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HP OMEN 35L(AMD)の実機レビュー
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
サイズ | ミニタワー |
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CPU | Ryzen 5 8500G Ryzen 7 8700G |
GPU | RTX 4060 Ti 8GB RTX 4070 SUPER RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | 32GB(DDR5-5200) |
ストレージ | 1TB PCIe SSD |
価格[税込] | 23万円台~ ※ |
※2024年8月21日時点の価格
HP OMEN 35Lは、内部の見えるスモークガラスに、RGBライティングが映える美しい外観が特徴的な、新筐体のミニタワーゲーミングPCです。
CPUにはZen4世代のAMD Ryzen 8000 G シリーズに、メモリには32GBのDDR5を採用。グラフィックスにはハイクラスのGPUを搭載し、最新のゲームも快適に動作するスペックです。
RTX 4070 Ti SUPER搭載モデルでも、動作音は抑えられており、長時間のゲームも集中できるでしょう。
拡張性は少ないものの、デザインやスペックの割には、価格が抑えられており、コストパフォーマンスも高めです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成(アドバンスドプラスモデル)
Ryzen 7 8700G、GeForce RTX 4070 Ti SUPER、32GBメモリ
目次
お忙しい方は、「HP OMEN 35Lの特徴」のみお読みください。
HP OMEN 35L の特徴
HPのゲーミングデスクトップのラインナップ
新筐体のOMEN 35Lが発売されたことで、HPのゲーミングデスクトップのラインナップは以下の通り、4機種となりました。
現在、クラッシュする不具合を抱えているインテルCPUではなく、AMDのCPUを搭載している点が本製品の特徴となっています。インテルCPUしかラインナップに無かったので、急遽投入してきた感はあります。
OMEN 45L | OMEN 35L | OMEN 25L | Victus 15L | |
CPU | Core i9-14900K Core i7-14700K |
Ryzen 7 8700G Ryzen 5 8500G |
Core i7-14700KF Core i7-14700F |
Core i7-14700F Core i5-14400F |
GPU | RTX 4090 RTX 4080 SUPER |
RTX 4070 Ti SUPER RTX 4070 SUPER RTX 4060 Ti |
RTX 4070 Ti SUPER RTX 4070 SUPER RTX 4060 Ti |
RTX 4060 Ti RTX 4060 RTX 3050 |
メモリ | 32 / 64GB | 32GB | 16~64GB | 16GB |
ストレージ | 2TB SSD +2TB HDD |
1TB SSD | 1TB / 2TB SSD | 512GB / 1TB SSD |
価格※ | 42万円台~ | 23万円台~ | 24万円台~ | 15万円台~ |
価格は、執筆時点では「月末セール」が行われており、ゲーミングマウス、マウスパッド、キーボードが付属したモデルで23万円台からとなっています。ゲーミングデバイスが付属している点や、素敵なデザインであることを考慮すれば、まずまずの価格だと思います。
AMD Ryzen 8000 Gシリーズを搭載
HP OMEN 35Lは、Ryzen 8000GシリーズのAPUを搭載しています。このAPUは内蔵GPUを搭載しているのが特徴で、通常は、グラボを搭載していないパソコンに搭載されることが多いです。しかし、本製品は、グラボを搭載しているにも関わらず、このAPUを搭載しており、珍しい構成です。
Ryzen 7で新旧世代のプロセッサーを比較したのが下表となります。本製品で搭載することができるRyzen 7 8700Gは、内蔵GPUを搭載している関係で、L3キャッシュが小さくなっています。Ryzen 7 7700のほうが価格も安く良かったのではないかと思いますが、総合的にこの方が安く仕上げることができるなど、何か事情があったのだと思います。
また、レーン数が少ないです。Ryzen 7 8700Gは20レーンを搭載し、使えるのは16レーンとなっています。下には掲載していませんが、Ryzen 5 8500Gについては14レーンを搭載し、使えるのは10レーンとなっています。特にRyzen 5 8500Gはレーンが少ないので、グラボのパフォーマンスや拡張時に影響が出そうです。
Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 8700G | Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 5700X | |
アーキテクチャ | Zen 5 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 3 |
コア / スレッド数 | 8 / 16 | 8 / 16 | 8 / 16 | 8 / 16 |
最大クロック | 5.5GHz | 5.1GHz | 5.3GHz | 4.6GHz |
ベースクロック | 3.8GHz | 4.2GHz | 3.8GHz | 3.4GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 8MB | 8MB | 4MB |
L3キャッシュ | 32MB | 16MB | 32 MB | 32MB |
PCIe Lanes (Total/Usable) |
28/24 | 20/16 | 28/24 | 24/20 |
デフォルトTDP | 65W | |||
グラフィックス | ー | Radeon 780M | ー | ー |
NPU | ー | Ryzen AI | ー | ー |
単品での価格 | 約71,000円 | 約46,000円 | 約43,000円 | 約22,000円 |
ちなみに、CPU内蔵GPUおよびNPUは使えません。
スモークガラスとRGBライティングが映える新筐体
HP OMEN 35Lは、フロントパネルと左サイドパネルがやや黒みがかったスモークパネルとなっており、内部のRGBライティングが映える美しい外観が特徴です。
RGBライティングに対応しているのはフロントファン×2、リアファン、CPUファン、メモリで、各パーツ個別でライティングを調整することも可能です。
RGBライティングの設定はプリインストールされている総合管理ツール「OMEN Gaming Hub」からできます。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品は、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」から、電源モードの変更が可能です。電源モードはデフォルトの「最適」と「パフォーマンス」の2種類があり、温度コントロール(ファンの動作)も3種類から選択することができます。
この記事では、「最適」と「パフォーマンス」の2種類の電源モードで、各種ベンチマークを計測しています。なお、「最適」時の温度コントロールは「標準」、「パフォーマンス」時の温度コントロールは「パフォーマンス」で計測しています。
今回、CPUには「AMD Ryzen 7 8700G」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は65Wです。
本製品のPBPを確認したところ、「最適」と「パフォーマンス」どちらの電源モードでも87.8Wと変わらず、標準より高く設定されていました。
以下に掲載するCPUとグラフィックスのベンチマークについては、 電源モードを、デフォルトの「最適」の時と「パフォーマンス」の時で計測しています。
CPU
CINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。
マルチコア、シングルコアともにそこそこ高めのスコアです。Core i5-14400Fを上回り、Ryzen 7 7800X3Dに迫るスコアです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。
なお、電源モードは「最適」でも「パフォーマンス」でも、スコアはあまり変わりませんでした。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
HP OMEN 35Lでは、GeForce RTX 4060 Ti 8GB、RTX 4070 SUPER、RTX 4070 Ti SUPERといったハイクラスのグラフィックカードを搭載したモデルが用意されています。
フルHD解像度でゲームをするならRTX 4060 Ti 8GBでも十分ですが、WQHD解像度以上ならRTX 4070 SUPER、RTX 4070 Ti SUPERを搭載したモデルを選択するのもいいでしょう。
なお、電源モードを「パフォーマンス」にしても、グラフィックススコアの差はほとんどありません。
メモリ
メモリには、標準で32GBのDDR5-5200を搭載しており、帯域幅は広く、アクセス速度も速いです。また、「OMEN Gaming Hub」からメモリのオーバークロックができ、6000MT/sにすることで、速度がアップします。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。ここでは、 電源モードは「パフォーマンス」で計測しています。
今回、グラフィックスにはハイクラスのGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載しており、フルHDやWQHD解像度なら、「ゴースト・オブ・ツシマ」などの負荷の重いゲームも、快適にプレイすることができます。「サイバーパンク2077」クラスのゲームなら、高いフレームレートも狙えるでしょう。
さらに、DLSSやフレーム生成機能を有効化することで、フレームレートを底上げすることも可能なので、4K解像度でもタイトルによっては快適にプレイすることができます。
Core i9-13900KにGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載した構成のフレームレート比較すると、さすがにフレームレートは落ちますが、それでもそこまで低いフレームレートというわけではありませんでした。
重い部類のゲーム
Ghost of Tsushima Director's Cut(ゴースト・オブ・ツシマ)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
非常に高い | 1920x1080 | 86 fps |
2560x1440 | 84 fps | |
3840x2160 | 59 fps(124 fps) |
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.1)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
ウルトラ | 1920x1080 | 143 fps |
2560x1440 | 114 fps | |
3840x2160 | 54 fps(99 fps) |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
高品質 | 1920x1080 | 174 fps |
2560x1440 | 148 fps | |
3840x2160 | 94 fps |
中程度の重さのゲーム
STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)
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品質 | 解像度 | FIGHTING GROUND | WORLD TOUR |
HIGHEST | 1920x1080 | 60 fps(最大) | 111 fps |
2560x1440 | 60 fps(最大) | 110 fps | |
3840x2160 | 60 fps(最大) | 107 fps |
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 202 fps |
2560x1440 | 173 fps | |
3840x2160 | 98 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 184 fps |
2560x1440 | 174 fps | |
3840x2160 | 112 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 161 fps |
2560x1440 | 139 fps | |
3840x2160 | 83 fps |
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
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品質 | 品質 | 平均 fps |
最高設定 | 1920x1080 | 84 fps |
2560x1440 | 61 fps | |
3840x2160 | 35 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
解像度 | その他設定 | 平均 fps |
1920x1080 | 3D解像度:100% メッシュ:高 描画距離&テクスチャ:最高 |
298 fps |
2560x1440 | 298 fps | |
3840x2160 | 297 fps |
軽い部類のゲーム
Apex Legends
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 300 fps |
2560x1440 | 263 fps | |
3840x2160 | 178 fps |
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 224 fps |
2560x1440 | 215 fps | |
3840x2160 | 164 fps |
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。 ここでも、電源モードは「パフォーマンス」で計測しています。
ソフトウェアエンコードはそこそこ速いです。
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
Premiere Proでも、そこそこ速い書き出し時間です。
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomの書き出しもそこそこ高速です。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、CPUクーラーは空冷です。
「最適」と「パフォーマンス」どちらのモードもPL1=87.8Wに設定されています。
「最適」モードでは、CPU電力が途中からデフォルトTDPと同じ65Wに低下します。CPU温度は93℃辺りから73℃まで低下し、そのまま推移しています。
「パフォーマンス」モードでは、CPU電力が途中から70W辺りまで低下します。CPU温度は、87℃辺りから72℃まで低下し、そのまま推移しています。
CPU電力が途中から落ちても、デフォルトTDPと同じもしくはそれより高い数値で動作しています。また、CPU電力が落ちた時のCPU温度は問題ありません。
- 最適
- パフォーマンス
ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
「最適」モードでは、CPU温度はおおよそ70℃台後半で推移し、GPU温度は60℃台後半と、どちらも問題ない温度です。
「パフォーマンス」モードでは、こちらもCPU温度はおおよそ70℃台後半で推移し、GPU温度は67℃前後と、こちらも問題ありません。
長時間のゲームも安心してプレイできるでしょう。
- 最適
- パフォーマンス
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。
フロントファン×2、リアファン×1、CPUクーラーと計4つのファンを搭載していますが、アイドル時は比較的静かです。ゲーム時も40dBを超えることなく、高性能パーツを搭載したゲーミングPCにしては低めの騒音値です。デスクサイドに設置しても動作音がそれほど気にならないので、ヘッドホンなしでも、ゲームに集中できるでしょう。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。なお、LEDはすべてオンで計測しています。
GeForce RTX 4070 Ti SUPERと高い性能のグラボを搭載していることもあり、消費電力もそれなりに高いです。
外観のチェック
外観のチェックです。
筐体カラーはブラックのみ。やや黒みがかったスモークパネルが特徴的な、ゲーミングPCらしいデザインです。
トップパネルは通気性の良いメッシュとなっています。
トップパネルのインターフェースです。Power Delivery、DisplayPort1.4対応のUSB Type-C 10Gbps×1 、USB Type-A 5Gbps×2 と、便利なポートが集中していますが、電源ボタンがやや小さくて押しにくいのが気になりました。
フロントパネルです。おそらくガラス素材ではないと思います。スモーク越しの2基のRGBファンがかっこいいです。吸気はフロントパネルの側面から行います。
背面のインターフェースです。Power Delivery、DisplayPort1.4対応のUSB Type-C 10Gbps×1 、USB Type-A 5Gbps×2、USB Type-A×2となっています。珍しく、CMOSクリアボタンがあります。無線LANアンテナは内蔵されているようです。
左側面は、内部の見えるスモークガラスパネルです。
右サイドパネルはフラットで、「OMEN」の文字が印字されています。
底面には防塵フィルターがありますが、スライド式ではないので、掃除をする際はやや面倒です。
インシュレーターは高めで安定感があります。
OMEN 25Lではワンタッチでサイドパネルが開く便利なギミックがありますが、OMEN 35Lでは、サイドパネルを取り外すには、背面のネジを緩める必要があります。
ケース内部のチェック
ケース内部はご覧のようになっています。
マザーボードは、おそらく独自のものです。
CPUクーラーには120mmのサイドフロー空冷クーラーを搭載しています。RGBライティングに対応しています。
メモリスロットは4つです。Kingston製のFURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MT/sです。RGBライティングに対応しています。
CPUクーラーとグラボの間にM.2 SSDがあります。ヒートシンクも装着されていました。
GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載モデルのグラフィックカードです。メーカーは不明です。サポートでガッチリ補強されており、傾きがありません。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通りで、ブーストクロックなどは標準です。
電源ユニットです。アドバンスモデル以上では、850W(80 Plus Gold)、モジュラータイプのものが搭載されているようです。
底面側には、2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイが1つあります。
トップパネルにはケースファンは非搭載です。
反対側のケース内部です。ケーブル類はこちらでまとめられています。
斜めから見たケース内部
斜めから見た画像はご覧のようになっています。
まとめ
以上が、HP OMEN 35Lのレビューです。
スモークガラスパネルとRGBライティングが映える美しいデザインのミニタワーゲーミングPCです。
グラボありのPCなのに、内蔵GPUを搭載したRyzen 8000GシリーズのAPUが採用されている点が珍しいです。内蔵GPUを搭載していることが影響し、L3キャッシュも少なめで、レーン数も少なく、グラボありのPCに適しているわけではありません。ただ、今回、Ryzen 7 8700Gのモデルをテストしましたが、ゲームのフレームレートを計測してみると、Core i9-13900K搭載時よりはフレームレートはやや落ちるものの、そこまで低いフレームレートには感じませんでした。
グラフィックスにはRTX 4060 Ti、RTX 4070 SUPER、RTX 4070 Ti SUPERといった、ハイクラスのGPUを搭載したモデルが用意されており、また、標準で32GBの高速メモリが搭載されている点も嬉しいです。負荷の重い最新のゲームも快適に動作する性能です。
高いスペックの割には動作音も抑えられており、長時間のゲームも集中してプレイできるでしょう。
セール中であれば、ゲーミングマウスやキーボードが付属し、まずまずの価格で販売されています。
スモークガラスとRGBライティングが美しい
HP OMEN 35L
特徴
- スモークガラスとRGBライティングが映えるデザイン
- 最大でRyzen 7 8700G+RTX 4070 Ti SUPER搭載
- 静音性に優れ、コスパも高い
こんなあなたに
- 美しいデザインのPCが欲しい方
- 高性能なゲーミングPCが欲しい方
- 価格23万円台[税込]~
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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