NEC LAVIE Direct PM(Pro Mobile)の実機レビュー

更新日:2019年5月27日
CPU Core i3-8145U
Core i5-8265U
Core i7-8565U
メモリ 4GB / 8GB / 16GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD IPS 光沢 タッチ
FHD IPS 非光沢
質量 バッテリー(M):783g~
バッテリー(L):837g
タッチ液晶:941g
バッテリー (M):約13.3時間
(L):最大約20.0時間
LTE 対応
価格[税別] 13万円台~
軽量かつロングバッテリーでLTEにも対応

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、完成度の高いモバイルノートPCです。

モバイルノートPCとして重要な要素には、軽さ、バッテリー駆動時間、堅牢性、LTEへの対応などが挙げられますが、LAVIE Direct PMはこれらすべての条件を満たしています。

具体的には、1kgを切る質量、最長約20時間のバッテリー駆動時間、新素材を使用して確保した高い堅牢性となっており、LTEにも対応しています。ここに挙げた2~3を備えたノートPCはいくつかありますが、すべての条件を満たしている13.3型ノートPCは、非常に珍しいです。

なお、バッテリーは(M)と(L)があり、バッテリー駆動時間がかなり変わってくるためお気を付けください。バッテリー(L)のモデルがおすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。

レビュー機の構成

Core i7-8565U、16GBメモリ、256GB PCIe SSD、FHD IPS 非光沢、LTE

 

目次

お忙しい方は、「LAVIE Direct PM(Pro Mobile)の特徴」のみお読みください。

 

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)の特徴

1kg以下、かつロングバッテリー

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)の特徴の1つは、1kg以下の質量でありながら、バッテリー駆動時間が最大20.0時間もある点です。質量とバッテリー駆動時間はトレードオフの関係にあり、どちらかを優先した製品がほとんどですが、この2つを両立させているモバイルノートは数少ないです。

質量とバッテリーのバランスがいい製品

 

なお、LAVIE Direct PMには、バッテリー(M)のモデルと、バッテリー(L)のモデルがあり、大きく駆動時間が異なるためご注意下さい(下表参照)。

バッテリー(M)とバッテリー(L)のモデルの質量差は54gほどしかありません。この程度の質量差でバッテリー駆動時間が大きく延びるのであれば、バッテリー(L)搭載を選択するほうがメリットは大きいと思います。

おすすめは、Core i5、FHD、バッテリー(L)の構成です。

選択する構成による差
  Core i3-8145U Core i5-8265U Core i7-8565U
液晶 FHD FHD タッチ FHD FHD タッチ
バッテリー バッテリー(M) バッテリー(L)
駆動時間 約13.3時間 約20.0時間 約13.7時間 約19.5
20.0時間
約14.1時間
質量 約783g 約785g 約837g 約941g 約837g 約941g
おすすめ     おすすめ   準おすすめ  
構成による駆動時間や質量

 

LTE対応

LAVIE Direct PMは、LTEを選択することもできます。当サイトで確認した限りでは、ノートラブルで使用できました。LTE対応PCはトラブルも多かったりしますが、本製品なら安心して使えるでしょう。詳細は「LTEの通信テスト」をご覧ください。

LTE対応

 

指紋センサー内蔵の電源ボタンで簡単ログイン

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)には、指紋センサー内蔵の電源スイッチが配置されています。ほんの少しだけ電源ボタンを長押しすると、スリープ解除とログオンを一度に行えるため便利です。

指紋センサー内蔵の電源ボタン

 

バックライトキーボードではない

LAVIE Direct PMの残念な点は、キーボードがバックライトに対応していない点です。スライドでの説明がある暗い会場などで、記事やレポートを書かなければならない場合、タイピングしにくいです。ただ、明るい場所のみで使用する方は気にしなくてもいいでしょう。

 

ライバル機種との比較

ライバル機種との比較を行います。比較するのは、最大のライバルとなりそうな、13.3型モバイルノートPCで世界最軽量である、富士通のLIFEBOOK WU2/C3です。

最軽量構成での質量はLIFEBOOK WU2/C3の方が軽量ですが、大容量バッテリーを搭載した場合は、LAVIE Direct PMの方が軽量です。

また、LAVIE Direct PMは、LTEに対応しており、外出先でもネットワーク接続を多用する場合は、LIFEBOOK WU2/C3よりも有利です。一方、LIFEBOOK WU2/C3は、フルサイズ対応SDカードスロットや有線LANポートも搭載しており、インターフェイスの面でのアドバンテージがあります。

ライバル機種との比較
  [本製品]
LAVIE Direct PM
富士通
LIFEBOOK WU2/C3
画像
CPU 第8世代Core (U)
Whiskey Lake-U
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD IPS 光沢 タッチ
FHD IPS 非光沢
FHD IPS 非光沢 タッチ
FHD IPS 非光沢
インターフェイス USB3.1
USB3.1 Type-C
USB 3.0 Type-C
HDMI
microSDカード
USB 3.0 x2
USB3.1 Type-C x2
HDMI
SDカード
有線LAN
LTE 対応 非対応
質量 バッテリー(M):約783g~
バッテリー(L):約837g
25Whバッテリー:約698g
50Whバッテリー:約915g~
サイズ[mm] [幅] 307.8
[奥行] 215.7
[高さ] 15.5
[幅] 309
[奥行] 212
[高さ] 15.5
バッテリー M:約13.3時間
L:最大約20.0時間
25Wh:約11.5時間
50Wh:最大約24時間
LAVIE Direct PMのバッテリー(L)は、当サイトで確認したところ約49Wh

 

参考までに、モバイルPCの鉄板構成の時の価格も掲載します。NECは10%割引クーポン、富士通は22%割引クーポンをそれぞれ適用した価格です。現時点では、発売されて日が経っているLIFEBOOK WU2/C3の方がやや安いです。

価格比較
  [本製品]
LAVIE Direct PM
富士通
LIFEBOOK WU2/C3
CPU Core i5-8265U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
液晶種類 FHD IPS 非光沢
LTE なし
バッテリー バッテリー(L) 50Wh
価格[税別] 152,800円 141,197円
※価格は変動します

 

液晶ディスプレイのチェック

LAVIE Direct PMの液晶ディスプレイは見やすいです。詳細については、下のタブをご覧ください。

なお、最大輝度は、当サイトの計測では324cd/m2とやや高いです。

  • 視野角
  • RGB
    発色特性
  • 色域
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色も1:1の直線に近く、揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域はノートPCとしてはやや広めです。当サイトでの計測では、sRGBカバー率が98.2%、sRGB比が100.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素形状です。ギラつきはほぼありません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

少し輝度を下げて(正確には覚えておらず申し訳ないですが輝度設定60%くらい)撮影した限りでは、フリッカーはありませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

LAVIE Direct PMのキーボードのチェックです。

キーピッチは18.5mm(縦方向も実測で18.5mm)と、13.3型のノートPCとしては十分です。キーストロークは1.2mmと浅めですが、静音性を高めつつ、打ち込み感のある打鍵感を得られるように工夫されています。

キー配列は、FnとCtrlキーが通常と逆である点を除いては標準的ですし、特別小さいキーもありません。

キーの表面には、プレミアムUVコーティングが施されており、汚れにくく、印字の摩耗を防ぐ効果があります。清潔感のある見た目を保つことができます。

キーボードにバックライトが付いていないのはデメリットです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通だと思います。

タッチパッド&トラックポイント

 

パフォーマンスのチェック

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)のパフォーマンスのチェックです。

CPU

モバイルノートとしては標準的なCPUを搭載しています。

CPU性能
~ CINEBENCH R20 ~
Core i7-8565U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-9750H 2640
Core i7-8565U 1268 [レビュー機で計測]
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 749
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスは、Intel UHD グラフィックス 620です。モバイルノートとしては標準的な性能です。

グラフィックス性能
~ 3DMark Time Spy ~
Intel UHD グラフィックス 620
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GTX 1050Ti 2310
GTX 1050 1787
GeForce MX250
1119
GeForce MX150 1074
Intel UHD 620 371
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、SATA SSD や PCIe SSDを搭載でき高速です。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 3229 [レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 31分40秒
QSVでエンコード (※2) 3分20秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9900K 9分29秒
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-9750H 15分37秒
Core i5-8265U 29分29秒
Core i7-8565U 31分40秒 [レビュー機で計測]
Core i3-8145U 45分19秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

LTEの通信テスト

対応バンド

搭載されているLTEモジュールは「EM7565」です。選択できるのは、Core i7もしくはCore i5搭載モデルで、対応しているLTEバンドは、下の表のとおりです。ドコモ、au、ソフトバンクの重要なLTEバンドにはすべて対応しています。ただし、LTEを選択するための追加料金は、22,000円とやや高めです。

LTEモジュール
LTEモジュール
LTEバンド対応表
特に重要なバンドは次の通り(メーカー仕様表より)
ドコモ回線の重要なLTEバンド・・・1、3、19
au回線の重要なLTEバンド・・・1、18(26)
ソフトバンク回線の重要なLTEバンド・・・1、3、8

 

LTE接続できるかのテスト

今回、IIJmio(ドコモ回線)、UQ mobile(au回線)のMVNO SIMでテストしたところ、どちらも問題なく接続できました。

 

スリープ復帰後、LTE接続するまでの時間

次に、スリープ復帰後、LTEに接続するまでの時間を調べました。IIJmio(ドコモ回線)は3~6秒と非常に高速でした。UQ mobile(au回線)はIIJmioよりは遅いですが、他のPCと比べて普通の接続時間だと思います。

スリープ復帰後、 LTE接続するまでの時間
  時間
IIJmio(ドコモ回線) 3~6秒
UQ mobile(au回線) 約12秒

 

再起動後にLTE接続できるかのテスト

再起動しても正常にLTE接続できるかを、IIJmioおよびUQ mobileとも、5回ずつ試しましたが、いずれも全て正常に接続できました。

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。  

microSDカードのみ対応しています。カード挿入後の出っ張りはほとんどないです。

SDカード挿入後の画像

 

SDカードリーダー/ライターの速度は比較的速いです。

CrystalDiskMark 6(SDカード)
読み取り速度 最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、純正品以外の充電器やドックが使えるか試した結果を、下表に掲載します。

Thunderbolt 3および映像出力にも対応していません。映像出力にはHDMIポートを使いましょう。ただ、18Wの充電器で充電できたのは良かったです。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
有線LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック LANのみ
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
cheero 充電器(18W)
5V充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A) ×
AUKEY 充電器(5V/2.4A) ×
その他 DP-HDMIケーブルで外部モニター接続 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

 

質量のチェック

LAVIE Direct PMの質量を他の13.3型モバイルノートと比較します。

LAVIE Direct PMは、最軽量ではないものの、モバイルPCの中でもかなり軽量です。

バッテリー(L)を搭載しても、約837gしかないので、単位質量あたりのバッテリー駆動時間は非常に優秀です。

13.3型クラムシェル型モバイルノートの「質量」の比較
LIFEBOOK WU2/C3(25Wh) 約698g
LAVIE Direct PM (M) 約783g
LAVIE Direct HZ (i5) 約831g
LAVIE Direct PM (L) 約837g
dynabook GZ(42Wh) 約859g
LAVIE Direct PM (タッチ) 約941g
ZenBook S UX391UA 約1080g
Yoga S730 約1100g
HP Spectre 13 約1110g
ideapad 720S 約1140g
ZenBook 13 UX333FA-8145 約1160g
ThinkPad X390 約1180g~
XPS 13 (9380) 約1230g
ZenBook 13 UX333FA-8265 約1250g
HP Pavilion 13-an0000 約1260g
Inspiron 13 7000 約1330g

 

当サイトの計測値は下表の通りです。なお、今回は、バッテリー(L)に非タッチ液晶を搭載したモデルとなります。LTEモジュールを追加したせいか、837gよりやや重くなっていました。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 847g
ACアダプター 220g

 

バッテリー駆動時間のチェック

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)のバッテリー容量を、他の13.3型モバイルノートと比較します。

当サイトによる確認では、バッテリー(L)は約49Whで、多いバッテリー容量です。バッテリー(M)の容量は、こちらの記事を見ると、約33Whのようです。

バッテリー容量
13.3型クラムシェル型モバイルノートの「搭載バッテリー」の比較

 

バッテリー駆動時間は下表のようになっています。バッテリー(L)なら比較的長めの駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  バッテリー(L) バッテリー(M)
(1) JEITA2.0測定方法 ※1 最大約20.0時間 約13.3時間
(2) 動画再生時 ※2 9時間08分
(3) PCMark 8 Work テスト ※3 6時間03分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 メーカー公表値
※2 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

また、次の条件を満たし、オプションの「PC-VP-BP131」のACアダプターを使えば、1時間で約80%まで充電できる急速充電にも対応しています。購入したい方は、オプションで追加するのをお忘れなく。

急速充電の条件

 

当サイトで計測した充電時間は次のようになっています。なお、標準で同梱していたACアダプターを使って計測しています。充電時間は、他のモバイルノートと比較して遅いです。充電時間が重要なら、上のオプションのACアダプターの購入をおすすめします。

1時間あたりの充電容量
標準のACアダプター
(PC-VP-BP130)
27%(約13.5Wh)
※PCの電源を入れ、アイドル状態で充電
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。それ以外の状態の動作音も、他のノートと比較して低めだと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃台で推移しており、問題ないと思います。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

パームレスト部分の温度はほとんど上がらないので、快適に操作できます。裏面は高めの負荷をかけるとやや暖かくなるので、膝の上にPCを載せて作業をするときは気を付けましょう。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

LAVIE Direct PMの外観は、シンプルで美しいです。

天板には新素材カーボンが採用されており、軽量かつ頑丈です。落下試験もクリアした信頼性の高いボディはビジネス用のモバイルPCとしても適しています。

カラーラインナップは次の通りで、クラシックボルドー、フレアゴールド、メテオグレーの3色があり、モデルによって選択できる色が異なります。一番無難なのはメテオグレーだと思います。

 

今回は、メテオグレーのカラーで外観を見ていきます。

ヒンジや排気口が隠されていたり、パームレストとキーボードフレームに凹凸がなかったりと、スッキリとしています。

 

天板のセンターのマークがアクセントになっていますが、「NEC」や「LAVIE」といったロゴではないので、大人のカッコよさがあります。

 

スピーカーは底面に配置されており、音質は普通です。勝手に点数をつけると、10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

指紋センサー内蔵の電源ボタンです。

 

液晶とベゼルには段差があります。

 

排気口は液晶の下の位置にあります。

 

ヒンジはロールダウンするようになっています。

 

液晶は約180度開くことができます。

 

ポート類は、HDMI出力やフルサイズのUSB 3.1ポートを備えており、実用的です。

加えて、USB Type-Cポートを2つ備え、そのうち1ポートはPCへの給電ができるUSB PD対応となっています。ただし、前述しましたが、USB Type-CポートはThunderbolt 3 や映像出力には対応していません。また、SDカードスロットは、microSDカードのみ対応しています。

 

底面はすっきりとしています。

 

底面カバーを外したときの画像です。メモリはオンボードです。メモリの換装はできないため、十分な容量を搭載しておくことをおすすめします。

 

M.2 SSDは換装できると思います。

 

標準で添付されていたACアダプターです。容量は45Wです。

 

まとめ

以上がLAVIE Direct PM(Pro Mobile)のレビューです。

1kgを切る軽さと、最大約20.0時間の長時間バッテリー駆動を両立している点が特徴的です。

さらに、LTEにも対応可能です。NEC、富士通、東芝の三大有名メーカーの個人モデルPCとしては、おそらく唯一のLTE対応モデルです。また、今回試した限りではノートラブルでした。

液晶の品質、キーボードの打ちやすさについても標準以上の性能です。

非公式ではありますが18Wの小型充電器が使えたのもメリットです。

13.3型ノートPCは、モバイルノートPCのメインストリームとなっており、競合機種も多いですが、ここまでモバイルPCに求められる要素が揃っているノートPCは珍しいです。

強いて言えば、キーボードがバックライトに対応していないのが残念です。また、上下のベゼルはもっと狭くできたかなと思います。標準のACアダプターだと充電時間が非常に遅い点もやや気になります。

いずれにしても、完成度の高いモバイルノートPCなので、モバイルノートを探しているのであれば、要チェックです。

完成度の高いモバイルPC

LAVIE Direct PM(Pro Mobile)

特徴

  • 大容量バッテリー搭載でも1kg以下の質量
  • LTE対応

こんなあなたに

  • 軽量・長時間・LTEのどれも外せない
  • 日本メーカーのPCがいい
公式サイトはこちら

 

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