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GeForce RTX 2070 のベンチマーク

更新日:2018年10月22日

NVIDIAから発表された最新GPUである、GeForce RTX 20シリーズの「GeForce RTX 2070」が、2018年10月17日から発売となりました。ここでは、GIGABYTE製の「GeForce RTX 2070 GAMING OC 8G 」のグラフィックカードを用いて、ゲームのベンチマーク(フレームレート)などを計測した結果を掲載します。

なお、目玉機能の「リアルタイムレイトレーシング」および「DLSS」については、まだ対応しているゲームが発売されていないため未テストです。

目次

GeForce RTX 2070のスコア結果【概要】

お忙しい方のために、GeForce RTX 2070のベンチマークスコア結果を、いくつか先に掲載します。

ベンチマークや設定内容にもよりますが、GeForce RTX 2070は、従来モデルのGTX 1070と比較した場合、1.4倍ほどスコアが上昇しています。また、GTX 1080とGTX 1080Tiの間のスコアであることが多かったです。

3DMark Time Spy - Graphics score
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080 10602
GTX 1080Ti 8958
RTX 2070 8605
GTX 1080 6957
GTX 1070Ti 6794
GTX 1070 6003
GTX 1060 6GB 4018
GTX 1060 3GB 3678
GTX 1050Ti 2173
GTX 1050 1787
※当サイトの計測値
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー
~ 3840x2160、最高設定 ~
RTX 2080Ti 56 fps
RTX 2080 46 fps
GTX 1080Ti 42 fps
RTX 2070 37 fps
GTX 1080 31 fps
GTX 1070Ti 29 fps
GTX 1070 25 fps
※当サイトの計測値

 

GeForce RTX 2070 の仕様

GeForce RTX 2070 の仕様を掲載します。下記の表は性能順で並べています。

新世代GPUであるGeForce RTX 2070は、GPUアーキテクチャが「Turing(テューリング)」になり、CUDAコアが増え、さらに新しくレイトレーシング向けの「RTコア」や、ディープラーニング向けの「Tensorコア」が追加されました。

グラフィックカードの仕様の比較
  GeForce
RTX 2070
GeForce
GTX 1070
コードネーム TU106 GP104
GPUアーキテクチャ Turing Pascal
CUDAコア 2304 1920
RTコア 36基
Tensorコア 288基
定格クロック 1410MHz 1506MHz
ブーストクロック 1620MHz 1683MHz
メモリタイプ GDDR6 GDDR5
メモリ容量 8GB 8GB
TDP 175W 150W
※RTコア・・・レイトレーシングに最適なコア
※Tensorコア・・・AIで用いられるディープラーニングに最適なコア

 

レイトレーシング、DLSSとは?

GeForce RTX 2070の目玉機能として、レイトレーシングや、ディープラーニングを使ったDLSSがあります。

レイトレーシングとは、映像技術の1つで、視点からスクリーンに対して光線を出し、反射と屈折を計算し、物体のリアルな光の反射、屈折、陰影を表現することで、花火や照明などの光の反射による陰影表現、車のボディや鏡、眼球に映り込む物体など、視点の外の映像もリアルタイムで表現することができます。

DLSS(Deep Learning Super-Sampling)とは、アンチエイリアス処理の1つで、Tensorコアによりディープラーニングを利用して処理を行います。従来のTAAに比べ、効率良くジャギーを処理できる上、フレームレートも向上します。

詳細は、「GeForce RTX 2080のベンチマーク」に記載しているので、こちらをご覧ください。

いくつかこれらの技術に対応したゲームタイトルが発表されていますが、現時点(2018年9月28日)ではまだどのタイトルにも実装されていません。

 

テスト環境

テストに使用したグラフィックカード

今回使用したグラフィックカードはGIGABYTE製の「GeForce RTX 2070 GAMING OC 8G 」です。3連ファンが搭載されており、ファンのブレード上に3D縦線を施す独自機構によって、エアフローを向上させています。3連ファンの外装はプラスチックとなっており、堅牢性は落ちますが、その分重量は軽いです。カードサイズは高さ40.24mm、長さ280.35mm、横幅116.45mmとなっており、グラフィックカードとしては標準的な長さだと思います。その他の製品スペックは公式ページからご確認ください。
「GIGABYTE GeForce RTX 2070 GAMING OC 8G 」製品情報
「GIGABYTE GeForce RTX 2070 GAMING OC 8G 」製品スペック

 

グラフィックカードの正面と背面です。3連ファンの外装はプラスチック製、背面はメタルプレートで保護されています。

 

映像出力端子はDisplayPort x 3 (v1.4) 、 HDMI 2.0b x 1 、USB Type-C x1となっています。USB Type-Cは、VirtualLinkに対応しており、いずれUSB Type-Cケーブル1本でVR機器が接続できるようになる予定です。

ヒートシンクは標準的な大きさです。

 

補助電源には6ピンコネクタと8ピンコネクタを使用します。

 

GPU-Zの結果は、次のようになっています。

 

テストに使用したPCとグラフィックカード装着

使用したPCはサイコムの「G-Master Spear Z370」です。品質と信頼性の高いゲーミングPCです。
「サイコム G-Master Spear Z370」 の実機レビュー
「サイコム G-Master Spear Z370」 の製品ページ

 

ケースはCoolerMaster製のミドルタワーケース「CM690III」を使用しています。

 

グラフィックカードを取り付けた「CM690III」のケース内部の画像を下に掲載します。標準的な長さなので、右の2.5インチシャドウベイが干渉することはありません。

重量も重過ぎないので、自重で傾くことはありません。

 

グラフィックカード側面の「GIGABYTE」のメーカーロゴは標準で点灯し、「RGB Fusion」からLEDイルミネーションのライティング設定が可能です。

 

ゲームベンチマークスコア

ベンチマーク計測機能が備わっているゲームの、GeForce RTX 2070のベンチマークスコアは下の通りです。参考までにGeForce GTX 1080TiとGTX 1080で計測したスコアも掲載しています。なお、テスト時のグラフィックドライバーは現時点で最新の「416.34」です。

1920x1080の解像度の場合、いずれも60 fpsを大きく超える高いベンチマークスコアです。2560x1440の解像度でも、60 fpsを超えるゲームが多いです。このくらいの解像度の液晶ディスプレイにちょうどいいのではないかと思います。高リフレッシュレートの液晶ディスプレイでも、高めのグラフィック設定でプレイできると思います。

重い部類のゲーム

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 14901 / 149 fps
標準品質 12349 / 123 fps
高品質 9420 / 94 fps
2560x1440 軽量品質 11295 / 113 fps
標準品質 8606 / 85 fps
高品質 6849 / 68 fps
3840x2160 軽量品質 6431 / 64 fps
標準品質 4580 / 45 fps
高品質 4019 / 39 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、高品質)
RTX 2080Ti 58 fps
RTX 2080 47 fps
GTX 1080Ti 45 fps
RTX 2070 39 fps
GTX 1080 33 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 148 fps
108 fps
最高 95 fps
2560x1440 最低 125 fps
77 fps
最高 65 fps
3840x2160 最低 70 fps
46 fps
最高 37 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最高)
RTX 2080Ti 56 fps
RTX 2080 46 fps
GTX 1080Ti 42 fps
RTX 2070 37 fps
GTX 1080 31 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 163 fps
116 fps
ウルトラ 66 fps
2560x1440 129 fps
88 fps
ウルトラ 52 fps
3840x2160 79 fps
51 fps
ウルトラ 32 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、ウルトラ)
RTX 2080Ti 47 fps
RTX 2080 39 fps
GTX 1080Ti 37 fps
RTX 2070 32 fps
GTX 1080 29 fps

 

中程度の重さのゲーム

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(デスク) 20213 / 151 fps
高(デスク) 17534 / 125 fps
最高品質 17175 / 120 fps
2560x1440 標準(デスク) 18869 / 137 fps
高(デスク) 15088 / 102 fps
最高品質 13916 / 93 fps
3840x2160 標準(デスク) 15437 / 104 fps
高(デスク) 8407 / 56 fps
最高品質 7163 / 47 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最高品質)
RTX 2080Ti 74 fps
RTX 2080 59 fps
GTX 1080Ti 57 fps
RTX 2070 47 fps
GTX 1080 42 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 136 fps
高品質 117 fps
最高品質 112 fps
2560x1440 低品質 114 fps
高品質 94 fps
最高品質 90 fps
3840x2160 低品質 60 fps
高品質 50 fps
最高品質 47 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最高品質)
RTX 2080Ti 73 fps
RTX 2080 59 fps
GTX 1080Ti 55 fps
RTX 2070 47 fps
GTX 1080 42 fps

3D Markのスコア

3DMarkのスコアです。上と同様の傾向の結果でした。

3D Markのスコア
    GeForce
RTX 2080Ti
GeForce
RTX 2080
GeForce
RTX 2070
Time Spy Score 11232 9943 8385
Graphics score 12388 10602 8605
CPU score 7388 7355 7324
Fire Strike Ultra Score 8050 6687 5471
Graphics score 8005 6591 5340
Physics score 18483 18723 18473
Combined score 4463 3605 2925
Fire Strike Extreme Score 15123 12656 10322
Graphics score 16218 13421 10765
Physics score 18490 18667 18510
Combined score 8499 6627 5235
Fire Strike Score 25010 22562 19648
Graphics score 33778 27828 22766
Physics score 18492 18732 18473
Combined score 10344 10680 10172
他のグラフィックスとの比較(Time Spy)
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080 10602
GTX 1080Ti 8958
RTX 2070 8605
GTX 1080 6957

 

GeForce RTXを搭載できるおすすめのPC

GeForce RTX 2070を搭載できる、おすすめのBTOパソコンの紹介です。

GeForce GTX 1080やGTX1070Tiとは大きくスコアに差がありますが、ドスパラ GALLERIAの場合は価格がそれほど違わないため、人気が出そうです。

ドスパラ GALLERIA
CPU Core i7-8700 ~ Core i7-8086K
GPU GeForce RTX 2070 他
価格 18万円台(税別)~

高性能グラフィックスが搭載可能で、拡張性が高く、細かなカスタマイズも可能なミドルタワーのゲーミングPC。

レビュー記事はこちら
パソコン工房 Level∞ R-Class
CPU Core i5-8500
Core i7-9700K
GPU GeForce RTX 2070 他
価格 16万円台(税別)~

比較的安く、デザインも良く、PCケースの拡張性、メンテナンス性も割と高いバランスのとれたミドルタワーのゲーミングPC。

レビュー記事はこちら
サイコム G-Master Spear
CPU ~Core i7-8086K
GPU GeForce RTX 2070 他
価格 18万円台(税別)~

パーツの型番まで細かく指定できる玄人向けBTOパソコン。信頼性の高いパーツで組み上げたい方におすすめ。

レビュー記事はこちら

 

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