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ASUS ZenBook 14 UX433FNの展示機レビュー

更新日:2019年4月11日

後継機種となるASUS ZenBook 14(UX434FL)が発売されました。

詳細はこちらをご覧ください。

↓↓↓↓

ZenBook 14(UX434FL)の実機レビュー

CPU Core i7-8565U
Core i5-8265U
GPU GeForce MX150
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 256GB / 512GB
PCIe SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 FHD
質量 約1.25kg
バッテリー 最大約12.5時間
価格[税別] 12万円台~
14型で外部GPU搭載なのに、軽量・コンパクトなモバイルPC

ZenBook 14 UX433FNは、14型ノートPCの中で最小クラスの製品です。4面超狭額ベゼルを採用しており、とてもコンパクトなので、ワンサイズ下の13型モバイルPCを考えている人にもチェックして欲しいPCです。

コンパクトなだけでなく、外部グラフィックスとしてGeForce MX150を搭載している点も特徴となっています。簡易的なクリエイティブ作業にも対応できるでしょう。

さらに、NumberPadを搭載しており、タッチパッドをテンキーとしても使用することができます。

コンパクト、外部GPU搭載、軽量といった特徴を兼ね備えた、どこにでも持ち運べる、心強い一台です。

公式サイトはこちら

目次

お忙しい方は、「ZenBook 14 UX433FNの特徴」のみお読みください。

ZenBook 14 UX433FN の特徴

13型に近いコンパクトボディ

ZenBook 14 UX433FNは、モバイルPCとしては大きめの14型の液晶を搭載していますが、ボディサイズは13型ノートに近い、コンパクトなノートPCです。

下の表では、14型と13型のモバイルPCとのサイズ比較を行っています。ThinkPad X1 Carbon 2018VAIO SX14はともにモビリティに優れた14型のノートPCですが、これらのサイズを下回っています。特に、奥行きの短さが際立ちます。

ZenBook 13 UX331UALは標準的なサイズの13型ノートPC、XPS 13(9380)はデルの最小13型ノートPCです。これらと比較すると、標準的な13型ノートPCにかなり近いサイズであることが分かります。また、ワンサイズ下で、コンパクトさが売りのXPS 13(9380)と奥行が同じです。

このように、非常にコンパクトなボディで、14型液晶による表示が可能な点が、ZenBook 14 UX433FNのメリットの一つです。

このコンパクトさに一役買っているのは、左右のベゼル幅4.5mm、上部8mm、下部6mmの4面超狭額ベゼルです。このベゼルのおかげで、画面占有率は91%と非常に高く、ほぼフレームレスと言っても過言ではありません。

このような超狭額ベゼルですが、ディスプレイ上部にIR Webカメラを内蔵しており、顔でのWindowsへのログインなども行えます。下から見上げるような映像ではなく、ビデオ通話時のカメラ映りにも違和感はありません。

モバイルノートPCのサイズ比較
    奥行 高さ
14型 ZenBook 14 UX433FN 319 199 15.9
ThinkPad X1 Carbon 2018 323.5 217.1 15.95
VAIO SX14 320.4 222.7 15.0~17.9
13.3型 ZenBook 13 UX331UAL 313 216 13.9
XPS 13(9380) 302 199 7.8~11.6
※ 単位はmm

 

GeForce MX150搭載

ZenBook 14 UX433FNの別の特徴は、コンパクトなPCなのに外部グラフィックスとしてGeForce MX150を搭載していることです。

GeForce MX150は、外部グラフィックスとしての性能は高くはありませんが、Adobe系のソフトなど、GPU支援機能に対応したアプリを使用する場合は、処理時間を短縮することができるでしょう。

ただ、すでに新しいGeForce MX250を搭載したPCも販売されているので、今更MX150か・・と感じなくはないです。

 

NumberPad搭載

ZenBook 14 UX433FNは、NumberPadと呼ばれる、テンキーとしても使用できるタッチパッドを備えています。

通常は、下の1枚目の写真のように普通のタッチパッドですが、右上隅を長押しすると、2枚目の写真のように数字が表示され、テンキーとして使用することができます。

通常のテンキーまでの使い心地ではありませんが、通常のキーボードで数字を入力するより、簡単に数字の入力ができます。コンパクトなモバイルPCだけどテンキー機能が使用できるのは、数字を入力する機会が多い場合には便利な機能となるでしょう。

通常のタッチパッド
右上をタップするとテンキーが表示される

 

モバイルPCに必須の高い耐久性

ZenBook 14 UX433FNは、ミリタリーグレードのMIL-STD 810Gのテストをクリアしており、高い耐久性を備えています。安心して持ち運ぶことができるでしょう。

 

USB Type-Cからの給電には非対応

コンパクトなノートPCでは、薄型化と軽量化のためにHDMI出力やフルサイズのUSBポートを省いているものも増えています。ZenBook 14 UX433FNは、HDMIやフルサイズUSB端子も備えており、使い勝手はいいでしょう。LAN端子はありませんが、USBイーサネットアダプターが付属しています。

カードリーダーはmicroSDカードサイズのため、通常サイズのSDカードから直接読み込むことはできません。

また、欲を言えば、DC-INではなく、給電可能なUSB PDに対応したType-Cポートを備えていればよかったです。他社製の小型の充電器が使用できたり、高出力のモバイルバッテリーでも充電が可能になるためです。

無難なインターフェイス構成

 

構成が異なる2つのモデル

ZenBook 14 UX433FNには、モバイルPCとして標準的なスペックのZenBook 14 UX433FN-8265と、ハイスペック構成のZenBook 14 UX433FN-8565との2つのモデルがあります。2つのモデルの相違を下記の表にまとめています。

ZenBook 14 UX433FN-8265は、モバイルPCの王道スペックとも言えるような、スペックと価格のバランスがいい構成です。ほとんどの作業を行う点で不足は感じないでしょう。

一方、ZenBook 14 UX433FN-8565は、CPU、メモリ、ストレージ容量の点で上回っていますが、価格も高いです。一般的なユーザーならCore i5-8265Uのモデルで十分でしょう。クリエイティブな作業をするならメモリが16GB搭載されているCore i7-8565Uのモデルがいいでしょう。

モデル比較
  ZenBook 14
UX433FN-8265
ZenBook 14
UX433FN-8565
CPU Core i5-8265U Core i7-8565U
メモリ 8GB 16GB
ストレージ 256GB PCIe SSD 512GB PCIe SSD
バッテリー 約12.5時間 約12.0時間
価格[税別] 129,500円 159,500円

 

同時期発売の兄弟機種との比較

ZenBook 14 UX433FNと、同時期に発売された兄弟機種のZenBook 13 UX333FAとも簡単に比較しました。

ZenBook 13 UX333FAは、外部GPUを搭載せず、よりコンパクトなボディの13型モバイルPCです。

下の写真では、ZenBook 14 UX433FN(左)ZenBook 13 UX333FA(右)とを掲載しています。見比べると、やはり14型液晶は大きくて見やすいです。一方、両方とも同じくらいベゼルが狭いので、ボディサイズはやや異なります。

ZenBook 14 UX433FNとZenBook 13 UX333FAのサイズ比較

 

写真や動画を扱うことが多かったり、軽めのゲームをプレイしたい場合は、GeForce MX150を搭載しているZenBook 14 UX433FNの方が有利です。一方、使用内容によっては小型のZenBook 13 UX333FAの方が適している場合もあるでしょう。迷う場合は、GeForce MX150が本当に必要かどうかで判断するといいと思います。

兄弟機種との比較
  [本製品]
ZenBook 14 UX433FN
[兄弟機種]
ZenBook 13 UX333FA
画像
CPU Core i5-8265U Core i7-8565U Core i3-8145U Core i5-8265U
GPU GeForce MX150 CPU内蔵
メモリ 8GB 16GB 8GB
SSD 256GB PCIe 512GB PCIe 256GB PCIe 512GBPCIe
液晶サイズ 14.0型 13.3型
液晶種類 FHD 光沢 FHD 非光沢 FHD 光沢
インターフェイス USB3.1
USB2.0
USB3.1 Type-C
HDMI
microSD
質量 約1.25kg 約1.16kg 約1.25kg
サイズ[mm] [幅] 319
[奥行] 199
[高さ] 15.9
[幅] 302
[奥行] 189
[高さ] 16.9
バッテリー 約12.5時間 約12.0時間 約14.9時間 約14.8時間
ソフト なし なし MS Office なし
価格[税別] 129,500円 159,500円 129,500円

 

ライバル機種との比較

ライバル機種との比較を行います。GeForce MX系のGPUを搭載した14型のモバイルPCということで、レノボのThinkPad T490と、MSIのPS42 8RB-007JPと比較します。

ZenBook 14 UX433FNは、同じ14型のノートと比較すると、ボディのコンパクトさが際立ちます。この3機種だと、質量は軽めで、バッテリー駆動時間はそこそこ長いので、モバイルPCとしてバランスがいいです。

ThinkPad T490は、やや質量があるものの、搭載するGPUは新しいGeForce MX250で、液晶の選択肢も多く、より高解像度の液晶も選択できます。画像や映像を扱う度合いが高ければ、こちらの方が有利です。

PS42 8RB-007JPは、この中では最も軽量で、価格も安いです。バッテリー駆動時間がやや短めですが、モバイルPCとして性能がまとまっており、価格重視であれば、こちらもよさそうです。

ライバル機種との比較
  [本製品]
ZenBook 14 UX433FN
レノボ
ThinkPad T490
MSI
PS42 8RB-007JP
画像
CPU 第8世代Core (U)
Whiskey Lake-U
第8世代Core (U)
Kaby Lake-R
GPU MX150 MX250 MX150
ストレージ SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 FHD HD TN
FHD IPS
FHD IPS タッチ
FHD IPS PG ※
WQHD DV ※
FHD IPS
インターフェイス USB3.1
USB2.0
USB3.1 Type-C
HDMI
microSD
USB3.1 x2
USB 3.1 Type-C
Thunderbolt 3
HDMI
有線LAN
microSD
USB3.1 x2
USB Type-C x2
HDMI
SD
質量 約1.25kg 約1.44kg~ 約1.19kg
サイズ[mm] [幅] 319
[奥行] 199
[高さ] 15.9
[幅] 329
[奥行] 227
[高さ] 18.9
[幅] 322
[奥行] 222
[高さ] 15.95
バッテリー 最大約12.5時間 最大約17.8時間 約10時間20分
※PG・・・PrivacyGuard
※DV・・・DOLBY Vision
価格比較
  [本製品]
ZenBook 14 UX433FN
レノボ
ThinkPad T490
MSI
PS42 8RB-007JP
CPU Core i5-8265U Core i5-8250U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
液晶種類 FHD
価格[税別] 129,500円 122,400円 117,000円
※価格は変動します

 

液晶ディスプレイのチェック

ZenBook 14 UX433FNは、フルHDの光沢液晶を搭載しています。光沢液晶であるため写真などを鮮やかに表示することができます。ただし、映り込みが気になるかもしれません。

液晶の視野角は178度と広いので、下の写真のように角度のある場所からでも、鮮明な画像を見ることができます。さらに、sRGB比100%と色の再現性が比較的高い液晶なので、写真や動画の表示にも適しています(なお、notebookcheckのサイトを確認すると、sRGBカバー率は89.2%とのこと)。

視野角が広く広色域の液晶

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

ZenBook 14 UX433FNは、バックライト付きのキーボードを備えています。

キーストロークは1.4mmとやや浅めです。また、キートップはほぼフラットな感じです。キーボードの打ちやすさに定評があるThinkPad X1 Carbon 2018のキーストロークは2mm弱あり、キートップもかなり湾曲しています。このような機種と比べると、キーボード入力のしやすさの点では、やや劣るかなと思います。

また、概ね標準的なキー配列ではありますが、通常deleteキーがある位置に電源ボタンが配置されています。文字を消すときにbackspaceしか使用しないのであれば問題ありませんが、deleteキーもよく使う場合は、慣れるまで間違って電源ボタンを押してしまいそうです。

タッチパッドの表面はガラスコーティングされており、指先での滑らかな操作が可能です。

キーボード

 

パフォーマンスのチェック

ZenBook 14 UX433FNは、Whiskey Lake-Uプロセッサーを搭載しています。

第8世代Coreプロセッサーのベンチマークスコアを下のグラフで比較しています。緑のバーで表示しているのが、ZenBook 14 UX433FNが搭載しているCPUのスコアです。Core i5搭載モデルを選択しても、体感速度が大きく下がることは少ないでしょう。コスパを考えると、Core i5搭載モデルがおすすめです。

一方、大きめの動画のエンコードや、大量のRAW現像など、高負荷の作業を短い時間で行いたい場合は、Core i7搭載モデルの方が適しています。

なお、製品によってベンチマークスコアは異なります。熱処理が悪いともっとスコアは低くなる可能性もあります。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8565U 9295
Core i7-8550U 8317
Core i5-8265U 8226
Core i5-8250U 7684
Core i3-8130U 5070
Core i3-8145U 4500
※スコアはPassMark社のサイトを参照
※実際の製品で計測したわけではありません

 

質量のチェック

ZenBook 14 UX433FNの質量を他の14.0型モバイルノートと比較します。

比較しているPCには外部GPU非搭載の機種も混在していますが、それでも、ZenBook 14 UX433FNはやや軽い部類に入ります。これぐらいの質量であれば、カバンに入れてどこにでも持ち歩くこともできるでしょう。

14型モバイルノートの質量(メーカー仕様値)
VAIO SX14 約0.999kg
ThinkPad X1 Carbon 2018 約1.13kg
ThinkPad T490s 約1.24kg~
ZenBook 14 UX433FN 約1.25kg
レッツノート LV 約1.27kg
Yoga C930 約1.38kg
ThinkPad T490 約1.46kg~
ideapad 530S 約1.49kg
m-Book B401H 約1.50kg
Inspiron 14 7000 約1.54kg
構成によって質量が大きく変わる製品もあります

 

バッテリー駆動時間のチェック

ZenBook 14 UX433FNのバッテリー容量を、他の14.0型モバイルノートと比較します。

50Whのバッテリーを搭載しており、14型のモバイルPCとしては平均的な容量です。

最大約12.5時間のバッテリー駆動が可能ですが、実際の使用では駆動時間はもっと短くなります。ただ、仮に50%程度の駆動時間になったとしても6~7時間の駆動が可能なので、ほとんどの場合、十分ではないかと思います。

14型モバイルノートのバッテリー容量
別のバッテリー容量を選べるパソコンもあります

 

外観のチェック

ZenBook 14 UX433FNにも、天板にはZenBookの特徴的な同心円模様が施されています。

天板のカラーは、ロイヤルブルーとアイシクルシルバーの2色から選択できます。展示機はロイヤルブルーのみでしたが、角度によって濃いブルーや、明るめのブルーといった感じで見え方が異なります。アイシクルシルバーは、シンプルだけど、凛とした美しさがあります。いずれもキーボードの上部のトリムバーはローズゴールドとなっており、ちょうどいいアクセントになっています。

ロイヤルブルー
アイシクルシルバー

 

下の写真のように、ディスプレイは145度開きます。エルゴリフトヒンジとなっており、ディスプレイを開くと、キーボード面の奥が持ち上がり、3度ほどの傾斜がつくことで、キーボード入力がしやすくなります。また、空間ができることで、冷却効率や、底面のスピーカーによるオーディオ性能が上がります。

エルゴリフトヒンジ
底面の手前側にスピーカーを配置

 

まとめ

ZenBook 14 UX433FNは、ワンサイズ下のPCに近いコンパクトなボディが特徴的な、14型モバイルノートPCです。しかも、コンパクトなのに、外部GPUとしてGeForce MX150まで搭載しています。簡単なクリエイティブ作業にも適しています。

また、NumberPadという珍しい機能を搭載しており、タッチパッドをテンキーとして使用することができます。

このような、14型の液晶サイズと、パワフルなスペックを考えると、メイン兼モバイルPCとしても十分活用できそうです。

14型で外部グラフィックス搭載のコンパクトPC

ZenBook 14 UX433FN

特徴

  • 超狭額ベゼルで13型級のボディ
  • GeForce MX150を搭載
  • NumberPadでテンキーが利用可能

こんなあなたに

  • 画像や映像を扱う方
  • メイン兼モバイルPCとして使いたい方
  • 価格12円台[税別]~
  • 一言MX250搭載だったら
    なお良かった
公式サイト【Core i7モデル】 公式サイト【Core i5モデル】

 

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