軽量ノートパソコン ランキング

このページでは、 現在発売中のモバイルノートパソコンの中で、特に軽い製品をランキング形式で紹介します。
最近は、軽量ノートPCが増えており、1kgを切るような機種だけでも20機種近くの選択肢があります。軽さだけでなく、画面サイズ、処理性能、価格など重視するポイントに合わせた機種選びがしやすくなってきました。当サイトでレビューをしたものについては、機種名をクリックすると詳細なレビューをご確認いただくことができます(一部、旧モデルのレビューの場合もあります)。是非、参考にしてください。
なお、筆者が把握している個人向けのノートパソコンで、現在、メーカーサイトで販売中の製品に限ります。メジャーなPCメーカーは一通り確認していますが、もしかすると漏れがあるかもしれません。
製品名 | 質量 | ||
1位 | ![]() |
富士通 LIFEBOOK WU-X/F3(UH-X/F3) | 約634g |
---|---|---|---|
2位 | ![]() |
富士通 LIFEBOOK WU2/F3 | 約736g~ |
3位 | ![]() |
マイクロソフト Surface Go 3 | 約782g~ |
4位 | ![]() |
NEC LAVIE Direct PM(Pro Mobile) 2021年秋冬 | 約842g~ |
5位 | ![]() |
富士通 FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3 | 約865g~ |
6位 | ![]() |
富士通 LIFEBOOK WU3/F3(UH95/F3) | 約868g~ |
7位 | ![]() |
NEC LAVIE Direct NEXTREME Carbon | 約870g~ |
8位 | ![]() |
dynabook GZ/HV | 約875g~ |
9位 | ![]() |
VAIO SX12 | 約887g~ |
10位 | ![]() |
ThinkPad X1 Nano | 約907g~ |
11位 | ![]() |
dynabook RZシリーズ | 約940g~ |
12位 | ![]() |
Panasonic レッツノート SV | 約949g~ |
13位 | ![]() |
NEC LAVIE N12(LAVIE Direct N12) | 約951g~ |
14位 | ![]() |
HP Pavilion Aero 13-be | 約957g |
15位 | ![]() |
Panasonic レッツノート QV | 約969g |
16位 | ![]() |
NEC LAVIE N13(LAVIE Direct N13) | 約970g~ |
17位 | ![]() |
dynabook VZ/HU | 約979g |
18位 | ![]() |
VAIO Z | 約982g~ |
19位 | ![]() |
マウスコンピューター DAIV 4P | 約985g |
20位 | ![]() |
HP Elite Dragonfly G2 | 約989g~ |
21位 | ![]() |
VAIO SX14 | 約999g~ |
21位 | ![]() |
HP ProBook 635 Aero G8 | 約999g |
23位 | ![]() |
ASUS ExpertBook B9 | 約1005g |
ピックアップ製品
上の製品の中から、いくつかの製品をピックアップして、簡単に特徴を解説します。詳細についてはレビュー記事をご覧ください。

CPU | 第11世代Core |
---|---|
メモリ | 4GB ~ 32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | フルHD IGZO 非光沢 |
質量 | 約634g~ |
バッテリー | 約11~22.5時間 |
WWAN | 5G対応モデルあり |
価格[税込] | 10万円台~ |
約634gと13.3型ノートPCとしては世界最軽量のWU-X/F3と、1kgを切りつつも50Whの大容量バッテリーを搭載したWU2/F3があります。
どちらの機種も、LANポートやSDカードリーダーを備え、インターフェイスも充実しています。
液晶の色域も広めで、キーボードも打ちやすく、モバイルノートPCとしての完成度が高いです。WU2/F3については5Gに対応したモデルも登場しており、非常におすすめです。

CPU | Ryzen 5000 (Zen 3) |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS 非光沢 |
質量 | 約957g |
バッテリー | 最大 約11時間 |
WWAN | 非対応 |
価格[税別] | 9万円台~ |
ここで紹介している軽量ノートPCの中で、トップクラスのコスパの高さを誇る機種です。
Zen 3アーキテクチャーを採用したRyzen 5000シリーズプロセッサーを搭載し、処理性能が非常に高いです。しかも、Ryzen 5 5625U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で、99,000円(税込)と安いです。
液晶には、最近流行りの、アスペクト比16:10の液晶を搭載しています。一般的な画面比16:9の液晶よりも、縦方向に少し長く、ウェブブラウザや、Officeソフトなどが使いやすいです。また、当サイト計測で、sRGBカバー率99.6%と色域も広めなので、写真や動画を鮮やかに表示することができます。
ただし、バッテリー容量は約44Whと普通です。作業内容によっては、バッテリー駆動だけでは、丸一日(8時間程度)持たないかもしれません。
当サイトの計測で、ACアダプターは306gと、軽くはないです。自己責任ですが、小型のPD充電器を使用してもいいと思います。

CPU | 第12世代Core i7-1260P |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | フルHD IGZO 非光沢 |
質量 | 約875g~ |
バッテリー | 約24.0時間 |
WWAN | 非対応 |
価格 | 15万円台(税別)~ |
dynabook GZ/HVは、インテルの最新CPUである第12世代Core i7-1260Pを搭載し、最大約24時間のロングバッテリー駆動が可能なモバイルPCです。
dynabookの堅牢性と、SHARPの省電力で色彩豊かなIGZO液晶が組み合わされており、モバイルPCとしての完成度が高いです。また、軽量PCですが、Thunderbolt対応のUSB Type-C以外にも、HDMI、LANポートも搭載しており、ポート類が充実しています。
ただ、完成度の高いモバイルPCであるだけに、キーボードにバックライトがついていないことと、LTEに対応していないのが残念です。
当サイトの計測で、ACアダプターは254gでした。
なお、最新CPUにこだわらない場合は、第11世代Coreを搭載した旧モデルのdynabook GZ/HUであれば、11万円台~と安く購入できます。

CPU | 第11世代Core |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | フルHD IPS 非光沢 / フルHD IPS 非光沢 PG |
質量 | 約842g~ |
バッテリー | 最大 約24.0時間 |
WWAN | LTE / 5G選択可能 |
価格[税込] | 16万円台~ |
LAVIE Direct PMは、テレワークでの使用を強く意識して開発された、完成度の高いモバイルノートPCです。
宅内でのオンラインミーティングや、外部ディスプレイを接続しての作業にも使いやすい機能が搭載されています。また、軽量さ、堅牢性に加えて、長いバッテリー駆動時間、LTE / 5G対応と、モバイルPCとしての重要な要素もすべて含んでいます。
LTEの接続テストでは、スリープ復帰時や、再起動後のLTEの動作も良好でした。インターフェイスも標準的です。
バッテリー(L)の選択時でも、質量は約899gと軽いです。バッテリー駆動時間は約24時間と長くなり、モバイルPCとしてのバランスが格段に良くなるので、バッテリー(L)を搭載した構成がおすすめです。
あえて弱点をあげるならば、キーボードにバックライトがついていません。薄暗い場所ではキー入力がややしにくいです。
当サイトの計測で、ACアダプターは225gでした。

CPU | 第11世代Core |
---|---|
メモリ | 8GB ~ 32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | フルHD IGZO 非光沢 タッチ |
質量 | 約868g~ |
バッテリー | 最大 約23.0時間 |
WWAN | 非対応 |
価格[税込] | 13万円台~ |
LIFEBOOK WU3/F3は、25Whバッテリー搭載であれば約868g~と軽く、同サイズで世界最軽量の2 in 1 PCです。50Whバッテリーを選択すると、約989gとなりますが、それでも軽いですし、約23.0時間のロングバッテリー駆動が可能となります。
アクティブペンも使用でき、4,096段階の筆圧検知機能のアクティブペンを内蔵しています。
軽量機種ですが、SDカードリーダーやLANも搭載しており、ポート類が充実していることも特徴となっています。
また、ある程度の出力があれば、社外品のUSB-Cアダプターでも充電が可能でした。
液晶には、シャープのIGZOを搭載しており、色域も広めですが、非光沢フィルムが貼られているためか、ややギラつきを感じます。また、LTEには対応していません。
当サイトの計測で、ACアダプターは210gでした。
下記旧レビュー記事からは、CPUが最新の第11世代Coreに変わっています。

CPU | Celeron 6350 第11世代Core |
---|---|
メモリ | 8GB~32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 12.5型 |
液晶種類 | FHD 広視野角 非光沢 |
質量 | 約887~936g |
バッテリー | 最大 約30時間 |
WWAN | LTE対応モデルあり |
価格[税込] | 13万円台~ |
VAIO SX12は、やや小型の12.5インチ液晶を搭載したモバイルノートです。
液晶が小さい分、ボディが小型で、さらに質量も非常に軽いです。しかも、バッテリー駆動時間が長く、LTE対応を選択できるので、頻繁にノートPCを持ち運ぶような方におすすめです。VAIOオリジナルSIMを使用すると、安定して速い速度での通信が可能です。
当サイト計測でsRGBカバー率98.4%と色域広めの液晶を搭載しているので、外出先での写真や動画のチェックなどにも使用しやすくなっています。
また、小型ボディでも、キーピッチは十分あり、現在主流の13インチクラスのノートPCと遜色ないキーボードの打ちやすさです。バックライト付きも選択できます。
ポート類には、Thunderbolt 4対応のUSB-Cや、LANも備えており、充実しています(ただし、SDカードリーダーは非搭載)。
当サイトの計測で、ACアダプターは162gと非常に軽いです。

CPU | Celeron 6305 第11世代Core |
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メモリ | 8GB~32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | FHD 非光沢 FHD タッチ 光沢 UHD(4K) 非光沢 |
質量 | 約999g~ |
バッテリー | 最大 約30時間 |
WWAN | LTE対応モデルあり |
価格[税別] | 13万円台~ |
VAIO SX14は、上記VAIO SX12の兄弟機種となる14型のモバイルPCです。
LTEにも対応しており、特に、VAIOのオリジナルSIMは昼間でも通信速度が速いので、LTEを頻繁に使用する方は、VAIO SX14と組み合わせて使うと、快適だと思います。
FHD液晶は、当サイト計測でsRGBカバー率99.7%と色域が広めだったので、ライトな動画編集などにも適しています。また、バッテリー駆動時間が最大約17時間と短くはなりますが、軽量モバイルPCとしては珍しく、4K液晶も選択できます。
最大でCore i7-1195G7を搭載でき、処理性能も高めですし、Thunderbolt対応のUSB-Cや、LANポートなどを搭載し、インターフェイスの種類と数も十分です。
当サイトの計測で、ACアダプターは164gと軽いです。また、18Wの小型充電器も使用できました。

CPU | Pentium Gold 6500Y Core i3-10110Y |
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メモリ | 4GB / 8GB |
ストレージ | 64GB eSSD 128GB SSD |
液晶サイズ | 10.5型 |
液晶種類 | 1920 x 1280 光沢 |
質量 | 約544g / 553g |
バッテリー | 最大約11時間 |
WWAN | LTE対応モデルあり |
価格[税込] | 6万円台~ |
Surface Go 3は、Surface Proを軽量・小型化し、スペックを落とす代わりに価格を安くした2 in 1 タブレットPCです。
当サイトの計測では、本体のみだと約540g、キーボード付きで約782gとなっており、かなり軽いです。傾き検知に対応したSurface Proと同じペンも利用可能です。
CPU性能はそれほど高くないため、負荷の高い作業には不向きですが、CPU以外のスペックは高く、ペンも使え、画面が見やすく、LTE対応モデルもあり、キーボードも外して使える万能な機種と言えます。
ただし、Officeが必ず付属します。Officeが必要ない方は無駄でしかありません。
ACアダプターの質量も実測値で133gと軽量なので、持ち運びもしやすいです。
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