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Core i7-13700KF搭載のゲーミングPC、FRONTIER GHシリーズの実機レビュー
CPU | ~ Core i9-13900KF ~ Ryzen 9 7950X |
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GPU | ~ GeForce RTX 4090 |
メモリ | カスタマイズ可能 |
ストレージ | カスタマイズ可能 |
OS | Windows 11 |
価格 | カスタマイズ内容による |
FRONTIER GHシリーズは、PCケースがかっこよく、さらに価格も安いゲーミングPCです。セール品は特に安くなっており、お買い得です。
PCケースには、フロントとトップがメッシュパネルの通気性の良いPhanteks製のケースを採用。左側面は内部の見える強化ガラスパネルになっており、RGBライティングが映えるデザインです。
レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。
OS | Windows 11 Home |
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CPU | Core i7-13700KF |
ケース | Phanteks タワーケース |
マザーボード | ASRock H670 PG Riptide |
CPUクーラー | LIQMAX III ARGB / ELC-LMT240-ARGB [水冷] |
メモリ | Crucial DDR4-3200 32GB(16GB×2) |
グラフィックス | MSI GeForce RTX 3070 Ti 8GB |
ストレージ1 | Intel SSD 670P 1TB [PCIe Gen4x4 NVMe 1TB] |
電源 | 850W電源(80PLUS GOLD) |
目次
お忙しい方は、「特徴」のみお読みください。
特徴
FRONTIERの特徴
FRONTIERは1993年に山口県で誕生した約30年の実績のあるBTOパソコンの老舗ブランドです。運営企業のインバースネット株式会社は、ヤマダ電機グループに属しており、 一部のヤマダ電機店舗でも実機を見ることができます。
価格が安い
FRONTIERのPCは、他社と比べて価格が安い点が特徴です。ライバルとなるドスパラ、パソコン工房、マウスコンピューター、ツクモといったメーカーより、同じ構成ならFRONTIERのほうが安いことがほとんどです。
下表は、似たような構成のモデルを、FRONTIER、ドスパラ、パソコン工房で比較したときのものですが、FRONTIERのパソコンは、メモリや電源容量が大きいにも関わらず、価格が安くなっているのが分かります。
FRONTIER GH FRGHZ790/B |
ドスパラ GALLERIA ZA7C-R37 |
パソコン工房 LEVEL-R779- LC137KF-TAX |
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画像 | |||
チップセット | Z790 | ||
CPU | Core i7-13700KF | Core i7-13700K | Core i7-13700KF |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 | ||
メモリ | 32GB DDR5-4800 |
16GB DDR5-4800 |
16GB DDR5-4800 |
SSD | 1TB | 1TB | 1TB |
電源 | 1200W | 750W | 700W |
価格[税込] | 319,800円 | 339,980円 | 332,800円 |
セール品はさらに安い
さらに、セールやキャンペーンの開催頻度が高く、セール対象のパソコンはもっと安くなります。
今回、レビュー用に購入した製品も、Core i7-13700KF、GeForce RTX 3070 Ti、16GBメモリ、1TB SSDという構成で、27万円台と非常に安かったです。
ただし、セール品は、通常モデルとは異なり、電源容量が少なかったり、メモリの規格が1つ前のものだったり、マザーボードのグレードが低かったりと、見えにくいところで、ややスペックが下げられているようです。今回、セールで購入した製品も、通常モデルとは異なり、電源は850Wとやや少なめで、メモリはDDR5ではなくDDR4、マザーボードは Z790ではなくH670でした。そこまでスペックが下がるわけではありませんが、一応気にかけておいたほうが良い思います。
保証期間は短め
FRONTIERのパソコンは、1年の無料保証が付いています。また、オプションで最大3年保証も用意されています。ただ、カスタマイズ画面を確認してみると、3年保証へ変更できるパソコンはほとんどありません。1年保証の製品が多いと思ったほうがいいでしょう。長期の保証へ加入したい方は、別のPCショップのほうがいいと思います。
今回のレビュー機の特徴
Raptor Lake-Sの「Core i7-13700KF 」を搭載
今回のレビュー機のプロセッサーには、新しく発売されたインテル第13世代「Raptor Lake-S」の上位モデル「Core i7-13700KF」を搭載しています。KFは内蔵グラフィックスを搭載していない分、少し価格を抑えることができます。
第13世代インテルCoreプロセッサでは、第12世代で採用されたPerformance-Core(P-Core:高性能コア)と、Efficient-Core(E-Core:高効率コア)との2種類のコアを引き継ぎつつ、PコアとEコアの最大クロックの向上、Eコア数を2倍に増加、L2/L3キャッシュの容量増加など、大幅な改良が行われているのが特徴です。
Core i9-13900K Core i9-13900KF |
Core i7-13700K Core i7-13700KF |
Core i5-13600K Core i5-13600KF |
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P-Core | 8 | 8 | 6 |
E-Core | 16 | 8 | 8 |
総合コア数 | 24 | 16 | 14 |
総合スレッド数 | 32 | 24 | 20 |
P-Core最大周波数 | 5.4 GHz | 5.3 GHz | 5.1 GHz |
E-Core最大周波数 | 4.3 GHz | 4.2 GHz | 3.9 GHz |
P-Coreベース周波数 | 3.0 GHz | 3.4 GHz | 3.5 GHz |
E-Coreベース周波数 | 2.2 GHz | 2.5 GHz | 2.6 GHz |
Thermal Velocity Boost | 5.8 GHz | ー | |
L2キャッシュ | 32MB | 24MB | 20MB |
基本電力 | 125W | ||
最大電力 | 253W | 181W |
冷却性とデザイン性に優れたプレミアムタワーケース
FRONTIERで人気モデルのGHシリーズは、冷却性とデザイン性に優れた、Phanteksのプレミアムタワーケースを採用しています。カラーは白と黒から選択することができます。
左側面は内部の見える強化ガラスサイドパネルになっており、RGBライティングが映えるデザイン性の高いケースです。ワンポイントとして、ガラスパネル下部にあるRGB-LEDラインがかっこいいです。
それでは、この構成での具体的なベンチマークスコア、騒音値、CPU温度などを、以下に掲載します。
パフォーマンスのチェック
それでは、各種ベンチマークソフトを実行し、パフォーマンスのチェックしていきます。
PL1の設定値
Core i7-13700KFの最大電力は253Wです。今回購入したモデルのPL1の初期設定値を確認すると、180Wに設定されていました。
CPU
まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。
今回、インテル第13世代上位のCore i7-13700KFを搭載しています。マルチコア、シングルコアともに最上位のCore i9-13900Kよりはスコアが落ちますが、Ryzen 9 7900Xと比べるとマルチコアはほぼ同程度、シングルコアについては上回るスコアです。
前世代のCore i7-12700K(PL1=190W)と比較すると、マルチコア性能はPL1=180Wで21%、PL1=253Wで30%向上、シングルコア性能では最大9%向上していました。
今後、ハイクラス以上のゲーミングPCで最も多く搭載されるであろうCore i7-13700K(F)ですが、ご覧の通り、マルチコア、シングルコア性能ともに非常に高速で、ゲームだけでなく、写真や動画編集などのクリエイターソフトもサクサク動作するでしょう。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
グラフィックカードはGeForce RTX 3070 Tiを搭載しています。ベンチマークスコアは次の通りです。4K解像度やレイトレーシングも視野に入れることのできる高性能グラフィックスです。
他のグラフィックスのスコアも掲載しておきますので、パーツ選択時の参考にしてください。
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
搭載できるメモリはマザーボードによって変わってきます。Z790のマザーボードではDDR5-4800メモリを搭載できます。今回搭載しているASRock H670 PG Riptideマザーボードでは、DDR4-3200メモリを搭載しており、帯域幅は普通です。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージには「Intel SSD 670P 1TB」を搭載しています。リード最大3500MB/sのGen3 SSDですが、ほぼ最大値に近い速度が出ており、多くの用途で十分な速度です。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。PL1は、初期設定値の180Wで計測しています。
本製品は、ハイエンドクラスのGeForce RTX 3070 Tiを搭載しているので、負荷の重いゲームでも高いフレームレートで快適にプレイができます。タイトルによっては4K解像度でも快適に動作するでしょう。さらに、DLSS機能と併用でフレームレートを向上させることで、レイトレーシング環境でもプレイが可能です。
また、ここでは、GeForce RTX 3070 Tiのスコアにおいて、前世代最上位のCore i9-12900K搭載PCと、第13世代最上位のCore i9-13900K搭載PCのスコアも掲載しています。ただし、この2つのPCのGeForce RTX 3070 Tiは、GPUクロック/ブーストクロックなどは全く一緒であるものの、異なるカードです。またメモリなどの構成も異なっているので、参考程度にご覧ください。
Core i7-13700KFは、前世代最上位のCore i9-12900Kより、同じグラボでもややフレームレートが高い傾向がありました。ただ、第13世代最上位のCore i9-13900Kよりは、やや低い結果となっています。特に、負荷の軽いFHD解像度だとフレームレートの差が顕著に現れるようでした。
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.61)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
ウルトラ | 1920x1080 | 124 fps |
2560x1440 | 81 fps | |
3840x2160 | 40 fps(60 fps) | |
レイトレ : ウルトラ | 1920x1080 | 82 fps |
2560x1440 | 65 fps | |
3840x2160 | 41 fps |
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
エクストリーム | 1920x1080 | 120 fps |
2560x1440 | 102 fps | |
3840x2160 | 70 fps |
重い部類のゲーム
レッド・デッド・リデンプション2(VULKAN)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
ウルトラ | 1920x1080 | 108 fps |
2560x1440 | 87 fps | |
3840x2160 | 57 fps |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
高品質 | 1920x1080 | 146 fps |
2560x1440 | 108 fps | |
3840x2160 | 66 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 187 fps |
2560x1440 | 130 fps | |
3840x2160 | 71 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
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品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 209 fps |
2560x1440 | 160 fps | |
3840x2160 | 85 fps |
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。
GeForce RTX 3070 Tiを搭載したPCで比べると、速い書き出し時間です。
RTX 4090やRTX 4080を搭載したPCと比べると遅いですが、このくらいの速さで書き出しできればストレスなく使えます。4K動画編集自体も快適にできるでしょう。
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ソフトウェアエンコードは、非常に速いです。
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
DaVinci Resolveの書き出しも、GeForce RTX 40シリーズほどではありませんが、十分速いです。
Lightroomの書き出しも速いです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
パーツの温度のチェック
高い負荷をかけたときの各パーツの温度をチェックします。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、室温は26℃付近で計測しています。
また、本製品のCPUクーラーのラジエーターサイズは240mmです。ラジエーターを冷却するファンはPCケース内部に向かって吸気する様に配置されています。前面から新鮮な空気を取り入れられるのでCPUの冷却面では有利ですが、暖かくなった空気がケース内部に入り込むので、大型のグラボなどを搭載する場合、それらの冷却面はやや不利になります。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、本製品のCPUクーラーのラジエーターサイズは240mmです。
PL1=180Wの時は、CPU電力は180Wで推移し、CPU温度は76℃付近で問題ない温度です。
PL1=253Wの時は、CPU電力は最初は253Wで推移していますが、後半から80Wと253Wを行き来しています。CPU温度を見ると96℃付近で推移しており、こちらも後半から60℃と96℃を行き来しているので、サーマルスロットリングが発生してます。デフォルトのPL1=180Wで使ったほうが無難です。
- PL1 : 180W
- PL1 : 253W
ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
ゲームの場合、先ほどのPrime95ほどCPUに負荷はかからないので、PL1=180W、PL1=253Wどちらも瞬間的に85℃を超えることはあるものの、概ね60~80℃台で収まっていました。GPU温度は、CPUのラジエーターが吸気タイプであることが影響し、PL1=253Wにするとやや温度が上がるものの、それでも70℃台で推移しており問題ありません。
- PL1 : 180W
- PL1 : 253W
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲームや作業に集中しづらいです。
フロントパネルは通気性の良いメッシュパネルですが、アイドル時は30dBと低めで、エンコード中、ゲーム中も50dBを超えることなく、ハイエンド構成にしては低めの騒音値です。ゲームも作業も集中して行えると思います。
当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
今回、Core i7-13700KF+GeForce RTX 3070 Tiというハイクラス構成ということもあり、消費電力は高めです。ゲーム中は500Wを超えることもあります。今回、850W電源ですが、もう少し大きめの容量の電源でも良いと思います。セール品ではなく、通常モデルの場合、もっと大きな容量の電源ユニットが搭載されています。
アイドル時 | エンコード時 | FF15実行時 | |
Core i7-13700KF RTX 3070 Ti |
約66W | 約290W | 約510W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。 ケースにはPhanteksのタワーケースを採用しています。サイズはミドルタワーです。カラーは白と黒で選択することができます。
トップパネルには無数の通気孔があり、通気性は非常に良いです。防塵フィルターはマグネットで吸着しているので、簡単に取り外すことができます。
トップパネルのインターフェースには、上からヘッドホン端子、マイク端子、USB3.2 Gen1 Type-A×2、LED制御ボタンがあります。
メッシュ状のトップパネルは引っ張ることで簡単に取外すことができ、下部には3.5インチストレージを2台搭載できるシャドウベイがあります。
RGB-LEDラインはフロントパネルから配線されています。
右側面はフラットです。
左側面は強化ガラスサイドパネルです。透明のガラスパネルです。
ガラスパネルは背面のネジ×2を緩めることで取外すことができます。結構薄いので、落下破損に注意です。
フロントと背面です。
マザーボード「ASRock H670 PG Riptide」と、GeForce RTX 3070 Tiのインターフェースです。
底面です。底面からも吸気できるようにインシュレーターは高めです。
電源ユニット下部には防塵フィルターがあります。スライド式で取外すことができるので、ホコリの掃除が楽です。
ケース内部のチェック
右側面のケース内部です。ケーブル類はこちらで綺麗にまとめられています。2.5インチSSDを3台までマウントできるスペースがあります。
搭載されていた電源は不明です。モジュラー式ではないので、不要なケーブルは多くなりますが、綺麗にまとめられていると思います。
左側面のケース内部です。裏面配線により、左側面内部はすっきりしています。エアフローも良さそうです。
マザーボードには「ASRock H670 PG Riptide」を搭載しています。最新の第13世代インテルCPUでは、前世代のH670マザーボードが流用できるので、その分価格を抑えることができます。
CPUクーラーには簡易水冷の「LIQMAX III ARGB / ELC-LMT240-ARGB」を搭載しています。RGBライティングに対応しています。また、前述の通り、ラジエーターファンは、外から中へ吸気するように取り付けられています。
メモリにはCrucialのDDR4-3200を搭載しています。
M.2 SSDにはマザーボード付属の黒いヒートシンクが装着されています。SSDには「Intel SSD 670P」が搭載されています。
グラフィックカードには「MSI GeForce RTX 3070 Ti Ventus 3X OC」を搭載しています。ブーストクロックの数値はやや高めに設定されています。
ケース内部底面には、VGA用の8ピンケーブルを通す穴があるので、内部がすっきりしています。
ケース内トップにもケースファンを2基設置できるスペースがあります。ラジエーターを設置するには少し窮屈かもしれません。
斜めから見た写真はご覧のようになっています。
まとめ
以上が、FRONTIER GHシリーズのゲーミングPCのレビューです。
Phanteksのタワーケースを採用し、ガラスサイドパネルを採用したRGBライティングや、フロントカバーの形状がかっこいいです。また、通気性がよく、他のハイエンドゲーミングPCに比べると、比較的静かなので、ゲームや作業に集中しやすいと思います。
比較的しっかりとしたPCケースであるにも関わらず、価格が安い点もメリットです。頻繁にセールを開催しており、セール品は特に安くなっています。ただし、セール品は、メモリ規格やチップセット、電源容量などがグレードダウンしていることが多いので、そのあたりは気を付けましょう。
今回、はじめてCore i7-13700KFを使ってみましたが、マルチコア、シングルコアともにトップクラスの性能でした。価格もそこまで高いわけではないのでおすすめです。PL1=253Wにすると、今回の冷却性能では、サーマルスロットリングが発生していましたが、デフォルトの180Wなら、問題なく動かせます。
注意点としては、保証が1年のみである点です。長期保証を望む方は、別のPCショップがいいでしょう。
インテル第13世代「Core i7-13700KF」搭載
FRONTIER GHシリーズ
ショップの特徴
- 価格が安い
- セール頻度が高く、さらに安くなる
今回のレビュー機の特徴
- インテル第13世代のCore i7-13700KF搭載
- ガラスパネルとRGB-LEDラインがかっこいい
- 見た目と通気性が良く、比較的静か
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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