デスクトップパソコン(タワー型)の比較

更新日:2019年7月15日

ここでは、セパレートタイプ(液晶と本体が分離したタイプ)のデスクトップパソコンの中で、拡張性の高いミニタワーおよびミドルタワー型PCについて紹介します。

ケースが比較的大きいため、PCI/PCI Expressカードや、ストレージ/光学ドライブを多く搭載でき、高性能なグラフィックカードも搭載可能です。ノートPCや液晶一体型PCと比べるとCPUの性能も良いにも関わらず価格は安く、コストパフォーマンスは非常に高いです。液晶ディスプレイも好みの製品を選ぶことが可能です。

ここで紹介しているPCはゲームをプレイできる機種も多いですが、ゲームを主にする方は「ゲーム向けデスクトップPCの比較」もご覧ください。

製品の選び方

製品選択のポイントとしては、まず自分が搭載したいCPU&グラフィックスパーツが選択できるかを確認しましょう。

ざっくり言うと、CPUの選び方としては、標準的なCPUならCore i5、動画編集やエンコード等をするならCore i7、予算がないならCore i3が良いと思います。

ゲームをする場合は、GeForce GTX シリーズのグラフィックボードを搭載すると良いでしょう。予算に余裕があれば、GeForce RTX シリーズのグラフィックボードがおすすめです。トリプルディスプレイ以上にしたい場合も、グラフィックボードを搭載したほうがいいですが、GTX 1650あたりの安めのボードで大丈夫です。その場合、出力ポートをよく確認しておきましょう。3D制作などを行う場合は、ここで掲載している製品ではなく、Quadroのグラフィックボードを搭載できる別のPCが良いでしょう。

Web閲覧、Office作業、動画鑑賞程度の負荷であれば、CPU内蔵のグラフィックス(専用グラフィックボードを搭載しない)で良いと思います。

設置予定のスペースに、PCが入るかも確認しておきます。デルのパソコンは奥行きが短いものが多く設置しやすいです。

静音性も各レビュー記事を見てチェックしておいたほうがいいでしょう。あまりにもうるさいと気が散ります。サイコムのSilent-Masterシリーズは静音性が高いです。

DVDやブルーレイを視聴したり、コピーしたりする方は、5.25インチドライブかあるかも確認しましょう。最近のデスクトップPCは5.25インチが無かったり、スリムドライブしか搭載できなかったりするケースもありあます。

ケース内部にもこだわる人は、ドライブベイなどの拡張性、ファンの種類や数や径、裏面配線ができるかなども確認しておきましょう。

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厳選! ミニタワー・デスクトップパソコンの比較

まずは、ミニタワーのデスクトップPCから紹介します。

比較的高性能なCPUおよびグラフィックスを搭載でき、拡張性も比較的高く、価格も安く、比較的コンパクトなデスクトップパソコンです。多くの方は、ミドルタワーではなく、こちらのミニタワーを購入されます。

なお、「主なCPU」および「主なGPU」は、変更されることがよくありますので、詳細はメーカーサイトをご確認下さい。

マウス LUV MACHINES
CPU ~Core i9-9900K
~Ryzen 7
GPU ~GeForce RTX 2070
価格 4万円台(税抜)~
安い割にはデザインが良い

マウス LUV MACHINESは、コストパフォーマンスの高いミニタワーPCです。

マットブラックのボディに、シルバーのボタン類と、ブルーLEDのアクセスランプを組み合わせたデザインになっており、安価でも地味ではないデザインになっています。

カスタマイズにより、水冷CPUクーラーを選択することもできます。

標準状態では、光学ドライブもカードリーダーも「無し」となっています。必要な場合は、カスタマイズで追加しないといけないので、注意が必要です。

24時間365日の電話対応で初心者にも安心です。さらにサポートが充実した専用ダイヤルの提供などを実施している「安心パックサービス」も魅力的です。

それほどパソコンは詳しくないという方にも、安心して購入していただけるでしょう。

 

ドスパラ Magnateシリーズ
CPU ~Core i7-9700K
~Ryzen 7
GPU ~GeForce GTX 1660Ti
価格 3万円台(税抜)~
低価格&短納期

他社と比較して、価格が安いことが多いミニタワーPCです(構成にもよります)。

特に低価格帯のモデルが安いことが多いです。

納期も早く、カスタマイズしても最短2日で出荷されます。また、当日出荷モデルも用意されています。

静音CPUクーラーや、高熱伝導率 ダイヤモンドグリス、静音ケースファンなどを選択することも可能です。

(個人的意見ですが)ケースデザインはやや地味です。ただし、他のケースへ変更することが可能です(1万円以上かかります)。

下記の「メーカーサイト」へのリンクをご覧いただくと、CPUとGPUでご希望の構成を絞りやすくなっています。また、パソコン診断もあり、必要なPCを簡単に選べます。

 

サイコム Silent-Master Pro mini
CPU ~Core i9-9900K
GPU ~GeForce RTX 2060
~Quadro P2000
価格 9万円台(税抜)~
超静音パソコン

動作音が非常に静かな"超静音"パソコンです。パソコンの動作音が気にならず、作業に集中できます。

回転音が静かで評判の高いNoctua製のファンを搭載し、静音性を高めています。

PCケースのフロント部分には吸音材が貼られており、電源も静音です。また、ケースの両サイドパネルは、二層構造の遮音パネルとなっており、PC本体内のノイズを極力減らし、かつ外に漏らさないような構造となっています。

各パーツの型番が明記されており安心です。信頼性も高い製品です。

他のミニタワーと比較するとサイズが大きめです。また、価格も高めです。

最新モデルのレビュー記事はありません。旧記事のレビュー記事はこちらです。参考にして下さい。

 

パソコン工房 Style∞ M-Class
CPU ~Core i7-8700
~Ryzen 7
GPU ~GeForce RTX 2080Ti
価格 4万円台(税抜)~
低価格

低価格なデスクトップPCです。よくセールをやっていますが、セール対象のモデルは特に安いです。

CPUやグラフィックスも含めて、選択できるパーツが多いです。多くの構成があるので、好みの構成を見つけやすいでしょう。

9cmではありますが、静音性の高い山洋製 SF9-S4のリアケースファンを選択することも可能です。

フロントパネルはマットブラックを基調としており、旧ケースよりもホコリが目立ちにくくなったように感じます。旧ケースから変わらない点としては、フロントパネルの中央に、開閉式のベイカバー内にUSBポートとヘッドフォン・マイク端子を搭載しています。

最高でGeForce RTX 2080Tiの高性能グラフィックスカードも選択できますが、リアのケースファンは径がやや小さめで、かつフロント側にはケースファンを搭載できません。他のPCに比べると、やや放熱性が心配なので、高性能なグラフィックカードはあまり搭載しないほうがいいと思います。

 

ツクモ AeroStreamシリーズ
CPU ~Core i7-9700K
~Ryzen 7
GPU ~GeForce RTX 2070
価格 5万円台(税抜)~
低価格で性能も良さそう

使ったことは無いのですが、メーカーサイト見る限りでは、低価格な割には冷却性、静音性の高そうな製品です。

低価格帯のPCとしては珍しく、フロントファンを搭載しており、しかも径が12cmと大きく、防塵フィルターも搭載しており、メンテナンス性もよさそうです。リア側も12cmの静音ファンが搭載されています。

サイドパネルにはあえて吸気口を設けず、前から後ろへのエアフローを作ることで、冷却効率を上げています。さらに吸気口がないため音漏れも少なさそうです。

 

HP Pavilion 590
CPU ~Core i5+8400
GPU CPU内蔵
価格 6万円台(税抜)~
安価でも安心の品質

安価でも安心して使えるデスクトップパソコンです。

世界シェアNo.1のパソコンメーカーと言うことで、安心感もあります。

一般的なミニタワーと比べて、本体の奥行きが非常に狭いため、設置しやすく、配置換えなどもしやすいです。

別の特徴として、Optaneメモリを搭載しており、HDD単体よりも体感でのアクセス速度が速いことが挙げられます。

フロントパネルには幾何学模様が施されており、側面はブラックです。無難なデザインだと思います。

ただし、CPUはCore i5までで、グラフィックスはCPU内蔵となっており、ハイスペック構成にはできません。

また、光学ドライブは、 スリムタイプとなっているので、5.25インチドライブに比べて速度が遅いです。

本体内部の下の部分にストレージの増設ができそうな場所が1か所ありますが、拡張性は高くありません。

 

HP Pavilion 595
CPU ~Core i7-8700
GPU GeForce GTX 1050Ti
Radeon RX550
価格 8万円台(税抜)~
安心感のあるミドルスペックPC

第8世代Core i7にGeForce GTX 1050Tiを搭載可能なミドルスペックのPCです。

価格も比較的安く、世界シェアNo.1(レノボとNo.1を競っており順位はよく入れ替わります)のPCということで、安心感があります。

デザインはシンプルですが、フロントパネルに施された斜めのヘアラインが特徴的です。

GeForce GTX 1050Ti搭載機種であれば、背面にDVI、HDMI、DisplayPortを備えており、トリプルディスプレイ構成も可能です。

奥行がとても狭く設置場所を選ばない反面、拡張性は高くありません。

また、光学ドライブは、 スリムタイプとなっているので、5.25インチドライブに比べて速度が遅いです。

 

EPSON Direct Endeavor MR8000シリーズ
CPU ~Core i9-9900K
GPU ~GeForce RTX 2080Ti
~Quadro P2000
価格 8万円台(税抜)~
サポート重視ならこれ

サポートで選ぶならEPSON Directが良いでしょう。最大6年間の訪問修理や、水こぼし・地震などによる破損への保証などオプションサービスが充実していますし、各種メディアでのサポートの評価も高いです。

現時点では、第8世代CPUを選択できるMR8100と、第9世代CPUを選択できるMR8200とがあります。

最高で、CPUは第9世代Core i9-9900K、GPUはGeForce RTX 2080Tiを選択でき、最新のハイスペック構成が可能です。 さらに、3D制作向けのQuadroシリーズのグラフィックスも搭載でき、3D制作をする方にも最適です。

M.2 SSDを含めると、最大で6台のストレージを搭載可能です。拡張性にも優れています。

フロントドアからストレージにアクセスできるHDDフロントアクセスモデルもあります。

ただし、初期構成はそれほど高くないですが、少しでも構成を良くすると、急激に価格が上がります。同じ構成にした場合、他社よりも高くなると思います。

 

デル XPS タワー
CPU ~Core i7-9700
GPU ~GeForce GTX 1660Ti
価格 7万円台(税抜)~
GPUカード搭載でも奥行き短い

フルサイズのグラフィックカードを搭載できるタワーPCとしては、奥行きがかなり短いのが特徴です。机の上のスペースを有効に活用できます。

ケースファンが天面の12cm排気ファンのみで、動作音も比較的静かです。

ケースは、工具を使わずに内部にアクセスできるようになっています。最大4台のストレージを搭載可能ですが、5.25インチベイはないので、光学ドライブの追加はできません。

インテルOptanaメモリも選択可能で、HDDのみよりも高速なアクセスが可能となっています。もちろんSSDモデルもあります。

筐体が比較的小型でケースファンも少ないので、外部グラフィックカードに負荷がかかる作業が続く場合は、放熱の点で不安があります。

GeForce GTX 1080などの高性能グラフィックスを搭載した「XPS タワー スペシャルエディション」という機種もあります。

 

デル Inspiron デスクトップ
CPU ~Core i7-9700
GPU ~GeForce GTX 1050Ti
価格 5万円台(税抜)~
奥行きが短い!

エントリー向けのミニタワー・デスクトップパソコンです。 かなり奥行きが短い(約294mm)ことが特徴で、デスクの上に置いたときに圧迫感が無く、パソコンの前のスペースが広くとれるため、資料を広げたりすることも可能です。

CPUには、第8世代、第9世代Coreプロセッサーを選択できます。ストレージは、HDD搭載モデルとSSD+HDD搭載モデルがあり、Optaneメモリを搭載したモデルもあります。

ただし、グラフィックスは最高でもGeForce GTX 1050Tiなので、ゲームなどの用途には不向きです。

また、光学ドライブはスリムタイプのため、通常の光学ドライブと比べると、アクセス速度はそれほど速くありません。

拡張性もそれほど高くないようです。

急いでPCが必要という方は、即納モデルを選択するとよいでしょう。

 

厳選! ミドルタワー・デスクトップパソコンの比較

サイズは大きいですが、拡張性には優れたデスクトップパソコンです。また、高性能なCPU、高性能なグラフィックスを搭載でき、電源容量も多く、メンテナンスもしやすいPCケースです。

サイコム Silent-Master Proシリーズ
CPU ~Core i9-9900K
GPU Radeon RX560
~GeForce RTX 2060
~Quadro P5000
価格 10万円台(税抜)~
超静音パソコン

動作音が非常に静かな"超静音"パソコンです。

パソコンの動作音が気にならず、作業に集中できます。

吸音材が貼られたPCケースに、動作音が非常に小さいNoctua製のファンを搭載し、静音性を高めています。

また、電源とグラフィックカードは、低負荷時はファンが停止し、高負荷時も回転音が小さい静音性の高いパーツを選択できます。

拡張性が高く、3.5インチベイは7つ備えています。エアフローもよさそうです。

裏面配線もされており、ケース内のエアフローを妨げません。

CPUは高性能なパーツを選択できますし、GPUは、GeForceだけでなく、 Quadroシリーズも選択できます。

高性能CPUと高性能GPUを必要とする、クリエイティブな仕事に使用される方にお勧めです。

詳細レビューは旧モデルですが、チップセットが変わっているだけなので、参考にご覧ください。なお、10万円台からの価格は、最小構成を選択した場合です。デフォルトでは、16万円台からとなっています。

 

ドスパラ Monarchシリーズ(標準ケース)
CPU ~Core i9-9900K
~Ryzen 7
GPU Radeon RX560
~GeForce RTX 2070
~Quadro P5000
価格 5万円台(税抜)~
安価&最短2日納期

同構成なら他社のミドルタワーよりも安いことが多いです。最小構成ならば5万円台で購入可能です。

2日の短納期も魅力です(一部モデルを除く)。

同じケースで、IntelのCPUを搭載したものはMonarch、AMDのプロセッサーを搭載したものはThunderstormと、異なるモデル名となっています。

ケースファンは、「静音ファン」、「LEDファン」などいくつかの種類から選択可能です。

静音CPUクーラーを選択することも可能です。

BTOパソコンの割には納期も早く、カスタマイズしても最短で翌日に出荷されます。

拡張性は高いです。フロントケースファンも備えており、エアフローもよさそうです。ただ、裏面配線ができないため、ケース内がごちゃごちゃして見えます。

ただし、(個人的意見ですが)ケースデザインはやや地味です。

価格が安いので、タワーパソコンの入門としておすすめです。

 

EPSON Endeavor Proシリーズ
CPU ~Core i7-8700K
GPU ~GeForce RTX 2080Ti
~Quadro RTX 4000
価格 16万円台(税抜)~
メンテナンス性抜群

HDDをフロントから取り外すことができ、ケースファンなども取り外しできるため、メンテナンスが非常に楽な製品です。

Quadroシリーズのグラフィックスを搭載することも可能です。

また、サポートが大変良いメーカーです。5年のメーカー保証や、誤って壊した場合の保証が選択可能です。また、訪問修理サービスも安価で選択できます。家庭用PCとしては、かなり珍しいです。

日経のパソコン満足度ランキングの「デスクトップ部門」では毎年総合満足度No.1 になっています。

メーカー系PCは電源をケチりやすいですが、1000Wの電源も搭載可能です。

4つの3.5インチベイをフロント部分に備えています。 写真のようにフロントベイには簡単にアクセスすることができ、大容量データの受け渡しや、ストレージの交換が簡単にできます。

ただし、価格が高いです。

ロースペックでの構成も可能ですが、このケースを選択するのであれば、ハイスペックCPU+外部グラフィックスカードをお勧めします。

さらにハイスペック構成が必要であれば、最大でCore i9-9980EXを搭載できるEndeavor Pro9000シリーズもあります。

 

パソコン工房 Style∞ R-Class
CPU ~Core i7-8700
~Ryzen 7
GPU ~GeForce RTX 2080Ti
価格 6万円台(税抜)~
パーツの選択肢が広い

Core i3を搭載した低価格モデルから、Core i7-8700を搭載したハイエンドモデルまで、選択の幅が広いデスクトップPCです。よくセールをやっていますが、セール対象のモデルは特に安いです。

多くの構成があるので、好みの構成を見つけやすいでしょう。

静音性の高い山洋製 SF12-S4のリアケースファンを選択することも可能です。 また、水冷CPUクーラーを選択することもできます。

フロントパネルは光沢で見た目は良いですが、ホコリが付着しやすそうです。

ケースには特に目立った特徴はなく、シンプルな作りとなっています。ストレージやPCI-Expressカードの増設などはしやすいでしょう。 後々、自分でパーツを増設してみたい方にもお勧めです。 後でCPUを交換するのは現実的でないので、予算に限りがあれば、CPUだけ高性能なものを購入しておいて、少しずつパーツを増設するというのもいいと思います。

 

パソコンにはセキュリティソフトが必須です

パソコンにはセキュリティソフトが必須です。自分の大切な画像やメールが流出したり、ネットバンクのID/パスワードが盗まれたり、詐欺に合ったりしないように、セキュリティソフトは必ずインストールしましょう。