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MSI PS42 8RB の特徴
CPU |
Core i7-8550U Core i5-8250U |
---|---|
GPU | GeForce MX150 |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 256GB / 512GB SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | フルHD IPS 非光沢 |
質量 | 約1.19kg |
バッテリー | 約10時間20分 |
価格 | 約12万円台~ |
PS42 8RBは、機種番号にしか見えない機種名ではありますが、満足度の高そうなモバイルPCです。
MSIのノートPCと言えばゲーミングPCと思うかもしれませんが、PS42 8RBはどちらかと言うとビジネス向けのノートPCです。
最大の特徴は、GeForce MX150を搭載しているのに、質量が約1.19kgで、14型のPCとしてはとても軽量な点です。CPU内蔵のグラフィックスでは物足りない、でもできるだけ軽いほうがいい、というビジネスパーソンにはうってつけのPCでしょう。
同じような構成とサイズのPCはそれほど多くありませんが、PS42 8RBはコスパも高いです。
PS42 8RBの特徴
GeForce MX150を搭載
PS42 8RBは、外部グラフィックスとしてGeForce MX150を搭載しています。
GeForce MX150は、エントリークラスのグラフィックスです。そのため、CPU内蔵グラフィックスよりはパワフルですが、それほど高い性能ではありません。それでも、GPUの高速処理が利用できるソフトを使う場合は、処理時間の短縮につながるでしょう。
Officeソフトしか使用しないといった場合は、CPU内蔵グラフィックスの機種で十分です。一方、Adobe系などの画像や動画編集ソフトを使用するなど、クリエイティブな作業を行う方に適したPCと言えるでしょう。
軽くて持ち運びしやすい
上で述べたような、外部グラフィックスを搭載した14型のノートPCは、数は多くはないもののいくつかあります。しかし、PS42 8RBは、GeForce MX150を搭載した14型のノートPCなのに、質量が約1.19kgと非常に軽い点が特徴的です。今まではモビリティを重視して、外部グラフィックス搭載機を諦めていたような方でも、PS42 8RBであれば軽量さと外部グラフィックス搭載とを両立することができます。
また、アルミ合金製のボディは、軽くてかっこいいだけでなく、強度にも優れています。頻繁に持ち運ぶような環境でも、安心です。
ビジネス向けノートPCではありますが、デザイン系の学校などに通う学生さんにも適しているでしょう。
モデルは4種類
PS42 8RBには、4種類の異なるモデルが存在します。下記の表に、各モデルの相違点をまとめました。
8RB-026JPは、キーボードが英字配列になっており、Amazon.co.jp限定の取り扱いとなっています。ソフトによっては、ショートカットが英字配列のほうが使いやすい場合もあるので、そういった場合には価格も安いですし、おすすめです。
8RB-005JP |
8RB-006JP | 8RB-007JP | 8RB-026JP | |
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CPU | Core i7-8550U | Core i7-8550U | Core i5-8250U | Core i5-8250U |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Pro | Windows 10 Pro | Windows 10 Home |
価格 | 124,000円前後 | 135,000円前後 | 125,000円前後 | 120,000円前後 |
販売店 | Amazon | TSUKUMO 各店舗 | Amazon |
IPSディスプレイ
PS42 8RBは、フルHDのIPS液晶を備えています。広視野角で見やすいディスプレイなので、画面を複数人でシェアするような使い方にも適しています。
ディスプレイのベゼルには狭額ベゼルが採用されており、本体サイズに対する画面比率は約80%となっています。最近のモバイルPCの主流ですが、ディスプレイサイズの割に筐体はコンパクトになっています。
優れた熱対策
高性能CPUや外部グラフィックスを搭載しつつ、薄型、軽量なノートPCとなると、その熱対策が心配になります。
MSIは、高性能なゲーミングPCを開発してきたメーカーです。そのゲーミングノートPC用に開発した強力な冷却システムが採用されています。Cooler Boost 3を搭載しており、安定して高い性能を発揮できる環境が揃っており、安心して使用できます。
インターフェイスも十分
PS42 8RBは、軽量・薄型のモバイルPCの割に、インターフェイスもそろっています。
左側面には、HDMI、USB Type-Cなどを備えています。
左側面のインターフェイス
右側面には、USB 3.1 x2、USB Type-C、SDカードリーダーを備えています。
右側面のインターフェイス
画像や映像を扱うことを前提としたノートPCなので、SDカードリーダーを備えているのは便利だと思います。USBポートの数も少なくなく、モバイルPCとしては十分なインターフェイス構成と言えるでしょう。
普通のキーボード
PS42 8RBのキーボード構成は、普通だと思います。
写真は英字配列のキーボードですが、一般的な配列のようです。日本語配列のキーボードがどうかは未確認です。
タッチパッドの左上の隅には、指紋センサーを備えています。ビジネス向けノートPCであれば、セキュリティとクイックログインの面で指紋センサーはあると便利です。
キーボードとタッチパッド
バッテリー駆動時間も長め
PS42 8RBのバッテリー駆動時間は、最大約10時間20分となっており、ビジネスアワーをカバーできる程度の長さです。
MSIが開発したShift機能を搭載しており、PCのパフォーマンスを簡単にコントロールすることができます。パフォーマンス優先のSport、パワーと消費電力のバランスのComfort、省エネモードのECOから選ぶことができます。作業に合わせて適したモードを選択することで、最大限にバッテリーを用いることができます。
外部グラフィックスを搭載しており、薄型、軽量なノートPCであることを考えると、十分なバッテリー駆動時間です。
外部グラフィックスを搭載した14型ノートPCとの比較
最後に、PS42 8RBと同じような、外部グラフィックスを搭載した14型のPCと比較してみました。比較対象は、ASUSのZenBook Flip 14 UX461UNと、レノボのThinkPad T480です。価格は、比較しやすいように、税込価格で表示しています。クーポンや割引を適用した価格ですが、タイミングによって変動するので、ご了承ください。
こうして比べてみると、ほぼ同じような構成ですが、PS42 8RBがかなり軽量で、コスパもとても高いことが分かります。
PS42 8RBは、現時点で、GeForce MX150を搭載した14型のノートPCとしては、最軽量な部類に入るでしょう。
外部グラフィックス搭載のノートPCを本気でモバイルしたい方に是非おすすめしたいPC、それがPS42 8RBです。
PS42 8RB-007JP |
ZenBook Flip 14 UX461UN |
ThinkPad T480 | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-8250U | ||
GPU | GeForce MX150 | ||
メモリ | 8GB | ||
ストレージ | 256GB SSD | ||
ディスプレイ | フルHD IPS 非光沢 | フルHD 光沢 | フルHD IPS 非光沢 |
インターフェイス | HDMI USB 3.1 x2 USB Type-C x2 SDカードリーダー |
HDMI USB 3.0 x2 USB Type-C microSDリーダー |
HDMI USB 3.0 x2 USB Type-C x2 SDカードリーダー LAN |
質量 | 約1.19kg | 約1.5kg | 約1.65kg |
サイズ | 約322x222 x15.95mm |
約327x226.5 x14mm |
約336.6x232.5 x19.95mm |
バッテリー | 約10時間20分 | 約8.2時間 | 最大約14.8時間 |
価格[税込] | 125,000円前後 | 140,184円 | 143,262円 |
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MSI PS42 8RB
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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