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安いゲーミングPC!10万円前半で購入できる機種厳選
安く購入できるゲーミングPCの選び方と、おすすめの機種を紹介します。
紹介するのは、10~13万円台ぐらいのゲーミングデスクトップ、10~11万円台ぐらいのゲーミングノートPCです。
本格的にゲームをやる方には物足りないかもしれませんが、初めてゲーミングPCの購入を検討している方や、息抜きにライトにゲームをプレイしたい方などにおすすめです。
目次
安いゲーミングPCの選び方
まずはデスクトップか、ノート型かを選ぶ
安いゲーミングPCを選ぶときは、最初に、ゲーミングデスクトップにするのか、ゲーミングノートPCにするのかを選びましょう。それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット
・同じグラフィックスであれば、ノート用のグラフィックスよりも基本的にパフォーマンスが高い。
・パーツを交換して、ゲーミング性能をアップさせることができる。
・ハイリフレッシュレート液晶や、大きなサイズの液晶などを選びやすい。
デメリット
・広めの設置スペースが必要で、基本据え置きでの使用となる。
・モニターなど(場合によっては、キーボード・マウスなども)を別に用意しないといけないので、初期投資の金額はゲーミングノートPCよりも高くなることが多い。
・仮想通貨のマイニングでの需要があるため、グラフィックボードが以前より高くなっている。

メリット
・コンパクトで扱いやすく、手軽にゲームできる。
・移動がしやすく、友人宅などで一緒にゲームがしやすい。
・エントリークラスのゲーミング性能であれば、ゲーミングデスクトップよりも初期投資が安く済むことが多い。
デメリット
・同じグラフィックスであれば、デスクトップ用のGPUにはパフォーマンスが及ばない。
・CPUやGPUの交換などは基本出来ないので、ゲーミング性能を上げたいと思ったときは、全体を買い替える必要がある。
次にグラフィックスを決める
次に、どのくらいのゲーミング性能を希望するかに応じて、GPUを決めましょう。
下の方に、ゲーミングデスクトップPCと、ゲーミングノートPCの搭載する代表的なGPUのゲーミング性能の目安となるグラフを載せていますので、参考にしてください。

安いゲーミングデスクトップPC(10~13万円台ぐらい)で選択できるのは、GeForce GTX 1650~RTX 3060ぐらいとなります。
軽めのゲームを、普通の液晶(60Hz)でプレイするのであれば、GTX 1650でもいいと思います。多くのゲームを快適にプレイしたい方や、ハイリフレッシュレート液晶を活かしたプレイを希望する場合は、RTX 3060がおすすめです。

安いゲーミングノートPC(10~11万円台ぐらい)で購入できるのは、GeForce GTX 1650~RTX 3050ぐらいとなります。
ゲーミングデスクトップとほぼ同じで、ゲームをライトにプレイするのであれば、GTX 1650でもいいと思います。でも、頻繁に買い替える予定でなければ、RTX 3050搭載ぐらいがおすすめです。
~ 3DMark Time Spy (Graphics score) ~
~ 3DMark Time Spy (Graphics score) ~
W(ワット)は最大グラフィックスパワー
CPUの選択
CPUには、大きく分けて、インテルCoreと、AMDのRyzenの2種類があります。安いゲーミングPCでは、Core i7やRyzen 7を選択することは厳しいので、Core i5や、Ryzen 5が主流になります。一般的に、Ryzen搭載の方が価格が安い傾向があります。一方、ゲーム以外に、クリエイター向けソフトも使いたい方には、インテルCPUが人気があります。

安いゲーミングデスクトップPCでは、Ryzen 5 3500を搭載しているモデルが多いです。価格優先であれば、Ryzen搭載でもいいと思いますが、最新CPUがよければ、第12世代Core i5-12400を搭載したモデルもおすすめです。

安いゲーミングノートPCでは、Ryzen 5 5600Hを搭載するモデルが多いです。パフォーマンスも高く、ゲームのみを目的とする方にはいいと思います。
一方、クリエイター向けソフトも使用したい方は、インテルのCore i5-11400H搭載モデルなどがおすすめです。
メモリは16GBがおすすめ
デスクトップPC、ノートPCにかかわらず、メモリは、できれば16GBがおすすめです。
デスクトップPCでも、ノートPCでも、メモリの増設・換装は比較的簡単なので、自信のある方は、購入後に自分で容量を増やしてもいいかもしれません。
なお、ノートPCに関しては、レビュー記事でメモリスロット部分の画像なども紹介しているので、参考にしてください。
ゲーミングノートPCでは液晶もチェック
ゲーミングデスクトップPCでは、別途液晶を用意する必要があります。手持ちのディスプレイがあれば、最初はそれを使用して、後で高リフレッシュレート液晶に移行してもいいでしょう。
一方、ゲーミングノートPCでは、購入時に液晶の種類もチェックしておくことおすすめします。動きの激しいゲームを、滑らかな画像でプレイしたい場合は、ハイリフレッシュレート液晶と呼ばれるディスプレイを搭載したモデルを選択します。液晶の部分で、120Hzとか、144Hzなどと書かれているものです。ただし、滑らかな映像を表示するためには、高めのグラフィックス性能が必要となるので、搭載するGPUとのバランスも考えるといいと思います。
ストレージは512GB SSDを軸に
ストレージは、最低で256GB SSD、できれば512GB SSDを基本として考えるといいでしょう。
安いゲーミングデスクトップPC
10~13万円台で購入できる、安いゲーミングデスクトップPCを4機種ピックアップしてご紹介します。
ただし、ゲーミングデスクトップの場合、モニターが別途必要になりますし、機種によってはキーボードや、マウスも別で購入しないといけない場合もあり、総額だともう少しかかります。

CPU | Core i5-11400F |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB PCIe NVMe SSD |
価格[税込] | 109,780円 |
Core i5-10400F、16GBメモリ、512GB SSDを搭載したモデルが、約11万円で購入できます。
もう少し予算があれば、Ryzen 5 3600 + RTX 3060で13万円台のモデルも、ゲームをより快適にプレイできるので、おすすめです。

CPU | Core i5-12400 |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB PCIe NVMe SSD |
価格[税込] | 109,980円 |
最新のインテル第12世代Coreプロセッサーに、GeForce GTX 1650の外部グラフィックスも搭載しつつ、約11万円で購入できる製品です。
Core i5ですが、最新の第12世代Core i5-12400となっており、Core i7-11700Kと同等の性能が出ます。
ただ、デザインは地味です。
最短翌日出荷となっており、短納期ですぐに入手できる点も魅力です。
安いゲーミングノートPC
10~11万円台で購入できる、安いゲーミングノートPCを4機種ピックアップして、紹介します。

CPU | Ryzen 5 5600H |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe SSD |
液晶 | 16.1インチ FHD IPS 144Hz 非光沢 |
価格[税込] | 104,800円 |
144Hz駆動の16.1型液晶を搭載し、少し大きめの画面でゲームをプレイできます。
シンプルなデザインで、ゲーム以外の目的にも使いやすいです。
GTX 1650搭載モデルが、104,800円と安いです。ただし、メモリは8GBです。もう少し予算があれば、RTX 3050、16GBメモリの構成で122,000円のモデルの方がよりおすすめです。

CPU | Ryzen 5 5600H |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe SSD |
液晶 | 15.6インチ FHD IPS 120Hz 非光沢 |
価格[税込] | 105,833円 |
GeForce GTX 1650、16GBメモリを搭載し、102,032円です。
一般のノートPCに近いデザインなので、仕事兼息抜きのゲーム用としてもいいと思います。
ただし、現時点では納期が2か月以上で出荷予定と長めなのが残念な部分です。

CPU | Core i5-11260H |
---|---|
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe SSD |
液晶 | 15.6インチ FHD IPS 120Hz 非光沢 |
価格[税込] | 114,385円 |
価格が安い、売れ筋のゲーミングノートPCです。
RTX 3050、16GBメモリのモデルが、11万円台と安いです。
派手なライティングはありませんが、ここで紹介している4機種の中では、一番ゲーミングノートPCらしいデザインだと思います。
現時点では、2週間以内ぐらいの納期となっていました。

CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe SSD |
液晶 | 15.6インチ FHD 144Hz 非光沢 |
価格[税込] | 122,980円 |
上の3機種と異なっているのは、インテルCPUと、当サイト計測で、sRGBカバー率95.2%と色域広めの液晶を搭載していることです。
RTX 3050を搭載し、eスポーツなども快適にプレイできるだけでなく、画像や動画の編集などにも使用しやすいです。
カスタマイズもでき、翌日出荷と納期が短いのも魅力です。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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