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GALLERIA RL7C-R46-C5Nの実機レビュー
CPU | Core i7-13620H |
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GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB ~ 64GB |
ストレージ | 1TB ~ 4TB SSD |
液晶サイズ | 15.6型 16:9 |
液晶種類 | 2560x1440 非光沢 165Hz |
質量 | 約2.2kg |
バッテリー | 60.8Wh |
価格[税込] | 17万円台~ |
GALLERIA RL7C-R46-C5Nは、GeForce RTX 4060のミドルクラスGPUを搭載し、毎日使ってもストレスを感じないスペックのクリエイター向けノートPCです。
ディスプレイは、WQHDQ(2560x1440)となっており高い解像度で、sRGB比100%と色域も広めです。
メモリは最大64GB、SSDは最大4TBまで選択可能です。
毎日動画編集などのクリエイティブワークをするような方におすすめです。
レビュー機は、株式会社サードウェーブからの貸出機です。レビュー機の構成は次のようになっています。
レビュー機の構成
Core i7-13620H、GeForce RTX 4060、16GBメモリ、1TB SSD
目次
お忙しい方は、「GALLERIA RL7C-R46-C5Nの特徴」のみお読みください。
GALLERIA RL7C-R46-C5Nの特徴
WQHD液晶を搭載
GALLERIA RL7C-R46-C5Nは、クリエイター向けノートPCという位置づけで販売されていますが、ゲーミングノートPCと大きく異なるのは、WQHD(2560x1440)の高い解像度、sRGB比100%の広めの色域の液晶を搭載している点です
これにより、クリエイティブワークなどがしやすくなっています。
ただし、リフレッシュレートも165Hzと高いので、ゲームにも適しています。
GeForce RTX 4060のミドルスペックGPUを搭載
GALLERIA RL7C-R46-C5Nは、GeForce RTX 4060のミドルスペックGPUを搭載しており、4K動画編集などの負荷の高いクリエイティブ作業も快適に行えます。
また、高めのグラフィック品質設定でも、高めのフレームレートが出るので、本製品に搭載されているWQHD液晶と合わせれば、高精細・綺麗な映像でゲームを楽しむことができます。
大容量メモリ・ストレージも搭載可能
大容量メモリおよび大容量SSDを搭載することができるのも嬉しいです。クリエイティブワークをする方は多めに搭載しておくといいでしょう。
空いているM.2 スロットもあり
さらに、空いているM.2スロットもあるので、SSDを1台自分で増設することも可能です。底面カバーは爪の引っ掛かりがそれほど強くないので、外しやすかったです。
高いコストパフォーマンス
GALLERIA RL7C-R46-C5Nは、Core i7-13620Hに、GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載し、約18万円という価格なので、コストパフォーマンスは高いです。
また、秘密にしておきたいくらいなのですが、価格.com限定モデルなら、159,980円と20,000円も安く購入することができます。本製品を購入するなら、このモデルがいいでしょう。なお、価格は2024年7月17日時点のものです。
ディスプレイのチェック
GALLERIA RL7C-R46-C5Nのディスプレイは、15.6型、2560x1440(画面比16:9)、165Hzのディスプレイです。
特性の詳細は、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
色域はメーカー仕様表では「sRGBカバー率 約95%、sRGB比100%」となっています。当サイトの測定値は、下表の通りです。また、最大輝度は、当サイトの計測では321cd/m2と高めです。
カバー率 | |
sRGBカバー率 | 97% |
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DCI-P3カバー率 | 75% |
Adobe RGBカバー率 | 74% |
遅延
1つのキーを押してから、画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約34msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は少ないです。なおこれは、ディスプレイだけでなくPC全体の遅延となります。
残像
「UFO Test」のサイトにて、左から右へ移動するUFOを撮影したところ、本製品は1秒間に165フレーム更新するディスプレイで2フレームくらい前まで残像がありました。普通のノートPCは、1秒間に60フレームしか更新しないにも関わらず、同じ2フレームくらい前まで残像があったので、本製品の液晶は残像が少ないと言えます。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キートップはほぼフラットですが、キーピッチは、実測で横:約19mm、縦:約19mmと十分で、キーストロークも約1.5mmと標準的です。タイピングのしやすさは普通かなと思います。
テンキーも搭載されていますが、4列ではなく3列なので、「+」や「-」の位置が通常とは異なります。
タッチパッドの使いやすさは普通です。
キーボードバックライトも搭載しています。
パフォーマンスのチェック
本製品は、「Control Center」のソフトから、以下のようにパフォーマンスを変更することができます。ここではデフォルトの「スタンダード」モードおよび、高いパフォーマンスが出る「ターボ」モードで、各種ベンチマークを計測しました。
CPU
GALLERIA RL7C-R46-C5Nのプロセッサーは、Core i7-13620Hが搭載されています。最新世代のCPUではありませんが、ミドルクラスのクリエイター向けノートPCとしては十分な性能でしょう。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
~ CPU性能の評価 ~
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
メモリ
メモリはDDR5-4800で、広い帯域です。初期構成は16GBで、最大64GBへ変更可能です。また、スロット方式のメモリなので、自己責任となりますがメモリの交換が可能です。
グラフィックス
GALLERIA RL7C-R46-C5Nのグラフィックスは、GeForce RTX 4060 Laptop GPUが搭載されています。最大グラフィックスパワーは140Wで、高めの数値です。
3DMarkのベンチマークスコアはご覧の通りです。多くのクリエイター向けソフトが快適に使用できる、比較的高めのスコアが出ています。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
GPU-Zで確認したGeForce RTX 4060の情報は次の通りです。ターボモードにすると、GPU Clockなどがやや上がります。
ストレージ
ストレージは、PCIe Gen 4のSSDが搭載されており、速度はまずまずです。なお、カスタマイズ画面から、2TBや4TBのSSDを選択することもできます。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。挿入後の出っ張りはあります。アクセス速度はそこまで速くありません。
ゲームベンチマーク&フレームレート
GALLERIA RL7C-R46-C5Nの各ゲームの平均フレームレートは下表の通りです。
1920x1080の解像度設定なら、重いゲームでも、最高品質のグラフィック設定で、十分なフレームレートが出ていることが多いです。
2560x1440の解像度設定でも、ある程度グラフィック品質設定を下げれば、プレイできるフレームレートが出ています。
重い部類のゲーム
パルワールド
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高 | 74 fps(96 fps) |
2560x1440 | 中 | 60 fps(86 fps) |
最高 | 54 fps(82 fps) |
重い部類のゲーム
Forza Motorsport
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | ウルトラ | 73 fps |
2560x1440 | 高 | 98 fps |
ウルトラ | 56 fps |
重い部類のゲーム
FORSPOKEN
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高 | 53 fps |
2560x1440 | 高 | 48 fps |
最高 | 36 fps |
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | ウルトラ | 94 fps |
2560x1440 | 高 | 82 fps |
ウルトラ | 61 fps |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 高品質 | 107 fps |
2560x1440 | 標準品質 | 105 fps |
高品質 | 78 fps |
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高 | 132 fps |
2560x1440 | 高 | 125 fps |
最高 | 92 fps |
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | ウルトラ | 102 fps |
2560x1440 | 高 | 129 fps |
ウルトラ | 82 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高 | 148 fps(164 fps) |
2560x1440 | 中 | 111 fps |
最高 | 96 fps(127 fps) |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高品質 | 122 fps |
2560x1440 | 高(ノート) | 120 fps |
最高品質 | 81 fps |
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン3]
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 低設定 | 209 fps |
中設定 | 275 fps | |
最高設定 | 98 fps | |
2560x1440 | 低設定 | 134 fps |
中設定 | 116 fps | |
最高設定 | 62 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
解像度 | その他設定 | 平均 fps |
1920x1080 | 3D解像度:100% メッシュ:高 描画距離:最高 |
284 fps |
2560x1440 | 269 fps |
軽い部類のゲーム
Apex Legends
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 高設定 | 164 fps |
2560x1440 | 低設定 | 164 fps |
高設定 | 150 fps |
軽い部類のゲーム
VALORANT
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 高設定 | 489 fps |
2560x1440 | 高設定 | 343 fps |
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | ウルトラ | 216 fps |
2560x1440 | 中型 | 215 fps |
ウルトラ | 148 fps |
その他のゲーム
上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは「ターボ」モードで実行した結果を掲載しています。
RAW現像時間は速いです。現像処理自体も快適です。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ミドルクラス性能のグラフィックスを搭載しているので、AIを活用した「スーパーズーム」のような処理も高速です。
「JPEGのノイズを削除」は、主にCPUで処理しますが、こちらも速かったです。
4Kの書き出し時間も比較的速いです。上位のグラフィックスを搭載しても、それほど書き出し時間は変わらないので、RTX 4060はコスパの高い良い選択肢だと思います。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CPUのみで実行するx265エンコードを実行しましたが、こちらもまずまずの速さでした。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
GALLERIA RL7C-R46-C5NのUSB-Cポートは、データ転送のみに対応しています。PowerDeliveryやDisplayPort出力には対応していません。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | × | × | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | × | × | × | |
PD充電器 ※1 |
100W Anker PowerPort III | × | ― | ― |
65W Lenovo GaN充電器 | × | ― | ― | |
45W Lenovoウルトラポータブル | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 (4Kモニター) |
× | × | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
HDMIポートはHDMI2.1に対応しています。モニター側が対応していれば、4K、120Hz、12ビットなどで表示させることが可能です。
質量のチェック
GALLERIA RL7C-R46-C5Nの質量は、メーカー仕様値では「約2.2kg」となっており、当サイトの計測地もほぼ同じでした。そこまで軽いわけではありませんが、重いわけでもなく、キャリーバッグに入れて持ち運んだり、車に積んで移動したりする分には、苦にならない重さでしょう。
質量 | |
PC本体 | 2.198kg |
ACアダプター | 627g |
バッテリー駆動時間のチェック
GALLERIA RL7C-R46-C5Nのバッテリー容量は60.8Whと、やや大きいです。
バッテリー駆動時間はご覧の通りです。性能が高いので、一般向けのノートPCのように長い駆動時間ではありません。クリエイティブワークをするときは、ACアダプターに繋いで使ったほうがいいでしょう。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA3.0(アイドル時) | 6.4時間 |
(2) JEITA3.0(動画再生時) | 4.3時間 |
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | 2時間58分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
Webカメラは720pのHDで、普通の解像度です。若干青みが強いですが、ウェブ会議などで使う分には特に問題ありません。
なお、レバーなどをスライドさせて、Webカメラを物理的に隠す機能はありません。
スピーカー
スピーカーの音質は普通です。勝手に採点すると、ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度およびの推移を確認します。
「スタンダード」モードの場合、CPU電力は75W前後で推移しています。プロセッサーベースパワー(PBP)は45Wなので、高めのCPU電力で推移しており、高いパフォーマンスが出ていることが分かります。このときのCPU温度は80℃を超えていますが、問題ない範囲だと思います。
一方、「ターボ」モードの場合は、CPU電力がさらに上がりますが、CPU温度も90℃前後と高めになるので、基本的には「スタンダード」モードで動かすのがいいと思います。
- スタンダード
- ターボ
ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。
どちらのモードもCPU温度がやや高めですが、問題ない範囲だと思います。
- スタンダード
- ターボ
静音性のチェック
静音性のチェックです。「スタンダード」モードでの計測結果を掲載しています。
アイドル時はほぼ無音です。動画編集時も静かですが、動画の書き出し時やゲーム時は、うるさく感じます。
アイドル時 | 中負荷時 [動画編集] |
高負荷時1 [動画の書き出し] |
高負荷時2 [ゲーム] |
約20dB | 約28dB | 約41dB | 約50dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の4Kの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:Premiere Proで、4K動画の書き出し
高負荷時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
負荷がかかると、キーボードの中央付近の温度が上がりますが、常時指や手が触れる部分ではないので、そこまで気にはなりません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
高い性能のノートPCなので、一般向けのノートPCよりは高い消費電力です。
アイドル時 | 中負荷時 [動画編集] |
高負荷時1 [動画の書き出し] |
高負荷時2 [ゲーム] |
11W | 38W | 120W | 187W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
GALLERIA RL7C-R46-C5Nの外観のチェックです。
ガンメタリックのカラーで、派手ではないので、どこでも使いやすいです。ブラックのカラーと違い、指紋などが目立ちにくいのはメリットです。
天板もガンメタリックのカラーです。
ボディの高さは20~28mmと普通です。
側面のポート類はご覧のようになっており、データ転送用には、フルサイズSDカードスロット、フルサイズUSB、USB-Cがあります。映像出力用には、Mini DisplayPort、HDMIがあります。有線LANは1.0Gb対応で、無線LANはWi-Fi 6Eに対応しています。
ディスプレイは、下図の角度まで開きます。180度は開きません。
CPUファンは2つ、ヒートパイプは4本あります。底面から吸気し、背面と側面の合計4方向から排気しており、冷却性能は高いです。
メモリはスロット式で、交換可能です。
ストレージには、Type 2280のM.2 SSDが搭載されていました。また、その下に空いているスロットもあり、自己責任となりますが、ここにSSDを1台増設することができます。クリエイター向けPCは、ストレージ容量をたくさん消費しがちなので嬉しいです。
ACアダプターは、薄型ですが、サイズはそれなりにあります。容量は230Wです。
まとめ
以上が、GALLERIA RL7C-R46-C5Nのレビューです。
WQHD(2560x1440)の高解像度液晶を搭載していることで、ペイン(枠)の多いクリエイター向けソフトが使いやすいですし、画像などを高精細に表示することができます。
また、GeForce RTX 4060のミドルクラスのグラフィックスを搭載することで、多くのクリエイティブ作業が快適に行えます。頻繁に創作活動をする方にはちょうどいい構成だと思います。
メモリやストレージも、大きい容量へ変更することができるのも、クリエイター向けPCとしては嬉しいです。
価格も比較的安いので、コストパフォーマンスも高いです。
SDカードスロットを搭載している点もメリットですが、アクセス速度がもう少し速ければ良かったです。
クリエイターソフトが快適に使えるノートPC
GALLERIA RL7C-R46-C5N
特徴
- GeForce RTX 4060のミドルスペック構成
- 高解像度で、広めの色域のディスプレイ
- 大容量メモリ、大容量SSDが搭載可能
こんなあなたに
- クリエイティブ作業を頻繁にする方
- 価格17万円台[税込]~
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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