会員登録

今なら抽選でプレゼント実施中!!

当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

the比較 > パソコンの比較 > Dynabook > dynabook G(GZ)

dynabook G(GZ)の実機レビュー

更新日:2019年2月7日
CPU Core i7-8550U
Core i5-8250U
Core i3-8130U
メモリ 4 ~ 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 HD / FHD 非光沢
質量 約779g
※個人向けモデル
バッテリー S(約9.5時間)
L(~約19時間)
LTE 非対応
価格 10万円台~(税別)
dynabookとSHARPの強みを活かしたモバイルノートPC

dynabook G(GZ)は、dynabookのノートパソコンの技術と、SHARPの液晶技術を融合した完成度の高いモバイルノートPCです。

従来モデルよりも、フットプリント(設置面積)を10%削減して小型化・軽量化、さらに高い堅牢性も実現しています。

SHARPのIGZOパネルの効果なのか、アイドル時の消費電力が低めで、バッテリー容量の割にバッテリー駆動時間も長かったです。

なお、2種類のバッテリーが用意されており、バッテリーSを搭載したモデルは約779g~と超軽量で、バッテリーLを搭載したモデルは、42Whのバッテリーに約859g~という質量になっておりバランスがいいです。

また、スマホ用USB-PDアダプターで充電できる点もメリットです。

公式サイトはこちら

GシリーズとGZシリーズの違い

店頭向けのモデルが「Gシリーズ」、Web直販向けの東芝Webオリジナルモデルが「GZシリーズ」となります。ボディは同じですが、Gシリーズはパーツのカスタマイズができません。

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。

レビュー機の構成

Core i7-8550U、8GBメモリ、512GB PCIe SSD、バッテリー L(42Wh)

 

目次

お忙しい方は、「dynabook G(GZ)」のみお読みください。

 

dynabook G(GZ)の特徴

SHARPとの融合で、完成度が高まったモバイルノート

dynabook G は、dynabookとSHARPの技術を融合した完成度の高いモバイルノートPCです。約779g~(法人向けモデルは739g~)という軽さでありながら、高い堅牢性を実現しています。

dynabookとSHARPの技術融合

 

具体的には、従来製品よりもフットプリントを10%削減し小型化しつつも、MIL規格準拠試験10種などをクリアした高い堅牢性を確保。

従来よりも軽量化
高い堅牢性

 

また、SHARPのIGZO液晶とDynabook独自のすり合わせ技術で、よりボディを軽量化し、消費電力も低減しています。詳細は後述しますが、同じ液晶サイズ、同じバッテリー容量を搭載した他社ノートPCよりも、バッテリー駆動時間が長かったです(詳細:バッテリー駆動時間のチェック)。

IGZOパネルにより、さらにボディを軽量・低消費電力化

 

2種類のバッテリーで特徴が変わる

dynabook G(GZ)は、「バッテリー S」と、「バッテリー L」の2種類が用意されており、バッテリー容量が2倍も違います。そのため、搭載するバッテリーによって、大きく特徴が変わってきます。

2種類のバッテリーを用意

 

「バッテリー S」なら、700g台の超軽量モデル

「バッテリー S」を搭載したdynabook G(GZ)は、700g台の超軽量モデルとなります。700g台以下のモバイルノートというのは、数えるほどしかなく、最も軽い部類に入る質量です。ただし、バッテリー容量は21Whしかなく、低消費電力のIGZOパネルを搭載しているとは言え、バッテリー駆動時間はそれほど長くはありません。メーカー仕様値では約9.5時間となっており、実際に使うと、その6割程度の駆動時間になると思われます。

バッテリーSなら、700g台~と超軽量

 

「バッテリー L」なら、バランスのとれたモデル

一方、「バッテリー L」を搭載した場合、2倍の42Whのバッテリーとなり、メーカー仕様値では、バッテリー駆動時間が約19時間と約2倍に増えます。その代わり、質量は約859g~へと増えますが、それでも約80gしか変わりません。この質量でも十分軽い部類に入ります。製品のバランスとしてはこちらのほうがよく、おすすめです。

バッテリーLなら、42Whの容量でバランスがいい

 

充実したインターフェース

軽いモバイルノートPCは、USB Type-Cだけといったように、インターフェースを省くことが多いですが、dynabook G(GZ)は、インターフェースも充実しています。USB Type-Cはもちろん、HDMI、LANポートも搭載しています。USB Type-Cは、Thunderboltには対応していませんが、Power Delivery、DisplayPort出力には対応しています。

ただし、SDカードスロットは、microSDカードのみ対応しており、フルサイズのSDカードは使えません。

豊富なインターフェース

 

急速充電や、スマホ用USB-PDアダプターに対応

dynabook G(GZ)は急速充電に対応しており、充電開始30分で、約40%以上の充電をすることが可能です。さらに、定格7.5W以上のスマホ用USB-PD対応アダプターでも充電可能です。

30分で40%以上充電可能な「お急ぎ30分チャージ」
定格7.5W以上のスマホ用USB-PD対応アダプターで充電可能

 

今回、試しに、小型の18W PD充電器(cheero CHE-324)を使って、1時間でどの程度充電できるかをテストしました。

18W PD充電器(cheero CHE-324)

 

結果は下表の通りで、純正ACアダプターよりは遅いものの、緊急用としては十分使えると思います。ワット数の低いPD充電器は小型ですので、常時カバンに入れておきやすく便利です。

1時間あたりの充電容量
18W PD充電器
アイドル時
28%(約12Wh)
純正ACアダプター
アイドル時
74%(約31Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

顔認証に対応し簡単ログイン

dynabook G(GZ)は顔認証に対応しており、画面をみるだけでログインできるため便利です。

また、従来は、顔認証センサーとHDカメラが分かれていましたが、新モデルでは、顔認証対応HDカメラを開発したことにより、質量が約50%になっています。

 

CPUはWhiskey Lake-Uではない

dynabook G(GZ)のCPUは、第8世代インテルCoreプロセッサーとなっていますが、最新のWhiskey Lake-Uではなく、Kaby Lake Rとなっています。それほど処理性能は変わらないので、デメリットと言うほどではありませんが、どうせなら最新CPUを搭載して欲しかったです。

 

各モデルの比較

本製品の各モデルの違いを説明します。まずは、店頭向けのdynabook Gです。以下のようにG5~G8とモデルが分かれており、CPUやストレージ容量などが異なります。最も大きな違いはバッテリーで、まずはこのバッテリーを最初に決めて、モデルを選ぶといいと思います。前述しましたが、筆者はバッテリーLをおすすめします。なお、dynabook G6のみパールホワイトのカラーを選択できますが、質量がやや重くなるため、個人的にはあまりおすすめしません。

店頭向けdynabook Gの比較
  G8 G7 G6 G5
OS Windows 10 Home
CPU Core i7 Core i5 Core i3
PCIe SSD 512GB 256GB 128GB
メモリ 8GB 4GB 4GB
質量 約859g W:約799g
B:約779g
約779g
バッテリー L(42Wh) S(21Wh)
顔認証センサー ×
Office Microsoft Office H & B 2019
※ W:パールホワイト、B:オニキスブルー

 

次に、Webオリジナルモデルのdynabook GZの比較です。Windows 10 Proを選択できるのが特徴で、ストレージやメモリも大容量のものを選択できます。また、Officeが搭載されているモデルと搭載されていないモデルがあります。個人で使うなら、dynabook GZ63/JのCore i5、FHD、バッテリーLのモデルがおすすめです。

Webオリジナルモデルのdynabook GZの比較
  GZ83
/J
GZ83
/M
GZ73
/J
GZ73
/M
GZ63
/J
GZ63
/M
OS Home Pro Home Pro Home Pro
液晶 FHD FHD / HD
CPU Core i7 Core i5
Core i3
PCIe SSD 1TB
512GB
256GB
メモリ 16GB 8GB
質量 W:約879g
B:約859g
約859g FHD,B,21Wh:約779g
FHD,B,42Wh:約859g
FHD,W,42Wh:約879g
HD,B,42Wh:約939g
バッテリー L(42Wh) S(21Wh)
L(42Wh)
顔認証
センサー
バッテリーS:×
バッテリーL:
※ W:パールホワイト、B:オニキスブルー

 

dynabook GZ63/JおよびGZ63/Mは、バッテリー Sが搭載される場合とLが搭載される場合がありますが、カスタマイズ画面では、下図のようにバッテリーの選択項目がありません。仕様表と照らし合わせて確認したところ、「顔認証あり」を選択すればバッテリー L、「顔認証なし」を選択すればバッテリー Sが搭載されるようです。購入の際はご注意下さい。

dynabook GZ63購入時の注意点

 

ライバル機種との比較

dynabook G(GZ)のライバル機種には、軽量モデルの富士通 LIFEBOOK WU2/C3が挙げられます。

下表の通り、スペック面を見ると、LIFEBOOK WU2/C3のほうが、質量、バッテリー容量など全体的に優れています。

ただ、価格については、dynabook G(GZ)のほうがやや安くなっています。また、容量の大きいバッテリーを搭載したモデルを比較すると、dynabook G(GZ)は859gとなっているのに対し、LIFEBOOK WU2/C3は915gとなっています。バッテリー容量が異なるのでフェアでありませんが、dynabook G(GZ)のほうが軽量です。

さらに、表には書いていませんが、7.5W以上のスマホ用USB-PDアダプターで充電できる点も、dynabook G(GZ)の魅力だと思います。

ライバル機種との比較
  dynabook G(GZ) 富士通
LIFEBOOK WU2/C3
画像
CPU Core i7-8550U
Core i5-8250U
Core i3-8130U
(Kaby Lake R)
Core i7-8565U
Core i5-8265U
Core i3-8145U
Whiskey Lake-U
ストレージ PCIe SSD SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型 HD / FHD 13.3型 FHD
液晶種類 HD:非光沢
FHD:IGZO 非光沢
IPS 非光沢
IPS 非光沢 タッチ
主な
インター
フェース
USB-C
USB 3.0 x2
HDMI
LAN
micro SD
USB-C x2
USB 3.0 x2
HDMI
LAN
SDカード
バッテリー 21Wh
42Wh
25Wh
50Wh
質量 21Wh:約779g~
42Wh:約859g~
25Wh:約698g~
50Wh:約915g~
LTE 非対応 非対応
サイズ[mm] [幅] 308.8
[奥行] 211.6
[高さ] 17.9
[幅] 309
[奥行] 212
[高さ] 15.5
価格の比較
  dynabook G(GZ83/M) 富士通
LIFEBOOK WU2/C3
CPU Core i7-8550U
Core i7-8565U
OS Windows 10 Pro
メモリ 16GB
SSD 512GB PCIe SSD
Office なし
価格[税込] 184,464円 202,189円
※価格は2019年2月7日時点
※富士通のPCの価格は当サイト限定クーポン適用時
※富士通のPCのバッテリーは50Whを選択

 

加えて、dynabook G(GZ)のLANポートは固定式となっています。LIFEBOOK WU2/C3は引き出し式で、LANケーブルを挿したまま誤ってPCを持ち上げようとすると、引き出し式の部分が壊れてしまうのではないかと不安になります。一方、dynabook G(GZ)のLANポートはそのような心配がありません。有線LANを使うことが多い方は、dynabook G(GZ)のほうが安心かもしれません。

LANポートの違い

 

各用途の快適度

dynabook G(GZ)の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧、動画鑑賞、 Office作業 スペックは十分で、画面も見やすくWeb閲覧やOffice作業などしやすいです。動画も見やすいですが、スピーカー音はイマイチです。
RAW現像・画像編集 同等構成のPCに比べて、ややCPUのベンチマークスコアが良くないですが、編集作業自体は問題なくできるでしょう。液晶の色域も高めです。
動画編集 家庭で行う簡単な編集なら大丈夫かもしれませんが、エフェクトや色補正などをたくさん行う場合、スペック不足でしょう。
ゲーム 外部GPUを搭載していないため、ゲーム向きではないです。ただ、2Dゲームや、古い軽めのゲームならできると思います。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

前述しましたが、dynabook G(GZ)の液晶パネルには、SHARPのIGZOパネルが採用されています。従来のモデルと比較すると、軽く、消費電力も抑えられています。

IGZOパネルの効果

 

なお、型番は「LQ133M1JW41」となっていました。

型番は「LQ133M1JW41」

 

液晶のベゼルは、左右は狭くなっていますが、上下はそれほどでもありません。

左右のベゼルは狭い

 

HD(1366x768)液晶とFHD(1920x1080)液晶を選択できますが、今回はFHD液晶の特性について解説します。

最大輝度は、当サイトの計測で、392cd/m2と、高めの最大輝度です。

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色もほぼ揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域は広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率が97.7%、sRGB比が99.8%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはほぼ感じません。

画面拡大

 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

 

フリッカーも発生せず、見やすい液晶だと思います。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

dynabook G(GZ)のキーボードは、キートップがやや湾曲しており指のフィット感が良くなっています。

横方向のキーピッチも、約19mmと十分な数値を確保しています。ただし、縦方向のキーピッチは実測で約16.5mmとなっておりやや狭いです。19x19mmのキーボードで慣れている方は、最初は窮屈に感じるかもしれません。

キーストロークは、メーカー仕様では、約1.5mmとのことです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

また、半角/全角キーや、Enterキーの左隣のキーの横幅がやや狭くなっており、これらのキーは、ややブラインドタッチしにくいです。

小さめのキー

 

随所にリブ補強をすることで、堅牢性を上げると共に、他社製品よりもたわみが少なくなっており、タイピングしやすくなる工夫がされています。

リブ補強
たわみが他社より少ない

 

タッチパッドは操作しやすいです。タッチパッド一体型のクリックボタンも軽めの力で押すことができます。

タッチパッド

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

dynabook G(GZ)は、第8世代Coreプロセッサーを搭載しています。

第8世代Coreプロセッサーの中でも、最新のWhiskey Lakeではなく、Kaby Lake Rとなっていますが、特別処理が劣ることはありません。

今回、Core i7-8550UのCPUを搭載していますが、当サイトの計測では、他の同CPUを搭載したノートPCよりベンチマークスコアが低めでした。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-8750H 1100
Core i5-8300H 830
Core i7-8565U 602
Core i7-8550U 580
同上
[レビュー機で計測]
480
Core i5-8265U 542
Core i5-8250U 536
Core i3-8145U 340
Core i3-8130U 313
Celeron N4100 229
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

CPU使用率が100%になる負荷をかけたときの安定時のCPUクロックを見ると、約1.9GHzで推移しており、他のPCと比べるとやや低めです。ただし、その分、CPU温度は60℃台と低めに推移しており、安心して使えますし、極端にCPUクロックが低いわけでもありません。大きな負荷のかかる作業をする方は別ですが、一般的ユーザーはモバイルノートPCで、高い負荷をかけることはあまりないと思われるため、それほど気にしなくても大丈夫でしょう。


エンコード時のCPUクロック

 

グラフィックス

CPU内蔵のIntel UHD グラフィックス 620であるため、性能は高くありません。動画鑑賞程度の負荷なら全く問題ないです。ただし、ゲームをしたり動画編集をしたりする場合はスペック不足です。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
GTX 1050Ti 2310
GTX 1050 1787
GeForce MX 150 1074
Radeon RX 550 870
Intel UHD 620
[レビュー機で計測]
345
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、PCIe SSDを搭載しており、OSの起動などが高速で、快適に使えます。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
PCIe SSD
[レビュー機で計測]
1630
SATA SSD 550
HDD 170
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

レビュー機で計測したベンチマーク

以下、レビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。いずれのベンチマークスコアも、同じCPUを搭載した他のノートパソコンよりも、やや低めのベンチマークスコアです。

CINEBENCH R15
Core i7-8550U
PassMark Performance Test 9.0
Core i7-8550U
3DMark
インテル UHD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works によるエンコード時間
  TMPGEnc
VMW 7
TMPGEnc
VMW 6
x265でエンコード (※1) 36分55秒 34分12秒
QSVでエンコード (※2) 3分52秒 4分9秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 Intel CPU内蔵のハードウェアエンコーダー(Intel Media SDK)
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark 6(SSD)
512GB PCIe SSD

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。  

micro SDカードのみ対応しています。挿入後、ほんのわずかに出っ張りますが、カバンに入れているときに勝手に出てくる可能性は低いと思います。


SDカード挿入後の画像

 

SDカードリーダー/ライターの速度は普通です。

CrystalDiskMark 6(SDカード)
最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定

 

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、純正品以外の充電器やドックが使えるか試した結果を、下表に掲載します。

Thunderboltに対応していないので、Thunderboltドックは充電しかできませんでした。また、5V充電器にも対応していません。

ただ、前述しましたが、定格7.5W以上のPD充電器には対応しており、今回18WのPD充電器を試しましたが、使用することができました。

なお、純正品以外の機器で充電し故障しても、当サイトでは責任を負えませんのでご注意下さい。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
有線LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
cheero 充電器(18W)
5V充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A) ×
AUKEY 充電器(5V/2.4A) ×
その他 DP-HDMIケーブルで外部モニター接続
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

 

質量のチェック

dynabook G(GZ)の質量を、他の13.3型モバイルノートと比較します。

dynabook G(GZ)は、ライバル機種と比べても非常に軽い部類に入ります。42WhのバッテリーLを搭載しても十分軽量です。

13.3型モバイルノートの質量
LIFEBOOK WU2/C3 約698g
dynabook GZ(21Wh) 約779g
LAVIE Direct HZ (i5) 約831g
dynabook GZ(42Wh) 約859g
LIFEBOOK WU2/C3(50Wh) 約915g
Yoga S730 約1100g
HP Spectre 13 約1110g
XPS 13 (9380) 約1230g
Inspiron 13 7000 約1330g

 

今回のレビュー機は42Whのバッテリーを搭載していますが、当サイトで計測した質量は次の通りで、メーカー公表値よりも、さらに少し軽くなっています。また、ACアダプターも、他のモバイルノートPCに比べて軽いです。

質量の計測結果

 

バッテリー駆動時間のチェック

dynabook G(GZ)のバッテリー駆動時間を、他の13.3型モバイルノートと比較します。

42Wh(バッテリーL)を搭載したモデルであれば、他機種と同等程度のバッテリー容量ですが、21Wh(バッテリーS)を搭載したモデルは、かなり容量が少ないことが分かります。

個人的には、21Whではバッテリー容量が少なすぎると感じるため、できるだけ42Whのモデルを購入することをおすすめします。

13.3型モバイルノートの搭載バッテリー
XPS 13 (9380) 52Wh
LIFEBOOK WU2/C3 50Wh
HP Spectre 13 43.7Wh
LAVIE Direct HZ 42Wh
dynabook GZ 42Wh
Yoga S730 42Wh
Inspiron 13 7000 38Wh
LIFEBOOK WU2/C3 25Wh
dynabook GZ 21Wh

 

バッテリー駆動時間は次のようになっています。(1)はメーカー公表値で、(2)と(3)は、当サイトによる計測値となります。IGZOパネルの効果なのか、同じ42Whのバッテリーを搭載した他社のノートパソコンよりも長い駆動時間です。CPUクロックがやや低めに推移する影響もあると思います。

バッテリー駆動時間
  21Wh 42Wh
(1) JEITA2.0測定方法 ※1 約9.5時間 約19時間
(2) 動画再生時 ※2 8時間08分
(3) PCMark 8 Work テスト ※3 7時間13分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 メーカー公表値
※2 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

急速充電に対応しており、メーカーの公表値では、充電開始30分で約40%以上の充電を行うことができます。

なお、上でも掲載しましたが、当サイトで計測した充電時間は次の通りです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
74%(約31Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。それ以外の状態の動作音も、他のモバイルノートと比較して低めだと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。エンコード時の温度の詳細は、次に説明します。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。ターボブースト後、2分間くらい70℃台で推移しますが、その後クロックダウンし、60℃台まで下がります。温度は低めですが、その分処理時間はやや遅いです。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

排気口周りはやや熱くなりますが、タイピングしているときはそれほど気になりません。裏面は上部がやや熱いので膝の上に置いて作業をするときはご注意下さい。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時の消費電力が低くなっています。IGZOパネルの効果なのかなと思います。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

dynabook G(GZ)の外観写真を掲載します。

カラーラインナップは、オニキスブルーとパールホワイトの2種類です。前述しましたが、パールホワイトは質量が重くなるため、個人的にはオニキスブルーがおすすめです。

 

ボディ素材には、マグネシウムアルミニウム(MgAl)合金が採用されています。天板と底面は、衝撃に強く壊れにくいMgAlプレス品を採用し、パームレスト面については、リブによる補強などの構造追加が容易なMgAlダイカストを採用しています。

 

以下は、オニキスブルーの外観画像です。光が当たる角度にもよりますが、ややブラックに近い色です。

 

天板は、ヘアライン加工も施されています。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

排気口の部分の画像です。

 

スピーカーは底面に配置されています。最大音量は大きいですが、音質はそれほど良くなく、勝手に点数をつけると、10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

液晶が傾く最大の角度です。

 

インターフェースは、次の通りです。前述した通り、ポートの種類は豊富です。ただ、SDカードスロットが、micro SDのみ対応ですのでご注意下さい。

 

底面はフラットになっています。

 

内部画像

底面カバーを空けたときの画像です。

 

メモリは、1つはオンボードですが、1つは換装・増設可能となっています。

 

スピーカーはONKYO製です。

 

基板部分の画像です。

 

基板の裏面にM.2 SSDが配置されています。自分で換装するには難しい位置にあるので、ストレージはできるだけ大容量のものを搭載したほうがいいと思います。

 

顔認証対応HDカメラのパーツの画像です。

 

底面の吸気口は、あえてCPUファンの真下に付けず、離しているそうです。これは、排気の熱が、LCDへ当たって跳ね返り、その暖かい熱を再び吸気してしまうことを防ぐためとのことです。さらに、吸気された空気がメモリの上を通ることで、メモリを冷やせるという効果も出ます。

 

ACアダプター

ACアダプターは45Wで、小型で持ち運びにも便利です。

 

まとめ

以上が、dynabook G(GZ)のレビューです。

富士通、NECと、1kgを大きく切るモバイルノートパソコンを販売してきましたが、ついにdynabookも1kgを切ってきました。非常に軽く、持ち運びに便利です。

dynabook G(GZ)は、バッテリーSを搭載したモデルと、バッテリーLを搭載したモデルがあり、バッテリー容量は2倍も異なります。個人的には、容量の多いバッテリー Lを搭載しつつも、859gしかないモデルが、モバイルノートとしてのバランスが良くおすすめです。

IGZOパネルを搭載している影響なのか、同じバッテリー容量を搭載している他社ノートPCよりも、バッテリー駆動時間が長くなっています。

インターフェースも豊富で、堅牢性が高く、有線LANが固定式になっている点も魅力です。

また、スマホ用USB-PDアダプターで充電できる点も嬉しいです。

ただし、LTEに対応していない点や、CPUがWhiskey Lake-Uではない点がやや残念です。

 

詳細・購入はこちら

 

 

関連ページ