※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ドスパラ GALLERIA RL5R-G50Tの実機レビュー
CPU | Ryzen 5 4600H |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 非光沢 120Hz |
質量 | 約1.9kg |
バッテリー | 約7.5時間 |
価格[税込] | 8万円台~ |
GALLERIA RL5R-G50Tは、GeForce GTX 1650 Tiを搭載したエントリークラスのゲーミングノートPCです。
価格が8万円台となっており、手ごろな価格で、ゲームができるPCを手に入れることができます。
エントリークラスではあるものの、120Hz駆動液晶を搭載し、APEXやVALORANTなどの人気のFPSや、FF14など、グラフィック設定を調整することで、多くのゲームを快適にプレイできます。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 5 4600H、 16GBメモリ、GeForce GTX 1650 Ti、512GB NVMe SSD
目次
お忙しい方は、「GALLERIA RL5R-G50Tの特徴」のみお読みください。
GALLERIA RL5R-G50Tの特徴
GeForce GTX 1650 Ti搭載ノートPCとしては安い
昨今、半導体不足の影響で、PCの価格がやや上がっている中、GALLERIA RL5R-G50Tは、GeForce GTX1650 Tiの外部グラフィックスを搭載していながら、109,980円で購入できるゲーミングノートです。⇒ 値下げして、89,980円から買えるようになりました!
他のメーカーのゲーミングノートを確認しみましたが、この価格で提供されているGeForce GTX 1650 Tiモデルはほぼありません。
メモリも16GBと十分な容量がありますし、ストレージも512GBあります。
CPUは、1世代前のRyzen 4000シリーズとなり、最新世代のRyzen 5000シリーズよりも性能は落ちますが、TDP 45Wの6コアCPUですし、エントリーモデルとしては十分な性能だと思います。
120Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載
エントリークラスで価格を抑えたゲーミングノートだと、通常の60Hz駆動の液晶を搭載していることが多いですが、本製品では120Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しています。
120Hz駆動液晶は通常の60Hzよりも2倍も多く描写するので、非常に滑らかな映像でゲームすることができます。特にシビアな操作が求められるFPSやTPSなどのシューティングでは有利に働いてくれます。
ただし、本製品の液晶は残像感がやや多く感じ、せっかくの高リフレッシュレート液晶がもったいないなと思いました。ここは、上位モデルとの違いとなってくるのかなと思います。
約1.9kgとゲーミングノートとしては軽い
GALLERIA RL5R-G50Tの質量は約1.9kgとなっており、ゲーミングノートPCとしては比較的軽いです。PCを使わないときに、引き出しなどに収納するのも楽ですし、友人宅へ持って行くときも便利です。
改善されたキーボード
従来のGALLERIAのゲーミングノートPCは、ENTERキー周りのキー形状・配列が独特でしたが、評判がよくなかったのか、最新のGALLERIAのノートPCは、標準的なキー形状・配列に戻りました。
相変わらず、テンキーは3列で、矢印キーの位置も微妙ではありますが、前のキーボードより使いやすくなったと思います。
パーツのカスタマイズはできない
以前は、ドスパラのGALLERIAのノートパソコンは、メモリやストレージのカスタマイズが出来ましたが、新モデルのほとんどは、それらのカスタマイズが出来きなくなったようで、この製品もできません。もう少し、ストレージを増やしたいなとケースもあると思うので、やや残念です。
ただし、底面カバーを開けられる方であれば、メモリやストレージは交換可能です。また、ストレージに関しては、M.2スロットの空きが1つあるので、M.2 SSDを1つ追加することも可能です。
モデルによってマインクラフトが付いてくる!
『Minecraft for Windows 10 Starter Collection 同梱版』モデルを選択すると、同価格で「マインクラフト」が付いてきます。マインクラフトは、プログラミングの勉強もすることができるので、小中学生の初めてのノートPCとしてもおすすめです。うちの小学生の子供も、マインクラフトでプログラミングを勉強中です(やや飽き気味ですが)。
なお、マインクラフト同梱版は予告なく終了する場合があるので、ご注意ください。
各用途の快適度
GALLERIA RL5R-G50Tの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 高い性能ですので、Web閲覧やOffice作業は快適に出来ます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | 問題なく出来ますが、Webカメラの位置がディスプレイの下にあるので、下から顔を見上げたような映像が相手に届きます。 |
動画鑑賞 | ○ | CPUやグラフィック性能は問題ありませんが、液晶の鮮やかさはイマイチです。 |
RAW現像 画像編集 |
△ | 液晶の色域が狭いので、画像編集用途にはあまり向いていません。筆者なら別のPCを使うと思います。また、Ryzenプロセッサーなので、Lightroomの場合、現像処理も結構時間がかかっていました。外部モニターをつなげるならアリだと思います。 |
動画編集 | ○ | FHD動画の編集なら、問題なく出来ます。4K動画の編集も出来ないことはありません。ただ、液晶の色域が狭いので、色調整をするような方にはあまり適しません。 |
ゲーム | ○ | エントリー向けのグラフィックスですが、フォートナイトやAPEXなどの軽めのゲームなら、十分高いフレームレートが出ます。ただし、サイバーパンク2077のような重いゲームはやや難しいです。 |
ゲームベンチマーク&フレームレート
動作モード
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
なお、本製品は、「オフィスモード」「ゲームモード」といったパフォーマンスモードが用意されていますが、ここでは「ゲームモード」にして計測しています。
eスポーツタイトルのフレームレート
国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。
いずれのゲームも、高設定以上で、60fps以上のフレームレートが出ています。以下のようなゲームなら、問題なくプレイができるでしょう。
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 140 fps |
高設定 | 72 fps |
軽い部類のゲーム
VALORANT
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 256 fps |
高設定 | 193 fps |
軽い部類のゲーム
フォートナイト
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 186 fps |
高設定 | 87 fps | |
最高設定 | 52 fps |
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 非常に低い | 146 fps |
中型 | 103 fps | |
ウルトラ | 82 fps |
その他のゲームタイトルのフレームレート
その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。
重いゲームだと、グラフィック品質設定を低めに下げる必要があるので、もう少しスペックの高いPCが望ましいかなと思います。一方、FF14クラスのゲームであれば、最高設定でも60fps以上の平均フレームレートが出ていました。
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 75 fps |
高 | 37 fps | |
ウルトラ | 29 fps |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 軽量品質 | 72 fps |
標準品質 | 56 fps | |
高品質 | 40 fps |
重い部類のゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 19798 / 103 fps |
高 | 5232 / 54 fps | |
ウルトラ | 3827 / 46 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 最低 | 96 fps |
中 | 61 fps | |
最高 | 47 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 標準(ノート) | 14578 / 107 fps |
高(ノート) | 12306 / 87 fps | |
最高品質 | 9873 / 68 fps |
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
|
||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 最高品質 | 17620(すごく快適) |
その他のゲーム
上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
ディスプレイのチェック
GALLERIA RL5R-G50Tのディスプレイは、120Hz駆動に対応しています。ただし、色域は狭いので、クリエイティブな作業にはあまり向いていません。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では273cd/m2とやや暗いです。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
遅延
1つのキーを押してから、その文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約70msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は標準的かなと思います。
残像
左から右へ移動するUFOをカメラで撮影したところ、本製品は120Hz(1秒間に120フレームを更新)で3~4フレーム前くらいまで残像がありました。高リフレッシュレート液晶の割には残像が多いかなと思います。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
前述の通り、ENTERキー回りのキー形状・配列が改善されました。
実測でキーピッチは約19x19mm、キーストロークは約1.5mmです。普通の打ち心地だと思います。
タッチパッドは普通に動かせます。クリックボタンも普通の力で押せます。
単色ですがLEDバックライトを点灯させることも出来ます。
パフォーマンスのチェック
GALLERIA RL5R-G50Tの各種ベンチマークスコアを掲載します。ここでは動作モードを「オフィスモード」と「ゲームモード」にして計測しています。
CPU
CPUにはのRyzen 5 4600Hを搭載しており、マルチコアのスコアはまずまずです。ただしシングルコアのスコアはやや低めです。なお、「オフィスモード」と「ゲームモード」ではスコアに大きな差はありませんでした。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリはDDR4-3200で標準的な速度です。容量は16GBで、カスタマイズはできません。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア
グラフィックス
グラフィックスには、GeForce GTX 1650 Ti 4GBを搭載しています。エントリークラスのグラフィックスなので、そこまで高い性能ではありません。ただし、CPU内蔵グラフィックスに比べればかなり高い性能です。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650 Ti の情報は次の通りです。動作クロックなどは標準値です。
ストレージ
ストレージには、512GBのNVMe SSDを搭載しています。ストレージのカスタマイズは出来ません。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードを挿すと出っ張りがあります。読み込み速度はそれほど速くありません。
クリエイターソフトの処理時間
以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでも、「ゲームモード」で計測した結果のみ掲載します。
Lightroom Classicの書き出しは、そこまで速くありません。ノートPC向けのRyzenプロセッサーは、Lightroomの現像時間が遅い傾向があります。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
GeForce GTX 1650 Tiの外部GPUを搭載しているおかげで、そこそこ速い書き出し時間です。ただし、最新CPUおよびRTX 30シリーズのスペックのPCと比べると、やはり遅いです。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
x265によるソフトウェアエンコードは高速です。CPUコアをフルに使うような処理はRyzenプロセッサーは得意です。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
USB Type-Cポートは、Power Delivery、Thunderbolt、映像出力にも対応しておらず、魅力は半減です。ただし、映像出力に関しては、miniDPが2つと、HDMIポートがあるので特に困ることはないでしょう。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | × | × | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | × | × | × | |
PD充電器 ※1 |
61W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― |
45W Lenovoウルトラポータブル | × | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
18W cheero充電器 | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | × | × | ― |
Philips 258B6QUEB/11 | × | × | ○ |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示されています。
質量のチェック
GALLERIA RL5R-G50Tの質量の仕様値は「約1.9kg」となっています。当サイトで計測した質量は次の通りで、やや重かったですが、それでも2kgは切っており、45W TDPクラスのCPUに、外部GPUを搭載したノートPCとしては、比較的軽いです。
ACアダプターも薄型でそこまで重くないので、カバンに入れて持ち運びもしやすいです。
質量 | |
PC本体 | 1.946kg |
ACアダプター | 567g |
バッテリー駆動時間のチェック
GALLERIA RL5R-G50Tのバッテリー容量は46.74Whです。ゲーミングノートとしてはやや少なめの容量です。
当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、バッテリー駆動時間はあまり長くありません。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0測定方法 | 約7.5時間 |
(2) PCMark 10 Modern Office | 5時間35分 |
(3) 動画再生時 | ー |
(4) PCMark 10 Gaming | 1時間18分 |
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。
「オフィスモード」の場合は、80℃台で推移しておりやや高めの温度です。
「ゲームモード」の場合は、CPU電力が上がり、ややパフォーマンスが出やすくなりますが、CPU温度も90℃近くまで上がり、やや高めの温度になります。
- オフィスモード
- ゲームモード
ゲーム時のGPU温度
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。
「オフィスモード」でも「ゲームモード」でも、CPU温度は70℃台で推移していることが多く、GPU温度も60℃と低めの温度なので、問題ないと思います。
- オフィスモード
- ゲームモード
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時は比較的静かです。高負荷時は、多少うるさくなります。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
CPUおよびグラフィックス性能がゲーミングノートにしてはそこまで高くないため、全体的に低めの表面温度です。手のひらの温度も低めで、不快感なくゲームができると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
家庭向けのノートPCよりは高めの消費電力ですが、ゲーミングノートとしては低めの消費電力です。
外観のチェック
GALLERIA RL5R-G50Tの外観のチェックです。
ボディカラーはシルバーで、シンプルなデザインです。
天板にはGALLERIAのロゴとエンブレムが刻印されています。
電源ボタンはキーボードの上部にあります。
Webカメラは、液晶ディスプレイの下側にあります。1280x720の解像度で、画質は普通だと思います。前述しましたが、オンラインミーティングなどをすると、下からのアングルで映るため、あまり見栄え良く映りません。鼻毛などが見えてしまうかもしれないです。
ディスプレイを閉じた時の画像は下の通りです。高さは20.5mmとなっており、比較的薄型です。
側面のポートはご覧のようになっています。miniDP、HDMI、USB-C、有線LANなどがあり、種類は多いと思います。
液晶が開く最大の角度は下図のようになっています。180度は開きません。
スピーカーは背面にあります。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で採点すると、4~5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
底面はフラットです。ゴム足はやや高めになっており、吸気しやすくなっています。
底面カバーは、爪の引っ掛かりが少ないため開けやすいです。CPUおよびGPUを冷却するファンは2つで、ヒートパイプは4本です。背面と側面の合計4方向から排気するような仕組みになっています。
M.2スロットは2つあります。1つ空いているので、自分で増設することも可能ですが、パーツの増設に関しては自己責任でお願いします。当サイトでは増設して故障しても責任を負えません。
メモリスロットは2つで、換装できるでしょう。
ACアダプターは薄型ですので、デスクの引き出しやカバンなどへ入れやすいです。
電源コネクタは背面に配置されており、排熱口を避けて接続することができます。
ACアダプターは120Wとなっており、ゲーミングノートとしてはそこまで大きい容量ではありません。
まとめ
以上が、GALLERIA RL5R-G50Tのレビューです。
GeForce GTX 1650 Tiを搭載し、8万円台で購入できるエントリークラスのゲーミングノートです。
半導体不足の影響もあり、従来モデルよりも価格は上がりましたが、それでも十分安い価格だと思います。
他社のエントリーゲーミングノートはメモリが8GBしかないことも多いですが、本製品は16GBあるのも嬉しいです。
ただし、メモリやストレージのカスタマイズが出来ません。最近のGALLERIAのノートPCは、カスタマイズできない機種が多いようです。
また、ディスプレイの色域が狭いので、クリエイティブな用途にはあまり適しません。クリエイティブ用途で使うなら、同等スペックに広めの色域のディスプレイを搭載したraytrek G5-Rが機種がいいでしょう。
エントリーゲーミングノート
ドスパラ GALLERIA RL5R-G50T
特徴
- Ryzen 5 4600H + GTX 1650Tiで10万円台
- 120Hz駆動液晶搭載
- 約1.9kgと比較的軽い
こんなあなたに
- 初めてのゲーミングノートPCを購入する方
- ライトにゲームがしたい方
- 価格8万円台[税込]~
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ