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ジャンル別に選んだおすすめの2 in 1 PC

このページでは、おすすめの2 in 1 PCを紹介します。2 in 1 PCとは、ノートパソコンにもタブレットにも変形できる1台2役のノートパソコンのことで、ペンを使えたりする機種もあります。
目次
はじめに
ジャンル別おすすめ2 in 1 PC
2 in 1 PCとは?
2 in 1 PCとは、ノートパソコンにもタブレットにも変形できる1台2役の製品のことです。タイピングするときはノートブック形状にしたり、手で持って使うときはタブレット形状にしたりと、用途によって形状を変えることが可能です。また、ペンに対応しているのも特徴で、イラストを描いたり、手書きでメモをとったりしたい方にもおすすめです。
ただ、2 in 1 PCといっても、色々な変形方法の機種があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。詳しくは次の項目をご覧ください。
2 in 1 PCの種類
2 in 1 PCは、大きく分けると次の3つのタイプがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
詳細を確認したい2 in 1 PCのタイプを選択して下さい。画面下へスクロールし、各タイプの製品が確認できます。



コンバーチブル型 2 in 1 PC
2 in 1 PCは、こちらのコンバーチブル型の製品が最も人気があります。
変形方法
キーボード部分とディスプレイ部分は分離せず、絶妙なギミックによって、タブレットにもノートPCにもなる製品です。
ヒンジが360度回転するYOGAシリーズが有名で、このタイプのパソコンは、「YOGAタイプ」と呼ばれたりもします。ちなみに、最近はYOGAシリーズにもクラムシェル型の機種が多くあるので、判別しやすいように、「Yoga 2-in-1」のように表記されるようになりました。
以前はコンバーチブル型の2 in 1 PCにも、いくつかの変形方法がありましたが、現在は、この「Yoga 2-in-1」タイプの変形方法がほとんどで、ノートブックやタブレットの形状になるだけでなく、下図のようにテントモードや、スタンドモードといったスタイルに変形することも可能です。
テントモードは、狭い場所に設置でき、またタッチしても画面が揺れにくいため、タッチ操作をするときに向いている形状です。画面が手前に来るため、動画などを視聴するときにも向いています。また、画面の手前に紙のノートなどを置くことができるので、オンライン学習などをするときも便利です。スタンドモードも同様の特徴がありますが、キーボード面を隠せるので、子どもに触られたくないときや、キーボードへのホコリの侵入を防ぎたいときに便利です。

コンバーチブル型のメリット&デメリット
コンバーチブル型のメリットは、ノートブックモードにしたときに、クラムシェル型(変形できないの普通のノートPC)と全く同じように使える点です。むしろ液晶がどこまでも倒れる分、普通のノートPCよりも使いやすいかもしれません。
デメリットは、タブレットにしたときに、他のタイプの2 in 1 PCと比べて質量が重い点です。キーボードも一緒に持つことになるため、手で持ちながら使う方にはあまり適していません。
おすすめ2 in 1 PC(モバイルノート編)
外に持ち出しやすい、2 in 1 モバイルノートPCのおすすめ機種をご紹介します。ここでは、14インチ以下のサイズと、1.5kg以下の質量を目安にしています。

CPU | 最大 Ryzen 7 8840HS |
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液晶 | 14.0型 1920x1200 IPS / 2880x1800 有機EL |
質量 | 約1.39kg |
価格 | 12万円台(税込)~ |
最新のRyzen 8040 (HS)プロセッサーを搭載し、軽めのゲームや、FHD動画のライトな編集などもできます。
ペン(別売)にも対応していますし、高解像度・広色域の有機ELディスプレイ搭載モデルも選択することができます。
一般的なノートPCよりも高い性能でありながら、12万円台から購入することができるのも魅力です。
なお、Core Ultra U搭載の兄弟機種もあります。インテルCPUがよければ、そちらを選ぶといいです。
レビュー記事はこちらメーカーさんから特別に、HP製パソコンが安く買えるクーポンを発行していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

CPU | 最大 Core i7-1360P |
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液晶 | 13.3型 FHD 非光沢 |
質量 | 31Wh:850g~ 64Wh:974g~ |
価格 | 12万円台(税込)~ |
質量が約850g~、64Whの大容量バッテリーを搭載しても1kg未満と、非常に軽い13.3型2 in 1 PCです。直径9mmの太いデジタルペンを内蔵し、ペンが使いやすいですし、ポート類も充実しているので、活躍の幅はかなり広いでしょう。2 in 1 PCには珍しく、ディスプレイが非光沢なのもポイントです。
旧モデルからCPUに変化はありませんが、標準バッテリーの容量が25Wh→31Whと増えていますし、選択可能なOfficeが2021→2024になっています。
当サイト限定のクーポンと、お買い物応援クーポンを適用すると、12万円台~と価格も安いです。バランスのいいモバイル2 in 1 PCとして、おすすめ度の高い製品です。
旧レビュー記事はこちらメーカーさんから特別に、富士通パソコンを通常より安く買えるクーポンを発行していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

CPU | 最大 Core i7-1360P |
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液晶 | 13.3型 1920x1080 IGZO 非光沢 |
質量 | 約979g |
価格 | 15万円台(税込)~ |
約979gという軽さが特徴的な機種です。持ち運びがしやすいですし、タブレット形状でも使いやすいです。
堅牢性の高いマグネシウム合金ボディで、Wacom製のペンが付属し、液晶の色域も広めで、全体的によく整っています。それでも、Core i5、16GBメモリ、512GB SSDの構成で15万円台~と価格も高くありません。
ただし、CPUは第13世代Core (U)です。一般用途には十分な性能ですが、最新CPUと比べると、パフォーマンスはそれほど高くはありません。
なお、レビューしている旧モデルとの主な違いは、Copilotキーを搭載していることと、選択可能なOfficeが、最新の2024年版になったことです。
旧レビュー記事はこちら(14型 Intel)

CPU | 最大 Core Ultra 7 258V |
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液晶 | 14.0型 有機EL 2880x1800 |
質量 | 約1.38kg |
価格 | 18万円台(税込)~ |
インテルの最新CPUである、Core Ultra(シリーズ2)を搭載した14型の2 in 1 PCです。CPUは、最大47 TOPSのNPUを内蔵しており、Copilot+ PCにも準拠しています。
ディスプレイは、広色域の2.8K有機ELディスプレイなので、美しい表示が可能です。また、ペンを使った手書き入力にも対応しています。
CPUの省電力性能が高いことに加えて、70Whの大容量バッテリーを搭載しているので、バッテリー駆動でも長めの時間使用することができそうです。
やや値が張りますが、全体的に質が高めの機種です。
特徴紹介記事はこちら14型 (Intel Core Ultra)

CPU | 最大 Core Ultra 7 155H |
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液晶 | 14.0型 有機EL 1920x1200 /2880x1800 |
質量 | 約1.49kg |
価格 | 14万円台(税込)~ |
Yoga 7i 2-in-1の旧モデルです。
Core Ultra H(シリーズ1)プロセッサーを搭載しており、高めの性能を備えています。軽いゲームであれば結構遊ぶこともできます。
有機ELディスプレイを搭載しており、1920x1200ドットと、2880x1800ドットの2種類があります。予算があれば、後者の方がおすすめです。精細な表示が可能で、小さな文字も見やすいです。
AI性能にこだわらないのであれば、最新モデルではなくて、こちらの機種でもいいかもしれません。高級感のある機種ですが、価格も高くありません。
レビュー記事はこちら
CPU | 最大 Core Ultra 9 288V |
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液晶 | 14.0型 2880x1800 有機EL |
質量 | 約1.34kg |
価格 | 18万円台(税込)~ |
最新CPUと、特別感のある上質なデザインが特徴的な2-in-1 PCです。所有する満足感を感じることができるでしょう。
Core Ultra(シリーズ2)を搭載し、処理性能、グラフィックス性能、AI性能がどれも高めです。また、美しい表示の2.8K有機ELディスプレイを搭載しており、画像や映像を見たり、簡単な編集作業を行うのにも適しています。HP MPPペンでの手書き入力にも対応しています。
スペックにも、デザイン性にもこだわりたい方におすすめのハイクラスな機種です。
レビュー記事はこちらメーカーさんから特別に、HP製パソコンが安く買えるクーポンを発行していただきました。詳細はこちらをご覧下さい。

CPU | Core Ultra 7 258V |
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液晶 | 13.3型 1920x1200 光沢 |
質量 | 約1.35kg |
価格 | 27万円台(税込)~ |
高級感のあるデザインのノートPCが欲しい方におすすめの機種です。
Core Ultra 7 258Vを搭載し、全体的に高めの性能で、Copilot+ PCにも準拠しています。軽いゲームや、FHD動画の編集なども行うことができます。また、高めの省電力性能に加えて、70Whの大容量バッテリーを搭載しているため、バッテリー駆動時間も長いです。
ディスプレイの解像度は普通ですが、有機ELなので、色鮮やかな表示が可能です。付属のペンを使って、手書きスケッチなども行うことができます。
レビュー記事はこちらILL (14型 Intel)

CPU | 最大 Core Ultra 7 258V |
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液晶 | 14.0型 1920x1200 IPS 等 |
質量 | 約1.3kg~ |
価格 | 27万円台(税込)~ |
ビジネスパーソンからの人気が高い機種です。
CPUには、最新のCore Ultra(シリーズ2)を搭載しています。また、ThinkPad特有の比較的打ちやすいキーボードと、トラックポイントにより、効率よく作業を行うことができます。
5G対応の選択が可能なことも大きな特徴です。5G対応であれば、格安SIMなどを利用することで、場所を問わずネット接続を使用することができます。
ただし、高級機種だけあって、価格が高いです。
特徴紹介記事はこちら
おすすめ2in 1 PC(スタンダードノート編)
1.5kgを超える重さですが、大きい画面を搭載し、主に宅内での使用がおすすめの機種です。
(7445 2-in-1)

CPU | 最大 Ryzen 7 8840HS |
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液晶 | 14型 1920x1200 広視野角 |
質量 | 約1.71kg~ |
価格 | 11万円台(税込)~ |
Ryzen 8040 HSシリーズを搭載し、少し高めの性能なので、軽めのゲームなら遊ぶことができそうです。ペン(別売)での手書き入力にも対応しています。
14型サイズなので、ホームノートPCとしては扱いやすく、宅内での移動や、収納もしやすいです。
ただし、Ryzen 5 8640HS搭載モデルは、メモリが8GB x1でした。スロットメモリのようなので、性能を十分に発揮するためには、メモリを増設した方がいいでしょう。
Coreプロセッサー (シリーズ1)を搭載する、インテルモデルもあります。
公式サイトはこちら(16型 Intel)

CPU | 最大 Core Ultra 7 258V |
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液晶 | 16型 2880x1800 有機EL 光沢 |
質量 | 約1.77kg |
価格 | 19万円台(税込)~ |
インテルのCore Ultra 200Vシリーズを搭載しており、全体的に高めの性能を生かして、軽いゲームや、ライトなクリエイティブ作業まで、多目的に使用することができます。
16型の2.8K有機ELディスプレイなので、写真や動画を色鮮やかな表示で楽しむことができます。ペンを使ったドローイングにも適しています。また、大きめの画面なので、小さな文字も見やすいです。
一般的なノートPCよりも少し質が高い機種が欲しい方におすすめです。
特徴紹介記事はこちら
CPU | Core Ultra 7 155U |
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液晶 | 16.0型 2880x1800 有機EL |
質量 | 約1.87kg |
価格 | 19万円台(税込)~ |
全体的な質がよく、仕事や趣味に気持ちよく使うことができる機種です。
現在販売中のモデルは、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載し、色鮮やかな美しい表示が可能です。アクティブペンも付属しているので、手書きのスケッチなども行えます。
CPUは、Core Ultra U(シリーズ1)なので、そこまで高い性能ではありませんが、一般用途には十分だと思います。
なお、Core Ultra 5 125U + IPS液晶のモデルは、終売となっています。
公式サイトはこちら(DB06250)

CPU | 最大 Core Ultra 9 288V |
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液晶 | 16.0型 2560x1600 Mini-LED |
質量 | 約2.05kg~ |
価格 | 24万円台(税込)~ |
最新のCore Utlra Vシリーズを搭載し、Copilot+ PCに準拠した製品です。AI性能に加え、グラフィックス性能も高めなので、軽いゲームもプレイすることができそうです。
2.5KのMini-LEDディスプレイも特徴的です。別売りのペンにも対応しており、ライトなクリエイティブワーク用としてもいいと思います。
多目的に使いやすい機種です。ただし、価格は高めです。

CPU | Snapdragon X Plus X1P-42-100 |
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液晶 | 14.0型 1920x1200 有機EL 光沢 |
質量 | 約1.5kg |
価格 | 11万円台(税込)~ |
高めのNPU性能を備えた、Snapdragon X Plusを搭載し、11万台から購入することができます。Copilot+ PCに準拠した製品としては安いです。
一般用途には不足のない処理性能と、長めのバッテリー駆動時間で、快適に使用することができるでしょう。ただし、GPU性能は高くありません。ゲームやクリエイティブな作業にはあまり向いていません。
なお、別売りではありますが、ペンも使用することができます。子供のいるご家庭のファミリーPCとして使うのもいいと思います。
おすすめ2in 1 PC(ゲーミングノート編)

CPU | Ryzen 9 7940HS |
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GPU | 最大 GeForce RTX 4070 |
液晶 | 13.4型 1920x1200 120Hz / 2560x1600 165Hz |
質量 | 約1.35kg |
価格 | 16万円台(税込)~ |
約1.35kgと軽く、気軽に持ち出すことができる、モバイル・ゲーミングノートPCです。
独自のGPU Box「ROG XG Mobile」を使用すると、最大GeForce RTX 4090 Laptopのハイクラスにパワーアップすることが可能です。
なお、画面比16:10、色域広めの液晶を搭載し、ペン(別売)も使用できるので、ゲーム以外のクリエイティブな作業用のモバイルノートとしてもいいと思います。
最新CPUではありませんが、発売当初よりも少し安く購入することができるかもしれません。
レビュー記事はこちら
分類3:タブレット+純正カバー型
変形方法
専用のキーボードカバーが付属している2 in 1 のタブレットPCを紹介します。なお、このような2 in 1 PCは、Surfaceシリーズが有名です。
専用のキーボードカバーはマグネットで装着するタイプが多く、取り付け・取り外しは簡単です。
タブレット+純正カバー型のメリット&デメリット
このタイプのメリットは、キーボードカバーを装着しなくてもタブレットを自立できるため、動画鑑賞やタッチ操作、ペン入力がしやすいです。また、ペン精度の高い製品が多く、ノートの代わりにメモを取ったり、イラストを描いたりする用途に適しています。
カーペットや布団など柔らかいものの上に置いても吸気口や排気口を塞がないため、ごろ寝しながら操作できるのも利点です。

デメリットとしては、ノートパソコンの形状にするときに、スタンドを出す操作とキーボードカバーを開く操作をしなくてはならないため、やや手間がかかります。特にスタンドを出しにくい機種はやや面倒くさく感じます。また、キーボードの下に空間ができる機種が多く、このような機種はタイピングすると、キーボード全体がやや"たわみ"ます。タイピングしにくいと感じる方もいるでしょう。
おすすめPC
以下、タブレット+純正カバー型の2 in 1 PCを紹介します。手書き文字入力をすることが多い学生や、イラストのラフ画を描きたいイラストレーターや漫画家、画面を見せながらペン入力してお客さんに説明する営業職などに向いていると思います。

CPU | 最大 Core Ultra 7 268V |
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液晶 | 13.0型 2880x1920 LCD / 有機EL |
質量 | 本体のみ:約872g |
価格 | 26万円台(税込)~ |
タブレット + 純正キーボードカバー型で、圧倒的な知名度と人気を誇る機種です。
最新のCore Ultra 200Vシリーズプロセッサーを搭載したモデルが登場しました。ただし、今のところ、法人向けモデルのみとなっています。
性能、使いやすさ、カッコよさなどにおいて、タブレットタイプのWindows PCとしてはトップクラスの製品だと思います。
ただし、タイプカバーや、Surface スリムペン(MPP)も揃えると、30万円台~と高くなってしまいます。
概要紹介記事はこちら
CPU | 最大 Ryzen AI MAX+ 395 |
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液晶 | 13.4型 2560x1600 180Hz |
質量 | タブレット:約1.20kg タブレット+キーボード:約1.59kg |
価格 | 37万円台(税込)~ |
タブレットタイプの珍しいゲーミングノートPCです。
プロセッサーには、最大でRyzen AI MAX+ 395を搭載し、Core i7-14700HXを超える処理性能を発揮していました。また、CPU内蔵GPUですが、GeForce RTX 4050 Laptopを超える程の性能を備えており、ゲームで遊ぶのには十分です。
100% DCI-P3クラスの広色域ディスプレイを搭載しているので、画像・動画編集などのクリエイティブな作業にも適しています。
このように魅力的な製品なのですが、価格は高いです。
レビュー記事はこちら
分類2:セパレート型
変形方法
キーボード部分とディスプレイ部分(タブレット)が分離する2 in 1 PCの紹介です。デタッチャブル型とも呼ばれます。
レバーをスライドさせるなどして、液晶とキーボードを分離します。合体するときは液晶をキーボードに差し込むだけでOKです。
ただ、この変形方法のPCは、現在ほとんど無くなりました。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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