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コスパ最強のおすすめノートパソコン 2023
このページでは、コスパが非常に高いノートパソコンを厳選して紹介します。
コスパが高いというからには、コスト=価格はとても重要な要素となります。とは言っても、ただ安いだけの機種はおすすめできません。快適に使えるスペックを備えつつ、同等他機種より安い機種を紹介していきます。
なお、ノートパソコンは主に、WindowsノートPC、MacBook、Chromebookがありますが、ここでは、WindowsノートPCに絞って紹介します。
目次
コスパの高いノートパソコンの選び方
まずは、簡単に高コスパノートPCの選び方を紹介します。
ノートパソコンの分類
ノートパソコンは、大きく分けると「モバイルノートPC」、「家庭用ノートPC」、「ゲーミングノートPC」、「クリエイター向けノートPC」にのカテゴリに分類できます。なお、モバイルノートPCとは、外へ持ち運んで使いやすいように設計された軽量でロングバッテリーの製品です。
用途によっておすすめのノートパソコンは異なるので、ここでは、このカテゴリごとにコスパ最強のノートPCを紹介していきます。なお、家庭用ノートは、部屋間の移動が楽な14型と、大画面の15.6~16型に分けています。

用途に合ったCPUを選ぶ
モバイルノートPCおよび家庭用ノートPCには、低すぎず高すぎない性能のCPUが最適です。具体的には下表の緑色のバーのCPUがいいと思います。その中でも、Ryzen 5 7530UやCore i5-1335Uが、価格も安く性能も十分で、高いコスパのCPUだと思います。
ゲーミングノートPCや、クリエイター向けノートPCであれば、性能の高い下表のオレンジのバーのCPUがおすすめです。その中でも、Core i7-12700HやRyzen 7 6800Hが、世代が古いものの十分高い性能で、価格も安くおすすめです。最新CPUが良ければ、Core i7-13700Hがいいでしょう。
:ゲーミングノートPC、クリエイター向けノートPCにおすすめのCPU
ディスプレイも大事なポイント
高コスパのノートPCを選ぶにあたり、意外と見過ごされるのが、ディスプレイです。後から変更できませんし、パソコンを使用するときはずっと見るものなので、見やすく作業がしやすい液晶を選ぶのは大切です。
解像度
モバイルノートPC、家庭用ノートPC、ゲーミングノートPCであれば、解像度は1920x1080(FHD)が標準的です。最近は、1920x1200(FHD+)も増えています。4Kなどの高解像度ディスプレイもありますが、価格が高いケースが多くコスパは悪くなってしまいます。
クリエイター向けノートPCの場合、WQHDや、4Kのディスプレイだと作業しやすいです。
視野角
ディスプレイには、視野角が狭いものと広いものがあります。視野角が広いほうが、ちょっとした液晶の角度で色が変わって見えたりせず、作業がしやすいです。視野角が広いディスプレイは、「広視野角」または「IPS」と記載されていることが多いです。

色域
ディスプレイは、パネルによって色の表示できる範囲(色域)が異なります。文書作成が主な場合や、画面の色はあまり気にしないという場合は「sRGBカバー率 約60%」のディスプレイで十分です。画像や動画などを比較的正確な色で見たい方は「sRGBカバー率 100%」のディスプレイがおすすめです。「Adobe RGBカバー率 100%」のディスプレイは写真印刷などをするクリエイター向きです。カラーマネージメントというのが出来ないユーザーには、扱いが面倒なのであまりおすすめはしません。

16GBメモリがおすすめ
メモリは、16GBがおすすめです。モバイルノートPCや家庭用ノートPCで、軽いアプリかつ、多くのアプリを同時に起動しない方であれば、8GBでもいいでしょう。クリエイター向けノートPCであれば最低16GB、できれば32GBは欲しいところです。
ゲーム/クリエイター向けなら外部グラフィックスを!
ゲーミングノートPCや、クリエイター向けノートPCは、描画性能が求められるため、外部グラフィックスを搭載したモデルがおすすめです。性能の目安は以下の通りです。どのグラフィックスが良いかは予算次第ですが、はじめてゲーミングPCやクリエイターPCを購入する場合は、「エントリー」と書かれたグラフィックスでもいいと思います。頻繁にゲームやクリエイティブ作業を行う場合は、「ミドルレンジ」がおすすめで、最も人気があります。本気でゲームをしたり、重いクリエイターソフトを使うなら「ハイクラス」以上のグラフィックスがいいですが、放熱性がいいノートPCじゃないと温度が熱くなりすぎるので、製品選びには注意が必要です。
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
ストレージにはSSDが必須
最近の新製品では、ほとんどの機種で、ストレージにSSDを搭載しています。
モバイル・家庭向けノートPCであれば256GBは欲しいです。予算があれば512GBあるといいでしょう。
ゲーミングノートPCなら最低512GBは欲しいところです。複数のゲームをインストールする場合は、1TBあってもいいです。
クリエイターは、用途によって大きく変わります。4K動画編集などをする方はかなりの容量が必要になってきます。目的に応じた容量をお選びください。
それでは、上のおすすめ構成を考慮に入れながら、高コスパのおすすめノートPCをジャンルごとにご紹介します。
コスパ最強モバイルノートPC
まずは、持ち運び用に設計された「モバイルノートPC」の中から、コスパの高い機種を紹介します。

CPU | Ryzen 5 7535U |
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メモリ | 16GB (オンボード) |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 13.3型 16:10 |
液晶種類 | FHD+ IPS 非光沢 |
質量 | 約957g |
バッテリー | 最大11時間 (約44Wh) |
価格[税込] | 11万円台 |
1kgを切る非常に軽いモバイルノートPCです。
Ryzen 5 7535U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で10万円台と非常に安いです。
Ryzen 5 7535U、16GBメモリ、512GB SSDとスペックをアップしても、11万円台と安いです。個人的にはこの構成がおすすめです。
さらに週末はセールが開催されており、9万円台で販売されていることが多いです。
FHD+液晶を搭載し、sRGB 100%クラスの色域で、作業がしやすいのもポイントです。
Enterキーが端にないため、人によってはタイピングしにくく感じるかもしれません。

CPU | Ryzen 5 6600U |
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メモリ | 16GB (オンボード) |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 13.3型 16:10 |
液晶種類 | FHD+ IPS 非光沢 |
質量 | 約1.23kg |
バッテリー | 56Wh |
価格[税込] | 10万円台 |
上の機種よりも世代の新しいCPU「Ryzen 5 6600U」を搭載して、10万円台から購入することができます。
ダブルファンでCPUを冷却するため、CPU温度や表面温度も低めですし、パフォーマンスも出やすいです。
こちらも、1920x1200ドットのFHD+液晶を搭載し、さらに色域も広めであるため、見やすい画面です。
質量は、モバイルノートとしては標準的です。
インテルCPUを搭載したモデルもあります。

CPU | Core i5-1340P |
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メモリ | 16GB(オンボード) |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 13.3インチ 16:10 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約1.24kg~ |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 9万円台~ |
インテルの最新プロセッサーを搭載したモバイルノートPCで、処理性能が高いです。
また、キーボードに関しても、こちらの機種のほうが打ちやすいと思います。ボディの端ぎりぎりまでキーを配置することで、ゆとりのあるキー配置です。
おすすめは、Core i5-1340P、16GBメモリ、512GB SSDの構成で、9万円台となります。
コスパ最強 家庭用14型ノートPC
14型ノートPCは、やや大きめの14型液晶を搭載し、15型ノートPCよりもコンパクトで扱いやすく、13型のモバイルノートPCよりも価格が安いという特徴があります。宅内兼時々持ち出しても使用したい場合など、1台を幅広く使用したい方におすすめです。

CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 14インチ 16:10 |
液晶種類 | FHD+ 広視野角 非光沢 |
質量 | 約1.59kg~ |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 6万円台 |
デルの売れ筋モデルです。
今、価格が非常に安くなっており、Ryzen 5、16GBメモリ、512GB SSDの構成で6万円台で販売されています。非常にコストパフォーマンスが高いです。
小さいキーが無く、キーボードが打ちやすいのも特徴です。
画面比が16:10の1920x1200ドットとなっており、縦方向の情報量が多く、作業がしやすいです。
Thuderbolt4ポートを備えており、SDカードスロット、HDMIポートもあります。

CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 14インチ 16:9 |
液晶種類 | FHD IPS 非光沢 |
質量 | 約1.39kg |
バッテリー | 41.04Wh |
価格[税込] | 6万円台 |
最近のノートパソコンは、オンボードメモリが多く、メモリの交換ができない機種が多くなってきていますが、本製品は、Ryzen 5モデルのみ、メモリの交換が可能です。後々、メモリが不足していると感じてきたら、自分で換装することができます。
価格も非常に安いです。
ただし、PowerDeliveryに対応していない点や、キーボードバックライトが無い点は欠点です。
また、流行りの16:10のディスプレイではなく、古い機種に多い16:9のディスプレイです。

CPU | Core i5-12450H |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 14インチ 16:10 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約1.46kg |
バッテリー | 56.6Wh |
価格[税込] | 7万円台 |
家庭向けノートPCは、15Wもしくは28Wのプロセッサーを搭載していることが多いですが、本製品は45WのHシリーズのインテルCoreプロセッサーを搭載しており処理性能が高いです。
それでいて価格が7万円台と安いです。
USB-CポートはPowerDeliveryにも対応しています。
ディスプレイも流行りの16:10の1920x1080ドットです。
OLEDのディスプレイのモデルもありますが、この解像度だと、やや文字が見にくいです。詳細は以下のレビューページをご覧ください。
コスパ最強 家庭用15.6~16型ノートPC
15.6~16型ノートPCは、大きな画面で作業がしやすいです。ほぼ据え置きで使用する方や、宅内でのみ移動するような使い方に適しています。

CPU | Ryzen 5 7530U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 16インチ 16:10 |
液晶種類 | FHD+ 広視野角 非光沢 |
質量 | 約1.87kg |
バッテリー | 54Wh |
価格[税込] | 7万円台 |
画面比は16:10で、さらに16型と大きめの画面に、十分なスペックで、コストパフォーマンスは非常に高いです。
また、キーボードも比較的打ちやすく、資料作りなど、作業がしやすいPCです。
Ryzen 5、16GBメモリ、512GB SSDで7万円台とコストパフォーマンスも高いです。
なお、大きなボディですが、テンキーは搭載されていません。その代わりキーボードの両サイドにスピーカーがあり、音質は比較的良いです。

CPU | Core i5-1334U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 15.6型 |
液晶種類 | FHD 広視野角 非光沢 |
質量 | 約1.77kg |
バッテリー | 約9.5時間 |
価格[税込] | 10万円台 ※1 |
※1 シークレットサイトの価格
レノボ、デル、HPといったメーカーより、昔から国内で有名なdynabookのほうが安心感のある方も多いでしょう。
dynabook PZ/MWは、dynabookブランドでありながら、10万円台で購入することができます。
この製品は、ディスプレイの色域が広めである点も特徴で、sRGBカバー率が約100%あります。
ディスプレイにもこだわりたいなら、この製品がおすすめです。
コスパ最強 ゲーミングノートPC
パソコンで本格的にゲームをプレイする場合は、一般用途のノートPCではなく、スペック高めのゲーミングノートPCが必要になります。
ここでは、エントリークラスからミドルまでのコスパの高いゲーミングノートPCを紹介します。

CPU | Core i7-12700H |
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GPU | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 165Hz |
質量 | 約2.519kg~ |
価格[税別] | 124,770円 |
在庫処分で、売り切れ次第終了の機種です。
GeForce RTX 3060のミドルスペックのグラフィックスを搭載しつつ、12万円台という安さです。
ディスプレイは165Hzの高リフレッシュレートに対応しているだけでなく、sRGB 100%クラスの色域であるため、色鮮やかな映像でゲームを楽しむ事ができます。画像編集や動画編集などをする方にも適しているでしょう。
ボディデザインは独特なので、下のレビュー記事で、写真を確認しておくといいでしょう。

CPU | Core i7-12700H |
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GPU | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 16.1インチ |
液晶種類 | FHD 144Hz |
質量 | 約 2.468 kg |
バッテリー | 最大 5時間 |
価格[税別] | 128,156円 |
Core i7の性能の高いCPUに、GeForce RTX 3060を搭載し、12万円台のゲーミングノートPCです。
ボディがホワイトなので清潔感があり、リビングなどにも合うデザインです。
また、ディスプレイサイズが16.1インチと、若干大きめです。
ただし、ディスプレイの色域が狭いため、クリエイティブワークには適していません。
コスパ最強 クリエイター向けノートPC
ここでは、Adobe Creative Cloudに含まれるアプリなどを使用した作業に適したクリエイター向けノートPCをご紹介します。特に、画像・動画の編集作業などに適した機種です。

CPU | Core i7-13700HX |
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GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | WQHD 165Hz |
質量 | 約2.2kg |
バッテリー | 約5.1時間 |
価格[税込] | 18万円台 |
最新世代のCPU「Core i7-13700HX」に、最新世代のグラフィックス「GeForce RTX 4060」を搭載し、処理性能高いPCです。クリエイター向けのソフトも快適に使えるでしょう。
さらに、WQHD(2560x1440)と解像度が高いため、ペインの多いソフトも使いやすいです。色域はsRGB 100%クラスで、ウェブコンテンツの制作に適しています。
最大で、メモリは64GB、ストレージは4TBx2までカスタマイズすることができるので、クリエイター向けソフトをバリバリ使う方も安心です。
また、リフレッシュレートも165Hzと高いため、ゲームをするのにも適しています。
この構成で、18万円台というは、コスパが高いです。
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