NEC LAVIE Direct PM(Pro Mobile)2020年夏モデルの実機レビュー

更新日:2020年8月3日
CPU Core i5-10210U
Core i7-10510U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD /
PCIe SSD + Optane
画面サイズ 13.3インチ
画面種類 フルHD IPS 非光沢 /
フルHD IPS 非光沢 PG
質量 約842g~
バッテリー 最大 約24時間
LTE 対応
5G 対応(10月以降予定)
価格[税別] 16万円台~

※PG:プライバシーガードの略

テレワークも快適!

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、1kg未満でLTEにも対応した数少ないモバイルノートPCです。これだけでもかなり価値のある製品です。

また、テレワーク用途を強く意識して開発され、セキュリティ、オンラインミーティング性能、外部モニター接続時の利便性などが向上しています。

33Whバッテリーのモデルと、49Whバッテリーのモデルがありますが、個人的にはバッテリー駆動時間が大きく伸びる49Whのほうがおすすめです。49Whバッテリーでも非常に軽いです。

さらに、10月以降の対応となりますが、5G搭載モデルも発売される予定です。

公式サイトはこちら

 

LAVIE Direct PM と LAVIE Pro Mobileの違い

LAVIE Direct PM と LAVIE Pro Mobileは基本的には同じ機種です。

LAVIE Direct PMは、メーカーがネットで販売している「カスタマイズモデル」となっており、パーツやOfficeの有無、サポート年数などを好みに変えることが出来ます。一方、LAVIE Pro Mobileは、ヤマダ電機などの家電量販店で販売している「カタログモデル」となっており、パーツなどの変更はできません。

 

レビュー機は、1台が当サイトの購入品、1台がメーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-10510U、16GBメモリ、512GB PCIe SSD、プライバシーガード液晶 NEW!

Core i5-10210U、8GBメモリ、256GB PCIe SSD、LTE対応

 

目次

お忙しい方は、「LAVIE Direct PMの特徴」のみお読みください。

 

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)の特徴

1kg以下でLTEに対応した数少ないノートPC

NEC LAVIE Direct PMは、1kg未満でLTEに対応したノートPCです。

インテルCore(Uシリーズ)を搭載した実用的な処理性能を持つPCの中で、1kg未満でLTEに対応した製品は、下表の通りかなり少ないです。

本製品は、約33Whのバッテリーを搭載したモデルと、約49Whのバッテリーを搭載したモデルがあります。前者であれば、下表の中で最も軽いです。後者のモデルも、最もバッテリー容量が多い上に当サイトの実測では888g台と非常に軽いです。個人的には後者のモデルのほうが、それほど質量が増えていないのにバッテリー容量が大分増えるのでおすすめです。

1kg未満のLTE対応ノートPC(UシリーズCoreプロセッサー搭載PCのみ)
製品名 質量 画面サイズ
バッテリー
LAVIE Direct PM (33Wh) 約842g 13.3型
約33Wh
LAVIE Direct PM (49Wh) 約888g
※1
13.3型
約49Wh
VAIO SX12 約888g 12.5型
約35Wh
レッツノート SV 約949g 12.1型
約43Wh
Panasonic レッツノート QV 約969g 12.0型
約38Wh
HP Elite Dragonfly 約999g 13.3型
約38Wh
VAIO SX14 約999g 14.0型
約35Wh
※1 当サイトの計測値

 

テレワークを強く意識したノートPC

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、コロナ禍以降の働き方の変化に対応し、特にテレワーク用途を強く意識したノートPCです。NEC独自にテレワークの実態調査を行い、ユーザーの声が反映されています。

1kgを切る質量と最大24時間のロングバッテリーというモビリティの高さに加えて、セキュリティ、オンラインミーティングのしやすさ、外部モニター接続時の利便性、通信機能などに優れています。

テレワークを意識したノートパソコン

 

外部モニターが使いやすい

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、HDMIに加えて、USB-Cからの外部ディスプレイへの出力が可能です。

ここまでは他のPCでもよくある機能ですが、本製品のユニークな点として、外部モニター接続時に、視線による操作が可能です。これは、視線を移すだけで、PC本体と外部モニターとの間で、マウスポインタやウィンドウを移動できる機能です。さらに視線を向けていない画面をぼやけさせ、覗き見を防止する機能もあります。

外部モニター接続時に便利な機能
(Glanceチュートリアル動画を抜粋)

 

なお、これらの機能は、Mirametrix Glanceというソフトウェアを使って実現しています。このソフトは、レノボのノートパソコンにもプレインストールされています。

Mirametrix Glance

 

使ってみた感想としては、結構便利だとは思います。ただ、眼だけを動かした場合はなかなか反応せず顔全体を動かす必要があるのと、上下にモニターを並べたときの視線移動に対応していない点が残念でした。

 

覗き見による情報漏えいを防ぐ機能

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、覗き見による情報漏えいを防ぐための機能を備えています。

1つ目の機能は「プライバシーガード機能」です。これはプライバシーガード機能付き液晶を搭載することで利用可能な機能です。液晶の視野角を電気的に狭くすることで、横からののぞき見を防止することができます。カメラが覗き見を検知して、自動的に視野角を狭めることもできます。ただし、プライバシーガード機能付き液晶モデルは、質量がやや重くなり、バッテリー駆動時間が少し短くなります。

実際に使った感想としては、プライバシーガードをONにすると、画面の自分に近い側はやや文字が見えてしまうものの、自分より遠い側はかなり暗くなり見にくかったです。ただし、「ディスプレイのチェック」で記載しますがプライバシーガードをOFFにしたときの視認性が気になりました。真正面から見ても画面の端のほうが暗くなります。

プライバシーガード機能

 

 

もう1つの機能は、「プライバシーアラート機能」です。これは、後ろからのぞき込まれると、ユーザー以外の視線を検知し、画面に警告が表示される機能です。この機能は選択する液晶に関わりなく使用できます。

使ってみて、こちらは便利でした。カフェなどで仕事をしていても安心できます。

プライバシーアラート機能

 

オンラインミーティング機能の強化

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)では、最近増えてきたオンラインミーティングを快適に行うための機能が強化されています。

1つ目としては、部屋の中のエアコンやファンなどの雑音を抑える「ノイズサプレッサー機能」や、部屋の反響音を抑えて音声を聞き取りやすくする「ルームエコー制御機能」を搭載しています。これらの機能により、相手側に、よりクリアに音声を届けることができます。

2つ目は、ミーティングの参加人数に合った聞こえ方に調整する「ミーティング機能」です。複数人でオンラインミーティングに参加する場合は、マルチユーザーモードを選択することで、より広い範囲に音が広がり、どの方向からでもミーティングの音声が聞こえやすくなります。

設定画面
ノイズサプレッサー機能(ミーティング機能)

 

実際に使ってみた感想としては、PC上のアプリで録音した音声を聞いてみると、ノイズサプレッサ―(ミーティング機能)をONにした場合、確かに周囲のノイズは減ります。ただ、Zoomのアプリを通してオンライン会議をしたときは、そこまで大きな差はないかなと感じます。逆に聞き取りづらくなるケースもありました。マルチユーザーモードも若干聞こえ方が変わるかなとは思いますが、劇的な変化ではありません。あまり大きな期待はしないほうがいいと思います。

 

Wi-Fi 6・LTE・5Gに対応

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、通信機能も優れています。

Wi-Fi 6およびLTEに対応している上に、現時点では選択できるノートPCは少ない5Gにも対応しています。サービスが本格的に始まると、高速で、容量無制限のネット環境を持ち運ぶことも可能となります。ただし、5Gモデルは10月以降の発売予定となっています。

LTEモジュール選択時のバンド

 

5Gモジュール選択時のバンド
特に重要なLTEバンドは次の通り(メーカー仕様表より)
ドコモ回線の重要なLTEバンド・・・1、3、19
au回線の重要なLTEバンド・・・1、18(26)
ソフトバンク回線の重要なLTEバンド・・・1、3、8

 

残念な点

LAVIE Direct PMの残念な点は、キーボードにバックライトが搭載されていません。ライターの方などは、新製品発表会などで、真っ暗な会場でタイピングしなければならないこともあると思いますが、そういった場合に不便です。

また、顔認証には対応していますが、指紋認証には対応していません。コロナ禍で、外ではマスクをしていることが多いので、顔認証だけでなく指紋認証にも対応していると便利でした。

 

カタログモデルとカスタマイズモデルの比較

カスタマイズモデルのLAVIE Direct PMと、カタログモデルのLAVIE Pro Mobileとでは、選択できる構成などが異なってきます。

以下の表では、LAVIE Direct PMと、LAVIE Pro Mobileの構成を簡単に比較しています。

LAVIE Pro Mobile(カタログモデル)では、バッテリーLに固定されており、SSD+Optaneや、LTE、5Gを搭載したモデルがありません。

バッテリー、ストレージのカスタマイズを行いたい場合や、LTEや5Gを希望する場合、またOfficeソフトが不要な場合などは、LAVIE Direct PM(カスタマイズモデル)を購入するといいでしょう。

LAVIE Direct PM(カスタマイズモデル)の構成比較
  プライバシーガード搭載モデル 通常液晶モデル
CPU Core i5-10210U
Core i7-10510U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD / PCIe SSD + Optane
液晶種類 FHD IPS 非光沢
プライバシーガード
FHD IPS 非光沢
質量 L : 約965g M : 約842g
L : 非掲載
バッテリー時間 L : 約20時間 M : 約15時間
L : 約24時間
バッテリー容量 バッテリーM : 33Wh
バッテリーL : 49Wh
LTE / 無
5G Core i7モデルのみ選択可能
(10月以降予定)
ソフト 無し /
MS Office Personal 2019 /
MS Office Home & Business 2019
LAVIE Pro Mobile(カタログモデル)の構成比較
  PM950/SA PM750/SA PM550/SA
CPU Core i7-10510U Core i5-10210U
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD IPS 非光沢
プライバシーガード
FHD IPS 非光沢
質量 約955g 約889g
バッテリー L : 約20時間 L : 約24時間
ソフト MS Office Home & Business 2019

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、液晶も見やすいので、快適に使えるでしょう。
動画鑑賞 音質は普通ですが、ディスプレイの表示が綺麗なので、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
CPU性能はあまり高くはないものの、色域がsRGBカバー率 97.3%~98.1%と比較的広いので、RAW現像や画像編集にも使えるでしょう。ただし、メモリは16GBを選択したほうがいいです。
動画編集 簡易的な動画編集ならできますが、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、「Intel UHD 630でどこまでゲームができるか?」で記載したような軽いゲームなら、グラフィック品質などを下げることで出来るものもあります。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

通常のディスプレイ

視野角が広く、色域も比較的広く、見やすいディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では259cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は97.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや暖色系の画面になっているのが分かります。ただ、それほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはわずかに感じますが、それほど気にはなりません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは少ないです。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、輝度を下げてもフリッカーは確認できませんでした。なお、下の画像は輝度設定を0にしています。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

プライバシーガード機能付きのディスプレイ

プライバシーガード機能付きのディスプレイは、機能をONにすると、横からの覗き見を防止できます。ただし、プライバシーガードをOFFにしたときの正面からの見やすさがきになりました。下図のように画面の端がやや暗く見えるのです。また少し上からもしくは下から見ると、画面の暗さが顕著に出ます。自分自身の作業のしやすさを優先するなら、このディスプレイはおすすめしません。自分の作業のしやすさよりもセキュリティを優先するならこのディスプレイがいいでしょう。

正面から見たとき
少し下から見上げたとき
少し上から見下げたとき
※いずれもプライバシーガード機能はOFF

 

その他、ディスプレイの特性は次の通りです。最大輝度は、当サイトの計測では325cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は98.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、素直な発色になっていることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはそれほど感じません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは少ないです。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、フリッカーが確認できました。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)のキーボードは比較的打ちやすいと思います。

従来モデルと比べて、キーピッチは18.5mm→19mm、キーストロークは1.2mm→1.5mmと変化し、より広く、深くなっています。また、キートップもシリンドリカル形状という、少し湾曲した形状になっており、指のフィット感がよくなっているようです。これは、打ちやすいキーボードで定評のあるThinkPadシリーズのデータを参考にしているとのことでした。

その他に、PCを開くとキーボード面が軽く傾くリフトアップヒンジ、タイプの音が抑えられている静音設計、汚れや摩耗に強いプレミアムUVコーティングが施されるなど、打ちやすさだけでなく、キーボード性能へのこだわりが見えます。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

インテル第10世代Coreプロセッサー Uシリーズを搭載しており、一般的な性能です。ただ、他のPCよりもやや低めのスコアでした。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-10510U
Core i5-10210U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3713
Core i7-10875H 3557
Core i9-10885H 3516
Ryzen 5 4600H 3260
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1484
Core i7-10510U 1459
1246 [レビュー機で計測]
Core i5-1035G1 1424
Core i5-10210U 1418
1237 [レビュー機で計測]
Ryzen 3 3200U 751
Pentium Gold 5405U 516
Celeron N4100 459
Core m3-8100Y 434
Celeron 4205U 304
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
3081 [レビュー機で計測]
3110 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれていないストレージは、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

micro SDカードスロットを搭載しています。読み込み速度は速かったです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。なお、x265によるエンコード時間は、Core i7-10510UもCore i5-10210Uも変わりませんでした。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  Core i7-10510U Core i5-10210U
x265でエンコード (※1) 31分05秒 31分05秒
QSVでエンコード (※2) 3分07秒 3分11秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Core i7-10875H 11分54秒
Core i9-9980HK 12分25秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Core i7-9750H 15分37秒
Core i7-10710U 19分05秒
Core i7-10510U 28分32秒
31分05秒 [レビュー機で計測]
Core i5-10210U 28分53秒
31分05秒 [レビュー機で計測]
Core i3-10110U 42分20秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック
※Core i7-10510U
※Core i5-10210U

 

LTEの通信テスト

LTEモジュール

「EM7565 Qualcomm Snapdragon X16 LTE-A」を搭載しています。

LTEモジュール

 

対応バンド

日本メーカーだけあって、対応する5G・LTE・3Gの各バンドは、国内の重要なバンドを網羅しており、どのキャリアでも対応できそうです。

LTE/3Gモジュール選択時のバンド

 

5G/LTE/3Gモジュール選択時のバンド
特に重要なLTEバンドは次の通り
ドコモ回線の重要なLTEバンド・・・1、3、19
au回線の重要なLTEバンド・・・1、18(26)
ソフトバンク回線の重要なLTEバンド・・・1、3、8

 

LTE接続テスト

今回、IIJmio(ドコモ回線)、UQ mobile(au回線)のSIMカードで通信テストしてみましたが、PC起動時のLTE接続が速く、再起動して繋がらないといったこともなく、設定済みWi-Fiエリアに入ったときの自動切り替えも問題なく、トラブルは特にありませんでした(ただし数回試しただけなので必ずしもトラブルが起きないとは限りません)。

 

通信速度

自宅で計測したLTEの通信速度は以下の通りです。

回線が空いている11時30分ごろは、IIJmioのダウンロード速度が非常に速いです。UQmobileはそこまで速くありませんが、Webページを表示する程度なら何ら問題ありません。

回線が混んでいる12時50分ごろは、IIJmioはダウンロード速度が極端に遅くなります。また、PINGも遅いためWebページの表示が開始するのがやや遅く感じます。一方、UQmobileはそこまで遅くならずいつでも安定して使えています。

平日 11時30分ごろ
IIJmio(ドコモ回線)
UQmobile(au回線)
平日 12時50分ごろ
IIJmio(ドコモ回線)
UQmobile(au回線)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作の確認結果は次の通りです。

Thunderbolt 3には対応していませんが、映像出力およびPowerDeliveryには対応しています。PD充電器は45W以上のものは警告なしで使えましたが、30W以下のものは「低速のUSB充電ケーブルが接続されています」という警告が出ました。なお、15W以上であれば使えるそうです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器
18W cheero充電器
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 ×
5V/2.4A AUKEY充電器 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4Kで表示は出来ていますが、リフレッシュレートは最大で30Hzでした。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

プライバシーガード非搭載、LTE搭載、49Whバッテリーモデルで計測した質量は次の通りです。非常に軽いです。ACアダプターも比較的軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  プライバシーガード液晶
49Wh
LTE
49Wh
PC本体 944g 888g
ACアダプター+電源ケーブル 225g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

33Whと49Whのバッテリーのモデルがありますが、今回は49Whのバッテリー搭載モデルで計測しています。プライバシーガード液晶を搭載したモデルはバッテリー駆動時間がやや短くなります。通常の液晶のモデルは他のモバイルノートパソコンと比較しても、長めのバッテリー駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  プライバシーガード
Core i7-10510U
49Wh
Core i5-10210U
49Wh
(1) JEITA2.0 最大 約24時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間37分 12時間40分
(3) 動画再生時 9時間2分 10時間49分
(4) PCMark 8 Work 5時間4分 6時間56分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

充電時間も比較的速く、1時間で約80%まで充電できていました。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
79%(約38Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

カメラ・マイク・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720で、画質は普通です。ただし、1万円台の少しいいWebカメラと比較すると、画質は落ちます。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

マイク性能

マイク性能については、Zoomのアプリでビデオ通話をしたときの音声を確認しました。ノイズサプレッサー機能(ミーティング機能)およびルームエコー機能はONにしています。雑音などにはやや強いですが、音質は普通だと思います。

Zoomでミーティング中の音声を録音
本製品のマイク
[参考]1万円台のマイク
audio-technica AT2020USB+
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

 

スピーカー

スピーカーは底面の正面側に配置されています。音質は普通で、10点満点で4~5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。ボーカル音がややこもっているので、「LAVIE簡単設定」のSpeakerの項目で「Clear Voice」の設定を少し上げたほうがいいかなと思いました。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。ここでは、Core i5-10210Uモデルで計測した結果を掲載します。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかっても、比較的低めの騒音値です。ただ、下には掲載していませんが、Zoom使用時など低めの負荷のときでも動作音が上がりやすい傾向にあると感じました。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

70℃台で推移しており、問題ない温度です。ちなみに、Core i7-10510Uモデルも同じくらいの温度です。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

特に問題ない温度です。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

UシリーズのCoreプロセッサーを搭載しているので、やや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)の外観のチェックです。

本製品には、下の画像のような、フレアゴールド、ネイビーブルー、クラシックボルドーのボディカラーがあります。また、カスタマイズモデルのみ、メテオグレーからも選択できます。

フレアゴールド・ネイビーブルー・クラシックボルドー

 

メテオグレーのカラー

今回は、カスタマイズモデル限定のメテオグレーで、無難なカラーになっています。

なお、天面、底面には、それぞれ用途に合ったカーボン素材が採用されています。

 

天板の画像です。

 

薄いボディです。

 

側面のポート類は次のようになっています。HDMIやmicro SDカードスロットが搭載されています。モバイルノートPCとしては十分な数のポートではないかと思います。

 

液晶は約180度開くことができ、なにかと便利です。

 

底面はフラットです。

 

ネイビーブルーのカラー

ネイビーブルーの画像です。液晶フレームはブラックです。

 

天板の画像です。落ち着きのあるブルーのカラーです。

 

パームレスト部分です。キーボードの印字は、ホワイトではなくゴールドのような色になります。

 

側面です。

 

底面です。

 

パソコン内部

底面カバーは、ツメの引っ掛かりがほとんどないため外しやすいです。メモリはオンボードなので、できるだけ多く搭載しておいたほうがいいと思います。

 

M.2 SSDは換装できそうです。

 

ACアダプター

ACアダプターは、65Wで角が丸いので持ちやすいです。ちなみに、レノボの65W USB Type-C スリム ACアダプターと同じものですが、電源ケーブルがやや短くなっています。

 

まとめ

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)は、新しい働き方に対応し、テレワーク用ノートPCとしての使い勝手を追求した、13.3型のモバイルノートPCです。

特徴的なのは、1kgを切る軽さで、なおかつLTEにも対応している点でしょう。この2つだけでも非常に価値ある製品です。49Whバッテリーモデルであれば、バッテリー駆動時間も比較的長いです。

しかも、それだけでなく、キーボードが比較的打ちやすく、外部モニターも使いやすく、プライバシーガード液晶やプライバシーアラート機能によってセキュリティ機能が向上し、オンラインミーティング性能もアップしており、従来機種から大幅なアップグレードを遂げています。モバイルノートPCを探しているのであれば、必ずチェックしてほしい機種です。

ただし、キーボードバックライトを搭載していない点はやや残念です。また、コロナ禍で外ではマスクをすることが多いので、指紋認証に対応していたら良かったです。

プライバシーガード液晶は、横からの覗き見防止に役立ちますが、正面からの視認性もやや悪くなるのと、質量が重くなり、バッテリー駆動時間が短くなります。個人的には通常の液晶がおすすめです。

 

テレワークも快適!

LAVIE Direct PM(LAVIE Pro Mobile)

特徴

  • 1kg未満の質量
  • 5G/LTEに対応
  • 49Wの大容量バッテリー

こんなあなたに

  • 頻繁に持ち運ぶ方のテレワーク用PC
  • 価格16万円台~
  • 一言バックライトキーボードが
    不要であればおすすめ!
公式サイトはこちら

 

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