HP OMEN 45L DESKTOP(2023)の実機レビュー

更新日:

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

CPU Core i9-13900K
Core i7-13700K
GPU GeForce RTX 4090
GeForce RTX 4080
メモリ 32/64GB DDR5-5200
ストレージ 1TB / 2TB
PCIe Gen4 SSD
2nd
ストレージ
2TB HDD
電源 1200W
価格[税込] 40万円台~
見た目と冷却性にこだわったハイエンドゲーミングPC

HP OMEN 45L DESKTOPは、デザイン、性能、冷却性の全てに優れたゲーミング・デスクトップPCです。

デザイン面では、内部の見えるシースルーパネルに、RGBライティングが魅力的です。

性能面では、最大でCore i9-13900K、GeForce RTX 4090の最新のハイエンドなパーツを搭載することが可能です。

さらに、特許取得済みの「OMEN Cryoチェンバー」と呼ばれる360mmのラジエーターを切り離した構造により、冷却効率を格段にアップさせており、高負荷時も熱の心配はありません。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-13700K、GeForce RTX 4080 16GB、メモリ32GB、1TB PCIe SSD+2TB HDD

 

 

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目次

お忙しい方は、「HP OMEN 45L DESKTOPの特徴」のみお読みください。

 

HP OMEN 45L DESKTOPの特徴

"魅せる"構造にこだわった外観

HP OMEN 45L DESKTOPの特徴の1つは、美しい外観です。スモーククリアのフロントパネルと、内部が見える強化ガラス製サイドパネルを採用し、筐体を彩るRGBライティングが非常にクールです。

パーツや配線も内部を美しく魅せるために吟味されており、インテリアの一部として飾りたくなるデザインです。ここまで綺麗なゲーミングPCをイチから組むとなると、相応の技術と知識が必要になりますが、HP OMEN 45L DESKTOPなら、BTOで実現します。

ケースサイズはミニタワーですが、上部に設置された「OMEN Cryoチェンバー」により、フルタワー並の高さと重量になっています。

やや黒みがかったスモーククリアパネルの向こう側で点灯する3つのRGBファン
透過率の高い強化ガラスサイドパネルと内部で点灯するRGBパーツ

 

「OMEN Cryoチェンバー」で効率良く冷却

ケース上部に配置されているのは、特許取得済みの「OMEN Cryo チェンバー(オーメンクライオチェンバー)」と呼ばれるもので、水冷CPUクーラーのラジエーターをPC内部から切り離して設置したものです。

これにより、シャーシ内の温められた空気ではなく、外からの冷えた空気でラジエーターを効率よく冷却することができ、CPUおよびケース内部の冷却性能が格段にアップしています。

前世代モデルでは、ラジエーターサイズが240mmだったのが、新モデルでは360mmにアップしています。

なお、このOMEN Cryo チェンバーの内部は、一体冷却クーラー、ラジエーター、空冷/水冷クーラーに換装することもできます。

実際の冷却性能はパーツの温度のチェックをご覧ください。

上部に設置された「OMEN Cryoチェンバー」
水冷CPUクーラー(360mm)のラジエーターを切り離すことで冷却性能をアップさせている

 

ワンタッチで開くサイドパネル

HP OMEN 45L DESKTOPのサイドパネルは、トップパネルにある「INTERNAL ACCESS」と書かれたボタンを押すだけで開く構造になっており、工具などを使わずに、内部へアクセスできるので便利です。開いたあとのサイドパネルはそのまま倒れたりせず、途中で止まる構造になっています。

トップパネルにある「INTERNAL ACCESS」を押すだけ
サイドパネルがパカッと開く

 

標準搭載のSSD以外は、自分で増設

デスクトップPCを買ったからには、ストレージをいくつも搭載したいと思う方も、少なくないでしょう。ショップ系のBTOパソコンであれば、購入時に2台目、3台目のストレージをカスタマイズして追加することもできますが、HP OMEN 45L DESKTOPはモデル販売のため、標準で搭載されているPCIe Gen4 SSD以外は、購入時に追加することが出来ません。

ただ、M.2スロットが1つ空いていますし、2.5インチベイが2つ、3.5インチベイが2つあるので、自分で後から増設することは可能です。

空きのM.2スロット
2.5インチSSDおよび3.5インチのHDDを増設できる

 

OMEN Gaming Hub

プリインストールされているHP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」からは、システムモニターや、スポットごとに細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」、簡易的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」、CPUのオーバークロックなどが可能です。そのほか、ファンや電源などのパフォーマンス設定やゲームランチャー機能も備えています。

HP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」
細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」
基本的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」

 

OMEN 40LとOMEN 45Lの違い

OMEN 40LとOMEN 45Lのモデルの仕様と価格は下表の通りです。OMEN 40LよりOMEN 45Lのほうが高い性能のパーツを選択することが出来ますが、価格はOMEN 40Lのほうが安くなっています。

OMEN 45L DESKTOPの構成
  ハイパフォーマンスモデル エクストリームモデル
OS Windows 11 Pro
CPU Core i7-13700K(水冷 RGB 360mm) Core i9-13900K(水冷 RGB 360mm)
GPU RTX 4080 RTX 4090
メモリ 32GB DDR5-5200MHz 64GB DDR5-5200MHz
ストレージ 1TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD 2TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD
価格[税込] 401,280円~ 547,800円~
※2023/7/11時点での価格
OMEN 40L DESKTOPの構成
  ハイパフォーマンスモデル
OS Windows 11 Pro
CPU Core i7-13700K(水冷 RGB 120mm)
GPU RTX 4070 Ti
メモリ 32GB DDR5-5200MHz
ストレージ 2TB PCIe Gen4 SSD
価格[税込] 306,900円~
※2023/7/11時点での価格

 

筐体サイズを比較してみると、横幅は同じ204mmですが、ラジエーターを上部へ切り離して設置している分、40Lが467mmに対し、45Lの方が555mmと縦に大きいです。重量も40Lが約18.7kgに対し、45Lが約22.6kgとかなり違いがあります。

OMEN 40LとOMEN 45Lのサイズ比較

 

パフォーマンスのチェック

HP OMEN 45L DESKTOPのパフォーマンスのチェックです。

電源モード

本製品は、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」の「パフォーマンス コントロール」から、電源モードの変更が可能です。モードはデフォルトの「最適」と「パフォーマンス」の2種類があります。

電源モード設定
OMEN Gaming Hub

 

今回、CPUにはインテル第13世代「Core i7-13700K」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125Wです。

本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの「最適」では標準の125W、「パフォーマンス」だと200Wに設定されていました。

ここでは、この2種類のモードで、各種ベンチマークを計測します。なお、今回はオーバークロックはしていません。

最適 モード
最適モードでのPL1の値は125W
パフォーマンス モード
パフォーマンスモードでのPL1の値は200W

 

CPU

まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。

マルチコア、シングルコアともに、非常に高いスコアが出ています。

また、電源モードを「パフォーマンス」にすることで、スコアがアップします。動画のエンコードなど、CPUに負荷をかける作業の時は「パフォーマンス」にしてみるといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700K
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i7-12700K 22792 [PL1:190W]
Ryzen 9 5900X 20251
Core i5-12600K 17500
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400(F) 15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Core i5-12400F 12164 [PL1:100W]
11505 [PL1:65W]
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 9059
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242
Core i7-13700K 2050 [PL1:200W]
2050 [PL1:125W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i7-12700K 1947 [PL1:190W]
Core i5-12600K 1850
Core i5-13400(F) 1782
Core i5-12400F 1715
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1215
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックカードは、ハイエンドクラスのGeForce RTX 4090またはGeForce RTX 4080を搭載しています。今回レビューしたGeForce RTX 4080搭載モデルでのベンチマークスコアは次の通りです。GeForce RTX 40シリーズのハイエンドクラスとして順当なスコアが出ています。4K解像度やレイトレーシングでも快適にプレイできる非常に高い性能です。なお、電源モードを「パフォーマンス」にしても、差はほぼありません。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4080
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 27626 [パフォーマンス]
27605 [最適]
RTX 4070 Ti 22597
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 4070 17214
RTX 3080 17064
RTX 3070 Ti 14389
RTX 3070 13431
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10339
RTX 3060 12GB 8722
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4080
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 7159 [パフォーマンス]
7112 [最適]
RTX 4070 Ti 5416
RTX 3090 5160
RTX 3080 Ti 5076
RTX 3080 4493
RTX 4070 4329
RTX 3070 Ti 3718
RTX 3070 3425
RTX 4060 Ti 8GB 3146
RTX 3060 Ti 2979
RTX 4060 2491
RTX 3060 12GB 2178
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリには、DDR5-5200を搭載しており、十分広い帯域幅です。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-5200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
51.80GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージにはPCIe Gen4 SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
PCIe Gen4 SSD 1TB
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6965
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。電源モードは「最適」で計測しています。

本製品は、ハイエンドクラスのGeForce RTX 4080を搭載しているので、負荷の重いゲームでも、高解像度かつ高いフレームレートで快適にプレイができます。最新のタイトルでも、4K解像度、60 fps以上で快適に動作する性能です。さらに、RTX 40シリーズの目玉機能であるフレーム生成を有効にすることで飛躍的にフレームレートを伸ばすこともできます。今後発売されるタイトルでも高解像度かつ最高設定で快適にプレイができるでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 136 fps
2560x1440 118 fps
3840x2160 63 fps(100 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4080 136 fps
127 fps
RTX 4090 130 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 82 fps
RTX 4060 67 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 118 fps
104 fps
RTX 4070 Ti 87 fps
RTX 4070 70 fps
RTX 4060 Ti 8GB 61 fps
RTX 4060 48 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 80 fps
RTX 4080 63 fps
62 fps
RTX 4070 Ti 49 fps
RTX 4070 39 fps
RTX 4060 Ti 8GB 34 fps
RTX 4060 26 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)(Ver 1.12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 139 fps
2560x1440 104 fps
3840x2160 102 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 174 fps
RTX 4080 143 fps
139 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
RTX 4070 97 fps
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps
RTX 4060 50 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 135 fps
RTX 4080 107 fps
104 fps
RTX 4070 Ti 85 fps
RTX 4070 68 fps
RTX 4060 Ti 8GB 43 fps
RTX 4060 35 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 131 fps
RTX 4080 104 fps
102 fps
RTX 4070 Ti 81 fps
RTX 4070 65 fps
RTX 4060 Ti 8GB 37 fps
RTX 4060 33 fps
4Kのみ「FSR2」 クオリティ有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 172 fps
2560x1440 142 fps
3840x2160 69 fps(97 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 180 fps
172 fps
RTX 4070 Ti 175 fps
RTX 4070 142 fps
RTX 4060 Ti 8GB 118 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 167 fps
RTX 4080 147 fps
142 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
RTX 4070 88 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 53 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 86 fps
RTX 4080 72 fps
69 fps
RTX 4070 Ti 56 fps
RTX 4070 40 fps
RTX 4060 Ti 8GB 33 fps
RTX 4060 23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 208 fps
2560x1440 186 fps
3840x2160 116 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 217 fps
208 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
RTX 4060 105 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 214 fps
RTX 4080 189 fps
186 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
RTX 4070 128 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 4060 74 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 154 fps
RTX 4080 116 fps
115 fps
RTX 4070 Ti 89 fps
RTX 4070 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 4060 42 fps
中程度の重さのゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
品質 解像度 平均 fps
エクストリーム 1920x1080 211 fps
2560x1440 183 fps
3840x2160 133 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 256 fps
RTX 4080 220 fps
211 fps
RTX 4070 Ti 195 fps
RTX 4070 161 fps
RTX 4060 Ti 8GB 134 fps
RTX 4060 113 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 232 fps
RTX 4080 196 fps
183 fps
RTX 4070 Ti 172 fps
RTX 4070 141 fps
RTX 4060 Ti 8GB 110 fps
RTX 4060 107 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 184 fps
RTX 4080 151 fps
133 fps
RTX 4070 Ti 129 fps
RTX 4070 105 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 57 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 274 fps
2560x1440 219 fps
3840x2160 118 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 285 fps
274 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 213 fps
RTX 4060 Ti 8GB 172 fps
RTX 4060 140 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 271 fps
RTX 4080 222 fps
219 fps
RTX 4070 Ti 179 fps
RTX 4070 145 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 162 fps
RTX 4080 119 fps
118 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
RTX 4070 74 fps
RTX 4060 Ti 8GB 57 fps
RTX 4060 47 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 240 fps
2560x1440 220 fps
3840x2160 132 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 272 fps
RTX 4080 269 fps
240 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 228 fps
RTX 4060 Ti 8GB 183 fps
RTX 4060 148 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 261 fps
RTX 4080 235 fps
220 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 159 fps
RTX 4060 Ti 8GB 119 fps
RTX 4060 95 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 133 fps
132 fps
RTX 4070 Ti 103 fps
RTX 4070 81 fps
RTX 4060 Ti 8GB 58 fps
RTX 4060 45 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 253 fps
2560x1440 220 fps
3840x2160 140 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 4080 271 fps
253 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 227 fps
RTX 4060 Ti 8GB 199 fps
RTX 4060 175 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 262 fps
RTX 4080 235 fps
220 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 175 fps
RTX 4060 Ti 8GB 138 fps
RTX 4060 115 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 188 fps
RTX 4080 144 fps
140 fps
RTX 4070 Ti 111 fps
RTX 4070 89 fps
RTX 4060 Ti 8GB 67 fps
RTX 4060 53 fps

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

サイバーパンク2077のベンチマークでの、レイトレーシングを有効にした、DLSSのフレームレート比較です。負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、2560×1440解像度までなら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適にプレイが可能です。

「レイトレーシング:ウルトラ」設定では、4K解像度でもDLSSとフレーム生成により、快適にプレイすることができます。

レイトレーシング : オーバードライブ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090 206 fps [DLSS ON]
122 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 164 fps [DLSS ON]
100 fps [DLSS ON]
48 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 142 fps [DLSS ON]
87 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 116 fps [DLSS ON]
70 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 152 fps [DLSS ON]
92 fps [DLSS ON]
43 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 116 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS ON]
29 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 93 fps [DLSS ON]
55 fps [DLSS ON]
23 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 73 fps [DLSS ON]
44 fps [DLSS ON]
17 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 85 fps [DLSS ON]
52 fps [DLSS ON]
20 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 60 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS ON]
13 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 46 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS ON]
10 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 35 fps [DLSS ON]
21 fps [DLSS ON]
7 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス

 

レイトレーシング : ウルトラ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : ウルトラ)
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 197 fps [DLSS ON]
130 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 170 fps [DLSS ON]
112 fps [DLSS ON]
58 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 154 fps [DLSS ON]
101 fps [DLSS ON]
50 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 154 fps [DLSS ON]
101 fps [DLSS ON]
50 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 114 fps [DLSS ON]
77 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 135 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS ON]
80 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 94 fps [DLSS ON]
63 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 75 fps [DLSS ON]
54 fps [DLSS ON]
23 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 58 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS ON]
16 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。なお、特に何も明記されていない場合、電源モードは「最適(PL1=125W)」で計測しています。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

CPUとGPU性能が高く、SSDの速度も速いので、速い書き出し時間です。グラボのVRAM容量も16GBと多いので、動画編集作業自体も快適に行うことができます。

Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 4090
2分44秒
Core i9-12900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分00秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 4080
3分01秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分08秒
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i5-12500/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i7-11700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分33秒
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分34秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070
3分34秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分48秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3050
3分54秒
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6700XT
4分12秒
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分19秒
Core i7-12700F/16GB
GeForce RTX 3060
4分47秒
Ryzen 7 3700X/16GB
Radeon RX 6700XT
5分03秒
Core i9-10900K/16GB
GeForce GTX 1660
5分32秒
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660
6分05秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650
6分22秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードも非常に速いです。

x265でのエンコード時間
Core i9-13900K 3分48秒
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分20秒 [PL1=200W]
4分52秒 [PL1=125W]
Core i9-12900K 4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-12700K 5分36秒
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i7-12700F 7分09秒
Core i7-11700K 8分40秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Core i5-12500 9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F 9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Core i5-11400 11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードにより、非常に高速です。AV1エンコードにも対応しています。

コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
3分31秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 12494
RTX 4080 9715
RTX 4070 Ti 7321
RTX 3090 6239
RTX 3080 Ti 6154
RTX 4070 6054
RTX 3080 5212
RTX 4060 Ti 8GB 4427
RTX 3070 Ti 4253
RTX 3070 3875
RTX 4060 3552
RTX 3060 Ti 3434
RTX 3060 12GB 2609
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomの書き出しも非常に高速です。

グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3090
26秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
31秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
32秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
56秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

パーツの温度のチェック

高い負荷をかけたときの各パーツの温度をチェックします。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、室温は26℃付近で計測しています。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU電力は125W前後で推移し、CPU温度は65℃付近で推移しており、低い温度が保たれています。

電源モード「パフォーマンス(PL1=200W)」の時は、CPU電力は200W前後で推移し、CPU温度は83℃付近でやや高めですが、問題ない範囲の温度です。

基本的には、デフォルトの「最適(PL1=125W)」で運用し、CPUパワーが必要な作業の時は「パフォーマンス」で運用するといいでしょう。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

ゲームの場合、先ほどのPrime95ほどCPUに負荷はかからないので、どちらのモードもCPU、GPU温度ともに問題ない温度です。むしろ、ハイエンドなパーツを搭載しているにしては低めの温度を維持できており、冷却性は非常に優れています。長時間のゲームや高負荷の作業でも問題ないでしょう。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲームや作業に集中しづらいです。

フロントの3連ファンと、上部の360mmの大型ラジエーターファンにより、アイドル時でもそれなりの稼働音はします。エンコード中は電源モードが「最適」だとそれほど高くなりませんが、「パフォーマンス」だとファンが最大で稼働するため、かなりうるさく感じます。ゲーム中はどちらのモードも、それほど高い騒音値ではなく、ヘッドホンなしでも集中できると思います。

最適
パフォーマンス
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。ケースのRGBはオンで計測しています。

今回、Core i7-13700K+GeForce RTX 4080に、RGBも搭載しているので、消費電力は非常に高いです。

最適
パフォーマンス
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

 

電源を入れるとフロントパネルのダイヤ型のLEDとファンが点灯します。フロントパネルはやや黒みがかったスモーククリアパネルとなっています。

 

フロントパネルの横に15mmほどの隙間があり、ここから吸気します。

 

フロントパネルは、両サイドにある下図のような突起部分を押すと、外すことができます。奥にはメッシュパネルも搭載されています。

 

トップパネルのインターフェースはフラットで、USB機器の抜き差しが楽です。USB端子が4つもあるので便利です。

 

トップパネルも簡単に取り外すことができます。

 

右サイドパネルはフラットです。

 

正面と背面はご覧のようになっています。

 

底面です。マグネット式で吸着する防塵フィルターがあります。

 

インシュレーターは高めになっており、底面から吸気がスムーズにできるようになっています。なお、ふかふかのカーペットなどの上に直接置かないようにご注意下さい。

 

ケース内部のチェック

右側面ケース内部

右側面のケース内部です。ケーブル類はこちらで綺麗にまとめられています。2.5インチSSDを2台、3.5インチHDDを2台搭載できるスペースがあります。

 

電源ユニットは、マザーボード側とは区画が分けられており、電源からの熱が、CPU・GPUの冷却の妨げになることはありません。なお、搭載されていた電源は、CoolerMaster製の1200W 80PLUS GOLDです。モジュラー式ではありません。

 

右側面には、LEDコントローラーも搭載されています。

 

右サイドパネルには、吸音シートなどは貼り付けられていません。

 

左側面ケース内部

ケース内部です。ケーブル類はすっきりと綺麗にまとめられています。配線によってエアフローが妨げられることもありません。

 

マザーボードはMicro ATXで、メーカーは不明です。OMEN独自のマザーボードだと思います。

 

CPUクーラーにはCoolerMaster製の水冷クーラーが採用されています。ラジエーターサイズは360mmで、上部のOMEN Cryoチェンバーに切り離されて設置されています。

 

サイズも重さもあるGeForce RTX 4080のグラフィックカードは、サポートステイでガチガチに補強されており、傾きもありません。取り外すにはひと手間いりますが、マザーボードに負荷がかからず安心です。次世代規格の12VHPWRケーブルによって接続されています。メーカーは不明です。

 

グラフィックカードの上にM.2の空きスロット、グラフィックカードの裏側にメインのM.2 SSDが搭載されています。Western Digital製でした。ヒートシンクは装着されていないので、気になる方は、自分でヒートシンクを取り付けるといいと思います。

 

斜めから見た写真はご覧のようになっています。

 

まとめ

以上が、HP OMEN 45L DESKTOPのレビューです。

デザイン性、性能、冷却性、メンテナンス性を兼ね備えたHPのフラグシップモデルのゲーミングPCです。

内部の見えるシースルー筐体とRGBライティングで、デザインにこだわる方も満足でしょう。

最大でCore i9-13900KにGeForce RTX 4090のハイエンドクラスの最上級構成にすることができ、4K/最高設定や、DLSSとフレーム生成により、レイトレーシングを有効にしても、快適にプレイすることが可能です。

高さと重量はありますが、上部に設置された「OMEN Cryoチェンバー」により、効率の良い冷却性を実現しています。

特にハイエンド機では冷却性に重きを置いた重厚感のある無骨なケースが多いので、見た目にも性能にもこだわりたいという方にはおすすめです。

 

見た目と冷却性にこだわったハイエンドゲーミングPC

HP OMEN 45L DESKTOP

特徴

  • デザインが美しい
  • 最大でCore i9-13900K+RTX 4090を搭載
  • 「OMEN Cryoチェンバー」による高い冷却性能

こんなあなたに

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