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コスパ抜群のかっこいいゲーミングPC、マウス NEXTGEAR JGの実機レビュー

更新日:
サイズ ミニタワー
CPU Ryzen 7 5700X
Ryzen 5 4500
GPU RTX 4070
RTX 4060 Ti 8GB
RTX 4060
GTX 1660 SUPER
メモリ 16GB(最大64GB)
DDR4-3200
ストレージ 1TB(最大2TB)
価格[税込] 9万円台~
コスパ抜群のかっこいいゲーミングPC

NEXTGEAR JGは、マウスのゲーミングデスクトップPCの中でも、コスパに優れたゲーミングPCです。

例えば、Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060、水冷CPUクーラー搭載モデルが、15万円台という安さです。

安い割にはデザインも良く、ユーザーの声を取り入れた個性的なデザインのケースに、ガラスサイドパネルと内部のLEDファンが点灯し、ゲーミングらしい見た目です。

メッシュパネルと最大6つのファンでエアフロー性能も良く、その割には高負荷時でも静かで、長時間のゲームも集中してプレイすることが可能です。

公式販売サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

NEXTGEAR JG-A7G6T

Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti、メモリ16GB

 

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「NEXTGEAR JGの特徴」のみお読みください。

 

NEXTGEAR JGの特徴

EC限定販売のリーズナブルなゲーミングPC

マウスコンピューターの新ブランドとなるNEXTGEAR JGは、EC限定販売(ネット限定販売)のゲーミングPCです。搭載できるCPUは、コストを抑えるため旧世代のAMD Ryzenのみですが、非常に価格が安いです。

例えば、GeForce GTX 1660 SUPER搭載のエントリーモデルなら「99,800円」、GeForce RTX 4060搭載のミドルレンジモデルでも「129,800円~」です。

ただ、GeForce GTX 1660 SUPERのモデルは、Ryzen 5 4500でもいいかなと思いますが、GeForce RTX 4060以上のグラフィックスの場合、Ryzen 7 5700Xのプロセッサーのほうがおすすめです。

価格例(2023年9月10日時点)

 

同スペック帯のG-Tune ミニタワーと価格を比較しても、NEXTGEAR JGは簡易水冷クーラーを標準搭載しているにも関わらず、非常に安く、コスパが高いことが分かります(下表参照)。

なお、G-Tune ミニタワーのシリーズは、インテル第13世代Coreプロセッサーを搭載したモデルもあります。もしこのプロセッサーのほうが良ければ、G-Tune ミニタワーのほうがいいです。Ryzenプロセッサーでも問題なければ、NEXTGEAR JGのほうがおすすめです。

NEXTGEAR JGとG-Tuneミニタワーの同スペック帯での比較
  NEXTGEAR JG G-Tuneミニタワー
 
CPU Ryzen 7 5700X(簡易水冷 240mm Ryzen 7 5700X(空冷)
GPU RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 16GB DDR4-3200
ストレージ 1TB PCIe SSD 512GB PCIe SSD
価格[税込] 179,800円~ 214,800円~
※2023/9/8時点での価格

 

ユーザーの声を取り入れた個性的なデザイン

NEXTGEAR JGシリーズの新筐体は、大規模SNSアンケートによりユーザーの声を取り入れた、個性的なデザインになっています。シンプルでフラットなG-Tune ミニタワーに比べ、クロスを形どったフロントパネルに、「NEXTGEAR」のロゴが印字された標準装備の内部の見えるガラスサイドパネルといった、よりゲーミングらしい見た目が特徴です。

フロントパネルとガラスサイドパネルが特徴的なNEXTGEAR JGシリーズ

 

さらに、+4,400円で青色または赤色LEDケースファンを搭載することができます。点灯する部分はフロントファン×3、トップファン×2、リアファン×1と多いです。内部の見えるガラスサイドパネルにより、よりゲーミングらしい見た目になります。

+4,400で青色または赤色LEDケースファンが搭載可能
赤色LEDケースファン選択時のケース外観

 

メッシュパネルと最大6つのファンで冷却性能も優秀

NEXTGEAR JGシリーズの筐体は、フロントパネルとトップパネルが空気の通りの良いメッシュ仕様になっており、さらに最大6つのファンで内部を効率よく冷却します。裏面配線により内部がすっきりしているので、エアフローも良く、ミニタワーでも冷却性に優れたケースです。GeForce RTX 4070などのハイクラスのグラフィックスを搭載しても、熱を気にすることなく、ゲームを長時間安心してプレイすることができるでしょう。

空気の通りの良いメッシュ仕様のフロントパネルとトップパネル
最大6つのファンで内部を効率よく冷却

 

充実したサポートサービス

マウスコンピューターの製品は、サポートサービスが充実しており、標準で1ヶ月の初期不良に1年間のセンドバック修理保証、24時間365日対応の電話サポートが付いています。

また、標準で3年保証が付いているのも嬉しいです。もし他社と価格を比較する際は、このあたりも考慮するといいと思います。

さらにオプションで様々なサポートサービスを追加でき、パソコンに詳しくない方でも安心して購入することができます。詳しくはこちらをご覧ください。

標準で手厚いサポートが付いてくる

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。

Ryzen 7 5700Xは、旧世代のCPUですが、8コア16スレッド、TDP65Wで動作するコスパの高いミドルクラスのCPUです。マルチコアでは、Core i5-13400とほぼ同等のスコアが出ており、シングルコアでのスコアもまずまずです。ミドルクラスまでのグラフィックスであれば、Ryzen 7 5700Xでも問題ないでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 5700X
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700F 26413 [PL1:181W]
24367 [PL1:140W]
21867 [PL1:95W]
18364 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Core i7-12700K 22792 [PL1:190W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400 15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Ryzen 7 5700X 13605
Core i5-12400F 12164 [PL1:100W]
11505 [PL1:65W]
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 9059
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242
Core i7-13700K 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:125W]
Core i7-13700F 2026 [PL1:95W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Core i7-12700K 1947
Core i5-13400F 1782
Core i5-12400F 1715
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1215
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
~ CPUとGPU性能の評価 ~
Ryzen 7 5700X
GeForce RTX 4060 Ti 8GB

 

グラフィックス

グラフィックカードには、旧世代のGeForce GTX 1660 SUPER、最新世代のGeForce RTX 4060、RTX 4060 Ti 8GB、RTX 4070を搭載したモデルが用意されています。レビュー機のモデルでは、GeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載しており、負荷の重い最新のゲームも快適に遊べる性能です。

価格をより抑えたい場合や、フルHD解像度で"軽いゲーム"を主にプレイする方は、GTX 1660 SUPERでもいいと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti 22597
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 4070 17214
RTX 3080 17064
RTX 3070 Ti 14389
RTX 3070 13431
RTX 4060 Ti 8GB 12916
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10339
RTX 3060 12GB 8722
GTX 1660 SUPER 6000
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti 5416 [パフォーマンス]
RTX 3090 5160
RTX 3080 Ti 5076
RTX 3080 4493
RTX 4070 4329
RTX 3070 Ti 3718
RTX 3070 3425
RTX 4060 Ti 8GB 3129
RTX 3060 Ti 2979
RTX 4060 2491
RTX 3060 12GB 2178
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリには、DDR4-3200を搭載しており、帯域幅は普通です。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
ADATA 16GB DDR4-3200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
31.75GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen3 SSDを搭載しています。速度は普通です。オプションで速い速度のPCIe Gen4 SSDを選択することもできます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
ADATA 1TB PCIe Gen3 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3500
2387
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回レビュー機では、売れ筋のミドルクラスのGeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載しており、フルHD解像度なら、負荷の重い最新のゲームも高いフレームレートで動作する性能です。

軽めのゲームでは最高設定+120 fps以上を目指すことができ、WQHD解像度では、タイトルによっては60 fpsを割りますが、DLSSやフレーム生成に対応していれば、さらにフレームレートを伸ばすことが可能です。

さすがに、Core i9-13900Kに同グラフィックスを搭載したPCと比べると、フレームレートはやや劣るケースはあるものの、それほど大きな差はないと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)。なお、別のPCに搭載されているCPUはCore 9-13900K。
重い部類のゲーム
Starfield(スターフィールド)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 70 fps
60 fps
ウルトラ 49 fps
※FSR2 : オン
最高設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 98 fps
RTX 4080 86 fps
RTX 4070 Ti 77 fps
RTX 4070 61 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps 
49 fps
RTX 4060 42 fps
RTX 3060 35 fps
RTX 3050 30 fps
重い部類のゲーム
ARMORED CORE VI(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 110 fps
2560x1440 89 fps
3840x2160 48 fps
※最大120 fps
最高設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 120 fps
RTX 4070 120 fps
RTX 4060 Ti 8GB 115 fps
110 fps
RTX 4060 106 fps
RTX 3060 12GB 90 fps
RTX 3050 67 fps
最高設定での比較(解像度:2560×1440)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 110 fps
RTX 4060 Ti 8GB 90 fps
89 fps
RTX 4060 76 fps
RTX 3060 12GB 66 fps
RTX 3050 48 fps
最高設定での比較(解像度:3840×2160)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 80 fps
RTX 4070 66 fps
RTX 4060 Ti 8GB 48 fps
44 fps
RTX 4060 41 fps
RTX 3060 12GB 38 fps
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 78 fps
2560x1440 60 fps
3840x2160 32 fps(46 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 130 fps
RTX 4080 127 fps
RTX 4070 Ti 123 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 82 fps
78 fps
RTX 4060 67 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
RTX 4070 70 fps
RTX 4060 Ti 8GB 61 fps
60 fps
RTX 4060 48 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 80 fps
RTX 4080 62 fps
RTX 4070 Ti 53 fps
RTX 4070 39 fps
RTX 4060 Ti 8GB 34 fps
32 fps
RTX 4060 26 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 106 fps
2560x1440 66 fps
3840x2160 29 fps(42 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 180 fps
RTX 4070 Ti 175 fps
RTX 4070 142 fps
RTX 4060 Ti 8GB 118 fps
106 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 167 fps
RTX 4080 147 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
RTX 4070 88 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
66 fps
RTX 4060 53 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 86 fps
RTX 4080 72 fps
RTX 4070 Ti 56 fps
RTX 4070 40 fps
RTX 4060 Ti 8GB 33 fps
29 fps
RTX 4060 23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 124 fps
2560x1440 92 fps
3840x2160 50 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
124 fps
RTX 4060 105 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 214 fps
RTX 4080 189 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
RTX 4070 128 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
92 fps
RTX 4060 74 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 154 fps
RTX 4080 116 fps
RTX 4070 Ti 90 fps
RTX 4070 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
50 fps
RTX 4060 42 fps
中程度の重さのゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
品質 解像度 平均 fps
エクストリーム 1920x1080 109 fps
2560x1440 93 fps
3840x2160 64 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 256 fps
RTX 4080 220 fps
RTX 4070 Ti 195 fps
RTX 4070 161 fps
RTX 4060 Ti 8GB 134 fps
109 fps
RTX 4060 113 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 232 fps
RTX 4080 196 fps
RTX 4070 Ti 172 fps
RTX 4070 141 fps
RTX 4060 Ti 8GB 110 fps
93 fps
RTX 4060 107 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 184 fps
RTX 4080 151 fps
RTX 4070 Ti 129 fps
RTX 4070 105 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
64 fps
RTX 4060 57 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 158 fps
2560x1440 109 fps
3840x2160 54 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 213 fps
RTX 4060 Ti 8GB 172 fps
158 fps
RTX 4060 140 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 271 fps
RTX 4080 222 fps
RTX 4070 Ti 184 fps
RTX 4070 145 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
109 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 162 fps
RTX 4080 119 fps
RTX 4070 Ti 95 fps
RTX 4070 74 fps
RTX 4060 Ti 8GB 57 fps
54 fps
RTX 4060 47 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 166 fps
2560x1440 117 fps
3840x2160 56 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 272 fps
RTX 4080 269 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 228 fps
RTX 4060 Ti 8GB 183 fps
166 fps
RTX 4060 148 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 261 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 159 fps
RTX 4060 Ti 8GB 119 fps
117 fps
RTX 4060 95 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 133 fps
RTX 4070 Ti 110 fps
RTX 4070 81 fps
RTX 4060 Ti 8GB 58 fps
56 fps
RTX 4060 45 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 173 fps
2560x1440 128 fps
3840x2160 62 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 4080 271 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 227 fps
RTX 4060 Ti 8GB 199 fps
173 fps
RTX 4060 175 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 262 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 175 fps
RTX 4060 Ti 8GB 138 fps
128 fps
RTX 4060 115 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 188 fps
RTX 4080 144 fps
RTX 4070 Ti 111 fps
RTX 4070 89 fps
RTX 4060 Ti 8GB 67 fps
62 fps
RTX 4060 53 fps

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。負荷が劇的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、FHD解像度なら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適にプレイが可能です。

「レイトレーシング:ウルトラ」設定では、WQHD解像度でも、DLSSとフレーム生成により、高いフレームレートで快適にプレイすることができます。

レイトレーシング : オーバードライブ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090 206 fps [DLSS ON]
122 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 164 fps [DLSS ON]
100 fps [DLSS ON]
48 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 144 fps [DLSS ON]
84 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 116 fps [DLSS ON]
70 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
RTX 4060 Ti 87 fps [DLSS ON]
57 fps [DLSS ON]
22 fps [DLSS OFF]
RTX 4060 68 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS ON]
16 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス
水色で囲まれた部分:レビュー機で計測したスコア

 

レイトレーシング : ウルトラ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : ウルトラ)
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 197 fps [DLSS ON]
130 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 170 fps [DLSS ON]
112 fps [DLSS ON]
58 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 143 fps [DLSS ON]
95 fps [DLSS ON]
46 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 114 fps [DLSS ON]
77 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS OFF]
RTX 4060 Ti 8GB 86 fps [DLSS ON]
57 fps [DLSS ON]
23 fps [DLSS OFF]
RTX 4060 70 fps [DLSS ON]
46 fps [DLSS ON]
20 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス
水色で囲まれた部分:レビュー機で計測したスコア

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードは、まずまずの速さです。

x265でのエンコード時間
Core i9-13900K 3分48秒
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i9-12900K 4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-12700K 5分36秒
Core i7-13700F 6分39秒 [PL1:65W]
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i7-12700F 7分09秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Core i7-11700K 8分40秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Core i5-12500 9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F 9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Core i5-11400 11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードに対応していませんが、それでも十分高速です。AV1エンコードにも対応しています。

コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分30秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分33秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分00秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分02秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
3分31秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分44秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分59秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分59秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 12494
RTX 4080 9715
RTX 4070 Ti 7399
RTX 3090 6239
RTX 3080 Ti 6154
RTX 4070 6119
RTX 3080 5212
RTX 4060 Ti 8GB 4342
RTX 3070 Ti 4253
RTX 3070 3875
RTX 4060 3552
RTX 3060 Ti 3434
RTX 3060 12GB 2609
NMKD Stable Diffusion GUI 1.11.0によるAIイラスト生成時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
51秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
67秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
79秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
84秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
87秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
91秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
102秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
116秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
173秒
※モデルはデフォルトの「StableDiffusion-v1.5」を使用
※プロンプトは内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみで生成
※ステップ数は最大の75、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、今回のレビュー機には、240mmの簡易水冷クーラーが搭載されています。

CPU電力は約76Wで推移しています。CPU温度は60℃付近で推移しており、低い温度を維持しています。

エンコード作業などの長時間に及ぶ高負荷環境でも問題ない温度です。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

CPU温度は最大でも63℃と低めの温度で問題ない温度です。 GPU温度は最大でも75℃と、こちらも問題ない温度です。

長時間ゲームをしても、問題ない温度です。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

本製品は、メッシュパネルに6つのファンが搭載されていますが、アイドル時の騒音値は40dBとゲーミングPCとしては普通の騒音値となっています。ゲーム中でも、ファンの回転率はそれほど高くならず、騒音値は最大でも44dBと、ゲーミングPCとしては低めの騒音値となっています。静音性にも優れ、ヘッドホンなしでもゲームに集中できるゲーミングPCだと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

高性能なパーツにファンLEDも搭載しているため、消費電力は高めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
筐体カラーはブラック。クロスを形どったフロントパネルに、内部の見えるガラスサイドパネルがゲーミングらしいデザインです。

 

トップパネルは風の通りの良いメッシュ仕様。防塵フィルターはマグネット吸着式で掃除が楽です。

 

トップパネルサイドに電源ボタン、USB 3.0 Type-A×2、マイクとヘッドホンジャックがあり、アクセスしやすい構造です。

 

正面と背面です。「NEXTGEAR JG-A7G6T」ではご覧のようなインターフェースになっています。
トップパネルも風の通りの良いメッシュ仕様になっており、3連ファンが新鮮な空気を内部に取り入れます。

 

左側面は、標準で内部の見えるガラスサイドパネルになっており、「NEXTGEAR」のテキストロゴが印字されています。

 

右側面はフラットです。

 

底面からも吸気できるようになっており、こちらの防塵フィルターも掃除がしやすくなっています。

 

底面のインシュレーターは、高めで制震性に優れています。

 

ガラスサイドパネルはワンタッチで開く構造ではなく、ネジを外す必要があります。

 

ケース内部のチェック

左側面ケース内部

左側面ケース内部です。電源ユニットが別の区画に配置されているため、ケーブルがごちゃごちゃしておらず、すっきりしています。

 

マザーボードはASRockのB550M PRO4が搭載されていました。

 

水冷CPUクーラーは下記のようなものが搭載されます。メーカーは不明です。240mmのラジエーターはトップに設置されています。

 

M.2 SSDにはマザーボード付属のヒートシンクが装着されています。空きスロットはありません。

 

搭載されていたメモリです。

 

電源ユニットにはEnhance製の750W(80PLUS BRONZ)が搭載されていました。

 

搭載されていたGeForce RTX 4060 Tiのグラフィックカードは、MSIの「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G」でした。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通り、ブーストクロックなどは標準です。

 

右側面のケース内部です。こちらからは電源ユニットにアクセスできます。2.5インチSSDを2台設置できる場所があります。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見た画像はご覧のようになっています。

 

まとめ

以上が、マウスコンピューター NEXTGEAR JGのレビューです。

内部の見えるガラスサイドパネルに、クロスを形どったフロントパネル、LEDファンが個性的なデザインのゲーミングPCです。

+4,400円の追加料金が必要になるLEDはオプションは、「なし」でも十分かっこいいですが、付けるとさらにゲーミングPCらしさが増します。

フロントとトップパネルがメッシュ仕様にでエアフロー効率が良く、最大6つのファンを搭載しているので、冷却性能も高いです。その割に静音性も高く、デスク横に配置してもゲームに集中できるでしょう。

コストを抑えるためCPUには旧世代のRyzenを搭載していますが、Ryzen 7 5700Xであれば、RTX 4060 Tiなどのミドルクラスのグラフィックスなら、大きくフレームレートが落ちることもなくゲームができます。

おすすめはRyzen 7 5700Xに、ミドルクラスのRTX 4060またRTX 4060 Tiを搭載したモデルですが、軽いゲームを主にプレイする方や、価格をなるべく抑えたいなら、GTX 1660 SUPERでもいいと思います。

EC限定販売になりますが、見た目、冷却性にも優れ、何より価格が安く、コストパフォーマンス抜群のゲーミングPCだと思います。

 

コスパ抜群のかっこいいゲーミングPC

マウスコンピューター NEXTGEAR JG

特徴

  • EC限定販売製品
  • ガラスサイドパネルとLEDで個性的なデザイン
  • 冷却性、静音性、コスパが優秀

こんなあなたに

  • 安価で見た目の良いゲーミングPCが欲しい方
  • 安価でも冷却性と静音性にこだわる方
  • 価格9万円台[税込]~
公式販売サイトはこちら

 

 

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