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デル Alienware Aurora R16(第14世代Coreモデル)の実機レビュー

更新日:
サイズ ミニタワー
CPU Core i7-14700(K)F
Core i9-14900(K)F
GPU RTX 3050
RTX 4060 / Ti 8GB
RTX 4070 / SUPER
RTX 4070 Ti SUPER
RTX 4080 SUPER
RTX 4090
メモリ 16GB ~ 64GB(DDR5)
ストレージ 1TB ~ 8TB PCIe SSD
価格[税込] 19万円台~ ※

※2024年5月31日時点の価格

ミニマルでスマートなAlienware

Alienware Aurora R16は、箱型のミニマルなデザインに一新された、新筐体のミニタワーゲーミングPCです。

ツヤのないマットなフロントパネル、ハニカム状の通気孔、内部の見えるガラスサイドパネル、左サイドの長円状の照明部分など、シンプルながらもAlienwareらしい魅力あるケースです。

コンパクトなケースにしては冷却性と静音性に優れており、長時間のゲームやクリエティブな作業も集中してできるゲーミングPCです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-14700F、GeForce RTX 4070、メモリ16GB(DDR5-5600)

 

目次

お忙しい方は、「Alienware Aurora R16の特徴」のみお読みください。

 

Alienware Aurora R16 の特徴

シンプルで小さくなった実用的な新筐体

AlienwareのゲーミングPC「Auroraシリーズ」と言えば、宇宙船のような個性的なデザインが特徴的でしたが、新筐体となったAlienware Aurora R16は、一般的な箱型タイプのシンプルなデザインへと一新されました。

「レジェンド3.0」と呼ばれる新デザインを採用したAlienware Aurora R16は、内部の見える左サイドパネル、フロントサイドの通気孔を縁取るように点灯する長円状の照明など、従来のAlienware Auroraらしさをしっかりと継承しつつ、実用的で落ち着いたデザインに“着地した”という印象。

サイズも従来から40%も小型化されており、現代のトレンドであるミニマル志向も取り入れた、“全く新しいAlienware Aurora”と言っていいでしょう。

シンプルで箱型タイプになった「Alienware Aurora R16」
従来の宇宙船のようなデザインの「Alienware Aurora R15」

 

小型化されたことによりデスク横にも設置しやすくなりました。Wi-Fi 6E対応の無線LANも内蔵しているので、有線LANを引けないような場所でも設置することができます。LEDもおだやかに点灯するので、ゲームや作業に集中しやすいでしょう。

個人的に魅力を感じているデザイン部分は、「スタジアムループ」と呼ばれる通気孔を縁取るように点灯する長円状の照明部分。他にもツヤのないマット仕上げのフロントパネルや、ガラスパネルの下側にあるハニカム状の通気口などにもグッときます。

小型化されたことによりデスク横にも設置しやすくなった
ツヤのないマット仕上げのフロントパネル、左サイドのスタジアムループ、ハニカム状の通気口が魅力的

 

RGBが点灯するのはフロントパネルの電源ボタン、左サイドのスタジアムループ、リアファンの3箇所と控えめで、「ALIENFX」から、それぞれ自由に色を設定したり、点灯パターンを割り当てたりすることが可能です。

RGBの設定は電源ボタン、スタジアムループ、リアファンの3箇所

 

独自設計でエアフロー効率と静音性が向上

新筐体のAlienware Aurora R16は、正面と左側面から吸気し、天面と背面から排気する一般的なエアフロー構造ですが、M.2スロットをメモリスロット横に配置した独自設計のマザーボードなど、細かい工夫がなされており、小型化されたにも関わらず、従来よりも冷却効率と静音性が向上しています。

Alienware Aurora R16のエアフロー
M.2スロットをメモリスロット横に配置した独自設計のマザーボード

 

選びやすくなったAlienware

Alienware Aurora R16の構成は、CPUにはインテル第14世代のCore i7-14700(K)FまたはCore i9-14900(K)F と高い性能のCPUが搭載でき、グラフィックスにはエントリークラスのRTX 3050から、最新世代ハイエンドクラスのRTX 4090まで幅広く選択することができます。

メモリは16GBから64GBまで、ストレージは1TBから8GBまで選択することが可能です。なお、メモリは、16GBおよび32GBはDDR5-5600、64GBのみDDR5-5200となっています。

最低構成のCore i7-14700F+RTX 3050なら19万円台からと、「新筐体のAlienware Aurora R16のデザインはド・ストライクだけど、そこまで高いスペックは必要ない」という方でも、購入しやすくなっています。

Alienware Aurora R16のカスタマイズ画面

 

CPUクーラーは空冷または水冷から選択可

CPUクーラーはカスタマイズ画面のシャーシオプションから空冷または水冷を選択することができます。OCが可能なCPUネームの末尾「KF」の場合は、自動で水冷クーラーが選択されます。

水冷クーラーの場合、240mmのラジエーターが天面に設置され、冷却性能が高いので、長時間のゲームも快適です。KのつかないCore i7-14700Fでも、安定性を求めるなら、水冷クーラーを選択することをおすすめします。

また、少し値が張りますが、AlienFX対応の水冷クーラーを選択すると、ナイロンスリーブチューブにRGBライティングに対応した、グレードの高い水冷クーラーが搭載されます。内部をもっと飾りたいなら、こちらを選択してもいいでしょう。

カスタマイズのシャーシオプションからCPUクーラーを選択できる
左から、空冷、240mm水冷、AlienFX対応240mm水冷

 

スマートになった「Alienware Command Center 6.0」

Alienware Aurora R16では、統合アプリケーションである「Alienware Command Center」も6.0に進化しています。UIはシンプルで非常に見やすくなり、スマートになりました。システムやパフォーマンスの設定も行いやすくなっています。

見やすくて使いやすい「Alienware Command Center 6.0」

 

周辺機器の紹介

Alienwareデバイス -三種の神器-

Alienwareブランドの周辺機器デバイス、ワイヤレスゲーミングキーボード、ワイヤレスゲーミングマウス、ワイヤレスゲーミングヘッドセットの紹介です。

こういった周辺機器は他のメーカーで揃える方がほとんどだと思いますが、Alienwareブランドで揃えることで、「Alienware Command Center」から設定やライティングまで一括で管理できるというメリットもあるので、選択肢に入れてもいいと思います。

なお、これから紹介する3つの周辺機器は、完全別売り製品となります。

Alienwareブランドの三種の神器を紹介
Alienwareブランドで揃えると「Alienware Command Center」から一括で管理できる

 

Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード

Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボードは、価格は税込みで26,979円と、キーボードにしてはお高めですが、実際に触れてみて、納得の価格でした。むしろ安く感じるくらい高品質です。カラーはシルバーホワイトとダークサイドオブザムーンの2色。

まず、本キーボードは世界トップクラスのeスポーツチーム「Team Liquid」からのフィードバックを取り入れて開発された、“競技向け”のキーボードです。そのためか、発売されているのはUS配列モデルのみとなっています。

レイアウトは、テンキーや一部の機能キーを除いた、75%フォームファクターとなっています。100%だと大き過ぎるし、60%だと普段使いやクリエイターソフトを扱う際にはやや不便に感じます。75%はゲーム、作業の両面で実用的で個人的にもちょうど良いサイズです。

接続方法はワイヤレスでは高速な2.4GHz、Bluetooth接続では最大3台までのマルチペアリングに対応。競技性の高いゲームをプレイする際は、USB-Cの有線接続に切り替えることも可能です。また、これ一台で複数のデバイス間で使用できるので便利です。

バッテリー持続時間も長く、RGBオンで最大72時間、2.4GHz接続でRGBがオフの場合は最大798時間と、ワイヤレス使用時でもバッテリー残量はそれほど気になりません。

キースイッチには、Alienware独自の「リニア メカニカル スイッチ」を採用しており、キー押下圧は約40gと重過ぎず軽過ぎず、キーストロークも非常に滑らかです。

メカニカル独特の「カチカチ」といったスイッチ音がなく、「コトコト」といった感じで、打鍵感と打鍵音どちらも非常に上品で心地良く感じます。キーキャップの素材は滑りにくいPBT素材で、高級感があり、耐久性にも優れています。キーボード本体の重さは約819gと重く、安定感があります。

さらに、キースイッチは換装可能なホットスワップに対応しているので、自分好みにカスタマイズすることも可能です。

ただし、“競技用”のキーボードにしてはラピッドトリガーには非対応です。

マルチデバイス間で使えるゲームおよびタイピング用として見ると、非常に高品質なワイヤレス ゲーミング キーボードです。

Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボードの主な特徴

・カスタマイズが可能なホットスワップ対応スイッチ
・コンパクトな75%フォーム ファクター
・2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、USB-C有線の複数のデバイスに対応可能なTri-Mode接続
・最大72時間の長時間バッテリー
・Alienware独自の「リニア メカニカル スイッチ」
・耐久性に優れたダブルショットの頑丈なPBTキーキャップ
・カスタマイズ可能なRGBライティング

公式サイトはこちら
「Alienware Command Center」からライティング、マクロ、キーの無効化設定ができる
レイアウトは、コンパクトな75%フォームファクター
高さ調節が可能なスタンド部分は横開き
キーストロークは滑らかで、打鍵感と打鍵音どちらも上品で心地良い
キーキャップの素材は滑りにくいPBT素材で耐久性抜群
2.4GHzワイヤレス接続に加え、3台までのBluetoothデバイスと接続でき、ボタンで切り替え
キーキャップを取り外すためのリムーバーが付属し、キースイッチも換装できる
2.4GHzワイヤレス レシーバーはキーボードに格納できる
USB-Cケーブルなどその他付属品

 

Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス

Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウスは、価格は税込みで19,880円と、こちらもマウスにしては高めです。カラーはシルバーホワイトとダークサイドオブザムーンの2色。

このマウスも世界トップクラスのeスポーツチーム「Team Liquid」からのフィードバックを取り入れて開発された、“競技向け”のマウスです。

まず、最初に持ってみて驚いたのはその軽さ。マウスを持っているとは思えないほど軽量で、手や腕の負担が少ないです。持った感じはまるでおもちゃの様ですが、それでいてしっかりとしたクリック感があり、滑りも非常になめらか。なるほど、これが「Pro」・・・。

重さは実測でなんと59gで、これほど軽いのに1KHzで最大120時間、4KHzで最大32時間の長時間バッテリーに加え、ワイヤレスで最大4KHz、有線で最大8KHzの高ポーリングレートに対応しています。最大解像度は26,000 DPIです。

クリックスイッチにはAlienware独自の「磁力キープレートと光学式スイッチ」を採用しており、すべてのクリックが完璧に認識されるようになっています。

デザインは左右対称のシンプルな見た目で、表面はマットでサラサラした質感。軽量化を優先したためか、RGBライティングには対応しないものの、ゲームで勝つために必要な機能だけが搭載された「Pro」という名にふさわしいマウスでしょう。

Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウスの主な特徴

・質量60g未満の超軽量デザイン
・ワイヤレスで4KHz、有線で8KHzのポーリングレート
・1KHzで最大120時間、4KHzで最大32時間の長時間バッテリー
・トラッキング解像度は最大26,000 DPI
・Alienware独自の「磁力キープレートと光学式スイッチ」
・最大7,000万回のクリック耐久性

公式サイトはこちら
「Alienware Command Center」からマウスのDPIやポーリングレートの調整、ボタンの変更ができる
左右対称のシンプルなデザイン
重さは実測で59g
2つのサイドボタン
有線接続も可能
ソール部分ははツルツルしていてほこりがたまりにくい
2.4GHzワイヤレス レシーバーはマウス底面に格納できる

 

Alienware Tri-Modeワイヤレス ゲーミング ヘッドセット

Alienware Tri-Modeワイヤレス ゲーミング ヘッドセット(AW920H)は、ノイズ キャンセリングにハイレゾ音源、Dolby Atmosに対応した高性能ワイヤレスヘッドセットです。価格は税込みで19,800円と、機能を見ると安く感じます。カラーはシルバーホワイトとダークサイドオブザムーンの2色。

接続方法は2.4GHzワイヤレス、Bluetooth5.2、3.5mmジャックのTri-Mode接続に対応しており、フル充電で最大55時間の長時間バッテリーを搭載。また、たった15分間のUSB-C高速充電で最大6時間ゲームをプレイすることが可能です。

高級ヘッドホンでは主流になりつつあるタッチインターフェイスに対応しており、右耳部分を上下にスワイプで音量コントロール、3回タップでLED照明オフなど、直感的な操作が可能です。

マイク部分は着脱式で、左耳コントロール部分には2.4GHzワイヤレスとBluetoothの切り替えボタン、アクティブ ノイズキャンセルのオン/オフ、ミュートボタンがあり、利便性にも優れています。

音質はワイヤレスにしては高品質で、解像度も高く、ゲームにおいては非常に聞き取りやすく感じました。また、ノイズキャンセルをオンにすることで、外部音をシャットアウトでき、より没入感が増します。格闘ゲームをプレイしたところ、遅延も特に気にならず、音のみでコンボも完走することができました。

イヤーパッドとヘッドバンドは合皮製で柔らかめですが、イヤーカップが少し小さく感じるのと、ヘッドバンドの締め付けが強めに感じます。個人差はありますが、長時間ゲームをすると耳が痛くなってくることも。

Alienware Tri-Modeワイヤレス ゲーミング ヘッドセットの主な特徴

・アクティブ ノイズ キャンセリング
・AIノイズ キャンセリング マイクロフォン
・40mmハイレゾ認定ドライバー
・Dolby Atmos Virtual Surround Sound対応
・2.4GHzワイヤレス、Bluetooth5.2、3.5mmジャックのTri-Mode接続
・フル充電で最大55時間の長時間バッテリー
・スワイプやタッチ操作で音量や照明のオン/オフが可能
・カスタマイズ可能なRGBライティング

公式サイトはこちら
「Alienware Command Center」からRGBライティングの設定ができる
ヘッドホンの両耳部分にRGBライティング対応のエイリアンが
右耳部分はタッチインターフェイスに対応
正面にはUSB-C端子と3.5mmジャック
マイク部分は着脱式
イヤーカップはやや小さめ
イヤーパッドとヘッドバンドは合皮製
ヘッドホンとケーブル一式を収納できる専用ポーチも付属

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

Alienware Aurora R16は、「Alienware Command Center」のパフォーマンス設定から、プリセットを変更することで、動作モードが変更できます。各プリセットの詳細は以下の通りで、デフォルトでは「バランス」になっています。

パフォーマンス プリセット
パフォーマンス プリセットの詳細

 

今回、CPUにはインテル第14世代「Core i7-14700F」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は65Wです。

本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの「バランス」では100W、「パフォーマンス」でも100Wと変わらず、高めに設定されていました。

「バランス」「パフォーマンス」どちらもPL1=100W

 

以下に掲載するCPUとグラフィックスのベンチマークについては、 パフォーマンス設定を、デフォルトの「バランス」の時と「パフォーマンス」の時で計測しています。

CPU

CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。

性能の高いCore i7を搭載しているので、マルチコア、シングルコアともに、高いスコアです。ゲームもクリエイティブワークも快適に行える性能です。

なお、「バランス」モードでも「パフォーマンス」モードでも、PL1値は変わらないので、ベンチマークスコアもほぼ変わりません。

CINEBENCH R23
Core i7-14700F
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 32909 [PL1:253W]
29233 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-14700F 25763 [PL1:125W]
22210 [PL1:100W] (パフォーマンス)
22162 [PL1:100W] (バランス)
18074 [PL1:65W]
Core i7-13700F 22470 [PL1:125W]
17187 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400F 15223 [PL1:145W]
Ryzen 7 5700X 13605
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 8908
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 2164 [PL1:253W]
2146 [PL1:125W]
Core i7-14700F 2072 [PL1:125W]
2067 [PL1:65W]
2045 [PL1:100W] (パフォーマンス)
2029 [PL1:100W] (バランス)
Core i7-13700K 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:200W]
2050 [PL1:125W]
Core i7-13700F 2026 [PL1:125W]
2023 [PL1:65W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Core i5-13400F 1744 [PL1:145W]
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1211
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
Core i7-14700F
GeForce RTX 4070

 

グラフィックス

Alienware Aurora R16では、前世代のエントリークラスのRTX 3050、最新世代ミドルクラスのRTX 4060からハイエンドのRTX 4090まで幅広く選択できます。ゲームをする環境や用途、価格によって選択しやすいラインナップです。今回、グラフィックスにはハイクラスのGeForce RTX 4070を搭載しており、最新のゲームもWQHD解像度で快適に動作する性能です。

なお、「バランス」モードでも「パフォーマンス」モードでも、ほとんど差はありませんでした。

3DMark Time Spy
GeForce RTX 4070
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 SUPER 28391
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti SUPER 24128
RTX 4070 Ti 22597
RTX 4070 SUPER 20785
RTX 4070 17377 (パフォーマンス)
17365 (バランス)
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 4060 10339
RTX 3050 6140

 

メモリ

メモリには、標準で16GBのDDR5-5600を搭載しており、帯域幅は広く、アクセス速度も速いです。オプションで32GBのDDR5-5600、64GBではDDR5-5200メモリを選択することができます。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
16GB DDR5-5600
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR5-5600
デュアルチャネル
55.37GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。オプションで2TB、2TB×2の4TB、4TB×2の8TBまで選択することができます。

CrystalDiskMark
1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6979
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。ここでは、 パフォーマンス設定を、「パフォーマンス」で計測しています。

なお、パフォーマンス設定が「バランス」の場合、ゲームを起動すると自動で「パフォーマンス」に切り替わる仕様になっています。

ゲームを起動すると自動で「パフォーマンス」に切り替わる

 

今回、グラフィックスにはハイクラスのGeForce RTX 4070を搭載しており、フルHDやWQHD解像度なら、「ゴースト・オブ・ツシマ」などの負荷の重い最新のゲームも、快適にプレイすることができるます。4K解像度では、負荷の重いゲームだと60 fpsに届かない場合もありますが、DLSSやフレーム生成に対応したゲームであれば、さらにフレームレートを伸ばすことができます。

目安として、FHD環境ならRTX 4060、WQHD環境ならRTX 4070 SUPER、4K環境ならRTX 4080 SUPER辺りがおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
Ghost of Tsushima Director's Cut(ゴースト・オブ・ツシマ)
品質 解像度 平均 fps
非常に高い 1920x1080 98 fps
2560x1440 73 fps
3840x2160 45 fps(95 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR:バランス、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 129 fps
RTX 4080 SUPER 127 fps
RTX 4080 126 fps
RTX 4070 Ti SUPER 122 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 SUPER 109 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 76 fps
RTX 4060 61 fps
RTX 3050 39 fps
他のグラフィックスとの比較(解像度:2560×1440)
RTX 4090 126 fps
RTX 4080 SUPER 109 fps
RTX 4080 108 fps
RTX 4070 Ti SUPER 95 fps
RTX 4070 Ti 87 fps
RTX 4070 SUPER 82 fps
RTX 4070 73 fps
RTX 4060 Ti 8GB 56 fps
RTX 4060 45 fps
他のグラフィックスとの比較(解像度:3840×2160)
RTX 4090 86 fps
RTX 4080 SUPER 65 fps
RTX 4080 64 fps
RTX 4070 Ti SUPER 59 fps
RTX 4070 Ti 52 fps
RTX 4070 SUPER 50 fps
RTX 4070 45 fps
重い部類のゲーム
パルワールド
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 120 fps(最大)
2560x1440 100 fps
3840x2160 56 fps
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 120 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 120 fps(最大)
RTX 4080 120 fps(最大)
RTX 4070 Ti SUPER 120 fps(最大)
RTX 4070 Ti 120 fps(最大)
RTX 4070 SUPER 120 fps(最大)
RTX 4070 120 fps(最大)
RTX 4060 Ti 8GB 106 fps
RTX 4060 81 fps
RTX 3050 53 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 120 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 120 fps(最大)
RTX 4080 120 fps(最大)
RTX 4070 Ti SUPER 120 fps(最大)
RTX 4070 Ti 120 fps(最大)
RTX 4070 SUPER 114 fps
RTX 4070 100 fps
RTX 4060 Ti 8GB 75 fps
RTX 4060 60 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 120 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 94 fps
RTX 4080 92 fps
RTX 4070 Ti SUPER 80 fps
RTX 4070 Ti 72 fps
RTX 4070 SUPER 63 fps
RTX 4070 56 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.1)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 134 fps
2560x1440 83 fps
3840x2160 35 fps(63 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR:バランス、フレーム生成有効時の数値
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 168 fps
RTX 4080 SUPER 165 fps
RTX 4080 165 fps
RTX 4070 Ti SUPER 165 fps
RTX 4070 Ti 163 fps
RTX 4070 SUPER 158 fps
RTX 4070 134 fps
RTX 4060 Ti 8GB 117 fps
RTX 4060 89 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 157 fps
RTX 4080 SUPER 141 fps
RTX 4080 140 fps
RTX 4070 Ti SUPER 118 fps
RTX 4070 Ti 116 fps
RTX 4070 SUPER 104 fps
RTX 4070 83 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 52 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 87 fps
RTX 4080 SUPER 69 fps
RTX 4080 68 fps
RTX 4070 Ti SUPER 57 fps
RTX 4070 Ti 55 fps
RTX 4070 SUPER 48 fps
RTX 4070 35 fps
RTX 4060 Ti 8GB 33 fps
RTX 4060 23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
Forza Motorsport
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 105 fps
2560x1440 90 fps
3840x2160 66 fps
他のグラフィックスとの比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 153 fps
RTX 4080 SUPER 134 fps
RTX 4080 132 fps
RTX 4070 Ti SUPER 122 fps
RTX 4070 Ti 117 fps
RTX 4070 SUPER 112 fps
RTX 4070 105 fps
RTX 4060 Ti 8GB 82 fps
RTX 4060 63 fps
他のグラフィックスとの比較(解像度:2560×1440)
RTX 4090 139 fps
RTX 4080 SUPER 122 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti SUPER 109 fps
RTX 4070 Ti 104 fps
RTX 4070 SUPER 99 fps
RTX 4070 90 fps
RTX 4060 Ti 8GB 66 fps
RTX 4060 53 fps
他のグラフィックスとの比較(解像度:3840×2160)
RTX 4090 119 fps
RTX 4080 SUPER 95 fps
RTX 4080 93 fps
RTX 4070 Ti SUPER 83 fps
RTX 4070 Ti 78 fps
RTX 4070 SUPER 73 fps
RTX 4070 66 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 173 fps
2560x1440 129 fps
3840x2160 74 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 227 fps
RTX 4080 SUPER 218 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti SUPER 208 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 SUPER 194 fps
RTX 4070 173 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
RTX 4060 105 fps
RTX 3050 69 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 215 fps
RTX 4080 SUPER 194 fps
RTX 4080 192 fps
RTX 4070 Ti SUPER 169 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
RTX 4070 SUPER 149 fps
RTX 4070 129 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 4060 74 fps
RTX 3050 50 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 155 fps
RTX 4080 SUPER 120 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti SUPER 101 fps
RTX 4070 Ti 89 fps
RTX 4070 SUPER 84 fps
RTX 4070 74 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 4060 42 fps
中程度の重さのゲーム
STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)
品質 解像度 FIGHTING GROUND WORLD TOUR
HIGHEST 1920x1080 60 fps(最大) 120 fps(最大)
2560x1440 60 fps(最大) 120 fps(最大)
3840x2160 60 fps(最大) 89 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 60 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4080 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti 60 fps(最大)
RTX 4070 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 60 fps(最大)
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps(最大)
RTX 4060 60 fps(最大)
RTX 3050 60 fps(最大)
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 60 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4080 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti 60 fps(最大)
RTX 4070 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 60 fps(最大)
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps(最大)
RTX 4060 60 fps(最大)
RTX 3050 53 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 60 fps(最大)
RTX 4080 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4080 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 Ti 60 fps(最大)
RTX 4070 SUPER 60 fps(最大)
RTX 4070 60 fps(最大)
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps(最大)
RTX 4060 60 fps(最大)
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 210 fps
2560x1440 146 fps
3840x2160 75 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 SUPER 288 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti SUPER 264 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 SUPER 241 fps
RTX 4070 210 fps
RTX 4060 Ti 8GB 172 fps
RTX 4060 140 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 271 fps
RTX 4080 SUPER 228 fps
RTX 4080 222 fps
RTX 4070 Ti SUPER 198 fps
RTX 4070 Ti 179 fps
RTX 4070 SUPER 172 fps
RTX 4070 146 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
RTX 4060 91 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 162 fps
RTX 4080 SUPER 122 fps
RTX 4080 119 fps
RTX 4070 Ti SUPER 104 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
RTX 4070 SUPER 87 fps
RTX 4070 75 fps
RTX 4060 Ti 8GB 57 fps
RTX 4060 47 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 211 fps
2560x1440 160 fps
3840x2160 81 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 265 fps
RTX 4080 SUPER 264 fps
RTX 4080 264 fps
RTX 4070 Ti SUPER 254 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 SUPER 242 fps
RTX 4070 211 fps
RTX 4060 Ti 8GB 183 fps
RTX 4060 148 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 255 fps
RTX 4080 SUPER 233 fps
RTX 4080 229 fps
RTX 4070 Ti SUPER 214 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 SUPER 184 fps
RTX 4070 160 fps
RTX 4060 Ti 8GB 119 fps
RTX 4060 95 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 SUPER 134 fps
RTX 4080 132 fps
RTX 4070 Ti SUPER 115 fps
RTX 4070 Ti 103 fps
RTX 4070 SUPER 94 fps
RTX 4070 81 fps
RTX 4060 Ti 8GB 58 fps
RTX 4060 45 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 176 fps
2560x1440 126 fps
3840x2160 64 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 240 fps
RTX 4080 SUPER 234 fps
RTX 4080 232 fps
RTX 4070 Ti SUPER 219 fps
RTX 4070 Ti 211 fps
RTX 4070 SUPER 204 fps
RTX 4070 176 fps
RTX 4060 Ti 8GB 148 fps
RTX 4060 125 fps
RTX 3050 74 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 SUPER 190 fps
RTX 4080 188 fps
RTX 4070 Ti SUPER 168 fps
RTX 4070 Ti 155 fps
RTX 4070 SUPER 148 fps
RTX 4070 126 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 4060 78 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 140 fps
RTX 4080 SUPER 104 fps
RTX 4080 102 fps
RTX 4070 Ti SUPER 88 fps
RTX 4070 Ti 77 fps
RTX 4070 SUPER 73 fps
RTX 4070 64 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
DirectX 12
品質 品質 平均 fps
最高設定 1920x1080 97 fps
2560x1440 81 fps
3840x2160 60 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 300 fps
2560x1440 252 fps
3840x2160 152 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均 fps
最高 1920x1080 338 fps
2560x1440 239 fps
3840x2160 121 fps
※トレーニングモードで計測

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。

レイトレーシング : オーバードライブ

「パストレーシング」を使用した負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、2560×1440解像度までなら、DLSS、フレーム生成を併用することで快適なプレイが可能です。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(レイトレーシング : オーバードライブ)
他のグラフィックスとの比較(1920x1080)
RTX 4090 209 fps [DLSS 3.5]
205 fps [DLSS 3]
115 fps [DLSS 2]
74 fps [DLSS Off]
RTX 4080 SUPER 181 fps [DLSS 3.5]
178 fps [DLSS 3]
110 fps [DLSS 2]
58 fps [DLSS Off]
RTX 4070 Ti SUPER 150 fps [DLSS 3.5]
146 fps [DLSS 3]
97 fps [DLSS 2]
48 fps [DLSS Off]
RTX 4070 SUPER 130 fps [DLSS 3.5]
126 fps [DLSS 3]
84 fps [DLSS 2]
40 fps [DLSS Off]
RTX 4070 113 fps [DLSS 3.5]
112 fps [DLSS 3]
70 fps [DLSS 2]
33 fps [DLSS Off]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 150 fps [DLSS 3.5]
147 fps [DLSS 3]
98 fps [DLSS 2]
49 fps [DLSS Off]
RTX 4080 SUPER 126 fps [DLSS 3.5]
124 fps [DLSS 3]
80 fps [DLSS 2]
35 fps [DLSS Off]
RTX 4070 Ti SUPER 102 fps [DLSS 3.5]
99 fps [DLSS 3]
68 fps [DLSS 2]
29 fps [DLSS Off]
RTX 4070 SUPER 90 fps [DLSS 3.5]
87 fps [DLSS 3]
56 fps [DLSS 2]
23 fps [DLSS Off]
RTX 4070 75 fps [DLSS 3.5]
75 fps [DLSS 3]
47 fps [DLSS 2]
20 fps [DLSS Off]
 :DLSS 3.5(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン、DLSS RR:オン)
 :DLSS 3(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン)
 :DLSS 2(DLSS SR:バランス)
 :DLSS OFF
SR:Super Resolution、FG:Frame Generation、RR:Ray Reconstruction

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。ここでも、 パフォーマンス設定を、「パフォーマンス」で計測しています。高いスペックなので、いずれも高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードはそこそこ速いです。

x265でのエンコード時間
Core i7-14700KF 3分44秒 [PL1=253W]
Core i9-13900K 3分48秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i7-14700F 4分45秒 [PL1=125W]
5分31秒 [PL1=100W]
6分36秒 [PL1=65W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-13700F 5分36秒 [PL1=100W]
6分42秒 [PL1=65W]
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i5-13400F 7分41秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Ryzen 5 4500 12分02秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードに対応していませんが、それでも高速です。AV1エンコードには対応しています。

コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070
2分36秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分44秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070
2分47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Proの書き出しもそこそこ速いです。

Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
2分31秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti 8GB
2分34秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
2分34秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分38秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070
3分00秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
3分30秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomの書き出しもそこそこ高速です。

グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080 SUPER
25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 SUPER
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i7-14700KF/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
32秒
Core i7-14700F/16GB
GeForce RTX 4070
36秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 12494
RTX 4080 SUPER 8849
RTX 4080 8719
RTX 4070 Ti SUPER 7486
RTX 4070 Ti 7321
RTX 4070 SUPER 6463
RTX 4070 5426
RTX 4060 Ti 8GB 4427
RTX 4060 3552

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、CPUクーラーには240mmの簡易水冷が搭載されてます。

バランス、パフォーマンスどちらのモードもPL1=100Wに設定されているので、安定動作時のCPU電力は100W前後で推移しています。

CPU温度は、バランスモードだと58℃前後、パフォーマンスモードだと53℃前後と、どちらも低めの温度で抑えられており、問題ない温度です。 長時間の高負荷な作業も安心です。

  • バランス
  • パフォーマンス
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

バランスモードでは、CPU温度はおおよそ56℃前後で推移しており、問題ないでしょう。GPU温度は70℃前後でこちらも問題ありません。

パフォーマンスモードでは、CPU温度は55℃台、GPU温度は70℃前後でこちらも問題ありません。

長時間のゲームも安心してプレイできるでしょう。

  • バランス
  • パフォーマンス
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。なお、CPUクーラーには240mmの簡易水冷が搭載されてます。

外部グラフィックスを使用しないアイドル時では、グラボのファンが停止するので、比較的静かです。どちらのモードもミニタワーのゲーミングPCにしては低めの騒音値です。特にゲーム中は、ファンの音がほとんど気にならないので、デスクサイドに設置しても、ヘッドホンなしでも、ゲームに集中できるでしょう。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

今回、Core i7-14700F+GeForce RTX 4070と高めの構成なので、消費電力もそれなりに高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
筐体カラーはバサルトブラックのみ。シンプルな箱型ケースに、ツヤのないマットなフロントパネル、内部の見えるガラスサイドパネルが特徴です。

 

トップパネルの通気孔はデザイン性を損なわないハニカム状になっています。

 

正面と背面です。映像端子は搭載するグラボによって変わります。フロントパネルのインターフェースにはUSB 3.2 Type-Aが3ポート(うち1つはPowerShare対応)に、USB 3.2 Type-Cもあって充実しています。背面のUSBポートが多いのも利便性が高いです。

 

電源スイッチは従来と同様、エイリアン型になっており、LEDが点灯します。

 

左側面は、内部の見えるガラスパネル、右側面はフラットです。

 

ガラスパネルはスモークがかかっており、高級感があります。

 

フロントサイドから吸気できるようになっています。

 

ガラスパネルの下側にもハニカム状の吸気口があり、網目もハニカム状になっていておしゃれ。

 

底面はこのようになっています。

 

ガラスサイドパネルは、従来通り、下記の画像のネジを緩めたあと、レバーを引くことで簡単に外すことができます。

 

ケース内部のチェック

ケース内部はご覧のようになっています。

マザーボードは、独自のものです。

 

今回240mmの水冷クーラーを搭載しています。240mmのラジエーターはトップに設置されています。

空冷も選択できますが、CPUネームの末尾が「KF」だと自動で水冷クーラーが選択されます。

 

メモリスロットは2つです。その隣に、M.2スロットがあります。1つ空きスロットがあるので後から増設することもできると思います。また今回は、メモリはSamsung製、SSDはKIOXIA製のものが搭載されていました。

 

底面側には、3.5インチベイがあります。後から増設することもできると思います。

 

隠れていますが、フロントファンが1基搭載されています。

 

今回搭載されていたGeForce RTX 4070は、ガッチリとサポートステイで支えられており、歪みの心配はありません。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通りで、ブーストクロックなどは標準です。なお、パフォーマンス設定を変更しても数値に変動はなく、メーカーは不明です。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見た画像はご覧のようになっています。

 

まとめ

以上が、Alienware Aurora R16のレビューです。

これまでの派手なAlienwareとは打って変わって、箱型のミニマルでスマートなデザインに一新されたAlienware Aurora R16は、シンプルながらも左サイドの「スタジアムループ」、ツヤのないマット仕上げのフロントパネル、内部の見えるガラスパネルなど、Alienwareらしい魅力を継承した見た目になっており、ゲーマーだけでなく、クリエイターの方も欲しくなるデザインになっています。

従来より40%も小型化されたのに、冷却性、静音性はむしろ向上しており、長時間のゲームやクリエティブな作業も集中してできることでしょう。

CPUには性能の高いインテル第14世代Core i7-14700(K)FまたはCore i9-14900(K)Fを搭載し、グラフィックスにはエントリークラスのRTX 3050から、最新世代ハイエンドクラスのRTX 4090まで選択することができるので、幅広いユーザーにおすすめです。

 

ミニマルでスマートなAlienware

Alienware Aurora R16

特徴

  • 新筐体のシンプルでミニマルなデザイン
  • 最大でCore i9-14900KF+RTX 4090
  • 冷却性、静音性に優れ、メンテナンス性も高い

こんなあなたに

  •  幅をあまりとらないデスクトップPCが欲しい方
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