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LAVIE Direct HZ(Hybrid ZERO) 2018年モデルの実機レビュー
CPU | Core i7-8550U Core i5-8250U Core i3-7020U |
---|---|
メモリ | 4GB / 8GB |
ストレージ | SATA / PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | フルHD IPS 非光沢 |
質量 | Core i5,i7:約831g Core i3:約769g |
バッテリー | Core i5,i7:約10.8時間 Core i3:約7.0時間 |
LTE | 非対応 |
価格 | 13万円台(税別)~ |
世界最軽量の13.3型2 in 1 PC
LAVIE Direct HZ(2018年秋冬モデル)は、「13.3型の2 in 1 PCとしては世界最軽量」のノートパソコンで、2 in 1なのにとにかく軽い点が特徴です。
2 in 1 PCは、変形するためのギミックや、タッチパネルを搭載するためやや重くなる傾向がありますが、本製品は軽いためタブレット形状でも使いやすいでしょう。
また、タッチパネルなのに非光沢液晶となっており、映り込みが少なくOffice作業などもしやすいでしょう。
CPUが第8世代Coreとなり、旧機種と比べて処理性能も大きく向上しています。
ただし、USB Type-Cポートが無い、スピーカー音が悪いというのがウィークポイントです。
なお、2 in 1 PCですが、アクティブペンには対応していません。
レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i5-8250U、8GBメモリ、256GB SATA SSD
目次
お忙しい方は、「LAVIE Direct HZの特徴」のみお読みください。
LAVIE Direct HZ(2018年秋冬モデル)の特徴
13.3型液晶搭載 2 in 1 PCとして世界最軽量
LAVIE Direct HZは、「13.3型液晶搭載の2 in 1 PC」というやや限定されたカテゴリではありますが、従来モデルのLAVIE Direct HZ(2017年春モデル)と同様に世界最軽量となっています。Core i3搭載モデルだと約769g、Core i7/Core i5搭載モデルでも約831gと、非常に軽いです。
ちなみに、2 in 1 PCに限定しないで、13.3型液晶のノートPCで最も軽量なのは、富士通のLIFEBOOK UH75(約748g)です。
こんなに軽くても2 in 1 PC
LAVIE Direct HZは、通常のラップトップ形状ではなく、360度回転するヒンジを備えた、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。タブレット形状など、使用環境に合わせて変形できます。軽いPCなので、タブレット形状でも片手で支えて使用できるでしょう。ただし、アクティブペンには非対応です。
LAVIE Direct HZは、「スマートベゼル」という機能も搭載しており、タブレット形状時に、画面の周囲にタッチで動作しないスペースを作り、手で持った時に誤操作しないようになっています。
少し気になったのは、タブレット形状以外は、画面が自動回転しないことです。たとえば、下図のようなテント型にしたときに、上下が反対になってしまいます。
タッチパネルの液晶は表面が光沢であることが多いですが、LAVIE Direct HZは、珍しく非光沢液晶になっています。文書作成ソフトや、表計算ソフトなどを使うときに便利だと思います。
狭額ベゼルのIPS液晶ディスプレイ
LAVIE Direct HZは、フルHDのIPS液晶を搭載しています。ディスプレイのベゼルは3辺の幅が狭い、狭額ベゼルとなっています。最近の主流の作りで、見た目もすっきりしており、コンパクト化にも役立っています。ただし、下部のベゼルは結構幅があります。
メモリはオンボードで換装不可
LAVIE Direct HZのメモリはオンボードメモリとなっているため、後からメモリを増設したり、換装したりすることができません。
なお、Core i3モデルはメモリ4GBしか選択できません。長く快適に使用したいならば、4GBのメモリではやや心もとないので、8GBのメモリを選択できるCore i5モデル以上をおすすめします。
ストレージは1TBまで選択可能
LAVIE Direct HZのストレージはSSDです。起動も速く、振動や衝撃に強いため、モバイルPCに適しています。
このSSDのストレージ容量は、128GBから1TBまでの間で選択できます。最大容量が1TBに増えたので、大容量のストレージを必要とする方にも対応できるようになりました。
ちなみに、大容量になると価格が驚くほど高くなることが多いのですが、下の画面のようにキャンペーンの時には、大容量SSDが大幅に安く購入できます。この価格であれば、1TBにしてしまおうかなと思ってしまいます。大容量を必要とする方は、このようなキャンペーンとタイミングが合えば、かなりお得です。
USB Type-Cポートは無し
最近のモバイルノートPCはUSB Type-Cポートが増えています。USB Type-Cのポートがあれば、他社製の充電器をカバンに入れておき、外出先で充電するようなことができます。ドックなども使え、モバイルPCにこのポートがあると非常に便利です。
しかし、LAVIE Direct HZはUSB Type-Cポートを備えていません。モバイルPCとしてはちょっと残念です。
キーボード配列は普通だが、バックライトは無し
LAVIE Direct HZは、キーボードバックライトを搭載していません。ライターさんなどは、照明が消された会場でタイピングしなければならないことがありますが、そんなときにやや不便です。
カスタマイズモデルとカタログモデルの比較
本製品には、カスタマイズモデルと、カタログモデルがあります。それぞれのモデルを比較したのが下表です。
カタログモデルは、Core i3搭載モデルはありません。また、SSDの容量の選択肢もないため、例えば、Core i5に512GBのSSDといった構成は選択できません。さらに、カタログモデルにはMicrosoft Office Home & Business 2016が必ず付属しています。
少しでも安く買いたい方、Core i3モデルを希望の方、ストレージ容量を調整したい方、Office不要な方は、カスタマイズモデルを選択するとよいでしょう。カスタマイズモデルというと高いイメージがあるかもしれませんが、そんなこともなく、構成やタイミングによってはカタログモデルよりも安いこともあります。
カスタマイズモデル | カタログモデル | ||||
LAVIE Direct HZ | LAVIE HZ750 |
LAVIE HZ550 |
LAVIE HZ500 |
||
CPU | Core i7-8550U Core i5-8250U |
Core i3-7020U | Core i7-8550U | Core i5-8250U | |
SSD | 128GB~1TB | 128GB~256GB | 512GB | 256GB | 128GB |
メモリ | 8GB ※1 |
4GB | 8GB | 4GB | |
その他 | Office 選択可 | Office Home & Business 2016 | |||
価格 [税別] |
157,800円~ ※2 |
154,800円~ ※2 |
209,800円 ※3 |
189,800円 ※3 |
169,800円 ※3 |
※2 クーポン利用でさらに10%OFF(キャンペーン時)
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旧モデルとの比較
下記の表で新旧モデルのスペックを掲載します。
メモリ、液晶、サイズ、質量に変化はありません。
旧モデルからの最大の変化は、上位モデルのCPUが第7世代プロセッサーから第8世代プロセッサーへとアップしたことです。その他は、ストレージとして最大1TBのSSDを選択できるようになりました。また、ムーンシルバーの代わりにインディゴブルーが登場しました。
新モデルは、従来の超軽量という特徴はそのままで、CPUの処理能力が上がったマイナーチェンジといった印象です。
[本製品] LAVIE Direct HZ 2018年秋冬モデル |
[旧機種] LAVIE Direct HZ 2017年春モデル |
|
画像 | ||
カラー | メテオグレー フレアゴールド インディゴブルー |
メテオグレー フレアゴールド ムーンシルバー |
CPU | Core i7-8550U Core i5-8250U Core i3-7020U |
Core i7-7500U Core i5-7200U Core i3-7100U Celeron 3865U |
SSD | 128GB~1TB | 128GB~512GB |
メモリ | 4GB / 8GB | |
液晶 | 13.3型 フルHD IPS 非光沢 | |
質量 | 約769g~ | |
サイズ | 305x205x16.9 | |
バッテリー | i5,i7:約10.8時間 i3:約7.0時間 |
i5,i7:約10.0時間 i3,Celeron:約6.5時間 |
ライバル機種との比較
最後に、2 in 1 PCのライバル機種である東芝のdynabook VZシリーズとの比較を行いました。
まず、ボディサイズに大きな差はありませんが、LAVIE Direct HZはワンサイズ上の液晶を搭載しており、大きなアドバンテージになっています。質量もLAVIE Direct HZのほうががはるかに軽いですが、その分、バッテリー駆動時間はdynabook VZシリーズより短いです。
アクティブペンには、dynabook VZシリーズのみ対応しています。ペンが必須であればこちら一択となります。
[本製品] LAVIE Direct HZ 2018年秋冬モデル |
dynabook VZ シリーズ |
|
画像 | ||
CPU | Core i7-8550U Core i5-8250U Core i3-7020U |
Core i7-8550U Core i5-8250U |
SSD | 128GB~1TB | 256GB~1TB |
メモリ | 4GB / 8GB | 8GB / 16GB |
液晶 | 13.3型 FHD IPS 非光沢 |
12.5型 FHD IPS 非光沢 |
質量 | i5,i7:約831g i3:約769g |
約1.099kg |
サイズ[mm] | 305x205x16.9 |
299x219x15.4 |
バッテリー | i5,i7:約10.8時間 i3:約7.0時間 |
約16.5時間 |
アクティブペン | 非対応 | 対応 |
価格[税別] | Core i5モデル 13万円台~ |
Core i5モデル 12万円台~ |
筆者おすすめの構成
色々モデルがあるので、どれがいいか迷うことと思います。以下に筆者おすすめの構成を掲載するので、参考にして下さい。
筆者おすすめの構成
【LAVIE Direct HZ(カスタマイズモデル)】
Core i5-8250U、8GBメモリ、256GB SSD、あんしん保証サービスパック5年版
CPUは、Core i3ではスペック不足になる可能性があるので、Core i5かi7がいいと思いますが、Core i5でもCore i7でも大きな性能差はないので、基本的にはCore i5でいいと思います。ストレージは256GB SSDにしていますが、SSDのキャンペーンをやっているときは、お得な512GB SSDでもいいと思います。また、NECは天災、不注意による破損の保証が安く、さらに現在フェアをやっており安くなっているので、あんしん保証サービスパック5年版も付けました。
各用途の快適度
LAVIE Direct HZの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧、 Office作業(資料作成) | ◎ | スペックは十分で、液晶も見やすいので、Web閲覧や、Office作業は快適でしょう。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | 〇 | 液晶が綺麗なので映像は見やすいです。ただし、スピーカーがイマイチなので聴きづらいです。ヘッドホンの着用を推奨します。 |
RAW現像・画像編集 | 〇 | CPUやストレージ性能はまずまずで、液晶の色域もまずまずなので、ライトに使うなら問題ないと思います。ただ、プロが何百枚ものRAWデーターを現像したりするには、ややスペックです。 |
動画編集 | △ | ソフトにもよりますが、外部グラフィックスを搭載していないので、スペック不足なケースが多いです。初心者向けソフトなら軽いので大丈夫かと思います。 |
ゲーム | △ | 外部グラフィックスを搭載していないため、基本的にゲームには向いていません。ただ、CPU内蔵グラフィックスでもできるゲームはあるので、全くできないこともないです。 |
液晶ディスプレイのチェック
LAVIE Direct HZの液晶ディスプレイのチェックです。
最大輝度は、244cd/m2と、モバイルノートPCとしてはそれほど高くありません。
視野角は広いです。
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや逆S字のカーブを描いているので、実際の表示はS字になり、メリハリのある発色になっていることが分かります。
色域はノートパソコンとしてはやや広いです。
画素形状です。ギラつきはほとんど気になりません。
非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーピッチ18mm、キーストローク1.2mmの静音キーボードを備えています。キーストロークがやや浅い点が気になりますが、普通に打てるとは思います。
キー配列も標準的で、特にくせはありません。ただ、「半角/全角」キーが小さいのはやや気になります。
また、キーボードバックライトが搭載されていません。
タッチパッド用のクリックボタンは独立していて押しやすいですが、タッチパッドの面積が狭いです。もう少し広ければ良かったです。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPU
第8世代のCore i7-8550U、Core i5-8250Uが、現在スタンダードなCPUで、このCPUを選択すれば多くの処理が快適です。
Core i3-7020Uは、大分性能が落ちますが、Web閲覧やOffice作業くらいであれば問題ないと思います。ただし、このCPUを搭載したモデルはメモリが4GBしか選択できないのが難点です。
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
グラフィックス
外部グラフィックスは搭載してないため、ゲームや動画編集、3D CG制作などには不向きですが、それ以外の一般的なユーザーが行うような用途なら問題ないと思います。
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です
ストレージ
ストレージは、SATA SSDまたはPCIe-NVMe SSDを選択可能です。512GBと1TBのみPCIe-NVMe SSDとなります。
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です
レビュー機で計測したベンチマーク
以下、レビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。CINEBENCHのCPUスコアはやや低めでしたが、PassmarkのCPUスコアは普通で、サーマルスロットリングも起こっていなかったので、問題ないでしょう。
Core i5-8250U Intel UHD 620 |
|
x265でエンコード (※1) | 29分41秒 |
NVENCでエンコード (※2) | ― |
QSVでエンコード (※3) | 3分30秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。
フルサイズのSDカードに対応しています。挿入後の出っ張りはほとんどありません。
SDカードリーダー/ライターの速度は比較的速いです。
質量のチェック
LAVIE Direct HZの質量のチェックです。
メーカー公表値では、Core i5とi7のモデルが約831g、Core i3のモデルが約769gとなっています。質量が異なるのはそれぞれのモデルでバッテリー容量が異なるためです。
Core i5モデルの当サイトによる質量の計測値は下図の通りです。PC本体もACアダプターも軽量です。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
モデルによってバッテリー容量が異なりますが、今回、Core i5のモデルを確認したところ、42Whでした。旧モデルは45Whだったので、やや容量が減っています。Core i3モデルは未確認ですが、30Wh前後であると思われます。
当サイトによるバッテリー駆動時間の計測値は下表の通りです。やや短めの駆動時間です。
Core i5-8250U 42Whバッテリー |
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PCMark 8 Home テスト ※1 | 3時間13分 |
PCMark 8 Work テスト ※2 | 4時間22分 |
動画再生時 ※3 | 6時間37分 |
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
動作音は静かです。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時の温度がやや高めですが、他の処理は問題ない温度です。
エンコード時の温度の詳細
下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃前後で推移しており、やや高めですが、サーマルスロットリングは発生していません。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
エンコード時の裏面の温度は高めですが、それ以外は問題ないでしょう。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
やや低めの消費電力です。
外観のチェック
LAVIE Direct HZの外観写真を掲載します。
ボディにはマグネシウム-リチウム合金を採用しています。MacBookやXPS 13のように叩いてもねじっても曲がらない"硬い"ボディというより、押すと少し凹み、ねじると少し曲がる柔らかいボディです。ただし、150kgfの面加圧などのテストはしており、十分な堅牢性はあります。
メテオグレー、インディゴブルー、フレアゴールドのカラーラインナップですが、今回はメテオグレーの外観写真を掲載します(新色のインディゴブルーを買ったつもりでいたのですが、間違ってメテオグレーを買ってしまいました)。ただ、メテオグレーは、ブラックに近い色で、多くの方に合うカラーだと思います。
ボディはマットな素材で、指紋も目立ちにくく実用性も高いです。
天板は、レッツノートのように凹凸が無くシンプルです。
LAVIE Direct HZのスピーカーは、あまり音が良くありません。勝手に点数をつけると、10点満点で3点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
ヒンジが下図のように回転し、液晶が360度回転できるようになっています。
液晶を回転し、タブレット形状にしたときの画像です。
インターフェースは、HDMI、USB 3.0、SDカードスロットを備えていますが、USB Type-Cポートがありません。
底面は、ゴム足以外の出っ張りはなくスッキリしています。
底面カバーを外したときの画像です。外すネジの本数は多いですが、爪のひっかかりがほぼ無く、簡単にカバーを外すことができます。メモリはオンボードで換装はできません。
M.2 SSDは換装できそうです。
CPUのヒートパイプは軽量化のため1本です。
Core i5のモデルのバッテリー容量は42Whでした。
底面カバーの内側です。
ACアダプターは小型ですが、電源コネクタは専用の形状です。
まとめ
以上が、LAVIE Direct HZ(2018年秋冬モデル)のレビューです。
2 in 1 PCなのに、非常に軽い点が特徴で、持ち運びが楽です。このくらい軽いと、使うかどうか分からないときでも、とりあえずバッグに入れて外出することができるでしょう。タブレット形状でも、片手で持って使うことができます。タッチパネル液晶なのに、非光沢で、仕事もしやすいです。
フルサイズのSDカードやHDMIポートがあるのはいいと思いますが、USB Type-Cを搭載しておらず、一昔前のインターフェースといった感じがします。新機種なので、USB Type-Cは搭載して欲しかったです。また、スピーカーももう少し改善が欲しかったです。
せっかくの2 in 1 PCなので、アクティブペンに対応していれば、もっと利用シーンが広がったのになと思います。
メモリはオンボードで後から換装することができません。高価格帯のPCなので、後悔のないようになるべく8GBのメモリを搭載することをおすすめします。
詳細・購入はこちら
LAVIE Direct HZ(2018年秋冬モデル)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
モバイルノートパソコンの比較ページ。ThinkPadやレッツノートなどの人気の製品や、液晶サイズ別に製品を掲載しています。
パソコンに必須のセキュリティソフトの比較ページ。セキュリティソフトの選び方や、比較一覧表、用途ごとのおすすめ製品などを掲載。