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ドスパラ GALLERIA RL5C-R35/RL5C-R35Tの実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-11400H
GPU GeForce RTX 3050
GeForce RTX 3050 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約2.0kg
バッテリー 約4.1時間(約4.4時間)
価格[税込] RL5C-R35:11万円台~
RL5C-R35T:12万円台~
ゲームも動画編集もできるエントリーモデル

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tは、エントリー向けのゲーミングノートPCです。

RL5C-R35はGeForce RTX 3050を、RL5C-R35TはRTX 3050 Tiを搭載しています。

エントリー向けと言っても、144Hz液晶を搭載し、eスポーツタイトルはもちろん、NGSやFF14などのオンラインゲームも快適に動作する性能です。

さらに、液晶の色域が比較的広めで、動画編集や画像編集などにも適しています。

質量も割と軽く、収納や持ち出しに便利です。

現在発売中の最新機種の情報はこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-11400H、16GBメモリ、GeForce RTX 3050、512GB NVMe SSD

Core i5-11400H、16GBメモリ、GeForce RTX 3050 Ti、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tの特徴」のみお読みください。

 

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tの特徴

エントリーハイ構成で、コスパはまずまず

GALLERIA RL5C-R35TはGeForce RTX 3050 Ti、RL5C-R35はRTX 3050を搭載し、どちらもエントリー向けのゲーミングノートPCです。エントリー向けと言っても、GeForce GTX 1650などよりは性能が高く、比較的高めの性能です。

ドスパラの第11世代Coreプロセッサー搭載ゲーミングノートPCの一覧
2021/11/19に価格が変更になったので、図も更新しました。

 

上の4機種のグラフィックス性能を比較すると、GeForce RTX 3060を搭載したXL7C-R36がずば抜けて高い性能です(下表)が価格がやや高いです。

一方、RL5C-R35TまたはRL5C-R35は、性能はやや落ちますが価格が安いです。しかも、2021年11月19日に価格改定され、さらに安くなりました。10万円台前半までしか予算が出せないような方は、RL5C-R35TまたはRL5C-R35がいいのではないかと思います。

グラフィック性能の目安
XL7C-R36
RTX 3060
8302
RL5C-R35T
RTX 3050Ti
5104
RL5C-R35
RTX 3050
4719
RL5C-G50
GTX 1650
3494
3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score

 

気になる最大グラフィックスパワーは95W

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tに搭載されているGeForce RTX 3050 / RTX 3050 Tiの気になる最大グラフィックスパワーですが、確認してみたところ95Wとなっていました。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

他の機種と比較しても、高めの最大グラフィックスパワーであることがわかります。同じグラフィックスを搭載したノートPCの中でも、高いパフォーマンスが出ることが期待できます(CPU性能などや放熱性などによっても変わります)。

GeForce RTX 3050 / RTX 3050 Ti の最大グラフィックスパワー
エントリー RTX 3050 Ti 4GB 95W GALLERIA RL5C-R35T
60W HP Pavilion Gaming 15
MSI Pulse GL66 11U
45W デル XPS 15 (9510)
40W MSI GF63 Thin 10U
RTX 3050 4GB 95W GALLERIA RL5C-R35
マウス G-Tune E5
マウス DAIV 5P
65W デル Inspiron 15 Plus
60W HP Pavilion Gaming 15
40W MSI Summit E16 Flip A11U

 

最新のインテル第11世代Core i5-11400H搭載

GALLERIA RL5C-R35Tは、最新のインテル第11世代 Core i5-11400Hを搭載しています。8コアのCore i7-11800Hなどよりは性能が落ちてしまいますが、4コアのCore i7-11370Hよりは性能が高く、GeForce RTX 3050 / RTX 3050 Tiを搭載したゲーミングノートにはバランスのよいCPUではないかと思います。

インテル第11世代Core(Tiger Lake)Hシリーズ プロセッサー
  コア/
スレッド
Max
Boost
[GHz]
Base
[GHz]
Cache TDP
Core i9-11980HK 8 / 16 5.0 2.6 - 3.3 24MB 45-65W
Core i9-11900H 8 / 16 4.9 2.1 - 2.5 24MB 35-45W
Core i7-11800H 8 / 16 4.6 1.9 - 2.3 24MB 35-45W
Core i5-11400H 6 / 12 4.5 2.2 - 2.7 12MB 35-45W
Core i5-11260H 6 / 12 4.4 2.1 - 2.6 12MB 35-45W
Core i7-11370H 4 / 8 4.8 3.0 - 3.3 12MB 28-35W
Core i5-11300H 4 / 8 4.4 2.6 - 3.1 8MB 28-35W
CINEBENCH R23(マルチコア性能)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 12501
Core i5-11400H 8110
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Ryzen 5 5500U 6250

 

144Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載

最近のゲーミングノートでは当たり前となってきている高リフレッシュレート液晶ですが、本製品も他のゲーミングPCと同様に144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しています。

144Hz液晶では、60Hzの2倍以上の速度で映像を描写するので、素早い動作や視点移動でも滑らかな映像でヌルヌル動き、精密なエイム動作も素早く行うことができ、敵を発見できるタイミングもわずかに早くなります。特に競技性の高いeスポーツタイトルにおいては60Hz液晶に比べて優位になります。

144Hzの高リフレッシュレート液晶搭載

 

約2.0kgとゲーミングノートとしては軽い

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tの質量は約2.0kgとなっており、当サイトによる計測値はさらに軽く、1.877kgでした。ゲーミングノートPCとしては比較的軽いです。

ノートパソコンを購入するからには、別の部屋で使ったり、外へ持ち運んだり、使わないときはどこかへ収納したりすることも想定していると思いますが、そんなときに便利です。

比較的軽いので持ち運びにも便利

 

パーツのカスタマイズはできない

ちょっと前までは、GALLERIAのノートPCは、メモリやストレージのカスタマイズができましたが、最近はそれができなくなりました。メモリやストレージを、標準構成よりも増やしたい方もいると思うので、カスタマイズができなくなったのは残念です。

ただし、底面カバーを開けられる方であれば、自分でメモリを交換することは可能です。ストレージについても、空いているM.2スロットが1つあるので増設することが出来ます。パーツ交換は、自己責任となりますが、チャレンジしてみるのもいいと思います。なお、パーツ交換に関して、当サイトでは責任を負えませんので、ご了承ください。

メモリやストレージ容量のカスタマイズには非対応 

 

各用途の快適度

GALLERIA RL5C-R35およびRL5C-R35Tの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高い性能で、液晶の色域も広めなので、ネットサーフィンや資料作成などは快適できるでしょう。
オンライン会議 性能は標準的ですがカメラ、マイク、スピーカーを搭載しており、問題なくオンライン会議ができます。
動画鑑賞 色域は広めで、スペックも十分、スピーカーも普通です。YouTubeなどの動画を快適に楽しむことができるでしょう。
RAW現像
画像編集
色域は比較的広く、当サイトによる計測ではsRGBカバー率は95.2%と、Webコンテンツ用の編集になら使えると思います。ただし、青みが強いので、i1 Display Proなどを別途購入し、キャリブレーションしたほうがいいかもしれません。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能がそこそこ高く、FHD動画の編集なら快適にできるでしょう。4K動画の編集も、やや重く感じるところもあるかもしれませんが、使えなくもないでしょう。
ゲーム RTX 3050 / RTX 3050 Tiのグラフィックスに、144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載し、軽いゲームから中程度のゲームなら快適にプレイできます。重めのゲームは設定を落とす必要があるかもしれません。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、「エンターテイメント」「ゲームモード」といったパフォーマンスモードが用意されていますが、ここでは「ゲームモード」にして計測しています。

「Gaming Center」のソフトから変更可能
キーボード上のボタンからも動作モードの切り替えが可能

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

いずれのゲームも、高設定以上で、60fps以上のフレームレートが出ています。設定を落とせば、144fps以上が安定して出るので、144Hz駆動液晶を十分に活かして、滑らかな映像でeスポーツタイトルをプレイできます。

また、RTX 3050 Tiに関しては、CPU性能が違うということもありますが、フレームレートでは60Wの製品とそれほど差はありませんでした。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 低設定 186 fps 197 fps
高設定 99 fps 108 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 239 fps
RTX 3080 16GB 165W 235 fps
RTX 3080 16GB 140W 222 fps
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 130W 164 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 75W 143 fps
GTX 1660Ti   113 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050Ti 95W 108 fps
RTX 3050 95W 99 fps
RTX 3050Ti 40W 95 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 低設定 270 fps 265 fps
高設定 211 fps 230 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3080 16GB 165W 326 fps
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3060 130W 276 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3080 16GB 140W 271 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
RTX 3050Ti 95W 230 fps
RTX 3050 95W 211 fps
RTX 2060 Max-Q   194 fps
GTX 1650Ti   193 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 低設定 190 fps 211 fps
高設定 105 fps 125 fps
最高設定 70 fps 82 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3080 16GB 140W 190 fps
RTX 3080 16GB 165W 167 fps
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 130W 140 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
RTX 3050Ti 95W 82 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 95W 70 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 非常に低い 169 fps 172 fps
中型 135 fps 147 fps
ウルトラ 109 fps 122 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 229 fps
RTX 3080 16GB 140W 186 fps
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 183 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 130W 157 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 3050Ti 95W 122 fps
RTX 3050 95W 109 fps
RTX 3050Ti 40W 96 fps
GTX 1650Ti   82 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

サイバーパンク 2077などの重いゲームでは設定を下げる必要がありますが、FF14などの中程度の重さのゲームでは、最高設定で快適に動作します。グラフィックスがDLSSに対応しているので、DLSSを有効にできるゲームならさらにフレームレートが上がるでしょう。ただし、残念ながらレイトレーシングを使用するにはスペックが足りません。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 オフ 56 fps 62 fps
オフ 34 fps 40 fps
ウルトラ オフ 28 fps 33 fps
自動 33 fps 43 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 83 fps
RTX 3080 16GB 140W 82 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 16GB 165W 70 fps
RTX 3060 130W 67 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 95W 33 fps
RTX 3050Ti 60W 32 fps
RTX 3050 95W 28 fps
RTX 3050Ti 40W 23 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 オフ 78 fps 85 fps
オフ 61 fps 70 fps
最大 オフ 29 fps 34 fps
高性能 42 fps 46 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 130W 40 fps
RTX 3050Ti 95W 34 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
RTX 3050 95W 29 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 104 fps 112 fps
51 fps 55 fps
ウルトラ 41 fps 44 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 74 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 45 fps
RTX 3050Ti 95W 44 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 軽量品質 92 fps 98 fps
標準品質 71 fps 76 fps
高品質 50 fps 55 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 86 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 95W 55 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
重い部類のゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 33480 / 134 fps 36023 / 140 fps
9908 / 73 fps 11685 / 79 fps
ウルトラ 6815 / 61 fps 7944 / 65 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 130W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 最低 115 fps 117 fps
79 fps 84 fps
最高 63 fps 68 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
RTX 3050Ti 95W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 標準(ノート) 17371 / 140 fps 16303 / 124 fps
高(ノート) 15501 / 113 fps 15516 / 114 fps
最高品質 13053 / 89 fps 13427 / 92 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 153 fps
RTX 3080 16GB 140W 144 fps
RTX 3080 16GB 165W 140 fps
RTX 3070 130W 138 fps
RTX 3080 8GB 105W 137 fps
RTX 3080 16GB 130W 135 fps
RTX 3070 95W 129 fps
RTX 3060 75W 111 fps
RTX 3060 95W 108 fps
RTX 3060 130W 107 fps
RTX 3050Ti 60W 96 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050Ti 40W 78 fps
GTX 1650Ti   73 fps
GTX 1650   64 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 標準(ノート) 18613 / 135 fps 17724 / 128 fps
高(ノート) 15758 / 112 fps 15880 / 112 fps
最高品質 12907 / 89 fps 13282 / 92 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 65W 73 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 RTX 3050 RTX 3050 Ti
1920x1080 最高品質 22001(すごく快適) 21901(すごく快適)
※約5500で60fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

GALLERIA RL5C-R35TとRL5C-R35はどちらも、「BOE HF NV156FHM」のパネルが搭載されていました。ただし、他のパネルが搭載される可能性もあるのでご了承下さい。

144Hzの高リフレッシュレートに対応した液晶です。色域は比較的広く、キャリブレーションすればクリエイティブな作業も可能だと思います。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では292cd/m2と普通です。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測ではsRGBカバー率は95.2%、sRGB比は98.5%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を見てみると、やや青みが強いことが分かります。ゲーム用途なら問題ない発色だと思いますが、画像編集などをするなら、キャリブレーションツールで色補正したほうがいいでしょう。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ということで、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

フォトディテクターにオシロスコープをつなげて確認してみましたが、フリッカーフリーでした。ちらつきの無い画面です。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーボードの1つのキーを押してから、その文字が画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約60msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOをカメラで撮影したところ、本製品は144Hz(1秒間に144フレームを更新)で2フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、60Hzディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tのキーボードは、普通の打ち心地だと思います。

従来のモデルは、Enterキーが横長の英語キーボードのような形状でしたが、今回のモデルは、一般的な日本語キーボードの形状になりました。Enterキーは大きく、小さくなることが多い半角/全角キーやBackspaceキーも通常の大きさです。ただし、Enterキーの真下がShiftキーではなく矢印キーであったり、4列ではなく3列のテンキーであったりしています。

実測でキーピッチは約19x19mm、キーストロークは約1.5mmです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドは特に問題なく使えると思います。クリックボタンも普通の力で押せます。


タッチパッド

 

単色ですがLEDバックライトを点灯させ、色を変えることも出来ます。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

GALLERIA RL5C-R35Tの各種ベンチマークスコアを掲載します。ここでは動作モードを「エンターテイメント」と「ゲームモード」にして計測しています。

CPU

CPUには6コアのCore i5-11400Hを搭載しており、マルチコア性能はまずまずですし、シングルコア性能も高いです。ただし、「エンターテイメント」と「ゲームモード」ではスコアに大きな差が出ています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-11400H(RL5C-R35Tで計測)
Core i5-11400H(RL5C-R35で計測)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 12501
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Ryzen 7 5700U 8445
Core i5-11400H 8110 [ゲームモード]
4085 [エンターテイメント]
Core i5-11400H 7740 [ゲームモード]
4233 [エンターテイメント]
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1504
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i5-11400H 1478 [ゲームモード]
1316 [エンターテイメント]
Core i5-11400H 1466 [ゲームモード]
1365 [エンターテイメント]
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i7-10870H 1212
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリ速度はエラーで計測できませんでしたが、DDR4-3200を搭載しており、高速です。 容量は16GBで、購入時のカスタマイズはできません。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2933
デュアルチャネル
最大 約46.8GB/s (23.4GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
 :本製品で選択できるメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 3050または、RTX 3050 Tiを搭載しています。従来のGeForce GTX 1650や1650 Tiよりも高いスコアが出ており、エントリーモデルとしては高い性能です。

「エンターテイメント」と「ゲームモード」ではスコアにやや差があるので、ゲームなどをするときは、ゲームモードにしたほうがいいでしょう。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3050 Ti
GeForce RTX 3050
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 165W 12507
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8949
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 95W 5104 「ゲームモード」
4620 「エンターテイメント」
RTX 3050 95W 4719 「ゲームモード」
4465 「エンターテイメント」
RTX 3050Ti 40W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

各グラフィックスのGPU Clockなどは標準的な数値です。

GeForce RTX 3050 Ti
GeForce RTX 3050

 

ストレージ

ストレージには、512GBのNVMe SSDを搭載しています。購入時のストレージのカスタマイズは出来ません。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2533
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードを挿すと出っ張りがあります。読み込み速度はそれほど速くありません。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。「ゲームモード」で計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

とても速い書き出し時間です。Hシリーズの第11世代CoreプロセッサーはLihgtroom向きだと思います。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Core i5-11400H
16GBメモリ
63秒(RL5C-R35T)
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i5-11400H
16GBメモリ
70秒(RL5C-R35)
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 5 4600H
16GBメモリ
99秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

比較的重い機能を実行しましたが、他のノートPCと比べて、いずれも比較的速いと思います。Photoshopも快適に動くでしょう。

  Core i5
RTX 3050 Ti
Core i5
RTX 3050
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約4秒  約4秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分37秒 約1分38秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約13秒 約15秒
スーパー解像度 約10秒 約10秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約5秒 約5秒
被写体を選択 約4秒 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画の書き出し時間はまずまずの速さです。極端に負荷のかかるエフェクトなどを使わなければ、4K動画も編集できるでしょう。FHD動画なら快適に編集できると思います。

Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Core i7-10750H
RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050 Ti (60W)
5分08秒
Core i5-11400H
RTX 3050 Ti (95W)
5分58秒
Ryzen 7 4800H
GTX 1650 Ti
6分15秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (95W)
6分42秒
Ryzen 5 4600H
GTX 1650 Ti
7分11秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

x265によるソフトウェアエンコードはそれほど速くありません。こういった処理はRyzenシリーズのほうが得意です。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 9 5900HS 8分59秒
Ryzen 7 5800H 9分07秒
Ryzen 7 4800H 10分17秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 11分52秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i5-11400H 13分14秒(RL5C-R35T)
Core i7-10750H 13分29秒
Core i5-11400H 14分51秒(RL5C-R35)
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderのレンダリングは、遅くはありませんが、そこまで速くもありません。初めてBlenderを使うような方であれば十分な性能かと思いますが、本格的にやるなら、もう少しスペックの高いPCでもいいかなと思います。

  • GALLERIA RL5C-R35T
    RTX 3050 Ti
  • GALLERIA RL5C-R35
    RTX 3050
OptiXでの実行したときのランキング
OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB (165W)
6分13秒
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
6分45秒
Core i7-10875H
RTX 3070 (140W)
7分00秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
7分15秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 16GB (165W)
7分19秒
Core i7-10875H
RTX 3060(130W)
8分58秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060 (130W)
9分20秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080(100W)
9分28秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i5-11400H
RTX 3050 Ti(95W)
14分44秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i5-11400H
RTX 3050i(95W)
17分03秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートは、Power Delivery、Thunderboltに対応していません。ただし、映像出力には対応しています。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
Philips 258B6QUEB/11 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示されています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

両モデルとも、質量の仕様値は「約2.0kg」となっていますが、当サイトで計測した質量は次の通りで、仕様値よりもやや軽い結果となりました。外部GPUを搭載したゲーミングノートとしては軽い製品で、持ち運びにも便利だと思います。

ACアダプターも薄型でそこまで重くないので、カバンに入れて持ち運ぶのもしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  RL5C-R35T RL5C-R35
PC本体 1.877kg 1.882kg
ACアダプター 566g 566g

 

バッテリー駆動時間のチェック

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tのバッテリー容量は46.74Whです。ゲーミングノートとしてはやや少なめの容量です。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、バッテリー駆動時間はあまり長くありません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
GALLERIA RL5C-R35T / RTX 3050 Ti搭載 RL5C-R35T RL5C-R35
(1) JEITA2.0測定方法 約4.1時間 約4.4時間
(2) PCMark 10 Modern Office 3時間31分 3時間48分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間26分 1時間26分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、GPUに負荷はかかりません。

RL5C-R35TとRL5C-R35のどちらのモデルも「エンターテイメント」でのCPU電力は15Wとかなり制限されているようです。その代わりCPU温度は52℃辺りと低めです。

また、どちらのモデルも「ゲームモード」だとCPU電力は45Wに上がり高いパフォーマンスが出ます。ゲームモードでもCPU温度は70℃台後半で推移しており、問題ない温度です。個人的には、常時ゲームモードで動かしてもいいと思います。

  • RL5C-R35T
    エンターテイメント
  • RL5C-R35T
    ゲームモード
  • RL5C-R35
    エンターテイメント
  • RL5C-R35
    ゲームモード

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

どちらのモデルも、「エンターテイメント」でのCPU温度は50℃台で推移しており、GPU温度も60℃辺りと低めです。

また、どちらのモデルも、「ゲームモード」でのCPU温度、GPU温度ともに70℃台で問題ない温度です。ゲームモードでも安心してゲームが出来ると思います。

  • RL5C-R35T
    エンターテイメント
  • RL5C-R35T
    ゲームモード
  • RL5C-R35
    エンターテイメント
  • RL5C-R35
    ゲームモード

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は比較的静かです。ゲームモードでの高負荷時は、多少うるさくなります。

GALLERIA RL5C-R35T / RTX 3050 Ti
GALLERIA RL5C-R35 / RTX 3050
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 [ゲームモード時]

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

CPUおよびグラフィックス性能がゲーミングノートにしてはそこまで高くないため、全体的に低めの表面温度です。手のひらの温度も低めで、不快感もなく、長時間ゲームができると思います。

GALLERIA RL5C-R35T / RTX 3050 Ti搭載
GALLERIA RL5C-R35 / RTX 3050搭載
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

家庭向けのノートPCよりは高めの消費電力ですが、ゲーミングノートとしては低めの消費電力です。

GALLERIA RL5C-R35T / RTX 3050 Ti搭載
GALLERIA RL5C-R35 / RTX 3050搭載
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tの外観はご覧のようになっています。

ボディカラーはシルバーで、シンプルなデザインです。

 

天板にはGALLERIAのロゴとエンブレムが刻印されています。

 

電源ボタンはキーボードの上部にあります。また、その左隣には、ゲームモードなどへ変更するボタンがあります。

 

ボディの高さは20mmとなっており、ゲーミングノートにしては薄型です。

 

側面のポートはご覧のようになっており、映像出力が出来るポートはUSB-CとHDMIの2ポートです。2.5Gb Ethernet対応LANポートもあります。フルサイズUSBポートは、USB2.0が1つ、USB3.1 Gen1が2ポートです。

 

液晶は180度は開きませんが、ご覧の角度まで開くので特に見にくく感じることはありません。

 

スピーカーは背面にあります。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で採点すると、5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面のゴム足はやや高めになっており、吸気しやすくなっています。

 

底面カバーは、爪の引っ掛かりが少ないため開けやすいです。自分でメモリやストレージを換装・増設しやすいと思います。

CPUおよびGPUを冷却するファンは2つで、ヒートパイプは4本です。背面と側面の合計4方向から排気するような構造になっています。

 

M.2スロットは2つあり、そのうちの1つに80mmのM.2 SSDが搭載されています。両機種とも、ADATA製のSSDが搭載されていました。もう1つのスロットは空いているので、自分で増設することも可能です。ただし、パーツの増設に関しては自己責任でお願いします。故障などしても当サイトでは保証できません。

 

メモリスロットは2つあります。両機種とも、SAMSUNG製のメモリが搭載されていました。こちらもオンボードではなく、スロット式なので換装できるでしょう。

 

ACアダプターは大きいですが薄型ですので、デスクの引き出しなどへ入れやすいです。

 

電源コネクタは背面に配置されています。抜き差しはしにくいですが、排熱口を避けて接続することができます。

 

ACアダプターの容量は120Wとなっており、ゲーミングノートとしてはそこまで大きい容量ではありません。

 

まとめ

以上が、GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35Tのレビューです。

最新のインテル第11世代 Core i5-11400Hに、最大グラフィックスパワー95Wの高い性能のGeForce RTX 3050またはRTX 3050 Tiを搭載しており、エントリークラスの中でも頭一つ抜けた性能です。

144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので、APEXやVAROLANTなどのeスポーツタイトルも優位な環境でプレイが可能です。

負荷の重いゲームは設定を下げる必要がありますが、NGSやFF14などのオンラインゲームでは最高設定でプレイが可能です。

重量も2.0kg以内とゲーミングノートにしてはとても軽く、持ち運びにも便利です。色域も広めなので、画像や動画編集など軽いクリエイティブな作業も可能です。

ゲームだけでなく、動画編集なども始めてみたいような方に最適な1台です。

 

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ドスパラ GALLERIA RL5C-R35 / RL5C-R35T

特徴

  • エントリー向けの最新RTX 30シリーズ搭載
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