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Lenovo LOQ 15AHP10の実機レビュー - コスパが鬼高いゲーミングノートPC

CPU | Ryzen 7 250 |
---|---|
GPU | RTX 5060 Laptop |
メモリ | 16GB / 24GB / 32GB |
ストレージ | 512GB / 1TB |
画面サイズ | 15.6インチ 16:9 |
ディスプレイ | 1920×1080 144Hz |
質量 | 約 2.4kg |
バッテリー | 60Wh |
価格 | 16万円台~ |
Lenovo LOQ 15AHP10は、コスパが非常に高いゲーミングノートPCです。
最新のGeForce RTX 5060のミドルクラスGPUを搭載しながら、16万円台で購入することができます。
さらに、100% sRGBのディスプレイなので、ゲーム映像が比較的綺麗ですし、動画編集などの用途にも適しています。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 7 250、GeForce RTX 5060 Laptop、16GBメモリ
セール情報
以下のページで、レノボのパソコンのセールを実施中です。
目次
お忙しい方は、「Lenovo LOQ 15AHP10の特徴」のみお読みください。
Lenovo LOQ 15AHP10の特徴
高いコストパフォーマンス
Lenovo LOQ 15AHP10は、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しながら、16万円台で購入することができる高いコストパフォーマンスのゲーミングノートPCです。
GeForce RTX 5060 Laptop搭載PCとしては、筆者の知る限りでは、執筆時点で最安です。

空きのSSDスロットがある
Lenovo LOQ 15AHP10は、搭載されているSSDの他に、SSDが搭載できる空きスロットが1つあります。
自分で底面カバーを開けて増設する必要がありますが、メインSSDの容量が足りなくなってきた場合に、容量を増やすことができるのはありがたいです。
ゲームをたくさんインストールする方や、動画ファイルなどをたくさん保存するような方には役立つでしょう。
ただし、増設の際に故障などしても、責任は負えませんので、自己責任でお願いします。

メモリの初期構成はシングルチャネルなので注意
Lenovo LOQ 15AHP10のメモリの初期構成は、メモリが1枚のシングルチャネルです。2枚のデュアルチャネルと比較すると、メモリ帯域が狭くなります。

今回、手持ちのDDR5-5600のメモリを1つ増設し、メモリが1枚のときと2枚のときを比較してみました。
ゲームによってはフレームレートにわずかですが差が出るものもありますし、クリエイティブ作業においてはかなり差が出ています。
メモリが1枚でも、16万円台のゲーミングノートPCといては高いパフォーマンスが出ていますが、気になるならメモリは2枚にしてもいいでしょう。
カスタマイズすることが出来るモデルであれば、16GBx2のメモリを搭載することができ、こちらがおすすめです。

自分で増設できる方は、メモリが1枚のモデルを購入し、DDR5-5600のメモリを後から自分で増やすのもいいと思います。ただし、パーツの増設は自己責任でお願いします。

Lenovo LOQのインテルモデルと比較
インテルCPUを搭載した兄弟機種「Lenovo LOQ 15IRX10」と比較します。
Lenovo LOQ 15IRX10のほうがCPU性能は高く、パーツの選択肢も広いです。ただし、Lenovo LOQ 15AHP10のほうが安くなっています。
[AMDモデル] Lenovo LOQ 15AHP10 |
[インテルモデル] Lenovo LOQ 15IRX10 |
|
画像 | ![]() |
![]() |
CPU | Ryzen 7 250 | Core i5-13450HX Core i7-13650HX Core i7-14700HX |
GPU | RTX 5060 Laptop | RTX 5050 Laptop RTX 5060 Laptop |
メモリ | 16GBx1 24GBx1 16GBx2 DDR5-5600 |
16GBx1 12GBx2 16GBx2 DDR5-4800 |
SSD | 512GB / 1TB | |
ディスプレイ | 1920×1080 144Hz | |
RTX 5060モデル の価格 |
16万円台~ | 17万円台~ |
やや残念な点
Lenovo LOQ 15AHP10のやや残念な点は、ディスプレイの残像がゲーミングノートPCとしては多い点です。ただ、一般的なノートPCと同等程度なので、そこまで気にならない方も多いでしょう。詳細は「ディスプレイのチェック」の項目をご覧ください。
各用途の快適度
Lenovo LOQ 15AHP10の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | スペックが高く、ディスプレイも見やすく、Web閲覧やOffice作業は快適です。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | ◎ | 綺麗なディスプレイで、スピーカー音も悪くなく、動画鑑賞も快適です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | 画像編集もできるスペックです。ただ、できればメモリは2枚にしたほうがいいです。 |
動画編集 | ◎ | 外部グラフィックスを搭載し、動画編集も快適です。ただ、こちらもメモリは2枚のほうがいいです。 |
ゲーム | ○ | GeForce RTX 5060のグラフィックスを搭載し、ゲームも快適です。 |
ディスプレイのチェック
ディスプレイは、ゲーミングノートにしては残像がやや気になりますが、色域は広めで、非光沢なので映り込みも少なく見やすいです。
画面比は流行りの16:10ではなく、16:9です。ただ、ゲーム目的なら16:9が適しています。16:10だと左右の端の映像が少し切れてしまうゲームがあるためです。解像度は1920x1080です。
詳しい特性は、下のタブをクリックしてご覧下さい。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトの測定での色域は広めです。最大輝度は、仕様では300nitとなっています。
カバー率 | |
sRGBカバー率 | 99% |
---|---|
DCI-P3カバー率 | 75% |
Adobe RGBカバー率 | 74% |

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれて、赤と緑色がやや強めに発色していることが分かりますが、そこまで気にはならないでしょう。

視野角は広いです。

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

フリッカーを計測する装置が故障してしまい正確には計測できませんが、カメラで撮影し簡易的に確認してみたところ、フリッカーはありませんでした。

残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に144回フレームを書き換える液晶で4フレーム前くらいまで残像がありました。
普通のノートPCは、1秒間に60回フレームを書き換える液晶で2フレーム前くらいまでの残像だったので、もし144回フレームを書き換える液晶だった場合、4.8フレーム前の残像が見えることなります。
以上のことから、本製品の残像は、普通のノートPCと同じくらいの残像感と言えます。
ゲーミングノートPCとしては、残像は多いです。

キーボードおよびタッチパッドのチェック
Lenovo LOQ 15AHP10のキーボードは、キートップが湾曲しており、キーピッチおよびキーストロークも十分あり、比較的打ちやすいと感じます。ただ、「半角/全角」と「\」がやや小さい点は、少し残念でした。
なお、実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.6mmでした。
テンキーは、キーピッチがやや狭いものの、ちゃんと4列あります。
タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも普通の押しやすさです。

※画像をクリックすると拡大できます

キーボードには、ホワイトバックライトが付いています。色の変更は出来ません。

パフォーマンスのチェック
動作モード
Lenovo LOQ 15AHP10は、「Legion Space」というアプリで、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」のモードで各種ベンチマークを計測しています。

CPU
Lenovo LOQ 15AHP10は、Zen4世代のRyzen 7 250を搭載しています。デフォルトTDPは28Wとなっており、そこまで高い性能ではありません。
CINEBENCH 2024のスコアは下の通りで、 低いスコアではありませんが、ゲーミングノートPCとしては高いスコアでもありません。


なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックスは、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは115Wでした。

GPU-Zで確認した情報は次の通りです。パフォーマンスモードにすると、GPUクロックなどがやや上がります。

3DMarkのスコアは下の通りです。従来のGeForce RTX 4070 Laptop(140W)に近いスコアが出ていました。
~ グラフィックス性能の評価 ~

W(ワット):最大グラフィックスパワー
~ グラフィックス性能の評価 ~

W(ワット):最大グラフィックスパワー
ストレージ
ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、比較的速いです。
~ ストレージ性能の評価 ~

ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測した平均フレームレートを掲載します。
動作モードは「パフォーマンス」にしています。
また、GPU動作モードも変更することができ、ここでは、「dGPUモード」で計測しています。なお、ハイブリッド・モードでも、dGPUモードに自動で切り替わるゲームがほとんどです。
![]() 劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 低 | 88 fps |
ノーマル | 69 fps | |
最高 | 17 fps |
ASAのようにかなり重いゲームでも、「ノーマル」設定でプレイできるでしょう。
![]() 重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ
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解像度 | 品質 | フレーム生成OFF | フレーム生成ON |
1920x1080 | 最低 | 71 fps | 138 fps |
中 | 69 fps | 131 fps | |
高 | 66 fps | 116 fps | |
ウルトラ | 54 fps | 88 fps |
モンハンワイルズは、フレーム生成を使わなくても「高」設定であれば60 fpsを超えます。フレーム生成をオンにすれば「ウルトラ設定」でもプレイできます。
![]() 重い部類のゲーム
パルワールド
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解像度 | 品質 | 平均 fps |
1920x1080 | 中 | 78 fps |
最高 | 76 fps |
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
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---|---|---|---|
解像度 | 品質 | フレーム生成 OFF | フレーム生成 4x |
1920x1080 | 低 | 118 fps | ー |
ウルトラ | 99 fps | 175 fps | |
レイトレ:オーバードライブ | 38 fps | 124 fps |
サイバーパンク2077は、4枚生成するマルチフレーム生成をオンにすれば、レイトレーシング:オーバードライブの設定でもプレイ可能です。
![]() 重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 軽量品質 | 171 fps |
高品質 | 117 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 166 fps |
高 | 133 fps | |
ウルトラ | 109 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
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解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 標準(ノート) | 134 fps |
高(ノート) | 129 fps | |
最高品質 | 113 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
フォートナイト
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---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 146 fps (1% Low: 80 fps) |
中設定 | 130 fps | |
最高設定 | 86 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
解像度 | その他設定 | 平均fps |
1920x1080 | 3D解像度:100% 描画距離:最高 メッシュ:低 |
170 fps (1% Low: 73 fps) |
フォートナイトは、RTX 5060 Laptopにしては全体的に低めのフレームレートですが、メモリを2枚にすれば、もう少し上がっていました。
![]() 軽い部類のゲーム
Apex Legends
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 241 fps |
高設定 | 212 fps |
![]() 軽い部類のゲーム
VALORANT
|
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 高設定 | 305 fps |
![]() 軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
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||
---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 非常に低い | 180 fps |
中型 | 179 fps | |
ウルトラ | 174 fps |
クリエイターソフトの処理時間
次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

今回、メモリが1枚だったので、そこまで速くありません。冒頭で紹介したようにメモリを2枚にすると、53秒へ時間が短縮されます。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

こちらもRTX 5060を搭載している割りにはちょっと遅いですが、メモリを2枚にすると、3分18秒まで短縮されます。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)


質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトには「約 2.4kg」と記載されています。当サイトによる実測値は、以下の通りで、わずかですが仕様より重かったです。また、ゲーミングノートとしては、やや重い部類です。
質量 | |
PC本体 | 2.444kg |
ACアダプター | 540g |
バッテリー駆動時間のチェック
Lenovo LOQ 15AHP10のバッテリー駆動時間をチェックします。
バッテリー容量は、60Whとやや大きめです。

バッテリー駆動時間は次の通りで、普通のノートPCよりは短いですが、ゲーミングノートPCとしては長めです。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA3.0(アイドル時) | 約9.5時間 |
(2) JEITA3.0(動画再生時) | 約6.8時間 |
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | 3時間4分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
Ryzen 7 250のデフォルトTDPは28Wですが、「バランス」モードで約40W、「パフォーマンス」モードで約43Wで推移していました。Ryzen 7 250にしてはパフォーマンスは出ていました。
CPU温度は、どちらのモードも低めです。
- バランス
- パフォーマンス


FF15ベンチ実行時の温度
次は、ゲーム時のCPU温度およびGPU温度を掲載します。どちらのモードも、CPU温度とGPU温度の両方とも問題ない温度です。
- バランス
- パフォーマンス


静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
負荷が低いときは、動作音はそれほど気になりません。FF15ベンチ時は、「バランス」モードであればややうるさい程度ですが、「パフォーマンス」モードでゲームをするとうるさいです。
騒音値 | |
アイドル時 | 約20~25dB |
---|---|
動画編集時 | 約34dB |
FF15ベンチ時 (バランス) | 約46dB |
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) | 約51dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
動画編集時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
ゲームをしていても、表面温度は気になりませんでした。

※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。
ゲーミングノートなので、消費電力はそれなりにあります。
騒音値 | |
アイドル時 | 約8W |
---|---|
動画編集時 | 約43W |
FF15ベンチ時 (バランス) | 約136W |
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) | 約163W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
アイドル時:アイドル時
動画編集時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
外観のチェック
外観のチェックです。
ルナグレーの無難なカラーです。ボディ素材は樹脂です。

天板にはLOQのロゴが入っています。背面にでっぱりがあるので、床設置面積はやや大きくなりますが、排気熱がディスプレイに当たることなく排気できるので、放熱面では有利です。

ボディの高さは、21.9~23.9mmと普通ですが、ゲーミングPCはこのくらいの厚さがあったほうが放熱性が良くなり、表面温度も熱くなりにくいのでいいと思います。


スピーカーの音質はややよく、ノートPC基準で10点満点で6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

Webカメラは500万画素と高解像度です。

側面、背面のインターフェイスはご覧のようになっています。USB-Cは10Gbpsで、DisplayPort出力および、PowerDeliveryに対応しています。HDMIは2.1です。LANも背面にあります。
左側面には、ポート類は何もありません。



液晶は約180度近く開くことができます。

底面には吸気口があります。吸気しやすくするため、高めのゴム足が付いています。

底面カバーを外したときの画像です。
冷却ファンは2つ、ヒートパイプは3本で、背面からのみ排気します。ゲーミングノートPCとしては、標準的な冷却機構だと思います。
メモリスロットは2つです。
SSDは、Type 2242のM.2 SSDが搭載されています。
空いているType 2280のM.2スロットもあります。
ACアダプターは170Wで、薄型です。


まとめ
以上が、Lenovo LOQ 15AHP10のレビューです。
GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しながら、16万円台と非常にコストパフォーマンスの高いゲーミングノートPCです。
しかも、100% sRGBの色域のディスプレイなので、ゲーム映像が綺麗ですし、画像編集・動画編集などにも適しています。
空きのM.2スロットがあるので、SSDを増設することも可能です。
注意点としては、初期構成では、メモリがシングルチャネル(1枚)である点です。このままでも、16万円台のゲーミングノートPCとしては高いパフォーマンスが出ますが、メモリをデュアルチャネル(2枚)にすることで、さらにパフォーマンスが向上します。カスタマイズして16GBx2にしてもいいですし、自分で増設できる方なら、16GBx1を購入し、DDR5-5600のメモリを追加してもいいと思います。
なお、パーツの交換・増設は、自己責任でお願いします。
コスパが鬼高いゲーミングノートPC
レノボ Lenovo LOQ 15AHP10

特徴
- 高いコストパフォーマンス
- 100% sRGBのディスプレイ
- 初期メモリはシングルチャネル
こんなあなたに
- 最新RTX 50シリーズのPCを安く買いたい方
- 動画編集や画像編集などもしてみたい方
- 価格16万円台~

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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