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富士通 LIFEBOOK WU-X/H1の実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-1335U
Core i7-1355U
メモリ 8GB ~ 32GB
ストレージ 最大2TB PCIe SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 1920x1200 非光沢
質量 約689g~
バッテリー 約11.0時間 (25Wh)
価格[税込] 17万円台~
14型ノートPCとしては世界最軽量

LIFEBOOK WU-X/H1は、14型ノートパソコンとしては世界最軽量の機種です。「約689g~」しかありません。

ディスプレイも見やすいですし、キーボードも打ちやすいく、作業もしやすいです。

非常に軽いので、頻繁に持ち歩く方におすすめですが、バッテリー駆動時間は短いので、電源を確保できる場所で使用できる方や、ACアダプターを外しての使用時間がそれほど長くない方に適しています。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1355U、32GBメモリ、256GB SSD

 

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目次

お忙しい方は、「LIFEBOOK WU-X/H1の特徴」のみお読みください。

 

LIFEBOOK WU-X/H1 の特徴

14型ノートパソコンとしては世界最軽量

LIFEBOOK WU-X/H1は、14型のノートパソコンとしては世界最軽量の機種です。「約689g」しかありません。なお、iPad Pro 12.9インチの質量が約682gなので、これとほぼ同じ重さです。しかもiPad Proより画面が大きく、キーボードも付いています。

ただし、バッテリー容量が25Whしか無いのが欠点です。使い方にもよりますが、ずっとキーボードやマウスを使って作業をしている状態だと3時間程度しか駆動しないと思います。そのため、本製品は、電源が確保できる場所で作業することが多い方や、バッテリー駆動状態では長く使わない方に適しています。

もし、バッテリー駆動状態で長く使うのであれば、64Whのバッテリーを搭載した兄弟機種のLIFEBOOK WU2/H1のほうがおすすめです。

非常に軽い

 

打ちやすいキーボード

LIFEBOOK WU-X/H1は、非常にタイピングしやすい点も特徴です。

いずれのアルファベットキーも同じサイズで、よく使う「半角/全角」、「Bacspace」、「Enter」などのキーが大きく、矢印キーも一段下がっており、模範のような日本語キーボードです。さすが国内を主なターゲットとしている富士通のノートパソコンです。大学生やビジネスパーソンなど、タイピングすることが多い方におすすめです。

タイピングしやすいキーボード

 

画面比16:10の14型液晶を搭載

LIFEBOOK WU-X/H1のディスプレイは、最近ではモバイルノートのスタンダードになりつつある画面比16:10の14型液晶を搭載しています。画面比16:9の液晶よりも縦の情報量が多く、また13型クラスのモバイルノートに比べて画面も大きいです。色域も広めなので画像や映像も綺麗です。

画面比16:10の14型液晶で作業がしやすい

 

LANポートはあるが、Thunderboltポートは無し

LIFEBOOK WU-X/H1は、これほど軽いのに、ポート類も充実しています。

特にLANポートを搭載している点が珍しく、セキュリティのため無線LANを禁止している企業などでも、有線LANで接続することができます。

USB-Cポートは、Thunderboltには対応していませんが、PowerDeliveryおよび映像出力には対応しています。 

ポート類も充実

 

兄弟モデルとの比較

LIFEBOOK WU-X/H1を含むLIFEBOOK UHシリーズには複数のモデルがあります。購入時に間違えないよう、ここでは各モデルについて少し解説します。

LIFEBOOK UHシリーズのモデル一覧

 

1番上のWU-X/H1が、今回レビューしている機種です。非常に軽い代わりに、バッテリー容量が25Whと小さいです。

2番目のWU2/H1は、やや重くなる代わりに、64Whバッテリーを選択することができます。WWANに対応していなくても良いなら、こちらが最もおすすめです。

3番目のWU2/H1 5Gは、WWAN(5G)に対応しています。また、CPUもPBP:28WクラスのPシリーズCoreを搭載し処理性能が高めです。キーボードバックライトも搭載し、USB-CもThunderbolt4に対応しています。予算があるなら最もおすすめです。

4番目のWU4/H1は、ITリテラシー高めのユーザーをターゲットとしたモデルです。ボディが上質なオールブラックカラーで、特別感のある製品を所有したい方におすすめです。性能は、5Gに対応していない点以外は、WU2/H1 5Gとほぼ同じです。

5番目のWU3/G2はヒンジが360度回転する2 in 1 PCです。現時点では、第12世代Core搭載となっています。

6番目は、第12世代Coreに13.3型液晶を搭載した旧モデル(アウトレット)です。

1~4番目のモデルについて、主な相違点をまとめたのが下表です。

LIFEBOOK UHシリーズ カスタムメイドモデルの比較
  [最軽量モデル]
WU-X/H1
[軽量モデル]
WU2/H1
[5Gモデル]
WU2/H1 5G
[FMV Zero]
WU4/H1
CPU Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i3-1315U
Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i5-1340P
Core i7-1360P
USB-C PowerDelivery対応
DisplayPort出力対応
Thunderbolt 4対応
PowerDelivery対応
DisplayPort出力対応
キーボード バックライトなし バックライト付き
5G 対応
質量 約689g~ 25Wh:約758g~
64Wh:約868g~
約928g~ 約888g~
バッテリー 約11.0時間
(25Wh)
25Wh:約11.0時間
64Wh:約29.5時間
約28.0時間
(64Wh)
約29.5時間
(64Wh)

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
16:10のディスプレイを搭載し、スペックも問題なく、快適です。
オンライン会議 カメラ、マイク、スピーカーが搭載されており、問題なくZoomなどを使用することができます。
動画鑑賞 スピーカー音は普通ですが、ディスプレイは色鮮やかで、映像が綺麗です。
RAW現像
画像編集
色域は広いので画像編集にも適してはいますが、プロセッサーの処理性能はそこまで高くないので、複数枚を選択して、同期して現像したり、一度に書き出したりすると、遅く感じると思います。1枚1枚現像するなら問題ありません。なお、このような用途で使用する場合は、16GB以上のメモリにしましょう。
動画編集 △~○ FHD動画の簡易的な動画編集ならできると思いますが、この用途の場合、外部グラフィックスを搭載したノートPCのほうがおすすめです。
ゲーム 軽いゲームならできないこともありませんが、ゲームをするなら、GeForce RTXシリーズなどを搭載したゲーミングノートPCのほうがおすすです。

 

ディスプレイのチェック

LIFEBOOK WU-X/H1のディスプレイのチェックです。

14.0型の1920x1200ドット液晶を搭載しています。品質は高く見やすいディスプレイです。

最大輝度は、当サイトの計測では431cd/m2と高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測では、sRGBカバー率は98.1%でした。広めの色域なので、画像や映像を綺麗に表示することができます。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ、赤がやや強め、緑がやや弱めに発色していることが分かります。ただ、わずかですので、概ね自然な発色です。肉眼で見ても気になりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みが抑えられており、作業がしやすいです。ギラつきも、ほとんど感じません。

画面への映り込み

当サイトで確認した限りでは、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

LIFEBOOK WU-X/H1のキーボードは、「かな表記なし」と「かな表記あり」を選択することができ、今回は前者となります。「かな」が無いので非常にスッキリした見た目です。

キーボードは、前述の通り打ちやすいです。なお、実測で、キーピッチは、横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmでした。

タッチパッドは、やや小さめのサイズです。使いやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドとは独立しており、軽めの力で押すことができます。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

LIFEBOOK WU-X/H1のパフォーマンスのチェックです。

Windowsの「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」で「電源モード」を変更することができますが、ここでは、デフォルトの「バランス」と、最も高いパフォーマンスが出る「最適なパフォーマンス」で計測を行いました。

電源モード

 

CPU

LIFEBOOK WU-X/H1は、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)が15Wクラスの第13世代Core (U)を搭載しています。具体的には、Core i5-1335UまたはCore i7-1355Uを選択することができます。

PBPが15Wと言っても、15W以上のCPU電力で動作するノートパソコンが多いですが、本製品は、デフォルトの「バランス」モードではPBP通りの15Wで動作していました。「最適なパフォーマンス」にすると、22W前後までCPU電力が上がり、それに伴いパフォーマンスもアップしていました。

CINBENCH R23のスコアを以下に掲載します。最近のノートパソコンとしてはそこまで高いパフォーマンスは出ていませんでしたが、モバイルノートとしては十分な性能が出ていると思います。メールチェックやチャット、ウェブ閲覧など、一般のユーザーがモバイルノートPCで行うような作業であれば、十分快適に動作します。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1355U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Core i7-12650H 12674
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Core i5-1335U 8404
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i7-1355U 7191 [最適なパフォーマンス]
5451 [バランス]
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-12950HX 1981
Core i9-12900H 1920
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-12650H 1808
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i7-1355U 1748 [最適なパフォーマンス]
1618 [バランス]
Core i5-12500H 1727
Core i5-1340P 1722
Core i5-1335U 1685
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

LIFEBOOK WU-X/H1は、32GBメモリのモデルがLPDDR5-6000、それ以外がLPDDR5-6400となります。今回は前者ですが、帯域を実測したところ、比較的広かったです。

なお、オンボードですので、メモリの換装はできません。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
LPDDR5-6000 32GBメモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
LPDDR5-6400
デュアルチャネル
54.23GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
50.55GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィック性能を測る3DMarkの計測結果は次の通りです。

CPU内蔵グラフィックスとしては十分な性能です。一般的な大学生やビジネスパーソンの日常的な作業であれば、十分な性能です。もし、3Dゲームや動画編集などをするのであれば、別のノートPCがいいです。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i7-1355U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX550 35717
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
30319
Core i7-1280P
メモリLPDDR5-5600
23333
Core i7-1260P
メモリLPDDR5-5200
23149
Core i7-1195G7
メモリLPDDR4X-4266
22853
Core i7-1360P
メモリLPDDR5-4800
21897
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
21606
Core i7-1355U
メモリLPDDR5-6000
20737 [最適なパフォーマンス]
17241 [バランス]
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Core i5-1340P
メモリLPDDR5-6400
18181
Core i5-1340P
メモリLPDDR5-4800
17774
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
Core i5-1240P
メモリLPDDR5-4800
16524
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 5 5625U
メモリDDR4-3200
15826
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Ryzen 7 5800U
メモリDDR4-3200
15531
Core i5-1155G7
メモリDDR4-3200
14917
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
13877
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe SSDを搭載しており、十分な速度が出ています。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3619
3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

LIFEBOOK WU-X/H1は、microSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度は速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、LIFEBOOK WU-X/H1で計測した各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「最適なパフォーマンス」モードで計測しました。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

下表のように、100枚を一度に現像した場合は、他のCPUのノートPCと比べて時間がかかっています。ただ、1枚1枚現像して書き出すような場合は、遅さは感じません。なお、この用途で使うなら、メモリは16GB以上にしましょう。

Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
29秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13950HX 37秒
Core i9-13980HX 40秒
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i5-12500H 69秒
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1360P 91秒
Core i5-1340P 92秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 5 7530U 115秒
Ryzen 7 5825U 117秒
Ryzen 5 5625U 120秒
Core i7-1355U 124秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

FHD動画の書き出し速度は比較的速かったです。FHDのカット編集くらいなら、特にストレスなくできます。ただし、この用途の場合も、メモリは16GB以上にしましょう。

FHD動画の書き出し
Core i7-1185G7
GTX 1650 Max-Q
2分10秒
Core i7-1185G7
MX450
2分28秒
Core i5-1340P
Intel Iris Xe
2分44秒
Core i7-1360P
Intel Iris Xe
2分50秒
Core i7-1355U
Intel Iris Xe
2分53秒
Core i7-1280P
Intel Iris Xe
3分00秒
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
3分05秒
Core i7-1185G7
Intel Iris Xe
3分33秒
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
3分38秒
Core i5-1240P
Intel Iris Xe
4分01秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分06秒
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics
4分31秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 5825U
Radeon Graphics
4分42秒
Ryzen 5 5625U
Radeon Graphics
4分48秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分05秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Thunderboltには対応していませんが、PowerDeliveryや映像出力には対応しています。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KモニターへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力出来ていました。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

LIFEBOOK WU-X/H1の質量は、前述の通り「約689g~」となっており、14型ノートPCとしては世界最軽量となっています。

富士通のノートPCは、仕様値よりも実測値のほうが軽い場合がほとんどで、今回も、「約689g~」より軽い「約684g」しかありませんでした。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 684g
65W ACアダプター+電源ケーブル 250g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量が25Whしかないため、バッテリー駆動時間は、モバイルノートPCとしては短いです。

JEITA2.0計測法では約11時間となっていますが、ずっとタイピングしている場合などは、下表の(3)のように3時間くらいしかもたないと思います。

バッテリー駆動時間
  25Wh
(1) JEITA2.0 約11.0時間
(2) 動画再生時 6時間35分
(3) CPU約9%、GPU約12%の負荷 2時間58分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラは、約207万画素で、画質は綺麗です。

また、プライバシーカメラシャッターが付いています。また、カスタマイズでWindows Hello対応のカメラにすることも可能です。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面の手前側に配置されており、音質は普通です。点数を付けると、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「バランス」モードだと、PBP通りのCPU電力で推移し、CPU温度も問題ありません。「最適なパフォーマンス」モードだと、CPU電力は上がりますが、CPU温度が90℃を超えてきます。基本的にはデフォルトの「バランス」モードで使用したほうがいいと思います。

  • バランス時
  • 最適なパフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

LIFEBOOK WU-X/H1の騒音値を計測した結果を下に掲載します。

アイドル時の動作値はほぼ無音です。負荷がかかると騒音値が上がりますが、他のノートPCと比較するとやや低めの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

徐々に負荷をかけながら、表面温度を計測したときの結果を下に掲載します。

熱くなる部分がキーボード上の中央部なので、タイピング時に不快に感じることはありません。

なお、サーモグラフィーを見る限りでは、冷却ファンは1つのようです。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

Uシリーズの低電圧プロセッサーということもあり、全体的に低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

最後に、LIFEBOOK WU-X/H1の外観のチェックです。

無難でどこでも使えるブラックのカラーです。なお、天板はカーボン、キーボード面はマグネシウム合金、底面はマグネシウムリチウム合金となっています。

 

富士通のロゴが左端にありますが、控えめな印字です。

 

ボディの高さは15.8~17.3mmと薄いです。

 

Windows Hello対応指紋センサーが電源ボタンに内蔵されています。

 

ポートの種類はご覧の通り豊富です。有線LANポートは、カバーを上に開いてから、コネクタを差し込みます。

 

底面の画像はご覧の通りです。ややネジが目立ちます。

 

ACアダプターは、普通のサイズで、45Wです。

 

まとめ

以上が、LIFEBOOK WU-X/H1のレビューです。

14型ノートPCとしては世界最軽量の機種で、片手でも余裕で持てる軽さです。

ディスプレイも見やすく、タイピングもしやすいので、作業がしやすく、仕事や勉強で使う方にも適しています。

軽いのにポート類も省略されておらず、LANやUSB-Aポートもあります。企業で有線LANでしかネットワークに繋げられない環境の場合や、USB-Cに対応していない機器を繋げなければならない場合でも、対応できます。

ただし、バッテリー容量が25Whと少なく、バッテリー駆動時間が短いです。ずっとタイピングしたりマウスを動かして作業をしている場合などは、3時間くらいしかバッテリーはもたないと思います。そのため、電源が確保された場所で使用できる方や、バッテリー駆動状態ではそれほど使用しない方に適していると思います。

バッテリー駆動状態で長時間使う方は、64Whのバッテリーを搭載したLIFEBOOK WU2/H1の方がおすすめです。この大容量バッテリーを搭載しても、わずか約868gという質量です。

 

14型ノートPCとしては世界最軽量

LIFEBOOK WU-X/H1

特徴

  • 「約689g~」という軽さ
  • 液晶画見やすく、タイピングもしやすい
  • バッテリー容量は小さい

こんなあなたに

  • 頻繁に持ち歩く方
  • 電源を確保できる場所で使用することが多い方
公式サイトはこちら

 

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