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レノボ Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型の実機レビュー
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
液晶サイズ | 14型 16:10 |
液晶種類 | 1920x1200 OLED 光沢 2880x1800 OLED 光沢 |
質量 | 約1.49kg |
バッテリー | 最大 約26.7時間 (71Wh) |
価格[税込] | 14万円台~ |
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、深い青色のようなカラーのアルミニウムボディを採用した、素敵なデザインの2 in 1 PCです。
タブレットやL字形状に変更することができ、アクティブペンにも対応しているので、様々な用途で使用することができます。
CPUにはインテルの最新プロセッサー「Core Ultra」 Hシリーズを搭載し、とても高い性能です。このCPUを搭載している割には価格はそれほど高くありません。
デザインおよび性能が良く、価格はそこまで高くない 2 in 1 PCが欲しい方におすすめです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core Ultra 7 155H、16GBメモリ、1TB SSD、1920x1200 有機EL
セール情報
以下のページで、レノボのパソコンのセールを実施中です。
目次
お忙しい方は、「Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型 の特徴」のみお読みください。
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型の特徴
高級感のあるデザインの2 in 1 PC
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、かっこいいボディのコンバーチブル型2 in 1 PCです。タイダルティールと言う青と緑を混ぜたような濃いめのカラーで、見る角度によって明るい色にも変化します。また、ボディはアルミニウムを採用したメタルシャーシで、高級感があります。
ヒンジが360度回転し、タブレットなどの形状へ変形することもできます。
タブレット形状にして、縦長の画面にしてウェブページを見れば、下のほうまで見やすいですし、L字型にすれば、外部モニターおよび外付けキーボード、マウスを接続して使うときに、キーボード面が隠せるので邪魔になりません。その他、動画を観るときや、ゲームパッドでゲームをするときなどにも便利です。
Core Ultra 7 155H搭載PCとしては最安クラス
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、Core Ultra 7 155Hを搭載したノートPCとしては最安クラスです。ほぼ価格が同じASUS Zenbook 14 OLEDは、在庫切れであることがほとんどで、入荷したタイミングですぐに購入しないと手に入りません。そのため、このプロセッサーを搭載したPCを安く入手したいなら、本製品はおすすめです。
なお、レノボ ThinkBook 14 Gen 7もほぼ同じ価格で購入可能です。メモリ交換をすることもでき良い製品なので、タブレットなどへ変形する必要がなければ、こちらもいいと思います。
価格 | |
ASUS Zenbook 14 OLED | 164,800円 |
レノボ ThinkBook 14 Gen 7 | 164,439円 |
[本製品]レノボ Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 | 164,890円 |
レノボ IdeaPad Pro 5i Gen 9 | 174,790円 |
Inspiron 13 5330 | 167,000円 |
HP Pavilion Plus 14-ew | 194,800円 |
HP Spectre x360 14-eu | 249,800円 |
Acer Swift Go | 249,800円 |
軽めのゲームなら結構遊べる
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、Core Ultra 7 Hシリーズのプロセッサーを搭載しており、内蔵グラフィックスの性能が高いです。
原神などの軽いゲームであれば、十分なフレームレートでゲームをすることができます。ただし、今回、CPUのパフォーマンスが思ったほど出なかったので、Core Ultra 155Hにしては、若干低めのフレームレートでした。詳細はゲームベンチマーク&フレームレートの項目をご覧ください。
また、ゲームができると言っても、多くのゲームはグラフィック設定を落とさなければならないため、画質やフレームレートに物足りなさを感じるかもしれません。ゲームを頻繁にやるなら、ゲーミングノートPCの方がおすすめです。
付属のペンで手書き文字入力ができる
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型には、デジタルペンが付属しています。
プロ絵師が使う液タブのようには使えませんが、手書きで文字を書いたり、簡単なイラストを描いたりするくらいなら十分使えます。実際に使った感じでは、ペン先は滑りすぎず、摩擦感がありすぎず、ちょうど良かったです。どうしてもゆっくり線を引くとジッターが発生しますが、まずまずの描き心地でした。
有機ELディスプレイで色鮮やか
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、有機ELディスプレイを搭載しており、100% DCI-P3と色域が広く、画像や映像が非常に綺麗です。画像や映像をよく観る方にはおすすめです。
なお、ディスプレイ解像度は、1920x1200ドットのものと、2880x1800ドットのものがあります。
今回は、1920x1200ドットですが、有機EL独特のサブピクセルの配列により、文字に赤や青などの色がやや混じって見えます。大きい文字だとそれほど気になりませんが、小さい文字だと筆者はやや気になります。
なお、2880x1800ドットであれば、そこまで気にならないので、個人的には有機ELディスプレイのノートPCは、このくらい解像度が高いPCをおすすめします。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分なスペック。ただし、1920x1200ドットの有機ELモデルは、小さな文字が少し見づらいかもしれません。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | ◎ | 綺麗な映像で動画が視聴可能です。 |
RAW現像 画像編集 |
◎ | 色域が広く、CPU性能も高いため、画像編集用途にも使えます。 |
動画編集 | △~○ | FHD動画のかんたんな編集であればある程度快適に行えます。ただし、本格的に動画編集を行いたい場合は、外部GPUを搭載したPCがいいでしょう。 |
ゲーム | △~○ | 軽めのゲームであれば、画質をかなり落とすことでゲームができます。ただし、頻繁にゲームをするなら、ゲーミングノートPCの方がおすすめです。 |
ディスプレイのチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型では、以下のような2種類のディスプレイがあります。
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のディスプレイ
(1) 1920x1200、有機EL、光沢、100% DCI-P3、400nit、60Hz
(2) 2880x1800、有機EL、光沢、100% DCI-P3、400nit、120Hz
今回は、(1)のディスプレイをチェックしています。
色鮮やかで、黒の表現力も高く、画像や映像を綺麗に表示することができます。ただし、前述した通り、小さい文字がやや見にくいのと、光沢なので周囲の物が映り込むのと、フリッカーがあるのが気になる点です。詳細については、以下のタブをクリックしてご覧ください。文書を作成するような用途で使用するなら、普通の液晶を搭載したノートPCのほうが個人的にはおすすめです。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトで計測した色域は下表の通りで、とても広いです。最大輝度は、仕様では400nitとやや高めです。
カバー率 | |
sRGBカバー率 | 100% |
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DCI-P3カバー率 | 100% |
Adobe RGBカバー率 | 98% |
キーボードおよびタッチパッドのチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のキーボードのチェックです。
実測値で、キーピッチは横:約19mm強、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.5mmでした。「Backspace」や「Enter」がもう少し大きければ良かったと思いますが、キー自体は比較的押しやすいです。
タッチパッドの使いやすさも普通です。
キーボードバックライトを搭載しています。
パフォーマンスのチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のパフォーマンスをチェックします。
本機器では、「Lenovo Vantage」というアプリの「電源モード」で、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「適応パワー・モード(自動)」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」で計測した各種ベンチマークの結果を掲載します。
CPU
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のCPUには、Core Ultra 7 155HまたはCore Ultra 5 125Hが搭載されています。
今回は、Core Ultra 7 155Hを搭載しており、CINEBENCHのスコアは以下の通りです。一般向けノートPCとしては十分高いスコアですが、他のPCで計測したCore Ultra 7 155Hよりは低いスコアでした。CPU温度を見ると70℃にも達してなかったので、もう少しパフォーマンスが出るように設定されていても良かったです。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のメモリは、LPDDR5X-7466です。SiSoftware Sandra 2020を実行するとソフトが落ちるため、今回帯域幅は計測していませんが、仕様通りであれば非常に広い帯域です。
グラフィックス
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のグラフィックスには、Intel Arc Graphicsが搭載されています。
3DMarkのスコアは以下の通りで、CPU内蔵グラフィックスとしては高いスコアが出ています。Core Ultra 7 155Hを搭載した他のPCでの計測値とほぼ同等のスコアです。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※グラフィックス名の横の括弧は、メモリの仕様
ストレージ
ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
microSDカードスロットを備えています。アクセス速度は普通です。挿入後の出っ張りはそれほどありません。
その他のベンチマーク
Cor Ultra 7 155Hのその他のベンチマークスコアについては、こちらのリンク先をご覧ください。ただし、リンク先で掲載されているスコアより、本製品のスコアは少し低くなると思います。
ゲームベンチマーク&フレームレート
以下、ゲームをしたときのフレームレートを掲載します。比較的軽めのゲームを選んで検証しています。
今回、テストに用いたPCの画面比が16:10だったので、解像度は(ドラクエX以外は )1920x1080ではなく1920x1200で計測しています。また、CPU内蔵グラフィックスでゲームをする場合、数分経つとフレームレートが大きく落ちるケースがあるため、10分くらいゲームをしたりベンチを回したりした後、フレームレートを計測しています。
軽いゲームなら、グラフィック品質設定を落とすことで60 fps以上の平均フレームレートが出ていました。画質はやや悪いですが、息抜きにゲームをするくらいなら問題ないでしょう。
ただ、CINEBENCH R23のスコアが思ったほど出なかったように、CPU性能がそこまで上がらなかったため、他のCore Ultra 7 155H搭載PCと比較すると、フレームレートはやや低めです。
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 標準品質 | 63 fps / 9096 |
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 標準品質 | 49 fps / 7169 |
ブループロトコル
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 低画質 | 69 fps / 9679 |
原神
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解像度 | グラフィック品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 最低 | 60 fps(上限) |
中 | 51 fps |
PSO2 ニュージェネシス
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1200 | 最低 | 78 fps / 10772 |
中 | ー |
ドラゴンクエストX
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 最高品質 | 136 fps / 14349(すごく快適) |
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型は、Thunderbolt 4のポートが2つも付いており、下記の通り多くの周辺機器が使えます。いずれも、PowerDeliveryおよびDisplayPort出力に対応しています。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ | ○ | ○ | |
PD充電器 ※1 |
140W アドテック PD3.1充電器 | ○ | ― | ― |
100W Anker PowerPort III | ○ | ― | ― | |
65W Lenovo GaN充電器 | ○ | ― | ― | |
45W Lenovoウルトラポータブル | ○ | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
HDMIポートは、HDMI2.1に対応しており、4K、60Hz、8ビット、RGBでの表示が可能です。
質量のチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型の質量は、仕様値で「約1.49kg」となっており、実測値もほぼ同じです。
質量 | |
PC本体 | 1.504kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 298g |
バッテリー駆動時間のチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のバッテリー容量は71Whです。普通のノートPCのバッテリー容量は50Wh前後なので、大きい容量です。
当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は下表の通りです。
動画再生のように負荷が軽い場合は(2)くらい、少し負荷がかかる作業をした場合は(3)くらいのバッテリー駆動時間になります。他のノートPCと比較して、長めのバッテリー駆動時間です。
1920x1200液晶 Core Ultra 5 |
1920x1200液晶 Core Ultra 7 |
|
(1) JEITA3.0(アイドル時) | 約26.5時間 | 約26.7時間 |
(2) JEITA3.0(動画再生時) | 約11.2時間 | 約11.6時間 |
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | ー | 5時間2分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のWebカメラは、FHD 1080pで高めの解像度です。映りも綺麗です。
また、カメラを隠すプライバシーシャッターや、顔認証が使えるようになるIRカメラも搭載されています。
スピーカー
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のスピーカーは、2.0W x2のステレオスピーカーで、音質は比較的良いです。勝手に採点すると、ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を掲載します。
「適応パワー・モード」の場合、CPU電力は21W前後で動作しています。PBP(プロセッサー・ベース・パワー)が28WのCPUなので、やや低めのCPU電力です。ただし、CPU温度も60℃台と低めです。
「パフォーマンス」モードにしても、CPU電力は23W前後と、そこまで上がりません。CPU温度は60℃台と余裕があるので、もう少し高めのCPU温度で推移しても良かったと思います。
- 適応パワー・モード時
- パフォーマンス時
静音性のチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型の動作音(静音性)のチェック結果です。こちらは、「適応パワー・モード」での計測となります。
アイドル時はほぼ無音です。低負荷時でもやや騒音値は上がります。少しの負荷でもファンは回りやすいです。ただ、中程度の負荷や高負荷状態にしても、そこまで騒音値は高くなりません。
アイドル時 | 低負荷時 [YouTube再生] |
中負荷時 [動画編集] |
高負荷時 [エンコード] |
約20dB | 約29dB | 約33dB | 約33dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード(x265)した時
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
負荷がかかると、左手側がやや熱く感じてきます。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
消費電力は低めです。
アイドル時 | 低負荷時 [YouTube再生] |
中負荷時 [動画編集] |
高負荷時 [エンコード] |
6W | 14W | 26W | 26W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型の外観をチェックします。
ボディカラーは、タイダルティールという少し緑が入ったような濃い青で、素敵です。ボディ素材はアルミニウムで高級感があります。
天板には「YOGA」と、「Lenovo」の文字が小さく入っています。
下のように変形させることも可能です。もし、ディスプレイの上下を反対にしても、画面が回転しない場合は、「Sensor Monitoring Service」というサービスを有効にして起動してください。
本体の高さは、約16.64mm(最薄部)と非常に薄いです。
側面のインターフェースは下図の通りです。2 in 1 PCはポート類が少ないことが多いですが、本製品は割と種類が揃っています。
底面はシンプルなデザインです。
内部の画像はご覧のとおりです。
SSDは、Type 2242のものが搭載されています。
標準のACアダプターは65Wです。電源ケーブルが太いので持ち出すときにかさばります。外出時は別のPD充電器を用意するといいと思います。
まとめ
以上が、Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のレビューです。
タイダルティールカラーのアルミニウムボディが、高級感があって非常にかっこいい2 in 1 PCです。タブレット形状やL字形状に変形することができ、ペンも使えるので、色々な用途で使用することができます。
プロセッサーにはCore Ultra Hシリーズを搭載しています。今回、Core Ultra 7 155Hを搭載しており、このCPUにしては思ったほどのパフォーマンスは出ませんでしたが、かんたんな動画編集や、軽いゲームもできる性能です。また、Core Ultra 7 155H搭載PCとしては価格も安いです。
ディスプレイには有機ELを採用し、色鮮やかな表示が可能です。ただ、1920x1200ドットのディスプレイの場合、ペンタイル配列を採用していることから小さい文字がやや見にくいので、個人的には2880x1800ドットのディスプレイをおすすめします。
高級感のある見た目で、処理性能も高く、それでいて価格はそこまで高くない2 in 1 PCをお探しの方におすすめです。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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