HP OMEN 40L DESKTOPの実機レビュー
更新日:2023年7月26日
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
サイズ
ミニタワー
CPU
Core i7-13700K
GPU
GeForce RTX 4070 Ti
メモリ
32GB DDR5-5200
ストレージ
2TB PCIe Gen4 SSD
電源
800W 80PLUS Gold
価格[税込]
33万円台~
見た目と性能を兼ね備えたゲーミングPC
HP OMEN 40L DESKTOPは、内部の見えるシースルーパネルに、RGBライティングが特徴的な、"魅せる"構造にこだわったハイクラスゲーミングPCです。
CPUにはインテル第13世代Core i7-13700Kに、GeForce RTX 4070 Tiのグラフィックスを搭載し、性能も高いです。
サイドパネルはワンタッチで開く構造になっているので、内部へアクセスしやすく、メンテナンス性も抜群です。
見た目、性能、メンテナンス性の3つが揃った高い水準の製品です。
公式サイトはこちら
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-13700K、GeForce RTX 4070 Ti 、メモリ32GB、2TB PCIe Gen4 SSD
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目次
お忙しい方は、「HP OMEN 40L DESKTOPの特徴」のみお読みください。
HP OMEN 40L DESKTOP の特徴
"魅せる"構造にこだわった外観
HP OMEN 40L DESKTOPの最大の特徴は、高級感と美しさを感じさせる外観です。筐体はやや黒みがかったスモーククリアのフロントパネルと、内部の見える強化ガラス製シースルーサイドパネルを採用し、内部で点灯するRGBライティングが非常にクールです。
配線も綺麗にまとめられており、メーカー製のパソコンとは思えない美しさです。光るパーツの選定、綺麗な配線をしようとするとなにかと大変ですが、HP OMEN 40L DESKTOPなら「購入ボタン」を押すだけで、美しいデザインのパソコンが手に入ります。
スモーククリアのフロントパネルとRGBファン
強化ガラスサイドパネルとRGBパーツ
ワンタッチで開くサイドパネル
HP OMEN 40L DESKTOPの両方のサイドパネルは、トップパネルにある[INTERNAL ACCESS]というボタンを押すだけでパカッと開く構造になっています。
開いたあとサイドパネルはそのまま倒れたりせず途中で止まる構造になっているので、文字通り指先ひとつで開くことができます。
ツールレスで内部へアクセスが可能なので、メンテナンスがしやすいです。
両面のサイドパネルが指先ひとつで開く
ミニタワーでも十分な拡張性
HP OMEN 40L DESKTOPは、購入時にストレージのカスタマイズはできませんが、標準で2TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しています。ゲームをインストールするには十分な容量ですが、ストレージが足りなくなったら自身で増設することも可能です。
HP OMEN 40L DESKTOPは、右側面内部に3.5インチHDDを2台、2.5インチSSD/HDDを2台マウントできるスペースがあり、マザーボードにはM.2スロットの空きスロットが1つあります。決して多いとは言えませんが、ミニタワーサイズにしては十分な拡張性だと思います。
2.5インチSSDおよび3.5インチのHDDを増設できる
空きのM.2スロット
OMEN Gaming Hub
プリインストールされているHP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」には、システムモニターや、スポットごとに細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」、簡易的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」、CPUのオーバークロック画面などがあります。その他、ファンや電源などのパフォーマンス設定やゲームランチャー機能も備えています。
HP OMENオリジナルの管理ツール「OMEN Gaming Hub」
細かいRGBコントロールができる「OMEN Light Studio」
基本的なRGBコントロールができる「LEDコントロール」
OMEN 40LとOMEN 45Lの違い
OMEN 40LとOMEN 45Lのモデルの仕様と価格は下表の通りです。OMEN 45Lの方は、RTX 4090などのハイエンドパーツを搭載しており、価格もかなり差があります。
2560×1440解像度でゲームをプレイする場合はRTX 4070 Tiを搭載したOMEN 40L。4K解像度で快適にゲームをプレイしたい場合はRTX 4080やRTX 4090を搭載できるOMEN 45Lと、用途で選ぶといいと思います。
OMEN 45L DESKTOPの構成
ハイパフォーマンスモデル
エクストリームモデル
OS
Windows 11 Pro
CPU
Core i7-13700K(水冷 RGB 360mm)
Core i9-13900K(水冷 RGB 360mm)
GPU
RTX 4080
RTX 4090
メモリ
32GB DDR5-5200MHz
64GB DDR5-5200MHz
ストレージ
1TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD
2TB PCIe Gen4 SSD+2TB HDD
価格[税込]
420,200円~
547,800円~
※2023/7/24時点での価格
OMEN 40L DESKTOPの構成
ハイパフォーマンスモデル
OS
Windows 11 Pro
CPU
Core i7-13700K(水冷 RGB 120mm)
GPU
RTX 4070 Ti
メモリ
32GB DDR5-5200MHz
ストレージ
2TB PCIe Gen4 SSD
価格[税込]
330,000円~
※2023/7/24時点での価格
筐体サイズを比較してみると、横幅と奥行きは同じですが、ラジエーターを上部へ切り離して設置している分、高さは40Lが467mmに対し、45Lの方が555mmと長いです。重量も40Lが約18.7kgに対し、45Lが約22.6kgとかなり違いがあります。
OMEN 40LとOMEN 45Lのサイズ比較
パフォーマンスのチェック
HP OMEN 40L DESKTOPのパフォーマンスのチェックです。
電源モード
本製品は、プリインストールされているOMEN Gaming Hubから、「電源モード」の変更が可能です。電源モードはデフォルトの「最適」と「パフォーマンス」の2種類があります。また、温度コントロール(ファンの動作)も3種類から選択することができます。
この記事では、「最適」と「パフォーマンス」の2種類の電源モードで、各種ベンチマークを計測しています。なお、「最適」時の温度コントロールは「標準」、「パフォーマンス」時の温度コントロール「パフォーマンス」で計測しています。
電源モード設定
電源モード「最適」時、温度コントロールは「標準」に設定
電源モード「パフォーマンス」時、温度コントロールは「パフォーマンス」に設定
今回、CPUにはインテル第13世代「Core i7-13700K」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125Wです。
本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの「最適」では標準の125W、「パフォーマンス」だと160Wに設定されていました。
最適 モード
「最適」モードでのPL1の値は125W
パフォーマンス モード
「パフォーマンス」モードでのPL1の値は160W
CPU
まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。
マルチコア、シングルコアともに、非常に高いスコアが出ています。
また、電源モードを「パフォーマンス」にすることで、スコアがアップします。動画のエンコードなど、CPUに負荷をかける作業の時は「パフォーマンス」にしてみるといいでしょう。
CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700K
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K
36658 [PL1:253W]
Ryzen 9 7900X
29007
Core i9-12900K
26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700K
25805 [PL1:160W]
24106 [PL1:125W]
Ryzen 9 5950X
25000
Core i7-12700K
22792 [PL1:190W]
Ryzen 9 5900X
20251
Core i5-12600K
17500
Ryzen 7 5800X
15646
Core i5-13400(F)
15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Core i5-12400F
12164 [PL1:100W]
11505 [PL1:65W]
Ryzen 5 5500
10605
Ryzen 5 4500
9059
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K
2242
Core i7-13700K
2095 [PL1:160W]
2090 [PL1:125W]
Core i9-12900K
2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X
2010
Core i7-12700K
1947 [PL1:190W]
Core i5-12600K
1850
Core i5-13400(F)
1782
Core i5-12400F
1715
Ryzen 9 5950X
1650
Ryzen 9 5900X
1611
Ryzen 7 5800X
1604
Ryzen 5 5500
1370
Ryzen 5 4500
1215
:本製品で選択できるプロセッサー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
グラフィックカードは、ハイクラスのGeForce RTX 4070 Tiを搭載しています。最新のゲームも2560×1440解像度、120 fpsで動作する性能です。なお、電源モードを「パフォーマンス」にしても、グラフィックススコアの差はほとんどありません。
3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4070 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090
36298
RTX 4080
28098
RTX 4070 Ti
22382 [パフォーマンス]
22363 [最適]
RTX 3090
19568
RTX 3080 Ti
18607
RTX 4070
17214
RTX 3080
17064
RTX 3070 Ti
14389
RTX 3070
13431
RTX 4060 Ti 8GB
13375
RTX 3060 Ti
11574
RTX 4060
10339
RTX 3060 12GB
8722
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4070 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090
9932
RTX 4080
7171
RTX 4070 Ti
5478 [パフォーマンス]
5466 [最適]
RTX 3090
5160
RTX 3080 Ti
5076
RTX 3080
4493
RTX 4070
4329
RTX 3070 Ti
3718
RTX 3070
3425
RTX 4060 Ti 8GB
3146
RTX 3060 Ti
2979
RTX 4060
2491
RTX 3060 12GB
2178
:本製品で選択できるグラフィックス
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリには、DDR5-5200を搭載しており、十分広い帯域幅です。
SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-5200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
52.20GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
:本製品で選択できるメモリ
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージには2TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており高速です。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
WD Black 2TB M.2 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD
7000
6964
PCIe Gen3 SSD
3500
SATA SSD
550
HDD
170
:本製品で選択できるストレージ
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。電源モードは「最適」で計測しています。
HP OMEN 40L DESKTOPは、ハイクラスのGeForce RTX 4070 Tiを搭載しているので、フルHDやWQHD解像度なら、負荷の重い最新のゲームでも、100 fps以上の高いフレームレートが出ることが多いです。4K解像度では、負荷の重いゲームだと60 fpsに届かない場合もありますが、DLSSやフレーム生成に対応していれば、もっとフレームレートを伸ばすことができます。
以下のゲームのフレームレートについて
:本製品で選択できるグラフィックス
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
品質
解像度
平均 fps
最高設定
1920x1080
123 fps
2560x1440
91 fps
3840x2160
53 fps(80 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
130 fps
RTX 4080
127 fps
RTX 4070 Ti
123 fps
115 fps
RTX 4070
98 fps
RTX 4060 Ti 8GB
82 fps
RTX 4060
67 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
120 fps
RTX 4080
104 fps
RTX 4070 Ti
91 fps
87 fps
RTX 4070
70 fps
RTX 4060 Ti 8GB
61 fps
RTX 4060
48 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
80 fps
RTX 4080
62 fps
RTX 4070 Ti
53 fps
49 fps
RTX 4070
39 fps
RTX 4060 Ti 8GB
34 fps
RTX 4060
26 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)(Ver 1.12)
品質
解像度
平均 fps
最高設定
1920x1080
116 fps
2560x1440
84 fps
3840x2160
82 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
174 fps
RTX 4080
143 fps
RTX 4070 Ti
118 fps
116 fps
RTX 4070
97 fps
RTX 4060 Ti 8GB
60 fps
RTX 4060
50 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
135 fps
RTX 4080
107 fps
RTX 4070 Ti
85 fps
84 fps
RTX 4070
68 fps
RTX 4060 Ti 8GB
43 fps
RTX 4060
35 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
131 fps
RTX 4080
104 fps
RTX 4070 Ti
82 fps
81 fps
RTX 4070
65 fps
RTX 4060 Ti 8GB
37 fps
RTX 4060
33 fps
4Kのみ「FSR2」 クオリティ 有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
品質
解像度
平均 fps
ウルトラ
1920x1080
165 fps
2560x1440
115 fps
3840x2160
51 fps(78 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
185 fps
RTX 4080
180 fps
RTX 4070 Ti
175 fps
165 fps
RTX 4070
142 fps
RTX 4060 Ti 8GB
118 fps
RTX 4060
91 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
167 fps
RTX 4080
147 fps
RTX 4070 Ti
118 fps
115 fps
RTX 4070
88 fps
RTX 4060 Ti 8GB
73 fps
RTX 4060
53 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
86 fps
RTX 4080
72 fps
RTX 4070 Ti
56 fps
51 fps
RTX 4070
40 fps
RTX 4060 Ti 8GB
33 fps
RTX 4060
23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質
解像度
平均 fps
高品質
1920x1080
196 fps
2560x1440
155 fps
3840x2160
90 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
223 fps
RTX 4080
217 fps
RTX 4070 Ti
202 fps
196 fps
RTX 4070
172 fps
RTX 4060 Ti 8GB
132 fps
RTX 4060
105 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
214 fps
RTX 4080
189 fps
RTX 4070 Ti
157 fps
155 fps
RTX 4070
128 fps
RTX 4060 Ti 8GB
93 fps
RTX 4060
74 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
154 fps
RTX 4080
116 fps
RTX 4070 Ti
90 fps
RTX 4070
72 fps
RTX 4060 Ti 8GB
52 fps
RTX 4060
42 fps
重い部類のゲーム
フォートナイト (チャプター4 シーズン2)(DX12)
品質
解像度
平均 fps
最高
1920x1080
114 fps
2560x1440
97 fps
3840x2160
71 fps
バトルロワイヤル ソロで計測
※なお、レンダリングモードを「パフォーマンス」にした場合は、200 fps以上のもっと高い平均フレームレートが出ます
中程度の重さのゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
品質
解像度
平均 fps
エクストリーム
1920x1080
182 fps
2560x1440
157 fps
3840x2160
111 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
256 fps
RTX 4080
220 fps
RTX 4070 Ti
195 fps
182 fps
RTX 4070
161 fps
RTX 4060 Ti 8GB
134 fps
RTX 4060
113 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
232 fps
RTX 4080
196 fps
RTX 4070 Ti
172 fps
157 fps
RTX 4070
141 fps
RTX 4060 Ti 8GB
110 fps
RTX 4060
107 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
184 fps
RTX 4080
151 fps
RTX 4070 Ti
129 fps
111 fps
RTX 4070
105 fps
RTX 4060 Ti 8GB
73 fps
RTX 4060
57 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質
解像度
平均 fps
最高
1920x1080
252 fps
2560x1440
184 fps
3840x2160
95 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
315 fps
RTX 4080
285 fps
RTX 4070 Ti
253 fps
252 fps
RTX 4070
213 fps
RTX 4060 Ti 8GB
172 fps
RTX 4060
140 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
271 fps
RTX 4080
222 fps
RTX 4070 Ti
184 fps
179 fps
RTX 4070
145 fps
RTX 4060 Ti 8GB
112 fps
RTX 4060
91 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
162 fps
RTX 4080
119 fps
RTX 4070 Ti
95 fps
91 fps
RTX 4070
74 fps
RTX 4060 Ti 8GB
57 fps
RTX 4060
47 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質
解像度
平均 fps
最高
1920x1080
231 fps
2560x1440
191 fps
3840x2160
110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
272 fps
RTX 4080
269 fps
RTX 4070 Ti
251 fps
231 fps
RTX 4070
228 fps
RTX 4060 Ti 8GB
183 fps
RTX 4060
148 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
261 fps
RTX 4080
235 fps
RTX 4070 Ti
199 fps
191 fps
RTX 4070
159 fps
RTX 4060 Ti 8GB
119 fps
RTX 4060
95 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
185 fps
RTX 4080
133 fps
RTX 4070 Ti
110 fps
103 fps
RTX 4070
81 fps
RTX 4060 Ti 8GB
58 fps
RTX 4060
45 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質
解像度
平均 fps
最高
1920x1080
236 fps
2560x1440
191 fps
3840x2160
110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090
280 fps
RTX 4080
271 fps
RTX 4070 Ti
251 fps
236 fps
RTX 4070
227 fps
RTX 4060 Ti 8GB
199 fps
RTX 4060
175 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
262 fps
RTX 4080
235 fps
RTX 4070 Ti
202 fps
191 fps
RTX 4070
175 fps
RTX 4060 Ti 8GB
138 fps
RTX 4060
115 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
188 fps
RTX 4080
144 fps
RTX 4070 Ti
111 fps
110 fps
RTX 4070
89 fps
RTX 4060 Ti 8GB
67 fps
RTX 4060
53 fps
レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク
サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、2560×1440解像度までなら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適にプレイが可能です。
「レイトレーシング:ウルトラ」設定では、4K解像度でもDLSSとフレーム生成により、快適にプレイすることができます。
レイトレーシング : オーバードライブ
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090
206 fps [DLSS ON]
122 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS OFF]
RTX 4080
164 fps [DLSS ON]
100 fps [DLSS ON]
48 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti
144 fps [DLSS ON]
84 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS OFF]
RTX 4070
116 fps [DLSS ON]
70 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
152 fps [DLSS ON]
92 fps [DLSS ON]
43 fps [DLSS OFF]
RTX 4080
116 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS ON]
29 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti
94 fps [DLSS ON]
56 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS OFF]
RTX 4070
73 fps [DLSS ON]
44 fps [DLSS ON]
17 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
85 fps [DLSS ON]
52 fps [DLSS ON]
20 fps [DLSS OFF]
RTX 4080
60 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS ON]
13 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti
47 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS ON]
10 fps [DLSS OFF]
RTX 4070
35 fps [DLSS ON]
21 fps [DLSS ON]
7 fps [DLSS OFF]
:DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス )
:DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス )
レイトレーシング : ウルトラ
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : ウルトラ)
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090
197 fps [DLSS ON]
130 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS OFF]
RTX 4080
170 fps [DLSS ON]
112 fps [DLSS ON]
58 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti
143 fps [DLSS ON]
95 fps [DLSS ON]
46 fps [DLSS OFF]
RTX 4070
114 fps [DLSS ON]
77 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090
135 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS ON]
80 fps [DLSS OFF]
RTX 4080
94 fps [DLSS ON]
63 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti
75 fps [DLSS ON]
51 fps [DLSS ON]
22 fps [DLSS OFF]
RTX 4070
58 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS ON]
16 fps [DLSS OFF]
:DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス )
:DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス )
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。なお、特に何も明記されていない場合、電源モードは「最適(PL1=125W)」で計測しています。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
CPUとGPU性能が高く、SSDの速度も速いので、速い書き出し時間です。グラボのVRAM容量も12GBと多いので、動画編集作業自体も快適に行うことができます。
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分35秒
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 4090
2分44秒
Core i9-12900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分00秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 4080
3分01秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
3分03秒
Core i7-13700KF/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分08秒
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i5-12500/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i7-11700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分33秒
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分34秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070
3分34秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分48秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3050
3分54秒
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6700XT
4分12秒
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分19秒
Core i7-12700F/16GB
GeForce RTX 3060
4分47秒
Ryzen 7 3700X/16GB
Radeon RX 6700XT
5分03秒
Core i9-10900K/16GB
GeForce GTX 1660
5分32秒
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660
6分05秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650
6分22秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
ソフトウェアエンコードも非常に速いです。
x265でのエンコード時間
Core i9-13900K
3分48秒
Ryzen 9 7900X
3分58秒
Core i7-13700KF
4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K
4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i9-12900K
4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Ryzen 9 5900X
5分20秒
Core i7-12700K
5分36秒
Core i7-13700F
6分39秒 [PL1:65W]
Core i9-11900K
7分00秒
Ryzen 7 5800X
7分08秒
Core i7-12700F
7分09秒
Core i7-11700K
8分40秒
Ryzen 7 3700X
8分56秒
Core i5-12500
9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F
9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X
10分00秒
Core i5-11400
11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500
13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードにより、非常に高速です。AV1エンコードにも対応しています。
コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分30秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分33秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
3分31秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分44秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090
12494
RTX 4080
9715
RTX 4070 Ti
7399
RTX 3090
6239
RTX 3080 Ti
6154
RTX 4070
6119
RTX 3080
5212
RTX 4060 Ti 8GB
4427
RTX 3070 Ti
4253
RTX 3070
3875
RTX 4060
3552
RTX 3060 Ti
3434
RTX 3060 12GB
2609
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Lightroomの書き出しも高速です。
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3090
26秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
31秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
32秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
32秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
56秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、電源モード「最適」の時は、温度コントロールを「標準」。電源モード「パフォーマンス」の時は、温度コントロールを「パフォーマンス」にして計測を行っています。
電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU電力は125W前後で推移し、CPU温度は75℃付近で推移しており、問題ない温度です。
電源モード「パフォーマンス(PL1=165W)」の時は、CPU電力は165W前後で推移し、CPU温度は80℃付近で、若干高めですが問題ない範囲の温度です。
基本的には、デフォルトの「最適(PL1=125W)」で運用し、CPUパワーが必要な作業の時は「パフォーマンス」で運用するといいでしょう。
ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
電源モード「最適(PL1=125W)」の時は、CPU温度は70℃から80℃後半で行き来しており、問題ない温度です。 GPU温度は最大でも70℃前半と、こちらも問題ない温度です。
電源モード「パフォーマンス(PL1=165W)」の時は、CPU温度は80℃から90℃前半で行き来しており、やや高めの温度です。 GPU温度は70℃前半と、こちらは問題ない温度です。
なお、電源モードを変えても、グラフィック性能は変わりません。CPU性能は、「最適」でも十分高いので、ゲーム中は「最適」のモードのままで十分でしょう。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。
ここでは、電源モードを「最適」にしたときの結果について掲載します。次の消費電力についても同様です。
アイドル時は普通の騒音値です。エンコード時は高めの騒音値でうるさく感じます。ゲーム中は内部パーツの温度によってファン動作が可変的になりますが、それほどうるさく感じず、ヘッドホンなしでも集中できると思います。
騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
使用計器の騒音値の目安
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。ケースのRGBはオンで計測しています。
今回、Core i7-13700K+GeForce RTX 4070 Tiに、RGBも搭載しているので、消費電力は非常に高いです。
消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
電源オフの時は下記のような外見です。
電源を入れるとフロントパネルのダイヤ型のLEDとファンが点灯します。フロントパネルはやや黒みがかったスモーククリアパネルとなっています。
フロントパネルの横に15mmほどの隙間があり、ここから吸気します。
フロントパネルは、両サイドにある下図のような突起部分を押すと、外すことができます。奥にはメッシュパネルも搭載されています。3連のRGBファンを搭載していますが、フロントパネル越しに見えるRGBファンは2つだけです。
フロントパネルのLEDの給電方法は下記のようにマグネットになっているので、外してもケーブル断線の心配はありません。
トップパネルのインターフェースは斜めにカットされています。USBを抜き差ししやすそうですが、この幅が狭いため、手が大きいと抜く時に手間取ります。USB端子が4つもあるのは便利です。
トップパネルも、フロントパネルを取り外したあと、後ろから押すだけで簡単に取り外すことができます。トップファンは搭載されていません。
右サイドパネルはフラットです。
正面と背面はご覧のようになっています。前世代よりUSB端子が増えています。
底面です。マグネットで吸着するメッシュフィルターがあります。
底面からも吸気できるようにインシュレーターは高めです。
ケース内部のチェック
右側面ケース内部
右側面ケース内部です。ケーブル類はここで綺麗にまとめられています。また、3.5インチHDDを2台、2.5インチSSDを2台増設できるスペースがあります。
電源ユニットは、マザーボード側とは区画が分けられており、電源からの熱が、CPU・GPUの冷却の妨げになることはありません。なお、搭載されていた電源は、CoolerMaster製の800W 80PLUS GOLDです。モジュラー式ではありません。
右側面には、LEDコントローラーも搭載されています。
右サイドパネルには、吸音シートなどは貼り付けられていません。
左側面ケース内部
ケース内部です。ケーブル類はすっきりと綺麗にまとめられており、エアフローも確保されています。
Z790チップセットのMicro ATXマザーボードです。メーカーは不明です。
CPUクーラーにはCoolerMaster製の水冷クーラーが採用されています。ラジエーターサイズは120mmで、背面に設置されています。
GeForce RTX 4070 Ti搭載モデルのグラフィックカードで、こちらもメーカーは不明です。サポートで補強されており、自重による傾きがありません。次世代規格の12VHPWRケーブルによって接続されています。
M.2 SSDにはWestern Digital製のWD_Black 2TB M.2 SSD (PCIe Gen4 SSD)が搭載されています。ヒートシンクは装着されていませんでした。空きスロットが1つあるので増設も可能です。
メモリには「Kingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MHz」が搭載されています。XMP対応です。
ケース内上部にLEDストリップが貼り付けられています。
斜めから見た画像はご覧のようになっています。
まとめ
以上が、HP OMEN 40L DESKTOPのレビューです。
内部の見えるシースルー筐体とRGBライティングが特徴的な、"魅せる"構造にこだわったゲーミングPCです。
Core i7-13700Kに、GeForce RTX 4070 Tiのハイクラスのグラフィックスを搭載しており、負荷の重い最新のゲームも、WQHD解像度の高いフレームレートで快適にプレイできる性能です。DLSSやフレーム生成を併用することで、4K解像度やレイトレーシングでも快適に動作するでしょう。
両サイドパネルは、ワンタッチで開くので内部へのアクセスがしやすく、パーツの換装やメンテナンス性も優秀です。
冷却性、静音性も良く、快適にゲームができると思います。
RGBライティングも、操作のないアイドル時などはオフになるなど、省エネ設定も可能です。
自作でもここまで綺麗なPCを組むにはそれなりの知識と経験が必要となります。性能だけでなくデザインにもこだわりたいというユーザーにはおすすめです。
なお、このPCは、フォートナイトプロゲーマーの「ぶゅりる」さんが使用してる製品です(詳細 )。このPCを使えば、あなたもフォートナイトが上手くなるかも(?)
見た目と性能を兼ね備えたゲーミングPC
HP OMEN 40L DESKTOP
特徴
見た目にこだわったクールな筐体
ガラスサイドパネルとRGBライティング
Core i7-13700K+RTX 4070 Tiのハイクラス性能
こんなあなたに
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著者
つむじ
三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
編集者
櫻庭 尚良 (the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。 毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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