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HP OMEN 40L DESKTOPの実機レビュー

更新日:

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

サイズ ミニタワー
CPU Core i7-13700K
GPU GeForce RTX 4070 Ti
メモリ 32GB DDR5-5200
ストレージ 2TB PCIe Gen4 SSD
電源 800W 80PLUS Gold
価格[税込] 33万円台~
見た目と性能を兼ね備えたゲーミングPC

HP OMEN 40L DESKTOPは、内部の見えるシースルーパネルに、RGBライティングが特徴的な、"魅せる"構造にこだわったハイクラスゲーミングPCです。

CPUにはインテル第13世代Core i7-13700Kに、GeForce RTX 4070 Tiのグラフィックスを搭載し、性能も高いです。

サイドパネルはワンタッチで開く構造になっているので、内部へアクセスしやすく、メンテナンス性も抜群です。

見た目、性能、メンテナンス性の3つが揃った高い水準の製品です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-13700K、GeForce RTX 4070 Ti、メモリ32GB、2TB PCIe Gen4 SSD

 

 

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目次

お忙しい方は、「HP OMEN 40L DESKTOPの特徴」のみお読みください。

 

HP OMEN 40L DESKTOP の特徴

"魅せる"構造にこだわった外観

HP OMEN 40L DESKTOPの最大の特徴は、高級感と美しさを感じさせる外観です。筐体はやや黒みがかったスモーククリアのフロントパネルと、内部の見える強化ガラス製シースルーサイドパネルを採用し、内部で点灯するRGBライティングが非常にクールです。

配線も綺麗にまとめられており、メーカー製のパソコンとは思えない美しさです。光るパーツの選定、綺麗な配線をしようとするとなにかと大変ですが、HP OMEN 40L DESKTOPなら「購入ボタン」を押すだけで、美しいデザインのパソコンが手に入ります。

スモーククリアのフロントパネルとRGBファン
強化ガラスサイドパネルとRGBパーツ

 

ワンタッチで開くサイドパネル

HP OMEN 40L DESKTOPの両方のサイドパネルは、トップパネルにある[INTERNAL ACCESS]というボタンを押すだけでパカッと開く構造になっています。

開いたあとサイドパネルはそのまま倒れたりせず途中で止まる構造になっているので、文字通り指先ひとつで開くことができます。

ツールレスで内部へアクセスが可能なので、メンテナンスがしやすいです。

両面のサイドパネルが指先ひとつで開く

 

ミニタワーでも十分な拡張性

HP OMEN 40L DESKTOPは、購入時にストレージのカスタマイズはできませんが、標準で2TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しています。ゲームをインストールするには十分な容量ですが、ストレージが足りなくなったら自身で増設することも可能です。

HP OMEN 40L DESKTOPは、右側面内部に3.5インチHDDを2台、2.5インチSSD/HDDを2台マウントできるスペースがあり、マザーボードにはM.2スロットの空きスロットが1つあります。決して多いとは言えませんが、ミニタワーサイズにしては十分な拡張性だと思います。

2.5インチSSDおよび3.5インチのHDDを増設できる
空きのM.2スロット

 

OMEN Gaming Hub

プリインストールされているHP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」には、システムモニターや、スポットごとに細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」、簡易的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」、CPUのオーバークロック画面などがあります。その他、ファンや電源などのパフォーマンス設定やゲームランチャー機能も備えています。

HP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」
細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」
基本的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」

 

OMEN 40LとOMEN 45Lの違い

OMEN 40LとOMEN 45Lのモデルの仕様と価格は下表の通りです。OMEN 45Lの方は、RTX 4090などのハイエンドパーツを搭載しており、価格もかなり差があります。

2560×1440解像度でゲームをプレイする場合はRTX 4070 Tiを搭載したOMEN 40L。4K解像度で快適にゲームをプレイしたい場合はRTX 4080やRTX 4090を搭載できるOMEN 45Lと、用途で選ぶといいと思います。

OMEN 45L DESKTOPの構成
  ハイパフォーマンスモデル エクストリームモデル
OS Windows 11 Pro
CPU Core i7-13700K(水冷 RGB 360mm) Core i9-13900K(水冷 RGB 360mm)
GPU RTX 4080 RTX 4090
メモリ 32GB DDR5-5200MHz 64GB DDR5-5200MHz
ストレージ 1TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD 2TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD
価格[税込] 420,200円~ 547,800円~
※2023/7/24時点での価格
OMEN 40L DESKTOPの構成
  ハイパフォーマンスモデル
OS Windows 11 Pro
CPU Core i7-13700K(水冷 RGB 120mm)
GPU RTX 4070 Ti
メモリ 32GB DDR5-5200MHz
ストレージ 2TB PCIe Gen4 SSD
価格[税込] 330,000円~
※2023/7/24時点での価格

 

筐体サイズを比較してみると、横幅と奥行きは同じですが、ラジエーターを上部へ切り離して設置している分、高さは40Lが467mmに対し、45Lの方が555mmと長いです。重量も40Lが約18.7kgに対し、45Lが約22.6kgとかなり違いがあります。

OMEN 40LとOMEN 45Lのサイズ比較

 

パフォーマンスのチェック

HP OMEN 40L DESKTOPのパフォーマンスのチェックです。

電源モード

本製品は、プリインストールされているOMEN Gaming Hubから、「電源モード」の変更が可能です。電源モードはデフォルトの「最適」と「パフォーマンス」の2種類があります。また、温度コントロール(ファンの動作)も3種類から選択することができます。

この記事では、「最適」と「パフォーマンス」の2種類の電源モードで、各種ベンチマークを計測しています。なお、「最適」時の温度コントロールは「標準」、「パフォーマンス」時の温度コントロール「パフォーマンス」で計測しています。

電源モード設定
電源モード「最適」時、温度コントロールは「標準」に設定
電源モード「パフォーマンス」時、温度コントロールは「パフォーマンス」に設定

 

今回、CPUにはインテル第13世代「Core i7-13700K」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125Wです。

本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの「最適」では標準の125W、「パフォーマンス」だと160Wに設定されていました。

最適 モード
「最適」モードでのPL1の値は125W
パフォーマンス モード
「パフォーマンス」モードでのPL1の値は160W

 

CPU

まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。

マルチコア、シングルコアともに、非常に高いスコアが出ています。

また、電源モードを「パフォーマンス」にすることで、スコアがアップします。動画のエンコードなど、CPUに負荷をかける作業の時は「パフォーマンス」にしてみるといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700K
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700K 25805 [PL1:160W]
24106 [PL1:125W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i7-12700K 22792 [PL1:190W]
Ryzen 9 5900X 20251
Core i5-12600K 17500
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400(F) 15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Core i5-12400F 12164 [PL1:100W]
11505 [PL1:65W]
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 9059
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242
Core i7-13700K 2095 [PL1:160W]
2090 [PL1:125W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i7-12700K 1947 [PL1:190W]
Core i5-12600K 1850
Core i5-13400(F) 1782
Core i5-12400F 1715
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1215
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックカードは、ハイクラスのGeForce RTX 4070 Tiを搭載しています。最新のゲームも2560×1440解像度、120 fpsで動作する性能です。なお、電源モードを「パフォーマンス」にしても、グラフィックススコアの差はほとんどありません。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4070 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti 22382 [パフォーマンス]
22363 [最適]
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 4070 17214
RTX 3080 17064
RTX 3070 Ti 14389
RTX 3070 13431
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10339
RTX 3060 12GB 8722
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4070 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti 5478 [パフォーマンス]
5466 [最適]
RTX 3090 5160
RTX 3080 Ti 5076
RTX 3080 4493
RTX 4070 4329
RTX 3070 Ti 3718
RTX 3070 3425
RTX 4060 Ti 8GB 3146
RTX 3060 Ti 2979
RTX 4060 2491
RTX 3060 12GB 2178
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリには、DDR5-5200を搭載しており、十分広い帯域幅です。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-5200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
52.20GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージには2TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
WD Black 2TB M.2 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6964
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。電源モードは「最適」で計測しています。

HP OMEN 40L DESKTOPは、ハイクラスのGeForce RTX 4070 Tiを搭載しているので、フルHDやWQHD解像度なら、負荷の重い最新のゲームでも、100 fps以上の高いフレームレートが出ることが多いです。4K解像度では、負荷の重いゲームだと60 fpsに届かない場合もありますが、DLSSやフレーム生成に対応していれば、もっとフレームレートを伸ばすことができます。

以下のゲームのフレームレートについて
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 123 fps
2560x1440 91 fps
3840x2160 53 fps(80 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 130 fps
RTX 4080 127 fps
RTX 4070 Ti 123 fps
115 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 82 fps
RTX 4060 67 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
87 fps
RTX 4070 70 fps
RTX 4060 Ti 8GB 61 fps
RTX 4060 48 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 80 fps
RTX 4080 62 fps
RTX 4070 Ti 53 fps
49 fps
RTX 4070 39 fps
RTX 4060 Ti 8GB 34 fps
RTX 4060 26 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)(Ver 1.12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 116 fps
2560x1440 84 fps
3840x2160 82 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 174 fps
RTX 4080 143 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
116 fps
RTX 4070 97 fps
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps
RTX 4060 50 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 135 fps
RTX 4080 107 fps
RTX 4070 Ti 85 fps
84 fps
RTX 4070 68 fps
RTX 4060 Ti 8GB 43 fps
RTX 4060 35 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 131 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 82 fps
81 fps
RTX 4070 65 fps
RTX 4060 Ti 8GB 37 fps
RTX 4060 33 fps
4Kのみ「FSR2」 クオリティ有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 165 fps
2560x1440 115 fps
3840x2160 51 fps(78 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 180 fps
RTX 4070 Ti 175 fps
165 fps
RTX 4070 142 fps
RTX 4060 Ti 8GB 118 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 167 fps
RTX 4080 147 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
115 fps
RTX 4070 88 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 53 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 86 fps
RTX 4080 72 fps
RTX 4070 Ti 56 fps
51 fps
RTX 4070 40 fps
RTX 4060 Ti 8GB 33 fps
RTX 4060 23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 196 fps
2560x1440 155 fps
3840x2160 90 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
196 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
RTX 4060 105 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 214 fps
RTX 4080 189 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
155 fps
RTX 4070 128 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 4060 74 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 154 fps
RTX 4080 116 fps
RTX 4070 Ti 90 fps
RTX 4070 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 4060 42 fps
重い部類のゲーム
フォートナイト (チャプター4 シーズン2)(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 114 fps
2560x1440 97 fps
3840x2160 71 fps
バトルロワイヤル ソロで計測
※なお、レンダリングモードを「パフォーマンス」にした場合は、200 fps以上のもっと高い平均フレームレートが出ます
中程度の重さのゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
品質 解像度 平均 fps
エクストリーム 1920x1080 182 fps
2560x1440 157 fps
3840x2160 111 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 256 fps
RTX 4080 220 fps
RTX 4070 Ti 195 fps
182 fps
RTX 4070 161 fps
RTX 4060 Ti 8GB 134 fps
RTX 4060 113 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 232 fps
RTX 4080 196 fps
RTX 4070 Ti 172 fps
157 fps
RTX 4070 141 fps
RTX 4060 Ti 8GB 110 fps
RTX 4060 107 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 184 fps
RTX 4080 151 fps
RTX 4070 Ti 129 fps
111 fps
RTX 4070 105 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 57 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 252 fps
2560x1440 184 fps
3840x2160 95 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
252 fps
RTX 4070 213 fps
RTX 4060 Ti 8GB 172 fps
RTX 4060 140 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 271 fps
RTX 4080 222 fps
RTX 4070 Ti 184 fps
179 fps
RTX 4070 145 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 162 fps
RTX 4080 119 fps
RTX 4070 Ti 95 fps
91 fps
RTX 4070 74 fps
RTX 4060 Ti 8GB 57 fps
RTX 4060 47 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 231 fps
2560x1440 191 fps
3840x2160 110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 272 fps
RTX 4080 269 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
231 fps
RTX 4070 228 fps
RTX 4060 Ti 8GB 183 fps
RTX 4060 148 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 261 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
191 fps
RTX 4070 159 fps
RTX 4060 Ti 8GB 119 fps
RTX 4060 95 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 133 fps
RTX 4070 Ti 110 fps
103 fps
RTX 4070 81 fps
RTX 4060 Ti 8GB 58 fps
RTX 4060 45 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 236 fps
2560x1440 191 fps
3840x2160 110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 4080 271 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
236 fps
RTX 4070 227 fps
RTX 4060 Ti 8GB 199 fps
RTX 4060 175 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 262 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
191 fps
RTX 4070 175 fps
RTX 4060 Ti 8GB 138 fps
RTX 4060 115 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 188 fps
RTX 4080 144 fps
RTX 4070 Ti 111 fps
110 fps
RTX 4070 89 fps
RTX 4060 Ti 8GB 67 fps
RTX 4060 53 fps

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、2560×1440解像度までなら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適にプレイが可能です。

「レイトレーシング:ウルトラ」設定では、4K解像度でもDLSSとフレーム生成により、快適にプレイすることができます。

レイトレーシング : オーバードライブ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090 206 fps [DLSS ON]
122 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 164 fps [DLSS ON]
100 fps [DLSS ON]
48 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 144 fps [DLSS ON]
84 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 116 fps [DLSS ON]
70 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 152 fps [DLSS ON]
92 fps [DLSS ON]
43 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 116 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS ON]
29 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 94 fps [DLSS ON]
56 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 73 fps [DLSS ON]
44 fps [DLSS ON]
17 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 85 fps [DLSS ON]
52 fps [DLSS ON]
20 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 60 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS ON]
13 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 47 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS ON]
10 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 35 fps [DLSS ON]
21 fps [DLSS ON]
7 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス

 

レイトレーシング : ウルトラ

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : ウルトラ)
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 197 fps [DLSS ON]
130 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 170 fps [DLSS ON]
112 fps [DLSS ON]
58 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 143 fps [DLSS ON]
95 fps [DLSS ON]
46 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 114 fps [DLSS ON]
77 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 135 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS ON]
80 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 94 fps [DLSS ON]
63 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 75 fps [DLSS ON]
51 fps [DLSS ON]
22 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 58 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS ON]
16 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。なお、特に何も明記されていない場合、電源モードは「最適(PL1=125W)」で計測しています。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

CPUとGPU性能が高く、SSDの速度も速いので、速い書き出し時間です。グラボのVRAM容量も12GBと多いので、動画編集作業自体も快適に行うことができます。

Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分35秒
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 4090
2分44秒
Core i9-12900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分00秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 4080
3分01秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
3分03秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分08秒
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i5-12500/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i7-11700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分33秒
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分34秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070
3分34秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分48秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3050
3分54秒
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6700XT
4分12秒
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分19秒
Core i7-12700F/16GB
GeForce RTX 3060
4分47秒
Ryzen 7 3700X/16GB
Radeon RX 6700XT
5分03秒
Core i9-10900K/16GB
GeForce GTX 1660
5分32秒
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660
6分05秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650
6分22秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードも非常に速いです。

x265でのエンコード時間
Core i9-13900K 3分48秒
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i9-12900K 4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-12700K 5分36秒
Core i7-13700F 6分39秒 [PL1:65W]
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i7-12700F 7分09秒
Core i7-11700K 8分40秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Core i5-12500 9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F 9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Core i5-11400 11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードにより、非常に高速です。AV1エンコードにも対応しています。

コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分30秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分33秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
3分31秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分44秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 12494
RTX 4080 9715
RTX 4070 Ti 7399
RTX 3090 6239
RTX 3080 Ti 6154
RTX 4070 6119
RTX 3080 5212
RTX 4060 Ti 8GB 4427
RTX 3070 Ti 4253
RTX 3070 3875
RTX 4060 3552
RTX 3060 Ti 3434
RTX 3060 12GB 2609
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomの書き出しも高速です。

グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3090
26秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
31秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
32秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
32秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
56秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、電源モード「最適」の時は、温度コントロールを「標準」。電源モード「パフォーマンス」の時は、温度コントロールを「パフォーマンス」にして計測を行っています。

電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU電力は125W前後で推移し、CPU温度は75℃付近で推移しており、問題ない温度です。

電源モード「パフォーマンス(PL1=165W)」の時は、CPU電力は165W前後で推移し、CPU温度は80℃付近で、若干高めですが問題ない範囲の温度です。

基本的には、デフォルトの「最適(PL1=125W)」で運用し、CPUパワーが必要な作業の時は「パフォーマンス」で運用するといいでしょう。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU温度は70℃から80℃後半で行き来しており、問題ない温度です。 GPU温度は最大でも70℃前半と、こちらも問題ない温度です。

電源モード「パフォーマンス(PL1=165W)」の時は、CPU温度は80℃から90℃前半で行き来しており、やや高めの温度です。 GPU温度は70℃前半と、こちらは問題ない温度です。

なお、電源モードを変えても、グラフィック性能は変わりません。CPU性能は、「最適」でも十分高いので、ゲーム中は「最適」のモードのままで十分でしょう。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

ここでは、電源モードを「最適」にしたときの結果について掲載します。次の消費電力についても同様です。

アイドル時は普通の騒音値です。エンコード時は高めの騒音値でうるさく感じます。ゲーム中は内部パーツの温度によってファン動作が可変的になりますが、それほどうるさく感じず、ヘッドホンなしでも集中できると思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。ケースのRGBはオンで計測しています。

今回、Core i7-13700K+GeForce RTX 4070 Tiに、RGBも搭載しているので、消費電力は非常に高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
電源オフの時は下記のような外見です。

 

電源を入れるとフロントパネルのダイヤ型のLEDとファンが点灯します。フロントパネルはやや黒みがかったスモーククリアパネルとなっています。

 

フロントパネルの横に15mmほどの隙間があり、ここから吸気します。

 

フロントパネルは、両サイドにある下図のような突起部分を押すと、外すことができます。奥にはメッシュパネルも搭載されています。3連のRGBファンを搭載していますが、フロントパネル越しに見えるRGBファンは2つだけです。

 

フロントパネルのLEDの給電方法は下記のようにマグネットになっているので、外してもケーブル断線の心配はありません。

 

トップパネルのインターフェースは斜めにカットされています。USBを抜き差ししやすそうですが、この幅が狭いため、手が大きいと抜く時に手間取ります。USB端子が4つもあるのは便利です。

 

トップパネルも、フロントパネルを取り外したあと、後ろから押すだけで簡単に取り外すことができます。トップファンは搭載されていません。

 

右サイドパネルはフラットです。

 

正面と背面はご覧のようになっています。前世代よりUSB端子が増えています。

 

底面です。マグネットで吸着するメッシュフィルターがあります。

 

底面からも吸気できるようにインシュレーターは高めです。

 

ケース内部のチェック

右側面ケース内部

右側面ケース内部です。ケーブル類はここで綺麗にまとめられています。また、3.5インチHDDを2台、2.5インチSSDを2台増設できるスペースがあります。

 

電源ユニットは、マザーボード側とは区画が分けられており、電源からの熱が、CPU・GPUの冷却の妨げになることはありません。なお、搭載されていた電源は、CoolerMaster製の800W 80PLUS GOLDです。モジュラー式ではありません。

 

右側面には、LEDコントローラーも搭載されています。

 

右サイドパネルには、吸音シートなどは貼り付けられていません。

 

左側面ケース内部

ケース内部です。ケーブル類はすっきりと綺麗にまとめられており、エアフローも確保されています。

 

Z790チップセットのMicro ATXマザーボードです。メーカーは不明です。

 

CPUクーラーにはCoolerMaster製の水冷クーラーが採用されています。ラジエーターサイズは120mmで、背面に設置されています。

 

GeForce RTX 4070 Ti搭載モデルのグラフィックカードで、こちらもメーカーは不明です。サポートで補強されており、自重による傾きがありません。次世代規格の12VHPWRケーブルによって接続されています。

 

M.2 SSDにはWestern Digital製のWD_Black 2TB M.2 SSD (PCIe Gen4 SSD)が搭載されています。ヒートシンクは装着されていませんでした。空きスロットが1つあるので増設も可能です。

 

メモリには「Kingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MHz」が搭載されています。XMP対応です。

 

ケース内上部にLEDストリップが貼り付けられています。

 

斜めから見た画像はご覧のようになっています。

 

まとめ

以上が、HP OMEN 40L DESKTOPのレビューです。

内部の見えるシースルー筐体とRGBライティングが特徴的な、"魅せる"構造にこだわったゲーミングPCです。

Core i7-13700Kに、GeForce RTX 4070 Tiのハイクラスのグラフィックスを搭載しており、負荷の重い最新のゲームも、WQHD解像度の高いフレームレートで快適にプレイできる性能です。DLSSやフレーム生成を併用することで、4K解像度やレイトレーシングでも快適に動作するでしょう。

両サイドパネルは、ワンタッチで開くので内部へのアクセスがしやすく、パーツの換装やメンテナンス性も優秀です。

冷却性、静音性も良く、快適にゲームができると思います。

RGBライティングも、操作のないアイドル時などはオフになるなど、省エネ設定も可能です。

自作でもここまで綺麗なPCを組むにはそれなりの知識と経験が必要となります。性能だけでなくデザインにもこだわりたいというユーザーにはおすすめです。

なお、このPCは、フォートナイトプロゲーマーの「ぶゅりる」さんが使用してる製品です(詳細)。このPCを使えば、あなたもフォートナイトが上手くなるかも(?)

 

見た目と性能を兼ね備えたゲーミングPC

HP OMEN 40L DESKTOP

特徴

  • 見た目にこだわったクールな筐体
  • ガラスサイドパネルとRGBライティング
  • Core i7-13700K+RTX 4070 Tiのハイクラス性能

こんなあなたに

  • クールなデザインの高性能ゲーミングPCが欲しい方
公式サイトはこちら

 

 

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