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ノートパソコン 大学生向けおすすめモデル 2024年版
このページでは、大学生におすすめのノートパソコンを紹介します。
推奨スペックについては、大学や、学部により案内があるはずです。幾つかの大学の入学予定者向けの推奨スペックを確認しましたが、次のようなスペックのノートPCの購入を勧められることが多いと思います。このような推奨スペックに合い、かつ筆者がおすすめするノートPCを紹介していきたいと思います。
大学のよくある推奨スペック
OS | Windows 11(Sモードは不可) |
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CPU | インテル Core i5以上 AMD Ryzen 5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB SSD以上 |
ディスプレイ | 13.3型 1920x1080以上 |
ポート | USB、HDMI |
Webカメラ | 内蔵 |
マイク・スピーカー | 内蔵 |
バッテリー駆動時間 | 10時間以上 |
無線LAN | Wi-Fi5 (IEEE802.11ac) 対応 Wi-Fi6 (IEEE802.11ax) 推奨 |
重さ | 1.5kg以下推奨 (持ち運びできる重さ) |
目次
大学ではどんなときにパソコンが必要なの?
おすすめのノートPCを紹介する前に、入学前の大学生は、大学でどんなときにパソコンを使うのか分からない方も多いことでしょう。そこで、まずは、大学でどんなときにパソコンが必要なのかを紹介します。
オンライン授業・遠隔授業
2020年以降、新型コロナウイルスの影響で、各大学では急速に遠隔授業が広がりました。現在は、室内の換気設備などの対策が整い、感染防止対策をしっかり行いながら、原則として教室での対面授業を実施するのが主流となっています。
では、オンライン授業は終わったのかというと、そういうわけではありません。オンラインのメリットがある一部の授業では、オンラインを活用するという方針の大学が多くあります。また、感染拡大時や、台風等により交通機関等に影響が見込まれる場合などは、オンライン授業に切り替えて対応することがあるため、オンライン授業に対応できる環境を準備しておくことは必須となっていることが多いです。
このオンライン(遠隔)授業ですが、大きく分けて2種類のタイプがあります。Zoom等を利用し、双方向のコミュニケーションが可能なリアルタイムの授業形態と、前もって準備された講義資料や動画コンテンツを配信するオンデマンド授業です。
リアルタイムのオンライン授業では、教員と学生との間で双方向の授業をするために、Webカメラや、マイクが必須となります。実際に、推奨のパソコン仕様にWebカメラやマイクが入っている大学は少なくありません。最新のノートパソコンであれば、まず間違いなくWebカメラとマイク(マイクロフォン)が搭載されているので、これから買うのであればノートPCが無難です。デスクトップPCはWebカメラとマイクを別途入手する必要があります。
一方、オンデマンド授業であれば、デスクトップPCやスマホなどでも視聴することは可能です。ただし、デスクトップPCだと視聴できる場所が限定されますし、スマホだと画面が小さく文字などが見にくい場合があります。そのため、オンデマンド授業であっても、画面の大きさと、可搬性という点で、ノートPCでの受講をおすすめします。
レポートや課題の作成
大学で最もパソコンの使用頻度が高い一つの用途は、レポートや課題の作成でしょう。
教員によって、または文系か理系かによっても、レポートの頻度は異なります。例えば、文系だと本を読んで、週に1つか2つ程度のレポートを作成したりします。理系だと、場合によっては毎週実験レポートを提出することもあります。レポート自体は通常は、Wordを使用してレポートを書くことが多いようですが、複雑な数式等も表記する必要がある場合などは、TeXと呼ばれる組版システムなどを使用することもあります。また、理系の場合は実験データをグラフにするためにExcelを使用することも多いです。
これらに加えて、教養課程でも別にレポートを提出することがあります。レポートの作成は、多くの場合1年生から4年生まで通して行います。
場合によっては、スマートフォンなどでレポートを作成する学生もいるようですが、レポートのフォーマットが決まっており、テンプレートをダウンロードしてレポートを作成する必要があったり、入力する文字数が多かったりすると、やはりパソコンで作成した方がよいでしょう。デルによる調査でも、パソコン利用のトップに、レポートや課題に取り組みやすいという点が挙げられていました。
参考サイト
大学生のオンライン授業とPC利用実態に関する調査結果を発表 - デル・テクノロジーズ株式会社
コロナ禍を経験した現役大学生のパソコン利用調査 - 富士通クライアントコンピューティング株式会社
情報収集・調べもの
2016年のリクルートによる調査では、情報収集や調べものにパソコンを使用する大学生が多く、使用率は95.3%となっています
。最近では、スマホやタブレットなどで手軽に調べ物をすることができるようになってはいます。それでも、2022年のTesTee Labの調査では、大学生のパソコン使用用途の第3位が情報収集となっています。本格的に調査を行うときなどは、やはり画面が大きく、効率よく情報を収集できるパソコンを使用することにメリットがあると思います。
プレゼンテーション
ほとんどの大学、学部で、演習としてプレゼンテーションを行います。事前にPowerPointで資料を作成し、調べたことなどを発表します。
プレゼンテーション能力は、社会に出てからも非常に大切な力となるので、積極的に取り組んでいる大学が多いです。大学によっては、週に1~2回プレゼンを行う場合もあります。
資料の作成や、発表にパソコンを使用しますので、頻度が高まると、自分専用のパソコンは必須となるでしょう。
卒業論文
大学4年時には、1年かけて卒業研究を行い、論文をまとめて、発表します。
理系であれば、研究内容によって、実験データの記録や、データ解析などにもパソコンを使用する場合があります。情報系の学部であれば、プログラミングや実験を行うことも多いでしょう。
文系であれば、文献や本を読んで卒論としてまとめるという感じです。
また、理系・文系に関わりなく、卒論の内容を発表するために、PowerPoint等で資料を作成する必要があります。
講義のノート
ノートに講義の内容のメモを取る代わりに、パソコンを利用してノートを取ることも可能です。
ただし、これは賛否両論がある使用方法です。
確かに、キーボードのみでノートを取る場合、手書きよりも文字入力は速いです。図や複雑な数式なども、ペン対応のPCを用いれば手書きでパソコンに入力することができます。また、講義の内容を事前にパワーポイントなどのファイルで配布してくれる場合もあり、このような場合だと、講義中に大切な点を追記できたりするので、パソコンが利用できると便利です。
しかし一方で、ノートパソコンの使用は学習効率を下げる
という意見や、キーボードおよびタブレットペン入力は手書きと比較し、講義内容の理解が劣る
という実験データもあります。
就職活動
大学3年生の時に就職活動が始まります。早い場合は、3年生の前期からサマーインターンシップのエントリーや選考が始まります。希望の会社を探したり、リサーチしたりするためにパソコンが必要です。加えて、エントリーシートを作成したり、WEBテストを受けたり、企業との連絡に使用しますし、Web面接が行われる企業も多いようです。就職活動においてもパソコンは必須です。
企業は、採用する学生たちにパソコンのスキルを求めていることが多いため、必要になってから購入するというよりも、1年時からパソコンを使用して、操作に慣れていると就職活動においても有利でしょう。
サークル活動
サークル活動でパソコンを使用するケースも多いです。ジャンルに関わらず、サークル専用のWebページを運営したり、サークル活動を紹介する動画などを作成したりと、何かとパソコンを使用します。また、ジャンルは様々で、直接パソコンを研究したり、プログラミングを行うようなサークルもあるようです。
その他
履修登録や成績の確認
大学生活の一番最初にパソコンを使用する機会となるのは、履修登録です。自分が受講する講義の登録をパソコンで行うことが多くなっています。また、成績の確認など種々の情報をネットワーク経由で取得したり、登録したりします。
このうち、履修登録は、毎年、前期と後期に行い、それを4年間行うことになります。休講やその他の連絡は、随時確認する必要があるでしょう。
別にスマートフォンでもできるし・・と思うかもしれませんが、大学によっては(システムによる)トラブルを回避するため、スマートフォンではなくパソコンの使用が勧められる場合があります。
語学学習などのe-learning
語学学習のためにリスニング等が手軽にできるパソコンを利用することがあるようです。
大学側がe-learningのための教材を用意している場合もあります。または、語学学習を支援するホームページなどを用いて、自分で学習を深めることもできます。
CADやAdobe系ソフトの利用
建築関係や設計関係の課題提出のためにCADソフトを使用することがあります。個人のパソコンがあれば、講義の時間外でも課題の続きを自分のタイミングで行うことができます。美大であれば、AdobeのPhotoshopなどを使用することも多いようです。
これらのCADやAdobe系のソフトを使用するようであれば、高い性能のパソコンが必要となり、また使用するソフトによって、パソコンの要件が全く異なります。CPU性能を重視したほうがいいソフト、NVIDIA RTXシリーズのグラフィックスを搭載したほうがいいソフト、GeForce RTXシリーズなどの外部グラフィックスを搭載したほうがいいソフト、液晶の品質を重視したほうがいいソフトなど様々です。ソフトの推奨動作環境などを参考にし、パソコンを選択して下さい。
趣味でパソコンを使うときはどんなとき?
大学生の趣味と言えば、SNSやゲーム、動画鑑賞などがよく挙げられますが、これらはどれもスマートフォンで行うユーザーが多くなっています。では、どういったケースでパソコンが用いられているのでしょう?
SNSのための画像・動画編集
InstagramやTikTokなど、SNSへの写真や動画の投稿に主に用いられるのはスマホ用アプリです。しかし、投稿する写真や動画のクオリティにこだわる大学生も多く、そのような高いクオリティを求める大学生のうち、4人に1人が写真や動画の編集にパソコンを使用する、という調査結果が出ています。
パソコンであれば、スマホより複雑な編集作業が比較的簡単に行えたり、凝ったエフェクトをかけやすかったりします。スマホでの投稿が一般的になったからこそ、他の人と差別化するためにパソコンを使用する、というのは納得です。
参考サイト
デジタルネイティブ世代の大学生は学びも遊びもPCとスマホを”二刀流”利用。 - PRTIMES
動画鑑賞
YouTubeや、NetflixやHuluなどの定額ネット動画配信など、動画の鑑賞はスマホで済ませる方も多いと思いますが、やはり画面が小さく迫力に欠けます。大学生のPC利用実態に関する調査では、74%以上の人が動画視聴にパソコンを使用すると回答していたので、やはり動画視聴は、スマホより画面が大きいパソコンの方がいいということでしょう。
YouTube、Netflixなどはインターネットにさえ繋がっていれば動画を視聴できますが、もしレンタル店からDVDを借りて視聴する場合は、光学ドライブが必要です。頻繁に光学ドライブを使う方はPCに内蔵していると便利ですが、そこまで頻繁に使用しなければ、外付けタイプのものでもいいと思います。
参考サイト
大学生のオンライン授業とPC利用実態に関する調査結果を発表 - デル・テクノロジーズ株式会社
PCゲーム
最近ではゲームでありながら遊びの枠を超えた「eスポーツ」と呼ばれるジャンルも確立されてきました。eスポーツの大学リーグなどもでき始めているようです。普通のゲームならスマホでもできますが、このような、本気でゲームをプレイしたい場合は、パソコンを、それも普通のノートパソコンではなく、高性能の「ゲーミングPC」と呼ばれるパソコンを用意する必要があります。
ゲーミングPCについての詳細や、おすすめの製品については、以下の別記事をご覧ください。
音楽鑑賞
イヤフォンで音楽を聴きながら歩いている大学生をよく見かけると思います。
最近はApple Music、LINE MUSIC、Spotifyなどの定額制の音楽配信が人気を集めています。LINE MUSICには学生プランもあり、月額480円~聞き放題で音楽を楽しむことができます。そのため、レンタルするよりも安く、手軽になってきました。また、Youtubeなどを利用し、無料で聴きたいという方もかなり多いようです。
また、統計を見ると、音楽CDからスマホやデジタルオーディオプレイヤーに音楽を取り込んで聞くという方も一定数いるようです。その場合は、CDから音楽を取り込んで、iPhoneやAndroidのスマートフォンに転送するために、パソコンは不可欠になります。光学ドライブも必要です。ただし、音楽を取り込む頻度が低いのであれば、持ち運び性能を優先して、光学ドライブは外付けでもいいと思います。
写真の編集
スマホが普及し、スマホカメラの画質もアップしているので、カメラの普及率が年々大きく下がっています。それでも、サークル活動などでデジタル一眼レフやミラーレスカメラで写真撮影をする大学生もいます。
また、最近ではスマホでもRAW撮影できる機種があり、パソコンでRAW現像や編集を行うという使い方もあります。さらに、スマホで撮った写真のバックアップや保存にパソコンを使用する方も多いです。
広がるBYODの流れ
ほとんどの大学に学内設置パソコンが用意されており、学生たちが自由に使用できるようになっています。また、卒業研究であれば、各研究室に専用のパソコンが用意されていることでしょう。
ただし、これらのパソコンは使用時間や台数に制限があるため、いつでも使用できるとは限りません。また、その場に行かないとパソコンが利用できないという欠点もあります。
以前は、学内設置パソコンでなんとか凌ぐこともできたかもしれませんが、個人のパソコンがあった方が何かと便利です。
また、多くの大学で、BYOD(Bring Your Own Device)が進んでおり、パソコンが必携となっている大学が年々増えています。
H28年の調査ではありますが、大学ICT推進協議会によると、四年制大学において、一部の部局でのみ導入されている場合も含めると43.9%の大学でパソコン必携、全学部でパソコン必携となっている大学も32.4%ほど
あります。今後の動きも考えると、半数近くの大学で個人のパソコンを用意し、大学に持参する必要があるようです。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて以来、大学側のBYOD推進の流れは一層強くなっています。オンライン授業の定着などに伴い、多くの学生が自分のデバイスを大学に持参するようになっています。また、不特定多数の人が触れることがない、自分専用のPCというのは、「新しい生活様式」という点でも理にかなっています。
入学する時点で、パソコンが必携なのを知って、急いでPCを買ったものの後から後悔するということがないように、前もって希望する大学がパソコン必携なのかも調べておくとよいでしょう。
こういった最近の大学でのパソコン環境や、時代の潮流を考えると、大学へ持っていくことも考慮したパソコンを選んでおくことをおすすめします。
大学生におすすめのパソコンスペック
大学生向けのパソコンは、どのくらいのスペックが必要なのでしょうか?ここでは、筆者が推奨するノートパソコンのスペックを紹介します。
パソコン必携のような大学であれば、頻繁にパソコンを持ち運ぶ必要があるでしょう。そのため第一条件は、軽量であることです。
頻繁に持ち運ぶなら1kg前後のパソコン、たまにしか持ち運ばない場合でも1.5kg以下ぐらいの質量のパソコンを探すとよいでしょう。
大学の4年間、パソコンを使用し、学年が上がるほどに使用頻度が高くなることを考えると、快適に長く使用できるよう、そこそこスペックの高いパソコンが求められます。
CPUは、インテルの第13世代Core i5以上、またはAMD 「Zen 3世代」以降のRyzen 5以上がおすすめです(AMD Ryzenが非推奨の場合もあるので、一番無難なのはインテルCPUです)。
なお、Snapdragonを搭載した機種も出ていますが、ARM版のWindowsでは動作しないアプリもまだあるため、大学で推奨されているのでない限り、やめておいた方がいいでしょう。
メモリは、大学の推奨では8GB以上となっているかもしれませんが、4年間使うなら16GB以上がおすすめです。特に、工学部でデータ解析などを行うような場合は、16GBか、32GBの大容量メモリを搭載したモデル、または、メモリの増設・換装が可能なモデルがいいでしょう。
ストレージは、現在、ほとんどのノートPCはSSDが搭載されており、これで問題ありません。たまにeMMCを搭載したPCもありますが、4年間使うことを考えたらSSDのほうが無難です。
文系で、文字データを保存することが主であれば、容量は256GBでもいいかもしれませんが、できれば512GBぐらいがおすすめです。一方、理系で画像や動画などのデータも保存するようであれば、512GBかそれ以上がいいでしょう。
大きく分けて、光沢と非光沢のディスプレイがありますが、レポートなどを作成することが多い学生は、非光沢がおすすめです。光沢は照明や周りの物、自分の顔が映り込んで、画面が見にくいケースがあります。
また、「視野角」が広く、フリッカーの発生していないディスプレイの方が目が疲れにくいです。視野角が広いか、フリッカーが発生していないかは、当サイトの各パソコンのレビュー記事をご覧ください。
いくつかの大学の情報を調べてみましたが、タッチパネルやペン入力対応が必須、または推奨となっている大学が複数ありました。このような場合や、講義のノートをとる場合などは、タッチパネルとペン対応は必須と言ってもいいでしょう。
ただし、タッチパネルとペン対応だと、価格は上がりますし、質量がやや重くなる傾向があります。液晶も光沢がほとんどで、映り込みがあります。
メリットとデメリットを比較考量して、使用目的によって選んでいいと思います。
大学でのパソコンの使用目的を考えると、タイピングする機会は非常に多いでしょう。そのため、キーボードは打ちやすい方が負担が少ないです。
キーボードの打ちやすさは、実際に打ってみないと分からないと思います。当サイトの各パソコンのレビュー記事に、キーボードの打ち心地も掲載しているため、詳細はそちらをご覧ください。
メーカー/ブランド別の傾向としては、レノボのThinkPadや、富士通のパソコンのキーボードが比較的タイピングしやすいです。
大学で使用するたびに電源を探すのは面倒ですし、大学によっては学内に充電設備がない場合もあるので、バッテリー駆動時間が長めのパソコンがよいでしょう。
必要なバッテリー駆動時間は、使用状況によって変わってきますが、メーカーが公表しているJEITA2.0計測法のバッテリー駆動時間なら、15時間以上あるほうが安心です。この計測法はかなり好条件での計測法なので、実際にはこの半分程度しかバッテリーはもたないと思って下さい。
容量で表記されている場合の目安としては、50Wh以上あると安心です。
大学では、USBメモリなどを使うためのUSB-Aポート、有線LANでネット接続を行うためのLANポート、プレゼンテーション時に映像出力するためのHDMI端子の搭載などが推奨されている場合があります。
USB-C接続のアダプターでの対応が可能な場合もありますが、アダプターを忘れたり、紛失したりする可能性もありますので、USB-Aポートや、LANポート、HDMI端子が推奨となっている場合は、これらを備えた機種の方が無難だと思います。
大学生となると、人目が気になる年齢ですし、ダサいと思われるのも嫌でしょうから、PCのデザインも気になるでしょう。
デザインとブランド力で選ぶなら、MacやVAIOあたりがいいと思います。
特に、大学生は、Macと一緒に過ごすキャンパスライフに憧れるかもしれません。しかし、大学によっては使用するソフトの関係で、Windowsが推奨されている場合も少なくないです。
Macの場合、大学のサポートセンターなどではサポートしてくれないことが多いです。また、デザイン系の仕事を除き、就職後に使用する可能性が高いのはWindowsパソコンです。
総合的に考えると、それぞれの大学での推奨パソコンを確認の上、Macが推奨されているのでなければ、Windowsパソコンを選択する方が無難でしょう。
大学で一番使用するソフトは、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPoint、OneNoteといったソフトでしょう。大学でも、これらのソフトが付属するPCをすすめられることが多いです。
でも、大学によってはマイクロソフト社と包括ライセンス契約を結んでおり、Microsoft 365 Appsを無償で使用できる場合が多いです。この場合、Officeが付属するパソコンを選択する必要はありません。その分、安くパソコンを購入できます。
大学が決まったら、パソコンを購入する前に、Officeを無償で使用できるのか確認するとよいでしょう。
また、大学において無償でOfficeを使用できなくて、対象の大学であれば、Officeを学割価格で購入できます(詳細はこちら)。これは、Amazon Prime Studentの会員であれば、Amazonでも購入できます。
これらの無料もしくは学割の対象外の大学であったり、手続きが面倒であったりする場合は、Office付きのパソコンを買うと良いでしょう。
大学生におすすめのノートPC
ノートパソコンを毎日のように大学に持参したい方に適した機種を紹介します。
大学では、持ち運び可能なノートパソコンを推奨していることが多いため、できればこの中から選ぶことをおすすめします。
CPU | Core i5-1335U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 64Wh:約868g~ |
バッテリー | 64Wh |
価格[税込] | 15万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準保証3年、クーポン適用時です。
多くの大学の要件を満たす、非常におすすめのノートPCです。
十分な処理性能で、非常に軽くて、バッテリー駆動時間が長く、ポート類も豊富です。14型の画面サイズで作業がしやすいですし、キーボードも打ちやすいです。
迷ったらこれを買っておけばいいでしょう。
なお、25Whのバッテリーと64Whのバッテリーがあるので、購入時は注意が必要です。バッテリー駆動時間が大きく変わってきます。大学生の場合は、64Whのバッテリーを選ぶようにして下さい。
また、必要であれば、最長5年のメーカー保証や、ワイド保証(落下や水こぼしなどによる故障も無償修理)も付けることができます。
おすすめは、Core i5-1335U、16GBメモリ、512GB SSD、64Whバッテリー、ワイド保証(4年)の構成で、クーポンを利用して16万円台です。
また、格安SIMなどを挿して、どこでもインターネット接続を利用したい方は、5Gモデルもあります。5Gモデルの場合は、Core i5-1340P、16GBメモリ、512GB SSD、64Whバッテリー、ワイド保証(4年)の構成で、クーポンを利用して17万円台です。
なお、購入時は忘れずに下記のクーポンを適用するようにしてください。また、富士通 WEB MARTの製品のページなどは、下記のクーポンと併用できるクーポンが表示されていることがありますので、こちらも見つけたら適用しましょう。執筆時は、下記の「特別クーポン」の他に、「お買い物応援割引(割引額:8,000円)」と、「後押しクーポン(割引額:2,000円)があり、どちらも併用できました。
メーカーさんから特別に、安く買えるクーポンを発行していただきました。
■クーポンコード:SPLSJ
CPU | Ryzen 5 8640U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS 非光沢 |
質量 | 約990g |
バッテリー | 約11.5時間 |
価格[税込] | 12万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
約990gと軽いモバイルノートPCです。1kgを切るような軽量モバイルノートPCは、価格が20万円前後ぐらいすることが多いですが、本機器のおすすめ構成は、セール時であれば12万円台(税込)から購入することができます。コスパの高い機種なので、人気も高いです。
「Zen 4」世代のRyzenを搭載し、処理性能も十分です。CPU内蔵グラフィックスの性能も高めなので、こちらの機種も原神やドラクエXのような軽いゲームであればプレイすることが可能です。1920x1200解像度の画面は、色域が広めで、作業もしやすいです。また、ポート類も一通り揃っています。質感が良く、大学生ウケしそうなスカイブルーのボディを選ぶことができるのもポイントです。
キーボードも、「Enter」キーが端になり、打ちやすくなりました。
ただし、バッテリー容量が43.3Whと、ここで紹介している機種の中では容量がやや少ないです。この辺りが気にならないか確認してください。
また、延長保証に関しては、最長3年までしか付けることができず、通常4年間の大学生活をフルにカバーすることはできないのが、やや残念です。
上の表に掲載したおすすめ構成に、「3年間アクシデントサポート付き引き取り修理サービス」を追加して、15万円台(税込)で購入することができます。セール時であれば、もう少し安くなるかもしれません。
CPU | Core i5-1334U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 1920x1080 非光沢 |
質量 | 約1.16g |
バッテリー | 約53Wh |
価格[税込] | 11万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
dynabookブランドでも非常に安いノートPCっです。Core i5-1334U、16GBメモリ、512GB SSD、標準1年メーカー保証の構成で、11万円台です。4年延長保証を付けても13万円台と安いです。
安くても、ディスプレイの色域は広めで、バッテリー容量も十分あり、重さも軽いです。
キーボードは、やや小さいキーがあるものの、普通に打つことができます。ただし、バックライトは付いていません。
ただし、メモリがシングルチャネルです。軽いゲームなどをしようと思っている場合は適しません。
メーカー保証に関しては、最長5年に延長することができますし、落下や水こぼしなどの事故にも対応できる「dynabook プレミアム保証」を付けることも可能です。
CPU | Core Ultra 5 125H |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 2560x1600 非光沢 |
質量 | 約1.24kg~ |
バッテリー | 64Wh |
価格[税込] | 14万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
インテルの最新CPU「Core Ultra H」を搭載した機種です。
高めの処理性能を備えつつ、低負荷時であれば長めのバッテリー駆動が可能です。CPU内蔵グラフィックスの性能も高めなので、画質を落とせば軽めのゲームをプレイすることができます。
2560x1600と解像度が高めのディスプレイは画像や文字が綺麗で見やすいですし、必要十分なポート類も備えています。13.3型とコンパクトなサイズですが、端までキーが配置されており、キーサイズにもゆとりがあるので、キーボードも比較的打ちやすいです。1kgを切るほどの軽さではありませんが、十分持ち運ぶこともできる質量です。
上表にある、最新CPUを搭載したおすすめ構成で、14万円台(税込)なのでコスパも高い方だと思います。ただし、延長保証や、アクシデンタルダメージサービス(落下、水こぼれ等をカバー)は、他社よりも割高です。
CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1080 非光沢 |
質量 | 約1.17kg~ |
バッテリー | 最大約17時間 (47Wh) |
価格[税込] | 8万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
価格を抑えつつ、しっかり4年の延長保証を付けたい方にぴったりの機種です。
延長保証に関して、HPは最長3年まで、デルは最長4年だけど延長保証にかかる価格が高い、というデメリットがあります。本機器は、表にある「Zen 3」世代のRyzen 5 7530Uを搭載したモデルに、4年のメーカー保証をつけても10万円台で購入することができます。4年間のアクシデント・ダメージ・プロテクション(落下、水漏れなどの事故による障害もカバー)を付けても、11万円台です。
約1.17kg~と比較的軽く、バッテリー駆動時間も短くはありません。大学に持参して使いやすいと思います。画面比16:9の標準的な液晶ですが、上の表にあるおすすめ構成のモデルでは、100% sRGB液晶を搭載しており、色鮮やかな表示で画像や動画を見ることができます。ポート類にも不足はありませんし、キーボードも普通の打ちやすさです。
なお、10,000円ほどプラスすることで、Ryzen 7 7730Uモデルを選ぶこともできます。少し高めの性能が良ければ、こちらのモデルを選ぶといいです。
CPU | Core Ultra 5 125U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約1.12kg~ |
バッテリー | 最大約35.4時間 (57Wh) |
価格[税込] | 22万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
堅牢性の高いカーボンボディで、ビジネスパーソンからの人気も高いモバイルノートPCです。モバイルPCとしては大きめの14型でありながら、約1.08kg~と軽く、バッテリー駆動時間も長めです。画面比16:10の液晶は、色域も広めで、作業がしやすいです。比較的打ちやすいキーボードと、操作がしやすいトラックポイント(赤ポッチ)を備え、ポート類にも不足はありません。モデルによってはLTE/5G対応を選ぶこともでき、完成度が高いです。
それほど安くはありませんが、最長5年の延長保証を付けることもできます。
CPUの選択肢が多く、「Core Ultra Hシリーズ」のプロセッサーも選ぶことができますが、実際のパフォーマンスを考えると、上の表に載せた「Core Ultra Uシリーズ」がおすすめです。4年保証を付けると24万円台(税込)、アクシデント・ダメージ・プロテクション(落下、水漏れ、火災などによる障害をカバー)や、バッテリー交換サービスを含むプレミアムサポート・プラス(4年)を付けると26万円台(税込)となります。安くはありませんが、安心して快適に4年間使用することができるのであれば、高すぎることもないでしょう。
なお、万一の時の修理対応は、NECパーソナルコンピュータ群馬事業所で行われているので、この辺りも安心感があります。
CPU | Core i7-1360P |
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メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約975g |
バッテリー | 約11時間 (53Wh) |
価格[税込] | 18万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準3年保証時です。
通常、Core i7-1360P、16GBメモリ、500GB SSDの構成で18万円台(税込)ですが、マウスコンピューターのシークレットサイトで購入すると、Core i7-1360P、32GBメモリ、1TB SSDと、ゆとりのあるメモリ&ストレージの構成を19万円台(税込)で購入することができます。また、スロットメモリなので、底面を開けることができる方であれば、購入後でもメモリを換装して、最大64GBメモリにすることが可能です。大容量メモリが必要になるかもしれない方、例えば、情報関係や、理工学系の学生さんにとってメリットがあります。
1kgを切る軽さで、解像度1920x1200の14型液晶を搭載しており、使いやすいです。sRGB比100%の液晶なので、写真のRAW現像などを行いたい美術系の大学生にもいいと思います。
その他、主要なポート類が揃っていますし、LTEモジュールを選択することもできます。
保証に関しては、標準で3年のメーカー保証が付いており、有償で破損盗難保証を付けることもできます。ただし、保証を3年以上に延ばすことはできません。
安いのにそこそこ使えるノートPC
PC購入は、決して安い買い物ではありません。特に、自分で購入する場合などは、大学生にとって大きな出費となります。そこで、重さやバッテリー容量など少し妥協する必要がありますが、使い勝手がよく、価格も抑えられた製品を下に紹介します。
とりあえず下の安い製品を購入しておいて、必要に応じてiPadなどの手書き入力できるデバイスを追加するということもできます。また、研究室に入ったり、将来就きたい職業が決まってから、目的に合うパソコンに買い替えるというのもいいと思います。
CPU | Ryzen 5 8540U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
液晶サイズ | 14.0型 16:10 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約1.54kg~ |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 7万円台~ |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
「Zen 4」世代のRyzen 5 8540U、16GBメモリ、512GB SSDの構成で、7万円台と非常に安く購入することができる機種です。しかも、スロットメモリなので、購入後に自分でメモリの増設・交換を行い、16GB以上の大容量メモリにすることができます。
キーボードは、ゆとりのあるサイズのキー配置で、比較的打ちやすいですし、ポート類もある程度揃っています。最近流行りの画面比16:10、1920x1200ドットの14型液晶は、見やすく、作業がしやすいです。ただし、色域が狭い普通の液晶なので、写真編集などの趣味にはあまり向いていません。
また、約1.54kg~と質量はやや重めです。さらに、プラスチック製のボディなので、質感が高くありませんし、キーボードにはバックライトが付いていません。そのため、質量、質感、細かな機能にはあまりこだわらないから、ある程度快適に使うことができる機種をできるだけ安く購入したいというユーザー向きの製品です。
保証に関しては、最長4年の延長保証を付けることができます。以前は、延長保証が割高だったのですが、確認してみたところ、アクシデンタルダメージサービス(落下、水こぼれ等をカバー)を含む延長保証(4年)を、2万円前後で付けることができました。
なお、インテルのCore Uプロセッサー搭載モデルもあります。大学でインテルCPU搭載を推奨されている場合は、こちらを選ぶといいです。Core 5 120U、16GBメモリ、512GB SSDの構成で、8万円台(税込)で購入することができます。しかも、アルミボディ、バックライト付きキーボード、顔認証&指紋認証対応となっており、全体的な質や機能はAMDモデルよりも上です。
CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1080 非光沢 |
質量 | 約1.39kg |
バッテリー | 最大 約10時間 (41.04Wh) |
価格[税込] | 7万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
十分な構成で、7万円台と安いノートPCです。
上のInspiron 14よりも価格は高いですが、約1.39kgとやや軽くなっています。
保証は、標準で1年、最大でも3年までしか付けれられませんが、執筆時点では、大特価キャンペーンをやっており、+15,950円で、「3年間アクシデントサポート付引き取り修理サービス」を付けることができます。
ディスプレイは、16:10ではなく16:9と、昔ながらの画面比です。色域も広くありません。
また、バッテリー容量が41.04Whと少なめです。やや高めの負荷でも3~4時間はもつと思いますが、バッテリー駆動時間はあまり期待しないようにしましょう。
デザイン・ブランド力で選ぶならこのノートPC
大学生だと人目も気になることでしょう。以下のノートパソコンなら、学校でもカフェでも、人目をはばかることなく、ノートパソコンをカバンからサッと取り出して使えます(と言っても、他のパソコンでも、恥ずかしいことはないですよ)。
CPU | Core i5-1340P |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1080 光沢 |
質量 | 約1.046kg~ |
バッテリー | 最大 約28時間(53Wh) |
価格[税込] | 22万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
抜群のカッコよさを誇るWindowsノートPCです。5つのボディカラーが用意されており、ファインレッドや、アーバンブロンズなど他機種にはないような、お気に入りのカラーを選ぶことができます。
14型サイズで約1kg前後と軽く、堅牢性も高いので、日常的な持ち運びがしやすいです。また、国内メーカーだけあって、日本語キーボードの配列も考えられており、打ちやすいです。その他、ポート類も揃っていますし、4G LET対応を選んでおけば、格安SIMなどを使って、ネット回線を引いていない家でもパソコンでインターネットに接続することができます。
保証に関しては、VAIOストアでの購入であれば、「3年延長サポート」が付いてきますし、最長4年まで保証を伸ばすことができます。落下破損や火災、水こぼし等もカバーする「あんしんサポート」を付けることもできます。「VAIOパソコン4年あんしんサポート」(21,000円)に入っておけば、安心です。
さらに、3年以内に一度だけ、クリーニング、メンテナンス・バッテリーパック交換を行ってくれる、「メンテナンスパック/標準」(+25,000円)に入っておくと、バッテリーのへたりも心配する必要はありません。
上表の構成に、4年のあんしんサポートやメンテナンスパックを付けると、26万円台と安くはありませんが、満足度は高いと思います。
CPU | Apple M3 8コアCPU、10コアGPU |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.6型 |
液晶種類 | 2560x1664 IPS |
質量 | 約1.24kg |
バッテリー | 52.6Wh |
価格[税込] | 22万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます。価格は標準1年保証時です。
大学生に人気の高いモバイルノートPCです。ブランド力があり、デザインも良く、天板にアップルマークがあることで、大学でも自信をもって使えるPCです。
4年間快適に使用したいのであれば、Apple M3チップ、16GBメモリのモデルがおすすめです。写真や動画編集などのクリエイティブな用途にも使いやすいです。一方、クリエイティブな作業を行う予定がなく、ネット閲覧や、レポート作成など軽めの使い方しかしないのであれば、継続して販売されているApple M2チップ、8GBメモリのモデルでもいいかもしれません。こちらであれば、14万円台から購入することができます。
保証に関しては、「AppleCare+ for Mac」に入ることで、4年間カバーすることができますが、10,800円/年(Apple M3チップ搭載モデルの場合)と安くはありません。また、過失や事故による損傷の修理には、別途決められた費用が発生します(画面・筐体の損傷:12,900円、その他の損傷:37,100円)。
なお、前述しましたが、大学によってはWindowsを推奨している場合があるので、チェックが必要です。また、就職先では、Macを使っているところもありますが、Windows PCを使うことが多いです。大学で推奨しているOSや、将来なりたい職業から、Macでも問題ないか慎重に選びましょう。
学割で買えるノートパソコン
実は、大学生がノートPCを購入する時に、ダイレクトショップで学割が適用可能なことが多くあります。
学割適用の条件は様々ですが、下に挙げているストアでは大学生はもれなく対象になっています。登録や、申し込みは無料でできるので、見てみるだけでも損はないでしょう。
大学生に人気のある、マイクロソフトやAppleは学割の割引率が高くなっています。是非、学生の特権を活用して、安く購入してください。
富士通の学割は、小学生以上が利用できます。
学割では、対象商品であれば、さらに割引された価格で購入することができます。例えば、LIFEBOOK WU2/H1だと、さらに5,000円OFFの価格で購入することができました。
詳細はこちらHPの学割では、通常のキャンペーンよりさらに値引きした価格での購入が可能となります。
例えば、上で紹介したHP Pavilion Aero 13-bgだと5,800円程安くなりました。
対象は小学校~大学院、専門学校、大学受験予備校の学生、その父兄までとかなり幅広いです。
詳細はこちらレノボ傘下のNECも、会員登録することで、小学生から中・高・大学生(両親含む)を対象とした学生優待販売ページにログインできるようになります。
学生専用の割引クーポンが発行され、お得に購入できるようになります。
LAVIE Direct N14 Slimの場合、通常19%OFFクーポンですが、学割だと21%OFFの価格になり、Ryzen 5 7530U、16GBメモリ、512GB SSD、あんしん保証サービスパック4年版の構成を、14万円台で購入することができます。
詳細はこちらマイクロソフトでは、学生割引を使用すると最大10%OFFの価格で購入することができます。
ただし、マイクロソフトでは、ARM系のSnapdragonを搭載する機種が主流になっており、今のところ一般的な大学生向けの製品はあまりありません。
なお、対象は、幼稚園、小中学校、高校、および高等教育機関に在籍する学生や親と幅広いです。
詳細はこちら小学生から大学生までに加えて、職業訓練生や専門学校生など、対象の範囲が広いです。また、対象者が未成年の場合保護者が代理で購入することも可能です。
最新商品を含む全商品を通常価格より5%OFF~の特別優待価格で購入できます。さらに14,800円相当のASUSあんしん保証プレミアム3年保証も付く(一部対象外あり)ので、非常にお得です。
詳細はこちら小学生~大学院までの学生に加えて、保護者までも対象となっているので、他社と比較しても、学生ストアを利用できる対象者がかなり広いです。
ThinkPadシリーズなどのノートPCだけでなく、ゲーミングPCや周辺機器も学割価格で購入できます。
例えば、ThinkPad X1 Carbon Gen 12のおすすめ構成に、プレミアムサポート・プラス(4年)を付けて、24万円台となり、学割なしの価格より14,000円ほど安く購入することができました。
詳細はこちらAppleでは、学生・教職員価格があり、大学生、高等専門学校生、専門学校生、またはこれらの学校に進学が決まった方、その両親などが割引価格で購入できます。
人気のあるMacBook Air M3であれば、通常価格より15,000円程安く購入することができます。
詳細はこちら
関連サイト
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全国の新入生応援サイトリンク集 - 全国大学生活協同組合連合会
パソコンやガジェット好きが高じて、パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートを行うようになる。最近では、飼っているハムスターやカナヘビに癒されたり、ベランダで作っているトマトやヘチマの成長を見て喜んだりしている。子どもとマイクラをすると、画面酔いするようになり、年を感じる今日この頃。
2018年頃から、the比較の記事執筆に参加。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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