スリムタワー・コンパクト型デスクトップPC

一般のタワー型、ミニタワー型よりも省スペースで設置ができるデスクトップパソコンをご紹介します。
デスクトップPCには、好みのサイズと品質のディスプレイや、打ちやすいキーボードを選択することができるというメリットがあります。しかも、省スペースデスクトップであれば、設置面積が大きく邪魔になる、というデメリットもほとんど気にする必要がなくなります。また、リビングの液晶テレビをディスプレイとして使用する、という使い方もしやすいです。
持ち運ぶ必要がなければ、ホームPCやオフィス用のPCとして、省スペースなデスクトップパソコンも検討してみるといいかもしれません。ここでは、スリムタワー型と、コンパクトタワー型の2種類に分けて、比較を行っています。
なお、一般的なタワー型のPCは「タワー型デスクトップパソコンの比較」を、ゲームを主体でやる方は「ゲーム向けデスクトップパソコンの比較をご覧ください。
スリムタワー型デスクトップパソコンの比較
まず、タワー型よりも設置面積が約半分のスリムタワー型デスクトップPCを比較します。
比較的狭い場所にも設置可能で、メンテナンス性も悪くない機種が多いです。一方、PCI系カードはロープロファイルになり増設できるカードが限定される点や、パーツが密集しているため放熱が悪い点、電源容量が小さいため高性能グラフィックカードは搭載できない点など、デメリットもあります。
高めのグラフィックス性能を必要としない方に適したジャンルのPCです。
ThinkCentre Mシリーズ Small

CPU | ~Core i7-13700 ~Ryzen 7 PRO 5750G |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 6万円台(税込)~ |
キーボード・パワーオンに対応しており、本体をデスク下などに配置しても使用できます。
デスクトップ用プロセッサーを搭載し、最大で、Core i7-13700、または、Ryzen 7 PRO 5750Gを選択できるので、処理性能も高めです。さらに、大容量メモリ、トリプルストレージ、光学ドライブなどを選択でき、拡張性も高く、カスタマイズできる部分も多いです。
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CPU | ~Core i7-13700 ~Ryzen 7 5700G |
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GPU | ~Radeon RX 6400 |
価格 | 9万円台(税込)~ |
処理性能の高いPCでありながら、コストパフォーマンスが高くおすすめの機種です。最大で、32GBメモリ、M.2 SSD x2 + HDDといった構成を選ぶこともでき、比較的安くカスタマイズできます。
フロント面には吸気ファンを搭載しているので、外部グラフィックス(ただし、LowProfile)を搭載したい方にも適しています。また、サポート内容も充実しています。
レビュー記事はこちら メーカーサイトはこちらマウスコンピューター製PCを13万円以上ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!詳細はこちらをご覧下さい。

CPU | ~Core i7-13700 |
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GPU | ~GTX 1650 / Quadro P620 / NVIDIA T400 |
価格 | 9万円台(税込)~ |
国内で人気の高い富士通のスリムPCです。デスクにおいても周りにマッチする、シンプルなデザインです。
第13世代Coreに加えて、外部GPUに、GTX 1650、Quadro Q620、NVIDIA T400を搭載できます。
最長5年の保証にも加入できるので、長く安心して使用した方におすすめです。
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CPU | ~Core i7-13700 |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 6万円台(税込)~ |
デスクトップ用のインテル第13世代Coreを搭載しており、快適に動作します。最安の6万円台のモデルでも、Core i5-13400を搭載しており、コスパが高いです。
メモリは16GBがおすすめです。自信がある方は、8GBメモリのモデルを購入して、後から増設してもいいと思います(自己責任です)。
レビュー記事はこちら メーカーサイトはこちら
CPU | ~Core i5-13400 |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 5万円台(税込)~ |
部屋になじむシンプルなデザインのスリムボディで、置き場所を選びません。
デスクトップ用の第13世代Coreを搭載し、快適に動作します。購入時のカスタマイズはできませんが、最安モデルでも16GBメモリを搭載しています。ホームユースであれば、Core i3-13100搭載モデルぐらいがおすすめです。
なお、標準で2画面モニターに対応していますが、HDMI + VGAです。
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CPU | ~Core i9-12900 |
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GPU | ~Intel Iris Xe MAX 100 |
価格 | 8万円台(税込)~ |
国内での人気が高いNECのパソコンです。最大でCore i9-12900という高い処理性能のCPUも搭載できます。ツートーンカラーのボディは、見た目もいいです。
基本操作学習用ソフトや、デジカメ編集・整理ソフトなどを含む、標準ソフトウェアパックを選択でき、最長5年のあんしん保証を付けることもできるので、パソコンに不慣れな方でも安心です。
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CPU | ~Core i9-13900K |
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GPU | ~GeForce GTX 1650 ~NVIDIA RTX A2000 |
価格 | 15万円台(税込)~ |
最大で、第13世代Core i9+外部グラフィックスと、スリムタイプの中では高めのスペック構成を選択できます。RAID構成や、最大4ストレージ構成も選択可能です。
主要パーツには日本製のコンデンサを採用したり、耐久性の高い冷却ファンを搭載するなど、信頼性が高いので、作業用としても安心して使用できます。
旧レビュー記事はこちら メーカーサイトはこちら
CPU | ~Core i7-12700 |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 7万円台(税込)~ |
EPSON Endeavor MRシリーズよりも少しシンプルな、スタンダードPCです。
MRシリーズほどの拡張性や、外部グラフィックスは不要だけど、信頼性が高いPCを使用したい方は、こちらを選ぶといいでしょう。最長7年の定額保守サービスも選択できます。
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CPU | ~Core i7-13700 ~Ryzen 7 5700G |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 6万円台(税込)~ |
デスクトップ用のプロセッサーを搭載しており、快適に使用できます。大容量ストレージや、SSD+HDDのデュアルストレージ構成も選択可能です。ただし、外部グラフィックスを搭載したモデルはありません。
頻繁にセールを行っているので、欲しいモデルが対象機種となっていれば、お得に買うことができます。
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CPU | ~Core i5-13500 |
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GPU | ~GeForce GTX 1650 |
価格 | 5万円台(税込)~ |
最大で、第13世代Core i5、64GBメモリ、デュアルストレージ構成を選択できます。エントリークラスではありますが、外部グラフィックスにGeForce GTX 1650を選択することも可能です。
注文すると最短翌日出荷されるので、急いで手に入れたい場合はとても助かります。
レビュー記事はこちら メーカーサイトはこちら※実売価格は変動が大きいため、正確な価格は販売店でご確認下さい。
コンパクトタワー型デスクトップパソコンの比較
次に、手のひらサイズのコンパクトタワー型デスクトップパソコンの比較を行います。
非常にコンパクトなので、机の周りをスッキリ保つことができます。液晶テレビの横に配置するのにも適しています。
デメリットとしては、一部ノート用プロセッサー搭載となったり、拡張性があまり高くないことが挙げられます。また、外部グラフィックスを搭載できる機種も限定的です。
Officeソフトを使ったり、ネット閲覧、ネット動画を見るといった用途であればコンパクトタワー型でも十分だという場合も多いと思います。

CPU | ~Core i9-13900 ~Ryzen 7 RRO 5750GE |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 5万円台(税込)~ |
コンパクトながら、デスクトップ向けのCPUを搭載し、コスパが高く、人気の高い機種です。インテルモデルであれば、最大で第13世代Core i9搭載も選択できます。
最大64GBメモリ、M.2 SSD x2 + HDDの構成が可能ですし、カスタマイズの幅が広く、必要な構成を選びやすいです。USB-Cポートも備え、インターフェイスも充実しています。また、ツールレスで内部にアクセスできるので、メンテナンス性も高いです。
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CPU | ~Core i7-13700H |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 6万円台(税込)~ |
手のひらサイズのボディに、ノートPC向けの第13世代Core (H)を搭載しています。デスクトップ向けCPUほどではありませんが、快適に動作し、Core i5-13500H搭載モデルであれば、6万円台からと安いです。
Thunderbolt 4ポートを備えており、ドックを使えば拡張性アップも可能です。
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CPU | ~Core i7-13700T |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 11万円台(税込)~ |
1リットルサイズの超小型ボディに、デスクトップ用CPUを搭載しています。最大で、第13世代Core i7-13700T、32GBメモリ、2TB SSD + 1TB HDDの構成が可能で、光学ドライブも選択できます。
デフォルトで2画面出力に対応し、増設ポートに画面出力ポートを追加すれば、最大4画面表示も可能です。
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CPU | ~Core i7-13700T |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 8万円台(税込)~ |
手のひらサイズながら、最大で、デスクトップ用の第13世代Core i7-13700Tに、32GBメモリ、1TB SSD + 2TB HDDの構成を選択できます。
標準でも3年のメーカー保証が付いているので、初心者の方でも、安心です。
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CPU | ~Core i9-10900T |
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GPU | ~GeForce GTX 1650 ~NVIDIA RTX A2000 |
価格 | 15万円台(税込)~ |
500mlのペットボトルよりも高さが低い、容積約2.8lのコンパクトPCながら、GTX 1650や、NVIDIA RTX A2000という外部グラフィックスボードを搭載できます。
コンパクトタワー型でも、少し高めのグラフィックス性能を必要とする方に適しています。ただし、CPUはデスクトップ向けですが、旧世代の第10世代Coreです。
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CPU | ~Core i5-10500T |
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GPU | CPU内蔵グラフィックス |
価格 | 6万円台(税込)~ |
デスクトップ用の省電力版プロセッサーである、Core (T)を搭載し、光学ドライブありも選択できます。ただし、CPUが旧世代の第10世代なのが少し残念です。
なお、ほぼ同じボディで、医療現場やPOS向けのEndeavor ST200Eシリーズや、ノート向けの第11世代Coreを搭載したEndeavor STシリーズもあります。
旧モデルのレビューはこちらです。
Endeavor ST170E、Endeavor ST11E
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APU | Ryzen 5 5500U |
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GPU | APU内蔵グラフィックス |
価格 | 8万円台(税込)~ |
テレビサイドなどにも設置しやすいです。また、VESA規格の取り付けキットも付属しています。プロセッサーはノートPC用ですが、Ryzen 5 5500Uを搭載し、メモリも16GB以上あるので、日常用途にはある程度快適に使えます。
ビジネス向けのMouseProシリーズには、ほぼ同じボディにノート用のインテル第12世代Core (U)を搭載したモデルもあります。
メーカーサイトはこちら※実売価格は変動が大きいため、正確な価格は販売店でご確認下さい。
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