VAIO SX14(2020年10月モデル)の実機レビュー

更新日:2020年10月8日
CPU Core i7-1065G7
Core i5-1035G1
Core i3-1005G1
メモリ 最大32GB (オンボード)
ストレージ 最大 2TB PCIe SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 FHD 省電力 非光沢
UHD(4K) 非光沢
質量 999g~1052g
バッテリー FHD:21~22.7時間
4K:9~9.6時間
(42.9Wh)
LTE 対応モデルあり
価格[税別] 17万円台~ ※

※VAIOストアでの価格

LTE対応ノートPCが欲しいなら特におすすめ

VAIO SX14は、999g~の質量で、LTEに対応した本格モバイルノートPCです。

VAIOではオリジナルのSIMサービスを提供しており、VAIOとの相性が抜群で、トラブルが少なく、昼間の通信速度も速く、国内でLTE通信をするなら非常におすすめです。

また、従来モデルはバッテリー容量がやや少なめでしたが、今回、35Whから42.9Whへとアップしました。

液晶が14型と大きいため、モバイルPCとしてだけでなく、メインPCとしても使用できることでしょう。

最近は、海外PCメーカーの傘下に入ったメーカーが多くなってきましたが、VAIOは純国内メーカーです。日本を応援する意味でも、おすすめの製品です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機はメーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1065G7、16GBメモリ、256GB PCIe SSD、FHD省電力液晶

 

当サイト限定キャンペーン

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目次

お忙しい方は、「VAIO SX14の特徴」のみお読みください。

 

VAIO SX14の特徴

14型液晶を搭載しながら0.999kg~と軽量

VAIO SX14は、モバイルノートPCとしては大きめの14型液晶を搭載しながら、0.999kg~と非常に軽い製品です。メインPCとしても使える画面の大きさで、これ1台でモバイルPCと兼用で使うこともできます。

大画面でも軽い質量

 

バッテリー容量が42.9Whへアップ

2世代前のVAIO SX14は、バッテリー容量が35Whとあまり多くなく、バッテリー駆動時間がやや短い点が弱点でした。しかし、1世代前のモデルで、FHD液晶については省電力パネルを搭載するようになり、バッテリー駆動が大きく改善されました。この省電力パネルは、液晶のエリアごとに動的にリフレッシュレートを変更したり、高効率のバックライトおよび低消費電力のパネルを搭載したりすることで、消費電力を抑えているそうです。

そして、最新の2020年10月モデルでは、バッテリー容量が35Whから42.9Whへアップしました。

実測したバッテリー駆動時間については「バッテリー駆動時間のチェック」の項目に掲載しますが、他のモバイルノートPCと遜色ないバッテリー駆動時間になったと思います。ただ、PCMark 8 のバッテリーテストだけは、バッテリー駆動時間があまり伸びませんでした。

バッテリー容量がアップ

 

VAIOオリジナルSIMならLTE接続が安定/高速

VAIO SX14は、LTEに対応しています。

ノートパソコンのLTEはトラブルが割と多く、接続出来なかったり、使っている最中に接続が切れたりすることもあります。一方、VAIOでは、自社で「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」を提供しており、VAIOノートPCとの相性が抜群に良いです。筆者も1年半使用してみましたが、LTE周りのトラブルは1度もありませんでした。万が一トラブルが発生したとしても、VAIOにクレームを入れれば、ワンストップで対応してくれるはずです。

また、IIJmioなどの有名なMVNOとは違い、混雑している昼間の通信速度が速いのもメリットです。

国内でLTE通信することが多いなら、VAIOノート+VAIOオリジナル LTEデータ通信SIMはおすすめです。

なお、VAIOオリジナルSIMは、他のPCでも使えると思いますが、提供されるSIMカードが、microSIMのみとなっています。他のノートPCはnanoSIMカードを採用していることが多いので、VAIOオリジナルSIMを使える機種は少ないと思います。

LTE通信が安定しており、速度も速い

 

豊富なポート類

最近のモバイルノートPCは、USB Type-Cしかないということも多いですが、VAIO SX14はポートの種類がかなり豊富です。USB Type-Cはもちろん、HDMI、LAN、SDカードスロット、VGAまで搭載しています。多くのビジネスシーンでも困ることはないでしょう。また、USB Type-Cは、DisplayPort、Power Deliveryにも対応しています。ただし、Thunderbolt 3 には対応していません。

豊富なポートの種類

 

指紋および顔認証対応

VAIO SX14は、指紋認証および顔認証に対応しています。顔認証を使えば、液晶を開くだけでログインすることが可能です。コロナ禍で社内等でマスクをしている場合でも、指紋認証を使えば、パスワード入力なしでログインできます。

指紋センサー
顔認証対応カメラ

 

特別感のある2つのカラー

モバイルノートPCは、カラーラインナップがあまりないことがほとんどですが、VAIO SX14では、シルバー、ブラック、ブラウンに加え、「RED EDITION」、「ALL BLACK EDITION」という特別なカラーも選べます。

RED EDITION

RED EDITIONは、数量限定で発売され、"No.1を連想するレッド"とブラックのツートンカラーです。VAIO SX14の中で、唯一光沢感のある天板で、時間をかけて塗装を施しており、プレミアム感のある機種です。他の人が持っていないようなモバイルノートが欲しいなら、非常におすすめです。

鮮やかな光沢感のあるレッド
3層塗装による手間をかけた色付け

 

また、RED EDITIONを購入した方のみ購入できる、イタリア・トスカーナ産植物タンニンなめし革を使ったレザーPCケースもオプションで用意されています。

レザーPCケース

 

ALL BLACK EDITION

また、ロゴまでブラックで統一した「ALL BLACK EDITION」も用意されており、こちらも特別感のある1台です。

ロゴも黒いオールブラックエディション

 

うっすらとしか刻印が見えない「隠し刻印キーボード」をオプションで選択することもできます。なお、こちらはRED EDITIONでも選択できるオプションです。

隠し刻印キーボード

 

その他の改善点・残念な点

VAIO SX14 2020年10月モデルのその他の進化した点としては、プロセッサーがCommet LakeからIce Lakeへ変わったことでグラフィック性能が向上したことが挙げられます。ゲームが少し快適になったり、GPU支援対応アプリが速く動くようになったりします。ただ、外部グラフィックスと比べるとそこまで高い性能ではないため、あまり期待はしないようにしましょう。海外メーカーでは第11世代Coreプロセッサーを搭載したモバイルノートも発売されましたが、VAIO SX14は第10世代のままだったのはやや残念です。

他には、HDMIポートが4K、60Hz出力に対応しました。またWi-Fi 6にも対応したことで、Wi-Fi 6対応無線LANルーターを使っている方は通信速度がやや向上します。メモリも最大16GBから32GBへアップし、RAW現像や画像編集などクリエイティブな作業をするような方には嬉しいのではないかと思います。

 

ライバル機種との比較

VAIO SX14のライバル機種と言えるThinkPad X1 Carbon 2020(Gen 8)と比較します。

VAIO SX14のメリットは、インターフェースが豊富で、質量も軽い点でしょう。また、Ice Lakeのプロセッサーを搭載しているため、グラフィックス性能がやや高めです。

一方、ThinkPad X1 Carbon 2020は、バッテリー容量が多い点がメリットです。プライバシーフィルター付き液晶など、ディスプレイのラインナップも豊富です。

ライバル機種の比較
  VAIO SX14
2020年モデル
ThinkPad X1 Carbon
2020(8th Gen)
画像
CPU 第10世代Core
Ice Lake
第10世代Core
Commet Lake
液晶サイズ 14型 14型
液晶種類 FHD 省電力
UHD(4K)
FHD 省電力
UHD(4K)
など
主な
インター
フェース
USB-C
USB x3
VGA
HDMI
LAN
SDカード
USB-C (TB3) x 2
USB x2
HDMI
LAN(ドングル必要)
質量 約0.999kg~ 約1.09kg
バッテリー 42.9Wh 51Wh
LTE 対応 対応

 

各用途の快適度

VAIO SX14の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適です。
動画鑑賞 液晶が見やすく処理性能も十分です。4K液晶にすれば、高精細の映像を楽しめます。ただし、スピーカー音はそれほどよくありません。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率 約100%の色域の液晶ですので、RAW現像や画像編集もできるでしょう。
動画編集 Ice Lakeを搭載しているとは言え、動画編集をするにはグラフィック性能が物足りないです。ただし、家庭向け動画編集ソフトでライトに編集するくらいなら問題なく動くでしょう。
ゲーム グラフィック性能がやや高いIce Lakeであるため、軽めのゲームは出来ますが、外部グラフィックスを搭載していないため本格的にやるのは難しいです。ゲーム向きのPCではありません。

 

ディスプレイのチェック

VAIO SX14に搭載されていたパネルは「シャープ LQ140M1JW43」でした。

ディスプレイは、色域が比較的広く、視野角も広く見やすいです。Web掲載用の画像編集などにも最適です。最大輝度も、当サイトの計測では366cd/m2と比較的高いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率が99.7%、sRGB比が103.4%と、Web用の画像編集にピッタリの色域です。一般ユーザーにも見やすい色域だと思います。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線に近く、自然な発色になっていることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度をいくつにしても、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

VAIO SX14のキーボードとタッチパッドをチェックします。なお、従来モデルから変化はありません。

キーピッチは約19x19mm、キーストロークは約1.2mmとなっています。キーストロークはやや浅いですが、特別小さいキーもなく、配列も標準的で、比較的打ちやすいのではないかと思います。

また、キートップには「フッ素含有UV硬化塗装」が施されており、印字が消えたり、テカったりするのを防いでいます。さらにタイピング音も静かです。

タッチパッドはやや小さめですが、その代わりに、タイピング中に誤ってタッチパッドを触ってしまうことが少ないです。クリックボタンは普通の押しやすさです。

キーボード全体図(隠し刻印)
キーボード全体図(隠し刻印)
キーボード全体図(通常刻印)
キーボード全体図(通常刻印)
キーの拡大図

 

キーボードの背面側が持ち上がるチルトアップヒンジを採用しています。キーボードに傾斜ができ、パームレストと机の段差が少なく、タイピングしやすくなっています。

チルトアップヒンジ

 

キーボードバックライトも搭載していますし、英語キーボードを選択できる点もメリットです。通常刻印のキーボードは、バックライト点灯時に文字も光ります。

通常刻印のキーボードバックライト

 

ただし、隠し刻印キーボードの場合、バックライトを点灯しても文字が光りません。イベント会場など暗闇でタイピングすることがある方は、通常刻印のほうがいいと思います。

隠し刻印 / キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

VAIO SX14のパフォーマンスのチェックです。

CPU

VAIOのノートパソコンでは、従来より「VAIO TruePerformance」という機能を備え、ターボブースト動作後の持続可能なCPUクロックを高く保つことができます。

そのため、今回、Core i7-1065G7を搭載していますが、他のノートPCで計測したときよりも高めのベンチマークスコアが出ていました。

ただし、従来のComet Lakeから、今回のIce LakeへCPUが変わったことで、6コアのCore i7-10710Uが選択できなくなりました。CINEBENCH R20に関しては、Core i7-10710UのほうがCore i7-1065G7よりも約1.3倍も高いスコアだったので、やや残念です。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1065G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Core i9-10885H 3516
Ryzen 5 4600H 3260
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
Core i7-10710U 2211 [旧VAIO SX14の最上位CPU]
Ryzen 5 4500U 2180
Core i5-10300H 2113
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1666
1484
Core i7-10510U 1459
Core i5-1035G1 1424
Core i5-10210U 1418
Core i3-1005G1 948
Pentium Gold 5405U 516
Celeron N4100 459
Core m3-8100Y 434
Celeron 4205U 304
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

次に、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの電力およびクロックの推移を確認します。なお、今回搭載しているCore i7-1065G7のTDPは15W、cTDP-upは25W、cTDP-downは12Wです。ベースクロックは1.3GHz、ターボ・ブースト時の最大クロックは3.9GHzとなっています。

CPUの電力は、最初のターボブースト期間を除くと約20Wで推移しています。CPUクロックは約2.3GHzで推移しており、他のノートPCと比べると高めのクロックです。

Prime95で負荷をかけたときのCPU電力
Prime95で負荷をかけたときのCPUクロック
Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行

 

メモリ

メモリはLPDDR4xのデュアルチャネルで高速です。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

Core i7-1065G7のグラフィックスであれば、プロセッサー内蔵のグラフィックスとしては比較的高い性能です。多少ゲームのフレームレートなどが上がります。ただし、GeForce MX250などの外部グラフィックスと比較すると、性能は大きく落ちます。もし高いグラフィックス性能が必要ならば、第11世代Coreプロセッサー(Tiger Lake)を搭載したノートパソコンの発売を待つといいでしょう。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~

Core i7-1065G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
GeForce MX250 15406
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
12126
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11325
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G1)
7248
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800 [従来のVAIO SX14]
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
3358
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 26分15秒
QSVでエンコード (※2) 1分41秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-10710U 20分14秒 [旧VAIO SX14の最上位CPU]
Core i7-1065G7 26分15秒 [新VAIO SX14]
Core i5-1035G1 28分00秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

LTEの通信テスト

VAIO SX14に搭載されているLTEモジュールは、従来と変わらず「Telit LN940」です。

LTEモジュール

 

対応バンドは下表の通りです。ドコモ、au、ソフトバンクの主要なバンド(下のピンク色のセル)に対応しています。VAIOのノートパソコンを使うなら、VAIOストアで提供している相性が良いVAIOオリジナルSIMがおすすめです。なお、VAIOオリジナルSIMはドコモ回線を使用しています。

対応しているLTEバンド
1 2 3 4 5 6 7 8 11 12
13 17 18 19 20 21 25 26 28 29
30 38 39 40 41 42 66      
     
特に重要なバンドは次の通り
ドコモ回線の重要なバンド・・・バンド1、3、19
au回線の重要なバンド・・・バンド1、18(26)
ソフトバンク回線の重要なバンド・・・バンド1、3、8
楽天モバイル回線の重要なバンド・・・バンド3、18(26)

 

今回、VAIOオリジナルSIMを使って、LTEの接続テストをしてみましたが、VAIO PCとの相性は抜群でトラブルフリーでした。さらに通信速度が素晴らしく、空いている時間も、混雑している時間も、ほとんど変わらない速度が出ていました。IIJmioなどのメジャーで利用者が多いMVNOでは、混雑している時間に、ここまでの速度はなかなか出ないと思います。

平日11時30分頃(空いている時間帯)
平日12時30分頃(混雑している時間帯)
VAIOオリジナルSIM
※Speedtest by OoklaのWindowsアプリで計測

 

なお、モダンスタンバイには対応していない点は残念です。しかし、スリープ復帰後のLTEに接続するまでの時間を調べたところ、約12秒と短かったです。

スリープ復帰後、 LTE接続するまでの時間
  時間
VAIOオリジナルSIM 12秒
※3回計測した平均値

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Thunderbolt 3には対応していません。Power Deliveryおよび映像出力には対応しています。

充電に関しては、PowerDelivery対応充電器はもちろん、スマホ用の5V充電器でも充電することができます。純正の小型Type-C充電器が発売されたので、セカンドACアダプターとして使用する場合は、こちらがおすすめです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック × ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器
18W cheero充電器
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器
5V/2.4A AUKEY充電器
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

ただし、相性の問題のせいか、ThinkPad USB Type-C ドックは、正常に使えませんでした。VAIOからType-Cドッキングステーションが発売されたので、ドックを使いたい場合はそちらを使うといいと思います。なお、このドックは、ACアダプターが付属していないので、ドック経由でPCに給電する場合、別途Type-CのACアダプターが必要です。

Type-Cドッキングステーション

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、RGBで表示することができました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

メーカー仕様値では、FHDモデルが999~1023g、4Kモデルが1028~1052gで、構成によって質量が異なります。当サイトで計測したモデルの質量は下表の通りです。今回の構成だと1kgを超えていますが、比較的軽いほうです。

ACアダプターの質量は普通です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  FHD液晶 / Core i7
PC本体 1017g
ACアダプター 237g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量は約42.9Whです。モバイルノートとしては普通の容量だと思います。

バッテリー駆動時間は下の通りです。(1)~(3)については比較的長めのバッテリー駆動時間だと思いますが、(4)のPCMark 8 Workだけは何度計測しなおしても、あまり駆動時間が延びませんでした。他のノートPCだと、同じCPUに、同じくらいのバッテリー容量を搭載していても、もう少し長いバッテリー駆動時間です。バッテリー駆動中も高いパフォーマンスで動いている感じでもなさそうですし、原因は分かりません。

バッテリー駆動時間
  新モデル
(2020年10月モデル)
FHD省電力液晶
(1) JEITA2.0 最大22.7時間
(2) PCMark 10 Modern Office 12時間04分
(3) 動画再生時 8時間46分
(4) PCMark 8 Work 3時間32分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20のスコアです。ややスコアは落ちますが、大体の作業は快適にできるでしょう。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20
バッテリー駆動時のスコア
電源接続時との比較
Core i7-1065G7 1666
1361
 :電源接続時のスコア
 :バッテリー駆動時のスコア

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。普通だと思います。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
58%(25Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

カメラ・マイク・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は、1920x1080(約207万画素)で、ノートパソコンとしては高めです。ただし、設定で直るのかもしれませんが、デフォルトだとやや青みがかった画像でした。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

マイク性能

マイク性能については、Zoomのアプリでビデオ通話をしたときの音声を確認しました。ややエコーがかかったような音声ですが、オンライン会議でなら十分使えると思います。ただし、1万円台の少しいいマイクと比べると、音質はやや落ちます。

Zoomでミーティング中の音声を録音
本製品のマイク
[参考]1万円台のマイク
audio-technica AT2020USB+
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

 

スピーカー

VAIO SX14のスピーカーは底面の正面側に配置されています。音質はそこまで良くはなく、10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

VAIO SX14の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でもやや動作音が聞こえます。負荷をかけたときは、他のノートパソコンと同等の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

80℃台で推移しており、やや高めの温度です。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

キーボード面は低めの温度で快適に使えます。裏面もグラファイトシートが敷かれているおかげで熱が分散されており、極端に熱くなっている部分はありません。また、チルトアップヒンジを搭載しているため、底面が少し浮くので、膝の上に置いてもそれほど熱く感じません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は低めの消費電力です。エンコード時は、「VAIO TruePerformance」の影響もあり、TDP 15WのCPUを搭載したノートパソコンとしては、やや高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

前述しましたが、VAIO SX14のカラーラインナップは、シルバー、ブラウン、ブラック、RED EDITION、ALL BLACK EDITIONとなっています。

ボディ素材は、天板がカーボン、パームレストがアルミニウム、底面および天板の外周がガラス繊維入りの樹脂となっています。

シルバー、ブラウン、ブラック
RED EDITION、ALL BLACK EDITION

 

ALL BLACK EDITION

ALL BLACK EDITIONのカラーです。2020年1月モデルの写真ですが、2020年10月モデルも外観は変わりありません。隠し刻印のキーボードにしてあるため、全面ブラックでかっこいいです。

 

天板のロゴもブラックで統一されています。

 

パームレストにはヘアライン加工が施されています。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

前述の通り、ポートの種類は多いです。

 

底面です。貸出機なので、色々シールが貼られていますが、製品版はもっと少ないです。

 

ACアダプターのサイズは普通です。容量は45Wです。

 

ブラック

ブラックのカラーは、次のような外観になっています。万人ウケする無難なカラーです。

 

天板のロゴや、背面側はシルバーになっています。

 

底面はマットな質感です。なお、いずれのカラーも、底面はブラックになっています。

 

ブラウン

ブラウンは落ち着いた大人な感じのカラーです。ブラックと違いパームレストは指紋などが目立ちにくく、実用的です。

 

「VAIO」のロゴはゴールドのような色で、ブラウンのカラーと合っています。

 

底面はブラックになっています。

 

TYPE-C 薄型ACアダプター

オプションのType-C充電器(45W)の画像です。

本体は82gと軽量で、Type-Cケーブルを合わせても162gと軽いです。他社製のType-C充電器を使ってPCが故障しても保証は受けられませんが、こちらのType-C充電器は動作確認済みであることに加え、万が一、充電器が原因でPCが故障しても、VAIOの保証が受けられるはずです。

軽量・コンパクトのType-C充電器

 

付属のACアダプターと比較すると、このくらいサイズが違います。

 

Type-Cドッキングステーション

Type-Cドッキングステーションは、LAN、USB、USB Type-C、HDMI、VGAのポートが搭載されています。なお、VGAとHDMIの同時使用はできません。また、Type-Cコネクタは映像出力には対応していません。

 

SX14対応のぞき見防止フィルター

のぞき見防止フィルターを購入&装着すれば、下図のように斜めから見たときに画面が見づらくなります。正面から見たときはやや端が暗くなりますが、視認性はそれほど悪くなりません。

 

ただし、貼り付け方法が3種類ありますが、どれも微妙です。1つ目の方法は、四隅に丸いシールを貼る方法ですが、シールが結構目立つので格好悪いです。

 

2つ目は、液晶のフレームにツメのようなものを6つ張り付けて、フィルターを固定する方法です。こちらもやはり見た目が気になります。

 

3つ目は液晶の内側に両面シールを貼る方法で、最も目立たないですが、画面に異物が入っているみたいで気になります。また剥がすときに液晶を傷めないか心配です。

 

多少見た目が悪くなりますが、他人からの覗き見を防止したい方はご検討下さい。なお、以下の当サイト限定のキャンペーンコードを使うことにより、無料でフィルターが入手できます。

のぞき見防止フィルター無料のキャンペーンコード

キャンペーンコード:HIKAKU5000

 

SX14専用インナーケース

PCと同時に購入すると、無料でもらえる専用インナーケースの画像です。もちろん、VAIO SX14にピッタリのサイズです。

 

まとめ

以上がVAIO SX14のレビューです。

軽くて、画面も大きく、LTEに対応しており、おすすめのモバイルノートです。

特に、VAIOオリジナルSIMの通信速度が速く、LTE対応のモバイルノートパソコンをお探しなら、非常におすすめの機種です。VAIOノートとの動作確認が取られており、トラブル時もVAIOのみに連絡をとるだけで済みます。

2020年10月モデルでは、バッテリー容量が35Wから42.9Wへ増えたのも嬉しいです。

最近は、NEC、富士通、東芝(現Dynabook)と、海外メーカーの傘下に入った会社が多くなってしまいましたが、VAIOは純国内メーカーです。日本を応援するという意味でもVAIOという選択肢はいいのではないかと思います。

注意点としては、今回テストしていませんが、4K液晶は消費電力が大きいのでバッテリー駆動時間が大きく減るはずです。バッテリー駆動状態で使うことが多い方はFHD液晶のほうがいいでしょう。また、Thunderbolt 3には対応していないため、このインターフェース対応の機器を使用したい場合は別機種のほうがいいと思います。また、隠し刻印キーボードは、バックライト点灯時に文字が光らないので見にくいです。

 

LTE対応機種をお探しなら特におすすめ

VAIO SX14(2020年10月モデル)

特徴

  • VAIOオリジナルSIMなら安定/高速通信
  • バッテリー容量が42.9Whと増えた
  • 大画面で軽量

こんなあなたに

  • 頻繁に外出先でインターネット(LTE)接続する方
  • メイン兼モバイル用のノートPCが欲しい方
  • 価格17万円台[税別]~
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