dynabook GZ/HPの実機レビュー

更新日:2021年2月17日
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD IGZO 非光沢
質量 約888g~
バッテリー 約24.0時間(53Wh)
価格[税込] 10万円台~
完成度の高いモバイルノートが約10万円~

dynabook GZ/HPは、かなり完成度の高いモバイルノートでありながら、約10万円から購入できる点が魅力の製品です。

ロングバッテリー駆動であるにもかかわらず、質量が実測で858gと非常に軽く、高いモビリティ性能です。

また、見やすいIGZO液晶を搭載し、キーサイズのアップによる使いやすさも向上し、作業もしやすいです。

LTE非対応さえ気にならなければ、かなりおすすめのモバイルノートPCです。

公式サイトはこちら

※一般価格と会員価格が全然異なるため、価格を確認するときは、SHARPのココロメンバーの会員になってから確認するといいでしょう。なお、会員には無料で入会できます。

 

レビュー機は、1台は当サイトの購入品、もう1台はメーカーからの貸出機です。今回は、次の構成でレビューを行っています。

レビュー機の構成

Core i5-1135G7、8GB(4GBx2)メモリ、256GB PCIe SSD

※一部、Core i7-1165G7搭載モデルで計測したスコアも掲載しています。

 

このページをご覧の方だけに

当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、最大3,300円OFFで購入できます。さらに付属品のおまけまで付いてきます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。

 

目次

お忙しい方は、「dynabook GZ/HPの特徴」のみお読みください。

 

dynabook GZ/HPの特徴

トップクラスのモビリティ

dynabook GZ/HPの大きな特徴は、モビリティの高さです。

モバイルノートPCのモビリティの高さは、ただ軽くてコンパクトというだけでなく、外出先でどれほどの時間使用できるかということも重要です。

下のグラフでは、メジャーなモバイルノートPCの質量を比較しており、バッテリー容量も掲載しています。dynabook GZ/HPは、比較した中で最大容量のバッテリーを搭載しながらも、かなり軽い機種です。しかも、実測値では858gとより軽いので、他機種と比較しても、モビリティはトップクラスの高さと言えるでしょう。

非常に軽い質量
メジャーなモバイルノートの「質量」の比較
LIFEBOOK WU-X/E3 約634g (25Wh)
LIFEBOOK WU2/E3 約736g (25Wh)
LAVIE Direct PM 約842g (33Wh)
dynabook GZ
[旧モデル]
約859g (42Wh)
LIFEBOOK WU2/E3 約865g (50Wh)
dynabook GZ/HP
[本機器]
約888g~ (53Wh)
LAVIE Direct PM 約896g (49Wh)
ThinkPad X1 Nano 約907g (約48Wh)
VAIO SX14 約999g (約42.9Wh)
ThinkPad X1 Carbon 約1090g (51Wh)
XPS 13 約1200g (52Wh)
MacBook Air M1 約1290g (49.9Wh)
※いずれも最小質量となります。構成によってはこれより重くなることもあります

 

ライバル機種と比べると安い

dynabook GZ/HPは、モビリティ性能の高い製品ですが、価格が安い点も特徴です。ライバル機種と言える富士通のLIFEBOOK WU2/E3やNECのLAVIE Direct PMと比較すると、かなり価格が違うことが分かります。

下表にはありませんが、海外メーカーのThinkPad X1 Carbon、XPS 13といった機種と比べても安いです。

ライバル機種との価格比較(税込)
  i3-1115G4
8GBメモリ
256GB SSD
i5-1135G7
8GBメモリ
256GB SSD
dynabook GZ/HP [本機器] 108,680円 119,680円
LIFEBOOK WU2/E3 132,783円 150,163円
LAVIE Direct PM 193,380円
※いずれもクーポン適用後の税込価格(2021年2月16日時点)

 

なお、東芝ダイレクトで購入する際、ゲストで購入すると価格がかなり高いです。SHARPが運営しているCOCORO会員に加入することで、上記の価格に大きく下がります。会員登録は無料です。

東芝ダイレクト

 

軽めの動画編集もできるスペック

dynabook GZ/HPは、性能が向上した第11世代Coreプロセッサーを搭載し、快適に使用することができます。

特に、性能が高めのIntel Iris Xe グラフィックスを内蔵した、Core i5、もしくはCore i7搭載モデルであれば、軽めの動画編集などの作業にも対応できるレベルです。

内部を確認すると、2本のヒートパイプと、やや大きめのサイズのファンを搭載しています。13.3型のモバイルノートPCとしては、しっかりとした冷却機構です。そのため、ベンチマークテストでも高めのスコアが出ていました。少し負荷のかかる作業でも、安心して行えると思います。

Core i5, Core i7はIntel Iris Xeグラフィックス内蔵
2本のヒートパイプとやや大きめのファン

 

見やすいIGZO液晶を搭載

dynabook GZ/HPは、質が高く、見やすい、IGZO液晶を搭載しています。

この液晶は、省電力性能が高いため、より長くバッテリー駆動させることができます。

また、当サイト計測でsRGBカバー率が97.7%と色域が比較的広く、写真や動画を鮮やかに表示できます。少し高めのグラフィックス性能を活かして、写真や動画のライトな編集を行うのにも適した液晶です。

見やすいIGZO液晶を搭載

 

キーサイズがアップして打ちやすく

dynabook GZ/HPは、13.3型と小型のモバイルノートPCですが、キーピッチが横19mm、縦18mmのフルサイズキーボードを搭載しています。

旧モデルのdynabook GZシリーズでは、キーボードのキーピッチは、縦方向のキーピッチが16.5mmとなっており、ちょっと窮屈に感じました。一方、新モデルは、縦方向のキーピッチが18mmと広くなり、打ちやすくなりました。

キーサイズがアップして打ちやすく

 

充実のインターフェイス

dynabook GZ/HPは、軽いボディでもポート類を省略せず、インターフェイスが充実しています。USB3.1、USB-C(Thunderbolt 4対応)を各2ポートに加えて、LANポートも備えています。

有線LANポートは、引き出すタイプや、下あごが開くタイプではなく、そのままLANケーブルを接続できるタイプになっているため、挿しやすく壊れにくいです。

LANポートも搭載

 

マグネシウム合金の堅牢ボディ

dynabook GZ/HPは、耐久性の高いマグネシウム合金をボディ素材に採用しています。軽さだけでなく、堅牢性も備えており、安心して持ち運ぶことができます。

また、下の画像のように、天板の背面側には、アクセントとなるシルバーのラインが入っており、高級感のある見た目となっています。

アクセントのある天板デザイン

 

ACアダプターが2個付属

dynabook GZ/HPには、ACアダプターが2個付属します。

自宅と職場にそれぞれACアダプターを置いておいたり、1つは自宅用、1つは持ち運び用としてカバンに入れておく、といった使い方ができ便利です。

これは、Webオリジナルモデルのdynabook GZ/HPのみの特徴なので、他のモデルと混同しないように、ご注意ください。

ACアダプターを2つ同梱

 

各モデル比較

dynabook GZ/HPは、プレミアムモバイルノートという位置づけで、Webオリジナルモデルの「GZシリーズ」に属しています。また、店頭向けだと「Gシリーズ」が同等機種となります。

各モデルを簡単に比較すると、以下のようになります。

 

店頭向け dynabook Gシリーズ

店頭向けのdynabook Gシリーズには、以下のように2つのモデルがあります。ストレージ容量は、CPUによって決まります。Core i5 + 512GB SSDや、Core i7 + 1TB SSDといった、より細かく構成を選びたい場合は、Webオリジナルモデルがいいでしょう。

店頭向けモデルのdynabook Gシリーズ
  G8/P G6/P
Windows Home
液晶 FHD
CPU Core i7-1165G7 Core i5-1135G7
PCIe SSD 512GB 256GB
メモリ 16GB 8GB
質量 約888g
約908g
バッテリー L(53Wh)
Office Microsoft Office H & B 2019

 

Webオリジナルモデル dynabook GZシリーズ

WebオリジナルモデルのGZシリーズには、下表のように多くのモデルがあります。トータルバランスを考えると、個人的には、ここで紹介しているdynabook GZ/HPが最もおすすめです。他機種と間違えないように、ご注意ください。

Webオリジナルモデルのdynabook GZシリーズ
  おすすめ
GZ/HP
GZ/HR GZ83/M GZ83/P
Windows Home Pro Home Pro
液晶 FHD
CPU i7-1165G7
i5-1135G7
i3-1115G4
i7-10710U
質量 約888g
約908g
約859g
約879g
バッテリー L(53Wh) L(42Wh)
  GZ73/M GZ73/P GZ63/M
Windows Home Pro Home
液晶 FHD FHD
CPU i7-10510U
i5-10210U
i5-10210U
質量 約859g 約779g
バッテリー L(42Wh) S(21Wh)

 

残念なポイント

dynabook GZ/HPの残念なポイントは、キーボードバックライトを搭載していない点です。暗い会場でタイピングするような記者やライターなどには適さないでしょう。

また、5GまたはLTEに対応していません。他のライバル機種のほとんどは対応しているので残念です。

Core i5、i7モデルは、デュアルチャネルのメモリとなりますが、Core i3モデルは8GBx1のシングルチャネルとなります。ご注意下さい。

スピーカーの音質もあまり良くありません。

また、細かい点ですが、今のご時世柄、マスクをしていることが多いため、指紋認証に対応していないのは残念です。顔認証には対応しています。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、画面も見やすく、快適に動きます。この機種に最も適した作業です。
動画鑑賞 ディスプレイの表示が綺麗です。ただし、スピーカー音はそこまでよくないので、こだわりたい場合はヘッドフォンなどを使用すると、快適に動画鑑賞出来ると思います。
RAW現像
画像編集
搭載するIGZO液晶は、色域がsRGBカバー率 97.7%と比較的広いです。Core i5、もしくはCore i7を搭載したモデルであれば、RAW現像や画像編集にも使えるでしょう。
動画編集 △~○ FHD動画の簡易的な動画編集ならできますが、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、軽めのゲームやブラウザゲームであれば、プレイ可能です。

 

ディスプレイのチェック

dynabook GZ/HPのディスプレイのチェックです。パネルは、「LQ133M1JW41」でした。

標準的なフルHD解像度の液晶ですが、IGZOパネルを採用しており、当サイト計測でsRGBカバー率97.7%と色域が広く、とても見やすいディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では411cd/m2と高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は97.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、わずかに赤と緑色が強く発色していることが分かりますが、それほど気にはなりません。ただ、画像編集などをする方は、キャリブレーションツールで、色補正したほうがいいかもしれません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは抑えられています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度を23%以下にすると、フリッカーが発生していました。ただし、輝度29%で120cd/m2だったので、やや低めの輝度にしなければフリッカーは発生しません。また、発生しても約23kHzと周波数が高いので、目に対する影響はそれほどないと思います。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

dynabook GZ/HPのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18mmのフルサイズキーボードを搭載しています。キーストロークは約1.5mmです。キートップはわずかにカーブしています。キー自体は割としっかりとした打鍵感があって、打ちやすいです。配列は普通ですが、エンターキーの左側や、「半/全」キーなど、一部小さいキーがあります。また、バックライトは非搭載です。

タッチパッドは少し面積が広くなって使いやすくなりました。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

dynabook GZ/HPのパフォーマンスのチェックです。

CPU

dynabook GZ/HPは、標準的な第11世代Coreプロセッサーを搭載しています。ベンチマークスコアは下図の通りで、他の製品で計測したときよりも、スコアはやや高めでした。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 10369
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 5397
4720
Core i5-1135G7 5051
4424
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1185G7 1517
Core i7-1165G7 1460
1447
Core i5-1135G7 1309
1294
Core i7-10875H 1306
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはDDR4-3200で、オンボード+スロットメモリのデュアルチャンネルで動作しています。

ただし、Core i3搭載モデルのみは、オンボードメモリなしのスロットメモリ8GBとなるため、シングルチャンネル動作となり、遅くなると思われます。

なお、メーカーサイトでは、メモリの交換・増設不可となっていますが、自己責任であれば、スロットメモリの交換は物理的には可能だと思います。

Passmark Performance Test 10.0 - MEMORY MARK
~ メモリ性能の評価 ~
8GB(4GB x2)メモリ

 

グラフィックス

グラフィックスは、Core i5-1135G7としてはやや低いスコアとなっていました。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
GeForce MX330 16714
Ryzen 9 4900HS 16322
GeForce MX250 15406
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14892
Ryzen 7 4700U 13861
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 4500U 12126
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Core i7-1065G7 11084
Ryzen 3 4300U 9800
Core i5-10210U 5800
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe SSDを搭載しています。容量が大きいほうが、アクセス速度も速くなっています。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3550
2136
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

他の機種で計測した数値ではありますが、実際のソフトの処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはありますが、傾向は分かると思います。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

Thunderboltドックの機能を含めて、今回試した機器は全て使用できました。

ただし、これらはちょっと試しただけなので、細かいチェックはしていません。長期間使ったりすると不具合があるかもしれません。また、純正品以外の充電器で充電し、故障しても当サイトでは責任をとれません。ご了承下さい。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、RGBでの出力ができています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

dynabook GZ/HPの質量のチェックです。

メーカー仕様では約888gとなっていますが、当サイトの計測値はそれよりも軽かったです。なお、ボディカラーにパールホワイトを選択すると、仕様値で約908gと、少し重くなります。

ACアダプターの重さは普通です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 858g
ACアダプター+電源ケーブル 248g

 

バッテリー駆動時間のチェック

dynabook GZ/HPのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は53Whでした。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りで、長めです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約24.0時間
(2) PCMark 10 Modern Office 9時間36分
(3) 動画再生時 7時間42分
(4) PCMark 8 Work 3時間32分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R23のスコアです。電源接続時に比べて、2割ほどスコアが下がりますが、それでも一般的な作業を行うのには十分のパフォーマンスです。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-1165G7 5051
4042
 :電源接続時のスコア
 :バッテリー駆動時のスコア

 

急速充電に対応しており、メーカーの公表値では、充電開始30分で約40%の充電を行うことができます。当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
66%(約35Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

概ね80℃台後半で推移しており、処理性能が高めな分、温度も高めです。小型のモバイルノートPCとしては、頑張っていると思います。負荷の高い作業を長時間連続で行うというのでなければ、心配する必要はないと思います。

CPUの温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

静音性のチェック

dynabook GZ/HPの動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高負荷時は、やや高めの騒音値となりました。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

やや低めの温度です。パームレスト部分の温度には、ほとんど変化がないので、作業中でも不快に感じることはありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

負荷をかけると消費電力は上がりますが、Tiger Lake搭載機としては、普通の消費電力だと思います。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

dynabook GZ/HPの外観のチェックです。

オーソドックスなデザインです。ボディは黒っぽく見えますが、オニキスブルーという、濃い青系の色です。

パールホワイトのカラーも選択できます。

 

天板の中央には、dynabookのロゴが入っています。

 

スピーカーは前側面の斜めになった部分に配置されています。音質はあまりよくありません。ノートPC基準で、10点満点で採点すると3~4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

Webカメラは92万画素で、画質は普通です。ウェブカメラシャッターが付いており、使用しないときは、カメラを物理的に隠すことができます。

IRカメラも備えており、顔認証にも対応しています。

 

閉じた状態です。厚みは約17.9mmで、カバンにもスッと入ります。

 

側面のポート類です。USB3.1 x2、USB-C(Thunderbolt 4対応)x2、HDMI、LANを備えており、種類、数ともに充実しています。

 

液晶は180度開き、フラットになります。

 

底面です。ラバーフットが設けられており、排気された温かな空気を取り込みにくくなっています。

 

底面カバーは爪の引っ掛かりが少ないので、比較的簡単に開けられます。

 

メモリスロットと、M.2スロットがそれぞれ1つあります。どちらも換装できると思います。

 

ACアダプターも比較的コンパクトです。電源ケーブルは短めです。

 

まとめ

以上が、dynabook GZ/HPのレビューです。

13.3型のモバイルノートPCの中でも、軽さと、ロングバッテリーのバランスが格段に良く、高いモビリティが特徴的な機種です。

さらに、第11世代Coreによる高めのパフォーマンス、見やすく、画像や動画の表示にも適した広色域IGZO液晶、打ちやすくなったキーボード、充実のインターフェイスなど、多くの特徴を備えており、完成度が高いです。また、国内メーカーのdynabookという、安心感もあります。

この高い完成度でありながら、約10万円からと価格も比較的安いです。

モバイルノートPCでも、いろいろな部分で妥協したくない、欲張りな方に最適だと思います。

ただ、キーボードバックライト非搭載、LTE非対応、指紋認証非対応などといった点はご注意下さい。

 

完成度の高いモバイルノートが約10万円~

dynabook GZ/HP

特徴

  • 53Whバッテリーを搭載しつつ、約888gと軽い
  • 見やすく広色域のIGZO液晶搭載
  • 種類と数が充実しているポート類
  • 高い完成度の割には安い

こんなあなたに

  • 高品質なモバイルノートを安く欲しい方
  • 会社でも、自宅でのテレワークにも使用したい方
  • 価格10万円台[税込]~
公式サイトはこちら

 

 

このページをご覧の方だけに

当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、最大3,300円OFFで購入できます。さらに付属品のおまけまで付いてきます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。

 

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