レノボ ThinkPad X1 Nano の特徴

更新日:2020年10月2日
CPU 最大 第11世代Core i7
メモリ 最大 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.0インチ
液晶種類 2K(2160x1350)/
2K タッチ
質量 約907g~
バッテリー 約17.3時間(48Wh)
価格[税別] 国内未発売

ついに1kgを切るThinkPadが登場!ThinkPad X1 Nanoは、フラグシップシリーズであるThinkPad X1に加わった、13型モバイルノートPCの新機種です。

ThinkPad史上最軽量の約907g~という質量が大きな一つの特徴となっていますが、それだけではありません。最新の第11世代Coreプロセッサーを搭載し、5Gにも対応しています。さらに、作業がしやすい、アスペクト比16:10の2K液晶を搭載していますし、しっかり使えるロングバッテリー構成となっています。

大きく欠けた部分が見当たらず、ここまでモバイルノートPCとしての条件がそろった機種はなかなかないと思います。

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ThinkPad X1 Nanoの特徴

ThinkPadシリーズ史上最軽量!

ThinkPad X1 Nanoは、質量が約907gからと1kgを大きく下回った、ThinkPadシリーズの中で史上最軽量の機種です。

現行のThinkPadシリーズで最も軽いのは、フラグシップ機のThinkPad X1 Carbon Gen 8で、14インチサイズで約1.09kg~という質量です。また、ThinkPad X1 Nanoと同じ13インチクラスのThinkPad X13 Gen 1 (第10世代インテル)は、約1.18kg~でした。

これらの機種もモバイルノートPCとして、決して重すぎることはありませんが、軽量化の流れに沿った、もっと軽いThinkPadを待っていたというのは、筆者だけではないと思います。ThinkPad X1 Nanoは、遂に登場した、ThinkPadシリーズの超軽量機種です。

しかし、ThinkPad X1 Nanoは、ただ軽いだけの機種ではありません。他の特徴もチェックしてください。

ThinkPadシリーズの史上最軽量機種

 

LTE 4G、5Gに対応

ThinkPad X1 Nanoは、いち早く5Gを搭載可能な機種です。

なお、5GはCAT20対応、LTE 4GはCAT9対応となっています。現時点では、国内の5Gを使用できる場所は限られていますが、将来的に高速通信が可能な仕様となっているのは嬉しいです。

5Gにより場所を選ばず高速通信が可能に

 

1kgを切る軽さで、LTEにも対応した機種は数が少なく、貴重な存在なので、下表で比較してみました。なお、表に載せている機種以外にもあるかもしれませんが、代表的な機種に限定していますので、ご了承ください。

他機種と比較しても、質量、バッテリー、液晶などバランスがよく、ThinkPad X1 Nanoは隙のないモバイル機種として存在感を発揮しそうです。

1kg未満のLTE対応ノートPCの比較
製品名 質量 画面サイズ
バッテリー
LAVIE Direct PM (33Wh) 約842g 13.3型
約33Wh
LAVIE Direct PM (49Wh) 約896g 13.3型
約49Wh
VAIO SX12 約888g 12.5型
約35Wh
ThinkPad X1 Nano 約907g 13.0型
約48Wh
レッツノート SV 約949g 12.1型
約43Wh
レッツノート QV 約969g 12.0型
約38Wh
HP Elite Dragonfly 約999g 13.3型
約38Wh
VAIO SX14 約999g 14.0型
約35Wh
※ 質量は仕様値

 

Intel Evoプラットフォーム搭載

ThinkPad X1 Nanoは、Intel Evoプラットフォームを搭載したノートPCです。これは、インテルと共同開発された、第11世代Coreプロセッサー(Tiger Lake)搭載の高性能ノートPCであると言うことです。

ThinkPad X1 Nanoは、最大で第11世代Core i7を搭載します。CPU構成の詳細は不明ですが、少なくとも、性能が大きく向上したIntel Iris Xeグラフィックスを内蔵するCPUを搭載するモデルがあるということになります。また、第11世代Coreプロセッサーは、シングルコアの処理性能も向上しているようです。

これら第11世代Coreプロセッサーの特徴から考えると、ThinkPad X1 Nanoは、ウェブ閲覧やOfficeソフトの使用だけでなく、ライトなクリエイティブ作業やゲームなども、これまでよりも快適にこなせる機種となっていると思われます。

 

アスペクト比16:10の2K液晶搭載

ThinkPad X1 Nanoは、現行のThinkPadシリーズの他機種とは異なり、アスペクト比16:10の2K液晶を搭載しています。100% sRGBと色域も広めで、見やすく、ウェブコンテンツなどの作成や閲覧などにも適した液晶のようです。また、タッチ対応液晶も選択できます。

一般的なFHD液晶は解像度が1920x1080、アスペクト比16:10のFHD+液晶は1920x1200ですが、ThinkPad X1 Nanoの搭載する液晶の解像度は2160x1350となっています。つまり、一般的なノートPCよりも、縦横共に表示できる情報量が多いということです。ブラウザやOfficeソフトなど、縦方向にスクロールするソフトが使いやすくなりますし、画像や動画の編集ソフトのようなものも、作業領域が広く確保でき、作業がしやすくなります。

アスペクト比16:10の2K液晶搭載

 

軽いけどロングバッテリー

ThinkPad X1 Nanoは、約907gからと非常に軽いノートPCですが、バッテリー駆動時間も犠牲にはしていません。48Whバッテリーを搭載し、最大約17.3時間のバッテリー駆動が可能となっています。

例えば、ThinkPad X13 Gen1は、同じく48Whバッテリーを搭載し、最大約16時間の駆動、ThinkPad X1 Carbon Gen8は、51Whバッテリーを搭載し、最大約19.8時間の駆動時間となっています。ThinkPad X1 Nanoは、ThinkPadシリーズの他機種と比較しても遜色のない、十分の容量のバッテリーを搭載し、ロングバッテリー駆動が可能だと言えます。

 

インターフェイスはUSB-Cのみ

ThinkPad X1 Nanoのインターフェイスは、USB-C x2のみです。なお、このUSB-Cポートは、Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPortに対応しています。USB-Cポートを使用して、本体への給電や、外部ディスプレイとの接続を行います。

インターフェイスの種類は少ないですが、2台の4Kディスプレイとの接続も可能なので、メインPCとモバイルPCを兼用することもできるとは思います。その場合は、USB-Cドックなどを使用すると使いやすいでしょう。ただし、ThinkPadシリーズの他機種のように、ThinkPadメカニカルドッキングステーションは使用できないと思います。

インターフェイス

 

打ちやすいキーボード

ThinkPad X1 Nanoは、下の画像のような、バックライト付きキーボードを搭載しています。

ThinkPad特有のトラックポイントもありますし、大きく湾曲して打ちやすさに定評があるキーボードには変化がないようです。

ThinkPad特有のキーボード

 

セキュリティ機能

ThinkPad X1 Nanoは、従来の指紋センサーや、ウェブカメラを物理的に覆うThinkShutterに加えて、音声認識や、IRカメラによる人の有無を検知する人感機能を備えています。ゼロタッチでのWindowsへのログインや、ユーザーがPCの前を離れるときには自動的にPCをロックすることができます。

外出先でも、利便性を損なうことなく、セキュリティを確保できるようになっています。

 

その他の特徴

ThinkPad X1 Nanoは、下の画像のように、液晶面が180度開き、フラットになります。対面する商談相手に画面を見せるときなどにも、便利です。

180度開く液晶

 

ボディカラーはブラックで、ThinkPadシリーズらしいデザインで、ThinkPad X1 Carbon Gen 1と同じような、「X1」の文字が入っています。また、オプションで、カーボンファイバーの天板も選択できるようです。

背面
天板

 

ライバル機種の紹介

ThinkPad X1 Nanoのライバルとなりそうな機種は多くはありません。

ここでは、軽くて、5Gにも対応している機種ということで、NEC LAVIE Direct PMを簡単にご紹介します。

NEC LAVIE Direct PMは、13.3型のモバイルノートPCですが、49Whバッテリーを搭載しても、質量が約896gと、とても軽いのが特徴です。また、2020年10月以降には5Gも選択できる予定となっています。国内のメーカーで、軽くて、LTE 4Gや5Gにも対応したモバイルノートPCを探しているのであれば、NEC LAVIE Direct PMをおすすめします。

一方、ThinkPad X1 Nanoは、最新の第11世代Coreプロセッサーと、アスペクト比16:10の2K液晶を搭載している点が、アドバンテージとなります。レノボというメーカーに抵抗がなく、急いで買う必要がなければ、ThinkPad X1 Nanoの発売を待つのも手だと思います。

NEC LAVIE Direct PM [ライバル機種]

 

まとめ

ThinkPad X1 Nanoは、ThinkPadシリーズ史上最軽量の約907gという質量が大きな特徴となっている、13型モバイルノートPCです。

他社の他機種にも、もっと軽い機種もありますが、ThinkPad X1 Nanoは、ただ軽いだけではありません。5Gに対応可能、アスペクト比16:10で、色域が広めの2K液晶を搭載、軽いのに最大約17.3時間のロングバッテリー駆動が可能、 といった多くの特徴があります。

最新の第11世代Coreプロセッサー搭載という特徴も忘れてはいけません。ライトなゲームや、ウェブコンテンツの作成などの作業にも、これまで以上に快適に使用することができるポテンシャルを持っています。

多くのモバイルノートPCをチェックしてきましたが、ここまで隙の無い機種はなかなかないと思います。多くのモバイラーの必要を満たす、新スタンダードとなりそうな、完成度の高いモバイルノートPCです。

遂に登場した1kgを切るThinkPad史上最軽量の13型モバイルノートPC

ThinkPad X1 Nano

特徴

  • 約907gの超軽量ボディで、5Gも選択可能
  • アスペクト比16:10の2K液晶搭載
  • Tiger Lake搭載

こんなあなたに

  • 1kgを切るような超軽量ThinkPadを待っていた方
  • 5Gに対応したモバイルノートが欲しい方
  • 価格1399ドル~
    (国内未定)
  • 一言非常に期待
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