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ASUS ROG Strix SCAR 18 G835(2025)の実機レビュー

CPU | Core Ultra 9 275HX |
---|---|
GPU | RTX 5080 Laptop RTX 5090 Laptop |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB SSD |
画面サイズ | 18.0型 |
画面種類 | 2560x1600 240Hz |
質量 | 約3.48kg |
バッテリー | 90Wh |
価格 | RTX 5080:66万円台~ RTX 5090:78万円台~ |
ASUS ROG Strix SCAR 18 G835シリーズは、グラフィックス性能、CPU性能、ディスプレイ性能のいずれも最高峰品質で、史上最強クラスのゲーミングノートPCです。
CPUには、最新世代の中でも最も性能の高いGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載。
CPUも最新のCore Ultra 9 275HXの高性能プロセッサーを搭載しています。
ディスプレイは、18型と大画面のminiLEDを採用し、色域も100% DCI-P3と広く、リフレッシュレートも240Hz高く、非光沢で映り込みが少なく、品質が高いです。
販売サイト
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core Ultra 9 275HX、GeForce RTX 5090 Laptop、64GBメモリ
目次
お忙しい方は、「 ROG Strix SCAR 18 G835の特徴」のみお読みください。
ROG Strix SCAR 18 G835の特徴
史上最高レベルのスペック
ROG Strix SCAR 18 G835シリーズは、現時点で、ノートPC用最高性能GPUのGeForce RTX 5090 Laptopに、最新のインテル Core Ultra 9 275HXを搭載した、史上最高レベルの性能のゲーミングノートPCです。
ゲームは高い画質や高いフレームレートでゲームが出来ますし、クリエイティブワークも快適です。
ご覧のように、GPU性能、CPU性能ともに、従来のものと比較して、非常に高いスコアが出ています。CPUに関しては、かなり高いCPU電力で動いていました(詳細は後述します)。
非常に高い性能であるため、人気ゲームのモンハンワイルズが、フレーム生成無しでも高いフレームレートが出ており、快適にプレイすることができます。

18型のmini LEDディスプレイ搭載
ROG Strix SCAR 18 G835は、ノートPCとしては大きい18型のディスプレイを搭載しています。画面が大きく、解像度も2560x1600ドットと高めなので、オープンワールドやRPGのゲームは映像が高精細で綺麗ですし、FPS系のゲームなどは遠くにいる小さなターゲットを見つけやすいです。
240Hzとリフレッシュレートも高いので、動きの速いFPS/TPSゲームなどもやりやすいです。
また、DCI-P3 100%の色域なので、クリエイティブワークにも使用することができます。非光沢なので映り込みも少なく作業がしやすいです。

放熱性能が高い
本製品は、ベイパーチャンバーに、トリプルファンを採用し、放熱性が非常に高くなっています。これにより、高い性能のCPUおよびGPUを、高い電力で動作させることができ、ハイパフォーマンスでありつつ、温度も抑えられています。
詳細は後述しますが、実際に高い負荷をかけても、CPU温度、GPU温度ともに、問題ない温度でした。

ツールレスで底面カバーを開けられる
ROG Strix SCAR 18 G835は、ドライバーなどを使わなくても、簡単に底面カバーを空けることができます。底面にあるレバーをスライドさせ、底面カバーを下にずらすだけです。


空いているM.2スロットあり
底面を開けると、空いているM.2スロットがあるので、ここにSSDを増設することも可能です。なお、パーツの増設はメーカー保証対象外となるので、自己責任でお願いします。

アニメーションが表示できる天板
天板には、810個のLEDが埋め込まれており、アニメーション映像を流すことができます。イベントなどで、自社ロゴや自身のYouTubeチャンネルなどをアピールするときなどに活用できるでしょう。

映えるイルミネーション
本製品の底面の周りには、全てRGBライトバーが搭載されており、幻想的でとても綺麗です。何かのイベント会場で使えば、とても映えると思います。


各用途の快適度
ROG Strix SCAR 18 G835シリーズの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 大きな画面で、スペックも高く、快適に作業可能です。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | ◎ | 大きく、色鮮やかなディスプレイで、スピーカー音もいいので、動画鑑賞も快適です。 |
RAW現像 画像編集 |
◎ | 色域の広いディスプレイで、スペックも高いので、画像編集系の作業も快適です。 |
動画編集 | ◎ | CPU、GPUともに性能が高く、ディスプレイもDCI-P3カバー率100%と広色域なので、動画編集にも適しています。 |
ゲーム | ◎ | 非常に高いグラフィック性能で、CPU性能も高く、高リフレッシュレートに対応し、ゲームも快適です。 |
ディスプレイのチェック
ROG Strix SCAR 18 G835のディスプレイは、mini LEDを採用しています。通常の液晶よりも黒色と白色の表現力が高く、最大1000cd/m2の輝度でDisplayHDR1000に対応し、コントラスト比が高いです。また、色域もDCI-P3 100%クラスと広いです。画面サイズも18型と大きく、解像度も2560x1600と高めです。
その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトで計測した色域は、下表の通りで広いです。
カバー率 | |
sRGBカバー率 | 100% |
---|---|
DCI-P3カバー率 | 99% |
Adobe RGBカバー率 | 88% |

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃って1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

視野角は広いです。

非光沢ディスプレイですので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

フリッカー(ちらつき)はあります。ただし、約20kHzと高めの周波数だったので、ほとんど気にならないという方が多いと思います。

※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に240フレームを更新する240Hzのディスプレイで1~2フレーム前くらいまでの残像がありました。1秒間に60フレームしか更新しない普通の液晶は、2~3フレーム前くらいまで残像があります。このことから、一般的なノートPCのディスプレイよりも、かなり残像が少ないことが分かります。

キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードは、十分なキーピッチで、キートップもやや湾曲しており、しっかりとした打鍵感もありつつ、底付きの衝撃は抑えられており、割と打ちやすいです。Nキーロールオーバーにも対応しています。実際にゲームをしてみて、操作しやすかったです。
タッチパッドの使いやすさは、普通です。ゲーム時に邪魔なら、Fn+F10で無効にすることも可能です。

※画像をクリックすると拡大できます

RGBキーボードバックライト搭載です。

パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品では、下図のように動作モードを変更することができます。
ここでは、「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

CPU
ROG Strix SCAR 18 G835シリーズは、Core Ultra 9 275HXのCPUを搭載しています。
CINEBENCH 2024の結果は以下の通りで、今まで計測したことのあるノートPCの中で、最も高いスコアが出ていました。
~ CPU性能の評価 ~

~ CPU性能の評価 ~

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックスは、ノートPC最高峰の性能のGeForce RTX 5090 Laptop GPUまたは、RTX 5080 Laptopを搭載しています。
GPU-Zで確認した情報は次の通りです。CUDAコア数は10496基と多く、VRAMは24GBもあります。また、「Turbo」モードにすることで、GPUクロック数が上がっています。

3Dmarkのスコアはご覧の通りです。従来のGeForce RTX 4090よりも、10~20%高いスコアが出ていました。
~ グラフィックス性能の評価 ~

W(ワット):最大グラフィックスパワー
~ グラフィックス性能の評価 ~

W(ワット):最大グラフィックスパワー
続いてDLSSの機能を3DMarkのソフトを使ってテストします。DLSSをオフにしたときと、DLSS(超解像技術およびフレーム生成)をオンにしたときのフレームレートを掲載します。
GeForce RTX 5090 Laptopは、マルチフレーム生成(4x)に対応しているので、従来のRTX 4090 Laptopのフレーム生成(2x)に比べて、大きくフレームレートを伸ばすことができます。
~ DLSSの機能テスト ~

※ FG:Frame Genaration
ストレージ
ストレージには、2TBのSSDを搭載しており、高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~

ゲームベンチマーク&フレームレート
いくつかのゲームで計測した平均フレームレートを掲載します。ここでは、参考までに、従来のGeForce RTX 4090 Laptopと、1つ下のグレードのGeForce RTX 4080 Laptop とも比較しています。
GeForce RTX 5090 Laptopは、ほとんどのゲームが、2560x1600ドットの最高画質でもプレイできる高いフレームレートが出ています。
なお、GeForce RTX 5080と比較した場合は、平均すると10%くらいのフレームレートの伸びです。一方、GeForce RTX 4090と比較した場合は、平均すると5%くらいのフレームレートの伸びとやや少なめです。ただ、重いゲームほど、フレームレートに差があるようでした。
W(ワット):最大グラフィックスパワー
:レビュー機で計測したスコア
![]() 劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 低 | 110 fps |
ノーマル | 95 fps | |
最高 | 84 fps | |
2560x1600 | 低 | 107 fps |
ノーマル | 84 fps | |
最高 | 64 fps |
![]() 重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ
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|||
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解像度 | 品質 | フレーム生成OFF | フレーム生成ON |
1920x1200 | 最低 | 108 fps | 201 fps |
中 | 104 fps | 194 fps | |
ウルトラ | 98 fps | 170 fps | |
2560x1600 | 最低 | 104 fps | 197 fps |
中 | 103 fps | 180 fps | |
ウルトラ | 90 fps | 148 fps |
![]() 重い部類のゲーム
パルワールド
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||
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 (ウィンドウ) |
低 | 120 fps(上限) |
中 | 120 fps(上限) | |
最高 | 120 fps(上限) | |
2560x1600 | 低 | 120 fps(上限) |
中 | 120 fps(上限) | |
最高 | 119 fps |
![]() 重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 軽量品質 | 235 fps |
高品質 | 199 fps | |
2560x1440 | 軽量品質 | 233 fps |
高品質 | 161 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
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||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 (ウィンドウ) |
低 | 171 fps |
高 | 167 fps | |
ウルトラ | 162 fps | |
2560x1600 | 低 | 170 fps |
高 | 155 fps | |
ウルトラ | 144 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 | 標準(ノート) | 213 fps |
高(ノート) | 208 fps | |
最高品質 | 186 fps | |
2560x1600 | 標準(ノート) | 185 fps |
高(ノート) | 236 fps | |
最高品質 | 139 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
フォートナイト
|
---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 | 低設定 | 255 fps |
中設定 | 192 fps | |
最高設定 | 123 fps | |
2560x1600 | 低設定 | 240 fps |
中設定 | 175 fps | |
最高設定 | 94 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
解像度 | その他設定 | 平均fps |
1920x1200 | 3D解像度:100% 描画距離:最高 メッシュ:低 |
302 fps |
2560x1600 | 288 fps (1% Low:93 fps) |
![]() 軽い部類のゲーム
Apex Legends
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 | 低設定 | 298 fps |
高設定 | 298 fps | |
2560x1600 | 低設定 | 299 fps |
高設定 | 278 fps |
![]() 軽い部類のゲーム
VALORANT
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||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 | 高設定 | 694 fps |
2560x1600 | 高設定 | 672 fps |
![]() 軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1200 | 非常に低い | 460 fps |
中型 | 439 fps | |
ウルトラ | 377 fps | |
2560x1600 | 非常に低い | 370 fps |
中型 | 337 fps | |
ウルトラ | 261 fps |
DLSS4対応ゲームを試す
GeForce RTX 5090はDLSS4に対応しているのも強みです。
下表は、DLSS4に対応したサイバーパンク2077の平均フレームレートです。DLSS4の目玉機能のマルチフレーム生成「4x」を有効にしたときのフレームレートも掲載します。「4x」にすることで、1つのフレームから3つのフレームが追加で生成されます。フレーム生成をOFFにしたときと比べるとかなりフレームレートが上昇しているのが分かります。
GeForce RTX 4090 Laptopは「2x」まで(1フレームにつき1枚のフレームの追加)しかフレームを生成できないので、RTX 5090の「4x」にしたときと比べると、大分フレームレートに差があります。
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
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||||
---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | フレーム生成 OFF |
フレーム生成 2x |
フレーム生成 4x |
1920x1200 | ウルトラ | 158 fps | 246 fps | 406 fps |
レイトレ:オーバードライブ | 66 fps | 117 fps | 215 fps | |
2560x1600 | ウルトラ | 117 fps | 173 fps | 286 fps |
レイトレ:オーバードライブ | 55 fps | 97 fps | 172 fps |
クリエイターソフトの処理時間
次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

現像時間はかなり速いです。パラメーターを変更して画像を現像するときも、サクサク動きます。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

Photoshopの中でも処理に時間のかかるニューラルフィルターも、かなり速かったです。

Premiere Proでの4K動画の書き出し速度も速いです。動画編集自体も快適に行えます。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

CPUのみで実行するx264エンコードですが、従来のCore i9-14900HXと比べて、かなり速くなっています。
NVENCを使ったハードウェアエンコードについても、従来のGeForce RTX 4090 Laptopよりかなり速くなっています。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)


質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトには「3.48kg」と記載されており、実測値はそれより軽く、3.3kgでした。
質量 | |
PC本体 | 3.300kg |
ACアダプター | 987g |
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUの大体の温度を確認しました。
「パフォーマンス」モードでは、CPU電力が100W前後で推移しています。Core Ultra 9 275HXは、プロセッサー・ベース・パワー(PBP):55Wなので、高いCPU電力で動作させて、パフォーマンスを引き出していることが分かります。それでも、CPU温度は80℃前後に抑えられており、問題ない温度です。
「Turbo」モードでは、150Wとさらに高いCPU電力で動いています。CPU温度は90℃前後と高くなってしまいますが、100℃までは達していないので、長時間このような負荷をかけなければ大丈夫です。
- パフォーマンス時
- Turbo時


ゲーム時のCPU温度、GPU温度
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移を下に示します。
どちらのモードでも、CPU、GPUともに、問題ない温度に収まっています。安定してゲームができるでしょう。
ゲームにもよりますが、Prime95と違いCPUへの負荷は低くなるので、「Turbo」モードで動かしてもいいと思います。
- パフォーマンス時
- Turbo時


静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
ゲーム時はそれなりにうるさいです。ヘッドホンをすればそこまで気にはなりません。
アイドル時 | FF15ベンチ時 (パフォーマンス) |
FF15ベンチ時 (Turbo) |
約27dB | 約49dB | 約53dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
高い性能の割には、表面温度はそこまで高くありません。特にパームレスト部分やWASDキーの温度はそれほど上がらないので、実際にゲームをしていても不快感はありません。

※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
高性能なパーツを搭載しているので高い消費電力です。
アイドル時 | FF15ベンチ時 (パフォーマンス) |
FF15ベンチ時 (Turbo) |
約30W | 約243W | 約276W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディのカラーはブラックで、前述したように底面のイルミネーションがかっこいいです。

天板には、アニメーションを流すことができます。

高性能パーツを搭載しているので、高さはややあります。


1Wx4のスピーカーを搭載しており、音質は比較的良く、ノートPC基準で10点満点で採点すると6~7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

Webカメラは1080pの解像度で、やや赤みが強いですが、画質は比較的綺麗です。なお、顔認証にも対応しています。


※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
側面のポート類は下図の通りです。Thunderbolt5が2つも搭載されています。HDMIは、試した限りでは、4K/120Hz/RGBで出力できていました。LANは2.5G対応です。


ヒンジが開く最大の角度は、下図の通りです。

底面は、前述の通り、レバーをスライドさせて、底面カバーを下にずらすことにより、簡単に外すことができます。

底面カバーをはずしたときの内部はご覧のようになっています。3つの冷却ファンに、ベイパーチャンバーで冷却しており、冷却性は高いです。

メモリスロットは2つで、交換可能です。

M.2 SSDは、Type 2280でした。

空いているM.2スロットもあります。

ACアダプターの容量は380Wと大容量で、サイズも大きめです。

まとめ
以上が、ROG Strix SCAR 18 G835のレビューでした。
ノートPC用のGeForce RTX シリーズ グラフィックスとしては、最高性能のGeForce RTX 5090 Laptopを搭載し、非常に高い性能のゲーミングノートPCです。
2560x1600の解像度でも、多くのゲームが、最高品質のグラフィック設定でプレイすることができますし、DLSS4のマルチフレーム生成に対応しているゲームなら、かなりフレームレートを伸ばすことができます。
また、CPU性能も高く、ディスプレイの品質も良く、冷却性も高く、最高レベルの品質のゲーミングノートPCです。
天板にアニメーションを流せるのもユニークですし、底面の周りやキーボードなどが光る点もかっこいいです。
史上最強クラスのノートPC
ROG Strix SCAR 18 G835

特徴
- 最上位のGeForce RTX 5090 Laptop搭載
- Core Ultra 9 275HXの高性能CPU搭載
- 18型大画面で、品質も高いディスプレイ
こんなあなたに
- 最高峰性能のゲーミングノートPCが欲しい方
- RTX 5080モデル66万円台~
- RTX 5090モデル 78万円台~
販売サイト

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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