をするような方におすすめです。
さらに、大容量メモリ、大容量SSDを選択可能で、SDカードスロットを搭載している点もメリットです。カメラで撮影した画像をSDカードから直接読み込めます。
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CPU | Apple M1チップ |
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液晶 | 13.3型 2560x1600 Display P3 100% |
質量 | Air:1.29kg / Pro:1.4kg |
価格 | 10万円台(税込)~ |
M1チップを搭載し、高い処理性能でありながら、バッテリー駆動時間も長い次世代PCです。
OSレベルでカラーマネージメントに対応しているのも特徴です。
特に、Final CutやDavinci Resolveなど、M1チップでネイティブに動作するアプリを使用しているならおすすめです。
MacBook Airはファンレスであるため軽く、MacBook Pro 13インチはファンがあるため動作が安定しています。
MacBook Airの記事はこちら MacBook Pro記事はこちら
CPU | Core i7-1185G7 |
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GPU | GeForce GTX 1650Ti |
液晶 | 14.0型 FHD 非光沢 |
質量 | 約1.43kg |
価格 | 15万円台~ |
GeForce GTX 1650Tiの外部グラフィックスを搭載していながら、約1.43kgと軽い機種です。
メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBも搭載できます。しかもストレージはPCIe Gen 4の高速SSDです。
インターフェースも豊富で、フルサイズのSDカードスロットなどがあります。
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CPU | Core i7-1185G7 |
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GPU | GTX 1650 / 1650Ti Max-Q |
液晶 | 14.0型 FHD / 4K 非光沢 |
質量 | 約1.29kg |
価格 | 16万円台~ |
GeForce GTX 1650Ti Max-Qの外部グラフィックスを搭載していながら、約1.29kgと軽い機種です。
2種類の液晶があり、FHD液晶はsRGB 100%相当のウェブコンテンツの作成などに適した広めの色域です。4K液晶はAdobe RGB 100%相当のDTPも出来る色域です。
ただし、パームレストの温度が高めで、手のひらが熱くなるのが気になります。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大Core i9-12900H |
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GPU | 最大GeForce 3050 Ti |
液晶 | 最大13.4型 3840×2400 タッチ |
質量 | 1.5kg強(タイプカバー含む) |
価格 | 19万円台(税込)~ |
高性能CPUに、最新世代の GeForce RTX 30シリーズを搭載し、モバイルPCとしては非常に性能が高いです。
キーボードを外して、タブレットとしても使えます。
ただし、高性能であるため、バッテリー駆動時間が短いです。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大Core i7-1185G7 |
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液晶 | 13型 2880x1920 タッチ |
質量 | 1.2kg弱(タイプカバー含む) |
価格 | 14万円台(税込)~ |
今までの製品より、PCのスペックは劣りますが、ペンに対応している点が大きな特徴です。
ペン性能が高く、また液晶を好きな角度に調節できます。場所にとらわれず、どこにいてもイラストを描くことができます。
ただし、外部グラフィックスを搭載していないため、動画編集などには適しません。
レビュー記事はこちら
機能別のおすすめモバイルノート
バッテリー駆動時間の長いモバイルノート
ここでは、バッテリー駆動時間の長いモバイルノートPCについて紹介します。
メーカーの仕様表に書かれてあるバッテリー駆動時間は、JEITAバッテリー動作時間測定法 (Ver2.0)に準拠して計測されていることが多いですが、基準が割と曖昧なので、メーカーによって大きくバッテリー駆動時間が異なる場合があります。また、デルやHPなどはJEITA2.0ではなく、別の方法で計測しているため、他と比較することは難しいです。
そのため、バッテリー駆動時間を比較するには、搭載されているバッテリー容量を見るのが良いと思います。一般的なモバイルノートは、40~50Whのバッテリー容量を搭載しているため、それより多ければ、比較的長いバッテリー駆動時間になると思います。
ただし、CPUや液晶サイズ、解像度、タッチパネルの有無などによっても駆動時間は変わってきます。特に液晶解像度は、高くなるほどバッテリー駆動時間は短くなり、フルHDと4Kではかなり駆動時間が変わるので注意しましょう。
各製品の詳細レビュー記事では、液晶輝度を120cd/m2で固定し、同じ環境でバッテリー駆動時間を計測した結果を掲載しています。そちらも参考にしてください。
なお、バッテリー駆動時間に関しては、第11世代Coreプロセッサーよりも、第10世代Coreプロセッサーのほうが有利です。

73Whの大容量バッテリーを搭載しています。しかも、底面の出っ張りがないので、見た目も良いです。
PCMark 8 Work バッテリーライフテストで、10時間52分も駆動しました。
この大容量バッテリーを搭載している割には、質量も約1.1kgと重くありません。
バッテリー駆動時間を重視しつつ、見た目も気にしたい方におすすめです。
レビュー記事はこちら
33Whバッテリーのモデルと、66Whバッテリーのモデルがあります。
66Whバッテリーのモデルは、PCMark 8 Work バッテリーライフテストで、9時間48分も駆動しました。しかも、14型液晶を搭載し画面が大きく、質量も995gと軽いです。
他より駆動時間が長いのは、CPUクロックがやや低めに推移するためだと思います。その影響で、エンコードなどの高負荷の処理があまり速くありません。
レビュー記事はこちら
高級感のあるデザインのモバイルノート
続いては、筆者が主観的に、高級感があってデザインが美しいと感じるモバイルノートを紹介します。
デザインの良し悪しの感じ方には個人差があるため、参考程度にご覧ください。ここでは、どちらかというとゴージャス感があって、人目に付きそうな製品を選んでいます。

多面体のボディのデザイン性が高い 2 in 1 モバイルノートPCです。パソコンは性能だけではない!と考える方におすすめです。
アルミニウムの削り出しボディで、エッジはゴールドになっており、輝きがあります。
本体カラーは、アッシュブラックとポセイドンブルーの2色あります。
レビュー記事はこちら
XPS 13は、パームレスト部分にグラスファイバーを採用し、その表面にUVコーティングを施すことで、やや光沢感のある素敵なデザインになっています。
また、カーボンファイバーを用いたブラックのパームレストもあり、こちらはややマットな質感で肌触りも良いです。


くさび型の薄型デザインを最初に採用したのがMacのモバイルノートPCです。美しいフォルムで、このデザインを真似した(リスペクトした)PCが多く生まれました。
また、アップルマークが入っているだけで、カフェでドヤ顔できます。
おすすめLTE/5G対応モバイルノート
おすすめのLTE/5G対応モバイルノートは、以下のリンク先にまとめています。
以下には厳選したおすすめのモデルを掲載します。

2020年12月22日現在、唯一5Gに対応したモバイルノートです。
軽くて、ロングバッテリーで、タイピングもしやすく完成度が高いです
ただ、5Gモデルはやや価格が高いいです。
レビュー記事はこちら
VAIOオリジナル LTEデータ通信SIMを提供しており、VAIOのPCとの相性が良く、実際に旧モデルで1年つかってみましたがトラブルが一切ありませんでした。
また、MVNO SIMは昼間の通信速度が遅い傾向がありますが、VAIOオリジナルLTEデータ通信SIMは比較的速い速度が出ます。
レビュー記事はこちら
海外でも使うならグローバールメーカーのThinkPadシリーズがいいと思います。
特に、ThinkPad X1 Carbonは、人気の高い製品です。他にも、X1 Titanium、X1 Nanoなどが5Gに対応しています。
レビュー記事はこちら
1kg以下の持ち運びに便利な軽量モバイルノート
1kg以下のモバイルノートは、以下のリンク先に、ランキング形式でまとめていますので、こちらをご覧ください。
おすすめの2 in 1 PC
おすすめの2 in 1 PCは、以下のリンク先にまとめていますので、こちらをご覧ください。
モバイルノートパソコンのデメリット
最後に、モバイルノートパソコンのデメリットを書いておきます。
モバイルノートパソコンは、15.6型のスタンダードなノートPCと比べると、液晶画面が小さい点がデメリットです。最近はフルHD液晶が主流ですが、15.6型だとスケーリングの設定(文字や画像の拡大設定)を等倍で作業できても、13.3型のモバイルノートPCだと、スケーリング設定を125%にしないと見にくいという方もいると思います。当然、スケーリングの設定を大きくすると、一度に表示できる情報量が減るため、作業効率が低下する可能性があります。小さい文字が苦手な方は、少しでも大きな液晶のモバイルPCを購入するか、自宅にいるときは、大画面液晶を接続して作業をすると良いでしょう。
また、モバイルノートPCは、15.6型ノートPCに比べて、キーストロークが浅い機種が多い点もデメリットです。タイピングをよくする方は、当サイトのレビュー記事をみて、ThinkPadシリーズのようにキーボードが打ちやすい機種を選ぶか、自宅にいるときは、外付けキーボードを使うと良いでしょう。
また、モバイルノートは、専用グラフィックスを搭載している製品が少ない点もデメリットです。動画編集など高い負荷のかかる作業をしたい場合は、機種が限られてきます。
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