※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

パソコン工房 LEVELθ M-Class ホワイトモデルの実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-13400F
Ryzen 5 4500
GPU RTX 4070
RTX 4060 Ti 8GB/16GB
RTX 4060
RTX 3060/3060 Ti
RTX 3050
メモリ 16GB(最大128GB)
ストレージ 500GB NVMe SSD
(最大1TB NVMe SSD)
電源 650W
[80PLUS BRONZE] 
価格[税込] 10万円台~
10万円台から購入できるゲーミングPC

パソコン工房 LEVELθ(レベル シータ) M-Classは、コスパに特化したゲーミングPCです。最小構成のRyzen 5 4500+RTX 3050を搭載したモデルなら、10万円台から購入することができます。

Thermaltakeのミニタワーケースを採用しており、カラーはブラックとホワイトの2色から選択できます。左サイドの強化ガラスパネルはスイングドア式で、内部へのアクセス性も抜群。

保証もしっかりしており、追加でゲーミングスターターキットも選択できるので、初めてPCゲームを始める方も安心して購入することができます。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 4500、GeForce RTX 4060、メモリ16GB、500B NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「パソコン工房 LEVELθ M-Classの特徴」のみお読みください。

 

パソコン工房 LEVELθ M-Classの特徴

WEB限定販売のコスパに特化したゲーミングPC

パソコン工房の新ブランド「LEVELθ M-Class」は、WEB限定販売のコストパフォーマンスに特化したゲーミングPCです。搭載できるCPUは、Ryzen 5 4500またはCore i5-13400Fと、そこまで性能が高くない変わりに価格を抑えています。

グラフィックスにはRTX 3050から最大でRTX 4070が選択できます。

例えば、Ryzen 5 4500にGeForce RTX 3050搭載のエントリーモデルなら「109,800円」、GeForce RTX 4060搭載のミドルレンジモデルでも「119,700円」からと、驚愕の安さです。

LEVELθシリーズの主なラインアップ

 

筐体カラーはブラックとホワイトから選択できる

ケースにはThermaltakeのミニタワーケースを採用しており、カラーはブラックとホワイトの2色から選択することができます。シンプルなデザインに、強化ガラスサイドパネル、内部の3つのLEDケースファンが点灯し、ゲーミングらしい見た目が特徴です。

筐体カラーがブラックだとLEDは赤色、筐体カラーがホワイトだとLEDは青色に点灯します。ただし、LEDを消灯させることはできません。PCを起動させているときは常に点灯しています。LEDが苦手な方は注意が必要です。

カラーはブラックとホワイトの2色
内部の見える強化ガラスサイドパネルとLEDがクール

 

開閉しやすいスイングドア式のガラスサイドパネル

強化ガラスサイドパネルは、開閉しやすいスイングドア式になっており、内部へのアクセス性は抜群です。本格的にメンテをしたい時はガラスパネルを開いてから上へ持ち上げることで、簡単に取り外すことができます。

開閉しやすいスイングドア
ガラスパネルを開いて上へ持ち上げることで取り外すこともできる

 

オプションでゲーミングスターターキットもセットにできる

追加オプションでゲーミングモニター、ゲーミングキーボードとマウス、ゲーミングヘッドセットをまとめて購入できるゲーミングスターターキットもあります。各デバイスの色が統一されており、到着後すぐにPCゲームを始めることができます。

カスタマイズ画面では他の周辺機器も選択することができます。

色が統一されたゲーミングスターターキット
セットで購入するとすぐにPCゲームを始めることができる

 

保証サービスも充実

パソコン工房では標準で1年間の無償保証(自然故障)が付いています。オプションで最大4年間の延長保証が選べるほか、水濡れや落下などの物損保証付きも選択することができます。保証についてはこちら

最大4年間の延長保証サービス

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。

パソコン工房 LEVELθ M-Classで搭載できるCPUはRyzen 5 4500またはCore i5-13400Fのどちらかになります。

Ryzen 5 4500は6コア12スレッドのエントリークラス、Core i5-13400Fは10コア16スレッドのミドルクラスのCPUです。軽めのゲームを主にプレイしたり、価格をなるべく抑えるならRyzen 5 4500、重めのゲームもプレイしたり、画像や動画編集、ゲーム配信などのクリエティブな事も行いたいならCore i5-13400Fを選択することをおすすめします。

レビュー機ではRyzen 5 4500を搭載しており、スコアは下記の表の通りマルチコア、シングルコア性能は控えめです。

CINEBENCH R23
Ryzen 5 4500
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 32909 [PL1:253W]
29233 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700F 26413 [PL1:181W]
21586 [PL1:100W]
17187 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400F 15223 [PL1:145W]
Ryzen 7 5700X 13605
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 8908
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 2164 [PL1:253W]
2146 [PL1:125W]
Core i7-13700K 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:200W]
2050 [PL1:125W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i7-13700F 2005 [PL1:125W]
1949 [PL1:100W]
1864 [PL1:65W]
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Core i5-13400F 1744 [PL1:145W]
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1211
 :本製品で選択できるCPU
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
Ryzen 5 4500
GeForce RTX 4060

 

グラフィックス

パソコン工房LEVELθ M-Classでは、前世代のRTX 3050からRTX 3060 Ti、最新世代のRTX 4060から最大でRTX 4070と、ミドルからハイミドルまで選択することができます。

レビュー機では、RTX 4060を搭載しており、FHD解像度なら、負荷の重いゲームも最高設定で快適に動作する性能です。軽めのゲームなら高フレームレートも狙えるでしょう。

3DMark Time Spy
GeForce RTX 4060
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti 22597
RTX 4070 17570
RTX 4060 Ti 8GB 13373
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10449
RTX 3060 12GB 8650
RTX 3050 6140
3DMark Speed Way
GeForce RTX 4060
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti 5416
RTX 4070 4416
RTX 4060 Ti 8GB 3222
RTX 4060 2639
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリ容量はいずれのモデルも標準で16GBですが、CPUがRyzen 5 4500だと規格はDDR4-3200、Core i5-13400Fだと最新規格のDDR5-4800が搭載されます。レビュー機では16GBのDDR4-3200メモリを搭載しており、帯域幅は以下の通り普通です。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
16GB DDR4-3200メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
39.78GB/s
30.53GB/s
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

標準で500GBのNVMe Gen4 SSDを搭載していますが、速度は普通です。オプションで最大1TB SSDへ変更することができます。追加のSSDやHDDを選択することはできません。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
500GB NVMe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3520
SATA SSD 550
HDD 170
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回レビューしたRTX 4060搭載モデルでは、FHD解像度なら、重めのゲームも高い設定で快適に動作する性能です。eスポーツタイトルやオンラインゲームなどの軽めのゲームなら、高フレームレートも狙える性能です。

結果は以下の通りです。CPUがRyzen 5 4500の場合、さすがにCore i9-13900K搭載時と比べるとどうしてもフレームレートがやや落ちてしまいますが、一部の非常に重いゲームを除けば、高い設定でも快適にプレイできるフレームレートが出ています。

さらに、スターフィールドなどの最新のゲームでは、Ryzen 5 4500だと推奨スペックを満たせず、かなりフレームレートが低くなってしまっています。軽めのゲームをプレイするならRyzen 5 4500でも十分ですが、負荷の重いゲームもプレイするなら、CPUにはCore i5-13400Fを選択することをおすすめします。

以下のゲームのフレームレートについて
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアはCore i9-13900K搭載PCで計測した代表値
非常に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 53 fps(86 fps)
ノーマル 33 fps
最高 33 fps ※1
※括弧内のフレームレートは、DLSS FG+DLSS SR(バランス)有効時の数値
※1 最高設定ではDLSS FG+DLSS SR(バランス)が有効
低設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 140 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 110 fps
RTX 4070 94 fps
RTX 4060 Ti 8GB 77 fps
RTX 4060 64 fps
53 fps
中設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 89 fps
RTX 4080 76 fps
RTX 4070 Ti 66 fps
RTX 4070 55 fps
RTX 4060 Ti 8GB 44 fps
RTX 4060 35 fps
33 fps
最高設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 116 fps
RTX 4080 96 fps
RTX 4070 Ti 83 fps
RTX 4070 68 fps
RTX 4060 33 fps
非常に重い部類のゲーム
Starfield(スターフィールド)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 43 fps
41 fps
ウルトラ 38 fps(73 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR(バランス)+FG有効時の数値
ウルトラ設定の比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 124 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti 98 fps
RTX 4070 79 fps
RTX 4060 Ti 8GB 61 fps
RTX 4060 42 fps
38 fps
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 75 fps
61 fps
最高 58 fps(108 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR(バランス)+FG有効時の数値
最高設定での比較(1920×1080)
RTX 4090 130 fps
RTX 4080 127 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 77 fps
RTX 4060 67 fps
58 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.0)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 78 fps
72 fps
ウルトラ 70 fps(130 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR(バランス)+FG有効時の数値
ウルトラ設定での比較(1920×1080)
RTX 4090 168 fps
RTX 4080 167 fps
RTX 4070 Ti 163 fps
RTX 4070 136 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
RTX 4060 89 fps
70 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
Forza Motorsport
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 91 fps
85 fps
ウルトラ 59 fps
最高設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 147 fps
RTX 4080 125 fps
RTX 4070 Ti 109 fps
RTX 4070 92 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 4060 59 fps
RTX 4060 59 fps
重い部類のゲーム
ストリートファイター6 ベンチマーク
解像度 HIGHEST設定 平均 fps
1920x1080 FIGHTING GROUND 60 fps(最大)
BATTLE HUB 69 fps
WORLD TOUR 85 fps
※「FIGHTING GROUND」は最大60 fps固定
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 軽量品質 128 fps
標準品質 120 fps
品質 92 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 128 fps
RTX 4060 105 fps
92 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 低画質 141 fps
高画質 114 fps
最高画質 101 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 315 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 213 fps
RTX 4060 Ti 8GB 158 fps
RTX 4060 140 fps
101 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最低 107 fps
97 fps
最高 94 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 272 fps
RTX 4080 269 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 228 fps
RTX 4060 Ti 8GB 157 fps
RTX 4060 148 fps
94 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最低 118 fps
115 fps
最高 112 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 4080 271 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 227 fps
RTX 4060 Ti 8GB 199 fps
RTX 4060 175 fps
112 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 110 fps
高設定 52 fps
最高設定 46 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均 fps
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
128 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
THE FINALS
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 低設定 95 fps
エピック 88 fps
※解像度スケール方式:TAAU
※解像度スケール:100%
※練習場で計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 低設定 214 fps
最高設定 182 fps
※トレーニングモードで計測

 

レイトレーシングおよびDLSS有効時のベンチマーク

レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。

ここでは、サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、負荷が重い「レイトレーシング : ウルトラ」設定と負荷が劇的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」設定での計測結果を掲載します。

どちらの設定もDLSSをOffにすると、60 fpsの平均フレームレートを切りますが、DLSS 3設定(Frame Generationをオン)にすることで、劇的にフレームレートが伸びます。

さらに「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」設定では、DLSS 3.5設定(Ray Reconstructionをオン)にすることで、若干フレームレートが上昇します。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
レイトレーシング : ウルトラ
1920x1080 87 fps [DLSS 3]
47 fps [DLSS 2]
33 fps [DLSS Off]
レイトレーシング : オーバードライブ
1920x1080 61 fps [DLSS 3.5]
60 fps [DLSS 3]
38 fps [DLSS 2]
30 fps [DLSS Off]
 :DLSS 3.5(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン、DLSS RR:オン)
 :DLSS 3(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン)
 :DLSS 2(DLSS SR:バランス)
 :DLSS OFF
SR:Super Resolution、FG:Frame Generation、RR:Ray Reconstruction

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。Ryzen 5 4500はエントリークラスのCPUなので、どのクリエイターソフトでもスコアが低く、あまりクリエティブな作業には向きません。画像や動画編集、ゲーム配信も行いたい方はCPUにはCore i5-13400Fを選択することをおすすめします。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
x265でのエンコード時間
Core i7-14700KF 3分44秒 [PL1=253W]
Core i9-13900K 3分48秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-13700F 5分36秒 [PL1=100W]
6分42秒 [PL1=65W]
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i5-13400F 7分41秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Ryzen 5 4500 12分02秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間
コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i5-13400F/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
Ryzen 5 4500/16GB
GeForce RTX 4060
3分46秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
Core i5-13400F/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分15秒
Ryzen 5 4500/16GB
GeForce RTX 4060
3分56秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti 8GB
2分34秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
3分03秒
Core i5-13400F/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分35秒
Ryzen 5 4500/16GB
GeForce RTX 4060
5分00秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
56秒
Core i5-13400F/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
68秒
Ryzen 5 4500/16GB
GeForce RTX 4060
120秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
RTX 4090 12494
RTX 4080 9715
RTX 4070 Ti 7427
RTX 4070 6037
RTX 4060 Ti 8GB 4314
RTX 4060 3106
RTX 3060 Ti 3434
RTX 3060 12GB 2609
NMKD Stable Diffusion GUI 1.11.0によるAIイラスト生成時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
51秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
83秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
91秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
102秒
Ryzen 5 4500/16GB
GeForce RTX 4060
102秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
116秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
173秒
※モデルはデフォルトの「StableDiffusion-v1.5」を使用
※プロンプトは内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみで生成
※ステップ数は最大の75、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。室温は26℃で計測しています。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

Ryzen 5 4500のCPU温度は95℃で推移しており、高めの温度です。そのため、CPU電力も、最初は約87Wでしたが、74W辺りまで下がっています。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度を計測しました。

ゲームの場合、上のPrime95ほどCPUに負荷はかからないので、CPU温度は最高でも59℃と、問題ない温度です。GPU温度は82℃付近で推移しており、やや高めですが、問題ない温度です。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

アイドル時はグラボのファンが停止するセミファンレス仕様なので静かです。エンコード時とゲーム時はそれなりに騒音値が上がりますが、うるさくは感じない程度です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。なお、LEDはオンで計測しています。

今回、グラボはミドルクラス性能ですが、CPUにエントリークラスのパーツを搭載しているので、ゲーミングデスクトップとしては低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
今回購入したのはホワイトモデルで、白い筐体に内部の青いLEDがクールです。Thermaltakeのミニタワーケースを採用しており、フロントパネルの角が丸みを帯びているのと、スイングドア式の強化ガラスサイドパネルが特徴です。材質はスチール製に似たSPCCです。

 

フロントパネルには「LEVELθ」と「Thermaltake」のロゴがあります。

 

トップパネルの通気口にはマグネットで吸着するタイプのダストフィルターが貼られています。

 

トップパネルのインターフェースです。右から電源ボタン、リセットボタン、USB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1があります。

 

正面と背面の画像です。ポート類は、マザーボード、グラボの種類によって異なります。

 

左サイドの強化ガラスパネルはややスモークがかっています。

 

右サイドパネルはフラットです。

 

底面の通気口にもダストフィルターがあります。

 

底面のインシュレーターは高めに設計されており、底面からも吸気しやすくなっています。ゴム足もしっかりしており、デスクサイドでも安定した設置が可能です。

 

左のガラスサイドパネルはスイングドア式です。ヒンジ部分はちょっと脆そうです。

 

ガラスパネルは開いて持ち上げることで簡単に取り外すことができます。

 

パーツ交換などの大掛かりなメンテナンスではガラスパネルを取り外して作業しましょう。

 

ケース内部のチェック

以下、搭載されていたパーツの画像を掲載しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りません。ご了承ください。

左側面ケース内部

左側面ケース内部です。ミニタワーケースにしては電源ユニットが別の区画に配置されているため、ケーブルがごちゃごちゃしておらず、すっきりしています。

 

マザーボード

Ryzen 5 4500を搭載したマザーボードには「ASRock B550M PRO4」が搭載されていました。

 

CPUクーラー

Ryzen 5 4500のCPUクーラーはAMD標準のリテールクーラーが搭載されています。オプションで240mmの水冷クーラーを選択することもできます。

 

M.2 SSD

M.2 SSDにはマザーボード付属のヒートシンクが装着されています。SSDにはCrucial製、Kingston製、Micron製、SAMSUNG製、WD製、キオクシア製、ソリダイム製のいずれかが搭載されるようです。今回はソリダイム製の「P41 Plus」が搭載されていました。

 

右下に空きのM.2 SSDスロットが1つあるので、後で自分で増設することもできます(パーツの増設は自己責任でお願いします)。

 

メモリ

搭載されていたメモリです。

Kingston DDR4-3200

 

グラフィックボード

搭載されていたGeForce RTX 4060のグラフィックボードは「Palit GeForce RTX 4060 StormX」でした。シングルファンのコンパクトモデルです。アイドル時にはファンが停止するので静かです。テープで固定されていました。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通り、ブーストクロックなどは標準です。

 

ケースファン

LEDに対応したケースファンが3基搭載されています。オプションでケースファンの追加はできません。LED制御ができないので、PC起動中は消灯できないようです。UEFI画面からもオフにできませんでした。

 

フロントパネルからも吸気が可能なので、後で自分でケースファンを増設することが可能です。

 

右側面ケース内部

右側面のケース内部です。こちらからは電源ユニットにアクセスできます。

 

ドライブベイ

2.5インチSSDを2台設置できるベイに加え、 3.5/2.5インチ共用のドライブベイがあり、拡張性にも優れています。

2.5インチ×2
3.5/2.5インチ共用×2

 

電源ユニット

電源ユニットにはFSPの「HEXA 85+ 650W  80PLUS BRONZE」電源が搭載されていました。オプションで電源容量を変更することはできないようです。

2.5インチ×2

 

斜めから見たケース内部

斜めから見たケース内部です。

 

まとめ

以上が、パソコン工房 LEVELθ M-Class ホワイトモデルのレビューです。

WEB限定販売のコストパフォーマンスに特化したゲーミングPCですが、筐体カラーはブラックとホワイトから選択でき、内部の見える強化ガラスパネルにLEDに対応したケースファンが3基搭載され、見た目もかっこいいデザインです。

ガラスサイドパネルはスイングドア式で開くだけで内部へアクセスできるので、メンテナンス性にも優れたケースです。

コストを抑えるために、搭載できるCPUはRyzen 5 4500またはCore i5-13400Fのどちらかですが、グラフィックスにはエントリークラスのRTX 3050からハイミドルのRTX 4070まで選択することができます。

なるべくコストを抑えたい方は、上位のCPUよりはややフレームレートが落ちますが、Ryzen 5 4500でも、FHD解像度なら快適にプレイできるゲームが多いです。最新のゲームやクリエティブな作業もしたいという方は、Core i5-13400Fを選択するといいでしょう。

Ryzen 5 4500にGeForce RTX 3050搭載のエントリーモデルなら10万円台から購入でき、ゲーミングデバイスがセットになったゲーミングスターターキットもあるので、これからPCゲームを始めたい方におすすめのゲーミングPCです。

 

10万円台から購入できるゲーミングPC

パソコン工房 LEVELθ M-Class ホワイトモデル

特徴

  • WEB限定販売製品
  • スイングドアのガラスパネルとLEDで見た目も良い
  • シンプルでコスパに優れたラインアップ

こんなあなたに

  • 安価で見た目の良いゲーミングPCが欲しい方
  • こらからPCゲームを始めたい方
  • 価格10万円台[税込]~
公式サイトはこちら

 

 

関連ページ