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VAIO SX12の実機レビュー

更新日:2019年7月9日
CPU Core i7-8565U
Core i5-8265U
Core i3-8145U
Celeron 4205U
メモリ 4GB ~ 16GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 12.5型
液晶種類 FHD 広視野角
質量 888~897g
バッテリー 35Wh
LTE 対応
価格[税別] 11万円台~
頻繁にPCを持ち運ぶ方におすすめ

VAIO SX12は、やや小型の12.5インチ液晶を搭載したモバイルノートです。

最近では少なくなった12型クラスのモバイルノートを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?

液晶が小さい分、ボディが小型で、さらに質量は約897gと非常に軽く、LTEにも対応しており、頻繁にノートPCを持ち運ぶような方におすすめです。

小型ボディでも、キーピッチは十分あり、現在主流の13インチクラスのノートPCと遜色ないキーボードの打ちやすさです。

さらに、VGAやLANポートなどを搭載し、多くのシーンで困ることが少ないです。

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VAIO SX12 の特徴

日本人好みの12インチクラスのモバイルノート

5年位前まで、モバイルノートと言えば、12インチクラスの製品が主流でした。しかし、海外では液晶画面が大きいほうがウケがいいのか、12インチクラスの製品は少なくなり、13インチや、最近では14インチの製品のモバイルノートが主流となってきました。12インチモバイルノートの代名詞ともいえるThinkPad X200シリーズも、最新モデルはThinkPad X390となり13インチへサイズアップしています。

ただ、日本では小型のノートPCは割と需要があり、12インチのノートの選択肢が少なくなって、嘆いている方もいるのではないかと思います。そんな中、今回VAIOから、待望の12.5インチのVAIO SX12が発売されました。

12.5インチのモバイルノート

 

コンパクトでもフルキーピッチ

VAIO SX12は、12.5インチの小さめの液晶を搭載し、さらに狭額ベゼルを採用することで、非常にコンパクトな製品です。

また、コンパクトなボディであるにも関わらず、横幅一杯までキーボードを広げることで、横:19mm、縦:18.5mmのキーピッチを確保し、一般的なノートPCと変わらぬ打鍵感です。

12.5型でもフルキーピッチ

 

しかし、キーボードを横幅一杯まで配置すると、コネクタ類をキーボードの下に配置する必要があり、PC本体の厚みが増してしまいます。そこで、レイアウトを再設計することで、厚みの増加を最小限に抑える工夫が施されています。

  • 従来
  • 課題
  • 解決

従来製品は、キーボードが横幅一杯までなかったので、コネクタをキーボードの隣に配置できた。

しかし、キーボードを横幅一杯まで配置すると、コネクタ類をキーボードバックプレートの下に配置する必要があり、厚みが増加。

基盤そのもののをボトムに近づけ、背の高い基板部品を表側に配置したり、背の低い部品に置き換えたりして、厚みの増加を最小限に。

 

さらに、コネクタ部品も再設計し、有線LANドアに穴を空けてボトムとの干渉を回避したり、ケンジントンロック形状を変えたり、SIMカードドアを薄くしたりして、コネクタ自体も厚みが出ないようにしています。

コネクタ部品を再設計

 

900gを切る質量

VAIO SX12は質量も軽く、最大質量が約897gとなっています。コンパクトであるうえに、非常に軽い質量ですので、外出先へ持ち出しやすくなっています。

900gを切る質量

 

豊富なインターフェース & 5V充電器に対応

VAIO SX12のインターフェースは、VGA、有線LAN、HDMI、USB Type-Cなど豊富です。ビジネスシーンでも困ることはないでしょう。さらに、VAIO SX14と同様に、USB Type-Cは5V充電器による充電に対応しています。手のひらサイズの小型充電器で充電できるので、充電器の持ち運びも容易です。

豊富なインターフェース

 

LTEに対応し、どこでもインターネット

VAIO SX14は、LTEにも対応しており、格安SIMなどを挿入すれば、どこにいてもインターネットをすることが可能です。また、昼間の通信速度が速い「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM 」を利用することができ、VAIOのパソコンを使うならおすすめです。

 

5周年記念として「勝色」のカラーを販売

VAIOは、5周年記念として、「勝色」のカラーのモデルを販売します。勝色とは、濃い紺色のことで、縁起色として武士に愛好された色です。ロゴプレートなどの黄金色と非常によく合っています。

「勝色」カラーのモデル

 

アルマイト処理により加色したパームレストは、全て異なる色に染めあがり、同じ色は2つと無いそうです。

パームレストは全て色合いが異なる

 

また、パッケージ、クロス、レザーPCケースも勝色仕様となっています。レザーPCケースについては、タンニンなめしを採用し、色の深みが増していくエイジングを楽しめます。ケースの内側は、PCの背面と同じ金色になっています。

パッケージ・付属品も勝色仕様

 

液晶ディスプレイのチェック

VAIO SX12は、広視野角のフルHD液晶を搭載していて見やすいです。

視野角は広い

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

前述の通り、VAIO SX12のキーピッチは、横:19mm、縦:18.5mmで、キーストロークは約1.2mmとなっています。キートップはフッ素含有UV硬化塗装が施されており、滑りにくく指紋も目立ちにくいです。実際に打ってみましたが、割と打ちやすく、タイプ音も小さいです。

キーボード配列も特におかしい点はありません。「半角/全角」キーがやや小さいですが、それ以外は特に小さいキーもありません。バックライトも搭載しています。英字キーボードが選択可能な点も大きな特徴です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

VAIO SX12は、他のVAIO製品と同様に、「VAIO TruePerformance」という機能に対応しています。この機能は、ターボブースト動作後の持続可能なGPUクロックを高く保つ機能で、同等構成のノートPCよりも、高いパフォーマンスが出ます。こちらは、実機を借りられる機会があれば、試してみたいと思います。

VAIO TruePerformance

質量のチェック

VAIO SX12の質量のチェックです。

12型クラスのモバイルノートはかなり減って、ライバル機種と呼べる製品が少ないため、今回は13型クラスのモバイルノートと質量を比較しています。この中で、VAIO SX12は飛びぬけて軽いわけではありませんが、かなり軽い部類の質量であることは間違いないです。

モバイルノートの「質量」の比較
LIFEBOOK WU2/C3(25Wh) 約698g
LAVIE Direct HZ (i5) 約831g
LAVIE Direct PM (L) 約837g
dynabook GZ(42Wh) 約859g
VAIO SX12 約897g
ZenBook S UX391UA 約1080g
Yoga S730 約1100g
HP Spectre 13 約1110g
ZenBook 13 約1160g~
ThinkPad X390 約1180g~
XPS 13 (9380) 約1230g
HP Pavilion 13-an0000 約1260g
Inspiron 13 7000 約1330g

 

バッテリー駆動時間のチェック

VAIO SX12のバッテリー駆動時間チェックです。

バッテリー容量は35Whとなっており、やや少なめですが、液晶が小さいのでバッテリー駆動時間は一般的な長さになるのではないかと思います。

モバイルノートの「搭載バッテリー」の比較
XPS 13 (9380) 52Wh
LAVIE Direct PM (L) 50Wh
ZenBook S UX391UA 50Wh
LIFEBOOK WU2/C3 50Wh
ZenBook 13 UX333FA 50Wh
ThinkPad X390 48Wh
HP Spectre 13 43.7Wh
LAVIE Direct HZ 42Wh
dynabook GZ 42Wh
Yoga S730 42Wh
Inspiron 13 7000 38Wh
HP Pavilion 13-an0000 37Wh
VAIO SX12 35Wh
LIFEBOOK WU2/C3 25Wh
dynabook GZ 21Wh

 

外観のチェック

VAIO SX12は、カラーバリエーションが豊富で、「ブラック」、「シルバー」、「ピンク」、「ブラウン」の他に、前述した40周年記念モデルの「勝色」、ロゴやオーナメントまで黒の「ALL BLACK EDITION」があります。

ピンク、勝色、ブラック、ブラウンのカラー
ALL BLACK EDITION

 

ブラックのカラー

今回は、ブラックのカラーで外観をチェックします。

液晶を開くと、本体の背面側が持ち上がるようになっており、冷却性とタイピングのしやすさが向上します。

 

パームレスト面は、アルミニウムを採用し、ヘアライン加工が施され、見た目や感触でも高級感を感じます。

 

天板にはカーボンを用いており、「勝色」以外はマットな質感です。

 

底面は、ガラス繊維入りの樹脂となっています。

 

上部ベゼルおよびWebカメラの画像です。LTEモジュールが搭載されていることもあり、そこまで狭い上部ベゼルではありません。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

12インチクラスの小型モバイルノートでありながら、VGAや有線LANなどを搭載し、インターフェースは、かなり充実しています。

 

勝色のカラー

続いて、勝色のカラーを掲載します。なかなか無い紺色系のカラーですが、黒に近い濃い色なので、目立ちすぎることはありません。

 

パームレスト面の画像です。

 

天板は光沢感があります。一見、横方向のみのヘアラインしか見えませんが、光の角度によっては縦方向にもヘアラインが見えてかっこいいです。

 

底面は、他のカラーと同じブラックです。

 

まとめ

VAIO SX12は、最近では少なくなった12インチクラスの液晶を搭載したモバイルノートです。

メインPCとして使うには画面が小さいと感じる方が多いかもしれませんが、毎日持ち歩くので、できるだけコンパクトなPCがいいという方には最適です。

さらに、900gを切る軽量ボディで、LTEにも対応しており、モバイルノートとして非常に優秀です。

小さいボディではありますが、キーボードはフルキーピッチで、インターフェースも充実しており、実用的です。

バッテリー容量の少なさが気になりますが、画面が小さいため、VAIO SX14よりはバッテリー駆動時間は長くなると思います。実測値ではどうなるか、後日実機で確認してみようと思います。

 

気軽に持ち運べる小型モバイルノート

VAIO SX12

特徴

  • 12インチクラスの小型モバイルノート
  • 軽量でLTEにも対応
  • インタフェースも充実

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