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マウス NEXTGEAR-MICRO im610 の実機レビュー

更新日:2018年7月10日
CPU Core i3-8100
Core i5-8400
Core i5-8500
Core i5-8600
Core i7-8700
Core i7-8700K
GPU GeForce GTX 1050 ~
GeForce GTX 1080Ti
メモリ 4~32GB
ストレージ SSD + HDD
価格 7万円台(税別)~

無駄を省いたシンプルなゲーミングPC

NEXTGEAR-MICRO im610は、ゲーマーの意見を全面的に採り入れて開発された、新筐体のゲーミングPCです。

無駄なものを省いたシンプルなデザインは、ゲーミングPCらしいゴテゴテした派手なLEDはなく、点灯するのは電源のアクセスランプのみです。

前面のインターフェースにはHDMI出力が備わっており、VR機器の接続が容易です。

サイドパネルはワンタッチで開閉ができるガラスサイドパネルに変更することも可能です。

価格も安く、最小構成なら79,800円(税抜・送料抜)で購入可能です(2018年7月9日現在)。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-8500GeForce GTX 1060(3GB)、8GBメモリ、240GB SSD、1TB HDD

 

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目次

お忙しい方は、「NEXTGEAR-MICRO im610の特徴」のみお読みください。

NEXTGEAR-MICRO im610 の特徴

ゴテゴテしないシンプルでフラットなデザイン

NEXTGEAR-MICRO im610は、ゲーマーの意見を全面的に採り入れて開発された新筐体のゲーミングPCです。派手なLEDや先鋭的なデザインなど、無駄なものを省いたシンプルでフラットなデザインとなっています。点灯する箇所と言えば電源くらいです。

ただし、左サイドパネルだけは中が見えるガラスサイドパネルにも変更ができます。レビュー機にはありませんが、このガラスサイドパネルはワンタッチで開閉ができるので、メンテナンス面ではとても便利です。

ゲーマーの意見についてはこちらの記事を参考にしてください(PC Watch : G-Tune、プロゲーマーの要望を全面採用した新筐体のゲーミングPC)。


無駄を省いたシンプルなデザイン


点灯するのは電源ランプのみ


中が見えるガラスサイドパネルに変更可能

 

前面にHDMI出力搭載でVR接続が快適

NEXTGEAR-MICRO im610は、前面のインターフェースにUSB3.0ポートが2個、HDMI出力が備わっているので、VRの接続が快適です。

これまでVR接続となると、わざわざPCの裏側に周りこんで、ガチャガチャと接続しないといけないので、煩わしく面倒でもありました。このようにHDMI出力がPCの前面にあることで、VR接続が楽ですし、使用しない時は片付ける余裕もできます。

ちなみにHDMI出力する時は背面から出ているHDMI延長ケーブルをグラフィックカードに挿す必要があります。


前面にHDMI出力を搭載


背面からグラフィックカードにHDMI延長ケーブルを挿す必要あり

 

ゲームベンチマーク

NEXTGEAR-MICRO im610は、エントリークラスであるGeForce GTX 1050から、ハイエンドクラスであるGeForce GTX1080Tiまでの幅広いグラフィックスを搭載することができます。

レビュー機では、ミドルクラスであるGeForce GTX 1060(3GB)を搭載しており、ベンチマークスコアは下表の通りです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「398.36」です。

重いゲームである「ファイナルファンタジーXV」や「ゴーストリコン ワイルドランズ」などは中間設定、「ファークライ5」などの中程度の重いゲームなら、最高設定で快適に動作してくれます。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 7904 (快適) 79 fps
標準品質 5987 (やや快適) 60 fps
高品質 4050 (普通) 40 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 軽量品質 96 fps
高品質 63 fps
ウルトラ 29 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 14972 (非常に快適) 110 fps
高(ノート) 11960 (非常に快適) 82 fps
最高品質 10923 (非常に快適) 74 fps
中程度の重さのゲーム
ライズオブトゥームレイダー
1920x1080 最低品質 128 fps
中品質 89 fps
最高品質 68 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 82 fps
高品質 67 fps
最高品質 62 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンズドグマオンライン
1920x1080 最高品質 11788(とても快適)
※約5800で60fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 22754
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 20040(すごく快適)
※約5500で60fps

 

GPU-Zで確認したグラフィックカードの情報は次の通りです。


グラフィックカードのスペック

 

他のPCで計測した結果ですが、その他のゲームのおおよそのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。

PCゲームベンチマーク一覧

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUの選び方

2018年7月現在、選択できる代表的なCPUは下図の通りです。


CPU性能の目安
(コメントは筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

グラフィックスの選び方

2018年7月現在、選択できる代表的なグラフィックスは下図の通りです。


グラフィックス性能の目安
(コメントは筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

ストレージの選び方

ストレージは、下のようなパーツを選択可能です。


ストレージ性能の目安
(コメントは筆者の独自判断)

実機で計測したベンチマーク

以下、本機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

CINEBENCH R15
(CPU&GPU性能の評価)

Core i5-8500、GeForce GTX 1060 3GB
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i5-8500
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i5-8500、GeForce GTX 1060 3GB
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i5-8500
GTX 1060 (3GB)
x265でエンコード (※1) 15分51秒
NVENCでエンコード (※2) 1分38秒
QSVでエンコード (※3) -
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー


エンコード時のCPUクロック
CrystalDiskMark 6
(ストレージの評価)

240GB SATA SSD

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力の計測結果を掲載していますが、パーツの構成が異なる場合、結果が変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

高めの騒音値です。


 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安
20dB
ほぼ無音
21~25dB
PCに近づかないと音が聞こえないレベル
26~30dB PCから少し離れても音が聞こえるレベル
31~35dB 静かな扇風機くらいの音
36~40dB PCの近くにいると、ややうるさく感じるレベル
41~45dB 風量を上げた扇風機くらいの音。一般的なデスクトップPC音
46~50dB 一般的なエアコン音くらい。うるさい
50dB以上 エアコンをハイパワー運転にしたような音。とてもうるさい
※筆者の感覚ですので、感じ方には個人差があります

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度、GPU温度とも普通です。


 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。

70℃前後で推移しており問題ない温度です。



エンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

負荷が高くなるベンチマークの後半でも、CPU温度は50℃~60℃台、GPU温度は70℃台に収まっており、問題ない温度だと思います。


FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のCPU温度


FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のGPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングPCとしては普通の消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

シンプルなデザインに、サイドパネルのハニカム構造をした吸気口がかっこいいです。

 

前面のインターフェースです。USB3.0やHDMI出力があります。電源ボタンは白く点灯します。

 

フロントパネルの吸気口です。正面ではなく斜めに配置されています。

 

天面はフラットで、モノを置くことも可能です。

 

背面のHDMI延長ケーブルです。使用しない時は収納できます。

 

右側面です。吸気はここから行いますが、ファンは搭載できません。

 

左側面です。中が見えるガラスサイドパネルも選択できます。

 

底面からも吸気を行っているため、少し浮き上がった構造になっています。

 

側面です。ダストフィルターはマグネット式なので、簡単に剥がして掃除することが可能です。

 

底面のインシュレーターです。制震性に優れています。これよりも性能の高いアルミ素材の「インシュレーター・プロ」にも変更可能です。

 

背面の画像です。

 

マザーボードの入出力ポートです。

 

今回搭載されていたGeForce GTX 1060(3GB)のグラフィックカードの映像出力ポートです。

ケースの内部とエアフローのチェック

右側面のケース内部です。配線類はここで綺麗にまとめられています。

 

左側面のケース内部です。3.5インチシャドウベイは上部に配置されており、1台しか搭載できません。SSDはHDDの裏に配置されています。
ガラス越しでも見栄えが悪くないよう、配線類は裏でまとめられ、目隠しもされています。また、これにより配線によってエアフローが妨げられることがありません。

 

以下、搭載されていたパーツを紹介しますが、毎回同じ型番のパーツが搭載されるわけではありませんので、ご注意下さい。

 

マザーボードはASRockのB360Mが搭載されていました。M.2 SSDも搭載可能です。

 

今回搭載されていたCPUファンです。メモリスロットは2つです。

 

今回搭載されていたGeForce GTX 1060(3GB)のグラフィックカードです。

 

グラフィックカードを支える「グラフィックカードホルダー」があります。これにより、重いグラフィックカードを挿しても、マザーボードの基盤が曲がる心配はありません。ただし、冷却ファンがふたつあるグラフィックカードには、干渉してしまう恐れがあります。

 

上部に配置された3.5インチシャドウベイです。その裏(下側)に2.5インチのSSDを2台までマウントできます。

 

ケーブル類は裏でまとめられ、目隠しされているので、内部の見た目はすっきりしています。

 

フロントには吸気ファンを2台まで(自分で)搭載できます。

 

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

まとめ

以上が、マウスコンピューター NEXTGEAR-MICRO im610のレビューです。

無駄なものを省いたシンプルなデザインと、前面のHDMI出力が特徴的なゲーミングPCです。

グラフィックカードも、エントリーモデルからハイエンドモデルまでのシングルGPUがラインナップされており、好みのカードを選ぶことができます。

カスタマイズ性は良いですが、3.5インチベイは1台、2.5インチベイは2台、M.2スロットは1台までと拡張性は低いです。

他のゲーミングPCに比べ、価格も安く、コストパフォーマンスは高いと思います。

ただ、ゲーミングPCにしてはやや騒音値が高めです。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
マウスコンピューター NEXTGEAR-MICRO im610

 

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