GALLERIA ゲーミングPC(ミドルタワー)の実機レビュー

更新日:
サイズ ミドルタワー
CPU 最大Core i9-14900KF
最大Ryzen 9 7950X
GPU 最大GeForce RTX 4090
最大Radeon RX7900XTX
メモリ 最大128GB
ストレージ 最大4TB PCIe SSD
追加ストレージも選択可
電源 最大1200W
価格[税込] モデルによる
人気のパルワールドも快適に動作!

ドスパラで販売しているサードウェーブのGALLERIA(ミドルタワー)は、最新パーツをいち早く取り入れ、ラインアップも多く、人気のゲーミングPCです。

今回レビューに加えたモデルは、インテル第14世代Core i7-14700Fに、GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載した、ハイクラスのゲーミングPCです。

人気のパルワールドも4K解像度かつ最高設定で快適に動作します。

PCケースは、電源ユニットがボトムカバーで覆われ、裏面配線ができるモダンな構造です。

さらに最短翌日~3日で出荷と短納期で、すぐにPCゲームを始めたい方にもおすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-14700F、GeForce RTX 4070 Ti SUPER 【NEW】

Core i7-14700KF、GeForce RTX 4070 Ti

 

目次

お忙しい方は、「GALLERIA(ミドルタワー)の特徴」のみお読みください。

 

GALLERIA(ミドルタワー)の特徴

豊富なラインアップと高いコスパ

下図に一部のモデルを掲載しますが、GALLERIAのゲーミングPCは、ラインアップが非常に多く、用途に合ったモデルが選択しやすい製品です。

また、最新パーツを搭載したモデルでも、他社よりも価格が安いことが多く、コストパフォーマンスが高いです。

なお、「R-Series」はPCケースが一回り小さいミニタワーのGALLERIAとなるため、ご注意下さい。

おすすめラインアップ(2024年3月5日時点)

 

最新のインテルCore(第14世代)搭載可能

今回、最新のインテル第14世代Core i7-14700Fを搭載したモデルをレビューしていますが、前世代の「Core i7-13700」と比較して、Eコアが4コア増強の12コアとなっており、スレッド数も28スレッドへと増加。キャッシュ容量、ターボ時のPコアとEコアもわずかに増えています。

Core i7-14700Fのスペック
  Core i7-14700(F) Core i7-13700(F)
Pコア / Eコア 8 / 12 8 / 8
スレッド数 28 24
キャッシュ(L2 / L3) 28MB / 33MB 24MB / 30MB
最大クロック(Pコア / Eコア) 5.3GHz / 4.2GHz 5.2GHz / 4.1GHz
定格クロック(Pコア / Eコア) 2.1GHz / 1.5GHz
内蔵グラフィックス インテル UHD グラフィックス 770
(Fは内蔵グラフィックスなし)
PBP(プロセッサーベースパワー) 65W
MTP(最大ターボパワー) 219W

 

CINEBENCH R23のスコアは下記の表にある通りです。本製品のデフォルトのPL1(PBP)は65Wとなっており、この時のCore i7-14700FとCore i7-13700Fを比較すると、マルチコアおよびシングルコアのスコア共はわずかに伸びた程度です。しかし、PL1の設定を125Wにすると、Core i7-13700Fと比べて、マルチコアスコアはが約15%アップしていました。

インテル第14世代Core プロセッサーは、第13世代のリフレッシュ版ということもあり、前世代から大幅に性能が向上したわけではありませんが、PL1(PBP)を高く設定することによって、性能差が見られます。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-14700F 25763 [PL1:125W]
18074 [PL1:65W]
Core i7-13700F 22470 [PL1:125W]
17187 [PL1:65W]
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i7-14700F 2072 [PL1:125W]
2067 [PL1:65W]
Core i7-13700F 2026 [PL1:125W]
2023 [PL1:65W]
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載でパルワールドも快適に動作

今回、1月24日に発売された最新グラフィックス 「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載したモデルをテストしました。

このグラフィックスはその名の通り、GeForce RTX 4070 Tiの強化版で、消費電力はそのままに、VRAMは16GBに増加され、コア数も増強されており、4K解像度でのゲームはもちろん、WQHD解像度での高リフレッシュレート環境にも最適なグラフィックスです。

人気のタイトルであるパルワールドでは、4K解像度/最高設定でも平均60 fps以上で快適に動作しました。その他のゲームも、WQHD解像度で平均 120 fps以上の高フレームレートを目指せる性能です。

パルワールドも快適
重い部類のゲーム
パルワールド(DX11)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 162 fps
2560x1440 130 fps
3840x2160 76 fps

 

実利的なミドルタワーケース

GALLERIA(ミドルタワー)は、シルバーとブラックのツートンカラーで重厚感のあるデザインが特徴です。ガラスパネルやRGBライティングがキラキラとした派手なデザインではありませんが、実利的なケースです。サイズはミニタワーよりも一回り大きいミドルタワーで、冷却性に優れ、高性能パーツを搭載することができます。

左サイドパネルには内部の見えるアクリル製の小窓があり、ガラス製と違って蹴ってしまったりで割れる心配はありません。

重厚感のあるミドルタワー

 

また、ケースは2種類あります。ガンメタリック塗装が施された重厚感のあるスタンダードケース(左)と、アルミパーツが採用され、ヘアライン加工が施された高級感のあるプレミアムケース(右)です。このケースは、各モデルのカスタマイズ画面で選択することが可能です。

なお、レビューしている機材は、ガンメタリックのスタンダードケースです。

カスタマイズで、高級感のあるアルミ素材のプレミアムケースが選択できる

 

内部の見える小窓

左サイドパネルには内部の見える小窓があります。少しスモークがかっており、素材はアクリル製なので、割れる心配はありません。今回レビューしたGALLERIA(ミドルタワー)では、内部のパーツが光らないので、少し寂しいかもしれません。

左サイドパネルには内部の見えるアクリル製の小窓

 

「ゲート」をイメージしたフロントパネル

「ゲート」をイメージしたフロントパネルは、周りを縁取る様に、LEDがほんのり点灯します。ギラギラした光り方ではなく、上品で落ち着きのあるライティングです。

このLEDのカラーやエフェクトの調整は、付属のアプリケーションから行います。搭載されているマザーボードがASUS製マザーボードの場合は「 Armoury Crate 」から、ASRock製マザーボードの場合は 「 Polychrome SYNC 」 から設定が可能です。RGB-LEDライトの詳しい設定方法はこちら

フロントパネルにLEDの縁取り

 

斜めで使いやすいコンソールパネル

最もアクセス頻度の高いコンソール部分は、斜め45度の傾斜が設けられており、PC本体をデスクの上下、どちらに配置しても、電源スイッチやUSB接続の周辺機器、ヘッドホンなどの抜き差しが容易になるよう設計されています。GALLERIAはこういったユーザー目線での実用性も洗練されています。

斜めで使いやすいコンソール

 

翌日出荷の超短納期

GALLERIAは、納期が短いのもメリットです。BTOパソコンの場合、通常1週間くらいの納期ですが、GALLERIAなら、なんと翌日出荷です。住んでいる場所にもよりますが、注文して2日後には製品が届いているので、すぐにゲームを始めることができます。

短い納期

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

テスト時のPBP(PL1)値 

今回、CPUには第14世代インテルCoreプロセッサー「Core i7-14700F」または「Core i7-14700KF」を搭載しています。

Core i7-14700F」の仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は65W、最大ターボパワー(MTP)は219Wですが、ここでは、PBP(PL1)が65Wのときの他に、125Wに設定した時のベンチマークスコアも掲載しています。

Core i7-14700KF」のCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125W、最大ターボパワー(MTP)は253Wですが、本製品の設定値を確認したところ、PBP(PL1)もMTP(PL2)も253Wに設定されていました(貸出機だからかもしれません)。ただ、PBPが253Wだと数値が高すぎて、CPU温度が100℃まで上がってしまうので、ここでは、PBP(PL1)が253Wのときの他に、125Wに設定したときのベンチマークスコアも掲載します。

なお、PL1の値の変更はUEFI画面から変更できます。

PL1の値はUEFI画面から変更可能

 

CPU

まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。

Core i7-14700Fの場合、デフォルトのPL1=65Wのままだとそこまでスコアは高くありませんが、125Wにすることで、大きくスコアが上がっています。CPU温度も問題ない範囲なので、125Wにしても大丈夫でしょう。

Core i7-14700KFの場合も、PL1=125Wでも十分高いスコアです。

CINEBENCH R23
Core i7-14700F
Core i7-14700KF
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 32909 [PL1:253W]
29233 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-14700F 25763 [PL1:125W]
18074 [PL1:65W]
Core i7-13700F 22470 [PL1:125W]
17187 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400F 15223 [PL1:145W]
Ryzen 7 5700X 13605
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 8908
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 2164 [PL1:253W]
2146 [PL1:125W]
Core i7-14700F 2072 [PL1:125W]
2067 [PL1:65W]
Core i7-13700K 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:200W]
2050 [PL1:125W]
Core i7-13700F 2026 [PL1:125W]
2023 [PL1:65W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Core i5-13400F 1744 [PL1:145W]
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1211
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
Core i7-14700F
Core i7-14700KF

 

グラフィックス

GeForce RTX 4070 Tiは、負荷の高い最新のゲームも、WQHD解像度で高いフレームレートで動作する性能です。

GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、RTX 4070 Tiより、3DMark Time Spyだとスコアは微増といったところです。3DMark Speed Wayでは10%以上スコアが高くなっています。

3DMark Time Spy
GeForce RTX 4070 Ti
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 SUPER 28391
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti SUPER 23479
RTX 4070 Ti 22709
RTX 4070 SUPER 20785
RTX 4070 17214
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 4060 10339
3DMark Speed Way
GeForce RTX 4070 Ti
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 SUPER 7431
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti SUPER 6163
RTX 4070 Ti 5416
RTX 4070 SUPER 5182
RTX 4070 4329
RTX 4060 Ti 8GB 3146
RTX 4060 2491
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

DDR4-3200の16GBメモリと、DDR5-4800の32GBメモリの帯域の実測値は次の通りです。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
16GB DDR4-3200メモリ
32GB DDR5-4800メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
57.48GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
39.13GB/s
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

標準のSSDは、NVMe Gen4 にしてはやや遅かったです。速度を気にするなら、メーカーが指定されているSSDを選ぶといいかもしれません。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
500GB NVMe Gen4 SSD
Micron 3400 1TB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6755
3520
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

なお、CPUのPL1値はデフォルトの設定値のままテストをしています。そのため、Core i-14700FのPL1値は65Wなので、若干フレームレートが低めに出ているものもあります。

GeForce RTX 4070 Ti SUPERの場合、負荷の重い最新のゲームでも、4K解像度で比較的快適に動作する性能です。WQHD解像度では高いフレームレートも狙えます。DLSSに対応したタイトルであれば、さらにフレームレートを伸ばすことができるので、ほとんどのゲームが高解像度、高い設定で快適にプレイができるでしょう。ただ、FHD解像度だと、想定よりもフレームレートが落ちるゲームがありました。これはCPUのPL1が65Wであったことが影響していると考えられます。

GeForce RTX 4070 Tiの場合も、GeForce RTX 4070 Ti SUPERとそこまでフレームレートは変わらず、WQHD解像度で高いフレームレートが出ます。

FHD解像度でゲームをするなら、GeForce RTX 4060 Tiあたりでも十分だと思います。4K解像度でさらに高いフレームレートを狙いたいならGeForce RTX 4080以上がいいでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアはCore i9-13900K搭載PCで計測した代表値
重い部類のゲーム
アバター:フロンティア・オブ・パンドラ(DX12)
品質 解像度 Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
ウルトラ設定 1920x1080 127 fps
2560x1440 86 fps
3840x2160 65 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 179 fps
RTX 4080 SUPER 149 fps
RTX 4080 146 fps
RTX 4070 Ti SUPER 127 fps
RTX 4070 Ti 121 fps
RTX 4070 SUPER 112 fps
RTX 4070 95 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 132 fps
RTX 4080 SUPER 104 fps
RTX 4080 103 fps
RTX 4070 Ti SUPER 86 fps
RTX 4070 Ti 82 fps
RTX 4070 SUPER 76 fps
RTX 4070 62 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 106 fps
RTX 4080 SUPER 80 fps
RTX 4080 79 fps
RTX 4070 Ti SUPER 65 fps
RTX 4070 Ti 62 fps
RTX 4070 SUPER 57 fps
RTX 4070 47 fps
※AMD FSR3 : 有効
重い部類のゲーム
パルワールド(DX11)
品質 解像度 Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
最高設定 1920x1080 162 fps
2560x1440 130 fps
3840x2160 76 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 SUPER 192 fps
RTX 4080 190 fps
RTX 4070 Ti SUPER 162 fps
RTX 4070 Ti 165 fps
RTX 4070 SUPER 150 fps
RTX 4070 128 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 186 fps
RTX 4080 SUPER 155 fps
RTX 4080 153 fps
RTX 4070 Ti SUPER 130 fps
RTX 4070 Ti 126 fps
RTX 4070 SUPER 114 fps
RTX 4070 94 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 122 fps
RTX 4080 SUPER 94 fps
RTX 4080 92 fps
RTX 4070 Ti SUPER 80 fps
76 fps
RTX 4070 Ti 72 fps
RTX 4070 SUPER 63 fps
RTX 4070 53 fps
重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended(DX12)
解像度 品質 Core i7-14700KF
RTX 4070 Ti
Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
1920x1080 112 fps 108 fps
ノーマル 68 fps
52 fps 52 fps
最高(DLSS3) 83 fps 84 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、低設定)
RTX 4090 140 fps
RTX 4080 SUPER 122 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti SUPER 108 fps
RTX 4070 Ti 112 fps
RTX 4070 SUPER 107 fps
RTX 4070 94 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ノーマル設定)
RTX 4090 89 fps
RTX 4080 SUPER 77 fps
RTX 4080 76 fps
RTX 4070 Ti SUPER 68 fps
RTX 4070 Ti 66 fps
RTX 4070 SUPER 64 fps
RTX 4070 55 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 4090 76 fps
RTX 4080 SUPER 61 fps
RTX 4080 61 fps
RTX 4070 Ti SUPER 52 fps
RTX 4070 Ti 52 fps
RTX 4070 SUPER 47 fps
RTX 4070 41 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 4090 116 fps
RTX 4080 SUPER 97 fps
RTX 4080 96 fps
RTX 4070 Ti SUPER 84 fps
84 fps
RTX 4070 Ti 83 fps
RTX 4070 SUPER 75 fps
RTX 4070 68 fps
※「最高」設定ではDLSS SR:バランス+DLSS FGが有効
重い部類のゲーム
スターフィールド(DX12)
品質 解像度 Core i7-14700KF
RTX 4070 Ti
Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
最高設定 1920x1080 85 fps 85 fps
2560x1440 74 fps 83 fps
3840x2160 50 fps 60 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 124 fps
RTX 4080 SUPER 115 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti SUPER 85 fps
RTX 4070 Ti 85 fps
RTX 4070 SUPER 86 fps
RTX 4070 79 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 124 fps
RTX 4080 SUPER 103 fps
RTX 4080 101 fps
RTX 4070 Ti SUPER 83 fps
RTX 4070 Ti 74 fps
RTX 4070 SUPER 75 fps
RTX 4070 67 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 98 fps
RTX 4080 SUPER 75 fps
RTX 4080 74 fps
RTX 4070 Ti SUPER 60 fps
RTX 4070 Ti 50 fps
RTX 4070 SUPER 52 fps
RTX 4070 47 fps
※FSR3 : 有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077 [Ver 2.1](DX12)
品質 解像度 Core i7-14700KF
RTX 4070 Ti
Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
ウルトラ 1920x1080 163 fps 117 fps
2560x1440 113 fps 110 fps
3840x2160 54 fps 55 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 168 fps
RTX 4080 SUPER 165 fps
RTX 4080 164 fps
RTX 4070 Ti SUPER 117 fps
RTX 4070 Ti 163 fps
RTX 4070 SUPER 158 fps
RTX 4070 141 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 157 fps
RTX 4080 SUPER 141 fps
RTX 4080 140 fps
RTX 4070 Ti SUPER 110 fps
RTX 4070 Ti 113 fps
RTX 4070 SUPER 104 fps
RTX 4070 84 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 87 fps
RTX 4080 SUPER 69 fps
RTX 4080 68 fps
RTX 4070 Ti SUPER 55 fps
RTX 4070 Ti 54 fps
RTX 4070 SUPER 48 fps
RTX 4070 35 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 Core i7-14700KF
RTX 4070 Ti
Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
高品質 1920x1080 202 fps 186 fps
2560x1440 160 fps 161 fps
3840x2160 90 fps 98 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 227 fps
RTX 4080 SUPER 218 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti SUPER 186 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 SUPER 194 fps
RTX 4070 172 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 215 fps
RTX 4080 SUPER 194 fps
RTX 4080 192 fps
RTX 4070 Ti SUPER 161 fps
RTX 4070 Ti 160 fps
RTX 4070 SUPER 149 fps
RTX 4070 128 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 155 fps
RTX 4080 SUPER 120 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti SUPER 98 fps
RTX 4070 Ti 90 fps
RTX 4070 SUPER 84 fps
RTX 4070 72 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質 解像度 Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
最高 1920x1080 235 fps
2560x1440 185 fps
3840x2160 101 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 SUPER 288 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti SUPER 235 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 SUPER 241 fps
RTX 4070 213 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 271 fps
RTX 4080 SUPER 228 fps
RTX 4080 222 fps
RTX 4070 Ti SUPER 185 fps
RTX 4070 Ti 179 fps
RTX 4070 SUPER 172 fps
RTX 4070 145 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 162 fps
RTX 4080 SUPER 122 fps
RTX 4080 119 fps
RTX 4070 Ti SUPER 104 fps
101 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
RTX 4070 SUPER 87 fps
RTX 4070 74 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 Core i7-14700
FRTX 4070 Ti SUPER
最高 1920x1080 204 fps
2560x1440 185 fps
3840x2160 112 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 265 fps
RTX 4080 SUPER 264 fps
RTX 4080 264 fps
RTX 4070 Ti SUPER 204 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 SUPER 242 fps
RTX 4070 228 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 255 fps
RTX 4080 SUPER 233 fps
RTX 4080 229 fps
RTX 4070 Ti SUPER 185 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 SUPER 184 fps
RTX 4070 159 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 SUPER 134 fps
RTX 4080 132 fps
RTX 4070 Ti SUPER 112 fps
RTX 4070 Ti 103 fps
RTX 4070 SUPER 94 fps
RTX 4070 81 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 Core i7-14700KF
RTX 4070 Ti
Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
最高 1920x1080 246 fps 231 fps
2560x1440 199 fps 197 fps
3840x2160 110fps 121 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 270 fps
RTX 4080 SUPER 262 fps
RTX 4080 261 fps
RTX 4070 Ti SUPER 231 fps
RTX 4070 Ti 246 fps
RTX 4070 SUPER 242 fps
RTX 4070 227 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 256 fps
RTX 4080 SUPER 230 fps
RTX 4080 228 fps
RTX 4070 Ti SUPER 197 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 SUPER 191 fps
RTX 4070 175 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 SUPER 145 fps
RTX 4080 142 fps
RTX 4070 Ti SUPER 121 fps
RTX 4070 Ti 110 fps
RTX 4070 SUPER 103 fps
RTX 4070 89 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
DirectX 12
品質 品質 Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
最高設定 1920x1080 138 fps
2560x1440 106 fps
3840x2160 60 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
品質 解像度 Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
最高 1920x1080 231 fps
2560x1440 197 fps
3840x2160 121 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 Core i7-14700F
RTX 4070 Ti SUPER
最高 1920x1080 363 fps
2560x1440 344 fps
3840x2160 175 fps
※トレーニングモードで計測

 

レイトレーシングおよびDLSS有効時のベンチマーク

レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。

ここでは、サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、負荷が非常に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」での計測結果を掲載します。

今回計測したモデルについては、DLSSをOffにすると1920x1080でも60 fpsの平均フレームレートを切りますが、DLSS 2設定(DLSS Super Resolutionをオン)にすることで、劇的にフレームレートが伸びます。さらにDLSS 3設定(Frame Generationをオン)にすることで、大幅にフレームレートが向上し、2560x1440でも快適にプレイできるフレームレートになります。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : オーバードライブ)
1920x1080
RTX 4070 Ti SUPER
Core i7-14700F
147 fps [DLSS 3.5]
146 fps [DLSS 3]
85 fps [DLSS 2]
45 fps [DLSS Off]
RTX 4070 Ti
Core i7-14700KF
157 fps [DLSS 3.5]
157 fps [DLSS 3]
94 fps [DLSS 2]
44 fps [DLSS Off]
2560x1440
RTX 4070 Ti SUPER
Core i7-14700F
104 fps [DLSS 3.5]
103 fps [DLSS 3]
64 fps [DLSS 2]
28 fps [DLSS Off]
RTX 4070 Ti
Core i7-14700KF
100 fps [DLSS 3.5]
100 fps [DLSS 3]
63 fps [DLSS 2]
23 fps [DLSS Off]
 :DLSS 3.5(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン、DLSS RR:オン)
 :DLSS 3(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン)
 :DLSS 2(DLSS SR:バランス)
 :DLSS OFF
SR:Super Resolution、FG:Frame Generation、RR:Ray Reconstruction

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。パーツ選びの参考にして下さい。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
x265でのエンコード時間
Core i7-14700KF 3分44秒 [PL1=253W]
Core i9-13900K 3分48秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i7-14700F 4分45秒 [PL1=125W]
6分36秒 [PL1=65W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-13700F 5分36秒 [PL1=100W]
6分42秒 [PL1=65W]
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i5-13400F 7分41秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Ryzen 5 4500 12分02秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間
コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分51秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分44秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分49秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分31秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti 8GB
2分34秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分34秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分38秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
3分30秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
32秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
RTX 4090 12494
RTX 4080 SUPER 8849
RTX 4080 8719
RTX 4070 Ti 7427
RTX 4070 Ti SUPER 7335
RTX 4070 SUPER 6463
RTX 4070 6054
RTX 4060 Ti 8GB 4427
RTX 4060 3552
NMKD Stable Diffusion GUI 1.11.0によるAIイラスト生成時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
43秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
44秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
46秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
51秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
52秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
83秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
91秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
102秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
116秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
173秒
※モデルはデフォルトの「StableDiffusion-v1.5」を使用
※プロンプトは内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみで生成
※ステップ数は最大の75、512×512のイラストを10枚生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
Core i7-14700KF / GeForce RTX 4070 Ti
Core i7-14700F / GeForce RTX 4070 Ti SUPER

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。室温は26℃で計測しています。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

Core i7-14700KFにおいて、PL1が253Wのときは、CPU温度は100℃付近とかなり高めの温度です。PL1=125Wであれば、低めの温度になるので、PL1値はこのくらいに下げることをおすすめします。

Core i7-14700Fについても、PL1=125Wで問題ない範囲のCPU温度です。

  • Core i7-14700F
    (PL1=65W)
  • Core i7-14700F
    (PL1=125W)
  • Core i7-14700KF
    (PL1=125W)
  • Core i7-14700KF
    (PL1=253W)
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度を計測しました。

Core i7-14700KFにおいて、PL1を253Wにすると、CPU温度が高めになりますが、それ以外は問題ありません。

  • i7-14700F(65W)
    RTX 4070Ti S
  • i7-14700F(125W)
    RTX 4070Ti S
  • i7-14700KF(125W)
    RTX 4070Ti
  • i7-14700KF(253W)
    RTX 4070Ti
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

今回、どのモデルも、未使用時はグラボのファンが停止するセミファンレス仕様なので、アイドル時は静かです。

Core i7-14700F搭載モデルで、PL1が65Wのときは、エンコード時やゲーム時も比較的静かです。

逆にCore i7-14700KF搭載モデルで、PL1が253Wのときは、かなりうるさくなります。

他は、普通の騒音値です。

騒音値
  アイドル時 エンコード時 FF15実行時
Core i7-14700F(PL1=65W)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
約30dB 約35dB 約40dB
Core i7-14700F(PL1=125W)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
約30dB 約45dB 約50dB
Core i7-14700KF(PL1=125W)
GeForce RTX 4070 Ti
約33dB 約43dB 約45~55dB
Core i7-14700KF(PL1=253W)
GeForce RTX 4070 Ti
約33dB 約57dB 約45~55dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

今回、いずれも性能の高いパーツを搭載しているので、消費電力もそれなりに高いです。

消費電力
  アイドル時 エンコード時 FF15実行時
Core i7-14700F(PL1=65W)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
約46W 約126W 約370W
Core i7-14700F(PL1=125W)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
約46W 約212W 約514W
Core i7-14700KF(PL1=125W)
GeForce RTX 4070 Ti
約56W 約208W 約520W
Core i7-14700KF(PL1=253W)
GeForce RTX 4070 Ti
約56W 約380W 約525W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
電源オフ時の外観です。シルバーとブラックのツートンカラーで重厚感のあるデザインです。

 

電源を入れるとフロントパネルを縁取る様にLEDが点灯します。フロントパネルはマットな素材で、底側は丸みを帯びています。

 

フロントパネルのGALLERIAのエンブレムは高級感があります。

 

サイドパネルには吸気口があり、内側から青いメッシュが貼られています。

 

コンソールパネルです。左から、LEDが点灯する電源ボタンと、リセットボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A ×4、ヘッドホン端子、マイク端子があります。

 

トップパネルです。排熱用の孔が開いたシャーシ、埃を防ぐメッシュフィルター、フラットにするためのプラスチック製天面板による、3層構造になっています。筐体内の熱を排出しつつ、天板にコントローラーやヘッドフォンなどを置くことができます。

 

左側面と右側面です。左サイドパネルには内部の見えるアクリル製の小窓があります。

空冷CPUクーラーのRTX 4070 Ti SUPERモデル
水冷CPUクーラーのRTX 4070 Tiモデル

 

正面と背面の画像です。なお、現在、マザーボード側の映像出力端子には、使用禁止シールが貼られています。ポート類は、マザーボード、グラボの種類によって異なります。

 

底面です。電源用の吸気口が設けられています。

 

電源ユニットの防塵フィルターは、背面から取り外しての掃除が可能です。

 

底面のインシュレーターは高めに設計されており、底面からも吸気しやすくなっています。ゴム足がしっかりしているので、床はもちろん、デスク上でも安定した設置が可能です。

 

サイドパネルは、背面のネジを2ヶ所外すことで開きます。

 

ケース内部のチェック

ケース内部はご覧のようになっています。

以下、搭載されていたパーツの画像を掲載しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りません。ご了承ください。

左側面ケース内部

左側面ケース内部です。電源ユニットが別の区画に配置されているため、ケーブルがごちゃごちゃしておらず、すっきりしています。

 

マザーボード

Core i7-14700Fを搭載したB760チップセットのマザーボードには、ATXサイズの「ASUS PRIME B760M-AJ D4」が搭載されていました。空いているM.2スロットの数は1つです。

 

Core i7-14700KFを搭載したZ790チップセットのマザーボードには、「ASUS PRIME Z790-P」が搭載されていました。空いているM.2スロットが2つあります。

 

CPUクーラー

Core i7-14700Fに搭載されていた標準の空冷クーラーです。

 

Core i7-14700KFに搭載されていたDEEPCOOLの240mm簡易水冷クーラーです。ラジエーターはトップに設置されています。 チューブの配置関係から、「DEEPCOOL」のロゴが縦になってしまっているのはやや気になりました。

 

M.2 SSD

Core i7-14700F/RTX 4070 Ti SUPERモデルの標準SSDには、ソリダイム製の「P41 Plus」のSSDが搭載されていました。

 

Core i7-14700KF/RTX 4070 Tiモデルの標準SSDには、「Micron 3400 1TB NVMe SSD」のSSDが搭載されていました。

 

メモリ

メモリの型番は指定することができませんが、いずれのモデルもSamsung製のメモリが搭載されていました。

 

グラフィックカード

GeForce RTX 4070 Ti SUPERなどの大型のグラフィックカードには、重さによる反り返りを支えるリジッドカードサポートが標準で搭載されています。上下から挟むようにガッチリと固定されています。また、GPUを直接冷やすように14cmのフロントケースファンが搭載されています。

 

GeForce RTX 4070 Ti SUPERのグラフィックカードにはPalit製の「GeForce RTX 4070 Ti SUPER JetStream」が搭載されていました。RGBライティングには対応していません。アイドル時にファンが停止するセミファンレス仕様です。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通りで、ブーストクロックなどは標準です。

 

GeForce RTX 4070 TiのグラフィックカードにはPalit製の「GeForce RTX 4070 Ti GamingPro」が搭載されていました。上の画像のようにRGBライティングにも対応しています。アイドル時にファンが停止するセミファンレス仕様です。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通りで、ブーストクロックなどは標準です。

 

ドライブベイ

最近では光学ドライブの無いドライブレスのケースが主流となりつつありますが、5.25インチベイのスペースがあり、光学ドライブ(ブルーレイドライブなど)も選択可能です。

 

底面にはHDD用の3.5インチベイが2つあります。

 

右側面ケース内部

右側面のカバーを開けると、2.5インチベイが2つ見えます。

 

電源ユニット

電源ユニットのメーカーは確認できませんでしたが、モジュラー式で、余った配線は綺麗にまとめられています。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見たケース内部です。

 

まとめ

以上が、GALLERIA(ミドルタワー)のレビューです。

最新パーツをいち早く取り入れ、ラインアップもかなり多く、人気のゲーミングPCです。

PCケースの性能や、冷却性も十分で、他社のBTOパソコンよりも価格の安いモデルが多く、コストパフォーマンスの高い製品です。

グラボについては、ミドルタワーのGALLERIA(X-Series以上)の場合、GeForce RTX 4060から4090までの幅広いラインアップがあります。FHDのモニターでゲームをするならRTX 4060 Ti、WQHDのモニターならRTX 4070 TiやRTX 4070 Ti SUPER、4KモニターならRTX 4080以上などのモデルにするといいでしょう。

Core i7-14700KFはシングルコア性能も高くゲームに最適なCPUです。ただし、今回の貸出機では、PL1の設定値が253Wと高くなっていました。この値だとCPU温度が高くなりすぎるので、もう少し設置値を下げたほうが実用的だと思います(※販売されている製品のPL1値は異なる可能性あり)。

逆に、Core i7-14700Fは、PL1が標準の65Wに設定されていますが、125Wくらい上げて運用しても問題ないでしょう。騒音が気になる場合は65W運用でも十分です。

翌日出荷の短納期で、早かったら購入して2日後にはPCゲームを始めることができるのも嬉しいです。

 

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