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dynabook VZ/HPの実機レビュー
CPU | Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | FHD IGZO 非光沢 |
質量 | 約979g |
バッテリー | 約24.0時間 |
価格[税込] | 13万円台~ |
dynabook VZ/HPは、約979gと非常に軽い、13.3型の2 in 1 PCです。
自由なスタイルで使用できるコンバーチブル型ボディで、Wacom製のアクティブペンも付属しています。さらに、非光沢のタッチ液晶である点も面白いです。
国内ではメジャーな「Dynabook」ブランドということで、安心感がありながらも、価格はそれほど高くありません。
※一般価格と会員価格が全然異なるため、価格を確認するときは、SHARPのココロメンバーの会員になってから確認するといいでしょう。なお、会員には無料で入会できます。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-1165G7、16GBメモリ、512GB PCIe SSD
このページをご覧の方だけに
当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、パソコンが割引価格で購入できます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。
目次
お忙しい方は、「dynabook VZ/HPの特徴」のみお読みください。
dynabook VZ/HPの特徴
1kgを切るコンバーチブル型モバイルPC
dynabook VZ/HPは、質量が1kgを切る非常に軽いコンバーチブル型モバイルPCです。
下のグラフでは、13.3型モバイルノートPCの質量を比較していますが、コンバーチブル型PCは、強度の高いヒンジやボディ、タッチパネルといった要素のため、ラップトップ形状のノートPCよりも重くなる傾向があります。その中で、dynabook VZ/HPは、コンバーチブル型モバイルPCとして、かなり軽い機種であることが分かります。
比較した中では、富士通のLIFEBOOK WU3/E2が約868gで最軽量のコンバーチブル型モバイルPCとなりますが、LIFEBOOK WU3/E2の大容量バッテリー搭載モデルと比較すると、dynabook VZ/HPの方が軽いです。外出先でもしっかり使用できる、バランスのよい構成に限定すると、約979gという質量のdynabook VZ/HPは、同サイズのコンバーチブル型モバイルPCで実質最軽量の機種と言えるでしょう。
※いずれも最小質量となります。構成によってはこれより重くなることもあります
質量がとても軽く、持ち運びやすいだけでなく、下の画像のように自在に変形できるボディなので、場所を選ばずに使うことができます。使い勝手のいいモバイルPCとして、非常におすすめの機種です。
見やすいIGZO液晶を搭載
dynabook VZ/HPは、液晶にIGZOパネルを採用しています。このIGZO液晶は、色鮮やかな表示が可能で、省電力性にも優れています。
実測でも、sRGBカバー率98.5%と広めの色域でした。ウェブコンテンツなどの作成にも使うことができますし、一般ユーザーもこのくらいの色域があったほうが見やすいです。
非光沢のタッチパネル
dynabook VZ/HPは、タッチでの操作が可能なタッチパネル付きです。
タブレット形状の時はもちろんですが、ラップトップ形状で使用するときでも、指での直感的な操作ができ、便利です。
また、タッチパネルを搭載したコンバーチブル型PCは、光沢液晶の場合が多いですが、dynabook VZ/HPは、非光沢液晶となっています。そのため、映り込みが少なく、外でも使いやすいですし、長時間使用する場合でも、目が疲れにくいです。
Wacom製アクティブペンを同梱
dynabook VZ/HPには、下の画像のようなWacom製のアクティブペンが付属しています。
単4電池で動作し、4,096段階の筆圧感知に対応しています。対応したアプリを使用すると、筆圧により線の太さや濃淡を調整することができるので、ちょっと本格的に繊細な描画を行うこともできます。
絵に関しては素人ですが、実際に使用してみたところ、割と書きやすかったです。ただ、特性上仕方がありませんが、ジッターは発生します。
アクティブペンがあれば、商談相手にパソコンの画面を見せながら説明するような場面でも、指よりもスマートに操作できるでしょう。
高めのグラフィックス性能
dynabook VZ/HPは、LPDDR4X-4266 デュアルチャネルメモリを搭載しており、Intel Iris Xeのグラフィックス性能を十分に引き出すことができています。CPU内蔵グラフィックスとしては、高めの性能です。
Adobe Premiere Pro CCによるFHD動画の書き出し時間を、Core i7-1165G7を搭載した別機種と比較してみると、本製品のほうが短い時間でした。
約800万画素のリアカメラを搭載
dynabook VZ/HPは、下の画像のように、キーボード面にもカメラを備えています。これは、タブレット形状で使用する時に背面に位置するリアカメラとなります。
フロントカメラは、一般的なノートPCと同程度の約92万画素ですが、このリアカメラは約800万画素と画素数が高く、精細な写真や4K動画の撮影が可能です。実際に画質を比較してみましたが、違いは一目瞭然です。リアカメラの方が精細で、明るく、画像がくっきりしています。
例えば、このリアカメラを活用して、撮影、編集、アップまでをdynabook VZ/HPだけで済ませてしまうこともできます。
各モデル比較
dynabook VZ/HPは、dynabookの中では、自由なスタイルで使用できる 5 in 1 プレミアムPenノートPCという位置づけとなっています。Webオリジナルモデルでは「VZシリーズ」に属しており、店頭向けだと「Vシリーズ」が同等機種となります。
以下では、各モデルを簡単に比較してご紹介します。
店頭向け dynabook Vシリーズ
店頭向けのdynabook Vシリーズには、2つのモデルがあります。
搭載するCPUによって、ストレージ容量や、メモリ容量が決まります。また、キーボードバックライトの色や、ヒンジ部分のカラーリングなど、Webオリジナルモデルのdynabook VZ/HPとは少し異なるところがあります。
Core i5搭載モデルでも、ストレージは512GB欲しい、というような好みの構成を選択したい場合や、Microsoft Officeが付属する必要はないという場合は、Webオリジナルモデルの方がいいです。
V8/P | V6/P | |
Windows | Home | |
液晶 | FHD IGZO | |
CPU | Core i7-1165G7 | Core i5-1135G7 |
PCIe SSD | 512GB | 256GB |
メモリ | 16GB | 8GB |
質量 | 約979g | |
バッテリー | 約24.0時間 | |
Office | Microsoft Office H & B 2019 |
Webオリジナルモデル dynabook VZシリーズ
WebオリジナルモデルのVZシリーズには、下表のように幾つかのモデルがあります。
VZ/HPとVZ/HRは、基本的にWindows 10が、HomeかProかの違いです。それ以外は旧モデルとなり、処理性能だけでなく、液晶サイズや特徴などが異なります。価格優先であれば、旧モデルもいいかもしれませんが、トータルバランスを考えると、dynabook VZ/HPまたはVZ/HRがおすすめです。
おすすめ VZ/HP |
おすすめ VZ/HR |
|
Windows | Home | Pro |
液晶 | FHD IGZO | |
CPU | Core i7-1165G7 Core i5-1135G7 |
|
質量 | 約979g | |
バッテリー | 約24時間 |
VZ82/P | VZ/82J | VZ/62J | |
Windows | Pro | Home | Home |
液晶 | 12.5型 FHD | ||
CPU | i5-8250U | i7-8550U | i5-8250U |
質量 | 約1.059kg | 約1.099kg | |
バッテリー | 約14.5時間 | 約16.5時間 |
やや残念な部分
dynabook VZ/HPは、非常に完成度の高いモバイルPCだと思いますが、LTEに対応していません。最新のCPUを搭載し、軽くて、ロングバッテリー駆動が可能な13.3型コンバーチブル型モバイルPCでLTEにも対応している機種は、現時点ではほとんどないので、LTEも選択できれば、さらに活躍の幅が広がったと思います。
また、dynabook VZ/HPは、顔認証に対応していますが、現在のコロナ禍のように外ではマスクを着用している場合は、顔認証を使用するために毎回マスクを外す必要があります。細かい点ですが、ご時世的にも、指紋認証にも対応していたら、なおよかったです。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分なスペックで、画面も見やすく、快適に操作できます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | これといってオンライン会議に特化した機能はありませんが、無難に使えると思います。 |
動画鑑賞 | ○ | スピーカー音はイマイチですが、ディスプレイの表示が綺麗です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | CPU性能は比較的高く、色域も広めなので、RAW現像や画像編集にも使えるでしょう。ただし、Adobe RGB 100%をカバーするような色域はありません。 |
動画編集 | △~○ | ディスプレイの色域が広めで、LPDDR4X-4266の高速メモリを搭載することでグラフィック性能も高く、簡易的な動画編集ならできます。ただし、本格的な動画編集をするなら、GeForce RTXシリーズなどを搭載した製品がおすすめです。 |
ゲーム | △ | 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、CPU内蔵グラフィックとしては性能が高めであるため、軽めのゲームなら出来るものもあります。 |
ディスプレイのチェック
dynabook VZ/HPのディスプレイのチェックです。
パネルは、SHARPのIGZOパネル「LQ133M1JW47」でした。
色域が比較的広く見やすい画面です。最大輝度は、当サイトの計測では358cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
dynabook VZ/HPのキーボードのチェックです。
仕様値で、キーピッチは横19mm、キーストロークは1.5mmとなっています。縦のキーピッチは、実測で約18mmです。縦方向にはわずかに短いものの、13.3型モバイルPCとしては十分なキーピッチです。
エンターキーの左側など、サイズが小さいキーがいくつかありますが、タイピングしていてもそれほど気になりませんでした。キートップもわずかに湾曲しており、割と打ちやすかったです。キーが底についた時の衝撃も少ないので、指先も疲れにくいと思います。ただ、「全/半」キーのサイズがかなり小さいので、日本語入力とローマ字入力の切り替えを頻繁に行う場合は、押し間違えることがあるかもしれません。
タッチパッドの操作性およびクリックボタンの押しやすさは普通です。
キーボードバックライトも搭載しています。
パフォーマンスのチェック
dynabook VZ/HPのパフォーマンスのチェックです。
今回、Core i7-1165G7を搭載しており、HWiNFOの情報は下のようになっていました。PL1が28Wとなっており、第11世代Coreのパフォーマンスをしっかり発揮できる設定となっています。なお、タブレットスタイルで使用する場合は、28Wでは動作しないようです。処理性能を最大限発揮したい場合は、使用する形状にご注意ください。
CPU
ベンチマークスコアは下の通りです。Core i7-1165G7として標準的なスコアが出ていました。コンパクトなモバイルPCであることを考えると、十分高い処理性能と言えるでしょう。
高負荷作業を行わないのであれば、Core i5-1135G7でも快適に使用できると思います。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
次に、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの電力およびクロックの推移を確認します。CPU電力は約21Wで推移しています。思ったほど高めのCPU温度ではありませんでしたが、CPU温度は70℃台前半くらいに抑えられており、安心して使えます。
- CPU電力
- CPUクロック
- CPU温度
メモリ
LPDDR4X-4266、デュアルチャネル対応のメモリを搭載しており高速です。なお、オンボードメモリなので、メモリの交換・増設は不可となっています。
~メモリ性能の評価 ~
計測を開始するとブルースクリーンになるので計測できませんでした。
:レビュー機で計測したスコア
グラフィックス
グラフィックスは下図の通りです。メモリがLPDDR4X-4266のデュアルチャンネル動作なので、高めのスコアが出ています。エントリークラスの外部グラフィックスであるGeForce MX330も上回っており、CPU内蔵グラフィックスとしては高いグラフィックス性能でした。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
microSDカードスロットを搭載しています。挿入後の出っ張りはありません。アクセス速度は普通です。
その他のベンチマーク
他の機種で計測した数値ではありますが、実際のソフトの処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはありますが、傾向は分かると思います。
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
USB Type-Cポートの動作確認結果は次の通りです。Power Delivery、DisplayPort出力、Thunderbolt 4に対応しており、今回チェックした機器は全て動作しました。Power Deliveryには、18Wの充電器も使えました。持ち歩くときは、小型の充電器をカバンに入れておくと便利だと思います。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ | ○ | ○ | |
PD充電器 ※1 |
61W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― |
45W Lenovoウルトラポータブル | ○ | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― | |
18W cheero充電器 | ○ | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ | ○ | ― |
Philips 258B6QUEB/11 | ○ | ○ | ○ |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
4KテレビへHDMIで接続したときの情報です。4K、60Hz、8ビットで表示できていますが、YCbCr420での出力となっていました。
質量のチェック
dynabook VZ/HPの質量のチェックです。
メーカーサイトでは「約979g」となっています。当サイトの計測値は下表の通りで、仕様値よりもやや軽かったです。コンバーチブル型のモバイルPCとしては非常に軽い質量です。
質量 | |
PC本体 | 944g |
ACアダプター+電源ケーブル | 243g |
バッテリー駆動時間のチェック
dynabook VZ/HPのバッテリー駆動時間のチェックです。
ソフトで確認するとバッテリー容量は約54Whでした。
バッテリー駆動時間は下の通りで普通です。軽めの作業であれば丸一日使用できそうですが、重めの作業になると、駆動時間は短めになります。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 約24.0時間 |
(2) PCMark 10 Modern Office | 11時間38分 |
(3) 動画再生時 | ― |
(4) PCMark 8 Work | 3時間06分 |
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業
当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。普通の充電速度だと思います。
パーツの温度のチェック
CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度を掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
70℃台前半で推移しており、問題ない温度です。
静音性のチェック
dynabook VZ/HPの動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時は静かです。エンコードのような、高い負荷がかかった場合は、一般的なノートPCと同等程度、もしくはやや高めの騒音値です。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。
PC本体の温度は、やや低めです。パームレスト部分もほとんど温度が上がらないため、不快に感じることはないと思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
高負荷時は消費電力が上がりますが、Tiger Lakeプロセッサーとしては、普通の消費電力だと思います。
外観のチェック
dynabook VZ/HPの外観のチェックです。
ボディカラーは、ダークブルーです。落ち着きのあるカラーとデザインなので、仕事用にもパーソナルユースにもどちらにも使用しやすいです。
天板です。
スピーカーは正面側にあります。最大音量が小さく、音質はノートPC基準で採点すると、10点満点で4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
液晶上部に配置されているフロントカメラは、標準的な約92万画素です。ウェブカメラには物理的なシャッターも付いており、シャッターが閉じられていることが目視でも確認でき、安心感があります。また、IRカメラも搭載しており、顔認証にも対応しています。
さらに、キーボード上部には、約800万画素のカメラも搭載しています。タブレット形状で使用するときはリアカメラとなり、より精細な写真や4K動画を撮ることも可能です。
側面のポート類です。USB3.1、USB-C x2(Thunderbolt 4、DisplayPort、Power Delivery対応)、HDMI、microSDカードスロットを備えています。2 in 1 PCとしては、ポート類は豊富です。
閉じた状態と、タブレット形状の外観です。タブレット形状にすると、隙間ができますが、指がかかるので持ちやすくなります。ヒンジ部分はシルバー系のカラーとなっています。
小型のダブルファンによる冷却システムが採用されていますが、サイドにも、背面にも目立った排気口はなく、スッキリしています。
底面です。
ACアダプターは、65Wです。サイズは比較的コンパクトです。
まとめ
以上が、dynabook VZ/HPのレビューです。
重くなりがちなコンバーチブル型の2 in 1 PCにおいて、約979gという1kgを切る軽さが大きな特徴となっている機種です。しかも、最新の第11世代Core、高品質のIGZO液晶、大容量バッテリー、Wacom製アクティブペンが付属、といった非常に隙のない構成もポイントです。
コンパクトな機種ですが、第11世代Coreの処理性能、グラフィックス性能をともに十分引き出すことができていました。
モバイルPCとして、LTEに対応していないのはやや残念ですが、それ以外は目立って欠けたところがほとんど見当たりません。外出先でも、様々な作業を快適に行うことができるでしょう。
なお、コンバーチブル型にこだわらないのであれば、より軽くて安いdynabook GZ/HPという兄弟機種もおすすめです。用途に応じて比較してみるといいと思います。
1kgを切るコンバーチブル型2 in 1 PC
dynabook VZ/HP
特徴
- 約979gと非常に軽いコンバーチブル型2 in 1 PC
- 見やすい非光沢、タッチ対応、IGZO液晶
- Wacom製のアクティブペンが付属
こんなあなたに
- ペンも使用できて、軽いモバイルPCが欲しい方
- 国内で認知度の高いブランド
- 価格13万円台[税込]~
このページをご覧の方だけに
当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、パソコンが割引価格で購入できます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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