※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ツクモ G-GEAR の実機レビュー

更新日:2020年4月6日
CPU ~ Core i9-9900K
~ Ryzen 9 3950X
GPU GTX 1050Ti ~
RTX 2080Ti
メモリ 8GB ~ 64GB
ストレージ PCIe SSD等
価格 7万円台(税別)~
パーツ型番がある程度分かるBTOパソコン

ツクモ G-GEARは、ミドルタワーケースを採用したゲーミングPCです。

他のBTOメーカーと違って、ストレージや電源などのパーツの型番がある程度分かるので、安心して購入することが出来ます。それでいて、価格も比較的安いです。

また、故障パーツを送ってもらい自分でパーツ交換する修理サービスも実施しており、PC中級者にも便利です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-9700K、GeForce RTX 2070 SUPER、16GBメモリ

 

目次

お忙しい方は、「 G-GEARの特徴」のみお読みください。

 

G-GEARの特徴

ある程度パーツの型番が分かる

BTOパソコンは、各パーツの型番が分からないことが多く、品質面で不安になるときがあります。サイコムなどのように、ほとんどのパーツの型番が分かるショップブランドもありますが、価格がやや高くなってしまうことが多いです。

ツクモのG-GEARは、サイコムなどのショップほどではないですが、パーツの型番が比較的明記されており、選択するときに安心です。それでいて価格は、マウスコンピューターやドスパラ並みの安さです。

搭載されているパーツにこだわりがない方にはメリットとは感じないかもしれませんが、ASUSのパーツがいいなど、こだわりがある方は嬉しいのではないかと思います。ただし、ビデオカードもメーカーが分かると良かったです。

各パーツの型番が分かるかどうか
  ツクモ
G-GEAR
マウス
G-Tune
ドスパラ
GALLERIA
サイコム
G-Master
マザーボード 分かる ※1 × × 分かる
CPUファン 分かる × × 分かる
メモリ 一部分かる × × 一部分かる
ビデオカード × × × 分かる
ストレージ 分かる 一部分かる 一部分かる 分かる
電源 分かる × 一部分かる 分かる
※1 型番は分かりますが変更ができません
※機種によって変わる場合もあります

G-GEARのSSD選択画面

 

選択できるモデルが豊富

ツクモ G-GEARは、インテルCPU搭載 モデルとAMD CPU搭載 モデルで分かれており、グラフィックスもローエンドのGTX 1050TiからハイエンドのRTX 2080Tiまで選択できるので、モデルが豊富です。

  • インテルCPU搭載 モデル
  • AMD CPU搭載 モデル
インテルCPU搭載 モデル
※2020年4月5日時点の表です
AMD CPU搭載 モデル
※2020年4月5日時点の表です

 

ドライブベイの数が多い

本製品は、ストレージを搭載するドライブベイをたくさん搭載しています。また、近年はHDDよりSSDが搭載されることが多くなってきていることもあり、2.5インチベイが4つもあります。

またこの他に、もちろん、マザーボードに、M.2 SSDを搭載することも可能です。 

ドライブベイがたくさん

 

パーツを送ってもらい自分で修理可能

本製品の保証は、自然故障以外の損害も補償する3年間延長保証の「eX.computer延長保証サービス」が割と安いと思います。

価格は対象商品の価格にもよりますが、例えば、10~11万円未満の商品なら5,500円、15~16万円未満の商品なら8,000円です。この価格で、保証が3年になり、さらに落下、火災、地震、その他外来性のある事故など、自然故障以外の損害にも対応してくれます。

電話サポート受付時間は、平日が11~19時、土日祝日が10時30分~18時30分となっており、普通の時間だと思います。

eX.computer延長保証サービス

 

また、故障したパーツを郵送してもらい、自分で修理する「お客様修理サービス(99EURPPサービス)」というものも提供しています。パソコン本体を送ることなく修理できるのがメリットです。故障個所の切り分けができて、パーツ交換も自分で出来る方であれば、このサービスは便利だと思います。なお、交換対象パーツは、ハードディスク、メモリ、光学ドライブ、ビデオカードです。

お客様修理サービス(99EURPPサービス)

 

ゲームベンチマーク

ツクモ G-GEARは、GeForce GTX1050TiからRTX 2080Tiまで幅広くグラフィックカードを選択することが可能です。

なお、今回のレビュー機では、GeForce RTX 2070 SUPER(ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER MINI)を搭載しており、このときのゲームベンチマーク結果は下表のとおりです。

RTX 2070 SUPERなら負荷の高いゲームをWQHD(2560x1440)解像度でプレイしても、快適に動作します。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920
x
1080
軽量品質 164 fps
標準品質 132 fps
高品質 103 fps
2560
x
1440
軽量品質 122 fps
標準品質 94 fps
高品質 74 fps
3840
x
2160
軽量品質 70 fps
標準品質 50 fps
高品質 43 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、高品質)
RTX 2080Ti 129 fps
RTX 2080 SUPER 111 fps
RTX 2070 SUPER 103 fps [レビュー機で計測]
102 fps [他の機種で計測]
RTX 2060 SUPER 89 fps
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※灰色のバーは、他の製品で計測した参考値です
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920
x
1080
最低 155 fps
128 fps
最高 116 fps
2560
x
1440
最低 141 fps
99 fps
最高 84 fps
3840
x
2160
最低 85 fps
56 fps
最高 44 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 2080Ti 128 fps
RTX 2080 SUPER 119 fps
RTX 2070 SUPER 116 fps [レビュー機で計測]
112 fps [他の機種で計測]
RTX 2060 SUPER 102 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920
x
1080
標準(デスク) 196 fps
高(デスク)
144 fps
最高品質 135 fps
2560
x
1440
標準(デスク) 161 fps
高(デスク)
114 fps
最高品質 106 fps
3840
x
2160
標準(デスク) 114 fps
高(デスク)
63 fps
最高品質 54 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080Ti 156 fps
RTX 2080 SUPER 141 fps
RTX 2070 SUPER 135 fps [レビュー機で計測]
132 fps [他の機種で計測]
RTX 2060 SUPER 121 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920
x
1080
低品質 133 fps
高品質 112 fps
最高品質 100 fps
2560
x
1440
低品質 115 fps
高品質 101 fps
最高品質 92 fps
3840
x
2160
低品質 69 fps
高品質 59 fps
最高品質 56 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080Ti 111 fps
RTX 2080 SUPER 100 fps
RTX 2070 SUPER 100 fps [レビュー機で計測]
99 fps [他の機種で計測]
RTX 2060 SUPER 98 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920x1080 185 fps
2560x1440 135 fps
3840x2160 76 fps
※グラフィック品質設定は「高品質」
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 Core i7-9700K
RTX 2070 SUPER
1920x1080 22463
3840x2160 21923
※グラフィック品質設定は「最高品質」
※約5500で60fps

 

本製品に搭載されていたGeForce RTX 2070 SUPERのスペックは次の通りです。GPU Clockやメモリ等、普通の仕様だと思います。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。他のPCでの計測値ではありますが、ほとんど変わらないと思います。

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品で選択できる代表的なCPUは次表(緑色のバー)の通りです。

代表的なCPUの性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i7-9700K
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-9900KF 4943
Ryzen 7 3700X 4751
Core i9-9900K 4323
Ryzen 5 3600 3436
Core i7-9700K 3337 [レビュー機で計測]
Core i7-9700 3168
Core i5-9400 2339
Core i5-9400F 2330
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
※一部、The Guru3D.comのサイトから引用しています

 

グラフィックス

本製品で選択できる代表的なグラフィックスは次の通りです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
RTX 2070 SUPER
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080 SUPER 10674
RTX 2070 SUPER 9586 [レビュー機で計測]
RTX 2070 8605
RTX 2060 SUPER 8475
RTX 2060 7302
GTX 1660Ti 6105
GTX 1660 SUPER 6000
GTX 1660 5431
GTX 1650 SUPER 4630
GTX 1650 3336
GTX 1050Ti 2173
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

SSDのスコアです。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
240GB SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 3500
SATA SSD 456 [レビュー機で計測]
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のベンチマークスコア

以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。

SPECviewperf 13
~ グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~
RTX 2070 SUPER

 

実際のソフトで計測した処理時間

実際のソフトで計測した処理時間です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
電源設定 エンコード時間
x265でエンコード (※1) 11分20秒
NVENCでエンコード (※2) 54秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9900K 8分37秒
Ryzen 7 3700X 9分19秒
Core i9-9900K 10分19秒
Core i7-9700K 11分20秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 5 3600 11分52秒
Core i7-9700 11分51秒
Core i5-9400F 15分40秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲーム等に集中しづらいです。

普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

高負荷時のCPU温度、GPU温度が"普通~やや高め"ですが、問題ない範囲です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃台前後で推移しています。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。負荷の高いベンチマーク後半は80℃くらいになっています。

GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

CPU、GPUともに高性能なパーツを搭載しているので、高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
アクセスランプが青、電源ランプが緑に光ります。

 

フロント面は通気性の良いメッシュパネルとなっています

 

右側面の画像です。通気口はありません。

 

左側面には通気口があります。

 

天面です。

 

天面では滑り止めのゴムが敷かれており、外付けHDDやスマートフォン、USBメモリを置くことができます。

 

正面と背面の画像です。

 

フロント面には電源スイッチ、USB3.0が2ポートあります。

 

マザーボードのポート類です。

 

底面のゴム足です。前側の長細いゴム足は柔らかいですが、後側の丸い足は固いです。

 

ケース内部のチェック

ケース内部の画像

ケース内部です。裏面配線はできません。

 

マザーボードの全体画像です。Z370チップセットのマザーボードには、「ASUS PRIME H370-A」が搭載されていました。

 

GeForce RTX 2070 SUPER選択時には「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER MINI」が搭載されていました。

 

3.5インチベイ(上段)および2.5インチベイ(下段)の画像です。ツールレスでドライブを増設することが可能です。

 

5.25インチ(上段)と3.5インチ(下段)オープンベイの画像です。

 

搭載されていた電源は650Wです。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

まとめ

以上が、ツクモ G-GEARのレビューです。

他のBTOメーカーに比べて、搭載されるパーツの型番が分かり、比較的安心して購入することが可能です。また、自然故障以外の損害にも対応した延長保証の金額が比較的安いです。

故障パーツのみ送ってもらい、自分で交換して修理できるサービスもあります。自分である程度、故障の原因の切り分けが出来る方に便利なサービスだと思います。

PC本体は、裏面配線ができない点がやや残念ではあるものの、ドライブベイの数は多く、静音性、冷却性も問題なく安心して使用できると思います。PCの本体価格も比較的安いです。

 

パーツ型番がある程度分かるBTOパソコン

ツクモ G-GEAR

特徴

  • パーツの型番がある程度分かる
  • 比較的安い
  • ドライブベイの数が多い

こんなあなたに

  • PC中級者で価格を抑えたい方
  • 価格7万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

 

 

関連ページ