ノートパソコン 大学生向けおすすめモデル 2023年版

このページでは、大学生におすすめのノートパソコンを紹介します。
推奨スペックについては、大学や、学部により案内があるはずです。幾つかの大学の2023年度の推奨スペックを確認してみましたが、次のようなスペックのノートPCの購入を勧められることが多いと思います。このような推奨スペックに合い、かつ筆者がおすすめするノートPCを紹介していきたいと思います。
よくある大学の推奨スペック
OS | Windows 11(Sモードは不可) |
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CPU | インテル Core i5以上 AMD Ryzen 5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB SSD以上 |
ディスプレイ | 13.3型 1920x1080以上 |
Webカメラ | 内蔵推奨 |
マイク・スピーカー | 内蔵推奨 |
バッテリー駆動時間 | 10時間以上 |
無線LAN | Wi-Fi5 (IEEE802.11ac) 対応 Wi-Fi6 (IEEE802.11ax) 推奨 |
重さ | 1.5kg以下推奨 (持ち運びできる重さ) |
目次
大学ではどんなときにパソコンが必要なの?
おすすめのノートPCを紹介する前に、入学前の大学生は、大学でどんなときにパソコンを使うのか分からない方も多いことでしょう。そこで、まずは、大学でどんなときにパソコンが必要なのかを紹介します。
オンライン授業・遠隔授業

2020年以降、新型コロナウイルスの影響で、各大学では急速に遠隔授業が広がりました。現在は、室内の換気設備などの対策が整い、社会全体もウィズコロナへと向かっていることもあり、感染症対策をしっかり行いながら、対面授業を実施するのが主流となっています。
では、オンライン授業は終わったのかというと、そういうわけではありません。オンラインのメリットがある一部の授業では、オンラインを活用するという方針の大学が多くあります。そのため、これからも快適にオンライン授業を受講できる環境は重要です。
このオンライン(遠隔)授業ですが、大きく分けて2種類のタイプがあります。Zoom等を利用し、双方向のコミュニケーションが可能なリアルタイムの授業形態と、前もって準備された講義資料や動画コンテンツを配信するオンデマンド授業です。
リアルタイムのオンライン授業では、教員と学生との間で双方向の授業をするために、Webカメラや、マイクが必須となります。実際に、推奨のパソコン仕様にWebカメラやマイクが入っている大学は少なくありません。最新のノートパソコンであれば、まず間違いなくWebカメラとマイク(マイクロフォン)が搭載されているので、これから買うのであればノートPCが無難です。デスクトップPCはWebカメラとマイクを別途入手する必要があります。
一方、オンデマンド授業であれば、デスクトップPCやスマホなどでも視聴することは可能です。ただし、デスクトップPCだと視聴できる場所が限定されますし、スマホだと画面が小さく文字などが見にくい場合があります。そのため、オンデマンド授業であっても、画面の大きさと、可搬性という点で、ノートPCでの受講をおすすめします。
レポートや課題の作成

大学で最もパソコンの使用頻度が高い一つの用途は、レポートや課題の作成でしょう。
教員によって、または文系か理系かによっても、レポートの頻度は異なります。例えば、文系だと本を読んで、週に1つか2つ程度のレポートを作成したりします。理系だと、場合によっては毎週実験レポートを提出することもあります。レポート自体は通常は、Wordを使用してレポートを書くことが多いようですが、複雑な数式等も表記する必要がある場合などは、TeXと呼ばれる組版システムなどを使用することもあります。また、理系の場合は実験データをグラフにするためにExcelを使用することも多いです。
これらに加えて、教養課程でも別にレポートを提出することがあります。レポートの作成は、多くの場合1年生から4年生まで通して行います。
場合によっては、スマートフォンなどでレポートを作成する学生もいるようですが、レポートのフォーマットが決まっており、テンプレートをダウンロードしてレポートを作成する必要があったり、入力する文字数が多かったりすると、やはりパソコンで作成した方がよいでしょう。デルによる調査でも、パソコン利用のトップに、レポートや課題に取り組みやすいという点が挙げられていました。
参考サイト
大学生のオンライン授業とPC利用実態に関する調査結果を発表 - デル・テクノロジーズ株式会社
コロナ禍を経験した現役大学生のパソコン利用調査 - 富士通クライアントコンピューティング株式会社
情報収集・調べもの
2016年のリクルートによる調査では、情報収集や調べものにパソコンを使用する大学生が多く、使用率は95.3%となっています
。また、TesTee Labの調査では、大学生のパソコン使用用途の第3位が情報収集となっています。スマホでも情報収集はできますが、本格的に調査を行うときなどは、やはり画面が大きく、効率よく情報を収集できるパソコンを使用することが多くなるようです。
プレゼンテーション

ほとんどの大学、学部で、演習としてプレゼンテーションを行います。事前にPowerPointで資料を作成し、調べたことなどを発表します。
プレゼンテーション能力は、社会に出てからも非常に大切な力となるので、積極的に取り組んでいる大学が多いです。大学によっては、週に1~2回プレゼンを行う場合もあります。
資料の作成や、発表にパソコンを使用しますので、頻度が高まると、自分専用のパソコンは必須となるでしょう。
卒業論文
大学4年時には、1年かけて卒業研究を行い、論文をまとめて、発表します。
理系であれば、研究内容によって、実験データの記録や、データ解析などにもパソコンを使用する場合があります。情報系の学部であれば、プログラミングや実験を行うことも多いでしょう。
文系であれば、文献や本を読んで卒論としてまとめるという感じです。
また、理系・文系に関わりなく、卒論の内容を発表するために、PowerPoint等で資料を作成する必要があります。
講義のノート
ノートに講義の内容のメモを取る代わりに、パソコンを利用してノートを取ることも可能です。
ただし、これは賛否両論がある使用方法です。
確かに、キーボードのみでノートを取る場合、手書きよりも文字入力は速いです。図や複雑な数式なども、ペン対応のPCを用いれば手書きでパソコンに入力することができます。また、講義の内容を事前にパワーポイントなどのファイルで配布してくれる場合もあり、このような場合だと、講義中に大切な点を追記できたりするので、パソコンが利用できると便利です。
しかし一方で、ノートパソコンの使用は学習効率を下げる
という意見や、キーボードおよびタブレットペン入力は手書きと比較し、講義内容の理解が劣る
という実験データもあります。
就職活動

大学3年生の時に就職活動が始まります。早い場合は、3年生の前期からサマーインターンシップのエントリーや選考が始まります。希望の会社を探したり、リサーチしたりするためにパソコンが必要です。加えて、エントリーシートを作成したり、WEBテストを受けたり、企業との連絡に使用しますし、Web面接が行われる企業も多いようです。就職活動においてもパソコンは必須です。
企業は、採用する学生たちにパソコンのスキルを求めていることが多いため、必要になってから購入するというよりも、1年時からパソコンを使用して、操作に慣れていると就職活動においても有利でしょう。
サークル活動
サークル活動でパソコンを使用するケースも多いです。ジャンルに関わらず、サークル専用のWebページを運営したり、サークル活動を紹介する動画などを作成したりと、何かとパソコンを使用します。また、ジャンルは様々で、直接パソコンを研究したり、プログラミングを行うようなサークルもあるようです。
参考サイト
大学1年生から就活は始まっている!? - 朝日新聞DIGITAL
その他
履修登録や成績の確認
大学生活の一番最初にパソコンを使用する機会となるのは、履修登録です。自分が受講する講義の登録をパソコンで行うことが多くなっています。また、成績の確認など種々の情報をネットワーク経由で取得したり、登録したりします。
このうち、履修登録は、毎年、前期と後期に行い、それを4年間行うことになります。休講やその他の連絡は、随時確認する必要があるでしょう。
別にスマートフォンでもできるし・・と思うかもしれませんが、大学によっては(システムによる)トラブルを回避するため、スマートフォンではなくパソコンの使用が勧められる場合があります。
語学学習などのe-learning
語学学習のためにリスニング等が手軽にできるパソコンを利用することがあるようです。
大学側がe-learningのための教材を用意している場合もあります。または、語学学習を支援するホームページなどを用いて、自分で学習を深めることもできます。
CADやAdobe系ソフトの利用
建築関係や設計関係の課題提出のためにCADソフトを使用することがあります。個人のパソコンがあれば、講義の時間外でも課題の続きを自分のタイミングで行うことができます。美大であれば、AdobeのPhotoshopなどを使用することも多いようです。
これらのCADやAdobe系のソフトを使用するようであれば、高い性能のパソコンが必要となり、また使用するソフトによって、パソコンの要件が全く異なります。CPU性能を重視したほうがいいソフト、NVIDIA RTX Aシリーズのグラフィックスを搭載したほうがいいソフト、GeForceなどの外部グラフィックスを搭載したほうがいいソフト、液晶の品質を重視したほうがいいソフトなど様々です。ソフトの推奨動作環境などを参考にし、パソコンを選択して下さい。
趣味でパソコンを使うときはどんなとき?
大学生の趣味と言えば、SNSやゲーム、動画鑑賞などがよく挙げられますが、これらはどれもスマートフォンで行うユーザーが多くなっています。では、どういったケースでパソコンが用いられているのでしょう?
SNSのための画像・動画編集
InstagramやTikTokなど、SNSへの写真や動画の投稿に主に用いられるのはスマホ用アプリです。しかし、投稿する写真や動画のクオリティにこだわる大学生も多く、そのような高いクオリティを求める大学生のうち、4人に1人が写真や動画の編集にパソコンを使用する、という調査結果が出ています。
パソコンであれば、スマホより複雑な編集作業が比較的簡単に行えたり、凝ったエフェクトをかけやすかったりします。スマホでの投稿が一般的になったからこそ、他の人と差別化するためにパソコンを使用する、というのは納得です。
参考サイト
デジタルネイティブ世代の大学生は学びも遊びもPCとスマホを”二刀流”利用。 - PRTIMES
動画鑑賞
YouTubeや、NetflixやHuluなどの定額ネット動画配信など、動画の鑑賞はスマホで済ませる方も多いと思いますが、やはり画面が小さく迫力に欠けます。大学生のPC利用実態に関する調査では、74%以上の人が動画視聴にパソコンを使用すると回答していたので、やはり動画視聴は、スマホより画面が大きいパソコンの方がいいということでしょう。
YouTube、Netflixなどはインターネットにさえ繋がっていれば動画を視聴できますが、もしレンタル店からDVDを借りて視聴する場合は、光学ドライブが必要です。頻繁に光学ドライブを使う方はPCに内蔵していると便利ですが、そこまで頻繁に使用しなければ、外付けタイプのものでもいいと思います。
参考サイト
大学生のオンライン授業とPC利用実態に関する調査結果を発表 - デル・テクノロジーズ株式会社
PCゲーム
最近ではゲームでありながら遊びの枠を超えた「eスポーツ」と呼ばれるジャンルも確立されてきました。eスポーツの大学リーグなどもでき始めているようです。普通のゲームならスマホでもできますが、このような、本気でゲームをプレイしたい場合は、パソコンを、それも普通のノートパソコンではなく、高性能の「ゲーミングPC」と呼ばれるパソコンを用意する必要があります。
ゲーミングPCについての詳細や、おすすめの製品については、以下の別記事をご覧ください。
音楽鑑賞
イヤフォンで音楽を聴きながら歩いている大学生をよく見かけると思います。
最近はApple Music、LINE MUSIC、Spotifyなどの定額制の音楽配信が人気を集めています。LINE MUSICには学割もあり、学生だと聞き放題で月額480円です。そのため、レンタルするよりも安く、手軽になってきました。また、Youtubeなどを利用し、無料で聴きたいという方も多いようです。
また、統計を見ると、音楽CDからスマホやデジタルオーディオプレイヤーに音楽を取り込んで聞くという方は年々減少しているものの、一定数おられるようです。その場合は、CDから音楽を取り込んで、iPhoneやAndroidのスマートフォンに転送するために、パソコンは不可欠になります。光学ドライブも必要です。ただし、音楽を取り込む頻度が低いのであれば、持ち運び性能を優先して、光学ドライブは外付けでもいいと思います。
写真の編集
スマホが普及し、スマホカメラの画質もアップしているので、カメラの普及率が年々大きく下がっています。それでも、サークル活動などでデジタル一眼レフやミラーレスカメラで写真撮影をする大学生もいます。
また、最近ではスマホでもRAW撮影できる機種があり、パソコンでRAW現像や編集を行うという使い方もあります。さらに、スマホで撮った写真のバックアップや保存にパソコンを使用する方も多いです。
広がるBYODの流れ

ほとんどの大学に学内設置パソコンが用意されており、学生たちが自由に使用できるようになっています。また、卒業研究であれば、各研究室に専用のパソコンが用意されていることでしょう。
ただし、これらのパソコンは使用時間や台数に制限があるため、いつでも使用できるとは限りません。また、その場に行かないとパソコンが利用できないという欠点もあります。
以前は、学内設置パソコンでなんとか凌ぐこともできたかもしれませんが、個人のパソコンがあった方が何かと便利です。
また、多くの大学で、BYOD(Bring Your Own Device)が進んでおり、パソコンが必携となっている大学も多いです。
H28年の調査ではありますが、大学ICT推進協議会によると、四年制大学において、一部の部局でのみ導入されている場合も含めると43.9%の大学でパソコン必携、全学部でパソコン必携となっている大学も32.4%ほど
あります。今後の動きも考えると、半数近くの大学で個人のパソコンを用意し、大学に持参する必要があるようです。
ここまでは、ビフォー・コロナの話です。
新型コロナウイルス感染症の影響も含めて、大学側のBYOD推進の流れは一層強くなっています。オンライン授業の定着などに伴い、多くの学生が自分のデバイスを大学に持参するようになっています。また、不特定多数の人が触れることがない、自分専用のPCというのは、ウィズコロナの新しい生活様式という点でも理にかなっています。
入学する時点で、パソコンが必携なのを知って、急いでPCを買ったものの後から後悔するということがないように、前もって希望する大学がパソコン必携なのかも調べておくとよいでしょう。
こういった最近の大学でのパソコン環境や、時代の潮流を考えると、大学へ持っていくことも考慮したパソコンを選んでおくことをおすすめします。
大学生におすすめのパソコンスペック
大学生向けのパソコンは、どのくらいのスペックが必要なのでしょうか?ここでは、筆者が推奨するノートパソコンのスペックを紹介します。

パソコン必携のような大学であれば、頻繁にパソコンを持ち運ぶ必要があるでしょう。そのため第一条件は、軽量であることです。
頻繁に持ち運ぶなら1kg前後のパソコン、たまにしか持ち運ばない場合でも1.5kg以下ぐらいの質量のパソコンを探すとよいでしょう。

大学の4年間、パソコンを使用し、学年が上がるほどに使用頻度が高くなることを考えると、快適に長く使用できるよう、そこそこスペックの高いパソコンが求められます。
CPUは、インテルの第12世代Core i5以上、またはAMD Ryzen 5000シリーズ以降のRyzen 5以上がおすすめです(AMD Ryzenが非推奨の場合もあるので、一番無難なのはインテルCPUです)。
メモリは8GB以上がおすすめです。可能であれば、16GBあるといいです。

ストレージは、現在、ほとんどのノートPCはSSDが搭載されており、これで問題ありません。たまにeMMCを搭載したPCもありますが、4年間使うことを考えたらSSDのほうが無難です。
文系で、文字データを保存することが主であれば、容量は256GBで十分かもしれません。一方、理系で画像や動画などのデータも保存するようであれば、容量はもっと多い方がいいでしょう。

大きく分けて、光沢と非光沢のディスプレイがありますが、レポートなどを作成することが多い学生は、非光沢がおすすめです。光沢は照明や周りの物、自分の顔が映り込んで、画面が見にくいケースがあります。
また、「視野角」が広く、フリッカーの発生していないディスプレイの方が目が疲れにくいです。視野角が広いか、フリッカーが発生していないかは、当サイトの各パソコンのレビュー記事をご覧ください。

いくつかの大学の情報を調べてみましたが、タッチパネルやペン入力対応が必須、または推奨となっている大学が複数ありました。このような場合や、講義のノートをとる場合などは、タッチパネルとペン対応は必須と言ってもいいでしょう。
ただし、タッチパネルとペン対応だと、価格は上がりますし、質量がやや重くなる傾向があります。液晶も光沢がほとんどで、映り込みがあります。
メリットとデメリットを比較考量して、使用目的によって選んでいいと思います。

大学でのパソコンの使用目的を考えると、タイピングする機会は非常に多いでしょう。そのため、キーボードは打ちやすい方が負担が少ないです。
キーボードの打ちやすさは、実際に打ってみないと分からないと思います。当サイトの各パソコンのレビュー記事に、キーボードの打ち心地も掲載しているため、詳細はそちらをご覧ください。
メーカー/ブランド別の傾向としては、レノボのThinkPadや、富士通のパソコンのキーボードが比較的タイピングしやすいです。

大学で使用するたびに電源を探すのは面倒ですし、大学によっては学内に充電設備がない場合もあるので、バッテリー駆動時間が長めのパソコンがよいでしょう。
必要なバッテリー駆動時間は、使用状況によって変わってきますが、メーカーが公表しているJEITA2.0計測法のバッテリー駆動時間なら、15時間以上あるほうが安心です。この計測法はかなり好条件での計測法なので、実際にはこの半分程度しかバッテリーはもたないと思って下さい。
容量で表記されている場合の目安としては、50Wh以上あると安心です。

大学では、有線LANでネット接続を行うためのLANポートや、プレゼンテーション時に映像出力するためのHDMI端子の搭載が推奨されている場合があります。
USB接続のアダプターで対応することもできますが、忘れたり、紛失したりする可能性もありますので、LANポートやHDMI端子が推奨となっている場合は、これらを備えた機種の方が無難だと思います。

大学生となると、人目が気になる年齢ですし、ダサいと思われるのも嫌でしょうから、PCのデザインも気になるでしょう。
デザインとブランド力で選ぶなら、MacやSurfaceあたりがいいと思います。
特に、大学生は、Macと一緒に過ごすキャンパスライフに憧れるかもしれません。しかし、大学によっては使用するソフトの関係で、Windowsが推奨されている場合も少なくないです。
Macの場合、大学のサポートセンターなどではサポートしてくれないことが多いです。また、デザイン系の仕事を除き、就職後に使用する可能性が高いのはWindowsパソコンです。
総合的に考えると、それぞれの大学での推奨パソコンを確認の上、Macが推奨されているのでなければ、Windowsパソコンを選択する方が無難でしょう。

大学で一番使用するソフトは、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPoint、OneNoteといったソフトでしょう。大学でも、これらのソフトが付属するPCをすすめられることが多いです。
でも、大学によってはマイクロソフト社と包括ライセンス契約を結んでおり、Microsoft 365 Appsを無償で使用できる場合が多いです。この場合、Officeが付属するパソコンを選択する必要はありません。その分、安くパソコンを購入できます。
大学が決まったら、パソコンを購入する前に、Officeを無償で使用できるのか確認するとよいでしょう。
また、大学において無償でOfficeを使用できなくて、対象の大学であれば、Officeを学割価格で購入できます(詳細はこちら)。これは、Amazon Prime Studentの会員であれば、Amazonでも購入できます。
これらの無料もしくは学割の対象外の大学であったり、手続きが面倒であったりする場合は、Office付きのパソコンを買うと良いでしょう。
大学生におすすめのノートPC
ノートパソコンを毎日のように大学に持参したい方に適した機種を紹介します。
大学では、持ち運び可能なノートパソコンを推奨していることが多いため、できればこの中から選ぶことをおすすめします。

CPU | Core i5-1335U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | FHD IGZO 非光沢 |
質量 | 64Wh:約865g~ |
バッテリー | 64Wh:約29.5時間 |
価格[税込] | 18万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
大学の要件を満たす、非常におすすめのノートPCです。
十分な処理性能で、非常に軽く、バッテリー駆動時間も長く、ポート類なども豊富です。
また、学生はタイピングする機会が多いと思いますが、この製品はキーボードが打ちやすいです。
迷ったらこれを買っておけばいいでしょう。
なお、注意点としては、25Whのバッテリーと64Whのバッテリーがある点です。バッテリー駆動時間が大きく変わってくるので、大学生の場合は、64Whのバッテリーを選ぶようにして下さい。
Core i5-1335U、16GBメモリ、256GB SSDくらいの構成がおすすめです。
また、必要であれば、最長5年のワイド保証(落下や水こぼしなどによる故障も無償修理)も付けるといいでしょう。
下のクーポンを利用することで、安く購入することができるので、是非ご利用下さい。

CPU | Core i5-1340P |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 2560x1600 非光沢 |
質量 | 約1.24kg~ |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 12万円台~ |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
1kgを切るような軽さではありませんが、Core i5、16GB、512GBという十分な構成で、12万円台と安い機種です。
ディスプレイ解像度が、2560x1600と高く、画像や文字が綺麗に表示されます。
海外メーカーの割には、キーピッチが十分あり、キーボードも比較的打ちやすいです。
翌日発送の短納期モデルもあり、すぐに欲しい方にもおすすめです。

CPU | Ryzen 5 7535U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS 非光沢 |
質量 | 約957g |
バッテリー | 約11時間 |
価格[税込] | 10万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
約957gと軽いモバイルノートPCを10万円台~から購入できる、コスパの高い機種で、かなり人気も高いです。
AMD Ryzen 7000シリーズを搭載し、処理性能も十分ですし、画面比16:10の見やすい液晶なので、使いやすさの点でも優れています。
メモリ16GB、ストレージ512GBの構成なら、容量にも余裕があります。
バッテリー容量が44Whとやや少なく、バッテリー駆動時間が短めです。
安いのにそこそこ使えるノートPC
PC購入は、決して安い買い物ではありません。特に、自分で購入する場合などは、大学生にとって大きな出費となります。そこで、重さやバッテリー容量など少し妥協する必要がありますが、使い勝手がよく、価格も抑えられた製品を下に紹介します。
とりあえず下の安い製品を購入しておいて、必要に応じてiPadなどの手書き入力できるデバイスを追加するということもできます。また、研究室に入ったり、将来就きたい職業が決まってから、目的に合うパソコンに買い替えるというのもいいと思います。

CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
液晶サイズ | 14インチ 16:10 |
液晶種類 | FHD+ 広視野角 非光沢 |
質量 | 約1.59kg~ |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 7万円台~ |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
画面比16:10の1920x1200ドットのディスプレイを搭載しており、縦方向の情報量が多いため、作業がしやすいです。また、キーボードも比較的打ちやすいです。
プロセッサーには、Ryzen 5000シリーズの中でも新しいものを搭載し、処理性能も十分です。
ただし、質量が約1.54kgとそこまで軽くありません。
メモリはオンボードなので、換装することはできません。そのため、8GBではなく16GBのメモリのモデルがおすすめです。

CPU | Core i5-12450H |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | FHD+ IPS 非光沢 |
質量 | 約 1.46kg |
バッテリー | 最大約14時間 |
価格[税込] | 7万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
HシリーズのCoreプロセッサーに、16GBメモリ、512GB SSDの構成で7万円台からとコスパが非常に高いです。
処理性能が高いので、レポートなどもサクサク進むでしょう。
質量はそこまで軽くありません。基本的には自宅のみで使うことを推奨しますが、大学へ持って行けないほど極端に重いわけでもありません。
納期も、1~2営業日と短いです。
デザイン・ブランド力で選ぶならこのノートPC
大学生だと人目も気になることでしょう。以下のノートパソコンなら、学校でもカフェでも、人目をはばかることなく、ノートパソコンをカバンからサッと取り出して使えます(と言っても、他のパソコンでも、恥ずかしいことはないですよ)。

CPU | Core i5-1235U |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.0型 |
液晶種類 | 2880x1920 光沢 |
質量 | 約879g(Core iモデル) |
バッテリー | 47.7Wh |
価格[税込] | 17万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
Surfaceは、大学生に人気の高いブランドの製品です。
タブレットPCとしても使いやすく、アクティブペンを使用して講義のノートを手書きでとることもできます。
多くのシーンで使えるため、どんな用途で使うかまだ分からない入学したての学生におすすめです。女性が持っているケースも多いです。
第12世代Core (U)搭載モデルであれば、大学での使用において性能に不足を感じることはないでしょう(ARMベースのMicrosoft SQ3搭載モデルもあるので、間違えないようにしてください)。
もし、子供や孫にプレゼントする場合、このPCを買っておけば間違いないと思います。できれば、本体だけでなく、タイプカバー(キーボード)と、スリムペンを合わせて購入することをおすすめします。
最長4年の偶発的な損傷に対する保証がついた延長保証を追加できますし、現時点では、最短で4日ほどでお届けとなっており、納期も短いです。

CPU | Apple M2 8コアCPU、8コアGPU |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.6型 |
液晶種類 | 2560x1664 IPS |
質量 | 約1.24kg |
バッテリー | 52.6Wh |
価格[税込] | 16万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
大学生に人気の高いモバイルノートPCです。ブランド力があり、デザインも良く、天板にアップルマークがあることで、大学でも自信をもって使えるPCです。
Apple M2チップを搭載し、パフォーマンスも十分ですし、写真や動画編集などのクリエイティブな用途にも使いやすいです。また、現時点では、納期は2日程度と短めでした。
ただし、前述しましたが、大学によってはWindowsを推奨している場合があるので、チェックが必要です。また、就職先では、Macを使っているところもありますが、Windows PCを使うことが多いです。大学で推奨しているOSや、将来なりたい職業から、Macでも問題ないか慎重に選びましょう。
ペンが使える2 in 1 PC
タッチパネルやペン入力対応が必須という大学の場合は、ここで挙げるようなペンが使える2 in 1 PCが適しています。
ペンが使える2 in 1 PCには、手書きで講義のノートをPCに取ることができたり、講義で配布される電子ファイルに直接書き込めるというメリットがあります。大学でPCを使う場面が増えるので、1台を最大限活用したい方にもおすすめです。

CPU | Core i5-1230U |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | WQXGA IPS 光沢 |
質量 | 約1.33kg |
バッテリー | 最大約17時間 |
価格[税込] | 13万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
コンバーチブル型の2 in 1 PCなので、使う場所や用途に合わせて変形でき、大学生にも使いやすいです。別売りですが、充電式のHP MPP アクティブペンも使用でき、手書きでノートを取ったり、資料に書き込みを入れたりすることもできます。
CPUには最新のインテル第12世代Core (U)を搭載し、パフォーマンスは十分です。バッテリー駆動時間も長めで、約1.33kgと持ち運びやすい質量なので、大学へのBYODにも適しています。
また、画面比3:2のディスプレイも使いやすいです。なお、有機EL搭載モデルもありますが、大学生には通常の液晶ディスプレイを搭載したモデルがおすすめです。
最長で、3年のアクシデントサポート付き引き取り修理サービスを追加することができます。納期は、現時点で、最短5営業日と短めでした。
HPの製品は、金曜日~日曜日に安くなることが多いです。そこを狙って購入するといいでしょう。セール情報は当サイトのトップページに掲載しています。

CPU | Core i5-1235U |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.0型 |
液晶種類 | 2880x1920 光沢 |
質量 | 約891g |
バッテリー | 51.5Wh |
価格[税込] | 17万円台 |
※上はおすすめのスペックです。 他の構成も選択できます
上でも紹介しましたが、タブレットにも変形し、アクティブペンでの手書き入力もできる機種です。
タイプカバー、ペンを含めても実測で約1.164kg程度と軽く、持ち運びもしやすいです。多くのシーンで使えるため、どんな用途で使うかまだ分からない入学したての学生におすすめです。女性が持っているケースも多いです。
デザイン性やブランド力も高く、学割も使え、後悔の少ない機種だと思います。Microsoft Completeを購入すると、最長4年の落下による破損など、不慮の損傷にも備えることができます。
また、マイクロソフトストアで購入すると、満足できない場合、60日以内で条件を満たしていれば、返品も可能なので、できればマイクロソフトストアでの購入をおすすめします。
現時点では、4日ほどで配達予定となっています。
学割で買えるノートパソコン
実は、大学生がノートPCを購入する時に、ダイレクトショップで学割が適用可能なことが多くあります。
学割適用の条件は様々ですが、下に挙げているストアでは大学生はもれなく対象になっています。登録や、申し込みは無料でできるので、見てみるだけでも損はないでしょう。
大学生に人気のある、マイクロソフトやAppleは学割の割引率が高くなっています。是非、学生の特権を活用して、安く購入してください。

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