※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

マウス G TUNE H6-I9G7TBK-Cの実機レビュー - RTX 5070 Ti搭載ゲーミングノート

更新日:
G TUNE H6-I9G7TBK-Cの写真
CPU Core Ultra 9 275HX
GPU RTX 5070 Ti Laptop
メモリ 32GB ~
ストレージ 1TB SSD ~
画面サイズ 16.0型 16:10
画面種類 2560x1600 300Hz
質量 約2.58kg
バッテリー 99Wh
価格 39万円台~
RTX 5070 Ti搭載ハイクラスゲームノート

G TUNE H6-I9G7TBK-Cは、Core Ultra 9 275HXに、GeForce RTX 5070 Ti Laptopを搭載しハイクラスのゲーミングノートPCです。

最新のゲームも最高設定で快適にプレイできる性能です。

ディスプレイはWQXGA解像度、300Hzの超高リフレッシュレートに対応し、残像感の少ない滑らかな映像でゲームをすることが可能です。

見た目はシンプルなデザインですが、ゲーミングらしいRGBバックライトも搭載しています。

公式販売サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core Ultra 9 275HX、GeForce RTX 5070 Ti Laptop、32GBメモリ

 

本製品を安く買う方法

その1セール品を狙う

マウスコンピューターでは、定期的にセールを行っています。もし本製品がセール対象に入っていれば、安く購入できます。

その2当サイト限定「Amazonギフト券プレゼント」を利用する

当サイト経由で、税込み130,000円以上の構成でマウスコンピューター製PCを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

 

目次

お忙しい方は、「G TUNE H6-I9G7TBK-Cの特徴」のみお読みください。

 

G TUNE H6-I9G7TBK-Cの特徴

ハイクラスのゲーミングノート

G TUNE H6-I9G7TBK-Cは、ハイブランドのG TUNE H6シリーズの1つです。

最上位モデルに関しては、 最高性能のGeForce RTX 5090 Laptopを搭載し、さらに外付けの水冷BOXで冷却する異色のゲーミングノートPCです。

G TUNE H6ラインナップ

 

今回レビューするのは、G TUNE H6シリーズの中でも水冷BOXが付属しないモデルで、GeForce RTX 5070 Ti Laptopを搭載しています。このモデルでも、負荷が重いモンスターハンターワイルズやステラーブレイドなどの最新のゲームを、2560x1600解像度、最高設定で快適にプレイできるほど、性能が非常に高いです。

今回レビューするのはGeForce RTX 5070 Ti Laptop搭載モデル
3DMark Steel Nomad
RTX 5090 Laptop 175W 5898
RTX 5080 Laptop 175W 4754
RTX 5070 Ti Laptop 140W 3976
RTX 5070 Laptop 105W 2893
RTX 5060 Laptop 115W 2742
RTX 4070 Laptop 140W 2714

 

WQXGA・100% sRGB・最大300Hzの高性能液晶搭載

本製品は、最大300Hzの超高リフレッシュレートに対応し、滑らかな映像でゲームをプレイすることができます。色域もsRGB 100%クラスなので、ゲームの映像も十分綺麗です。

また、RTX 5070 Ti Laptopはマルチフレーム生成に対応しているので、負荷が重い最新のゲームでも大幅にフレームレートを底上げすることができます。

なお、リフレッシュレートはMS Hybrid時だと240Hzまでしか対応していないので、ゲームをするときは「Control Center」からディスクリートGPUに切り替えましょう。

300Hzの超高リフレッシュレートに対応
MS Hybrid時は240Hz、ディスクリートGPU時は300Hzに対応

 

パーツのカスタマイズが可能

本製品は、メモリやSSDの容量をカスタマイズすることができるのもメリットです。クリエイティブ作業をする方など、大容量メモリや大容量SSDが必要な方におすすめです。

メモリのカスタマイズ画面
SSDのカスタマイズ画面

 

RGBバックライトも搭載

G TUNE H6-I9G7TBK-Cは、仕事用途でも使えるくらいシンプルなデザインが特徴ですが、キーボードバックライトをONにすることでゲーミングらしさがグッと上がります。点灯パターンは少ないですが、キー単位で細かく色を設定できるので、ゲームで使用するキーのみを点灯させたりもできます。

仕事用途でも使えるシンプルなデザイン
RGBバックライトでゲーミングらしさアップ

 

空きのM.2 SSDスロットあり

底面カバーを開けてみると、空のM.2スロットが1つあります。ここにSSDを増設することも可能だと思います。購入時のカスタマイズでも、SSDを1台増設することが可能です。

なお、パーツの増設・交換についてのトラブルは、メーカーも当サイトも保証はできませんのでご了承下さい。

空きのM.2スロット
2nd SSDのカスタマイズ画面

 

各用途の快適度

G TUNE H6-I9G7TBK-Cの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
大きな画面で、スペックも高く、快適に作業可能です。
動画鑑賞 大きく、色鮮やかなディスプレイで、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
色域の広いディスプレイで、スペックも高いので、画像編集系の作業も快適です。
動画編集 CPU、GPUともに性能が高く、ディスプレイもsRGBカバー率100%と広めなので、動画編集にも適しています。
ゲーム 非常に高いグラフィック性能で、CPU性能も高く、高リフレッシュレートに対応し、ゲームも快適です。

 

ディスプレイのチェック

G TUNE H6-I9G7TBK-Cのディスプレイのチェックです。

画面比16:10で、WQXGA(2560x1600)、最大300Hzの16型液晶を搭載しています。色域もsRGBカバー率100%と広めです。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき

当サイトで計測した色域は、下表の通りで広いです。最大輝度は、当サイトの計測では459cd/m2と高めです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 81%
Adobe RGBカバー率 79%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃って1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢ディスプレイですので、映り込みは抑えられています。ギラ付きも感じません。

画面への映り込み

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、300Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、2~3フレーム前くらいまで残像があります。このことから、一般的なノートPCの液晶よりも、残像感が少ないことが分かります。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーの仕様表を確認すると、横方向のキーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっています。ゲーミングとしてはキーストロークはもう少し欲しいところですが、慣れると気になりません。nキーロールオーバーにも対応しています。また、パームレスト表面がとてもさらさらしていて無機質感を感じません。手を置いていて心地良く感じます。

キートップはフラットに近いですが、若干湾曲しています。キーの揺れが少なく、しっかりとした打鍵感もあり、打ち心地は比較的良いです。

BackspaceキーやEnterキーは大きくて押しやすいです。また、矢印キーが大きく、一段下がったところにあるので押しやすいです。ただ、半角/全角キーはやや小さいです。

テンキーは、キーサイズが小さいですが、4列なのでそこそこ使いやすいです。ただ、ゲームではテンキーをあまり使わないので、テンキーを無くして、キー全体にゆとりをもたせても良かったかなと思います。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。点灯パターンはレインボー、ブレス、ミュージック、ウェーブなどがあり、ユーザーモードではキー単位で細かく色を設定できます。ゲーム中は、WASDキーといった頻繁に使用するキーだけ点灯させることもできます。

キーボードバックライト
キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、「Control Center」のパワーセッティング、または電源ボタン横の動作モード切替ボタンから、下図のように動作モードを変更することができます。

ここでは、「バランス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

また、動作モード切替ボタンは動作モードによってLEDの色が変わるので、現在の動作モードが一目で分かって便利です。

Control Center
動作モード切替ボタン「青→静音モード」「緑→バランスモード」「紫→パフォーマンスモード」

 

CPU

G TUNE H6-I9G7TBK-Cでは、CPUにCore Ultra 9 275HXを搭載しています。CINEBENCH 2024のスコアは以下の通りで、マルチコア、シングルコアともに、非常に高いスコアです。ゲームもクリエイターソフトも快適に動作する性能です。

CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~
Core Ultra 9 275HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 275HX 2202
1972 [パフォーマンス]
1845 [バランス]
Ryzen 9 9955HX3D 2055
Core i9-14900HX 1748
Ryzen 9 8940HX 1747
Ryzen AI Max+ 395 1565
Core i7-14700HX 1313
Ryzen AI 9 HX 370 1267
Snapdragon X Elite X1E-78-100 1104
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Core i5-13450HX 886
Core i7-13700H 855
Core Ultra 7 255H 834
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen 7 8840HS 785
Core Ultra 5 125H 669
Ryzen 7 8840U 618
Core Ultra 7 258V 603
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Ryzen 5 8540U 500
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 275HX 137
136 [パフォーマンス]
136 [バランス]
Core Ultra 9 275HX 137
Ryzen 9 9955HX3D 130
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 126
Core Ultra 7 255H 126
Core Ultra 7 258V 121
Ryzen AI 9 HX 370 118
Ryzen AI Max+ 395 116
Core i7-13700H 114
Ryzen 9 8940HX 111
Core 5 120U 110
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Ryzen 9 8945HS 106
Ryzen 7 8840U 104
Core Ultra 7 155H 103
Core i5-13450HX 101
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 5 8540U 100
Ryzen 7 8840HS 98
Core Ultra 5 125U 94
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

グラフィックス

グラフィックスには、最新世代のGeForce RTX 5070 Ti Laptopを搭載しています。メーカーにより設定される最大グラフィックスパワーは140Wでした。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認した情報は次の通りです。ビデオメモリは12GBです。なお、動作モードによるクロック数などの変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

3Dmarkのスコアはご覧の通りです。最大グラフィックスパワーが高いので、ベンチマークのスコアも高いです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5070 Ti Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 5090 Laptop 175W 24493
RTX 4090 Laptop 175W 21897
RTX 5080 Laptop 175W 20825
RTX 4080 Laptop 175W 18822
RTX 5070 Ti Laptop 140W 17394
RTX 5070 Ti Laptop 140W 17042 [パフォーマンス]
16673 [バランス]
RTX 5070 Ti Laptop 120W 15341
RTX 5070 Laptop 105W 13780
RTX 4070 Laptop 140W 12545
RTX 5060 Laptop 115W 12436
RTX 4060 Laptop 140W 10665
RTX 4060 Laptop 65W 8829
RTX 4050 Laptop 105W 8469
RTX 3050 Ti Laptop 95W 6063
RTX 3050 Laptop 75W 5102
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop 175W 5898
RTX 4090 Laptop 175W 4919
RTX 5080 Laptop 175W 4754
RTX 5070 Ti Laptop 140W 3987
RTX 5070 Ti Laptop 140W 3976 [パフォーマンス]
3838 [バランス]
RTX 5070 Ti Laptop 120W 3525
RTX 5070 Laptop 105W 2893
RTX 5060 Laptop 115W 2742
RTX 4070 Laptop 140W 2714
RTX 4060 Laptop 140W 2339
RTX 4050 Laptop 140W 1879
RTX 4050 Laptop 50W 1466
RTX 3050 Laptop 95W 1178
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

続いてDLSSの機能を3DMarkのソフトを使ってテストします。

GeForce RTX 5070 Ti Laptopは、マルチフレーム生成(4x)に対応しているので、フレーム生成前と比べると、大幅にフレームレートが向上しているのが分かると思います。

3DMark NVIDIA DLSS feature test
~ DLSSの機能テスト ~
RTX 5090 Laptop 175W 235 fps [DLSS4 FG 4x] 138 fps [DLSS4 FG 2x] 35 fps [DLSS OFF]
RTX 5080 Laptop 175W 199 fps [DLSS4 FG 4x] 115 fps [DLSS4 FG 2x] 29 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Ti Laptop 140W 171 fps [DLSS4 FG 4x] 100 fps [DLSS4 FG 2x] 24 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Ti Laptop 120W 144 fps [DLSS4 FG 4x] 85 fps [DLSS4 FG 2x] 21 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Laptop 105W 133 fps [DLSS4 FG 4x] 76 fps [DLSS4 FG 2x] 14 fps [DLSS OFF]
RTX 5060 Laptop 115W 117 fps [DLSS4 FG 4x] 67 fps [DLSS4 FG 2x] 15 fps [DLSS OFF]
RTX 4090 Laptop 175W 116 fps [DLSS4 FG 2x] 30 fps [DLSS OFF]
※DLSS有効時のDLSS Super Resolutionは「Performance」に設定
※ FG:Frame Genaration

 

ストレージ

ストレージには、1TBのGen4 SSDを搭載しており、非常に高速です。カスタマイズでさらに高速なGen5 SSDや追加のSSDを選択することもできます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
6234
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

最近では省かれがちですが、フルサイズのSDカードスロットも搭載しています。動画や画像を扱う方には嬉しいでしょう。アクセス速度も高速です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

本製品は、ディスクリートGPUへ変更することができます。ゲームを起動すると、dGPUモードへ自動で切り替わることが多いので、ここでは全てのゲームをディスクリートGPUで計測しています。

ディスクリートGPUモード

 

負荷が非常に重いモンスターハンターワイルズでは、1920x1200解像度だとウルトラ設定でもフレーム生成オフで快適にプレイでき、2560x1600解像度であれば、フレーム生成を有効にすることでウルトラ設定でも快適にプレイが可能です。

最新のアクションゲーム「ステラーブレイド」でも、最高設定で高いフレームレートで快適にプレイでき、マルチフレーム生成を有効にすることで、300Hzの超高リフレッシュレートを活かした滑らかな映像でプレイすることも可能です。

ビデオメモリは12GBと多いので、今後発売される最新のゲームも高い設定で快適にプレイできるでしょう。

グラフィックス性能が高いので、PUBGやAPEXなどのeスポーツタイトルも、高解像度、高い設定で、300Hzの超高リフレッシュレートを活かして優位にプレイすることができます。

以下のゲームのフレームレートについて
平均フレームレートを掲載しています
W(ワット):最大グラフィックスパワー
 :レビュー機で計測したスコア
重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ ベンチマーク
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成ON
1920x1200 97 fps 174 fps
94 fps 162 fps
ウルトラ 89 fps 146 fps
2560x1600 93 fps 157 fps
86 fps 136 fps
ウルトラ 76 fps 120 fps
他のGPUとの比較(2560×1600、ウルトラ、フレーム生成ON)
RTX 5090 Laptop 175W 148 fps
RTX 5080 Laptop 175W 146 fps
RTX 5080 Laptop 175W 138 fps
RTX 4090 Laptop 175W 129 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 120 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 118 fps
RTX 5070 Ti Laptop 120W 96 fps
※DLSS SR:中→「パフォーマンス」、高→「バランス」、ウルトラ設定→「クオリティ」
重い部類のゲーム
緋の森「タマミツネ」- (実際にプレイ)
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成ON
1920x1200 83 fps 147 fps
76 fps 127 fps
ウルトラ 65 fps 105 fps
2560x1600 74 fps 127 fps
67 fps 109 fps
ウルトラ 58 fps 93 fps
※DLSS SR:中→「パフォーマンス」、高→「バランス」、ウルトラ設定→「クオリティ」
パルワールドアイコン
重い部類のゲーム
ステラーブレイド
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成ON
1920x1200 とても高い 130 fps 416 fps
2560x1600 とても高い 100 fps 294 fps
※※フレーム生成有効時のみDLSSは「クオリティ」
※チュートリアルボスで計測
パルワールドアイコン
重い部類のゲーム
黒神話:悟空 ベンチマーク
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成 x4
1920x1200 222 fps 278 fps
126 fps 180 fps
最高 62 fps 101 fps
2560x1600 187 fps 226 fps
99 fps 148 fps
最高 51 fps 84 fps
※DLSS SR:低→40(パフォーマンス)、高→55(バランス)、最高→65(クオリティ)
パルワールドアイコン
重い部類のゲーム
DOOM: The Dark Ages
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成 x4
1920x1080 111 fps 333 fps
ウルトラナイトメア 84 fps 282 fps
2560x1440 77 fps 237 fps
ウルトラナイトメア 60 fps 203 fps
※フレーム生成有効時のみDLSSは「クオリティ」、他はTAA
※キャンペーンのカリームで計測
パルワールドアイコン
重い部類のゲーム
Clair Obscur: Expedition 33
解像度 品質  
1920x1200 132 fps
103 fps
エピック 79 fps
2560x1600 121 fps
82 fps
エピック 62 fps
※DLSSはすべて「クオリティ」
※序盤のルミエールで計測
アイコン
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 フレーム生成
OFF
フレーム生成
2x
フレーム生成
4x
1920x1200 ウルトラ 135 fps 212 fps 342 fps
レイトレ:オーバードライブ 52 fps 98 fps 171 fps
2560x1600 ウルトラ 92 fps 142 fps 235 fps
レイトレ:オーバードライブ 42 fps 77 fps 137 fps
DLSS SRは「自動」に設定
アイコン
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高品質 177 fps
2560x1440 134 fps
他のGPUとの比較(2560×1600、高品質)
RTX 5090 Laptop 175W 161 fps
RTX 4090 Laptop 175W 153 fps
RTX 5080 Laptop 175W 143 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 134 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 127 fps
RTX 5070 Ti Laptop 120W 99 fps
RTX 5060 Laptop 115W 91 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 平均fps
1920x1200 最高品質 161 fps
2560x1600 最高品質 117 fps
他のGPUとの比較(2560×1600、最高品質)
RTX 5090 Laptop 175W 139 fps
RTX 4090 Laptop 175W 139 fps
RTX 5080 Laptop 175W 127 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 122 fps
RTX 5070 Ti Laptop 140W 117 fps
RTX 5060 Laptop 115W 81 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1200 低設定 238 fps(1% Low: 66 fps)
中設定 210 fps
最高設定 96 fps
2560x1600 低設定 182 fps(1% Low: 100 fps)
中設定 151 fps
最高設定 78 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均fps
1920x1200 3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
291 fps(1% Low: 74 fps)
2560x1600 274 fps(1% Low: 60 fps)
※バトルロワイヤル ソロで計測

DirecX12の場合、ネイティブ解像度の2560x1600にしたほうが、1% Low fpsは高かったです。

アイコン
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均fps
1920x1200 最高設定 296 fps
2560x1600 228 fps
※トレーニングモードで計測
アイコン
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1200 非常に低い 361 fps
ウルトラ 330 fps
2560x1600 非常に低い 328 fps
ウルトラ 246 fps

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Lightroomのイメージ画像

現像時間はこの通り高速です。

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX
RTX 4090(175W)
26秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI Max+ 395 26秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX 39秒
Ryzen 9 8940HX
RTX 5060 (115W)
44秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 9 HX 375 49秒
Ryzen AI 9 HX 370 57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Apple M3 69秒
Core Ultra 7 155H 72秒
Core Ultra 7 258V 73秒
Core Ultra 5 125H 75秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Ryzen 7 8840HS 81秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Ryzen 5 8540U 102秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core i5-1335U 128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間
Premiere Proのイメージ画像

Premiere Proでの4K動画の書き出し速度も速いです。動画編集自体も快適に行えます。

4K動画の書き出し
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
2分23秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5070 Ti (140W)
2分23秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
2分26秒
Ryzen 9 8940HX
RTX 5060 (115W)
2分50秒
 Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
2分54秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Core i9-14900HX
RTX 4090 (175W)
3分34秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 5070 Ti Laptopで実行
Blender Benchmark Score
RTX 5090 Laptop 175W 8408
RTX 4090 Laptop 150W 8067
RTX 5080 Laptop 175W 6708
RTX 4080 Laptop 175W 6072
RTX 5070 Ti Laptop 140W 5467
RTX 5070 Ti Laptop 140W 5305
RTX 5070 Ti Laptop 120W 4592
RTX 4070 Laptop 110W 3908
RTX 5060 Laptop 115W 3660
RTX 4060 Laptop 100W 3636
RTX 4050 Laptop 105W 2775
RTX 3050 Laptop 95W 1151

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「2.58kg」と記載されていましたが、実測値はそれより約100g軽く、2.478kgでした。ゲーミングノートPCとしては普通の重さです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.478kg
ACアダプター 751g

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUの温度を確認しました。

「バランス」モードでは、CPU電力は最初89W後半で動作しますが、そこから徐々に下がり、75W前後で推移しています、CPU温度は最初73℃まで上昇してからすぐに下り、71℃付近で推移しており、低い温度です。

「パフォーマンス」モードでは、CPU電力は最初200W付近まで上昇しますが、徐々に下がっていき、150W前後で推移しています。CPU温度は96℃付近で推移しており、高めの温度です。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移を下に示します。

「バランス」モードでは、CPU温度は80℃前後と問題ない温度です。GPU温度は70℃台前半とこちらも問題ない温度です。

「パフォーマンス」モードでは、CPU温度は86℃付近で推移しており、やや高めですがギリギリ問題ない範囲です。GPU温度は80℃付近で推移しており、こちらも問題ない範囲の温度です。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はファンが動作していない時はほぼ無音です。ゲーム時は、バランスモードもパフォーマンスモードもうるさく感じます。ゲーム音量を上げたり、ヘッドホンをすれば気にならないと思います。

騒音値
アイドル時 FF15ベンチ時
(バランス)
FF15ベンチ時
(パフォーマンス)
約25dB 約51dB 約53dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中は、キーボード面の中央辺りの表面温度がやや高めです。ただ、WASDキーの辺りはそれほど高い温度になっておらず、タッチパッドの上部やパームレスト部の温度もほとんど変化していません。実際にゲームをしても熱による不快感はありませんでした。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能なパーツを搭載しているので高い消費電力です。

消費電力
アイドル時 FF15ベンチ時
(パフォーマンス)
FF15ベンチ時
(Turbo)
約16W 約240W 約290W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

G TUNE H6-I9G7TBK-Cの外観のチェックです。

ゲーミングノートにしてはシンプルで整ったデザインです。キーボードバックライトをオフにすれば、仕事用途でも使えるデザインです。

 

天板には新生ブランド「G TUNE」の新ロゴが入っています。

 

パームレスト表面がサラサラしていてるので、タイピング時に置いてる手が心地良いです。こういった細かい配慮も新生「G TUNE」なのかも。

 

閉じたときの高さは25.9mmとゲーミングノートとしては普通です。

 

スピーカーの音質はノートPC基準だと普通の音質です。10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

約200万画素のFHDカメラを搭載しています。顔認証にも対応しています。カメラを物理的に隠すプライバシーシャッターも搭載しています。

 

側面のポート類は下図の通りです。右側面にUSB3.0 Type-Aが2ポート、SDカードリーダー、左側面にはLAN、USB3.1 Type-C、USB3.0 Type-Aがあります。背面にはThunderbolt4 Type-C、電源、Mini DisplayPort、HDMIがあります。

 

ヒンジは、ほぼ180度開きます。

 

底面はシンプルです。

 

底面カバーを開けたときの画像は下の通りです。

2つのファンと2本のヒートパイプで冷却し、背面から排気します。Core Ultra 9 275HX+RTX 5070 Ti Laptopと高性能なパーツを搭載しているにしては、シンプルな冷却構造です。

 

メモリスロットは2つで、交換可能です。

 

M.2 SSDはカバーで覆われているので、ネジを外してアクセスする必要があります。

 

右の方のM.2スロットは空でした。

 

M.2 SSDカバーを外した際の内部です。

 

ACアダプターの容量は330Wです。薄型で丸みを帯びており、カバンなどには入れやすいと思います。

 

まとめ

以上が、G TUNE H6-I9G7TBK-Cのレビューです。

Core Ultra 9 275HXに、GeForce RTX 5070 Ti Laptopを搭載しハイクラスのゲーミングノートPCです。

負荷が非常に重いモンハンワイルズやステラーブレイドなど、最新のゲームも高解像度、高い設定で快適にプレイできる性能です。

ディスプレイは、最大300Hzとリフレッシュレートが高く、100% sRGBと色域も広めで、ゲームにもクリエイティブワークにも使えます。

メモリやストレージをカスタマイズして購入できる点も嬉しいです。例えば、「クリエイティブ作業をするので、メモリを64GB積みたい」といった場合にも対応できます。

ボディはシンプルで、キーボードバックライトを消せば、普通のノートPCのような見た目なので、どこでも使いやすいです。

 

RTX 5070 Ti搭載ハイクラスゲームノート

マウスコンピューター G TUNE H6-I9G7TBK-C

特徴

  • 高性能なCore Ultra 9 275HXを搭載
  • GeForce RTX 5070 Ti Laptop搭載
  • WQXGA・300Hzの高性能液晶搭載

こんなあなたに

  • 高性能ゲーミングノートが欲しい方
  • シンプルなデザインが好きな方
  • 価格39万円台~

 

 

関連ページ