HP OMEN 45L DESKTOP(2023)の実機レビュー
更新日:
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU |
Core i9-13900K
Core i7-13700K |
GPU |
GeForce RTX 4090
GeForce RTX 4080 |
メモリ |
32/64GB DDR5-5200
|
ストレージ |
1TB / 2TB
PCIe Gen4 SSD |
2nd
ストレージ |
2TB HDD |
電源 |
1200W |
価格[税込] |
40万円台~ |
見た目と冷却性にこだわったハイエンドゲーミングPC
HP OMEN 45L DESKTOPは、デザイン、性能、冷却性の全てに優れたゲーミング・デスクトップPCです。
デザイン面では、内部の見えるシースルーパネルに、RGBライティングが魅力的です。
性能面では、最大でCore i9-13900K、GeForce RTX 4090の最新のハイエンドなパーツを搭載することが可能です。
さらに、特許取得済みの「OMEN Cryoチェンバー」と呼ばれる360mmのラジエーターを切り離した構造により、冷却効率を格段にアップさせており、高負荷時も熱の心配はありません。
公式サイトはこちら
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-13700K、GeForce RTX 4080 16GB、メモリ32GB、1TB PCIe SSD+2TB HDD
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目次
お忙しい方は、「HP OMEN 45L DESKTOPの特徴」のみお読みください。
HP OMEN 45L DESKTOPの特徴
"魅せる"構造にこだわった外観
HP OMEN 45L DESKTOPの特徴の1つは、美しい外観です。スモーククリアのフロントパネルと、内部が見える強化ガラス製サイドパネルを採用し、筐体を彩るRGBライティングが非常にクールです。
パーツや配線も内部を美しく魅せるために吟味されており、インテリアの一部として飾りたくなるデザインです。ここまで綺麗なゲーミングPCをイチから組むとなると、相応の技術と知識が必要になりますが、HP OMEN 45L DESKTOPなら、BTOで実現します。
ケースサイズはミニタワーですが、上部に設置された「OMEN Cryoチェンバー」により、フルタワー並の高さと重量になっています。
「OMEN Cryoチェンバー」で効率良く冷却
ケース上部に配置されているのは、特許取得済みの「OMEN Cryo チェンバー(オーメンクライオチェンバー)」と呼ばれるもので、水冷CPUクーラーのラジエーターをPC内部から切り離して設置したものです。
これにより、シャーシ内の温められた空気ではなく、外からの冷えた空気でラジエーターを効率よく冷却することができ、CPUおよびケース内部の冷却性能が格段にアップしています。
前世代モデルでは、ラジエーターサイズが240mmだったのが、新モデルでは360mmにアップしています。
なお、このOMEN Cryo チェンバーの内部は、一体冷却クーラー、ラジエーター、空冷/水冷クーラーに換装することもできます。
実際の冷却性能はパーツの温度のチェックをご覧ください。
ワンタッチで開くサイドパネル
HP OMEN 45L DESKTOPのサイドパネルは、トップパネルにある「INTERNAL ACCESS」と書かれたボタンを押すだけで開く構造になっており、工具などを使わずに、内部へアクセスできるので便利です。開いたあとのサイドパネルはそのまま倒れたりせず、途中で止まる構造になっています。
標準搭載のSSD以外は、自分で増設
デスクトップPCを買ったからには、ストレージをいくつも搭載したいと思う方も、少なくないでしょう。ショップ系のBTOパソコンであれば、購入時に2台目、3台目のストレージをカスタマイズして追加することもできますが、HP OMEN 45L DESKTOPはモデル販売のため、標準で搭載されているPCIe Gen4 SSD以外は、購入時に追加することが出来ません。
ただ、M.2スロットが1つ空いていますし、2.5インチベイが2つ、3.5インチベイが2つあるので、自分で後から増設することは可能です。
OMEN Gaming Hub
プリインストールされているHP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」からは、システムモニターや、スポットごとに細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」、簡易的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」、CPUのオーバークロックなどが可能です。そのほか、ファンや電源などのパフォーマンス設定やゲームランチャー機能も備えています。
OMEN 40LとOMEN 45Lの違い
OMEN 40LとOMEN 45Lのモデルの仕様と価格は下表の通りです。OMEN 40LよりOMEN 45Lのほうが高い性能のパーツを選択することが出来ますが、価格はOMEN 40Lのほうが安くなっています。
OMEN 45L DESKTOPの構成
|
ハイパフォーマンスモデル |
エクストリームモデル |
OS |
Windows 11 Pro |
CPU |
Core i7-13700K(水冷 RGB 360mm) |
Core i9-13900K(水冷 RGB 360mm) |
GPU |
RTX 4080 |
RTX 4090 |
メモリ |
32GB DDR5-5200MHz |
64GB DDR5-5200MHz |
ストレージ |
1TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD |
2TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD |
価格[税込] |
401,280円~ |
547,800円~ |
※2023/7/11時点での価格
OMEN 40L DESKTOPの構成
|
ハイパフォーマンスモデル |
OS |
Windows 11 Pro |
CPU |
Core i7-13700K(水冷 RGB 120mm) |
GPU |
RTX 4070 Ti |
メモリ |
32GB DDR5-5200MHz |
ストレージ |
2TB PCIe Gen4 SSD |
価格[税込] |
306,900円~ |
※2023/7/11時点での価格
筐体サイズを比較してみると、横幅は同じ204mmですが、ラジエーターを上部へ切り離して設置している分、40Lが467mmに対し、45Lの方が555mmと縦に大きいです。重量も40Lが約18.7kgに対し、45Lが約22.6kgとかなり違いがあります。
パフォーマンスのチェック
HP OMEN 45L DESKTOPのパフォーマンスのチェックです。
電源モード
本製品は、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」の「パフォーマンス コントロール」から、電源モードの変更が可能です。モードはデフォルトの「最適」と「パフォーマンス」の2種類があります。
今回、CPUにはインテル第13世代「Core i7-13700K」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125Wです。
本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの「最適」では標準の125W、「パフォーマンス」だと200Wに設定されていました。
ここでは、この2種類のモードで、各種ベンチマークを計測します。なお、今回はオーバークロックはしていません。
CPU
まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。
マルチコア、シングルコアともに、非常に高いスコアが出ています。
また、電源モードを「パフォーマンス」にすることで、スコアがアップします。動画のエンコードなど、CPUに負荷をかける作業の時は「パフォーマンス」にしてみるといいでしょう。
CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700K
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K |
36658 [PL1:253W] |
Ryzen 9 7900X |
29007 |
Core i7-13700K |
27496 [PL1:200W] |
24092 [PL1:125W] |
Core i9-12900K |
26530 [PL1:241W] |
23108 [PL1:125W] |
Ryzen 9 5950X |
25000 |
Core i7-12700K |
22792 [PL1:190W] |
Ryzen 9 5900X |
20251 |
Core i5-12600K |
17500 |
Ryzen 7 5800X |
15646 |
Core i5-13400(F) |
15358 [PL1:154W] |
13400 [PL1:65W] |
Core i5-12400F |
12164 [PL1:100W] |
11505 [PL1:65W] |
Ryzen 5 5500 |
10605 |
Ryzen 5 4500 |
9059 |
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K |
2242 |
Core i7-13700K |
2050 [PL1:200W] |
2050 [PL1:125W] |
Core i9-12900K |
2022 [PL1:241W] |
2003 [PL1:125W] |
Ryzen 9 7900X |
2010 |
Core i7-12700K |
1947 [PL1:190W] |
Core i5-12600K |
1850 |
Core i5-13400(F) |
1782 |
Core i5-12400F |
1715 |
Ryzen 9 5950X |
1650 |
Ryzen 9 5900X |
1611 |
Ryzen 7 5800X |
1604 |
Ryzen 5 5500 |
1370 |
Ryzen 5 4500 |
1215 |
:本製品で選択できるプロセッサー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
グラフィックカードは、ハイエンドクラスのGeForce RTX 4090またはGeForce RTX 4080を搭載しています。今回レビューしたGeForce RTX 4080搭載モデルでのベンチマークスコアは次の通りです。GeForce RTX 40シリーズのハイエンドクラスとして順当なスコアが出ています。4K解像度やレイトレーシングでも快適にプレイできる非常に高い性能です。なお、電源モードを「パフォーマンス」にしても、差はほぼありません。
3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4080
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 |
36298 |
RTX 4080 |
27626 [パフォーマンス] |
27605 [最適] |
RTX 4070 Ti |
22597 |
RTX 3090 |
19568 |
RTX 3080 Ti |
18607 |
RTX 4070 |
17214 |
RTX 3080 |
17064 |
RTX 3070 Ti |
14389 |
RTX 3070 |
13431 |
RTX 4060 Ti 8GB |
13375 |
RTX 3060 Ti |
11574 |
RTX 4060 |
10339 |
RTX 3060 12GB |
8722 |
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4080
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 |
9932 |
RTX 4080 |
7159 [パフォーマンス] |
7112 [最適] |
RTX 4070 Ti |
5416 |
RTX 3090 |
5160 |
RTX 3080 Ti |
5076 |
RTX 3080 |
4493 |
RTX 4070 |
4329 |
RTX 3070 Ti |
3718 |
RTX 3070 |
3425 |
RTX 4060 Ti 8GB |
3146 |
RTX 3060 Ti |
2979 |
RTX 4060 |
2491 |
RTX 3060 12GB |
2178 |
:本製品で選択できるグラフィックス
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリには、DDR5-5200を搭載しており、十分広い帯域幅です。
SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-5200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル |
59.71GB/s |
51.80GB/s |
DDR5-4800
デュアルチャネル |
58.58GB/s |
DDR4-3200
デュアルチャネル |
38.10GB/s |
:本製品で選択できるメモリ
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージにはPCIe Gen4 SSDを搭載しており高速です。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
PCIe Gen4 SSD 1TB
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD |
7000 |
6965 |
PCIe Gen3 SSD |
3500 |
SATA SSD |
550 |
HDD |
170 |
:本製品で選択できるストレージ
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。電源モードは「最適」で計測しています。
本製品は、ハイエンドクラスのGeForce RTX 4080を搭載しているので、負荷の重いゲームでも、高解像度かつ高いフレームレートで快適にプレイができます。最新のタイトルでも、4K解像度、60 fps以上で快適に動作する性能です。さらに、RTX 40シリーズの目玉機能であるフレーム生成を有効にすることで飛躍的にフレームレートを伸ばすこともできます。今後発売されるタイトルでも高解像度かつ最高設定で快適にプレイができるでしょう。
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
最高設定 |
1920x1080 |
136 fps |
2560x1440 |
118 fps |
3840x2160 |
63 fps(100 fps) |
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4080 |
136 fps |
127 fps |
RTX 4090 |
130 fps |
RTX 4070 Ti |
115 fps |
RTX 4070 |
98 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
82 fps |
RTX 4060 |
67 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
120 fps |
RTX 4080 |
118 fps |
104 fps |
RTX 4070 Ti |
87 fps |
RTX 4070 |
70 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
61 fps |
RTX 4060 |
48 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
80 fps |
RTX 4080 |
63 fps |
62 fps |
RTX 4070 Ti |
49 fps |
RTX 4070 |
39 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
34 fps |
RTX 4060 |
26 fps |
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)(Ver 1.12)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
最高設定 |
1920x1080 |
139 fps |
2560x1440 |
104 fps |
3840x2160 |
102 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
174 fps |
RTX 4080 |
143 fps |
139 fps |
RTX 4070 Ti |
118 fps |
RTX 4070 |
97 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
60 fps |
RTX 4060 |
50 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
135 fps |
RTX 4080 |
107 fps |
104 fps |
RTX 4070 Ti |
85 fps |
RTX 4070 |
68 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
43 fps |
RTX 4060 |
35 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
131 fps |
RTX 4080 |
104 fps |
102 fps |
RTX 4070 Ti |
81 fps |
RTX 4070 |
65 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
37 fps |
RTX 4060 |
33 fps |
4Kのみ「FSR2」 クオリティ有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
ウルトラ |
1920x1080 |
172 fps |
2560x1440 |
142 fps |
3840x2160 |
69 fps(97 fps) |
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
185 fps |
RTX 4080 |
180 fps |
172 fps |
RTX 4070 Ti |
175 fps |
RTX 4070 |
142 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
118 fps |
RTX 4060 |
91 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
167 fps |
RTX 4080 |
147 fps |
142 fps |
RTX 4070 Ti |
118 fps |
RTX 4070 |
88 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
73 fps |
RTX 4060 |
53 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
86 fps |
RTX 4080 |
72 fps |
69 fps |
RTX 4070 Ti |
56 fps |
RTX 4070 |
40 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
33 fps |
RTX 4060 |
23 fps |
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
高品質 |
1920x1080 |
208 fps |
2560x1440 |
186 fps |
3840x2160 |
116 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
223 fps |
RTX 4080 |
217 fps |
208 fps |
RTX 4070 Ti |
202 fps |
RTX 4070 |
172 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
132 fps |
RTX 4060 |
105 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
214 fps |
RTX 4080 |
189 fps |
186 fps |
RTX 4070 Ti |
157 fps |
RTX 4070 |
128 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
93 fps |
RTX 4060 |
74 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
154 fps |
RTX 4080 |
116 fps |
115 fps |
RTX 4070 Ti |
89 fps |
RTX 4070 |
72 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
52 fps |
RTX 4060 |
42 fps |
中程度の重さのゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
エクストリーム |
1920x1080 |
211 fps |
2560x1440 |
183 fps |
3840x2160 |
133 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
256 fps |
RTX 4080 |
220 fps |
211 fps |
RTX 4070 Ti |
195 fps |
RTX 4070 |
161 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
134 fps |
RTX 4060 |
113 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
232 fps |
RTX 4080 |
196 fps |
183 fps |
RTX 4070 Ti |
172 fps |
RTX 4070 |
141 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
110 fps |
RTX 4060 |
107 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
184 fps |
RTX 4080 |
151 fps |
133 fps |
RTX 4070 Ti |
129 fps |
RTX 4070 |
105 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
73 fps |
RTX 4060 |
57 fps |
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
最高 |
1920x1080 |
274 fps |
2560x1440 |
219 fps |
3840x2160 |
118 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
315 fps |
RTX 4080 |
285 fps |
274 fps |
RTX 4070 Ti |
253 fps |
RTX 4070 |
213 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
172 fps |
RTX 4060 |
140 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
271 fps |
RTX 4080 |
222 fps |
219 fps |
RTX 4070 Ti |
179 fps |
RTX 4070 |
145 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
112 fps |
RTX 4060 |
91 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
162 fps |
RTX 4080 |
119 fps |
118 fps |
RTX 4070 Ti |
91 fps |
RTX 4070 |
74 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
57 fps |
RTX 4060 |
47 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
最高 |
1920x1080 |
240 fps |
2560x1440 |
220 fps |
3840x2160 |
132 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
272 fps |
RTX 4080 |
269 fps |
240 fps |
RTX 4070 Ti |
251 fps |
RTX 4070 |
228 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
183 fps |
RTX 4060 |
148 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
261 fps |
RTX 4080 |
235 fps |
220 fps |
RTX 4070 Ti |
199 fps |
RTX 4070 |
159 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
119 fps |
RTX 4060 |
95 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
185 fps |
RTX 4080 |
133 fps |
132 fps |
RTX 4070 Ti |
103 fps |
RTX 4070 |
81 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
58 fps |
RTX 4060 |
45 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
|
品質 |
解像度 |
平均 fps |
最高 |
1920x1080 |
253 fps |
2560x1440 |
220 fps |
3840x2160 |
140 fps |
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 |
280 fps |
RTX 4080 |
271 fps |
253 fps |
RTX 4070 Ti |
251 fps |
RTX 4070 |
227 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
199 fps |
RTX 4060 |
175 fps |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
262 fps |
RTX 4080 |
235 fps |
220 fps |
RTX 4070 Ti |
202 fps |
RTX 4070 |
175 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
138 fps |
RTX 4060 |
115 fps |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
188 fps |
RTX 4080 |
144 fps |
140 fps |
RTX 4070 Ti |
111 fps |
RTX 4070 |
89 fps |
RTX 4060 Ti 8GB |
67 fps |
RTX 4060 |
53 fps |
レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク
サイバーパンク2077のベンチマークでの、レイトレーシングを有効にした、DLSSのフレームレート比較です。負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、2560×1440解像度までなら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適にプレイが可能です。
「レイトレーシング:ウルトラ」設定では、4K解像度でもDLSSとフレーム生成により、快適にプレイすることができます。
レイトレーシング : オーバードライブ
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090 |
206 fps [DLSS ON] |
122 fps [DLSS ON] |
69 fps [DLSS OFF] |
RTX 4080 |
164 fps [DLSS ON] |
100 fps [DLSS ON] |
48 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
142 fps [DLSS ON] |
87 fps [DLSS ON] |
40 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 |
116 fps [DLSS ON] |
70 fps [DLSS ON] |
30 fps [DLSS OFF] |
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
152 fps [DLSS ON] |
92 fps [DLSS ON] |
43 fps [DLSS OFF] |
RTX 4080 |
116 fps [DLSS ON] |
69 fps [DLSS ON] |
29 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
93 fps [DLSS ON] |
55 fps [DLSS ON] |
23 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 |
73 fps [DLSS ON] |
44 fps [DLSS ON] |
17 fps [DLSS OFF] |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
85 fps [DLSS ON] |
52 fps [DLSS ON] |
20 fps [DLSS OFF] |
RTX 4080 |
60 fps [DLSS ON] |
35 fps [DLSS ON] |
13 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
46 fps [DLSS ON] |
27 fps [DLSS ON] |
10 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 |
35 fps [DLSS ON] |
21 fps [DLSS ON] |
7 fps [DLSS OFF] |
:DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス)
:DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス)
レイトレーシング : ウルトラ
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : ウルトラ)
|
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 |
197 fps [DLSS ON] |
130 fps [DLSS ON] |
93 fps [DLSS OFF] |
RTX 4080 |
170 fps [DLSS ON] |
112 fps [DLSS ON] |
58 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
154 fps [DLSS ON] |
101 fps [DLSS ON] |
50 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
154 fps [DLSS ON] |
101 fps [DLSS ON] |
50 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 |
114 fps [DLSS ON] |
77 fps [DLSS ON] |
35 fps [DLSS OFF] |
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 |
135 fps [DLSS ON] |
93 fps [DLSS ON] |
80 fps [DLSS OFF] |
RTX 4080 |
94 fps [DLSS ON] |
63 fps [DLSS ON] |
27 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 Ti |
75 fps [DLSS ON] |
54 fps [DLSS ON] |
23 fps [DLSS OFF] |
RTX 4070 |
58 fps [DLSS ON] |
40 fps [DLSS ON] |
16 fps [DLSS OFF] |
:DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス)
:DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス)
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。なお、特に何も明記されていない場合、電源モードは「最適(PL1=125W)」で計測しています。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
CPUとGPU性能が高く、SSDの速度も速いので、速い書き出し時間です。グラボのVRAM容量も16GBと多いので、動画編集作業自体も快適に行うことができます。
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090 |
2分27秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分30秒 |
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分30秒 |
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 4090 |
2分44秒 |
Core i9-12900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分00秒 |
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 4080 |
3分01秒 |
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分08秒 |
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分23秒 |
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分23秒 |
Core i5-12500/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分26秒 |
Core i7-11700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分33秒 |
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分34秒 |
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 |
3分34秒 |
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分48秒 |
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3050 |
3分54秒 |
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6700XT |
4分12秒 |
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti |
4分19秒 |
Core i7-12700F/16GB
GeForce RTX 3060 |
4分47秒 |
Ryzen 7 3700X/16GB
Radeon RX 6700XT |
5分03秒 |
Core i9-10900K/16GB
GeForce GTX 1660 |
5分32秒 |
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660 |
6分05秒 |
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650 |
6分22秒 |
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
ソフトウェアエンコードも非常に速いです。
x265でのエンコード時間
Core i9-13900K |
3分48秒 |
Ryzen 9 7900X |
3分58秒 |
Core i7-13700KF |
4分08秒 [PL1=253W] |
4分20秒 [PL1=210W] |
4分21秒 [PL1=180W] |
Core i7-13700K |
4分20秒 [PL1=200W] |
4分52秒 [PL1=125W] |
Core i9-12900K |
4分25秒 [PL1=241W] |
5分03秒 [PL1=125W] |
Ryzen 9 5900X |
5分20秒 |
Core i7-12700K |
5分36秒 |
Core i9-11900K |
7分00秒 |
Ryzen 7 5800X |
7分08秒 |
Core i7-12700F |
7分09秒 |
Core i7-11700K |
8分40秒 |
Ryzen 7 3700X |
8分56秒 |
Core i5-12500 |
9分18秒 [PL1:65W] |
Core i5-12400F |
9分56秒 [PL1:65W] |
Ryzen 5 5600X |
10分00秒 |
Core i5-11400 |
11分00秒 [PL1:100W] |
13分00秒 [PL1:65W] |
Ryzen 5 3500 |
13分58秒 |
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間
DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードにより、非常に高速です。AV1エンコードにも対応しています。
コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090 |
2分25秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分27秒 |
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分27秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti |
2分27秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 |
2分35秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
2分56秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 |
2分56秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti |
3分23秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 |
3分23秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti |
3分26秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 |
3分31秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti |
3分14秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB |
3分18秒 |
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分37秒 |
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080 |
2分38秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti |
2分38秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090 |
2分40秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 |
2分48秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
2分57秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 |
2分59秒 |
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 |
12494 |
RTX 4080 |
9715 |
RTX 4070 Ti |
7321 |
RTX 3090 |
6239 |
RTX 3080 Ti |
6154 |
RTX 4070 |
6054 |
RTX 3080 |
5212 |
RTX 4060 Ti 8GB |
4427 |
RTX 3070 Ti |
4253 |
RTX 3070 |
3875 |
RTX 4060 |
3552 |
RTX 3060 Ti |
3434 |
RTX 3060 12GB |
2609 |
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Lightroomの書き出しも非常に高速です。
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090 |
23秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 |
26秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3090 |
26秒 |
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080 |
27秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti |
30秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 |
30秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti |
30秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 |
31秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB |
32秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti |
47秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti |
47秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 |
47秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 |
48秒 |
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti |
56秒 |
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
パーツの温度のチェック
高い負荷をかけたときの各パーツの温度をチェックします。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、室温は26℃付近で計測しています。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。
電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU電力は125W前後で推移し、CPU温度は65℃付近で推移しており、低い温度が保たれています。
電源モード「パフォーマンス(PL1=200W)」の時は、CPU電力は200W前後で推移し、CPU温度は83℃付近でやや高めですが、問題ない範囲の温度です。
基本的には、デフォルトの「最適(PL1=125W)」で運用し、CPUパワーが必要な作業の時は「パフォーマンス」で運用するといいでしょう。
ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
ゲームの場合、先ほどのPrime95ほどCPUに負荷はかからないので、どちらのモードもCPU、GPU温度ともに問題ない温度です。むしろ、ハイエンドなパーツを搭載しているにしては低めの温度を維持できており、冷却性は非常に優れています。長時間のゲームや高負荷の作業でも問題ないでしょう。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲームや作業に集中しづらいです。
フロントの3連ファンと、上部の360mmの大型ラジエーターファンにより、アイドル時でもそれなりの稼働音はします。エンコード中は電源モードが「最適」だとそれほど高くなりませんが、「パフォーマンス」だとファンが最大で稼働するため、かなりうるさく感じます。ゲーム中はどちらのモードも、それほど高い騒音値ではなく、ヘッドホンなしでも集中できると思います。
当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。ケースのRGBはオンで計測しています。
今回、Core i7-13700K+GeForce RTX 4080に、RGBも搭載しているので、消費電力は非常に高いです。
外観のチェック
外観のチェックです。
電源を入れるとフロントパネルのダイヤ型のLEDとファンが点灯します。フロントパネルはやや黒みがかったスモーククリアパネルとなっています。
フロントパネルの横に15mmほどの隙間があり、ここから吸気します。
フロントパネルは、両サイドにある下図のような突起部分を押すと、外すことができます。奥にはメッシュパネルも搭載されています。
トップパネルのインターフェースはフラットで、USB機器の抜き差しが楽です。USB端子が4つもあるので便利です。
トップパネルも簡単に取り外すことができます。
右サイドパネルはフラットです。
正面と背面はご覧のようになっています。
底面です。マグネット式で吸着する防塵フィルターがあります。
インシュレーターは高めになっており、底面から吸気がスムーズにできるようになっています。なお、ふかふかのカーペットなどの上に直接置かないようにご注意下さい。
ケース内部のチェック
右側面ケース内部
右側面のケース内部です。ケーブル類はこちらで綺麗にまとめられています。2.5インチSSDを2台、3.5インチHDDを2台搭載できるスペースがあります。
電源ユニットは、マザーボード側とは区画が分けられており、電源からの熱が、CPU・GPUの冷却の妨げになることはありません。なお、搭載されていた電源は、CoolerMaster製の1200W 80PLUS GOLDです。モジュラー式ではありません。
右側面には、LEDコントローラーも搭載されています。
右サイドパネルには、吸音シートなどは貼り付けられていません。
左側面ケース内部
ケース内部です。ケーブル類はすっきりと綺麗にまとめられています。配線によってエアフローが妨げられることもありません。
マザーボードはMicro ATXで、メーカーは不明です。OMEN独自のマザーボードだと思います。
CPUクーラーにはCoolerMaster製の水冷クーラーが採用されています。ラジエーターサイズは360mmで、上部のOMEN Cryoチェンバーに切り離されて設置されています。
サイズも重さもあるGeForce RTX 4080のグラフィックカードは、サポートステイでガチガチに補強されており、傾きもありません。取り外すにはひと手間いりますが、マザーボードに負荷がかからず安心です。次世代規格の12VHPWRケーブルによって接続されています。メーカーは不明です。
グラフィックカードの上にM.2の空きスロット、グラフィックカードの裏側にメインのM.2 SSDが搭載されています。Western Digital製でした。ヒートシンクは装着されていないので、気になる方は、自分でヒートシンクを取り付けるといいと思います。
斜めから見た写真はご覧のようになっています。
まとめ
以上が、HP OMEN 45L DESKTOPのレビューです。
デザイン性、性能、冷却性、メンテナンス性を兼ね備えたHPのフラグシップモデルのゲーミングPCです。
内部の見えるシースルー筐体とRGBライティングで、デザインにこだわる方も満足でしょう。
最大でCore i9-13900KにGeForce RTX 4090のハイエンドクラスの最上級構成にすることができ、4K/最高設定や、DLSSとフレーム生成により、レイトレーシングを有効にしても、快適にプレイすることが可能です。
高さと重量はありますが、上部に設置された「OMEN Cryoチェンバー」により、効率の良い冷却性を実現しています。
特にハイエンド機では冷却性に重きを置いた重厚感のある無骨なケースが多いので、見た目にも性能にもこだわりたいという方にはおすすめです。
見た目と冷却性にこだわったハイエンドゲーミングPC
HP OMEN 45L DESKTOP
特徴
- デザインが美しい
- 最大でCore i9-13900K+RTX 4090を搭載
- 「OMEN Cryoチェンバー」による高い冷却性能
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著者
つむじ
三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
編集者
櫻庭 尚良(the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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