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HP Pavilion Aero 13-bgの購入レビュー
【PR】【1台のみ貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU | Ryzen 5 8640U Ryzen 7 8840U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
液晶サイズ | 13.3型 16:10 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS |
質量 | 約990g |
バッテリー | 最大11.5時間 (43.3Wh) |
価格[税込] | 12万円台~ |
HP Pavilion Aero 13-bgは、1kgを切る軽さで、それでいて価格も安いモバイルノートPCです。
大学生を中心に人気の高いシリーズのPCで、今回の新色のスカイブルーも若者向けのカラーです。
旧モデルでは不評だった、Enterキーが端に無い点が改善され、より使いやすくなりました。
ここでは、製品のメリット・デメリットについて解説していきます。
当サイト向け特別クーポンで安く購入可能
当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(132,000円以上の製品が対象)。
レビュー機は、1台が当サイトの購入品、もう1台が株式会社日本HPからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 5 8640U、16GBメモリ、512GB SSD
Ryzen 7 8840U、16GBメモリ、1TB SSD
目次
お忙しい方は、「HP Pavilion Aero 13-bgの特徴」のみお読みください。
HP Pavilion Aero 13-bgの特徴
人気機種が性能アップ
HP Pavilion Aero 13-bgは、軽くて安くて非常に人気の高いモバイルノートPCの最新モデルです。
CPUが最新のRyzen 8040シリーズとなり、旧モデルのPavilion Aero 13-beと比較すると、下表のようにパフォーマンスが上がっています。
特に旧モデルはCPUのシングルコア性能はイマイチでしたが、新モデルはシングルコア性能が向上しています。体感速度が速く感じるケースもあるでしょう。
グラフィック性能もアップしており、Ryzen 5 8640Uのモデルでも、旧モデルのRyzen 7 7735Uと同じくらいの性能が出るようになりました。
1kgを切るPCの中では格段に安い
HP Pavilion Aero 13シリーズの人気の秘密は、1kgを切る軽さで、しかも非常に安い点です。
下表は、1kg以下の代表的なモバイルノートPCの質量と価格を比較したものです。多くの機種が20万円前後である中、最も安いのは、Pavilion Aero 13の旧モデルで、それに次ぐのがこの新モデルです。価格の安さが際立っています。旧モデルも執筆時点ではまだ販売されているので、とにかく安い製品が良ければ、旧モデルでもいいと思います。
質量 | 価格 | |
富士通 LIFEBOOK WU2/H1 ※1 | 約868g~ | 170,000円 |
NEC LAVIE Direct NEXTREME Carbon | 約869g~ | 259,380円 |
HP Pavilion Aero 13-be | 約957g | 109,019円 |
ThinkPad X1 Nano Gen 3 | 約966.5g~ | 185,790円 |
HP Pavilion Aero 13-bg | 約990g | 125,364円 |
ASUS Zenbook S 13 OLED | 約1000g | 239,800円 |
※1 Core i5、16GBメモリ、512GB SSD、64Whの構成
Enterキーの右隣のキーが無くなった!
人気のモバイルノートですが、旧モデルはEnterキーが端に無い点がデメリットで、ここに不満を感じるユーザーも多くいました。
一方、新モデルのPavilion Aero 13-bgは、Enterキーが端に配置されました。これでEnterキーを押すときに誤って右隣のキーを押してしまうことも少なくなります。とても嬉しい改善点です。
新色登場
旧モデルのカラーは、セラミックホワイトとピンクベージュの2色でしたが、新モデルのカラーは、ナチュラルシルバーとスカイブルーとなりました。
特にスカイブルーは、やや明るめのトーンなので大学生など若者に適したカラーだと思います。女性にも合いそうです。
ただ、旧モデルのセラミックホワイトは清潔感のある人気の色だったので、残しておいても良かったかなと思います。
競合製品との比較
HP Pavilion Aero 13-bgの競合製品となるデル Inspiron 13 5330と比較します。どちらも13.3型のディスプレイを搭載し、価格も比較的安い製品です。
Inspiron 13 5330は、HP Pavilion Aero 13-bgよりもやや重いものの、バッテリー容量が約1.5倍ありバッテリー駆動時間が長いです。また、Thunderbolt 4に対応しているので、高速データ転送が可能で、ThunderboltドックやGPU BOXも利用可能です。
一方、HP Pavilion Aero 13-bgは約990gと非常に軽くも運びに便利です。軽さ重視ならこちらでしょう。また、HDMIがHDMI2.1に対応しているので、4K/60Hzなどでの表示が可能です。4Kモニターに接続するなら本製品のほうがいいです。
[本製品] HP Pavilion Aero 13-bg |
[競合製品] Inspiron 13 5330 |
|
画像 | ||
CPU | Ryzen 5 8640U Ryzen 7 8840U |
Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
メモリ | 16GB | |
SSD | 512GB / 1TB | |
液晶 | 13.3型 1920x1200 | 13.3型 2560x1600 |
インターフェース | USB Type-C x2 フルサイズUSB x2 HDMI 2.1 |
Thunderbolt 4 x2 フルサイズUSB HDMI 1.4 |
質量 | 約990g | 約1.24kg |
バッテリー | 43.3Wh | 64Wh |
価格[税込] | 12万円台~ | 14万円台~ |
やや残念な部分
HP Pavilion Aero 13-bgのやや残念な点も紹介します。ただし、人によってはデメリットにはならず、その場合はとってもおすすめのPCです。
まずは、ACアダプターを挿すUSB-Cポートが、右側面にしかない点です。そのため、ACアダプターを接続すると、マウスを操作するときにやや邪魔です。
また、前述した通り、USB-CはThunderbolt4に対応していません(PowerDeliveryおよびDisplayPort出力には対応)。
バッテリー容量も少なめなので、バッテリー駆動時間がやや短めです。使い方にもよりますが、半日程度くらいしかもたないと思います。
また、最近のモバイルノートPCは14型が主流なので、それと比べるとやや画面サイズが小さいです。自宅でバリバリ使うときは外部モニターにつなぐといいでしょう。
LTEや5Gに対応していない点も個人的には残念です。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 画面は小さめですが、スペックは十分で、Web閲覧もOffice作業も快適です。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | ◎ | 色域広めのディスプレイで、スピーカー音も悪くないので、動画鑑賞も快適です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | スペックもまずまずですし、色域が広めなので、画像編集などの用途にも使用することができます。 |
動画編集 | △~○ | FHD動画のカット編集くらいであれば、できると思います。ただし、YouTuberになりたいなど、動画編集を頻繁に行う方は、GeForce RTXシリーズなどの外部GPUを搭載した機種がおすすめです。 |
ゲーム | △~○ | 原神などの軽いゲームならできるでしょう。ただし、本格的にゲームをするなら、外部GPUを搭載したゲーミングノートPCがおすすめです。 |
ディスプレイのチェック
HP Pavilion Aero 13-bgのディスプレイは、13.3型、1920x1200ドットのIPS液晶を搭載しています。画面サイズはやや小さめですが、色域は広めで、ちらつきも無く見やすいです。
詳細については、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
HP Pavilion Aero 13-bgのキーボードは、比較的タイピングしやすいと思います。
仕様を確認すると、キーピッチは約18.7x18.4mmと十分です。キーストロークは約1.3mmとそこまで深くはありませんが、割としっかりとした打鍵感があります。前述したようにEnterキーが端に配置されたのもうれしいです。
キーボードバックライトも搭載されています。
パフォーマンスのチェック
HP Pavilion Aero 13-bgは、「myHP」というソフトの「パフォーマンスのコントロール」から、動作モードを変更することができます。ここでは、「バランス」モードと、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測した結果を紹介します。
CPU
CPUは「Zen 4」世代で、デフォルトTDPが28WのRyzen 5 8640UとRyzen 7 8840Uがあります。
CINEBENCHのスコアは以下の通りでした。「Zen3+」世代のRyzenプロセッサーよりもシングルコアのスコアが伸びており、快適度が上がっています。マルチコアの性能も十分高いスコアで、少し重い処理でも早く終わることでしょう。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
次に、HP Pavilion Aero 13-bgのグラフィックス性能を確認します。
Ryzen 5 8640UはRadeon 760Mを、Ryzen 7 8840UはRadeon 780Mを内蔵しており、3DMark Night Raidのベンチマークスコアは下表の通りです。
Ryzen 5 8640Uは、HSシリーズのRyzen 7 8840HSや、Core Ultra 7 155Hなどには及ばないものの、CPU内蔵グラフィックスとしては高めのスコアでした。
Ryzen 7 8840Uであれば、それらとほぼ同等のスコアが出ていました。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度は普通です。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
SDカードリーダーは非搭載です。
その他のベンチマーク
Ryzen 7 8840Uのベンチマークスコアの詳細については、こちらのリンク先をご覧ください。別の機種で計測したスコアですが、結果はそれほど変わらないと思います。
クリエイターソフトの処理時間
以下、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間を下に掲載します。なお、ここでは動作モードを「パフォーマンス」にして計測しています。
速くはありませんが、遅いわけでもありません。現像処理も快適です。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ニューラルフィルターの「スーパーズーム」は、CPUの他にGPUも使って処理しますが、Ryzenプロセッサーは、インテルプロセッサーより速いことが多いです。
また、ニューラルフィルターの「JPEGのノイズを削除」は、主にCPUで処理しますが、こちらも比較的速かったです。
FHD動画の書き出し速度は比較的速かったです。動画編集の作業自体も、簡単な編集であれば、それほど重く感じず作業が行えます。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
HP Pavilion Aero 13-bgは、USB Type-Cポートを2つ搭載しており、動作チェックの結果は下表の通りです。
Thunderboltには非対応ですが、Power DeliveryとDisplayPortに対応しています。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ ※3 | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ ※3 | × | × | |
PD充電器 ※1 |
140W アドテック PD3.1充電器 | ○ ※3 | ― | ― |
100W Anker 充電器 | ○ ※3 | ― | ― | |
65W Lenovo GaN充電器 | ○ ※3 | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ ※3 | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 「製品に付属のACアダプターを使用することをおすすめします」との警告が表示
HDMIの動作チェック
HP Pavilion Aero 13-bgのHDMIポートは、HDMI2.1に対応しており、4K/60Hzのモニターへの出力も可能です。また、Radeon Softwareから設定を変えれば、10ビット表示も可能です。
質量のチェック
HP Pavilion Aero 13-bgの質量は、前述のように、約990g(仕様値)と非常に軽いです。当サイトの計測値もほぼその通りでした。
ACアダプターの重さは普通です。
質量 | |
PC本体 | 983g |
ACアダプター+電源ケーブル | 318g |
バッテリー駆動時間のチェック
HP Pavilion Aero 13-bgのバッテリー駆動時間をチェックします。
バッテリー容量は43.3Whと、それほど大きくはありません。
バッテリー駆動時間は下の通りです。(1)や(2)のように、そこまで負荷が高くない場合は、1日持ちそうなバッテリー駆動時間ですが、他のモバイルノートPCよりは短いです。(3)のようにやや負荷がかかった状態だと3~4時間くらいしかもちません。
モバイルノートPCとしては、そこまで長いバッテリー駆動時間ではありません。
また、Ryzen 5モデルもRyzen 7モデルも、バッテリー駆動時間はほぼ変わりませんでした。
Ryzen 5 | Ryzen 7 | |
(1) MobileMark 25 | 最大11時間30分 | |
(2) YouTube動画再生時 | 9時間6分 | 9時間31分 |
(3) 動画編集時のプレビュー再生時 | 3時間21分 | 3時間32分 |
(1) メーカー公表値
(3) YouTubeの動画(1080p / 30fps) をリピート再生させたとき
(2) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
HP Pavilion Aero 13-bgのWebカメラには、5MP IRカメラ(約500万画素)のカメラを搭載しています。ノートパソコンのWebカメラとしてはかなり高い解像度です。色合いも良く、細部も綺麗に表示されています。
また、カメラを物理的に隠すプライバシーカメラスイッチも付いています。
スピーカー
HP Pavilion Aero 13-bgのスピーカーは、Poly Studioのデュアルスピーカーです。音質はやや良く、勝手に点数を付けると、10点満点で5~6点といったところです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力とCPU温度の推移を確認します。
CPU電力については、Ryzen 5モデルもRyzen 7モデルも、「バランス」モードの場合、しばらくは25W前後で推移していますが、その後は徐々に下がっています。デフォルトTDPが28WのCPUであることを考えると、そこまで高いCPU電力ではありません。「パフォーマンス」モードにした場合は、約25Wをキープしています。
CPU温度については、どちらのモデル、どちらのモードも問題のない範囲に収まっています。
- バランス時
- パフォーマンス時
静音性のチェック
HP Pavilion Aero 13-bgの動作音(静音性)のチェック結果です。こちらはRyzen 5モデルで計測した結果を掲載します。Ryzen 7モデルもほとんど変わりません。
アイドル時はほぼ無音です。負荷をかけてもそれほどうるさくありません。
アイドル時 | 低負荷時 [YouTube再生] |
中負荷時 [動画編集] |
高負荷時 [エンコード] |
約20dB | 約20dB | 約30dB | 約32dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード(x265)した時
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。こちらもRyzen 5モデルで計測した結果を掲載します。
負荷がかかると、キーボードの右側の温度が上がります。実際に触ってみると右手側が若干暖かく感じます。
底面も負荷をかけると一部熱くなるので、膝に置いて使う場合は、低温火傷に注意しましょう。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。こちらもRyzen 5モデルで計測した結果のみ掲載します。
処理を開始して、10分経過後に確認できた最も高い数値を掲載しています。ただ、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
低めの消費電力です。
アイドル時 | 低負荷時 [YouTube再生] |
中負荷時 [動画編集] |
高負荷時 [エンコード] |
6W | 9W | 22W | 24W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
HP Pavilion Aero 13-bgの外観のチェックです。
スカイブルーのカラー
スカイブルーのカラーはご覧の通りで、若者が好みそうな色です。
リサイクルマグネシウム合金を採用し、ボディの質感も良いです。指紋も目立ちにくいです。
天板も、パームレストと同じ色で、「hp」のロゴが入っています。
高さは17.4 (最厚部) mmとなっており、薄いボディです。
排気熱がディスプレイにぶつかる構造になっているので、ディスプレイを傷めないかやや心配です。
ディスプレイは最大で下図の角度まで開きます。180度は開きません。
インターフェイスはご覧の通りです。十分なポート構成でしょう。ただし、前述しましたが、充電にも使うUSB-Cポートが右側面にしかないので、充電中にマウスを使うと、充電ケーブルがやや邪魔になります。
底面はシンプルなデザインです。
内部は下図のようになっています。大きめの冷却ファン1つと、1本のヒートパイプでCPUの熱を冷却しています。そこまで高い冷却性能ではありません。
ストレージには、Type 2280 M.2 SSDを搭載していました。サーマルパッドも付いています。
ナチュラルシルバーのカラー
ナチュラルシルバーのカラーはご覧の通りです。
どんな方にも合う無難なカラーです。
天板および、底面も同色で統一されています。
ACアダプター
ACアダプターは65Wで普通の大きさですが、電源ケーブルが太いので持ち出すときはかさばります。外へ持って行くときは、PD充電器があると便利でしょう。
HP Pavilion Aero 13-bgには、下図のようなBluetoothマウスが付属しています。薄型なので持ち出しやすそうですが、サイドボタンがありません。
まとめ
以上が、HP Pavilion Aero 13-bgのレビューです。
1kgを切る軽さで、価格も安い点が特徴のモバイルノートPCです。
旧モデルと比較すると、プロセッサーの性能が上がった点と、Enterキーが端に配置されタイピングしやすくなった点が、大きな改善点です。
プロセッサーは、Ryzen 8040シリーズを搭載しています。特にシングルコアの性能が上がっており、体感で速く感じるケースもあるでしょう。
スカイブルーのボディカラーは、若者にピッタリです。女性にも合うと思います。大学生を中心に人気が出ることでしょう。
やや残念な点としては、タイピングをしていると右手側がやや熱く感じてきます。また、充電も兼ねたUSB-Cポートが右側面にしかない点、Thunderbolt4には対応していない点、バッテリー駆動時間がそこまで長くない点、画面サイズがそれほど大きくない点、LTE非対応である点が挙げられますが、そこまで気にならない方も多いでしょう。そういった方には、とてもいい1台になると思います。
大学生にピッタリ!
HP Pavilion Aero 13-bg
特徴
- 1kgを切る軽さ
- 低価格
- スカイブルーの若者向けのカラー
こんなあなたに
- 大学生
- 軽くて安いノートPCがほしい方
- the比較特別クーポン個人向けPCが7%OFF
- 価格12万円台[税込]~
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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