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dynabook SZ/MXの実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-1334U
Core 7 150U
メモリ 16GB
ストレージ 256GB / 512GB SSD
画面サイズ 13.3型 16:9
画面種類 1920×1080 非光沢
質量 約1.16kg
バッテリー 約53Wh
価格[税込] 11万円台~ ※

※ シークレットサイト価格

dynabookのモバイルPCが11万円台

dynabook SZ/MXは、11万円台からと低価格のモバイルノートPCです。

安くても、質量も比較的軽く、バッテリー駆動時間も十分です。dynabookブランドということもあり、安心して使えます。

また、sRGBカバー率 約100%の色域で、ディスプレイも見やすいです。

LANポートも搭載し、ポート類が豊富なので、ビジネスシーンでも使いやすいでしょう。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は、以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core 7 150U、16GBメモリ、256GB SSD

 

このページをご覧の方だけに

当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、パソコンが割引価格で購入できます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。

 

目次

お忙しい方は、「dynabook SZ/MXの特徴」のみお読みください。

 

dynabook SZ/MXの特徴

低価格モバイルノートPC

dynabook SZ/MXは、モバイルノートPCとしては価格が安い点が特徴です。

Core i5-1334U、16GBメモリ、256GB SSDの最小構成なら11万円台です。SSDを512GBにしても、+4,400円の差額です(価格は変動するのでご了承下さい)。

価格は安いですが、質量は約1.16kgと比較的軽く、バッテリー容量も約53Whと十分あり、ディスプレイは見やすく、処理性能も十分で、普通に使えます。

なお、少し上に掲載している、メーカーから提供してもらったシークレットサイトから購入すると、安く購入することができるので、是非ご利用下さい。

価格が安いモバイルノートPC

 

ディスプレイの色域は広め

dynabook SZ/MXは、安いノートPCですが、ディスプレイが見やすいです。

メーカーが公表しているわけではないので、確実ではありませんが、当サイトによる計測では、色域がsRGBカバー率100%でした。色域の狭いディスプレイに比べると色鮮やかで、正確な色の表示が可能です。

広めの色域

 

ポート類は充実

dynabook SZ/MXは、ポート類も充実しています。フルサイズUSBや、USB-Cポートはもちろん、HDMI、さらにLANポートも搭載しています。

個人でモバイルノートPCを使う場合、無線LANでネットワークに接続することが多いと思いますが、会社では、セキュリティのため無線LANを禁止しているところもあると思います。そういった場合、LANポートのある本製品は使いやすいです。

ポート類は充実

 

dynabook RZ/MXとの比較

dynabook SZ/MXの上位機種として、先日レビューした「dynabook RZ/MX」というPCも存在します。

この上位機種と比較すると、本製品は、処理性能、質量など全体的にスペックが劣ります。ディスプレイサイズも一回り小さく、縦の画面解像度も少なくなっています。

ただし、Webページの閲覧、メールの送受信、Officeソフトを使った簡単な資料作成などであれば、本製品でも十分なことが多いでしょう。

SZ/MXとRZ/MXの違い
  dynabook SZ/MX dynabook RZ/MX
画像
CPU Core i5-1334U
Core 7 150U
Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
メモリ 16GB 16GB / 32GB
SSD 256GB / 512GB 512GB / 1TB
画面 13.3型 1920x1080 14型 1920x1200
質量 約1.16kg 約899g
バッテリー 約53Wh 約48Wh
価格 11万円台~ 18万円台~

 

やや残念な点

dynabook SZ/MXの残念な点としては、メモリがシングルチャネル(1枚挿し)であるところです。メモリ帯域が狭くなり、特にグラフィック性能が顕著に低くなります。ビジネスシーンであれば、高いグラフィック性能は必要としないと思うので、シングルチャネルでも構わないかもしれませんが、動画編集などグラフィック性能を必要とする作業をしようと思っているなら、自分でメモリを1枚追加して、デュアルチャネルにしたほうがいいと思います。ただ、動画編集をするなら、上で紹介した、Core Ultra Hシリーズプロセッサーを搭載したdynabook RZ/MXのほうがいいと思います。

メモリはシングルチャネル

 

他には、HDMI接続が最大4K/30Hzとなっています。4Kモニターに接続するなら、USB-Cポートを使うと良いと思います。USB-Cポート接続なら、4K/60Hz/RGBで表示することが出来ました。

また、キーボードバックライトが搭載されていません。製品発表会など、暗所で使うことがあるライターなどはご注意下さい。

スピーカー音もそれほどよくありません。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
問題ありません。
動画鑑賞 映像は綺麗ですが、スピーカー音がイマイチです。
RAW現像
画像編集
色域は広めですが、メモリがシングルチャネルなので、GPUを使うAI処理などがやや遅いです。
動画編集 メモリがシングルチャネルなので帯域が狭く、そのためグラフィック性能が低めです。もし動画編集をしたいなら、自分でメモリを1枚増設するといいです。
ゲーム ゲーム向きのPCではありません。

 

ディスプレイのチェック

dynabook SZ/MXのディスプレイのチェックです。

サイズは13.3型、解像度FHD(1920×1080)です。

画面サイズはやや小さいですが、色域が広めであるため画像などが綺麗で、ギラつきも感じないため見やすいです。

解像度は流行りの16:10ではなく16:9ですが、16:10の場合よりも文字は大きくなります(画面サイズは対角の長さを示します。画面サイズが同じである場合、16:10の画面比より16:9のほうが横幅が長くなり、文字も大きくなります)。画面サイズが小さいので、16:9のほうが無難だと思います。

※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合がありますのでご了承下さい。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測で、sRGBカバー率は100%、sRGB比は106%と比較的広めでした。また、最大輝度は、462cd/m2と高めでした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、緑と赤がやや強めに発色していることが分かりますが、一般ユーザーであれば、そこまで気にならないでしょう。また、個体差もあるので、他の個体では異なる場合もあります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。視野角が狭いと正面から見ても、画面の端の色が変に見えたり、画面全体が白っぽく見えたりしますが、本製品はそんなことがありません。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、映り込みは抑えられています。資料作成などを行うことが多い方は、非光沢のほうが使いやすいです。また、ギラつきはほぼなく見やすいです。

画面への映り込み

フォトディテクターでチェックしてみたところ、フリッカー(ちらつき)はありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

dynabook SZ/MXのキーボードの打ちやすさは普通だと思います。

メーカーの仕様表を確認すると、キーピッチは18.8mm(横方向)、キーストロークは1.4mmと記載されています。縦方向のキーピッチは記載されていませんが、実際に計測してみたところ約18mmでした。

キートップはほぼフラットで、ややザラザラとした材質で少しチープに感じます。

「半角/全角」キーや「\」キーなど一部のキーがやや小さいですが、極端に小さいわけではないので、そこまで気にはなりません。

また、タッチパッドは小さめで、肌ざわりも少しザラザラしていて滑りがやや悪いです。クリックボタンは揺れなどもなく押しやすかったです。

キーボードバックライトは搭載されていません。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

dynabook SZ/MXのパフォーマンスはそこまで高くはありません。

 

CPU

dynabook SZ/MXのCPUは、インテルの最新世代のCore 7 150U、または1世代前のCore i5-1334Uです。どちらもプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は15Wとなっています。

今回は、Core 7 150Uを搭載していますが、CINEBENCH R23のマルチコアのスコアは、それほど高くはありませんでした。ただ、シングルコアのスコアは割と高めなので、負荷の高い作業でなければ、体感的にそこまで遅く感じることはないと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core 7 150U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i7-14700HX 21893
Core Ultra 9 185H 19411
Ryzen 7 7840HS 17922
Ryzen 7 8845HS 16387
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 8840HS 13668
Ryzen 7 8840U 12575
Core Ultra 5 125H 12239
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core Ultra 5 125U 9553
Ryzen 5 8540U 9378
Core 5 120U 9317
Ryzen 5 7535U 8757
Ryzen 5 7530U 8403
Core i5-1335U 8249
Core 7 150U 6249
Core i5-1334U 5897
Ryzen 3 7330U 5141
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i7-14700HX 2113
Ryzen 9 7945HX 1951
Core Ultra 9 185H 1882
Core 5 120U 1879
Core i7-1360P 1826
Core Ultra 7 155H 1810
Ryzen 7 7840HS 1764
Ryzen 7 8840U 1763
Core 7 150U 1732
Core i5-1335U 1723
Core i5-1340P 1722
Core Ultra 5 125H 1712
Ryzen 5 8540U 1701
Ryzen 7 8840HS 1686
Ryzen 7 8845HS 1682
Core i5-1334U 1655
Core Ultra 5 125U 1581
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 7730U 1440
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 3 7330U 1358
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

DDR4-3200のメモリが1枚搭載されています。前述したようにシングルチャネルであるためメモリ帯域は狭いです。ただ、「モバイルノートPCでは負荷の高い作業はしない」という方であれば、特に遅く感じる場面は無いでしょう。

 

グラフィックス

CPU内蔵グラフィックスは、メインメモリを利用しますが、このメインメモリがシングルチャネルであるため、グラフィック性能は低めになってしまいます。

3DMark Night RaidのGraphics Scoreを見ると、他のCPUと比べて大分低いスコアになっています。ただ、動画を視聴する程度であれば、この性能でも問題ありません。動画編集をしたり軽いゲームをするような場合には、メモリを自分で1枚追加したほうがいいでしょう。なお、メモリの追加は自己責任でお願いします。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core 7 150U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce RTX 3050 52196
GeForce RTX 2050 48410
GeForce GTX 1650 45149
Core Ultra 7 155H
Intel Arc(LPDDR5)
35888
Ryzen 7 8840HS
Radeon 780M(LPDDR5X)
35847
GeForce MX550 35717
Core Ultra 5 125H
Intel Arc(LPDDR5X)
35271
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M(LPDDR5X)
35241
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M(DDR5)
29410
Ryzen 7 7735U
Radeon 680M(LPDDR5)
28714
Core i7-1360P
Intel Iris Xe(LPDDR5)
21897
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics(DDR5)
21525
Ryzen 5 8540U
Radeon 740M(DDR5)
20053
Core 5 120U
Intel Graphics(LPDDR5X)
18333
Core i5-1340P
Intel Iris Xe(LPDDR5)
17774
Core i5-1335U
Intel Iris Xe(DDR4)
16835
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphcis(LPDDR4X)
16389
Core 7 150U
Intel Graphics(DDR4)
12555
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※グラフィックス名の横の括弧は、メモリの仕様

 

ストレージ

dynabook SZ/MXのストレージは、PCIe SSDとしてはそこまで速くはありません。ただ、大量のデータをコピーしたり、何か大容量のファイルを生成したりするような作業をしなければ、この速度でも十分でしょう。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3500
2986
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

本製品は、microSD対応のカードスロットがあります。カード挿入後の出っ張りはほとんどありません。アクセス速度は普通でした。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

dynabook SZ/MXは、USB3.2のUSB-Cポートを1ポート搭載しています。

PowerDeliveryおよび映像出力にも対応しているので、利用の幅が広がります。もう1ポート欲しいところでしたが、電源ポートが別にありますし、フルサイズのUSBポートもあるので、そこまで困ることは無いでしょう。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
65W Lenovo GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

HDMIポート接続で、4Kモニターをつなげてみましたが、色の形式がYCbCr420となっていました。色が間引かれて表示されています。また、4Kモニターの種類によっては、FHD/60Hzとなったり、4K/30Hzとなったりしてしまう可能性もあります。4Kモニターをつなげるときは、USB-Cポートを使うといいでしょう。USB-Cポート接続なら、4K/60Hz/RGBでの表示が可能です。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

dynabook SZ/MXの質量は、メーカーの仕様表には「約1.16kg」と記載されていました。当サイトの計測値は下表の通りで、メーカー仕様表の表記とほぼ同じでした。モバイルノートPCとしては普通の重さだと思います。容易に持ち運ぶことができるでしょう。

ACアダプターは軽いです。一緒に持ち運んでも負担にならないでしょう。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
PC本体 1.146kg
ACアダプター+電源ケーブル 117g

 

バッテリー駆動時間のチェック

dynabook SZ/MXのバッテリー駆動時間のチェックです。

まずバッテリー容量を確認すると、53Whでした。モバイルノートPCとしては普通の容量だと思います。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は、使い方によって大きく変わりますが、(2)のような動画再生時は約8時間、(3)のような少し負荷がかかった状態だと約5.5時間です。まずまずのバッテリー駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時) 約18.0時間
(2) JEITA3.0(動画再生時) 約8.0時間
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 5時間26分
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。画面輝度は約120cd/m2
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は、約92万画素となっています。映像にやや粗さを感じますが、オンライン会議などで使う程度であれば問題ない画質です。

カメラを隠すシャッターや、顔認証センサーも搭載しています。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
Webカメラ

 

スピーカー

dynabook SZ/MXのスピーカーの音質はあまり良くありません。ノートPC基準で点数を付けると、10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

ステレオスピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

搭載されているCore 7 150UのPBPは15Wですが、PBP通りのCPU電力で動作しています。このときのCPU温度は70℃台で推移しており、問題ありません。

CPU電力&CPU温度

 

静音性のチェック

dynabook SZ/MXの動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時や低負荷時は、ほぼ動作音が聞こえません。高めの負荷をかけても、それほどうるさくありません。静かな環境で作業することができます。

騒音値
アイドル時 低負荷時
[YouTube再生]
中負荷時
[動画編集]
高負荷時
[エンコード]
約20dB 約20dB 約30dB 約37dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード(x265)した時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

負荷をかけるとキーボードの中央あたりが熱くなりますが、パームレスト部分はそれほど熱くならないので、不快感なく使えると思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

PBPの低いプロセッサーで、ディスプレイサイズも小さいので、消費電力は低めです。

消費電力
アイドル時 低負荷時
[YouTube再生]
中負荷時
[動画編集]
高負荷時
[エンコード]
6W 14W 26W 40W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

dynabook SZ/MXの外観のチェックです。

オニキスブルーという、ブラックに近いやや青みのあるカラーを採用しています。

 

天板も同色で、真ん中に「dynabook」のロゴが配置されています。

 

ボディの高さは15.95mmと薄型です。

 

側面のポート類はご覧の通りです。「特徴」部分で記載したように、ポートの種類は豊富です。

 

ヒンジは、約180度開くので、対面に座っている人に、画面を見せやすいです。また、床に置いてしゃがんで作業をするときも使いやすいです。

 

底面はフラットです。

 

メモリスロット式なので、増設・交換可能です。SSDはType2280で、換装可能です。空いているM.2スロットはありません。

 

ACアダプターは45Wです。コンパクトで、電源ケーブルも細いので、持ち運びやすいです。

 

まとめ

以上がdynabook SZ/MXのレビューでした。

dynabookブランドのモバイルノートPCが、11万円台からと非常に安いです。Core i5-1334U、16GBメモリ、512GB SSDのおすすめ構成でも、シークレットサイトなら11万円台です。

安くても、ディスプレイは見やすく、質量も比較的軽く、バッテリー駆動時間も十分あります。CPU性能は、そこまで高くありませんでしたが、ウェブサイトの閲覧、メールチェック、Officeソフトを使っての資料作成、オンライン会議、動画の視聴などの用途であれば、十分な性能でしょう。

気を付けたい点としては、メモリがシングルチャネルであるという点です。上記用途であれば、シングルチャネルでも特に問題ありませんが、グラフィックスに負荷のかかる作業をするのであれば、メモリを1枚自分で増設して、デュアルチャネルにするといいでしょう。

また、用途によっては気にならないと思いますが、キーボードバックライトが搭載されていない点、スピーカー音はそれほど良く無い点はご注意下さい。

 

安いdynabookブランドのモバイルPCが11万円台

dynabook SZ/MX

特徴

  • 低価格モバイルノート
  • 色域が広めのディスプレイ
  • ポートの種類が豊富

こんなあなたに

  • 安価で、安心して使えるモバイルノートが欲しい方
  • 価格11万円台~
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