マウス m-Book B401Hの実機レビュー

更新日:2019年2月21日
CPU Core i5-8265U
メモリ 最大32GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
SSD + HDD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 フルHD 非光沢
質量 約1.5kg
バッテリー 約9.8時間
価格[税別] 99,800円~

1人暮らしにおすすめのLTE対応14型ノートPC

m-Book B401Hは、LTEモジュールを搭載できる14型ノートPCです。

格安SIMなどを挿入するだけでデータ通信が可能になるので、家にネット回線を引く必要がありません。1人暮らしで、そこまで大容量のデータ通信をしない方におすすめです。

スペックは申し分なく、Whiskey Lake-UのCore i5、SSD、フルHD液晶と快適に使用できる構成です。

標準で24時間電話サポートとなっている点や、オプションの保証内容が充実している点も魅力的です。

発売を記念して、3,500台限定で99,800円から購入できます。限定台数終了後は、109,800円からとなります。

公式サイトはこちら

 

レビューに用いた製品は、メーカーからの貸出機です。

レビュー機の構成

Core i5-8265U、8GBメモリ、256GB SATA SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「m-Book B401H」のみお読みください。

m-Book B401H の特徴

使いやすいサイズと質量

m-Book B401Hは、14型のサイズに、質量が約1.5kgとなっており、一般的な15.6型ノートPCよりも小さくて軽いです。

持ち運び用に設計されたモバイル用途に特化したノートPCと比べるとやや重いですが、車での移動などであれば、十分に持ち出し用としても使用できるでしょう。また、宅内での移動や、使うときだけ棚から取り出して使用するといった使い方にも適しています。多少重くても構わなければ、持ち出し用としても使えると思います。

15型ノートPCとのサイズ比較
一般的な15.6型ノートPCより軽い

 

LTEを搭載可能

m-Book B401HはLTEを搭載可能なので、格安SIMなどを使用すると、簡単にネットに接続することができます。

例えば、一人暮らしであれば、ネット回線を自宅に引かずに、ネットに接続することができます。通信速度は光回線などのほうが圧倒的に速いですが、格安SIMは工事の必要がなく、なにより価格が安いです。もちろん、外に持ち出したときに、Wi-Fiの有無に関わりなくネットに接続できる、といったメリットもあります。

LTE対応とするためには、購入時にLTE通信モジュールを追加する必要があります。LTEの選択画面は、カスタマイズ画面のかなり下の方(モニタ選択よりも下)にあるので、ご注意ください。購入後にLTEモジュールを追加することはできないので、すぐにはLTEでの通信を使用しない場合でも、せっかくm-Book B401Hを購入するのであれば、LTE通信モジュールを追加することをおすすめします。

また、別途SIMカードが必要ですが、国内ではドコモ系のSIMが使用できます。SIMのサイズは、micro SIMです。最近はnano SIMが多くなっているので、複数のデバイスでSIMカードを使い回す場合は、ちょっと不便かもしれません。

LTEを選択可能
SIMカードスロット

 

ストレージのカスタマイズが可能

m-Book B401Hは、初期構成で256GB SSDを搭載しています。保存するデータがそれほどなければ十分な容量です。

しかし、メインPCとして使用し、写真や動画を取り込むといった用途だと、ちょっと容量が少ないので、購入時にカスタマイズするといいでしょう。

例えば、6,800円で512GB SSDに変更できます。持ち出しや宅内モバイルなど、移動しての使用も考えている場合は、このように大きめの容量のSSDのみの構成がおすすめです。

一方、HDDを追加して、デュアルストレージ構成とすることも可能です。移動して利用することがほとんどないのであれば、安くて大容量のHDDを搭載してもいいでしょう。

大容量SSDに変更したり、デュアルストレージにしたりすることも可能

 

充実のインターフェイス

m-Book B401Hは、14型のPCとしてはインターフェイスが充実しています。

2つのUSB3.0ポートに加えて、USB Type-Cポートを備えています。ディスプレイ出力としては、HDMI出力とMini Display Portを備えており、本体液晶を含めると最大3画面での運用も可能です。さらに、LANやフルサイズSDカードリーダーも搭載しています。

ただし、USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3や、Power Deliveryには対応していません。また、右側面にインターフェースが集中しているので、左右の配置が逆だったら、右利きのユーザーにとっては使いやすかったかなと感じます。右側面がすっきりしている方が、マウスを使うときなどに使いやすいからです。

充実のインターフェイス構成

 

24時間電話サポートなど充実したサポート内容

m-Book B401Hは、24時間電話サポートが標準で付いてくる点も大きなメリットです。働いている方は、夜や土日に電話したいと思うことが多いと思いますが、マウスコンピューターなら、いつでも電話をすることが可能です。

24時間365日電話サポートが標準

 

また、オプションで付けられる「安心パックサービス」がおすすめで、以下のようなサービス内容になっています。初期不良時に新品と交換してくれるサービスも含まれており、1年間なら3,000円と格安であるため、1年だけでもつけておくことをおすすめします。

安心パックサービス

最短当日修理返却
安心パックサービス専用ダイヤル
初期不良期間内の新品交換サービス

 

また、最近は、多くのメーカーが海外メーカーの傘下に入り、純国内メーカーと言える会社は少なくなってきました。一方、マウスコンピューターは、純国内メーカーで、生産拠点も長野県にあり安心です。日本を応援するという意味でも、マウスコンピューターはいいメーカーだと思います。

 

一部のキー幅が長すぎる

m-Book B401Hのキーボードは、ややクセがあります。

エンターキー横の赤枠で囲っている部分のキーが、横に長い形状となっており、その分、エンターキーが遠くなります。

実際に打ってみても、やはりエンターキーの位置が離れていてタイプミスしやすいです。手の小さい方は小指が届きにくいかもしれません。タイピングを重視する場合は、ちょっと残念な部分になります。

どうせなら、赤で囲ってあるキーではなく、エンターキーを大きくして欲しかったです。

一部のキーが長く、Enterキーが離れている

 

電源ボタンが側面にあるので見にくい

m-Book B401Hは、電源ボタンが側面にあり、覗き込まないと押しづらいです。2 in 1 PCの場合は、タブレット形状でも電源ボタンが押せるように側面にあるケースがありますが、本製品は2 in 1 PCでもないので、素直にキーボードの上に配置して欲しかったです。

電源ボタンは側面に配置

 

旧機種との比較

m-Book B401Hと、旧機種のm-Book B400Hとの比較を行いました。

新機種では、CPUがCore i7-8550Uから、Core i5-8265Uに変わっています。Core i7→Core i5と性能がダウンしているように感じるかもしれませんが、世代が新しいWhiskey Lake-UのCPUになっていることや、そもそもCore i5とCore i7はそれほど大きな差が無いこともあり、実質的な処理能力は、ほぼ変化していません。実際のベンチマークスコアを比べても、ベンチマークによってはCore i5-8265Uのほうが高いスコアが出ているケースもありました。

質量は若干軽くなっています。その他は、ボディカラーのゴールド感が強まったぐらいで、全体的な変化は小さいです。

旧機種との比較
  [本製品]
m-Book B401H
[旧機種]
m-Book B400H
画像
CPU Core i5-8265U Core i7-8550U
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 フルHD 非光沢
インター
フェース
USB 3.1 Type-C
USB 3.0 x 2
HDMI
Mini DP
SDカード
LAN
USB 3.0 Type-C
USB 3.0 x 2
HDMI
Mini DP
SDカード
LAN
質量 約1.5kg 約1.6kg
サイズ[mm] [幅] 329.8
[奥行] 225
[高さ] 21.6
バッテリー 約9.8時間 約9.2時間
価格の比較
  [本製品]
m-Book B401H
[旧機種]
m-Book B400H
CPU Core i5-8265U Core i7-8550U
ストレージ 256GB SATA SSD
価格[税別] 99,800円

 

ライバル機種との比較

最後に、ライバル機種との比較です。LTEに対応可能で同じ14型のThinkPad T480と、LTEには非対応ながらも、14型で同じくらいの質量で、コスパの高いideapad 530Sとの比較を行いました。

まず、LTEに対応可能なThinkPad T480との比較です。m-Book B401Hのほうが質量がやや軽くなっています。CPUの処理性能も、m-Book B401Hの方がやや新しいです(ただ、それほど大きな性能差ではありません)。一方、ThinkPad T480は、バッテリー駆動時間が大幅に長く、キーボードも使いやすいです。

次に、LTE非対応のideapad 530Sとの比較です。こちらも、m-Book B401Hの方が新しいCPUですが、決定的な差ではありません。ideapad 530Sは、m-Book B401Hとほぼ同等のスペックとサイズで、価格がかなり安いです。LTE対応でなくてよければ、コスパの高いideapad 530Sも魅力的です。m-Book B401HはLTEを選択してこそ魅力のある製品だと思います。

この他に、マウスコンピューターのm-Book B401Hは、サポートメニューを安価に追加できること、日本組立の安心感、納期が短いといったメリットがあります。

ライバル機種との比較
  [本製品]
m-Book B401H
レノボ
ThinkPad T480
レノボ
ideapad 530S
画像
CPU 第8世代Core (U)
Whiskey Lake-U
第8世代Core (U)
Kaby Lake Rなど
第8世代Core (U)
Kaby Lake R
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 FHD 非光沢 FHD IPS 非光沢
FHD IPS タッチ
WQHD IPS 非光沢
など
FHD IPS 非光沢
インター
フェース
USB Type-C
USB 3.0 x 2
HDMI
Mini DP
SDカード
LAN
USB Type-C x2
USB 3.0 x2
HDMI
SDカード
LAN
USB Type-C
USB 3.0 x2
HDMI
SDカード
LTE あり あり なし
質量 約1.5kg 約1.65kg 約1.49kg
サイズ[mm] [幅] 329.8
[奥行] 225
[高さ] 21.6
[幅] 336.6
[奥行] 232.5
[高さ] 19.95
[幅] 323.4
[奥行] 226
[高さ] 16.4
バッテリー 約9.8時間 約14.8時間
(48Wh)
約7.6時間
(34Wh)
価格の比較
  [本製品]
m-Book B401H
レノボ
ThinkPad T480
レノボ
ideapad S530
CPU Core i5-8265U Core i5-8250U
  FHD
SSD 256GB SATA 256GB PCIe
価格[税別] 99,800円 100,170円 67,437円

 

液晶ディスプレイのチェック

m-Book B401Hは、「14型 フルHD 非光沢」となっています。

型番は「Innoulux N140HCA-EAC」となっていました。

当サイトの計測では、最大輝度は239cd/m2とやや低めです。

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色も比較的揃っています。自然な発色です。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域はあまり広くありません。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

 

フリッカー(ちらつき)も発生していません。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

m-Book B401Hのキーボードのチェックです。

キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.5mmと標準的です。キートップはほぼフラットで、やや底付きの衝撃を感じます。また、前述した通り、エンターキーが遠い位置にあるので、タイプミスしやすくなっています。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは左右一体型となっており、端を押せば問題なくクリックできますが、中央付近を押すとクリックされません。

タッチパッド

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

最近のノートパソコンによく搭載される、標準的な性能のCore i5-8265Uを搭載しています。比較的高い負荷の作業でも快適に動作するでしょう。また、他のPCで計測したよりも、ややベンチマークスコアは良かったです。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-8750H
[他のPCで計測]
1100
Core i5-8300H 830
Core i7-8565U 602
Core i7-8550U 580
Core i5-8265U 542
同上
[レビュー機で計測]
596
Core i5-8250U 536
Core i3-8145U 340
Core i3-8130U 313
Celeron N4100 229
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

外部グラフィックスは搭載していないので、性能は高くありませんが、一般用途であれば問題なく動作します。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
GTX 1050Ti 2310
GTX 1050 1787
GeForce MX 150 1074
Intel UHD 620
[レビュー機で計測]
369
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

選択できるストレージの種類は豊富です。マウスコンピューターはSSDの価格が安いので、できるだけ大容量のSSDの搭載をおすすめします。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
PCIe SSD 1500~3000
SATA SSD
[レビュー機で計測]
558
HDD 170
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

本機で計測したベンチマーク

本製品で計測したベンチマークスコアのまとめです。

CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-8265U
PassMark Performance Test 9.0
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-8265U
3DMark
~ グラフィックス(ゲーム向け)の評価 ~

インテル UHD グラフィックス 620
CrystalDiskMark 6(SSD)
~ 内蔵ストレージ性能の評価 ~
256GB SATA SSD
CrystalDiskMark 6(SDカード)
~ SDカードスロット性能の評価 ~
最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

Core i5-8265Uとしては、そこまで速くはないですが、極端に遅くもないかなと思います。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 33分04秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分31秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間の比較
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-8750H 16分40秒
Core i7-8565U 32分57秒
Core i5-8265U
[レビュー機で計測]
33分04秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

持続可能なCPUクロックは2GHz程度と、高くは無いですが、極端に低いわけでもありません。

 

質量のチェック

m-Book B401Hの質量をチェックします。

メーカー公表値では、約1.5kgとなっています。他の14型のモバイルノートと比較すると、やや重い部類に入ります。

14型モバイルノートの質量(メーカー仕様値)
VAIO SX14 約0.999kg
ThinkPad X1 Carbon 2018 約1.13kg
レッツノート LV 約1.27kg
ThinkPad T480s 約1.32kg
Yoga C930 約1.38kg
ideapad 530S 約1.49kg
m-Book B401H 約1.50kg
Inspiron 14 7000 約1.54kg
ThinkPad T480 約1.65kg
構成によって質量が大きく変わる製品もあります

 

当サイトによる計測値は下表の通りで、メーカー公表値よりやや軽くなっています。ただし、LTEモジュールを搭載しておらず、メモリも1枚挿しの構成で、2.5インチHDDも搭載していません。これらを搭載するともっと重くなります。

ACアダプターの質量はやや軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.444kg
ACアダプター 211g

 

バッテリー駆動時間のチェック

m-Book B401Hのバッテリー駆動時間のチェックです。

フリーソフト上から確認すると、約35Whのバッテリーを搭載していました。モバイルノートとしては少なめの容量です。

14型モバイルノートのバッテリー容量
ideapad 530S 34Wh
m-Book B401H 35Wh
VAIO SX14 35Wh
Inspiron 14 7000 42Wh
レッツノート LV 43Wh
ThinkPad T480 48Wh
ThinkPad X1 Carbon 2018 57Wh
ThinkPad T480s 57Wh
Yoga C930 60Wh
別のバッテリー容量を選べるパソコンもあります

 

バッテリー駆動時間は次のようになっています。(2)と(3)は当サイトによる計測値です。

少なめのバッテリー容量にしては、駆動時間はやや長めでしたが、他のモバイルノートと比較するとやや短めです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 ※1 約9.8時間
(2) 動画再生時 ※2 6時間33分
(3) PCMark 8 Work テスト ※3 4時間29分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 メーカー公表値
※2 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時や動画再生時はほぼ無音です。CPU負荷の高いエンコード時は、普通の動作音です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通~やや低めの温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

キーボード面は、比較的温度が低く、夏場でも熱くならずに快適に使えると思います。裏面もそこまで熱くないですが、高負荷時はそれなりに温度が上がるので、膝の上に置いて作業をするときは注意しましょう。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

m-Book B401Hは、アルミ素材の塗装面をサンドブラスト加工することで、高い質感のボディとなっています。本体は新色のゴールドで塗装。また、タッチパッドにはダイヤカット加工が施され、輝きと、アクセントがあるデザインです。

 

天面にはアルミ蒸着箔によるロゴマークが配置されています。

 

スピーカーは底面に配置されています。音はあまり良くなく、勝手に点数をつけると、10点満点で3~4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

左右の側面です。前述しましたが、ポート類は揃っていると思います。

 

底面です。

 

底面カバーを外すには、キーボード側のねじも外す必要があり、やや敷居が高くなっています。

 

底面カバーを外したときの画像です。

 

メモリは2スロットあります。換装もできそうです。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。こちらも換装できそうです。

 

今回は搭載していませんが、2.5インチストレージを装着できるベイもあります。ケーブルも付属していますし、緩衝材も取り付けられているので、後から増設することもできそうです。

 

こちらも今回は搭載していませんが、LTEモジュールを搭載するスロットもあります。

 

ACアダプターは40Wで、サイズは小さめです。

 

まとめ

m-Book B401Hは、取り回しのしやすい14型のノートPCです。

LTEに対応しており、SIMカードを用意すると、簡単にネット接続ができます。自宅に回線を引かなくてもインターネットに繋げられるため、これから新生活をはじめるような方にもおすすめです。通信速度は光回線に及びませんが、ライトに使えればいいという方には十分ではないかと思います。

ただし、モバイル専用機と比較すると、やや質量が重いです。普段は自宅で使っていて、たまに外出先へ持ち出すような方に適していると思います。もしくは主に車で移動するような方も、重さはそれほど苦にならないでしょう。

また、国内組立で、サポート内容が充実しているといったマウスコンピューターならではの付加価値があります。パソコンに自信のない方でも、安心して使用することができるでしょう。

ただし、価格は飛びぬけて安いわけでもないので、LTEが必要なければ、あえてm-Book B401Hを選択する意義は薄れると思います。

また、エンターキーが通常よりも右側にあってタイプミスしやすい点と、電源ボタンが側面にある点はデメリットかなと思います。

販売を記念して、3,500台限定で99,800円から購入できます。3,500台以降は109,800円になります。

どこでもネットに接続できる14型ノート

m-Book B401H

特徴

  • 15.6型ノートPCよりは軽量・コンパクト
  • LTEに対応し、自宅でも外でもインターネット可能
  • 大容量SSDや、SSD+HDD構成が選択可能
  • エンターキーが遠い位置にある

こんなあなたに

  • 光回線を契約せずネット接続したい1人暮らしの方
  • 部屋をよく移動してPCを使う方
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