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富士通 LIFEBOOK WU2/D2(UH-X)の実機レビュー
CPU | Core i3-8145U Core i5-8265U Core i7-8565U |
---|---|
メモリ | 4GB ~ 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 FHD |
液晶種類 | IPS 非光沢 |
質量 | 698g ~ 855g |
バッテリー | 25Wh(11.5時間) 50Wh(~24時間) |
LTE | 非対応 |
価格 | 12万円台(税別)~ |
※カスタムメイドモデルの仕様
698gの軽量PCと、900g台のバランス型PC
LIFEBOOK WU2/D2は、25Whバッテリーと50Whバッテリーを選択可能で、それによって特徴が変わります。
25Whバッテリーを選択した場合、約698g(最軽量時)の非常に軽量なモバイルPCとなります。13.3型モバイルノートとしては世界最軽量となり、軽さ重視の方におすすめです。
50Whバッテリーを選択した場合、バッテリー駆動時間が約2倍に増えます。質量は増えてしまいますが、それでも約855gと軽量です。質量、バッテリー駆動時間の両方が優秀で、バランスの良いモバイルPCが欲しい方におすすめです。
液晶も見やすいですし、キーボードも打ちやすく、ポート類も多く実用性も高いです。
※LIFEBOOK WU3/D2とは製品が異なるためご注意下さい。WU3/D2は液晶が360度回転する2 in 1 PCとなっています。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-8565U、16GBメモリ、1TB PCIe SSD
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目次
お忙しい方は、「LIFEBOOK WU2/D2の特徴」のみお読みください。
LIFEBOOK WU2/D2の特徴
LIFEBOOK WU2/D2は、25Whと50Whのバッテリーを搭載することができ、このバッテリーによって特徴が大きく変わります。
25Whバッテリーを搭載すれば、わずか698gと超軽い製品
25Whバッテリーを選択した場合、世界最軽量モデルは698gしかありません。「とうとう600g台のノートパソコンが現れたか!」という感じです。ちなみに、12インチのiPad Proが約631gです。キーボードなしのタブレットとほとんど質量は変わりません。
なお、後述しますが、モデルや、スペック、カラーによって質量が微妙に変わってきます。詳細は「カスタムメイドモデルとカタログモデルの違い」で説明します。
50Whバッテリーを搭載すれば、バランスが非常に良い製品
50Whバッテリーを選択した場合、バッテリー駆動時間が約2倍に増えます。その分、質量も増えますが、それでも855gと軽量です。
25Whバッテリー搭載時は"軽さ"に偏っていましたが、50Whバッテリーのモデルなら、バッテリー駆動時間も質量も、どちらも通常のノートPCより優秀で、非常に高い次元でバランスのとれた製品となり、個人的にはこちらのほうが好きです。
「かな表記なし」キーボードも選択可能
カスタマイズモデルのLIFEBOOK WU2/D2に限り、「かな表記なし」キーボードが選択できます。ローマ字入力する方にとって、「かな」文字は邪魔でしかないため、すっきりしていて、いいと思います。
豊富なポート類
本製品は"軽さ"が大きな特徴となっていますが、PC本体を軽量化するには、ポート類を省略すればもっと軽くすることができたと思います。現に軽量化のためにUSB Type-Cしか搭載していないパソコンも存在します。しかし、LIFEBOOK WU2/D2は軽量化のために使い勝手を犠牲にするようなことはせず、HDMIやフルサイズのUSBポート、LANなども搭載し、利便性を損なわないようにしています。メモリカードスロットも、micro SDカードではなく、通常サイズのSDカードが使えるようになっており、充実したポート構成となっています。
なお、LANポートは、下図のように引き出して使います。
カスタムメイドモデルとカタログモデルの違い
カスタムメイドモデルとカタログモデルの違いを掲載します。
カスタムメイドモデル「WU2/D2」は、Web直販サイト「富士通WEB MART」専用のモデルで、パーツを自由に選ぶことができます。カタログモデルは、主に家電量販店で販売されているモデルで、パーツのカスタマイズはできません。また、これらをまとめてLIFEBOOK UHシリーズと呼んでいます。
カスタムメイドモデルは、さらに「世界最軽量モデル(約698g~)」と「軽量モデル(約747g~)」の2種類あり、カタログモデルは「UH-X」、「UH90」、「UH75」に分かれています。各モデルは外観は一見同じですが、ボディ素材が次の表のように異なっています。より軽量なマグネシウムリチウム合金が使用されるほど、PC本体の質量も軽くなります。
WU2/D2 【世界最軽量モデル】 |
WU2/D2 【軽量モデル】 |
|
底面 | マグネシウム リチウム合金 |
マグネシウムリチウム合金 |
天面 | マグネシウム合金 | |
パームレスト |
UH-X/D2 | UH90/D2 | UH75/D2 | |
底面 | マグネシウム リチウム合金 |
マグネシウムリチウム合金 | |
天面 | マグネシウム合金 | ||
パームレスト |
各モデルの仕様は次の通りです。モデルによって素材や塗装が異なるため、質量が微妙に異なりますので、お気を付けください。
カスタムメイドモデルは、大容量の1TB PCIe SSDや、16GBのメモリを選択できる点が非常に魅力的です。また予算の少ない方はCore i3-8145Uを搭載して価格を下げることも可能です。メーカー保証も標準で3年となっており、最大5年まで延長することができて安心です。
さらに、カスタムメイドモデルは、Officeの有無が選べます。最近は、Office 365が5台まで同時に使えるようになり、こちらを契約している方も増えています。Office 365ユーザーにとってはOffice無しが選べるのは嬉しいです。
カタログモデルは、同構成だとカスタムメイドモデルより価格が安いことが多いです。スペックおよび店頭の保証内容も含めて、自分の理想にピッタリ合えば、カタログモデルのほうがお得かもしれません。
WU2/D2 【世界最軽量モデル】 |
WU2/D2 【軽量モデル】 |
||
カラー | ピクトブラック | ピクトブラック ガーネットレッド アーバンホワイト |
|
CPU | Core i7-8565U Core i5-8265U |
Core i7-8565U Core i5-8265U Core i3-8145U |
|
メモリ | 8GB / 16GB | 4GB / 8GB / 16GB | |
ストレージ | 256GB PCIe SSD 512GB PCIe SSD 1TB PCIe SSD |
128GB PCIe SSD 256GB PCIe SSD 512GB PCIe SSD 1TB PCIe SSD |
|
バッテリー | 25Wh | 25Wh | 50Wh |
質量 | 約698g~ | 約747g~ | 約855g~ |
キーボード | かな表記なし / あり | ||
Office | なし / あり |
UH-X/D2 | UH90/D2 | UH75/D2 | |
カラー | ピクトブラック | ガーネットレッド アーバンホワイト |
|
CPU | Core i7-8565U | Core i5-8265U | |
メモリ | 8GB | ||
ストレージ | 512GB PCIe SSD | 256GB PCIe SSD | |
バッテリー | 25Wh | 50Wh | 25Wh |
質量 | 約698g | 約898g | 約747g~758g ※1 |
キーボード | かな表記あり | ||
Office | あり |
筆者おすすめの構成
色々モデルがあるので、どれがいいか迷うことと思います。以下に筆者おすすめの構成を掲載するので、参考にして下さい。
筆者おすすめの構成
【カスタムメイドモデルの軽量モデル】
Core i5-8265U、8GBメモリ、256GB PCIe SSD、50Wh、非光沢液晶、かな無し
CPUは、Core i5でもCore i7でも大きな性能差はないのでCore i5でいいと思います。メモリは8GBにしましたが、アプリをたくさん起動するような方は16GBでもいいです。ストレージも大量の画像や動画ファイルを保存するなら512GB PCIe SSDでもいいと思います。バッテリー容量は、25Whだと半日ももたない可能性があるので、50Whがおすすめです。
各用途の快適度
LIFEBOOK WU2/D2の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧、動画鑑賞、 Office作業 | ◎ | CPUやストレージのスペックは十分ですので、処理がもたつくことは無いでしょう。液晶の表示も綺麗で、文字や画像、映像が見やすいです。スピーカーはそれほど良くはないですが、聴ける範囲です。 |
---|---|---|
RAW現像・画像編集 | 〇 | CPUやストレージ性能はまずまずで、ライトに使うなら問題ないと思います。ただ、何百枚ものRAWデータを、一度に現像するような場合は、やや現像時間が長くなります。液晶の色域は広めで見やすいです。なお、編集系作業をするならメモリは16GBを選択するといいと思います。 |
動画編集 | △ | ソフトにもよりますが、外部グラフィックスを搭載していないので、スペック不足なケースが多いです。 |
ゲーム | △ | 外部グラフィックスを搭載していないため、基本的にゲームには向いていません。ただ、CPU内蔵グラフィックスでもできるゲームはあるので、全くできないこともないです。 |
液晶ディスプレイのチェック
LIFEBOOK WU2/D2の液晶ディスプレイのチェックです。
最大輝度は、348cd/m2とやや高めです。
視野角は広いです。
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや青色が強く発色していることが分かります。一般のユーザーはやや青みの強い方が見やすいと感じるのでこのくらいの調整でも違和感はあまりないと思います。ただ、画像編集などをする方はキャリブレーションをしたほうがいいと思います。
色域はノートパソコンとしてはやや広いです。
画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。
非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
メーカーサイトを確認すると、キーピッチは約19mm(横方向)、キーストロークは約1.5mmとなっています。十分な数値でしょう。縦方向のキーピッチは実測で約18mmとなっています。
キー配列はとても標準的です。また、矢印キーは一段下がっていますし、よく使う「Enter」や「BackSpace」、「半角/全角」などはキーが大きめで打ちやすいです。
ただし、バックライトを搭載していない点が残念です。また、タイピング時にパチパチと安っぽい音がするのも気になる方もいるかもしれません。
キーの重さが2段階に調整されており、例えば、小指で押すようなキーは軽く、人差し指で押すようなキーは重くなっています。
タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンについては従来製品よりも軽くなり、押しやすくなっています。
ガーネットレッドのカラーの場合、次のように色鮮やかなカラーになります。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPU
CPUは、第8世代インテルCoreプロセッサーの中でも最新のWhiskey Lake-Uを搭載しています。一般的な用途なら困ることのない性能です。性能面と価格のバランスを考えると、Core i5-8265Uがおすすめです。
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
グラフィックス
外部グラフィックスは搭載していないため、ゲームや動画編集、3D CG制作などには不向きですが、それ以外の一般的な用途なら問題なくこなせると思います。
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です
ストレージ
ストレージは、PCIe SSDとSATA SSDを搭載可能です。PCIe SSDとSATA SSDは、体感速度はそれほど変わらないので、大量のデータ書き込み/読み込みが無ければ、どちらでもいいと思います。
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です
レビュー機で計測したベンチマーク
以下、レビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。2台のレビューでテストしましたが、どちらも同じCPUであったため、スコアはほぼ一緒です。今回は、8GBメモリのPCで計測した結果を掲載します(ストレージ以外)。
Core i7-8565U Intel UHD 620 |
|
x265でエンコード (※1) | 31分03秒 |
NVENCでエンコード (※2) | ― |
QSVでエンコード (※3) | 3分46秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。
フルサイズのSDカードに対応しています。挿入後の出っ張りはほとんどありません。
SDカードリーダー/ライターの速度は普通です。なお、UHS-IIのカードを入れると、逆に速度が下がりました。
USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト
USB Type-Cポートを利用して、他の充電器やドックが使えるかを試しました。
充電や、USB Type-Cドックの使用は可能でした。ただし、Thunderbolt 3には対応していないようです。
充電できるか? | 外部モニター / LANの拡張 | |
ThinkPad USB Type-C ドック | 〇 | 〇 |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | × | × |
ZHOULX 充電器(65W) | 〇 | ― |
外部ディスプレイへの映像出力 | ― | 〇 |
質量のチェック
LIFEBOOK WU2/D2の質量のチェックです。
LIFEBOOK WU2/D2は質量が非常に軽く、持ち運びに便利なノートPCです。
上の表でも掲載しましたが、質量のみ下におさらいします。各モデルによって使われているボディ素材などが微妙に異なるため、同じバッテリー容量でも質量が異なっています。
WU2/D2 【世界最軽量モデル】 |
WU2/D2 【軽量モデル】 |
||
バッテリー | 25Wh | 25Wh | 50Wh |
質量 | 約698g~ | 約747g~ | 約855g~ |
UH-X/D2 | UH90/D2 | UH75/D2 | |
バッテリー | 25Wh | 50Wh | 25Wh |
質量 | 約698g | 約855g | レッド 約747g |
ホワイト 約758g |
当サイトによる質量の計測値は下図の通りです。
カスタムメイドモデルの世界最軽量モデルは698gと、メーカー公表値通りの質量で非常に軽いです。
カスタムメイドモデルの軽量モデル(50Wh搭載)は858gとこちらも軽いです。
ACアダプターも軽量です。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
冒頭で記載した通り、LIFEBOOK WU2/D2は、25Whバッテリーと50Whバッテリーが選べます。
メーカー公表値は次のようになっています。タッチパネル液晶を搭載するとかなり駆動時間が落ちるので、気を付けましょう。
25Whバッテリー | 50Whバッテリー | |
JEITA 2.0 | 約11.5時間 | 約24時間 |
当サイトによるバッテリー駆動時間の実測値を掲載します。25Whバッテリーだとやはり駆動時間は短めです。50Whバッテリーであれば、かなりバッテリー駆動時間は長くなります。
25Whバッテリー | 50Whバッテリー 非タッチ |
|
PCMark 8 Home テスト ※1 | 2時間45分 | 5時間06分 |
PCMark 8 Work テスト ※2 | 3時間28分 | 6時間26分 |
動画再生時 ※3 | 4時間40分 | 8時間09分 |
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
普通の動作音だと思います。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時の温度がやや高めですが、他の軽めの処理であれば問題ない温度です。
エンコード時の温度の詳細
下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃以上で推移しており、やや高めですが、たまにこのくらいの処理がかかる程度なら問題ないです。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高い負荷をかけるとキーボード上部はやや熱いですが、パームレスト部分は熱くならず、比較的快適に使えると思います。底面はほとんど負荷がかかってない状態なら、それほど熱くなく、膝の上に置いても大丈夫でしょう。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
やや低めの消費電力です。
外観のチェック
LIFEBOOK WU2/D2の外観写真を掲載します。
ピクトブラックの外観
全身ブラックで統一されており、ビジネスでも家庭でもどちらでも使えるオーソドックスなデザインです。
天板です。
LIFEBOOK WU2/D2のスピーカーは、特に最大音量が小さめで、音質もそこまで良くはないですが、従来モデルよりも若干改善されている気がします。勝手に点数をつけると、10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
排気口はキーボード上部にあります。
液晶は、下図のようにほぼ180度開きます。
インターフェースは、次の通りで主要なポートが揃っています。
底面には出っ張りなどはなくスッキリしています。
下図のように、基板は旧モデルから小さくなっています。ホント小さいですね。
ガーネットレッド
ガーネットレッドは、天板、底面、パームレストと3面とも赤になっています。まるでシャア専用なんちゃらみたいで「自分だけのパソコン」といった特別感があります。
天板です。
上から見た画像です。
側面です。
LANコネクタの部分はブラックです。
底面です。
ACアダプター
ACアダプターは小型です。
まとめ
以上が、LIFEBOOK WU2/D2のレビューです。
従来と同様に、25Whバッテリーと50Whバッテリーを選択することができ、それによって特徴が変わります。
25Whバッテリーを搭載したモデルなら、698g~となり非常に軽量です。ただし、軽さに偏った構成となっており、バッテリー駆動時間はそれほど長くなく、出張などでACアダプターなしで使うには心もとないです。
50Whバッテリーを搭載したモデルなら、バッテリー駆動時間が約2倍に延び、一般的なモバイルノートPCと比べても長い駆動時間になります。質量は855gとやや重くなりますが、それでも他のモバイルノートPCよりも軽量で、非常に高次元でバランスのとれたPCとなります。個人的には50Whバッテリーのモデルがおすすめです。
軽さが大きな特徴となっていますが、それだけでなく、液晶も見やすいですし、キーボードも打ちやすく、非常に品質の高い製品です。長く日本のパソコン業界をけん引してきた富士通ということで、安心感もあります。
デメリットを挙げるとすれば、LTEに対応していないことくらいです。
詳細・購入はこちら
富士通WEBMART(LIFEBOOK WU2/D2)
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1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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