デル Dell G15 (5510) の実機レビュー

更新日:2021年5月26日
CPU Core i7-10870H
Core i5-10200H
GPU RTX 3060 Laptop
GTX 1650
メモリ 8GB / 16GB / 32GB
ストレージ 最大 1TB NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 120Hz / 165Hz
質量 約2.409kg~
バッテリー 56Wh / 86Wh
価格[税込] 8万円台~
RTX 3060にsRGB約100%液晶で15万円台

Dell G15 (5510)は、コスパの高いミドルクラスのゲーミングノートPCです。

Core i7-10870H + RTX 3060 Laptopという構成に加えて、色域広めの165Hz駆動液晶を搭載しています。ゲームも、クリエイティブな作業も快適に行えるRTX 3060搭載モデルが、15万円台(税込)と安いもの魅力です。

なお、Dell G15 (5510)には、エントリークラスとなるGTX 1650搭載モデルもあります。RTX 3060搭載モデルとは構成が大きく異なるので、ご注意下さい。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-10870H、GeForce RTX 3060 Laptop、16GBメモリ

 

このページをご覧の方だけに

以下のリンク先から、DELLのパソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえます。どうぞご活用下さい。

 

 

目次

お忙しい方は、「Dell G15 (5510)の特徴」のみお読みください。

 

Dell G15 (5510)の特徴

RTX 3060モデルなら非常に高いコスパ

Dell G15 5510は、GeForce GTX 1650を搭載したモデルと、RTX 3060を搭載したモデルがありますが、RTX 3060は非常に高いコストパフォーマンスです。

 

RTX 3060モデルはsRGB 約100%

ゲーミングノートは色域の狭いディスプレイを搭載した機種も多いですが、Dell G15 5510のRTX 3060モデルは、sRGB 100%クラスのディスプレイを搭載しており、広めの色域です。鮮やかな色表現でゲームをプレイできるだけでなく、Core i7-10870H + RTX 3060の性能を活用して、クリエイティブな作業にも使用できます。

クリエイターも使えるミドルクラスのゲーミングノート

 

RTX 3060モデルは165Hz駆動液晶搭載

Dell G15 (5510)のRTX 3060搭載モデルは、165Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶を搭載しています。

1秒間に最大165回の画面の書き換えが可能となっており、映像が滑らかになります。また、FPS系のeスポーツタイトルでは、ターゲットを素早く発見することができるなど、ゲームを有利に進める点でもメリットがあります。

eスポーツにも適した165Hz駆動液晶

 

RTX 3060モデルは構成の割に安い

以上のような品質が高めの液晶に、RTX 3060 LaptopおよびCore i7-10870Hという高めのスペックでも、価格は15万円台と非常に安いです。

下表に、RTX 3060 Laptopを搭載したライバル機種と、仕様と価格を比較した表を掲載します。

Dell G15 (5510)は、この中で最安でありながら、MSI GF65 Thin10Uよりもワンランク上のCPUと液晶を搭載しています。G-Tune E5-165よりは液晶解像度やパフォーマンスはやや劣るものの、価格差が約4万円もあります。

このように、Dell G15 (5510)は、ミドルクラスのゲーミングノートPCとしては、コストパフォーマンスが高いです。

ただし、質量は重めです。移動しやすい機種を希望するなら、Dell G15 (5510)以外がいいでしょう。

RTX 3060 Laptop搭載ゲーミングノートPCの比較
  [本機器]
Dell G15 (5510)
マウス
G-Tune E5-165
MSI
GF65 Thin 10U
画像
CPU Core i7-10870H Core i7-10870H Core i7-10750H
GPU GeForce RTX 3060
(max TGP 90W)
GeForce RTX 3060
max TGP 130W
GeForce RTX 3060
(max TGP 75W)
メモリ 16GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 165Hz
sRGB 98.3%
WQHD 165Hz
sRGB 98.8%
FHD 144Hz
sRGB 61.5%
重量 約2.409kg 約1.73kg 約1.86kg
バッテリー 86Wh 62.32Wh 51Wh
価格[税込] 156,853円 197,780円 169,800円
レビュー レビュー レビュー
※sRGBカバー率は、当サイト計測
※スペックをできるだけ合わせて価格(クーポン適用後)を比較

 

RTX 3060モデルの最大グラフィックスパワーは90W

GeForce RTX 30シリーズでは、メーカーや機種によって設定されている最大グラフィックパワーが異なります。同じグラフィックスでも、最大グラフィックスパワーによってパフォーマンスに差が出るので、チェックすることをおすすめします。

Dell G15 (5510)に搭載されているRTX 3060の最大グラフィックパワーは、90Wでした。やや高めの値だと思います。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

Dell G15 (5510)で計測した3DMark Time Spyの結果を確認してみると、RTX 3060のスコアは、RTX 2070に迫るスコアがでていました。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB
(130W)
11361
RTX 3070
(130W)
10327
RTX 3080 8GB
(105W)
10258
RTX 2080 9456
ミドルレンジ RTX 3070
(95W)
9220
RTX 3060
(130W)
8302
RTX 2070 7778
RTX 3060
(90W)
7598
RTX 3060
(95W)
7519
RTX 3060
(75W)
7047
RTX 2060 6163
GTX 1660Ti 5667
エントリー RTX 3050Ti
(60W)
5292
RTX 3050 4600くらい
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :GeForce RTX 3060 Laptop
 :Dell G15 5510で計測したスコア
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

GTX 1650搭載モデルは8万円台からと低価格

ここまで、RTX 3060 Laptopを搭載したモデルの特徴を紹介していきましたが、Dell G15 (5510)には、GTX 1650を搭載したモデルもあります。

GTX 1650搭載モデルは、RTX 3060搭載モデルとは構成が大きく異なり、エントリークラスのゲーミング性能となります。主な違いは、下の表にまとめている通りです。

プレイするタイトルによっては、やや物足りなさを感じるスペックではあるものの、一般的なノートPCよりは高いスペックでありながら、8万円台と非常に安いのは魅力です。使い方によっては、ライトにゲームもできつつ、快適に使えるスペック高めのノートPCとして、いいと思います。

Dell G15 (5510)のモデル比較
  RTX 3060搭載モデル GTX 1650搭載モデル
CPU Core i7-10870H Core i5-10200H
GPU GeForce RTX 3060
(max TGP 90W)
GeForce GTX 1650
メモリ 16GB / 32GB 8GB
ストレージ 512GB / 1TB NVMe SSD 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 165Hz
sRGB 98.3%
FHD 120Hz
NTSC 45%
(≒sRGB 62%)
バッテリー 86Wh 56Wh
ACアダプター 240W 180W
価格[税込] 156,853円~ 86,304円~
※5月24日時点の価格

 

Alienwareインスパイアの冷却システム

デルのゲーミングノートPCには、 Dell G15シリーズの上に、プレミアムモデルのAlienwareという機種があります。

Dell G15 (5510)は、ボディ後部が出っ張ったAlienwareと似たデザインとなっており、冷却システムもAlienwareにインスパイアされ、強化されています。

底面に加えて、キーボード面の上部からも吸気し、熱くなった空気を左右と背面の合計4か所の排気口から放出することで、ゲームのような高負荷がかかっても、しっかり冷却し、高いパフォーマンスを、安定して発揮できるようになっています。

ボディ後部が出っ張ったデザイン
キーボード面の上部からも吸気

 

ボディ後部が出っ張っているため、CPUおよびGPUがボディのより上部にあり、ゲーム中でもパームレストの温度が上がりにくいというメリットがあります。

CPUおよびGPUが上部になり、パームレスト温度が上がりにくい

 

「Gモード」でファンの速度が最大化

Dell G15 (5510)には、「Gモード」というファンの回転速度を最大化する冷却モードがあります。他社でもある機能ですが、本製品は「F9」キーを押すことで、ゲーム中でも簡単に「Gモード」を有効にすることができます。

試してみたところ、「Gモード」を有効にしても、無効にしても、ベンチマークスコアには大きな変化はありませんでしたが、「Gモード」を有効にした時の方が、CPUやGPUの温度は低くなりました。

なお、「Gモード」を有効にすると、ファンの回転速度が上がるため、アイドル状態でも騒音値が高くなります。そのため、「Gモード」は、必要な時のみ有効にする方がいいと思います。

「Gモード」有効
FF15ベンチマーク時のGPU温度

 

ガンダムを連想させるデザイン

私だけかもしれませんが、「G」のロゴに、突き出た背面、角ばったデザイン、配色と、ガンダムを連想するデザインです。個人的には好きです。

 

RGBバックライトの英語キーボードも選択可能

Dell G15 (5510)では、キーボードが一般的なノートPCに近く、標準搭載の日本語キーボードだと、バックライトもホワイトの一色のみです。

ゲーミングノートPCらしい、カラフルなライティングがよければ、RGBバックライト付きの英語キーボードも選択できます。4ゾーンに分かれており、色の調整もできます。

標準搭載のホワイトバックライト日本語キーボード
RGBバックライトの英語キーボードも選択可能

 

選べるボディカラー

ゲーミングノートPCとしては珍しく、Dell G15 (5510)では、ボディカラーを選択することができます。選択できるカラーは、下の画像のとおりです。

ボディカラーを選択可能

 

やや残念なポイント

Dell G15 (5510)のRTX 3060搭載モデルは、液晶の色域も広めで、クリエイティブな作業にも使用できそうですが、SDカードリーダーは備えていません。写真や動画を簡単に取り込めるように、SDカードリーダーもあるとよかったです。

また、前述しましたが、PC本体の質量が重いです。またACアダプターも重いです。そのため、持ち歩く用途には適していません。家に据え置きで使う方に適した製品です。

 

各用途の快適度

Dell G15 (5510)の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分です。快適に作業できるでしょう。
動画鑑賞 165Hz駆動液晶であれば、色域は比較的広く、見やすいです。スピーカー音は普通ですが、快適に動画鑑賞ができます。
オンライン会議 特別な機能はありませんが、カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
RAW現像
画像編集
165Hz駆動液晶は、当サイトによる計測でsRGBカバー率98.3%と比較的色域が広く、Webコンテンツ用の編集には使えると思います。ただし、Core i7-10870Hのシングルコアの性能があまり高くなかったので、使用するソフトによっては、思ったより長めの時間がかかる場合もあります。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能がそこそこ高いため、快適に動画編集ができます。
ゲーム RTX 3060 Laptop + 165Hz駆動液晶を搭載しており、画質を調整することで、多くのゲームを快適にプレイできます。ただし、重めのゲームをレイトレーシングをONにしてプレイするのには、あまり適していません。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードでの、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

いずれも高いフレームレートが出ており、eスポーツタイトルを快適にプレイすることができます。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 169 fps
高設定 147 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 2080   190 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3060 130W 175 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 2070 SUPER   163 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 90W 147 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   144 fps
RTX 3060 75W 143 fps
RTX 2070   138 fps
RTX 2060   123 fps
GTX 1660Ti   113 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 237 fps
高設定 180 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 130W 267 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 2060   250 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
RTX 2060 Max-Q   194 fps
RTX 3060 90W 180 fps
GTX 1650Ti   180 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 197 fps
高設定 165 fps
最高設定 136 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 2070 SUPER   151 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 90W 136 fps
RTX 3060 130W 133 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 2060   110 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
Radeon RX 5500M   103 fps
RTX 2060 Max-Q   93 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 137 fps
中型 136 fps
ウルトラ 137 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 2070 SUPER   167 fps
RTX 3060 130W 163 fps
RTX 2080   160 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3060 90W 137 fps
RTX 2070   134 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 2060   122 fps
GTX 1660Ti   110 fps
GTX 1650Ti   82 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

中程度の重さのゲームであれば、最高設定でも60 fpsを軽く上回っており、快適にプレイできます。重い部類のゲームでも、最高設定で60 fpsを超えるものもありますし、「サイバーパンク2077」は、画質を少し落とすか、DLSSを有効にすることで、60 fps以上出ています。ただ、「ウォッチドックス レギオン」は、低設定でもフレームレートは伸びませんでした。

特に重い部類のゲームでなければ、多くのタイトルを、最高画質で、快適に楽しむことが出来ると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 83 fps
オフ 61 fps
ウルトラ オフ 52 fps
自動 66 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 90W 52 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 60W 32 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 48 fps
オフ 45 fps
最大 オフ 39 fps
高性能 42 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 63 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 90W 39 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 87 fps
74 fps
ウルトラ 65 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 2070 SUPER   77 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 90W 65 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 2060   52 fps
RTX 3050Ti 60W 45 fps
Radeon RX 5500M   44 fps
RTX 2060 Max-Q   43 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 112 fps
標準品質 95 fps
高品質 73 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 2080   95 fps
RTX 2070 SUPER   88 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 2070   81 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 90W 73 fps
RTX 3060 75W 73 fps
GTX 1660Ti   63 fps
RTX 2060   61 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 80 fps
83 fps
最高 85 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 2070 SUPER   104 fps
RTX 2080   101 fps
RTX 3060 130W 95 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 2070   88 fps
RTX 3060 90W 85 fps
RTX 2060   77 fps
GTX 1660Ti   72 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 17315 / 153 fps
高(ノート) 14705 / 129 fps
最高品質 13502 / 106 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3070 130W 138 fps
RTX 3080 8GB 105W 137 fps
RTX 3080 16GB 130W 135 fps
RTX 3070 95W 129 fps
RTX 2070 SUPER   127 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   118 fps
RTX 2080 Max-Q   117 fps
RTX 3060 75W 111 fps
RTX 2070   110 fps
RTX 3060 95W 108 fps
RTX 3060 90W 106 fps
RTX 2070 Max-Q   98 fps
GTX 1660Ti   96 fps
RTX 3050Ti 60W 96 fps
RTX 2060   95 fps
GTX 1650Ti   73 fps
GTX 1650   64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20312(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングを有効にし、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

RTX 3060のVRAMは6GBしかなく、VRAMを多く必要とするレイトレーシングでは、VRAMが不足するケースもあります。重い負荷のゲーム「サイバーパンク2077」では、レイトレーシングの設定を中程度、DLSSを最もパフォーマンスの上がるモードにしても、ぎりぎり60 fpsは超えませんでしたが、そこそこプレイは出来そうです。一方、「ウォッチドッグス レギオン」では、レイトレーシング、DLSSの設定を共に最高にして、26 fpsしかでませんでした。

タイトルによっては、プレイ出来るものもありそうですが、レイトレーシングを有効にしてゲームをプレイするのが主な目的であれば、GeForce RTX 3080 Laptopなどの高性能グラフィックスを搭載したゲーミングノートがおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 59 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 51 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 130W 72 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 59 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 53 fps
RTX 3060 90W 51 fps
RTX 3050Ti 60W 30 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
最大 最大 高性能 26 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3070 130W 71 fps
RTX 3070 95W 64 fps
RTX 3080 8GB 105W 60 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3080 16GB 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 75W 39 fps
RTX 3060 90W 26 fps
RTX 3050Ti 60W 19 fps

 

ディスプレイのチェック

Dell G15 (5510)のディスプレイのチェックです。

今回搭載されていたパネルは「TY90V 156WFG」でした。

165Hzの高リフレッシュレートに対応したFHD液晶です。色域も比較的広めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では321cd/m2とやや高めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は98.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、わずかに青みが弱い発色ですが、ほとんど気にならないレベルです。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきがややありますが、それほど気になりません。

画面への映り込み

どの輝度にしても、フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約42msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、165Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、60Hzディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Dell G15 (5510)のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは、横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは、約1.5mmです。

シンプルな作りなので、ゲーミングキーボードというよりも、一般的なキーボードという感じです。キートップはほぼフラットです。「全角/半角」キーや、「Backspace」キーなどサイズの小さいキーは押し間違えることもありそうですし、「Enter」キーもやや小さく感じました。それ以外、全体的には普通の打ちやすさのキーボードです。

テンキーも付いています。キーサイズは少し小さくなりますが、標準的な4列テンキーなので数字入力はしやすいと思います。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

バックライトも付いていますが、日本語キーボードではホワイトの単色です。なお、英語キーボードだと、4ゾーンのRGBバックライトとなります。


バックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

Dell G15 (5510)では、Alienware Command Centerを使用して、サーマルプロファイルを変更することができます。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「バランス」と、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードでのベンチマーク計測を行いまいした。


Alienware Command Center

 

CPU

CPUにはCore i7-10870Hを搭載しています。非常に高いパフォーマンスです。第10世代ではありますが、8コア/16スレッドで、高めの性能のCPUとなります。

ベンチマークの結果は以下の通りです。マルチコアでは、同じCore i7-10870Hを搭載した他機種ほどではありませんでしたが、高めのスコアでした。一方、シングルコアのスコアは思ったほど伸びませんでした。シングルコアの性能が大きく影響するアプリを使用する場合などは、意外と処理に時間がかかることがあるかもしれません。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-10870H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 10593
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
8855 [パフォーマンスモード]
8717 [バランスモード]
Ryzen 7 5700U 8445
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i7-10870H 1212
1199 [バランスモード]
1198 [パフォーマンスモード]
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

RTX 3060モデルのメモリは、DDR4-2933のデュアルチャネル(8GBx2)です。ただし、GTX 1650モデルのメモリは、シングルチャネル(8GBx1)となるためご注意下さい。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2933
デュアルチャネル
最大 約46.8GB/s (23.4GB/s x2)
21.36GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-2933
シングルチャネル
最大 約23.46GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

RTX 3060 Laptop搭載モデルと、GTX 1650搭載モデルがありますが、RTX 3060 Laptop搭載モデルのスコアは以下の通りです。

最大グラフィックスパワーが90Wなので、RTX 3060 Laptopの中ではやや高めのスコアが出ています。ミドルクラスのゲーミング性能なので、画質を調整することで多くのゲームを快適にプレイできるレベルです。

なお、GTX 1650搭載モデルは、エントリークラスのゲーミング性能となります。ベンチマークスコアは、RTX 3060 Laptopの半分ほどになりそうです。ライトにゲームをプレイすることができますが、長く、快適にゲームを楽しみたい場合は、RTX 3060 Laptop搭載モデルの方がおすすめです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3060 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
  11526
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070
SUPER
  8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2080
Max-Q
  8068
RTX 2070   7778
RTX 3060 90W 7598 [パフォーマンスモード]
7187 [バランスモード]
RTX 3060 95W 7519
RTX 2070
Max-Q
  7216
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
RTX 2060 Max-Q   5676
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3060 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを変えても、GPUクロックには変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

今回は512GBのNVMe SSDを搭載しています。NVMe SSDとしてはそこまで速くはありませんが、ゲームには十分な速度です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
1914
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「パフォーマンスモード」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

シングルコアの処理性能があまり高くないため、やや長めの時間がかかりました。

Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒 (MacBook Pro 13 M1)
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
94秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

ほとんどの処理が数秒で終わっています。GeForce RTX 3060を搭載しているため、スーパー解像度、ニューラルフィルターなどの処理も高速です。

ただ、Photoshopのバージョンが上がったせいか、ニューラルフィルター(JPEGノイズを削除)の処理が、他のRTX 3060搭載機で計測したときよりも、長い時間がかかっていました。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分19秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約3秒
スーパー解像度 約3秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約4秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画を書き出してみましたが、6分台で終わっています。実用的な速さですが、思ったほどではありませんでした。

Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Core i7-10750H
RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (90W)
6分16秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 14分12秒
Core i5-1135G7 20分00秒
Core i7-1160G7 21分19秒
Core i7-1065G7 27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17による書き出し時間

DaVinciの書き出しも、そこそこ速かったです。

Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
4分30秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
4分38秒
Core i7-10870H
RTX 2060
4分54秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB (130W)
5分10秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (90W)
5分49秒
Core i7-10875H
GTX 1650Ti
6分53秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
SPECviewperf 2020
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderのレンダリングは、そこそこの速度でした。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
6分45秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB (130W)
6分49秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
7分15秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3070(130W)
7分53秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
9分3秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
11分30秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

RTX 3060搭載モデルでは、Thunderbolt 3、DisplayPortに対応したUSB-Cポートを備えており、以下のような結果となりました。Power Deliveryには非対応で、本体への給電はできませんでした。

なお、GTX 1650搭載モデルには、USB-Cポートはありません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
Philips 258B6QUEB/11 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、RGBで表示されています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.409kg~」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。15.6型のゲーミングノートPCとしては、やや重めの質量です。ACアダプターも重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.477kg
ACアダプター 980.7g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Dell G15 (5510)のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量

 

バッテリー容量は86Whと、大容量です。当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。ゲーム時はバッテリー駆動時間が短いですが、軽めの作業であれば長めの駆動時間です。ライトな作業を行う場合は、バッテリー駆動でも十分使用できそうです。

なお、GTX 1650搭載モデルのバッテリー容量は56Whとなります。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法
(2) PCMark 10 Modern Office 9時間14分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間54分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

バランスモードでは、少し時間が経つと、CPU電力が50W前後で推移しています。CPU温度は、最初高いですが、少し経過した後は70℃台をキープしており、問題のない温度です。

パフォーマンスモードでも、似た傾向ですが、CPU電力が60W前後に少しアップします。CPU温度も少し高くなりますが、それでもほぼ70℃台に収まっており、こちらも心配ない温度です。

  • バランス
  • パフォーマンス
  • Gモード
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度は下図の通りです。バランスモードでは、CPU温度は約95度前後、GPU温度は約85℃前後が最高温度となっており、やや高めの温度です。

パフォーマンスモードでは、GPUの最高温度は85℃前後とあまり変わりませんが、CPU温度がやや高くなり100℃近くになることが度々あります。

パフォーマンスモードでGモードを有効にすると、CPU温度、GPU温度ともに少し下がります。ファンの回転数がアップするため、やや騒音値は上がりますが、パフォーマンスモードでゲームをする場合は、Gモードを有効にした方がいいと思います。

  • バランス
  • パフォーマンス
  • Gモード
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、ほぼ無音です。FF15のような高い負荷がかかった時も、やや低め~普通の騒音値です。パフォーマンスモードで、Gモードを有効にすると、騒音値が少し上がりますが、それでも、他のゲーミングノートと比較しても普通の騒音値です。

なお、Gモードを有効にすると、バランスモードであろうとファンの回転数が最大化するため、アイドル時でも約49dBの騒音値となります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2~4番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中は、WASDキーを含めて、キーボードの温度はそれなりに高くなります。パームレスト部も少し温度が上昇しています。ただ、パフォーマンスモードでも、Gモードを有効にすると全体的に温度が少し下がっています。Gモードを上手に使えば、パームレスト部など、不快に感じることはないと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高いスペックであるため、高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Dell G15 (5510)の外観のチェックです。

角ばっていて、ゲーミングノートPCらしいデザインです。

今回チェックしたのは、ファントムグレーのボディです。グレーと言っても、やや青っぽい独特のカラーです。

 

天板には、「DELL」のロゴマークが配置されています。下の画像のように、三角の形状にライン加工が施され、斑点のような模様も見えます。

 

スピーカーは、底面の両端に配置されています。片方のスピーカーが初期不良で壊れていて、評価できませんが、片方のスピーカーを聴く限りでは、それほど悪くなさそうな音質です。修理から戻ってきたら、再度確認してみます。

 

Webカメラには、HDカメラを搭載しています。画質は普通です。顔認証には対応していません。

 

側面・背面のポート類です。USB3.2 x3、USB-C(Thunderbolt 3、DisplayPort対応)、HDMI、LANポートを備えています。(GTX 1650搭載モデルにはUSB-Cポートはありません)

電源、HDMI、USB-Cポートなどが背面に配置されているので、ケーブルが邪魔になりにくいです。

また、クリエイティブな作業にも使用できそうですが、SDカードリーダーは備えていません。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

内部の画像です。2つの大型ファンが配置されています。ヒートパイプは反対側に配置されているようで、底面側からは見えません。

 

メモリスロットを2つ備えており、メモリの換装も可能です。メモリの仕様は、DDR4-2933となっています。

 

ストレージは、Type 2230 M.2 SSDでしたが、下の画像のように、固定する金具(ブラケット)を移動することで、Type 2280 M.2 SSDへの換装も可能となっています。

 

もう一つM.2スロットがありますが、こちらには固定するためのブラケットが付いていませんでした。なお、試してはいませんが、Amazonなどで「PXNWV」などで検索するとブラケットの互換部品が売られています。SSDをどうしても増設してみたい方は試してみて下さい。

 

ACアダプターは、240Wと大容量です。薄型ですが、サイズは大きく、重いです。

 

まとめ

以上が、Dell G15 (5510)のレビューです。

今回チェックしたのは、8コアのCore i7-10870H、ミドルクラスのRTX 3060 Laptop、sRGB 100%クラスのFHD 165Hz駆動液晶を搭載したモデルです。多くのゲームを快適にプレイできるだけでなく、ウェブコンテンツ用の画像や動画の編集などを行う、クリエイターにも適しています。しかも、この構成で、15万円台(税込)からとコスパが高いのも大きな特徴です。

ただし、本体+ACアダプターが結構重めだったり、キーボードが一般的なノートPCっぽいなど、少し妥協する必要もあります。

細かい点を気にせず、据え置きで使用するのであれば、クリエイターも使用できる、ミドルクラスのゲーミングノートPCとして、魅力的な機種だと思います。

なお、GTX 1650搭載モデルもあります。液晶の色域が狭くなり、リフレッシュレートも120Hzになり、USB-Cポートも搭載しなくなり、ゲーミングノートPCとしてはエントリークラスとなりますが、8万円台という安さで購入できるのが魅力です。

 

RTX 3060にsRGB 約100%液晶搭載で15万円台

Dell G15 (5510)

特徴

  • GeForce RTX 3060モデルあり
  • RTX 3060モデルならsRGBカバー率 約100%
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こんなあなたに

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