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爆速!Core i9-13900K / GeForce RTX 4090のゲーミングPCの実機レビュー

CPU | ~ Core i9-13900K ~ Ryzen 9 7950X |
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GPU | ~ GeForce RTX 4090 ~ Radeon RX 6800 XT |
メモリ | カスタマイズ可能 |
ストレージ | カスタマイズ可能 |
OS | Windows 11 |
価格 | カスタマイズ内容による |
パソコンショップ SEVENは、CPUやメモリなどをカスタマイズして注文することができるゲーミングPC専門店です。
大手BTOメーカーと違い、マザーボードやグラボ、電源などのメーカーを細かく指定することができます。
今回は、外観、エアフロー、メンテナンス性に優れた「NZXT H7 White」ケースに、インテル Raptor Lake-Sの最上位モデル「Core i9-13900K」を搭載しつつ、最上位グラフィックス「GeForce RTX 4090」を取り付けて性能を検証しました。
レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。グラフィックカードは後付けなので、その分安くなっています。
OS | Windows 11 Home |
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CPU | Core i9-13900K |
ケース | NZXT H7 White |
マザーボード | ASRock Z790 Pro RS(BIOS 1.09にアップデート) |
CPUクーラー | CoolerMaster PL360 FLUX [水冷] |
メモリ | Crucial DDR5-4800 32GB(16GB×2) |
グラフィックス | Geforce RTX 4090(後付け) |
ストレージ1 | SSD WD Black SN850X [PCIe Gen4x4 NVMe 1TB] |
電源 | CoolerMaster V1000 Platinum [1000W] |
合計(税込) | 335,850円 |
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目次
お忙しい方は、「特徴」のみお読みください。
特徴
ショップ自体の特徴
パソコンショップSEVENのパソコンを初めて購入する方は、不安もあると思います。筆者は、今回で5回目の購入ですが、いずれも特に大きな問題はありませんし、2~3年の使用中、故障もありませんでした。
購入時にパーツをカスタマイズしているときも、各パーツの型番を選べるので安心です。基本的には、パーツを自分で選べる玄人向きのPCショップではありますが、パーツを選ぶときに写真や解説が細かく書かれているので、そこまでPCパーツに詳しくない方でも選びやすいと思います。
毎日何かしらのセールをやっており価格も比較的安いですし、納期も早いです。
パソコンショップSEVENの特徴については、下のバナーのリンク先にもまとめていますので、ご覧ください。
今回のレビュー機の特徴
Raptor Lake-Sの最上位モデル「Core i9-13900K」を搭載
プロセッサーには、新しく発売されたインテル第13世代「Raptor Lake-S」の最上位モデル「Core i9-13900K」を選択しました。
第13世代インテルCoreプロセッサでは、第12世代で採用されたPerformance-Core(P-Core:高性能コア)と、Efficient-Core(E-Core:高効率コア)との2種類のコアを引き継ぎつつ、PコアとEコアの最大クロックの向上、Eコア数を2倍に増加、L2/L3キャッシュの容量増加など、大幅な改良が行われています。
最上位であるCore i9-13900Kでは、Thermal Velocity Boostに対応し、温度と電力に余力がある場合、最大5.8 GHzまで動作クロックを引き上げられるようになっています。
これにより、最上位モデルの「Core i9-13900K」では、前世代の最上位製品である 「Core i9-12900K」と比較して、シングルスレッド性能は最大15%、マルチスレッド性能は最大41%も向上しているそうです。
下表には、デスクトップ用インテル第13世代Coreプロセッサー(Raptor Lake-S)の仕様を部分的に比較しています。なお、CPU型番の末尾がKFになっているものは、内蔵グラフィックスなしとなり、別途外部グラフィックスカードが必要になります。
Core i9-13900K Core i9-13900KF |
Core i7-13700K Core i7-13700KF |
Core i5-13600K Core i5-13600KF |
|
P-Core | 8 | 8 | 6 |
E-Core | 16 | 8 | 8 |
総合コア数 | 24 | 16 | 14 |
総合スレッド数 | 32 | 24 | 20 |
P-Core最大周波数 | 5.4 GHz | 5.3 GHz | 5.1 GHz |
E-Core最大周波数 | 4.3 GHz | 4.2 GHz | 3.9 GHz |
P-Coreベース周波数 | 3.0 GHz | 3.4 GHz | 3.5 GHz |
E-Coreベース周波数 | 2.2 GHz | 2.5 GHz | 2.6 GHz |
Thermal Velocity Boost | 5.8 GHz | ー | |
L2キャッシュ | 32MB | 24MB | 20MB |
基本電力 | 125W | ||
最大電力 | 253W | 181W |
ハイエンド構成も可能なNZXT H7 Whiteケースを選択
今回は、当サイトのベンチマーク用マシンとして長く運用するので、ゲーミングらしい「NZXT H7 White」をチョイス。見た目、通気性、メンテナンス性が非常に優秀なケースで、個人的にはかなり満足しています。


フロント、トップ、両方のサイドパネルはツールレスで取り外すことができるので、メンテナンス性抜群です。



強化ガラスサイドパネルは透過率が良く、内部を舐めるように見渡すことができます。内部のスペースも広々としており、GeForce RTX 4090のような巨大なグラフィックカードも、すっぽり入ります。ケーブルマネジメントも楽ちんです。


それでは、この構成での具体的なベンチマークスコア、騒音値、CPU温度などを、以下に掲載します。
パフォーマンスのチェック
それでは、各種ベンチマークソフトを実行し、パフォーマンスのチェックしていきます。
PL1の設定値
Core i9-13900Kの最大電力は253Wです。今回購入したモデルのPL1の初期設定値を確認すると、同じ253Wとなっていました。

CPU
まずは、CINEBENCH R23の結果を掲載します。
今回インテル第13世代の最上位モデルCore i9-13900Kを搭載しており、マルチコア、シングルコアともにトップクラスのスコアが出ています。
インテルによると、第12世代の最上位モデルCore i9-12900Kと比較して、マルチコア性能は最大41%、シングルコア性能は最大15%も向上しているそうですが、当サイトの計測では、Core i9-13900K(PL1=253W)とCore i9-12900K(PL1=241W)を比較して、マルチコア性能では約38%、シングルコア性能では約11%向上していました。インテル公表値に近い性能向上率だと思います。
~ CPU性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
グラフィックカードについては、今回、GeForce RTX 4090を後付けしています。そのときのベンチマークスコアは次の通りです。ずば抜けたスコアです。
他のグラフィックスのスコアも掲載しておきますので、パーツ選択時の参考にしてください。
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
搭載できるメモリはマザーボードによって変わってきます。今回搭載しているASRock Z790 Pro RSは、最大DDR5-6800+(OC))まで対応しています。
なお、現時点でパソコンショップSEVENのカスタマイズ画面で選択できるメモリは、DDR4-3200またはDDR-4800となっており、今回はDDR5-4800を搭載しています。広い帯域です。
~メモリ性能の評価 ~


:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージには「WD Black SN850X」を搭載しています。 リード最大7,300MB/s、ライト最大6,600MB/sの高速アクセスを謳っており、特にゲームでは起動時間やロード時間の短縮など、ゲーミングを快適にするハイエンドモデルとなっています。
さらに、WDのアプリ「Western Digital Dashboard」からは、ファームウェアの更新や「ゲームモード 2.0」のオン/オフの切り替えが可能です。「ゲームモード 2.0」を有効にすると、先読み機能により、ゲームのロード時間が改善されます。

「Western Digital Dashboard」からファームウェアを更新した上でCrystalDiskMarkで計測したところ、読み書きともに非常に高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。GeForce RTX 4090は後から増設しています。
どのゲームもずば抜けたフレームレートです。負荷がかなり重いとされる「サイバーパンク 2077」でも、4K最高設定で平均77 fpsという驚異のフレームレートです。レイトレーシング環境でもDLSSが有効ならば、4K解像度で快適にプレイできる性能です。
なお、今回使用したグラフィックカード「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4090 Trinity OC」については、こちらの記事をご覧ください。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアはCore i9-12900K搭載PCで計測した代表値)
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
|
|||
---|---|---|---|
品質 | 解像度 | 最低 fps | 平均 fps |
ウルトラ | 1920x1080 | 103 fps | 184 fps |
2560x1440 | 94 fps | 148 fps | |
3840x2160 | 48 fps | 77 fps | |
レイトレ : ウルトラ | 1920x1080 | 76 fps | 133 fps |
2560x1440 | 75 fps | 130 fps | |
3840x2160 | 70 fps | 102 fps |
![]() 重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
|
|||
---|---|---|---|
品質 | 解像度 | 最低 fps | 平均 fps |
エクストリーム | 1920x1080 | 204 fps | 240 fps |
2560x1440 | 186 fps | 217 fps | |
3840x2160 | 142 fps | 168 fps |
![]() 重い部類のゲーム
レッド・デッド・リデンプション2(VULKAN)
|
|||
---|---|---|---|
品質 | 解像度 | 最低 fps | 平均 fps |
最大 | 1920x1080 | 94 fps | 150 fps |
2560x1440 | 93 fps | 148 fps | |
3840x2160 | 36 fps | 127 fps |
![]() 重い部類のゲーム
ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界(DX12)
|
|||
---|---|---|---|
品質 | 解像度 | 最低 fps | 平均 fps |
ウルトラ | 1920x1080 | 220 fps | 269 fps |
2560x1440 | 204 fps | 240 fps | |
3840x2160 | 123 fps | 144 fps |
![]() 重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
|
|||
---|---|---|---|
品質 | 解像度 | 最低 fps | 平均 fps |
高品質 | 1920x1080 | 152 fps | 223 fps |
2560x1440 | 149 fps | 214 fps | |
3840x2160 | 108 fps | 154 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
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---|---|---|
品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 268 fps |
2560x1440 | 259 fps | |
3840x2160 | 183 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ(DX11)
|
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---|---|---|
品質 | 解像度 | 平均 fps |
最高 | 1920x1080 | 280 fps |
2560x1440 | 262 fps | |
3840x2160 | 188 fps |
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。

4K動画の書き出しは時間はRyzen 9 7900Xを凌いでトップクラスの速さです。動画を編集する作業も快適です。
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

ソフトウェアエンコードもRyzen 9 7900Xを凌いでトップクラスの速さです。
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー


Lightroomによる書き出し時間は、CPUのみで書き出した場合(グラフィックプロセッサー : オフにした場合)、ソフト側がまだ対応していないのか、Core i9-12900Kよりも遅い結果でした。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
パーツの温度のチェック
高い負荷をかけたときの各パーツの温度をチェックします。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、室温は26℃付近、GeForce RTX 4090を取り付けて計測しています。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。
PL1=253Wなので、CPU電力は253Wで推移し、CPU温度は85℃前後です。やや高めの温度ではありますが、ギリギリ問題ない範囲の温度だと思います。気になるならPL1の値を、200W程度に下げてもいいと思います。
ラジエーターサイズ360mmの「CoolerMaster PL360 FLUX」の水冷クーラーを搭載してこの温度なので、Core i9-13900Kを搭載するときは、冷却性の高いCPUクーラーを使いましょう。


ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
ゲームの場合、先ほどのPrime95ほどCPUに負荷はかからないので、CPU温度は瞬間的に78℃を超えることはあるものの、概ね60~70℃台で収まっていました。GPU温度も一度も60℃を超えることなく問題ない温度です。フロントファンをもう1基増やそうと思っていましたが、どうやら不要のようです。


静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲームや作業に集中しづらいです。
今回、静音性はそれほど考慮していない構成なので、アイドル時は34dBと高めですが、エンコード時は50dBを超えず、ゲーム時もハイエンド構成にしては低めの騒音値だと思います。ゲームも作業も集中して行えると思います。

部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
グラボを外した状態で計測してみたところ、エンコード時で約305Wと高めです。ちなみに、Core i9-12900K搭載PCで計測したときは約180Wでした。
グラボを装着した場合は、グラボの性能および消費電力によって、大きく変わってきます。GeForce RTX 4090を搭載したときは、最大で約520Wとかなり高い消費電力です。
アイドル時 | エンコード時 | FF15実行時 | |
Core i9-13900K グラフィックカードなし |
約42W | 約305W | ー |
Core i9-13900K RTX 4090 |
約72W | 約325W | 約520W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。 ケースはNZXT H7 Whiteを選択しています。Core i9-13900K+RTX 4090ハイエンド構成も可能なミドルタワーケースです。

トップパネルには無数の通気孔があり、通気性は非常に良いです。トップパネルを外すと長めのダストフィルターがあります。


トップパネルのインターフェースには、左から3.5mmヘッドホンジャック、USB3.2 Gen2 Type-C×1、USB3.2 Gen1 Type-A×2、電源ボタンがあります。

フロントパネルには「NZXT」のロゴがありますが、白いので一見わかりにくくなっています。

右側面の前方にあるメッシュ部分から吸気します。

左側面は強化ガラスサイドパネルです。ツールレスでパカッと開けてからパネルを引っこ抜くだけで取り外すことができるので楽です。かなり分厚いガラスなのである程度力をこめて引っ張っても大丈夫でした。


ガラスパネルの透過率は高く、内部を眺めることができます。

トップ、フロント、サイドパネルもドライバーいらずのツールレスで取り外すことができるので、メンテナンス性はかなり優秀です。

フロントパネルと背面です。フロントパネルはフラットです。

マザーボード「ASRock Z790 Pro RS」のインターフェースです。

底面です。底面からも吸気できるようにインシュレーターは高めです。



電源ユニット部分だけでなく、フロントパネル下部にもダストフィルターが設けられています。如何に内部にホコリを侵入させないかという気概が見られます。


ケース内部のチェック
右側面のケース内部です。ケーブル類はケーブルガイドにより綺麗にまとめられています。ストレージは2.5インチSSDを2台、3.5インチHDDを2台設置できるスペースがあります。


今回、電源ユニットには1000Wの「CoolerMaster V1000 Platinum」を搭載しています。

3.5インチドライブベイは簡単に取り外すことができます。今回、GeForce RTX 4090を取り付ける際に邪魔なので取り外しました。


左側面のケース内部です。裏面配線と、白いケーブルバーにより、ある程度ケーブルを隠すことができるので見た目は非常にすっきりしています。巨大なグラフィックボードである「GeForce RTX 4090」も、この通りすっぽり収めることができるくらい、内部スペースは広々としています。ミドルタワーにしてはエアフローも確保できていると思います。


マザーボードには「ASRock Z790 Pro RS」を搭載しています。

CPUクーラーには簡易水冷の「CoolerMaster PL360 FLUX」を搭載しています。ラジエーターサイズは320mmで、トップに設置されています。電源を入れるとラジエーターファンのLEDがケース内全体を照らす構造になっているので、別途LEDストリップは不要だと思います。


メモリにはCrucialのDDR5-4800を搭載しています。

M.2 SSDにはマザーボード付属の分厚いヒートシンクが装着されています。今回、SSDにはハイエンドモデルのWD Black SN850Xを選択しました。


グラフィックカードにはこちらで用意した「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4090 Trinity OC」を取り付けました。巨大なサイズのカードにも関わらず、すっぽり入り、ケーブルを収めてサイドパネルを閉めることができるので、ミドルタワーにしてはかなり融通が効くケースだと思います。 「GeForce RTX 4090」に関してはこちらの記事をご覧ください。


ケース内部底面にも無数の通気孔があります。

斜めから見た写真はご覧のようになっています。


まとめ
以上が、Core i9-13900K搭載のゲーミングPCのレビューです。
今回、インテル第13世代最上位モデル「Core i9-13900K」を搭載しつつ、巨大グラボ「GeForce RTX 4090」を搭載できそうなケース「NZXT H7 White」を選択しました。
「GeForce RTX 4090」もすっぽり入る広々とした内部スペースで、ケーブルマネジメントもやりやすかったです。また、透過率の良い強化ガラスパネルと、ツールレスで全面のパネルを取外すことができるので、メンテナンス性も抜群。無数の通気孔が設けられており、エアフローも良く、見た目も良いのでかなり満足しています。
インテル最新の高性能プロセッサー「Core i9-13900K」も、上記のベンチマーク結果の通り、マルチコア、シングルコアともにトップクラスの性能です。PL1は253Wですが、ゲームをしていても、簡易水冷の「CoolerMaster PL360 FLUX」で十分冷却できていました。CPU使用率が100%になるような処理はやや高めの温度になりますが、ギリギリ問題ないかなと思います。気になるなら、PL1値を調節しましょう。
パソコンショップ SEVEN自体は、画像付きでカスタムできるので、パーツが選択しやすく、どんなPCが出来上がるかイメージもしやすいです。価格も大手BTOメーカーに比べると比較的安く、何度か利用していますが、満足しています。
インテル第13世代最上位の「Core i9-13900K」搭載
「パソコンショップ SEVEN」ゲーミングPC

ショップの特徴
- パーツの型番がある程度分かる
- パーツが画像付きで選びやすい
- セール品は価格が比較的安い
今回のレビュー機の特徴
- インテル第13世代最上位の「Core i9-13900K」搭載
- RTX 4090が搭載できる広い内部スペース
- 見た目、通気性、メンテナンス性抜群

三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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