MSI Summit E16 Flip A11Uの実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-1195G7
GPU RTX 3050 Laptop
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ NVMe SSD
液晶サイズ 16インチ
液晶種類 WQXGA 光沢 120Hz
質量 約2.1kg
バッテリー 82Wh
価格[税込] 21万円台~
RTX 3050搭載の16型2-in-1 PC

MSI Summit E16 Flip A11Uは、コンバーチブル型の2-in-1 PCですが、16型と画面が大きく、さらに外部グラフィックスにRTX 3050を搭載した構成が特徴的な機種です。

さらに、画面比16:10の作業がしやすい液晶は、DCI-P3相当と色域も広いですし、アクティブペンも使用できます。クリエイター向けのノートPCとしてもおすすめです。

スペックだけでなく、デザイン性も高い、上質なノートPCに仕上がっています。

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レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1195G7、16GBメモリ、GeForce RTX 3050、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「MSI Summit E16 Flip A11Uの特徴」のみお読みください。

 

MSI Summit E16 Flip A11Uの特徴

外部グラフィックを搭載した大画面の2-in-1 PC

Summit E16 Flip A11Uは、16型の大画面と、外部グラフィクスを搭載した、珍しい構成の2-in-1 PCです。

しかも、この大きめの画面に外部GPUを搭載した構成でありながら、質量は約2.1kgと重くはなく、ボディの厚みも約16.9mmと薄いです。歩きでの移動が主ならやや重たいかもしれませんが、車での移動が主なら、十分外へ持ち出せる範囲の重さです。宅内や社内だけでなく、外に持ち出して、大きめの画面と高めのスペック構成により、快適に作業することも可能です。

また、USB-CポートがPower Deliveryに対応しているのも、外へ持ち出す方にはメリットです。大きい付属のACアダプターではなく、より小型で軽い充電器を携帯することが出来ます。

大画面&外部GPU搭載ノートでも約2.1kg

 

コンバーチブル型なので、使用する場所や用途に合わせて、下の画像のように自在に変形することもできます。一般的なクラムシェル型のノートPCよりも、より幅広く使用することができるでしょう。

 

RTX 3050の最大グラフィックスパワーは40W

MSI Summit E16 Flip A11Uは、外部グラフィックスにGeForce RTX 3050 Laptopを搭載しています。

同じGeForce RTX 3050であっても、モデルによって性能がやや異なりますが、MSI Summit E16 Flip A11Uの搭載するRTX 3050の最大グラフィックスパワー40Wとなっていました。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GeForce RTX 3050 Laptopの仕様からすると、最大グラフィックスパワー40Wというのは、低めの設定です。ただ、薄型ボディの2-in-1 PCで、下の画像のように排気口も目立たないように配置されており、放熱性能がそこまで高くない構造を考えると妥当な設定値だと思います。

ヒンジ部分の隠れる場所に配置された排気口

 

3DMark Time Spyの結果のグラフを確認してみると、ゲーミングノートPCレベルではエントリークラスとなりますが、それでもGTX 1650Tiを超えるスコアが出ています。CPU内蔵グラフィックスの一般的なノートPCと比べると、かなり高いグラフィックス性能となります。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 12077 (165W)
RTX 3080 16GB 11361 (130W)
RTX 3080 8GB 11229 (135W)
RTX 3070 10327 (130W)
RTX 3080 8GB 10258 (105W)
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 9220 (95W)
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 3060 8302 (130W)
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7778
RTX 3060 7519 (95W)
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 3060 6984 (75W)
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー RTX 3050 3980 (40W)
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :GeForce RTX 3050 Laptop
 :レビュー機で計測したスコア
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

ライトなゲームもできる性能ですが、最もおすすめなのは、動画編集用途です。動画の書き出しにかかる時間が、一般的な外部グラフィックスを搭載しない機種よりも、かなり短い時間ですみます。4K動画の書き出しも、実用的な時間でこなすことができていました。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
FHD/30p動画(約10分)の書き出し
Core i7-1195G7
RTX 3050
1分48秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分06秒
4K/30p動画(約10分)の書き出し
Core i7-1195G7
RTX 3050 (40W)
6分38秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒

 

Core i7-1195G7を搭載

Summit E16 Flip A11Uは、CPUにCore i7-1195G7を搭載しています。これは、Tiger Lake UP3のラインナップの中で最上位のプロセッサーとなります。

既存のTiger LakeのCore i7プロセッサーと比較しても、ターボ―ブースト時の周波数が少しアップするといったレベルで、基本的な仕様にはそれほど差がありませんが、放熱を抑えることができる省電力タイプのCPUとしては、高めの処理性能が期待できます。ただし、HシリーズCoreほどの処理性能ではありません。

Summit E16 Flip A11Uのような、扱いやすさを重視するクリエイター向けノートPCにちょうどいいプロセッサーだと思います。

インテル第11世代Core i7(Tiger Lake UP3)の仕様比較
  Core i7-1195G7 Core i7-1185G7 Core i7-1165G7
製造プロセス 10nm SuperFin
コア / スレッド数 4 / 8
cTDP-up周波数 2.9 GHz 3.0 GHz 2.8 GHz
cTDP-down周波数 1.3 GHz 1.2 GHz 1.2 GHz
ターボブースト時 5.0 GHz 4.8 GHz 4.7 GHz
キャッシュ 12MB
Operating Range 12W~28W
グラフィックス Intel Iris Xe
グラフィックス
最大動的周波数
1.4 GHz 1.35 GHz 1.3 GHz
グラフィックス
実行ユニット
96
※インテル第11世代プロセッサーには、Operating Rangeが12~28WのUP3と、7~15WのUP4がありますが、ここではUP3のみを掲載。

 

画面比16:10の広色域16インチ液晶を搭載

Summit E16 Flip A11Uは、クリエイティブな用途にも適した液晶を搭載しています。

まず、解像度が2560x1600と、FHD液晶よりも高く、より精細な表示が可能です。色域もDCI-P3相当と広いです。当サイトの計測では、sRGBカバー率100%、DCI-P3カバー率99.7%でした。ウェブコンテンツの作成や、画像・動画編集といった、クリエイティブワークに適しています。

また、アスペクト比16:10となっており、一般的なアスペクト比16:9の液晶よりも縦方向の表示面積が少し広いです。そのため、作業パネルなどが複数あるようなクリエイター向けソフトも使いやすいです。

さらに、120Hz駆動で、1秒間に120回画面を書き換えることができ、滑らかな表示が可能となっています。ゲームをプレイする場合には、軽めのゲームであれば60 fps以上のフレームレートで、快適にプレイできます。

作業がしやすい広色域液晶を搭載

 

アクティブペンを使用可能

Summit E16 Flip A11Uでは、アクティブペンを使用することができ、MSI Penが付属しています。

MSI Penの性能は、4,096段階の筆圧感知と、傾き検知が可能となっています。USB-C充電に対応しており、1回の充電で最大65時間の連続使用が可能です。

付属のMSI Pen

 

手書きメモなどだけでなく、16型の大きめの画面を活用して、スケッチや本格的なドローイングにも使用できます。なお、ゆっくり直線を引くと、ジッター(波打ち)が発生しますが、それ以外は比較的描きやすいと思います。

大画面でのドローイングが可能

 

一部変則的な配置のキーボード

Summit E16 Flip A11Uは、テンキー付きキーボードを搭載していますが、一部少しだけ変則的な配置となっています。

まず、一般的な4列テンキーではなく、演算記号が上に配置された3列テンキーです。また、大きめの矢印キーにより押し出されるような形で、右「shift」キーのサイズが小さく、さらに「enter」キーの真下ではなくなっています。

キーボード自体は普通の打ちやすさですが、数字を入力する機会が多い場合や、右「shift」キーを頻繁に使用される方は、最初のうちやや打ちにくく感じるかもしれません。

テンキーとその周辺のキー配置がやや変則的

 

プロフェッショナルな雰囲気のボディ

Summit E16 Flip A11Uは、MSIのビジネスノートという位置付けだけあって、デザインがよく、プロフェッショナルなカッコよさがあります。

ボディカラーは、インクブラックです。深い黒で、重厚感があります。ディスプレイやタッチパッドのエッジ部分はブロンズのような輝きがあり、アクセントになっています。

上質なボディなので、外で作業をする時も、自信をもって使うことができます。

インクブラックの天板
アクセントとなっているエッジ部分

 

各用途の快適度

Summit E16 Flip A11Uの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。
動画鑑賞 色鮮やかな表示ができるディスプレイを備えており、スピーカー音も比較的いいです。快適に動画鑑賞を楽しめます。
オンライン会議 低ノイズカメラ、4つのマイクを備えており、一般的なノートPCよりも快適にオンライン会議に参加できます。
RAW現像
画像編集
高めの性能Core i7-1195G7と外部グラフィックスを搭載し、液晶の色域も広いので、RAW現像や画像編集に適しています。ただし、光沢液晶である点は、やや気になる方もいると思います。
動画編集

RTX 3050を搭載し、液晶の色域もDCI-P3相当と広いです。プロの映像クリエイターにはやや物足りなさがあるかもしれませんが、YouTube用の動画制作くらいなら十分なスペックです。
ゲーム GeForce RTX 3050に、120Hz液晶を搭載しています。ゲームのグラフィック品質を調整すれば、多くのゲームをライトに楽しめます。

 

ディスプレイのチェック

Summit E16 Flip A11Uのディスプレイの詳細なチェックです。

搭載されていたパネルは「B160QAN02 P」でした。

WQXGA(2,560x1,600)の120Hz駆動液晶です。色域も広く、クリエイター向けソフトの使用に適しています。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では429cd/m2と高いです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測結果は、下表のとおりです。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 99.7%
Adobe RGBカバー率 88.4%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色ともほぼ揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶なので、画面への映り込みがあります。また、タッチ液晶の電極線がやや気になります。

画面への映り込み

フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Summit E16 Flip A11Uのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:19mm、キーストロークは約1.5mmです。

一部サイズが小さいキーがあります。例えば、「全角/半角」キーは多用するキーですが、サイズが小さいので、押し間違えやすいです。「右Shift」キーもサイズが小さく、さらに、「Enter」キーの真下ではないので、こちらもミスタイプしやすいです。

テンキーも付いていますが、標準的な4列テンキーではなく、3列テンキーなので演算記号などがやや打ちにくいです。

このように、やや標準的なキーボードとは異なる部分も幾つかありますが、総合してみると、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。

タッチパッドも、普通の使いやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

Summit E16 Flip A11Uのパフォーマンスのチェックです。

Summit E16 Flip A11Uでは、MSI Center PROで動作モードを変更することができます。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「バランス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「ハイパフォーマンス」モードでベンチマークなどを計測しました。

MSI Center PRO

 

CPU

Summit E16 Flip A11Uが搭載するCPUは、Core i7-1195G7です。

Core i7-1195G7は、Tiger Lake UP3の最上位となるプロセッサーです。シングルコアのスコアがとても高いです。また、マルチコアも、HシリーズCoreには及ばないものの、インテルのノート用省電力版のCPUとしては高いスコアが出ています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1195G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 11989
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i9-11980HK 10083
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1195G7 6332 [ハイパフォーマンス]
5388 [バランス]
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-1195G7 1555 [バランス]
1547 [ハイパフォーマンス]
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i9-11980HK 1450
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1382
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはLPDDR4Xです。オンボードなので、換装はできません。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~

今回、SiSoftware Sandra 2020のソフトでメモリの速度を計測しようとすると、ブルースクリーンになってしまうので、計測はしていません。

他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 3050 Laptopを搭載しています。

最大グラフィックスパワーが40Wと抑えられているので、GeFoece RTX 30シリーズとしては低めのグラフィックス性能でした。ただし、従来のエントリークラスGPUのGeForce GTX 1650/1650 Tiよりは高いスコアでした。 

なお、動作モードを変えても、グラフィックス性能には大きな差がありませんでした。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3080 8GB 135W 11229
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070 SUPER   8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
RTX 3050 40W 3980 [ハイパフォーマンス]
3970 [バランス]
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを変えても、GPUクロック等は変化しませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

今回は、ストレージにPCIe Gen4 SSDを搭載しており、読み込み速度が非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe-NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6312
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度は非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-1195G7
16GBメモリ
78秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

GeForce RTX 3050を搭載していることもあり、AIを使用した重めの処理でも作業にかかる時間は短めです。PhotoShopも快適に使用できます。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約5秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分31秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約8秒
スーパー解像度 約8秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約3秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

FHD動画の書き出しは高速です。4K動画の書き出しにかかる時間も十分実用的な範囲に収まっていると思います。FHD/30fpsの動画なら(他に重いアプリを動かしていなければ)快適に作業できるでしょう。また、4K/30fps動画の編集の場合、HシリーズCoreプロセッサーおよびGeForce RTX 3060クラスのグラフィックスを搭載したモデルのほうがおすすめですが、本製品でも比較的快適に編集作業が行えていました。

FHD動画の書き出し
Core i7-1195G7
RTX 3050
1分48秒
Core i7-1185G7
GTX 1650 Max-Q
2分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分06秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 5800U
Radeon Graphics
4分50秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分05秒
Ryzen 5 5500U
Radeon Graphics
5分55秒
Ryzen 5 4500U
Radeon Graphics
5分57秒
Ryzen 3 4300U
Radeon Graphics
6分44秒
Ryzen 3 5300U
Radeon Graphics
7分30秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
7分41秒
Core i5-1035G4
Intel Iris Plus
7分43秒
Core i7-10510U
Intel UHD
16分54秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
4K動画の書き出し
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i7-1195G7
RTX 3050 (40W)
6分38秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
6分45秒
Core i7-10875H
RTX 3070 (140W)
7分00秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
7分15秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 16GB (165W)
7分19秒
Core i7-10875H
RTX 3060(130W)
8分58秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080(100W)
9分28秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-1195G7
RTX 3050 (40W)
25分17秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒
SPECviewperf 2020

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイしFrapsで計測したフレームレートを掲載します。

ここでは、「ハイパフォーマンス」モードにして計測しています。

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

今回試した全てのタイトルで、最高画質設定でも60 fps以上出ており、eスポーツを楽しむことができます。VALORANTのように、120 fpsを超える高めのフレームレートが出るタイトルであれば、120Hz駆動液晶を活かした、滑らかな映像でのゲームプレイも可能です。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 97 fps
高設定 66 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 239 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB 165W 235 fps
RTX 3080 16GB 140W 222 fps
RTX 3080 8GB 135W 206 fps
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 130W 164 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 75W 143 fps
GTX 1660Ti   113 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050Ti 40W 95 fps
RTX 3050 65W 85 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
RTX 3050 40W 66 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 211 fps
高設定 141 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 404 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3080 16GB 165W 326 fps
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 8GB 135W 279 fps
RTX 3060 130W 276 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3080 16GB 140W 271 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
RTX 3050 40W 141 fps
RTX 3050 65W 102 fps
※プラクティスで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 222 fps
高設定 88 fps
最高設定 67 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3080 16GB 140W 190 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 185 fps
RTX 3080 8GB 135W 179 fps
RTX 3080 16GB 165W 167 fps
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 130W 140 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
GTX 1650Ti   78 fps
RTX 3050 65W 75 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 40W 67 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 98 fps
中型 85 fps
ウルトラ 73 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 229 fps
RTX 3080 16GB 140W 186 fps
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 183 fps
RTX 3080 8GB 135W 183 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 130W 157 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 3050Ti 40W 96 fps
GTX 1650Ti   82 fps
RTX 3050 65W 76 fps
RTX 3050 40W 73 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

重い部類のゲームでも、画質を調整することで60 fps以上のフレームレートで普通にプレイできるタイトルもあります。画質にこだわらなければ、多くのゲームをそこそこ快適にプレイできます。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 70 fps
標準品質 57 fps
高品質 40 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 8GB 135W 107 fps
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 86 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 65W 43 fps
GTX 1650Ti   43 fps
RTX 3050 40W 40 fps
GTX 1650   40 fps
重い部類のゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 26981 / 124 fps
11367 / 78 fps
ウルトラ 3707 / 44 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 8GB 135W 113 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 130W 82 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
RTX 3050 40W 44 fps
RTX 3050 65W 35 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 14840 / 106 fps
高(ノート) 12486 / 89 fps
最高品質 10382 / 72 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3050 65W 73 fps
RTX 3050 40W 72 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 19130(すごく快適)
※約5500で60fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

USB-Cポートは、Thunderbolt、DisplayPort、Power Deliveryに対応しています。今回試したすべての機器が使用できました。ただし、出力が高くないUSB-Cアダプターでは、警告が表示されます。USB-Cアダプターを使用する場合は、65W以上の出力があるものがよさそうです。

USB-Cでの充電が出来るため、外出先での作業にも適したノートPCだと思います。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
90W RAVPower GaN充電器
65W ThinkPad ACアダプター
61W RAVPower GaN充電器 △ ※3
45W Lenovoウルトラポータブル △ ※3
30W RAVPower GaN充電器 △ ※3
18W cheero充電器 △ ※3
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 警告が表示されるが、充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビットでの表示は出来ていますが、色の形式がYCbCr420でした。HDMIで外部ディスプレイに接続しようと思っていた方はご注意下さい。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.1kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値とほぼ同じでした。外部グラフィックスを搭載した、16型の2-in-1 PCとしては、軽めの質量だと思います。ただし、ACアダプターはやや重めです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.116kg
ACアダプター 427g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量はメーカー公表値では82Whとなっており、多めの容量です。

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。ライトな作業であれば、バッテリー駆動でもそこそこの時間使用することができます。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 最大約11時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間10分
(2) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 2時間28分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
72%(約59Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「バランス」モードでは、CPU電力は26~29W前後で推移し、CPU温度は概ね80℃以下に抑えられています。

「ハイパフォーマンス」モードでは、CPU電力がアップし、37~43Wと高めをキープしており、高いパフォーマンスが出ます。ただし、CPU温度は90℃台後半まで上がっており、高めの温度です。

基本的には「バランス」モードにしておいた方が安心だと思います。

  • バランス時
  • ハイパフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でも少し音がします。高めの負荷をかけたときは、一般的なノートPCよりも、やや高めの騒音値かなと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

キーボード面の温度は上がり、やや熱く感じますが、パームレスト部分の温度は、それほど熱くなりません。高い負荷をかけるとやや手のひらも暖かく感じますが、耐えられないほどではありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

最大グラフィックスパワーも低めに設定されているので、GeForce RTX 30シリーズの外部グラフィックスを搭載しているノートPCとしては、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Summit E16 Flip A11Uの外観のチェックです。

重厚感のあるインクブラックのボディです。タッチパッドのエッジ部分などがアクセントになっています。

 

天板です。深いブラックの天板に、MSIエンブレムだけが光を反射し、かっこいいです。

 

閉じた時の画像です。厚さは16.9mmと、外部グラフィクス搭載PCとしては薄いです。

 

スピーカーは底面の左右サイドに配置されています。音質も比較的いいです。ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

Webカメラは約92万画素で、普通の画質です。顔認証カメラも搭載しており、Windows Helloの顔認証を使用できます。ボディの左側面には、WebカメラのON/OFF切り替えスイッチがあります。

 

パームレスト部には、指紋認証リーダーも搭載しており、指紋認証にも対応しています。

 

側面のポート類です。USB3.2 x2、USB-C(Thunderbolt、Power Delivery、DisplayPort対応) x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。

 

底面です。凹凸が少なく、シンプルな外見です。

 

ACアダプターは、90W出力のUSB-Cタイプで、サイズはやや大きめです。

 

まとめ

以上が、MSI Summit E16 Flip A11Uのレビューです。

Core i7-1195G7 + RTX 3050 Laptopという、高めのスペックを備えた、16型のコンバーチブル型2-in-1 PCです。

2-in-1 PCとしては大画面となる16型液晶は、アスペクト比16:10、WQXGA解像度、DCI-P3相当の広色域と特徴的で、クリエイティブワークも含めて、作業がしやすいです。アクティブペンにも対応しています。120Hz駆動なのでゲームも優位に進められます。

このスペック構成と、大きめの画面サイズでありながら、約2.1kgと重くはなく、約16.9mmと薄型のボディなので、持ち運びもしやすいです。画像・動画編集などのクリエイティブな作業にも十分使用できると思います。

さらに、ボディの質感が高く、デザイン性も高いです。ビジネスPCとしても、クリエイター向けPCとしても、快適に使用できる、ワンランク上のPCとしておすすめの機種です。

 

RTX 3050を搭載した16型の2-in-1 PC

MSI Summit E16 Flip A11U

特徴

  • Core i7-1195G7 + RTX 3050の構成
  • WQXGA・DCI-P3相当・120Hz駆動の16型液晶搭載
  • この構成で約2.1kgと軽めの2-in-1 PC

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