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レノボ ThinkPad T480の実機レビュー
宅内モバイル機としてはちょうどいい感じ
ThinkPad T480は、処理性能が高く、質量も一般的なノートPCよりは軽く、宅内モバイル機(主に宅内/社内で移動して使うPC)に向いています。
質量は1.65kg(実測値1.577kg)と、モバイル専用のPCと比べるとやや重いですが、主に車で移動する方や、多少重くても構わない方は、外出先へ持ちだすモバイルPCとしても十分使えると思います。
また、最大24Wh + 72Whのバッテリーを搭載することが可能なので、とにかくバッテリー駆動時間の長いPCが欲しい方にも最適です。
キーボードが打ちやすく、作業もしやすいでしょう。
グラフィックスには、GeForce MX150を搭載することも可能です。クリエイティブな作業をする方にも適しています。
CPU | 第7、第8世代Core |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SATA / PCIe M.2 SSD 2.5インチ HDD [デュアルドライブ可] |
GPU | CPU内蔵グラフィックス GeForce MX150 (2G) |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | HD TN FHD IPS FHD IPS タッチ WQHD IPS |
バッテリー | 約14.8時間 (24Wh+24Wh搭載時) |
質量 | 約1.65kg |
価格 | 約115,000円~(税込) |
レビュー機は、当サイトでの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。
- Core i5-7200U、4GBメモリ、128GB SATA SSD
目次
お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。
1 ThinkPad T480の特徴 | |
2 液晶ディスプレイのチェック | 3 キーボードおよびタッチパッドのチェック |
4 パフォーマンスのチェック | 5 カードリーダー/ライターのチェック |
6 USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト | 7 質量のチェック |
8 バッテリー駆動時間のチェック | 9 静音性のチェック |
10 パーツの温度のチェック | 11 表面温度のチェック |
12 消費電力のチェック | 13 外観のチェック |
14 まとめ |
ThinkPad T480の特徴
タイピングしやすいキーボード
ThinkPad T480に限った話ではないですが、ThinkPadシリーズはいずれの製品も、他のノートPCよりも、タイピングしやすいキーボードです(感じ方に個人差はもちろんあります)。
ストレスなくタイピングしたい方は、ThinkPadシリーズのノートパソコンはおすすめです。
キーが押しやすい
14型ノートにしては、十分なポート構成
ThinkPad T480は、光学ドライブは搭載されていませんが、LAN、フルサイズのSDカード、HDMI、USB Type-Cなど、ポートの種類は豊富です。色々なシーンで活用しやすいでしょう。
LANやフルサイズのSDカードスロットあり
最大で24Wh + 72Whのバッテリーを搭載可能
ThinkPad T480は、フロント・バッテリーとリア・バッテリーを搭載しています。
また、リア・バッテリーは3種類から選択可能です。
フロント・バッテリー 24Whにリア・バッテリー 72Whを搭載すれば、かなり長い駆動時間になります。実測値は後述します。
GeForce MX150を選択可能
ThinkPad T480は、外部グラフィックスとして、GeForce MX150を搭載することが可能です。GPU支援が利用できるアプリを使いたい方や、ライトにゲームをしたい方に適しているでしょう。
今回、GeForce MX150は選択していませんが、ベンチマークスコアについてはThinkPad T580のレビューをご覧ください。
第8世代インテルCoreプロセッサーを搭載
ThinkPad T480のCPUには、第8世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています。
従来の第7世代インテルCoreプロセッサーに比べると、約1.5倍は処理性能が上がっており、レンダリングやエンコード、RAW現像などをする際も、従来のノートパソコンよりも高速に処理が完了します。
デュアルドライブ構成が可能
ThinkPad T480は、M.2 SSDと2.5インチストレージのデュアルドライブ構成にすることが可能です。M.2 SSDは、「16GB PCIe Optane SSD」または「128GB PCIe SSD」のどちらかとなっており、前者の場合、HDDのキャッシュとして使うことになります。
LTE対応
4月下旬からLTEモジュールも選択可能になります。なお、LTEモジュールを選択すると、スロットが埋まるので、M.2 SSDは選択できなくなると思われます。
ThinkShutterで、Webカメラを隠せる
ThinkPad T480は、「ThinkShutter」というWebカメラのカバーが搭載されており、スライドさせるとカメラを隠すことができます。
新しいドッキングステーション対応
ThinkPad T480は、「ThinkPad ウルトラ ドッキングステーション」などの2018年以降に発売された新しいThinkPadドッキングステーションに対応しています。
なお、従来のThinkPad Tシリーズのドッキングポートは底面にありましたが、新しいThinkPadシリーズでは左側面にあります。
新しいドッキングステーションとは側面の3つのポートで接続
ThinkPad T480とT480sとE480の比較
ThinkPadシリーズの14型ノートは複数あり、違いが分かりにくいと思います。ここでは、T480および、T480sとE480とを比較します。ThinkPad X1 Carbonも14型ですが、この機種はモバイルに特化したフラグシップモデルとなっており、価格がワンランク上になるため、ここでは省略します。
ThinkPad E480は、性能が高い割には価格が安く、非常にコスパの高い製品で、人気のあるシリーズです。ただし、Thunderbolt 3には対応しておらず、Thunderbolt 3対応のドッキングステーションなどを利用することができません。どちらかというとコンシューマー向けで、据え置き機、または宅内モバイル機(自宅や社内のみで移動して使うPC)としての用途に向いています。
ThinkPad T480sは、質量が軽くバッテリー容量も多く、外出先へ持ち運ぶモバイル機としても、宅内モバイル機としても使える万能な製品です。GeForce MX150も選択可能で、本製品(T480)の上位機種的な存在となり、価格がやや高めになります。どちらかというとビジネス向けです。
最後に、本製品であるThinkPad T480は、ThinkPad T480sよりも質量は重くなりますが、価格は安く設定されており、宅内モバイル機としての用途に向いています。主に車で移動する方や、多少重くても構わない方は、外出先へ持ちだすモバイルPCとして使ってもいいと思います。こちらも、どちらかというとビジネス向けです。
ThinkPad T480 |
ThinkPad T480s |
ThinkPad E480 |
|
---|---|---|---|
CPU | 第7、第8世代Core | 第8世代Core | 第7、第8世代Core |
グラフィックス | CPU内蔵 GeForce MX150 |
CPU内蔵 GeForce MX150 |
CPU内蔵 Radeon RX550 |
液晶種類 | HD TN FHD IPS FHD IPS タッチ WQHD IPS |
FHD IPS FHD IPS タッチ WQHD IPS |
HD TN FHD IPS |
質量 | 1.65kg | 1.32kg | 1.75kg |
バッテリー容量 | 【フロント】 なし / 24Wh 【リア】 24 / 48 / 72Wh |
57Wh | 45Wh |
バッテリー駆動時間 | 最大約14.8時間 [24Wh + 24Wh] |
最大約15.4時間 | 最大約14.03時間 |
サイズ [mm] | 336.6[幅] 232.5[奥行] 19.95[高さ] |
331[幅] 226.8[奥行] 18.45[高さ] |
329.3[幅] 242[奥行] 19.9-21.9[高さ] |
インターフェース [違いのみ] |
USB Type-C x2 (Thunderbolt 3 x1) USB 3.0 x2 LTE SDカード |
USB Type-C x2 (Thunderbolt 3 x1) USB3.0 x2 LTE SDカード |
USB Type-C USB3.0 x2 USB 2.0 micro SDカード |
価格 | 約115,000円~ | 約145,000円~ | 約60,000円~ |
公式サイトはこちら
【公式サイト】
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
搭載されていた液晶の型番は「LP140WF6 SPB7」でした。ただし、他の型番の液晶パネルが搭載される可能性もあります。
最大輝度は、実測で244cd/m2と低めです。
視野角は良いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色が強く発色していることが分かります。肉眼で見ても、やや青白い画面になっていると感じます。
色域はやや狭いです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状は下図の通りです。ギラつきはそれほど感じません。
画素の拡大図
非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。
画面への映り込み
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーピッチ、キーストロークともに十分あり、小さいキーも少ないです。キートップは湾曲しており、底付きの衝撃も少なく、非常にキーが押しやすいです。テンキーはありませんが、非常にタイピングしやすいPCであるため、ライターや小説家、仕事で文字を打つことが多い方に、非常におすすめです。
タッチパッドも使いやすく、タッチパッド一体型のクリックボタンも押しやすいです。
また、トラックポイントも搭載しており、マウスが使えない場所での作業も快適です。
タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPU
第8世代Coreプロセッサーを搭載し、処理性能は高いです。第7世代Coreプロセッサーも選択可能です。下図に本製品で選択できる代表的なCPUを掲載します(一部記載されていません)。CPUの選び方も記載しているため、参考にして下さい。
コスパが高くおすすめはCore i5-8250Uです。 珍しくCore i7-8650Uを選択できるため、高性能なCPUが欲しい方はこちらを選ぶと良いでしょう。
Officeソフトの使用や、ネット閲覧程度の負荷なら、Core i5-7200Uでも十分です。
CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません
グラフィックス
グラフィックスに、GeForce MX150の外部グラフィックスを選択することも可能です。Adobe系のソフトなどGPU支援対応アプリは、GeForce MX150を搭載することで、フィルター処理や、スライダーを動かしたときの描画がやや高速になります。
グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません
ストレージ
ストレージの選択肢は広いです。
PCIe -NVMe SSDは高速ですが、価格がやや高く発熱も大きいです。編集作業などで大量のファイルを読み込んだり書き出したりする際は、PCIe SSDのほうがいいと思います。一般的な用途なら、SATA SSDで十分だと思います。
また、「16GB PCIe Optane SSD + HDD」の構成も可能です。キャッシュ用のOptane SSDを搭載することで、アクセス速度がPCIe SSD並みに速くなります。OSの起動やアプリの起動が、HDDに比べて見違えるほど速くなるでしょう。ただし、シーケンシャル書き込みについてはHDDの速度とほとんど変わりません。
ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません
ThinkPad T480で計測したベンチマーク
以下、本製品で計測したベンチマークスコアです。
今回、第7世代インテルCPUの「Core i5-7200U」を搭載しています。第8世代インテルCPUを搭載すれば、もっとスコアは高くなります。
他の「Core i5-7200U」搭載PCと比べて、スコアが悪かったりすることはありません。CPU使用率が100%になる負荷を加えても、CPUクロックは安定しています。
(CPU性能の評価)
Core i5-7200U
(CPU性能の評価)
Core i5-7200U
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)
Core i5-7200U、インテル HD グラフィックス 620
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
Core i5-7200U | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 47分15秒 |
NVENCでエンコード (※2) | - |
QSVでエンコード (※3) | 5分30秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
エンコード中のCPUクロックの推移
(ストレージの評価)
128GB SATA SSD(SAMUSNG MZ7LN128HAHQ-000L1)
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。
SDカード挿入後の画像です。ほとんど出っ張りはありません。
SDカードスロット
速度は普通です。UHS-IIには対応していない(逆に速度が下がる)ようです。
SDカードのベンチマーク(最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定)
SDカードのベンチマーク2(最大275MB/sのUHS-IIのカードで測定)
USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト
USB Type-Cポートを利用して、下表の他の充電器やドックで充電などができるかを試した結果を掲載します。
その前に、ThinkPad T480は、下図のようにUSB Type-Cポートが2つありますが、右側のポートのみThunderbolt 3に対応しています。
Thunderbolt 3対応ポート
このThunderbolt 3に対応したポートで、以下の機器が使えるか試しましたが、いずれの機器も問題なく使用できました。なお、Thunderbolt 3に対応していないポートも、充電や、ThinkPad USB Type-C ドックの利用は可能でした。
充電できるか? | 外部モニターや LANの拡張 |
||
---|---|---|---|
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | OK | OK |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | OK | OK | |
充電器 | Helper 充電器(60W) | OK | ― |
ZHOULX 充電器(65W) | OK | ― |
質量のチェック
ThinkPad T480の質量のチェックです。
メーカーの仕様表には「約1.65kg」と書かれています。
当サイトの計測値は、下表の通りです。フロント・バッテリー 24Wh、リア・バッテリー 24Whを搭載した場合、1.577kgと仕様値よりも大分軽い質量でした。
フロント・バッテリー | リア・バッテリー | 質量 |
---|---|---|
24Wh | 24Wh | 1.577kg |
48Wh | ?? | |
72Wh | 1.775kg |
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間をチェックします。
ThinkPad T480は、前述しましたが、フロント・バッテリーとリア・バッテリーを搭載可能です。
フロント・バッテリーは、24Whまたは"搭載しない"ことが可能です。
リア・バッテリーは、24Wh、48Wh、72Whから選ぶことができ、取り外しが可能です。24Whと72Whのバッテリーを搭載したときのそれぞれの画像は下のようになります。72Whのバッテリーを搭載すると、背面が出っ張ります。
24Wh リア・バッテリー搭載時↑
72Wh リア・バッテリー搭載時↑
バッテリー駆動時間については、メーカーの仕様表には、最大 約14.8時間(24Wh + 24Whの場合)と書かれています。
当サイトによる計測値は下表の通りです。「フロント・バッテリー 24Wh + リアバッテリー 72Wh」にすれば、かなり長いバッテリー駆動時間になります。背面部分が出っ張るものの、とにかくバッテリー駆動時間の長いPCが欲しい方に、本製品は最適でしょう。
フロント バッテリー |
リア バッテリー |
テスト内容 | バッテリー駆動時間 |
---|---|---|---|
24Wh | 24Wh | PCMark 8 Home※1 | 5時間12分 |
PCMark 8 Work※2 | 6時間54分 | ||
動画再生時 ※3 | 9時間21分 | ||
72Wh | PCMark 8 Home※1 | 10時間24分 | |
PCMark 8 Work※2 | 14時間11分 | ||
動画再生時 ※3 | 18時間10分 |
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。うるさいと図書館や講義室などで使うときに、周りの人の迷惑になります。
動作音は低めです。
パーツの温度のチェック
温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
エンコード時、CPUクロックとCPU温度は変動が少なく、安定して動作しています。
ただし、今回は第7世代CPUを搭載しています。第8世代CPUを搭載すると発熱が高くなるため、エンコード中にクロックがダウンしたりする可能性はあります。
エンコード時のCPU温度とクロック
表面温度のチェック
表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
今回は発熱の低い第7世代インテルCPUということもあり、表面温度は低めです。第8世代インテルCPUを搭載した場合は、もう少し高い温度になると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
やや低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
ThinkPad Tシリーズも大分薄型化され、スタイリッシュです。ただし、ベゼルは狭くありません。
天板の画像です。
ヒンジ部分の画像です。
パームレストの質感は、T480sと比べるとややザラザラしています。
スピーカーは底面に配置されています。音質は普通です。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で5点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。
天板を閉じたときの画像です。
液晶は約180度開きます。
インターフェースです。
24Whのリア・バッテリーを搭載したとき、底面はすっきりとしています。
リア・バッテリーは取り外し可能です。
72Whのリア・バッテリーを搭載したときの画像です。
底面カバーを取り外した後の画像です。
メモリスロットは2つあり、換装可能です。
フロント・バッテリーの容量は24Whです。
Type 2242のM.2スロットです。LTEモジュールまたはM.2 SSDのどちらかのみ、このスロットに搭載可能です。
ACアダプターです。45Wまたは60WのACアダプターが用意されています。GeForce MX150を選択したときは、65WのACアダプターを使うと良いでしょう。
まとめ
以上が、ThinkPad T480のレビューです。
第8世代インテルCPUに、GeForce MX150を搭載した高スペックなPCです。また、モバイル専用PCよりは重いですが、一般的なノートPCよりは軽く、キーボードも打ちやすく、インターフェースも充実しており、ノートパソコンとしての総合的な評価は高いです。
また、リア・バッテリーを交換できるのも特徴です。72Whの大容量バッテリーを搭載すれば、かなり長いバッテリー駆動時間となります。バッテリー駆動時間を最重視する方にも最適です。
ただし、液晶の品質が、悪くはないですが良くもないです。視野角はいいものの、色域がやや狭く、寒色系の画面です(他のパネルが搭載される可能性もあります)。ちなみに、これからレビュー記事を公開しますが、T480sの液晶の品質も、ギラつきがあって、思ったほど良くないです。液晶にこだわるなら、少々価格は高くなりますがThink X1 Carbonのほうがいいと思います。
詳細・購入はこちら
レノボ 公式サイト
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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