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デル Inspiron 14 (5445) の購入レビュー

更新日:
CPU Ryzen 5 8540U
Ryzen 7 8840U
メモリ 8GB / 16GB DDR5
ストレージ 512GB / 1TB SSD
液晶サイズ 14インチ 16:10
液晶種類 1920x1200 非光沢
質量 約1.54kg~
バッテリー 54Wh
価格[税込] 7万円台~
日常用途にちょうどいい14型ノートPC

Inspiron 14 (5445)は、7万円台から購入することができる、日常用途にちょうどいい14型ノートPCです。 15型よりも小さいので、収納や移動もしやすいです。

最新のRyzen 8040シリーズを搭載し、一般用途なら快適に使うことができる処理性能です。

ディスプレイは、色域は狭いものの、画面比が16:10で、視野角が広くフリッカーもなく、一般用途には十分です。

旧モデルと比べると、少しダウングレードされている部分もありますが、コストパフォーマンスは高いです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 8540U、16GBメモリ、1TB SSD

Ryzen 7 8840U、16GBメモリ、1TB SSD

 

 

目次

お忙しい方は、「Inspiron 14 (5445)の特徴」のみお読みください。

 

Inspiron 14 (5445)の特徴

一般用途にちょうどいい14型ノートPC

Inspiron 14 (5445)は、ネット検索、メール、Officeソフトでの作業といった、一般用途にちょうどいい14型ノートPCです。デルの中でも人気の高いシリーズとなっています。

一般用途に使いやすい14型ノートPC

 

画面比16:10のWUXGA(1920x1200)液晶と、最新のAMD Ryzen 8040シリーズプロセッサーを搭載して、7万円台から購入することができます。Ryzen 5 8540U、16GBメモリ、1TB SSDのおすすめ構成でも8万円台です。ここ最近PCが値上がりしていることを考慮すると、十分安いです。

扱いやすいサイズと質量のボディなので、使うときだけ取り出したり、宅内で移動して気軽に使うことができるノートPCが欲しい方におすすめです。

なお、下図のように、アイスブルー(左側)と、カーボンブラック(右側)の2つのボディカラーを選ぶことができます。

2つのボディカラー

 

最新のAMD Ryzen 8040シリーズ搭載

Inspiron 14 (5445)は、最新のAMD Ryzen 8040シリーズプロセッサーを搭載しています。

選択することができるのは、Ryzen 5 8540Uと、Ryzen 7 8840Uで、それぞれの簡単な仕様は下表のようになっています。これらのプロセッサーについて、もう少し詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

Inspiron 14 (5445)で選択できるプロセッサーの仕様比較
  Ryzen 7 8840U Ryzen 5 8540U
コア / スレッド数 8 / 16 6 / 12
アーキテクチャー Zen 4
最大クロック 5.1GHz 4.9GHz
L2 / L3キャッシュ 8MB / 16MB 6MB / 16MB
デフォルトTDP 28W
cTDP 15-30W
グラフィックス・モデル Radeon 780M Radeon 740M
グラフィックス周波数 2700 MHz 2500 MHz
GPUコア数 12 4
Ryzen AI ×

 

実際の処理性能を測るベンチマークテストの結果は、下のグラフの通りです。

マルチコアのスコアを見ると、どちらのプロセッサーも旧モデルより性能が確実にアップしています。Ryzen 5 8540U搭載モデルは、Core 5 120Uを搭載したInspiron 14シリーズのインテルモデルで計測したスコアよりも高い数値が出ていますし、Ryzen 7 8840U搭載モデルでは、Core Ultra 5 125Hを搭載した別機種で計測したスコアとほぼ同じ数値が出ています。インテルCPUを搭載したモデルよりも基本的に安いことが多いので、費用対効果にも優れています。

また、「Zen 4」世代のRyzenになり、シングルコアの性能が大きく向上しています。シングルコアの性能に動作が左右されるようなアプリにおける快適さもアップしていると思います。

CINEBENCH R23 マルチコア
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 8840U 12575 [本機器で計測]
Core Ultra 5 125H 12239
Ryzen 7 7730U 10158 [旧モデルで計測]
Ryzen 5 8540U 9378 [本機器で計測]
Ryzen 5 7530U 8478 [旧モデルで計測]
Core 5 120U 7888 [Inspiron 14 (5440)で計測]
CINEBENCH R23 シングルコア
Core Ultra 7 155H 1810
Core 5 120U 1774 [Inspiron 14 (5440)で計測]
Ryzen 7 8840U 1763 [本機器で計測]
Core Ultra 5 125H 1712
Ryzen 5 8540U 1701 [本機器で計測]
Ryzen 5 7530U 1461 [旧モデルで計測]
Ryzen 7 7730U 1458 [旧モデルで計測]

 

プロセッサーの選び方ですが、一般的な使い方であれば、Ryzen 5 8540Uで十分でしょう。

一方、Ryzen 7 8840Uは、処理性能が高めであることに加えて、CPU内蔵グラフィックスの性能も高めですし、Ryzen AIに対応しており、アプリ側の対応が進めばノートPC内で行うAI処理の速度が速くなる可能性があります。そのため、複数のアプリを同時に立ち上げて作業を行う方や、軽いゲームをプレイしたい方、AI処理を行いたい方などは、Ryzen 7 8840U搭載モデルを選んでおくといいでしょう。

 

メモリの増設・換装が可能

Inspiron 14 (5445)のメモリは、スロットメモリです。

従来モデルのInspiron 14 (5435)では、オンボードメモリで、メモリの増設・換装ができませんでしたが、新モデルではスロットメモリが復活し、購入後でもセルフカスタマイズでメモリの交換ができるようになりました。

Ryzen 5 8540U、8GBメモリの最安構成で購入して、後からメモリを増設することもできます。また、16GB(8GB x2)以上のメモリに交換することもできます。

スロットメモリ

 

試しに手持ちの16GBx2のメモリに換装してみましたが、問題なく認識されました。試したメモリは次のものです。ただし、メモリの交換は自己責任でお願いします。


crucial 32GB Kit(2x16GB)DDR5-5600 SODIMM CL46(16Gbit) CT2K16G56C46S5

 

従来モデルからダウングレードした部分

上記のスロットメモリの他にも、従来モデルから変化した部分が幾つかあります。ただ、ダウングレードしてしまったように感じる部分が多く、ちょっと残念です。変化した部分を幾つか下記にご紹介します。

 

シャーシがプラスチック製に

従来モデルのInspiron 14 (5435)は、ボディにアルミニウム素材を多く使用しており、質感も比較的よかったのですが、新モデルであるInspiron 14 (5445)の現在販売されているモデルでは、全てプラスチック製シャーシとなっています。天板、底面、パームレスト部など全てがプラスチック製なので、触った時にややチープな感じがします。また、耐久性の面でも、メタルボディには及びません。格安のビジネス向けノートPCのようになってしまったのが、少し残念です。

ちょっとチープさを感じるプラスチック製ボディ

 

バックライトなしキーボード

従来モデルのInspiron 14 (5435)は、バックライト付きキーボードを搭載していましたが、新モデルではバックライトなしのキーボードになりました。薄暗い場所では、タイピングがしにくく感じるかもしれません。

非バックライト キーボード

 

プライバシーシャッターなしのHDカメラ

従来モデルのInspiron 14 (5435)のWebカメラは、プライバシーシャッター付きのFHDカメラを搭載していました。しかし、新モデルではプライバシーシャッターがなくなり、Webカメラの解像度もHDカメラになっています。HDカメラでもそれほど支障はないのですが、プライバシーシャッターは残してほしかったです。

プライバシーシャッターなしのHDカメラ

 

指紋センサーなし

従来モデルのInspiron 14 (5435)では、電源ボタンに指紋センサーが統合されており、Windows Helloの指紋認証を使うことができましたが、新モデルでは指紋センサーが省かれていました。Windowsにログインするときに、Windows Helloの顔認証、指紋認証ともに使用することができません。

 

なお、上で紹介したのは、現時点で販売されているモデルに関してです。製品の仕様としては、アルミニウム製シャーシ、バックライト付きキーボード、FHDカメラ、指紋センサー付きもあるようなので、後からこれらを備えたモデルが登場する可能性もあります。上記の点が気になる場合は、購入時に確認するようにしてください。

 

Inspiron 14シリーズの比較

デルの中でも人気の高いInspiron 14シリーズには、AMD Ryzen搭載の本機器Inspiron 14 (5445)と、インテルCPUを搭載したInspiron 14 (5440)があります。

Inspiron 14シリーズを簡単に比較してみると、下表のようになります。

Inspiron 14シリーズの比較
  Inspiron 14
(5445)
Inspiron 14
(5440)
第13世代Core (U)
モデル
Core U(シリーズ1)
モデル
CPU Ryzen 5 8540U
Ryzen 7 8840U
Core i3-1305U
Core i5-1334U
Core 5 120U
Core 7 150U
メモリ 8GB / 16GB 16GB
SSD 512GB / 1TB 512GB 1TB
液晶 14型 1920x1200 広視野角 非光沢
キーボード バックライトなし バックライト付き
Webカメラ HDカメラ IR & FHDカメラ
指紋センサー なし あり
USB-C Power Delivery対応
DisplayPort対応
データ転送のみ Power Delivery対応
DisplayPort対応
ボディ プラスチック素材 アルミニウム素材
バッテリー 54Wh 41Wh 54Wh
価格[税込] 7万円台~ 7万円台~ 10万円台~

 

Inspiron 14 (5440)には、第13世代Core搭載モデルと、Core U搭載モデルの2つがあります。ボディの質感や、カメラ、キーボードなどの機能が高い方が良ければ、Inspiron 14 (5440)のCore Uモデルを選ぶといいです。一方、第13世代Core搭載モデルを選ぶようであれば、AMDモデルの本機器の方がコスパが高いですし、おすすめです。

本機器は、インテルのCore Uモデルよりも質感や機能はやや劣るものの、高めの処理性能を比較的安く入手することができます。また、インテルのCore Uシリーズは、NPUを搭載していませんが、本機器では、Ryzen AIに対応したRyzen 7 8840Uを選ぶことができるのもポイントです。ボディの質感、Windows Hello非対応、バックライトなしキーボードなどが気にならなければ、AMDモデルの本機器を選ぶといいと思います。

 

その他のやや残念なポイント

Inspiron 14 (5445)のディスプレイは、当サイト計測でsRGBカバー率61.6%と、色域が広くありません。Officeでの作業などには十分ですが、写真や動画を表示すると少しくすんで見えます。色鮮やかな表示が可能な100%sRGBクラスの液晶を選ぶことができないのが、少し残念です。

2つ目は、HDMIの規格がHDMI1.4であることです。メーカーサイトには、「HDMIでサポートされる最大解像度は1,920 x 1,080 @60Hzです。4K2K出力はありません。」と記されていました。当サイトのチェックでは、なぜか4Kモニターに、60Hz、YCbCr444で表示することができていましたが、基本的には4K@60Hzでは出力できないと思って下さい。そのような場合は、USB-C経由で4Kモニターに出力して下さい。

3つ目は、通常動作時の動作音です。アイドル時でもファンの音が聞こえる時がありますし、軽い負荷の時でも、他のノートPCよりもファンの音が少し高めです。すごくうるさいわけではありませんが、静かな環境で作業をしたい方にとっては、少し気になるかもしれません。

 

各用途の快適度

Inspiron 14 (5445) の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分な処理性能を備えています。画面比16:10の液晶を搭載し、Web閲覧や、Officeソフトを使った作業がしやすいです。
動画鑑賞 液晶は色鮮やかさにやや欠けますが、問題なく動画を視聴することができます。
オンライン会議 カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議が行えます。
RAW現像
画像編集
当サイト計測でsRGBカバー率61.6%と、液晶の色域が狭いので、この用途にはあまり向いていません。
動画編集 △~○ 16GB(8GB x2)のメモリを搭載したモデルであれば、FHD動画の簡単な編集なら出来ます。ただ、本格的に動画編集を行うのであれば、外部グラフィックスを搭載した製品の方がおすすめです。
ゲーム 軽めのゲームであれば、画質を落とすことでプレイできるものもあります。ただし、ゲームが主な目的であれば、外部グラフィックスを搭載したゲーミングノートPCの方がおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

Inspiron 14 (5445)のディスプレイのチェックです。

画面比16:10、WUXGA(1920x1200ドット)の14型液晶を搭載しています。視野角が広く、非光沢なので映り込みも抑えられています。フリッカーも発生していませんでした。Officeソフトなどを使って長めの時間作業する方にも適した、一般ノートPCとしては標準的な品質のディスプレイです。ただし、色域が狭いので、写真や動画を見るときは、ややくすんだ色に見えます。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では288d/m2と普通です。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測では、sRGBカバー率61.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角が広く、見やすいです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

どの輝度にしても、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Inspiron 14 (5445)のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18mm、キーストロークは約1.5mmでした。

文字入力に使用するキーのサイズがほぼ揃っていますし、「半角/全角」キーや、「enter」キーなどのサイズも大きめなので、間違えることなく押すことができます。右上に電源ボタンが配置されているため、「delete」キーが「backspace」キーの真上ではありませんが、慣れれば問題ないと思います。また、チャット型のAIアプリを呼び出す「Copilot」キーもあります。キートップがもう少し湾曲していると指当たりがよかったかなと思いますが、総合的にはやや打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの使いやすさや、クリックボタンの押しやすさも普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

旧モデルでは、バックライトを搭載していましたが、最新モデルでは、バックライトなしになりました。薄暗い場所では、キーの視認性が下がり、タイピングがややしにくくなったのが、残念です。

 

パフォーマンスのチェック

続いて、パフォーマンスのチェックを行います。

Inspiron 14 (5445)では、下図のように「MyDel」アプリの「温度管理」の項目で、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「最適化」と、最も高いパフォーマンスが出る「超高パフォーマンス」で計測したベンチマークスコアを掲載します。


温度管理

 

CPU

Inspiron 14 (5445)は、AMD Ryzen 8040のUシリーズプロセッサーを搭載しています。「Zen 4」世代、デフォルトTDP:28Wのプロセッサーで、これから一般ユーザー向けのノートPCを中心に採用されることが増えてくるのではないかと思います。本機器で選択することができるのは、Ryzen 5 8540U、または、Ryzen 7 8840Uです。

今回は、Ryzen 5 8540U、Ryzen 7 8840Uの両方をチェックしており、それぞれのベンチマークの結果は以下の通りです。

Ryzen 5 8540Uは、シングルコア、マルチコアともに、「Zen 3」世代のRyzen 5 7530Uや、「Zen 3+」世代のRyzen 5 7535Uの代表的なスコアを超える数値が出ています。マルチコアでは、Core i5-1340Pに近いスコアが出ていますし、「Zen 4」世代になり、シングルコアの性能も大きくアップしています。一般的な用途には十分快適に使用することができる性能を備えています。

Ryzen 7 8840Uでは、マルチコア、シングルコアともにさらに高めのスコアが出ています。マルチコアでは、Core Ultra 5 125Hと同程度のスコアでした。シングルコアでも、Core i5-1335Uのスコアを超えています。Ryzenプロセッサーは、シングルコア性能がやや弱いイメージがあるかもしれませんが、かなり頑張っていると思います。負荷が高めの処理を行う方や、複数のアプリを立ち上げて動作をする方は、Ryzen 7 8840Uを選択するといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 8540U
Ryzen 7 8840U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13900HX 24314
Core i9-13900H 19299
Core i7-13700HX 18283
Ryzen 7 7840HS 17922
Core i7-13700H 17622
Core i5-13500H 15302
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 8840U 12575 [超高パフォーマンス]
11812 [最適化]
Core Ultra 5 125H 12239
Ryzen 5 7535HS 10356
Ryzen 7 7735U 10122
Ryzen 7 7730U 10051
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Ryzen 5 8540U 9378 [超高パフォーマンス]
7899 [最適化]
Ryzen 5 7535U 8757
Ryzen 5 7530U 8403
Core i5-1335U 8249
Core 5 120U 7888
Core i5-1334U 5897
Ryzen 3 7330U 5141
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900H 2016
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700H 1898
Core i7-1360P 1826
Core Ultra 7 155H 1810
Core i5-13500H 1785
Core 5 120U 1774
Ryzen 7 7840HS 1764
Ryzen 7 8840U 1763 [超高パフォーマンス]
1747 [最適化]
Core i5-1335U 1723
Core i5-1340P 1722
Core Ultra 5 125H 1712
Ryzen 5 8540U 1701 [超高パフォーマンス]
1609 [最適化]
Core i5-1334U 1655
Ryzen 7 7735HS 1538
Ryzen 7 7735U 1476
Ryzen 5 7535U 1471
Ryzen 5 7535HS 1463
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 7730U 1440
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 3 7330U 1358
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH 2024
Ryzen 5 8540U
Ryzen 7 8840U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-14900HX 1748
Core i9-13900HX 1512
Ryzen 9 8945HS 919
Core i7-13700H 855
Core Ultra 7 155H 825
Core i5-13500H 778
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1370P 621
Ryzen 7 8840U 618 [超高パフォーマンス]
566 [最適化]
Ryzen 7 7730U 575
Core i7-1360P 568
Ryzen 5 8540U 500 [超高パフォーマンス]
455 [最適化]
Core 5 120H 491
Ryzen 5 7530U 477
Core i5-1335U 435
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 128
Core i9-13900HX 119
Core i7-13700H 114
Core i5-1335U 109
Core 5 120H 107
Ryzen 9 8945HS 106
Core i5-13500H 105
Ryzen 7 8840U 104 [超高パフォーマンス]
103 [最適化]
Core Ultra 7 155H 103
Core Ultra 5 125H 101
Core i7-1370P 101
Ryzen 5 8540U 100 [超高パフォーマンス]
99 [最適化]
Ryzen 7 7730U 99
Core i7-1360P 85
Ryzen 5 7530U 84
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、DDR5-5600を搭載しており、広めの帯域幅でした。ただし、8GB x1のメモリ構成を選択した場合は、シングルチャネル構成のメモリとなるため、帯域幅はもっと狭くなります。

なお、スロットメモリなので増設・換装が可能です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ [Ryzen 5 8540Uモデルで計測]
16GB(8GBx2)メモリ [Ryzen 7 8840Uモデルで計測]
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5600
デュアルチャネル
66.34GB/s
48.59GB/s
45.29GB/s
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
54GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスで、ベンチマークの結果は以下の通りです。

Ryzen 5 8540Uは、GPUコア数:4のRadeon 740Mを内蔵しています。Core i7-1355Uなどが内蔵する「Intel Iris Xe」と同程度のスコアでした。一般的なノートPCとしては標準的なグラフィックス性能です。なお、Ryzen 5 8540U搭載モデルで、メモリに8GB x1の構成を選択した場合、シングルチャネル構成になるので、グラフィックス性能はもっと低くなります。

Ryzen 7 8840Uは、GPUコア数:12のRadeon 780Mを内蔵しています。インテルのCore Ultra 5 125Hの内蔵する「Intel Arc GPU」よりは低いですが、GeForce MX450と同程度のスコアが出ており、CPU内蔵グラフィックスとしては比較的高めの性能を備えています。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 5 8540U [Radeon 740M]
Ryzen 7 8840U [Radeon 780M]
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce RTX 3050 52196
GeForce RTX 2050 48410
GeForce GTX 1650 45149
Core Ultra 7 155H
Intel Arc GPU
35888
GeForce MX550 35717
Core Ultra 5 125H
Intel Arc GPU
35271
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M
メモリDDR5-5600
29410 [超高パフォーマンス]
24581 [最適化]
Ryzen 7 7735U
メモリLPDDR5-6400
28714
Core i7-1360P
メモリLPDDR5-4800
21897
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Ryzen 5 8540U
Radeon 740M
メモリDDR5-5600
20053 [超高パフォーマンス]
17040 [最適化]
Core i7-1355U
メモリDDR4-3200
18235
Core 5 120U
メモリDDR5-5200
18235
Core i5-1340P
メモリLPDDR5-4800
17774
Ryzen 7 7730U
メモリLPDDR4X-4266
17524
Ryzen 5 7530U
メモリLPDDR4X-4266
16389
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しています。1TB SSD搭載モデルでは、Micron 2400シリーズのType 2230 M.2 SSDを搭載しており、高速でした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD [Ryzen 5 8540Uモデルで計測]
1TB PCIe SSD [Ryzen 7 8840Uモデルで計測]
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
4961
4357
 PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

Zen4のRyzen 5 8540UおよびRyzen 7 8840Uのその他のベンチマークスコアについては、こちらのリンク先をご覧ください。FF14、原神などのゲームのフレームレートや、クリエイティブソフトを使ったときの処理時間も掲載しています。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

USB3.2 Gen2 Type-Cポート(Power Delivery、DisplayPortに対応)を1ポート備えており、下表のような結果となりました。

PD充電器での充電に関しては、出力が45Wのものでも充電ができてはいましたが、ワット数不足の警告が表示されます。付属のACアダプターの出力が65Wだったので、PD充電器を使用する場合も65Wぐらいの出力があるものを選ぶといいと思います。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
65W Lenovo GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル ○ ※3
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
(4Kモニター)
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 通常のオペレーションに必要なワット数が不足しているとの警告が表示

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、YCbCr444で表示出来ていました。ただし、仕様ではHDMI1.4となっており、「HDMIでサポートされる最大解像度は1,920 x 1,080 @60Hzです。4K2K出力はありません。」と記されていました。今回なぜか、4K@60Hzでも表示できましたが、基本的にはできないのでご注意下さい。

なお、USB-CポートがDisplayPort Alt mode1.4に対応しているので、USB-C経由で外部モニターに接続することもできます。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーが公表している仕様詳細を確認すると、最小重量1.54kgとなっています。

当サイトで計測した質量は次の通りです。14型ノートPCとしては軽くはありませんが、宅内での移動には問題ありません。また、たまにであれば外に持ち出せないこともないでしょう。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  Ryzen 5 8540U
モデル
Ryzen 7 8840U
モデル
PC本体 1.595kg 1.601kg
ACアダプター 314g 320g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Inspiron 14 (5445)のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は54Whでした。最近の14インチクラスのノートPCとしては、普通の容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。動画再生のような負荷の軽い作業であれば、(2)のように長めのバッテリー駆動が可能でした。少し負荷のかかる作業を連続して行うと、(3)ぐらいのバッテリー駆動時間になります。宅内モバイルとして使うのには十分なバッテリー駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間
  Ryzen 5 8540U
モデル
Ryzen 7 8840U
モデル
(1) JEITA2.0
(2) 動画再生時 15時間44分 14時間22分
(3) 低解像度動画のプレビュー 4時間57分 4時間36分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラのチェックです。

Inspiron 14 (5445)には、「プラスチック製シャーシ:720p HDカメラ」と「アルミニウム製シャーシ:フルHDカメラ」の2種類のWebカメラがあります。

現時点では、プラスチック製シャーシのモデルしかないので、今回は前者のHDカメラをチェックしています。ノートPCのWebカメラとしては一般的な解像度のカメラです。比較的明るく、自然な映りの画像でした。ウェブミーティングなどにも普通に使いやすいです。

なお、IRカメラは付いていないので、Windows Helloの顔認証には対応していません。また、旧モデルであったプライバシーシャッターがなくなったので、ここは少し残念です。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、2.0W x2のスピーカーを底面の左右サイドに搭載しています。音質は普通~ややよく、ノートPC基準で点数を付けると、10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度など推移を確認します。

デフォルトTDP:28Wのプロセッサーですが、どちらのプロセッサーの場合でも、デフォルトTDPよりも低いCPU電力で動作しており、CPU温度は低めでした。

 

Ryzen 5 8540U搭載モデル

「最適化」モードでは、CPU電力は最初の3分ほど約25Wで動作したのち、徐々に低下して16Wぐらいまで下がっています。CPU温度は50℃台ぐらいまで下がり、低めの温度です。

「超高パフォーマンス」では、CPU電力が約25Wで動作する時間が少し長くなります。その後、徐々に下がり、21W前後をキープして動作しています。CPU温度は60℃前後で落ち着いており、こちらも低めの温度です。

CPU電力
CPU温度

 

Ryzen 7 8840U搭載モデル

「最適化」モードでは、Ryzen 5搭載モデルと同じように、CPU電力は最初の3分ほど約25Wで動作したのち、徐々に低下して16Wぐらいまで下がっています。CPU温度は50℃前後ぐらいまで下がり、低い温度です。

「超高パフォーマンス」では、CPU電力が約25Wをキープしています。それでも、デフォルトTDP:28Wクラスのプロセッサーとしてはやや低めのCPU電力なので、CPU温度は60℃台に収まっており、心配のない温度となっています。

CPU電力
CPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。ここでは、「最適化」モードで計測しています。

アイドル時や、低負荷時でもファンが回ることが多く、静かな環境では少し音が気になるかもしれません。なお、高負荷時の騒音の最大値は一般的な他のノートPCと同程度でした。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Premiere Proでプレビュー再生(320pの低画質動画)
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

全体的に表面温度は低めでした。パームレスト部の温度にもほとんど変化がなく、高い負荷がかかる時でも不快感なくタイピングすることができます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

消費電力は低めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Inspiron 14 (5445)の外観のチェックです。

カーボンブラック プラスチックシャーシ

オーソドックスなデザインです。

天板、底面、キーボード面など全体的にプラスチック素材を使用したボディで、質感は高くありません。カーボンブラックのカラーも相まって、少し前のビジネス向け格安ノートPCのような、ちょっとチープな感じがします。

 

天板には、「DELL」のロゴマークが配置されています。

 

側面のポート類はご覧の通りです。USB3.2 Gen1 x2、USB3.2 Gen2 Type-C(Power Delivery、DisplayPortに対応)、HDMI1.4、SDカードリーダーを備えています。

 

液晶の開く角度です。フラットにはなりませんが、テーブルの上に置いて作業をするのには十分な角度です。

 

排気口は、液晶面に隠れる位置に配置されています。

 

底面です。

 

内部の画像はご覧の通りです。冷却ファン1つと、1本のヒートパイプでCPUの熱を冷却しています。

 

メモリスロットが2つあります。従来モデルではオンボードメモリでしたが、新モデルではスロットメモリが復活し、メモリの増設・換装ができるようになりました。

 

ストレージには、Type 2230 M.2 SSDを搭載していました。固定金具を外せば、Type 2280 M.2 SSDに交換することもできそうです。なお、空きのM.2スロットはなかったので、ストレージの増設はできません。

 

アイスブルー プラスチックシャーシ

明るい色のアイスブルーのボディカラーも選択することができます。

ただし、こちらもプラスチックシャーシなので、質感は高くありません。

 

天板もプラスチック製です。

 

底面です。

 

ACアダプター

ACアダプターは65Wです。コンセント側のケーブルが太く、かさばるのであまり持ち運びには適していません。外出先で充電したい場合は、PD充電器を利用した方が便利だと思います。

 

まとめ

以上が、Inspiron 14 (5445)のレビューです。

日常用途にちょうどいいスペックのノートPCです。デルの中で人気の高いInspiron 14シリーズの中でもコスパが高い機種なので、これからの売れ筋になっていくのではないかと思います。

搭載するプロセッサーは、最新のRyzen 8040シリーズです。「Zen 4」世代のプロセッサーで、マルチコア、シングルコアともに性能がアップしています。一般ノートPCとしては十分な処理性能を備えており、サクサク快適に動作するでしょう。多くのユーザーにとっては、Ryzen 5 8540U搭載モデルでも十分だと思います。複数のアプリを同時に使う場合や、軽いゲームをプレイしたい場合などは、Ryzen 7 8840U搭載モデルを選ぶといいです。

ディスプレイには、画面比16:10、WUXGA(1920x1200ドット)の14型液晶を搭載しています。非光沢で、フリッカーも発生しておらず、長めの時間の使用にも使いやすいです。一般用途にちょうどいいディスプレイですが、色域は狭いです。写真や動画をオリジナルに近い、色鮮やかな表示で見ることはできません。

旧モデルから多くの部分が変化しています。スロットメモリになり、メモリの増設や換装ができるようになったのはメリットです。一方、プラスチック製のボディになり、質感が下がりました。また、プライバシーシャッター無しのHDカメラ、バックライトなしのキーボード、指紋センサー無しの電源ボタンなど、機能面でも少しダウングレードされている感が否めません。この辺りが気になる方は、兄弟機種であるInspiron 14 (5440)のCore U搭載モデルを検討するといいと思います。

一方、上記の変化ポイントがそれほど気にならなければ、物価上昇の流れの中でも、サクサク動作する14型ノートPCを7万円台(税込)から購入することができるのは嬉しいです。

コストパフォーマンス重視で、日常用途に使いやすいノートPCを探している方におすすめの機種です。

 

日常用途にちょうどいい14型ノートPC

Inspiron 14 (5445)

特徴

  • 最新のAMD Ryzen 8040シリーズを搭載
  • 一般用途にちょうどいいスペック
  • スロットメモリが復活

こんなあなたに

  • 家庭内で使う一般用途向けのノートPCが欲しい方
  • 仕事用の標準的な性能のノートPCが欲しい方
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