ゲーミングノートPC おすすめ2021年モデル
この記事では、過去100機種以上のゲーミングノートPCを検証・テストした結果から、カテゴリ別、メーカー別におすすめのゲーミングノートPCを紹介していきます。
数年前のゲーム向け「ノートPC」の性能は、ゲーム向け「デスクトップPC」より大きく劣り、価格もノートPCのほうがかなり高めでした。しかし、技術は進歩し、現在は性能差も価格差もだいぶ縮まってきています。「部屋が狭い!」、「持ち歩きたい!」という方は、デスクトップではなく、ゲーミングノートも是非検討してみてはいかがでしょうか?
目次
はじめに
カテゴリ別おすすめゲーミングノート
メーカー・ブランド別
- ASUS ROG / TUFシリーズ
- ドスパラ ガレリア シリーズ
- マウス G-Tuneシリーズ
- HP OMENシリーズ
- デル ALIENWAREシリーズ
- MSI ゲーミングノート
- ギガバイト ゲーミングノート
- デル Gシリーズ
- レノボ ゲーミングノート
その他
ゲーミングノートPCとは?

ゲーミングノートPCとは、3Dゲームができるほど性能が高いノートPCのことで、具体的にはCPU内蔵のグラフィックスではなくGeForceなどの"専用"グラフィックスを搭載したノートPCです。CPUもノートパソコンとしては性能の高いものを搭載していることがほとんどです。
高性能グラフィックスは、ゲームをするとかなりの熱を発します。そのため、冷却機構が大切になってきますが、ゲーム向けノートPCは、GPU専用のファンを搭載したり、2連、3連のファンを搭載したり、ヒートパイプを複数本(多いと10本以上)搭載したりなど工夫されています。まだまだ放熱面ではデスクトップPCのほうが有利ですが、ノートPCも、長時間ゲームをしても大分問題のない温度になってきています。2、3年前に比べれば、安心して使用できるようになっていると思います。
また、戦闘機やレーシングカーのような攻撃的な印象を持つデザインが多く、LEDイルミネーションが綺麗な製品もあります。逆にあえて普通の見た目のボディ、中身はゲーム向け仕様といったノートPCもあります。
比較的高い製品は、液晶のリフレッシュレートが120Hz以上であることが多く、機種によっては300Hz駆動の製品まであります。ノートでもデスクトップ用液晶ディスプレイに負けていない品質です。
ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
デスクトップPCと比べたときのメリット・デメリットを簡単に解説します。
メリット
ゲーミングノートPCのメリットは、やはり省スペースな点です。床設置面積が少なく、日本の住宅事情にマッチしていると思います。またディスプレイやキーボードをつなぐケーブルを必要としないので、配線が綺麗になります。
また、持ち運ぶことが容易な点も大きなメリットでしょう。出張時に宿泊先でゲームをしたり、友達の家に持って行ってゲームをしたりすることができます。また、性能の高さを活かしてクリエイティブな作業に使用する方も多く、仕事先で動画編集や画像編集をすることが可能です。
デメリット
ゲーミングノートPCのデメリットは、価格差は縮まっているとは言え、デスクトップPCよりコスパがやや悪い点です。特に高価格帯の製品はかなり高額になってしまう製品もあります。
また、液晶やキーボードが自由に選べないのもデメリットです。外部ディスプレイやキーボードをつなぐという方法もありますが、それをするならデスクトップPCのほうがいいかなと思います。
また、放熱性はデスクトップPCよりも劣るので、夏場などは冷却性能が悪くなるケースもあり、パーツの寿命も心配になります。キーボードの表面温度が熱くなりやすく、不快に感じることもあります。夏場はエアコンをつけたほうがいいと思います。
ACアダプターの置き場所に困るときもあります。かなり熱くなるので、風通しの良い場所に置いておきましょう。
ゲーミングノートPCの選び方
ゲーミングノートPCの選び方を簡単に解説します。

現在は、6コアのCore i7-10750Hが主流です。搭載機種はまだ少ないですが、最新世代のCorei7-11370Hもいいと思います。
性能の高いグラフィックスを搭載している場合は、8コアのCore i7-10875Hなどもいいでしょう。
性能の低いグラフィックスを搭載している場合は、Core i5-10300Hでもいいと思います。
ややフレームレートが落ちるケースもありますが、コスパの高さを求めるなら、Ryzenプロセッサーもいいと思います。

人気が2分化している傾向があり、ライトにゲームができればいいならGTX 1650、本格的にやるならRTX 2070が人気です。
まだ搭載機種が少ないですが、最新のRTX 30シリーズの提供も開始されました。本格的にゲームするユーザーにはいいと思います。 これから購入するガチゲーマーなら、RTX 30シリーズがいいと思います。
少し下に各グラフィックスの性能の違いをグラフにしているので参考にしてください。

120Hzや300Hzなど高リフレッシュレートに対応していると、映像が滑らかで、エイムもしやすく、わずかですが敵を早く発見できて優位にゲームを進められます。
また、色域(色の表現できる範囲)が広いと、動画編集などの用途にも使いやすいです。
あとは、当サイトの個別のレビュー記事を見て、遅延、残像感などもチェックするといいです。

メモリは、最近では16GB以上がおすすめです。リアルタイムレイトレーシング向けのPC最低動作環境が12GB以上であったりするので、RTX20/RTX30シリーズのPCを選ぶ方は、特に16GB以上推奨です。

ストレージは、ゲームのロード時間を速くするためにSSDがおすすめです。
SSDには、PCIe SSDとSATA SSDがありますが、ゲームの場合、体感速度はそれほど変わらないため、SATA SSDでも大丈夫です。ただ、最近のノートPCはPCIe SSDを搭載しているケースが多いです。

2kg前半なら比較的軽く、2kg以下ならかなり軽いです。持ち運ぶ方は、質量もチェックしましょう。ゲーム時は1~2時間程度しかバッテリーがもたないため、外出先でゲームをするならACアダプターがほぼ必須となります。そのため、ACアダプターの質量もチェックしておきましょう。
負荷の低い作業をバッテリー状態で行うことがあるなら、バッテリー駆動時間も確認しておきましょう。90Wh以上の大容量バッテリーを搭載しているような機種がおすすめです。
G-SYNCとは、ティアリング(横に線が入り上下の映像が少しズレる現象)やスタッター(映像がカク付く現象)を抑えるディスプレイ同期技術で、映像が安定します。ただし、最近はこの機能を搭載した機種は少なくなりました。
Max-Qデザインとは、パフォーマンスを少し抑える代わりに、発熱や消費電力を下げたグラフィックス、またはこれにより薄型化されたノートPCのことです。
ノート用グラフィックスの性能差は、おおよそ次のようになっています。なお、同じ名称でも、ノート用グラフィックスは、デスクトップ用よりもGPUクロックが低く、性能が低いためご注意下さい。
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
※いずれも当サイトの計測値です
※TGP、ブーストクロックの設定などによってスコアは異なります
どのくらいの画質およびリフレッシュレートでゲームをしたいかによって、おすすめのグラフィックスは変わってきます。下表におおよその目安を書いたので、参考にしてください。
用途 | おすすめグラフィックス |
レイトレーシング環境 | RTX 3080 16GB |
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120Hz以上のFHD液晶、 中~高画質でプレイ |
RTX 3080 8GB RTX 3070 RTX 2080 |
120Hz以上のFHD液晶、 低~中画質でプレイ |
RTX 2070 SUPER RTX 2070 / 2070 Max-Q RTX 3060 |
60HzのFHD液晶、 最高画質でプレイ |
RTX 2060 GTX 1660Ti |
60HzのFHD液晶、 中~高画質でプレイ |
GTX 1650Ti GTX 1650 |
安い初心者向けゲーミングノート
安いゲーミングノートPCの中から、おすすめの機種を紹介します。はじめてゲーミングノートPCを購入するにあたって、安価なものを買いたい方に適したエントリー向けの製品です。また、グラフィック設定は低めでもいいので、ライトにゲームをしたいという方にも適しています。

液晶 | 15.6型 非光沢 FHD 120Hz |
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CPU | Core i5-10300Hなど |
GPU | GeForce GTX 1650など |
価格 | 81,238円(税込) |
一番安いモデルが「GOLDENWEEK17」のクーポンを使うことで、81,238円で購入できます。
天板や底面はホワイトのカラーになっており、清潔感があります。
ただし、液晶の色域は狭く、動画編集や画像編集向きではありませんが、ライトにゲームをする程度なら大丈夫でしょう。
昔は一番安いモデルは60Hzの液晶でしたが、今は120Hzの液晶となっているようです。
レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 非光沢 FHD 144Hz |
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CPU | Core i5-10300H |
GPU | GeForce GTX 1650 |
価格 | 89,800円(税込) |
インテル Core i5、GTX 1650というバランスのいい構成で、8万円台から購入できます。
自己責任となりますが、自分で増設すれば、最大3基のストレージを搭載可能です。
ただし、液晶の色域は狭いです。
タイムセール会場 レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 FHD 144Hz |
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CPU | Core i5-10300H |
GPU | GeForce GTX 1650Ti |
価格 | 109,800円(税込) |
店長気まぐれセールを実施しており、4/16~4/19の72時間だけ、26.7%%OFFで販売しています。
GeForce GTX 1650Tiのグラフィックスに、Office Home & Business 2019が付いて、109,800円という安さです。Officeだけで2万円分の価値があります。
タイムセール会場
液晶 | 15.6型 FHD 60Hz / 144Hz |
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CPU | 最大Core i7-10750H |
GPU | GeForce GTX 1650 ~ RTX 2060 |
価格 | 11万円台(税込)~ |
他の低価格ゲーミングノートPCとは違い、液晶の色域が広めであるため、見やすいです。動画編集などのエントリー機としてもおすすめです。
放熱性も良く、安心してゲームができると思います。
レビュー記事はこちら
コスパ高いミドルレンジ・ゲーミングノート
GeForce GTX 1660Ti~RTX 3060あたりのミドルレンジ性能のグラフィックスを搭載したゲーミングノートの中から、コスパの高いおすすめの製品を紹介します。快適にゲームを楽しむならこのくらいのスペックのPCがおすすめです。

液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 300Hz |
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CPU | 最大Core i7-10750H |
GPU | RTX 2060 ~ RTX 2070 SUPER Max-Q |
価格 | 145,080円(税込)~ |
300Hz駆動で、色域が広めの見やすいディスプレイを搭載し、キーボードは26キーロールオーバーに対応。スペックも高めで、バランスのいいゲーミングノートです。
300Hz駆動+sRGB100%近くのディスプレイ、RTX 2060、Core i5、SSD+HDDの構成で、下の7%OFFクーポンを使えば、14万円台で購入できます。下の「詳細はこちら」をクリックして「クーポンを獲得」をクリックした後、週末限定セールのページへ飛ぶと、安く買えます。
メーカーさんから特別に、12万円以上の購入で、HP製パソコンが7%OFFで買えるクーポンを発行していただきました。詳細はこちら。

液晶 | 15.6型 非光沢 FHD 165Hz |
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CPU | Core i7-10870H |
GPU | GeForce RTX 3060 |
価格 | 156,853円(税込)~ |
一番安いモデルが「GOLDENWEEK17」のクーポンを使うことで、156,853円で購入できます。
Core i7、GeForce RTX 3060搭載モデルとしては現在、最安ではないかと思います。
後日レビュー予定です。
以下のリンク先から購入すれば、楽天ポイントももらえるので、是非ご活用下さい。
メーカーさんから特別に、当サイト経由でデル製パソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 144Hz |
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CPU | Core i7-10875H |
GPU | GeForce RTX 3060 |
価格 | 16万円台(税込)~ |
Core i7-10875Hのインテルプロセッサーに、最新のGeForce RTX 3060を搭載し、16万円台とコスパの高いゲーミングノートです。発売当初に比べて少し値上がりしてしまいましたが、それでも他社PCと比べるとコスパは高いです。
最近のドスパラのゲーミングノートは、Enter周りのキーボードが微妙でしたが、この製品は標準的な配列をしています。
sRGBカバー率も、92.9%と、まずまずの広さでした。最大グラフィックスパワーが130WのRTX 3060で、高いパフォーマンスが出ています。
レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 144Hz |
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CPU | Core i5-10200H / Core i7-10750H |
GPU | GeForce RTX 3060 |
価格 | 12万円台(税込)~ |
最新のGeForce RTX 3060のグラフィックスを搭載しつつ、129,800円から買える格安のゲーミングノートです。
ただし、液晶の色域が狭いです。
また、129,800円のモデルは、CPUがCore i5-10500Hとなっておりやや性能が低めです。他のRTX 3060を搭載したPCと比べると、多少フレームレートが落ちると思われます。
16万円台からとやや高くなりますが、Core i7-10750H搭載モデルもあります。スペックのバランスはこちらのほうがいいでしょう。
レビュー記事はこちら
本格ユーザー向け高性能ゲーミングノート
本格的にゲームをしたいユーザー向けのおすすめのゲーミングノートPCを紹介します。具体的には、高いグラフィックス・CPU性能で、高リフレッシュレート液晶を搭載し、放熱性も良く、キーボードや通信環境などにもこだわった最上級性能のゲーミングノートPCです。

液晶 | 15.6型 FHD 300Hz / WQHD 165Hz |
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CPU | Ryzen 7 5800H / Ryzen 9 5900HX |
GPU | RTX 3070 |
価格 | 20万円台(税込)~ |
15.6型でsRGB100%のFHD/300Hz液晶、Ryzen 7 5800H、GeForce RTX 3070を搭載し、209,800円 (税込)と手ごろなゲーミングノートです。バランスがいい構成なのでおすすめです。
WQHD/165Hzの高色域液晶、Ryzen 9 5900HXのモデルもあります。
レビュー記事はこちら
液晶 | 17.3型 FHD 300Hz |
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CPU | Ryzen 9 5900HX |
GPU | RTX 3070 |
価格 | 24万円台(税込)~ |
17.3型と大きく、300Hzの高リフレッシュレートに対応したゲーミングノートです。
左の製品の画面サイズ違いの製品となります。
レビュー記事はこちら
液晶 | 17.3型 FHD 非光沢 300Hz |
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CPU | Core i7-10870H |
GPU | RTX 3070 / RTX 3080 8GB |
価格 | 28万円台(税込)~ |
AIが、CPUとGPUの電力消費設定を最適な値に自動で設定し、シーンによって最適なパフォーマンスを実現。
グラフィックメモリは8GBですが、GeForce RTX 3080の最高クラスのグラフィックスに、300Hzの液晶を搭載し、高いパフォーマンスです。
純日本製OMRONメカニカルキーボードを搭載している点も特徴です。
レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 4K-UHD AMOLED |
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CPU | Core i9-10980HK / Core i7-10870H |
GPU | RTX 3060 ~ RTX 3080 8GB |
価格 | 21万円台(税込)~ |
GeForce RTX 30シリーズを搭載しながら、約2kgと軽いノートPCです。
ディスプレイには、DCI-P3 100%カバーの高精細な4K有機ELディスプレイを搭載し、ゲームというよりは、映像編集やコンテンツ制作に最適です。
レビュー記事はこちら
2kg以下の軽いゲーミングノート
2kg以下の軽いゲーミングノートPCの中でおすすめの機種を紹介します。
ゲームPCを購入するにあたって、デスクトップPCではなく、あえてノートPCを選ぶからには、持ち運びを想定されている方も多いと思います。知人宅へ持って行ってゲームをしたり、クリエイターが出先で使ったりする方も多いです。ここでは、そんな持ち運びに便利な2kg以下のノートPCを紹介します。

液晶 | 13.4型 タッチ対応 3840x2400 60Hz / 1920x1200 120Hz |
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CPU | Ryzen 9 5900HS |
GPU | 最大GeForce GTX 1650 Max-Q |
価格 | 19万円台(税込)~ |
13.4型と画面は小さいですが、非常に軽い製品です。
CPUはかなり性能の高いRyzen 9 5900HSを搭載。
GPUはローエンドのGeForce GTX 1650 Max-Qですが、別売りの独自GPU Boxを接続することも可能です。GPU Boxは最大でノート用RTX 3080です。
なお、GPU Box無しのとき、ACアダプターも含めた総質量は約1.746kgです。
レビュー記事はこちら
液晶 | 14型 FHD 非光沢 120Hzなど |
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CPU | 最大Ryzen 9 4900HS |
GPU | 最大GeForce RTX 2060 Max-Q |
価格 | 12万円台(税込)~ |
タイムセール中で、99,800円から販売されていますです!!
14型と小さい代わりに軽いゲーミングノートです。
天板にアニメーションを表示できるモデルは、少し重くなります。
なお、ACアダプターも含めた総質量は約2.177kgです。
後継機種も発売されています。Ryzen 5000 Hシリーズに、RTX 30シリーズ搭載です。後継機種の詳細はこちら。
タイムセール会場 レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 144Hz |
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CPU | Core i7-10750H |
GPU | GeForce RTX 2060 |
価格 | 13万円台(税込)~ |
13万円台(税込)と抜群のコストパフォーマンスの製品です。
GeForce RTX 2060のミドルスペックグラフィックスを搭載しつつ、質量が約1.85kgと軽いです。
144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載し、競技性の高いゲームも、優位に進められることでしょう。
ただし、Enter周りのキー配列・形状が一般的ではない点が残念です。
なお、ACアダプターも含めた総質量は約2.437kgです。
レビュー記事はこちら
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 144Hz |
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CPU | 最大Core i7-10750H |
GPU | GeForce RTX 3060 |
価格 | 12万円台(税込)~ |
最新のGeForce RTX 3060のグラフィックスを搭載したゲーミングノートです。
Core i5-10200H搭載モデルなら、129,800円と非常に安いですが、ややGPUとのバランスが悪いかなと思います。
Core i7-10750H搭載モデルは、17万円台からとやや高くなります。
また、液晶の視野角がやや狭いです。クリエイティブ作業も行おうと思っている方は、ご注意下さい。
なお、ACアダプターも含めた総質量は約2.526kgです。
レビュー記事はこちら
メーカー・ブランド別ゲーミングPC
ここでは、メーカー別、またはゲーミングPCブランド別に、特徴やおすすめのPCを紹介していきます。

台湾に本社を置き、パソコンの他に、PCパーツやスマートフォンでも有名なメーカーです。
最高性能を追求する「ROG」、薄型ボディの「ROG ZEPHYRUS」、eスポーツ向けの「ROG STRIX」、メインストリームとなる「ASUS TUF」の4つに分けられます。
2020年10月において、ゲーミングノートの世界シェアは約25%で、No.1となっています。日本市場においても、市場調査データに基づくASUS調べでは、約30%のシェアを超えている月が多く、2020年5月~12月の8か月間連続シェアNo.1となっています。
最近は保証にも力を入れており、「ASUSのあんしん保証」というサービスに加入すれば、理由を問わずどんな故障でも部品代の20%のみで修理してくれます。是非加入しておくことをおすすめします。
ASUS ROG Flow X13

13.4型 3840x2400など
Ryzen 9 5900HS
GTX 1650 Max-Q
約1.35kg
19万円台(税込)~
約1.35kgと非常に軽いゲーミングノート。独自GPU Boxを接続すればRTX 3080の高性能PCへ変身。
ASUS TUF Gaming A17

17.3型 FHD 144Hzなど
Ryzen 7 5800H
RTX 3070
約2.7kg
16万円台(税込)~
RTX 3070を搭載したモデルとしてはかなり安い製品。ただし液晶の色域は狭い。
ASUS ROG Strix SCAR 17

17.3型 FHD 非光沢 300Hz
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
約2.75kg
33万円台(税込)~
最強性能のゲーミングノート。ハイエンドCPU、ノートPCとしては最高峰のRTX 3080 16GBを搭載。
ASUS TUF Dash F15

15.6型 FHD 240Hzなど
Core i7-11370H
RTX 3070
約2.1kg
20万円台(税込)~
液晶の色域も比較的広く、性能も高く、価格もそこまで高くなく、バランスの良い製品。

最近のドスパラ GALLERIAシリーズのゲーミングノートPCは、とにかくコストパフォーマンスが高いです。同じようなスペックの他社PCと比較すると、1~2万円は安いことがザラにあります。
また、カスタマイズしても2日で出荷する納期の早さが魅力です。早く手に入れたい方におすすめです。
ただし、最近の機種は、Enterキー周りの形状が特殊で、慣れないと扱いにくいです。ここは改善して欲しいポイントです。
ドスパラのサポートは、標準1年保証で、3年まで延長可能です。電話対応は24時間、365日受付しています。この他に、落下などのユーザー過失の故障にも対応した月額課金の「セーフティサービス」という保証も実施しています。
GALLERIA XL7C-R36

15.6型 FHD 144Hz
Core i7-10875H
GeForce RTX 3060
約2.0kg
15万円台(税込)~
「GeForce RTX 3060」を搭載しつつ、15万円台から購入できるコスパの高い製品です。
GALLERIA GCL1650TGF

15.6型 FHD 非光沢
Core i5-10200H
GeForce GTX 1650Ti
約2.1kg
9万円台(税込)~
高リフレッシュレート液晶などは非搭載である代わりに、価格を抑えたエントリー向けゲームPC。

マウス G-Tune E5-144

15.6型 FHD 144Hz
Core i7-10875H
GeForce RTX 2060
約1.77kg
19万円台(税込)~
8コアのCore i7-10875Hに、GeForce RTX 2060を搭載しつつ、質量が約1.77kgと軽い点が特徴。
マウスコンピューター製PCを13万円以上ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!詳細はこちらをご覧下さい。

シェアNo.1またはNo.2のPCメーカーで、最近はゲーミングPCにも力を入れています。
比較的スペックは高いのに、価格が安くコストパフォーマンスが高いので、当サイトでは人気があります。
質量が軽い機種があまりないので、持ち運びする方にはあまり適していません。
底面カバーを外すことを容認しており、サポート対象外にはなりません(ただし、パーツを交換したことで起因するすべての故障はサポート対象外となります)。
OMEN 15

15.6型 FHD IPS 非光沢
300Hz 一部G-SYNC対応
最大Core i9-10885H
最大RTX 2080 SUPER Max-Q
約2.48kg
15万円台(税込)~
300Hz駆動、G-SYNCに対応し高性能なゲーミングノートPC。本格的にゲームをやる方におすすめ。
OMEN X 2S 15

15.6型 FHD IPS 非光沢
240Hz G-SYNC対応
Core i9-9880H
RTX 2080 Max-Q
約2.37kg
33万円台(税込)~
世界初!セカンドスクリーン搭載のゲーミングノート。ゲームをしながら、チャット等可能。
メーカーさんから特別に、当サイト経由でHP製パソコンが安く買えるクーポンを発行していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

近未来的なボディ形状に、複数のゾーンに分けられたLEDイルミネーションを搭載し、物欲を刺激するデザインです。
近年のモデルは、ボディがホワイトになり、清潔感のあるカラーです。
他のゲーミングノートに比べて、デルの製品は、ディスプレイやグラフィックスなどのパーツの選択肢が多いため、思った通りの構成にしやすいです。
通常のサポートの場合は中国人が対応しますが、Premium Supportに加入すれば日本人が対応してくれ、24時間365日の電話サポートが受けられます。
ただし、価格は高いです。
ALIENWARE M15 R4

15.6型 FHD 300Hzなど
最大Core i9-10980HK
最大RTX 3080 8GB
約2.11kg ~ 2.5kg
21万円台(税込)~
質量とキーボードが大幅に改善。高性能でも持ち運べるゲーミングノートパソコン。
ALIENWARE M17 R4

17.3型 FHD 360Hzなど
最大Core i9-10980HK
最大RTX 3080 16GB
約2.5kg ~ 2.97kg
21万円台(税込)~
質量とキーボードが大幅に改善。高性能でも持ち運べるゲーミングノートパソコン。
メーカーさんから特別に、当サイト経由でデル製パソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

デザインが良く、RTX 2080 SUPERを搭載した高性能な製品や、2kgを切るような軽量な製品など、数多くのゲーミングノートPCをラインナップしており、魅力的なPCが多いです。
ゲーミングノートの保証は標準で2年ありますが、延長保証ができません。また、底面のネジにシールが貼られており、それを剥がすとサポートが受けられなくなります。そのため、自分でパーツを増設しにくくなっています。価格が高い点もデメリットです。
予算に余裕があり、長期サポートを期待しなければ、非常におすすめです。
MSI GS66 Stealth 10U

15.6型 FHD 非光沢 300Hz
最大Core i9-10980HK
最大RTX 3080 16GB
約2.1kg
26万円台(税込)~
高いスペックで、本格的なゲーマー向けのゲーミングノートPC。薄型・軽量で持ち運びにも便利。
MSI GF65 Thin 10U

15.6型 FHD 144Hz
最大Core i7-10750H
GeForce RTX 3060
約1.86kg
12万円台(税込)~
最新世代のCPUを搭載し、非常に軽いゲーミングノートPC。

マザーボード、グラフィックカードで有名な台湾製のゲーミングノートPCです。自社で研究開発し、自国(台湾)内で製造しており、ノートパソコンも高い品質です。
同社のゲーミングノートPCは、ハードなゲームユーザー向けの「AORUS」、薄型・軽量で持ち運びしやすい「AERO」 、安い価格の「Sabre」の3つのブランドに分かれています。
国内では直販サイトが無く、Amazon等で販売しています。
Amazonの製品ページに、故障時の連絡先が書かれていますが、サポートはやや不安があります。基本2年保証で、延長保証はできません。電話対応日時は、月曜日~金曜日までの午前10時から午後5時までとなっており、土日祝日のサポートは受け付けていません。
AORUS 17G

17.3型 FHD 300Hz
Core i7-10870H
RTX 3070 / 3080
約2.7kg
28万円台(税込)~
ノート用最上位のCPUおよびグラフィックスを搭載したハイエンドゲーミングノート。
AERO 15 OLED

15.6型 4K AMOLEDなど
最大Core i9-10980HK
最大RTX 3080 8GB
~約2.0kg
21万円台(税込)~
軽量・薄型・コンパクトで、処理性能も性能も高いクリエイター/ゲーミングノート。

デルのゲーミングノートには、ALIENWAREシリーズと、Dell Gシリーズがあり、こちらのDell Gシリーズは、ライトにゲームをやる方を対象とした、エントリークラスのPCとなります。
最も安いDell G3 15だと、8万円台(税抜)の安さです。
サポートは、ALIENWAREシリーズと同様に、Premium Supportに加入すれば日本人が対応してくれます。
Dell G5 15 スペシャルエディション

15.6型 FHD 60Hz / 144Hz
最大Ryzen 7 4800H
Radeon RX 5600M
約2.5kg
10万円台(税込)~
Ryzen 4000シリーズおよびRadeon RX 5600Mを搭載し、AMDパーツで揃えたゲーミングノート。
Dell G3 15 (3500)

15.6型 FHD 60Hz / 144Hz
最大Core i7-10750H
GTX 1650 ~ 1660Ti
約2.34kg
8万円台(税込)~
非常に安いゲーミングノートPC。はじめてゲーム用ノートを購入する方におすすめ。
メーカーさんから特別に、当サイト経由でデル製パソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

カスタマイズできるパーツは少ないですが、価格は非常に安いゲーミングノートPCです。
自分が欲しい構成にピタリとはまったらお買い得だと思います。
ただし、英語キーボードしかないモデルや、英語OSがインストールされている機種もあり、注意が必要です。
レノボ Legion 550Pi

15.6型 FHD 60Hz / 144Hz
最大Core i7-10750H
GTX 1650 ~ RTX 2060
約2.3kg
9万円台(税込)~
コストパフォーマンスの高いゲーミングノートPC。色域も比較的広くクリエイティブ作業にもおすすめ。
ゲーム毎のベンチマーク
各PCゲームの紹介や、ベンチマークスコアを掲載しています。やりたいゲームが決まっているときは、こちらもご覧ください。

関連ページ

ゲーミングPCの比較ページ。各社のゲーミングデスクトップパソコンについて、カテゴリ、グラフィックス別におすすめの製品を紹介。

約10年間にわたり、年間100機種以上、パソコンを細かくチェックしている筆者がおすすめするノートパソコン。